JP2000130933A - スピン処理装置 - Google Patents
スピン処理装置Info
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- JP2000130933A JP2000130933A JP10308697A JP30869798A JP2000130933A JP 2000130933 A JP2000130933 A JP 2000130933A JP 10308697 A JP10308697 A JP 10308697A JP 30869798 A JP30869798 A JP 30869798A JP 2000130933 A JP2000130933 A JP 2000130933A
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- cup
- cup body
- rotary table
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- Pending
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Abstract
乾燥処理できるようにしたスピン処理装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 上面が開口し底部周辺部に排気口39が
形成されたカップ体21と、このカップ体の底部中心部
から内部へ挿通され駆動源25によって回転駆動される
駆動軸26と、この駆動軸に設けられ基板20を保持し
て上記駆動軸とともに回転する回転テ−ブル27と、上
記カップ体の上面開口に設けられ中心部分に上記回転テ
−ブルが回転駆動されることで基板の上面中心部から周
辺部に沿う気体の流れを生じさせる導入孔52が形成さ
れ周辺部分に上記カップ体の上面側から上記排気口へ向
う気体の流れを生じさせる開口部53が形成された蓋体
51とを具備したことを特徴とする。
Description
ルに保持して回転させながら乾燥処理するスピン処理装
置に関する。
液晶用ガラス基板(以下、基板と省略する。)に回路パ
タ−ンを形成するための成膜プロセスやフォトプロセス
がある。これらのプロセスでは上記基板の処理と洗浄と
が繰り返して行われる。
この基板をエッチング処理し、ついでその基板からレジ
ストを剥離するアッシング処理を行う。つぎに、アッシ
ング処理された基板を洗浄処理してから乾燥処理すると
いう作業が繰り返して行われる。
置によって連続して行われる。すなわち、スピン処理装
置は上面が開口したカップ体を有する。このカップ体内
には上記基板を保持して回転駆動される回転テ−ブルが
設けられ、この回転テ−ブルによって基板を回転させな
がら洗浄液を吹き付けることで洗浄処理が行われる。洗
浄処理後には上記回転テーブルを高速度で回転させるこ
とで、その回転に伴ない発生する気流によって上記基板
の乾燥処理が行われる。
おける処理時間を短縮することが要求され、乾燥処理工
程においても処理時間を短縮することが要求されてい
る。乾燥処理工程の処理時間を短縮するためには、基板
を単に高速回転させるだけでなく、その基板の上面に向
けて乾燥ガスを吹き付けるということが行われる。
に乾燥ガスを吹き付けることで、基板の上面には中心部
から周辺部に向う気流が発生するため、その上面は比較
的短時間で乾燥させることができるものの、下面側には
気流の流れが発生しにくい。
流がカップ体内の周辺部で舞い上がり、乱流になり易
い。そのため、その乱流によって基板の下面側の中心部
から周辺部に沿う気体の流れが生じにくくなり、下面の
乾燥を短時間で確実に行うことができないばかりか、カ
ップ体内の周辺部に生じる乱流によってカップ体の内面
に付着した塵埃などが上記基板に再付着するということ
もある。
めに、その下面に向けて乾燥ガスを複付けるということ
も行われている。しかしながら、基板の下面に乾燥ガス
を吹き付けるようにしても、上述したように基板の上面
側に沿って発生する気流がカップ体内の周辺部で舞い上
がり、乱流になり易い。そのため、カップ体内の周辺部
で発生する乱流によって基板の下面に吹き付けられる乾
燥ガスも円滑に流れにくくなるため、下面に乾燥ガスを
吹き付けるようにしても、その下面を良好に乾燥させる
ことが難しかった。
た基板を乾燥処理する場合、上面は比較的良好に乾燥さ
せることができるものの、下面側には基板の中心部から
