JP2000130882A - 吸着式冷暖房装置 - Google Patents

吸着式冷暖房装置

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JP2000130882A
JP2000130882A JP10307385A JP30738598A JP2000130882A JP 2000130882 A JP2000130882 A JP 2000130882A JP 10307385 A JP10307385 A JP 10307385A JP 30738598 A JP30738598 A JP 30738598A JP 2000130882 A JP2000130882 A JP 2000130882A
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Japan
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air
heat exchanger
heat
refrigerant
adsorption
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JP10307385A
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English (en)
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Yutaka Momose
豊 百瀬
Takeshi Osugi
武司 大杉
Naoki Minamoto
直樹 皆本
Tsukasa Yamaguchi
司 山口
Naoto Kurita
直人 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被空調空間の空気温度が変動していも、安定
した温風、冷風を発生する吸着式冷暖房装置を提供す
る。 【解決手段】 冷媒2の蒸発と吸着を促進させるため、
電子冷却システム26を蒸発部30の入口に設け、また
電子冷却システム26と蒸発部30の間には、作動媒体
の流れを切り換える切換弁27を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷媒の気化、吸着に
より暖房、冷房を行う吸着式冷暖房装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、特開平5−0449
99号公報に開示されている図2の電気温風暖房機10
1が挙げられる。この電気温風暖房機101は、水分を
吸着して発熱する吸着剤126を収蔵した吸湿発熱装置
128と、送風方向下流側の案内ダクト104と、室内
空気を主として加熱するヒータ117から構成される。
【0003】ファン110が駆動すると、吸込口107
から室内空気はその温度のままで送風され、超音波加湿
装置127により発生した水蒸気を空気に含んで、吸湿
発熱装置128に導かれる。吸湿発熱装置128では、
上記水蒸気が吸着剤126に吸着されることにより吸着
熱が発生し、この吸着熱を利用して温風を発生する。
【0004】吸湿発熱装置128に送られるときの空気
は昇温されていないので、水蒸気の吸着剤26への吸着
量は多い。従って、より高温の温風を室内に吹き出すこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の電
気温風暖房機では、吸湿発熱装置128に導かれる空気
の温度が高くなると吸着剤126への水蒸気の吸着量が
減少するため、発熱量は減少する。
【0006】本発明は、吸着剤へ導かれる空気の温度が
高くなっても、安定した温風、冷風を発生できる吸着式
冷暖房装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、冷媒
が収蔵された蒸発部と、該蒸発部に熱接触した冷熱を伝
達する第1熱交換器と、該第1熱交換器と連通し前記冷
媒を含んだ作動媒体が流動する多湿通路と、該多湿通路
と連通し吸着剤が収蔵された吸着部と、該吸着部に熱接
触した温熱を伝達する第2熱交換器と、該第2熱交換器
と連通し乾燥した作動媒体が流動する乾燥通路と、前記
作動媒体が流動する回路内に配設され作動媒体を流動さ
せる送風機と、から構成される装置において、前記蒸発
部の入口と前記吸着部の出口の間に冷媒の蒸発と吸着を
促進させる電子冷却システムを設けたことを特徴とす
る。
【0008】送風機で送風させた作動媒体が蒸発部を通
過するときに冷媒が蒸発し、冷媒の気化熱によって冷熱
を得る。また冷媒を含んだ作動媒体は、吸着部で吸着剤
に冷媒が吸着して、吸着熱によって温熱が得られる。
【0009】第2熱交換器を通過した作動媒体は電子冷
却システムにより、冷却、除湿、加熱といった作用を受
