JP2000130836A - 空気調和機におけるフィルター装置取付構造 - Google Patents
空気調和機におけるフィルター装置取付構造Info
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- JP2000130836A JP2000130836A JP10307106A JP30710698A JP2000130836A JP 2000130836 A JP2000130836 A JP 2000130836A JP 10307106 A JP10307106 A JP 10307106A JP 30710698 A JP30710698 A JP 30710698A JP 2000130836 A JP2000130836 A JP 2000130836A
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Abstract
でフィルター装置を取り外すことができるようにする。 【解決手段】 ケーシング1の下面に空気吸込口2を有
する空気調和機において、前記空気吸込口2における相
対向する口縁に、一対のガイドレール13,14を設け
且つ該ガイドレールのうちの一方側のガイドレール13
に、板バネ17を配設するとともに、前記両ガイドレー
ル13,14に対してフィルター装置Aを挿入架設する
ようにしたので、フィルター装置Aを板バネ17が配設
されている側のガイドレール13方向に移動させるだけ
で、板バネ17の付勢力を利用してガイドレール13,
14からフィルター装置Aを簡単に取り外すことができ
るようにしている。
Description
気吸込口に設けられるフィルター装置の取付構造に関す
るものである。
吸込空気中に含まれる塵埃等を除去するためのフィルタ
ー装置が設けられている。
ば一端側を空気吸込口の口縁に設けられたガイドレール
に挿入した後、他端側を空気吸込口の口縁に対してロー
レットネジで取り付ける構造となっている
装置は、定期的に取り外して洗浄したり新しいものに交
換する必要があるが、上記したようなフィルター取付構
造の場合、フィルター装置の取り外し時には、ローレッ
トネジを螺脱しなければならず、手間と時間がかかると
いう問題があった。
ので、極めて簡単な操作(即ち、ワンタッチ操作)でフ
ィルター装置を取り外すことができるようにすることを
目的とするものである。
記課題を解決するための手段として、ケーシング1の下
面に空気吸込口2を有する空気調和機において、前記空
気吸込口2における相対向する口縁に、一対のガイドレ
ール13,14を設け且つ該ガイドレールのうちの一方
側のガイドレール13に、板バネ17を配設するととも
に、前記両ガイドレール13,14に対してフィルター
装置Aを挿入架設している。
Aは、板バネ17の付勢力により両ガイドレール13,
14に挿入架設されるとともに、フィルター装置Aを板
バネ17が配設されている側のガイドレール13方向に
移動させるだけで、板バネ17の付勢力を利用してガイ
ドレール13,14からフィルター装置Aを簡単に取り
外すことができる。
記載の空気調和機におけるフィルター装置取付構造にお
いて、前記フィルター装置Aに、前記板バネ17が配設
されているガイドレール13に対向するガイドレール1
4に挿入される部分に把手21を設けた場合、フィルタ
ー装置Aの取り付け・取り外し操作を把手21をもって
行うことができることとなり、フィルター装置Aの着脱
が容易となる。
記載の空気調和機におけるフィルター装置取付構造にお
いて、前記ガイドレール14に、前記把手21に形成さ
れた位置決め用突起22,22が挿入される位置決め用
切欠部25を形成した場合、フィルター装置Aをガイド
レール13,14に挿入架設する際に、位置決め用突起
22,22と位置決め用切欠部25とが係合されること
となり、フィルター装置Aを所定位置に位置決めするこ
とができる。
および請求項3のいずれか一項記載の空気調和機におけ
るフィルター装置取付構造において、前記フィルター装
置Aにおける反把手側端部に、前記空気吸込口2の内方
に位置するケーシング1に突設された係止部26に係止