周辺部に向う気流が発生しにくいため、乾燥させにくい
ということがあった。しかも、乾燥速度を早めるため
に、基板に向けて乾燥ガスを吹き付けるということが行
われるが、そのようにすると、乱流の発生原因となった
り、ランニングコストの増大を招くなどのことがあるば
かりか、下面に乾燥ガスを吹き付けても、その乾燥ガス
は円滑に流れにくいため、下面の乾燥を良好に行うこと
ができないということがあった。
基板の上面と下面との乾燥処理を短時間で確実に行うこ
とができるようにしたスピン処理装置を提供することに
ある。
を回転させることで、この基板を乾燥処理するスピン処
理装置において、上面が開口し底部周辺部に排気口が形
成されたカップ体と、このカップ体の底部中心部から内
部へ挿通され駆動源によって回転駆動される駆動軸と、
この駆動軸に設けられ上記基板を保持して上記駆動軸と
ともに回転する回転テ−ブルと、上記カップ体の上面開
口に設けられ中心部分に上記回転テ−ブルが回転駆動さ
れることで基板の上面中心部から周辺部に沿う気体の流
れを生じさせる第1の導入部が形成され周辺部分に上記
カップ体の上面側から上記排気口へ向う気体の流れを生
じさせる第2の導入部が形成された蓋体とを具備したこ
とを特徴とする。
するために回転テ−ブルを回転駆動すると、その回転に
よって発生する気流で第1の導入部から導入される外気
が基板の上面の中心部から周辺部に沿って流れて上面が
乾燥処理され、またカップ体の周辺部の第2の導入部か
ら導入される外気が排気口へ流れることで、基板の上面
の中心部から周辺部へ流れた外気が周辺部で乱流となら
ずに排気口へ確実に導入排出されるから、基板の下面の
中心部から周辺部に沿う気流が確保されて下面が乾燥処
理される。
面を参照して説明する。
す。図1はスピン処理装置を示し、このスピン処理装置
は、たとえば液晶用ガラス基板や半導体ウエハなどの基
板20を洗浄処理および乾燥処理するためにクリ−ンル
−ムに設置されていて、その装置はカップ体21を備え
ている。このカップ体21は下カップ22aと上カップ
22bから構成されている。下カップ22aは上面が開
放したお椀状をなしていて、その上端縁にはシ−ルパッ
キング23が取着され、底壁中心部には通孔24が形成
されている。
6が挿通され、カップ体21内に突出した上記駆動軸2
6の上端は回転テ−ブル27の下面に設けられた円盤状
の連結部材28に連結されている。この連結部材28の
下面周辺部には円周溝29が形成され、この円周溝29
には上記通孔24の周縁部を形成する周壁24aの上端
部が挿入されている。
の周辺部には遮蔽リング31が上記連結部材28の外周
面を覆う状態で設けられている。それによって、基板2
0を後述するごとく乾燥させる際にカップ体21内に飛
散する液体が上記通孔24を通ってモ−タ25を濡らす
のを防止するラビリンス構造となっている。
持ピン32と、その支持ピン32よりも径方向外方に位
置する複数のガイドピン33とが周方向に所定間隔で突
設されている。支持ピン32は回転テ−ブル27の上面
に供給される上記基板20の下面を支持し、上記ガイド
ピン33は上記基板20の外周面に係合し、その基板2
0が回転テ−ブル27上でずれ動くのを阻止するように
なっている。
ことがないよう、導電性の材料によってリング状に形成
された整流板34が配設されている。この整流板34に
は複数の流通口35が周方向に所定の間隔で形成されて
いる。上記整流板34の上面の上記流通口35の部分に
はガイド板36が設けられている。このガイド板36
は、流通口35の上面側に位置する部分が所定の角度で
曲げ起こされている。
7が所定方向に回転駆動されることで、この回転方向と
同じ方向に生じる空気流Cが上記流通口35に流入し易
いように曲成されている。言い換えれば、上記流通口3
5とガイド板36とで、上記回転テ−ブル27の回転に
よって生じる空気流Cを導入する方向に向かって開口し
た流出部37を形成している。
おきの流通口35と対応する部分に、それぞれ帯状板を
平面形状がくの字状になるよう曲成した支持部材38が
設けられている。この支持部材38は上記整流板34を
下カップ22aの内底部で所定の高さで支持するととも
に、上記流通口35に流入した空気流Cを整流板34の
下面側の周方向に沿ってガイドするようになっている。
38が設けられていない部分の流通口35と対応する箇
所に、それぞれ排出口39が形成されている。各排出口
39には排出口体40が接続されている。排出口体40
には排出管41が接続され、各排出管41はタンク43