け、第1熱交換器において冷媒の蒸発を促進させ、か
つ、第2熱交換器における吸湿量を増加させて吸着熱の
発生を増加させる。
【0010】また吸着剤の吸着熱を利用して空気を暖房
する場合に、吸湿させる水を被空調空間に飛散させない
と共に、水の気化熱を利用することにより冷房を行なう
こともできる。
【0011】請求項2の発明は、前記電子冷却システム
と前記蒸発部の間に切換弁を配設したことを特徴とす
る。
【0012】切換弁により電子冷却システムの放熱部へ
作動媒体を送ったり、放熱部を通過させずに第1熱交換
器へ作動媒体を送ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る吸着式冷暖房
装置を実施例により詳細に説明する。図1は本実施例を
具現化した吸着式冷暖房装置1で、冷媒2が収蔵された
蒸発部30に熱接触した第1熱交換器3の出口18と、
吸着剤10が収蔵された吸着部31に熱接触した第2熱
交換器12の入口19を、多湿通路9で連通し、第2熱
交換器12の出口20と第1熱交換器3の入口21を連
通した乾燥通路6から作動媒体が流動する回路が形成さ
れる。
【0014】第1熱交換器3と、多湿通路9と、第2熱
交換器12と、乾燥通路6を連結する作動媒体が流動す
る回路には、作動媒体を循環するための送風機17が配
設される。第2熱交換器12は仕切板22を有し、仕切
板22によって第2熱交換器12の内容積を2分し、2
分された一方は第1熱交換器3と多湿通路9と第2熱交
換器12と乾燥通路6から成る回路と連通し、他方は回
路から独立している。
【0015】第2熱交換器12には吸着剤10に吸着し
た冷媒2を乖離し、再生させるための再生装置11が配
設さる。吸着部31には再生時に発生した蒸気を第1熱
交換器3に戻す再生通路24が連通し、再生通路24に
は仕切板22によって回路から独立した第2熱交換器1
2の空間を減圧する減圧ポンプ23が設けられている。
【0016】第1熱交換器3と第1熱交換器3の入口2
1の間にはペルチェ素子を用いた電子冷却システム26
が設置してあり、切換弁27により電子冷却システム2
6の放熱部26aへ作動媒体を送ったり、放熱部26a
を通過させずに第1熱交換器3へ作動媒体を送る役目を
果たす。
【0017】乾燥通路6を通過した作動媒体を電子冷却
システム26の吸熱部26bで冷却し、吸着剤10で吸
着することができなかった作動媒体に含まれる冷媒2を
凝縮し取り除くことができる。又、放熱部26aでは、
冷媒2を取り除いた作動媒体を加熱する。このことによ
り第1熱交換器3において冷媒2の蒸発を促進すること
ができ、第2熱交換器12での吸着量が増加する。
【0018】第1熱交換器3は冷風通路5と対向流式熱
交換ができるようになっており、冷風通路5は冷風用空
気吸込口7と冷風用空気吹出口8から構成され、被空調
空間と連通している。冷風通路5内には被空調空間空気
を第1熱交換器3に流すための冷風ファン4が内蔵して
ある。
【0019】また、第2熱交換器12は温風通路13と
対向流式熱交換ができるようになっており、温風通路1
3は温風用空気吸込口15と温風用空気吹出口16から
構成され、被空調空間と連通している。温風通路13内
には被空調空間空気を第2熱交換器12に流すための温
風ファン14が内蔵してある。
【0020】冷媒2の再生工程は、仕切板22によって
作動媒体が流動する回路から独立した空間を減圧ポンプ
23により減圧し、吸着剤10に吸着した冷媒2を再生
装置11を用いて吸着剤10から乖離させる。再生工程
で乖離し蒸気となった冷媒2は再生通路24を通り、蒸
発部30に戻り、ここで凝結して再利用される。
【0021】次に前記吸着式冷暖房装置1の冷暖房時の
動作を詳述する。
【0022】冷房運転を行なう場合には、送風機17を
稼動させて冷媒2を含んだ第1熱交換器3に作動媒体を
送る。第1熱交換器3では冷媒2が送風によって蒸発
し、気化熱により温度が低下する。温度低下した作動媒
体は、第1熱交換器3において冷風用空気吸込口7から
冷風用空気吹出口8へ連通する冷風通路5を通る被空調
空間空気と熱交換を行い、冷熱を伝達する。
【0023】第2熱交換器12において吸着され、冷媒
蒸気を失い常温化した作動媒体は、乾燥通路6を通って
電子冷却システム26の吸熱部26bで冷却される。そ
の後、切換弁27により電子冷却システム26の放熱部
26aで加熱されずに低温のまま第1熱交換器3へと送
られる。そして低温の状態で第1熱交換器3において対
向流式熱交換を行ない、より低温の冷風を得ることがで
きる。これを繰返して被空調空間の冷房を行なう。
【0024】暖房運転を行う場合には、送風機17を稼
動して電子冷却システム26の吸熱部26bに作動媒体
を通過させて冷却し冷媒2を結露させ、除湿を行なう。
その後、切換弁27により放熱部26aを通過させて加