される落下防止バンド27を設けた場合、フィルター装
置Aがガイドレール13,14から離脱された時にも、
落下防止バンド27によりフィルター装置Aがケーシン
グ1側に連結されることとなり、不用意にフィルター装
置Aが落下することがなくなる。
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
い環境において天井下面に吊り下げ支持されて使用さ
れ、図1および図2に示すように、下面後部に空気吸込
口2を、前面に空気吹出口3を有する直方体形状のケー
シング1内を、仕切板4を介してファン室5と熱交換室
6とに区画して構成されている。
対向するように遠心タイプのファン7が配設される一
方、前記熱交換室6には、前記空気吹出口3に対向する
ように熱交換器8が配設されている。
ンハウジング9と該ファンハウジング9内にあって回転
駆動されるロータ10とを備えて構成されている。
された一対のフィルター装置A,Aが設けられる一方、
前記空気吹出口3には、吹出グリル11および風向調整
羽根12が設けられている。前記フィルター装置Aは、
吸込空気W中に含まれる塵埃等を除去するものである。
符号15はドレンパン、16は電装品ボックスである。
一対のガイドレール13,14が設けられている。該ガ
イドレール13,14のうちの一方は、ケーシング1の
背面板1aに固着されて背面側ガイドレール13とさ
れ、他方はケーシング1の底板1bに固着されて前面側
ガイドレール14とされている。そして、前記背面側ガ
イドレール13内には、前記フィルター装置A,Aにそ
れぞれ付勢力を作用させる板バネ17,17が配設固定
されている。該各板バネ17は、図4に示すように、略
W形状とされており、その中央部をビス18により前記
背面側ガイドレール13の底面に固定されることにより
取り付けられている。
うに、矩形形状のフィルター枠19と、該フィルター枠
19に外周部が挿入されるフィルター本体20とを備え
て構成されており、前記フィルター枠19における相対
向する後部横枠19aおよび前部横枠19bのうちの後
部横枠19aを前記背面側ガイドレール13に対して前
記板バネ17の付勢力に抗して挿入した後、該板バネ1
7の付勢力により前部横枠19bを前記前面側ガイドレ
ール14に挿入することにより取り付けられることとな
っている。従って、前記背面側ガイドレール13の深さ
と前面側ガイドレール14の深さとは、フィルター装置
Aの一端側(即ち、後部横枠19a)を背面側ガイドレ
ール13に板バネ17の付勢力に抗して挿入した状態に
おいてはフィルター装置Aの他端側(即ち、前部横枠1
9b)が前面側ガイドレール14から離脱可能とされる
とともに、フィルター装置Aに板バネ17の付勢力が作
用した状態においてはフィルター装置Aの他端側(即
ち、前部横枠19b)が前面側ガイドレール14に挿入
され得るような寸法関係とされる。
板バネ17が配設されている背面側ガイドレール13に
対向する前面側ガイドレール14に挿入される部分)の
下面には、フィルター装置Aの着脱操作時に把持される
把手21が設けられている。該把手21は、横枠19b
への固定部21a,21aと該固定部21a,21aの
先端を連結する把持部21bとからなるコ字状部材から
なっており、前記固定部21a,21aには、下向きに
突出する位置決め用突起22,22が一体に形成されて
いる。なお、前記固定部21a,21aは、把持部21
bを把持し易いように後方に向かうに従って下向きに傾
斜されている。符号23は横桟、24は縦桟である。
各フィルター装置Aにおける把手21の位置決め用突起
22,22がそれぞれ係合される位置決め用切欠部2
5,25が形成されている。
後方横枠19aには、布製の落下防止バンド27の一端
が取り付けられている。該落下防止バンド27の他端に
は、前記ケーシング1の背面板1aに突設された係止部
26に係止されるスリット形状の係止穴28が形成され
ている(図4参照)。
るフィルター装置Aの取り外し手順について説明する。
態においては、フィルター装置Aは、図6(イ)に示す
ように、背面側ガイドレール13内に配設された板バネ
17の付勢力により前面側ガイドレール14に挿入され