に連通している。このタンク43は上記カップ体21か
らの気体と液体を分離し、所定の箇所に排出するように
なっている。なお、タンク43には気体をクリ−ンル−
ムの外部に放散するための図示しない排気ポンプが接続
される。
ップ22bが着脱自在に取着されている。この上カップ
22bは上記回転テ−ブル27と対応する部分が開放し
たリング状をなしていて、その下端部には上記下カップ
22aの上端縁に設けられたパッキング23の部分に液
密かつ着脱自在に係合取着される係合部44が形成され
ている。
外径寸法が上記上カップ22bの内径寸法よりも小さ
く、周縁部に上記上カップ22bの上端に係合する複数
の爪51aが周方向に所定間隔、たとえば90度間隔で
形成された蓋体51が上記爪51aを上記上カップ22
bに係合させて着脱自在に設けられる。この蓋体51の
径方向中心部には第1の導入部としての所定の直径の導
入孔52が穿設されている。また、上カップ22bの内
周面と蓋体51の外周面との間には第2の導入部として
の開口部53が周方向ほぼ全長にわたって形成されてい
る。
7が回転することで生じる遠心力によって基板20の中
心部から周辺部に沿う気流Cが生じるから、その気流C
によってカップ体21内には矢印A,Bで示すように上
記蓋体51の導入孔52および開口部53から外気がカ
ップ体21内へ導入される気流が生じる。
へ沿う流れとなり、気流Bはカップ体21の周辺部の上
面側から排出口39へ向う流れとなる。
て回転テ−ブル27に保持された基板20を乾燥処理す
る場合について説明する。
記回転テ−ブル27に洗浄液によって洗浄されて濡れた
状態にある基板20を供給したならば、上カップ22b
の開口に蓋体51を取着する。
−ブル27を回転駆動する。それによって、基板20に
付着した洗浄液に遠心力が作用するから、その遠心力で
洗浄液が除去され、基板20が乾燥させられる。基板2
0から除去された洗浄液は、カップ体21の内面に当た
って滴下し、下カップ22aの内底部に設けられた整流
板34の流通口35から排出口39および排出管41を
通ってタンク43へ排出される。
ば、そのときの遠心力によって上記回転テ−ブル27の
回転方向と同方向の気流Cが発生する。回転テ−ブル2
7の回転によって生じた気流Cは、図1に矢印で示すよ
うにカップ体21の内周面に衝突する。
生じると、その気流によってカップ体21内が負圧にな
る。それによって、上カップ22bの上面に設けられた
蓋体51の導入孔52からは導入される外気によって気
流Aが発生し、開口部53から導入される外気によって
は気流Bが発生する。
の上面の中心部から径方向外方へ向かって流れ、回転テ
−ブル27の回転によって生じた気流Cとともにカップ
タイ21の内周面に衝突する。
部から下方に向って流れ、排気口39から排出される。
体21の内周面で衝突した後、気流Bの流れによって排
気口39へ流れるから、基板20の上面側では気流Aが
中心部から周辺部へ円滑に流れ、基板20の上面を効率
よく乾燥させることになる。
内へ導入される外気による気流Aが基板20を乾燥させ
る乾燥ガスとして作用するから、上記基板20を回転に
よる遠心力と相俟って短時間で乾燥させることになる。
辺部で乱流が生じるのが阻止されるから、カップ体21
内に導入される外気が円滑に排気口39から排出される
ことになり、それによって基板20の下面側において
も、その中心部から周辺部に向って気体が円滑に流れる
ことになる。そのため、基板20の下面の乾燥も短時間
で確実に行うことができる。
くくなったことにより、乾燥処理の前工程の洗浄工程で
カップ体21の内面に洗浄液に含まれた微粒子が付着し
ていても、その微粒子が舞い上がって乾燥処理時の基板
20に再付着することが防止される。
流速は、回転テ−ブル27の回転速度が一定であれば、
導入孔52の大きさやカップ体21の内径寸法に対する
蓋体51の外径寸法によって設定することができるか
ら、基板20の乾燥速度に影響を及ぼす条件を変えるこ
とができる。つまり、カップ体21の大きさや排気能力
などに応じて基板20の乾燥特性を最適な状態に設定す
ることが可能である。
ず、種々変形可能である。たとえば、第2の導入部とし
ての開口部を形成するために蓋体の周辺部に周方向に沿
って複数の爪を形成したが、図3に示すように蓋体51
の周辺部に折り曲げ部51bを形成し、この蓋体51を
カップ体21の開口面に着脱自在に嵌着できるようにす
るとともに、この蓋体の周辺部に周方向に沿う複数の円