熱を行い、作動媒体の相対湿度を低下させる。
【0025】その後、第1熱交換器3へ作動媒体は送ら
れ、より多くの冷媒2を蒸発させる。この多湿作動媒体
は多湿通路9を通過して第2熱交換器12に流入する。
第2熱交換器12において、より多くの冷媒蒸気が吸着
剤10に吸着するため、大きな吸着熱が発生する。
【0026】この熱は第2熱交換器12において温風用
空気吸込口15から温風用空気吹出口16を連通する温
風通路13を通る被空調空間空気と対向流式熱交換を行
ない、より高温の温風を得ることができる。これを繰返
して被空調空間の暖房を行なう。
【0027】冷媒2に水を用いる場合、故障時に装置か
ら漏れが発生しても無害なため安心して使用できる。ま
た、長期間の使用に対する腐敗については無害な酸化チ
タンなどによる光触媒を用いることで対応することがで
きる。
【0028】吸着剤10は、例えばゼオライト、シリカ
ゲル、活性アルミナ、活性炭などこれらのような吸着作
用のあるものの粉体、粒体、成形体を用いる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、冷媒の蒸発と吸着を促
進させるための電子冷却システムを蒸発部の入口に設け
たことにより、被空調空間の空気温度に影響されずに安
定した冷風、温風を得ることができる。また作動媒体、
冷媒が流動する回路は密閉されているため衛生上の問題
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に関わる吸着式冷暖房装置の構
成を示した説明図である。
【図2】従来技術の実施例に関わる電気温風暖房機の概
略構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1…吸着式冷暖房装置 2…冷媒(水) 3…第1熱交換器 4…冷風ファン 5…冷風通路 6…乾燥通路 7…冷風用空気吸込口 8…冷風用空気吹出口 9…多湿通路 10…吸着剤 11…再生装置 12…第2熱交換器 13…温風通路 14…温風ファン 15…温風用空気吸込口 16…温風用空気吹出口 17…送風機 18…第1熱交換器の出口 19…第2熱交換器の入口 20…第2熱交換器の出口 21…第1熱交換器の入口 22…仕切板 23…減圧ポンプ 24…再生通路 26…電子冷却システム 26a…放熱部 26b…吸熱部 27…切換弁 30…蒸発部 31…吸着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 司 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 栗田 直人 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 Fターム(参考) 3L093 NN03 NN04 PP00 PP06 PP11 PP18 QQ01 RR05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒が収蔵された蒸発部と、該蒸発部に
    熱接触した冷熱を伝達する第1熱交換器と、該第1熱交
    換器と連通し前記冷媒を含んだ作動媒体が流動する多湿
    通路と、該多湿通路と連通し吸着剤が収蔵された吸着部
    と、該吸着部に熱接触した温熱を伝達する第2熱交換器
    と、該第2熱交換器と連通し乾燥した作動媒体が流動す
    る乾燥通路と、前記作動媒体が流動する回路内に配設さ
    れ作動媒体を流動させる送風機と、から構成される装置
    において、前記蒸発部の入口と前記吸着部の出口の間に
    冷媒の蒸発と吸着を促進させる電子冷却システムを設け
    たことを特徴とする吸着式冷暖房装置。
  2. 【請求項2】 前記電子冷却システムと前記蒸発部の間
    に切換弁を配設したことを特徴とする請求項1記載の吸
    着式冷暖房装置。
JP10307385A 1998-10-28 1998-10-28 吸着式冷暖房装置 Pending JP2000130882A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115848090A (zh) * 2022-11-28 2023-03-28 暨南大学 一种空气调节与空气取水的联合装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115848090A (zh) * 2022-11-28 2023-03-28 暨南大学 一种空气调节与空气取水的联合装置
CN115848090B (zh) * 2022-11-28 2023-09-08 暨南大学 一种空气调节与空气取水的联合装置

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