ているが、この時、把手21に形成された位置決め用突
起22,22が前面側ガイドレール14に形成された位
置決め用切欠部25に係合されて位置決めされることと
なる(図2参照)。従って、2枚のフィルター装置A,
Aを取り付ける場合においても、各フィルター装置Aが
正確に位置決めされるため、取付操作が容易となる。
には、フィルター装置Aにおける把手21を把持して、
図6(イ)に示すように、フィルター装置Aを矢印Pで
示す方向に板バネ17の付勢力に抗してスライド移動さ
せると、図6(ロ)に示すように、フィルター装置Aの
後部横枠19aが板バネ17の付勢力に抗して背面側ガ
イドレール13内に押し込まれ、フィルター装置Aにお
ける前部横枠19bが、前面側ガイドレール14から離
脱され得る状態となる。そこで、フィルター装置Aを背
面側ガイドレール13側を支点として矢印M(図3およ
び図6ロ参照)で示す方向に揺動させてフィルター装置
Aの前部横枠19bを前面側ガイドレール14から離脱
させた後、フィルター装置Aへの押し込み力を解除する
と、フィルター装置Aは板バネ17の付勢力により自動
的に背面側ガイドレール13から離脱される。つまり、
フィルター装置Aは、把手21を持って矢印P方向へ押
し込んだ後、押し込み力を解除するというワンタッチ操
作により取り外されるのである。
9aが板バネ17の付勢力により背面側ガイドレール1
3から離脱された時、後部横枠19aを手で押さえてい
ないと、把手21を支点としてフィルター装置Aが下向
きに揺動してユーザ側に落下するおそれがあるが、本実
施の形態においては、図4に示すように、フィルター装
置Aの後部横枠19aが落下防止バンド27を介してケ
ーシング1側の係止部26に連結されることとなるた
め、上記したフィルター装置Aの落下を防止することが
できる。
は、上記と逆な操作を行えばよい。
おいて説明した厨房用空気調和機に限らず、空気吸込口
をケーシングの下面に有するタイプの空気調和機に適用
可能である。
の下面に空気吸込口2を有する空気調和機において、前
記空気吸込口2における相対向する口縁に、一対のガイ
ドレール13,14を設け且つ該ガイドレールのうちの
一方側のガイドレール13に、板バネ17を配設すると
ともに、前記両ガイドレール13,14に対してフィル
ター装置Aを挿入架設するようにしたので、フィルター
装置Aを板バネ17が配設されている側のガイドレール
13方向に移動させるだけで、板バネ17の付勢力を利
用してガイドレール13,14からフィルター装置Aを
簡単に取り外すことができることとなり、フィルター装
置Aの着脱をワンタッチ操作で行うことができるという
効果がある。また、フィルター装置Aは、板バネ17の
付勢力によりガイドレール13,14に挿入架設される
こととなっているので、フィルター装置Aを取り付ける
ための部品を少なくできるとともに、取付状態も確実と
なるという効果もある。
記載の空気調和機におけるフィルター装置取付構造にお
いて、前記フィルター装置Aに、前記板バネ17が配設
されているガイドレール13に対向するガイドレール1
4に挿入される部分に把手21を設けた場合、フィルタ
ー装置Aの取り付け・取り外し操作を把手21をもって
行うことができることとなり、フィルター装置Aの着脱
が容易となる。
記載の空気調和機におけるフィルター装置取付構造にお
いて、前記ガイドレール14に、前記把手21に形成さ
れた位置決め用突起22,22が挿入される位置決め用
切欠部25を形成した場合、フィルター装置Aをガイド
レール13,14に挿入架設する際に、位置決め用突起
22,22と位置決め用切欠部25とが係合されること
となり、フィルター装置Aを所定位置に位置決めするこ
とができる。
および請求項3のいずれか一項記載の空気調和機におけ
るフィルター装置取付構造において、前記フィルター装
置Aにおける反把手側端部に、前記空気吸込口2の内方
に位置するケーシング1に突設された係止部26に係止
される落下防止バンド27を設けた場合、フィルター装
置Aがガイドレール13,14から離脱された時にも、
落下防止バンド27によりフィルター装置Aがケーシン
グ1側に連結されることとなり、不用意にフィルター装
置Aが落下することがなくなる。