弧状の開口部53aを形成することで第2の導入部とし
てもよく、要はカップ体21の周辺部の上面から排気口
39に向う気体の流れが形成できる構成であればよい。
には乾燥ガスを吹き付けるようにしていないが、基板2
0の下面の乾燥速度を高めるために、その下面に向けて
乾燥ガスを吹き付けるようにしてもよい。その場合、カ
ップ体21内の周辺部では開口部53から導入される気
流Bによって乱流が発生するのが防止されるため、下面
に吹き付けられた乾燥ガスは上記気流Bとともに排気口
39から円滑に排気されることになる。それによって、
基板20の下面を、乾燥ガスを供給しない場合に比べて
迅速に乾燥させることが可能となる。
理するために回転テ−ブルを回転駆動すると、その回転
によって発生する気流で第1の導入部から導入される外
気が基板の上面の中心部から周辺部に沿って流れて上面
が乾燥処理され、またカップ体の周辺部の第2の導入部
から導入される外気が排気口へ流れることで、基板の上
面の中心部から周辺部へ流れた外気が周辺部で乱流とな
らずに排気口から確実に排出される。
れる気体によって上面が乾燥処理されるだけでなく、第
2の導入部から導入される気体によって下面側における
気体の流れが確保されるため、下面側も確実に乾燥処理
することが可能となる。
す断面図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 基板を回転させることで、この基板を乾
燥処理するスピン処理装置において、 上面が開口し底部周辺部に排気口が形成されたカップ体
と、 このカップ体の底部中心部から内部へ挿通され駆動源に
よって回転駆動される駆動軸と、 この駆動軸に設けられ上記基板を保持して上記駆動軸と
ともに回転する回転テ−ブルと、 上記カップ体の上面開口に設けられ中心部分に上記回転
テ−ブルが回転駆動されることで基板の上面中心部から
周辺部に沿う気体の流れを生じさせる第1の導入部が形
成され周辺部分に上記カップ体の上面側から上記排気口
へ向う気体の流れを生じさせる第2の導入部が形成され
た蓋体とを具備したことを特徴とするスピン処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10308697A JP2000130933A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | スピン処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10308697A JP2000130933A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | スピン処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000130933A true JP2000130933A (ja) | 2000-05-12 |
Family
ID=17984201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10308697A Pending JP2000130933A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | スピン処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000130933A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104457143A (zh) * | 2014-12-16 | 2015-03-25 | 济南华庆铸造有限公司 | 自动甩水机 |
-
1998
- 1998-10-29 JP JP10308697A patent/JP2000130933A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104457143A (zh) * | 2014-12-16 | 2015-03-25 | 济南华庆铸造有限公司 | 自动甩水机 |
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A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
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