取付構造を備えた空気調和機の縦断面図である。
取付構造を備えた空気調和機の斜視図である。
取付構造を備えた空気調和機のフィルター装置取り外し
途中の状態を示す斜視図である。
取付構造を備えた空気調和機のフィルター装置取り外し
状態を示す斜視図である。
置取付構造を備えた空気調和機におけるフィルター装置
の斜視図である。
置取付構造を備えた空気調和機のフィルター装置の取り
外し手順を説明するための図で、(イ)は取り外し前の
状態を示す断面図であり、(ロ)は取り外し途中の状態
を示す断面図である。
レール、17は板バネ、21は把手、22は位置決め用
突起、25は位置決め用切欠部、26は係止部、27は
落下防止バンド。
5)
付構造
気吸込口に設けられるフィルター装置の取付構造に関す
るものである。
吸込空気中に含まれる塵埃等を除去するためのフィルタ
ー装置が設けられている。
ば一端側を空気吸込口の口縁に設けられたガイドレール
に挿入した後、他端側を空気吸込口の口縁に対してロー
レットネジで取り付ける構造となっている
装置は、定期的に取り外して洗浄したり新しいものに交
換する必要があるが、上記したようなフィルター取付構
造の場合、フィルター装置の取り外し時には、ローレッ
トネジを螺脱しなければならず、手間と時間がかかると
いう問題があった。
ので、極めて簡単な操作(即ち、ワンタッチ操作)でフ
ィルター装置を取り外すことができるようにすることを
目的とするものである。
記課題を解決するための手段として、ケーシング1の下
面に形成された空気吸込口2における相対向する口縁
に、一対のガイドレール13,14を設け且つ該ガイド
レール13,14のうちの一方側のガイドレール13
に、板バネ17を配設し、前記両ガイドレール13,1
4に対して一対のフィルター装置A,Aを挿入架設する
とともに、該フィルター装置A,Aに、前記板バネ17
が配設されているガイドレール13に対向するガイドレ
ール14に挿入される部分に把手21,21をそれぞれ
設ける一方、前記他方のガイドレール14に、前記各把
手21に形成された位置決め用突起22,22が挿入さ
れる位置決め用切欠部25,25をそれぞれ形成してい
る。
A,Aは、板バネ17の付勢力により両ガイドレール1
3,14に挿入架設されるとともに、フィルター装置
A,Aを板バネ17が配設されている側のガイドレール
13方向に移動させるだけで、板バネ17の付勢力を利
用してガイドレール13,14からフィルター装置A,
Aを簡単に取り外すことができる。その際、把手21を
もって行うことができるため、フィルター装置A,Aの
着脱が容易となる。しかも、一対のフィルター装置A,
Aをガイドレール13,14に挿入架設する際に、位置
決め用突起22,22と位置決め用切欠部25との係合
により、フィルター装置A,Aを容易に所定位置に位置
決めすることができる。
記載の空気調和機におけるフィルター装置取付構造にお
いて、前記各フィルター装置Aにおける反把手側端部
に、前記空気吸込口2の内方に位置するケーシング1に
突設された係止部26に係止され、前記ガイドレール1
3,14からフィルター装置A,Aが外れたときに該フ
ィルター装置A,Aを吊り下げ支持する落下防止バンド
27を設けた場合、フィルター装置A,Aがガイドレー
ル13,14から離脱された時にも、落下防止バンド2
7によりフィルター装置A,Aがケーシング1側に連結
されることとなり、不用意にフィルター装置A,Aが落
下することがなくなる。
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
い環境において天井下面に吊り下げ支持されて使用さ
れ、図1および図2に示すように、下面後部に空気吸込
口2を、前面に空気吹出口3を有する直方体形状のケー
シング1内を、仕切板4を介してファン室5と熱交換室
6とに区画して構成されている。
対向するように遠心タイプのファン7が配設される一
方、前記熱交換室6には、前記空気吹出口3に対向する
ように熱交換器8が配設されている。
ンハウジング9と該ファンハウジング9内にあって回転
駆動されるロータ10とを備えて構成されている。
された一対のフィルター装置A,Aが設けられる一方、
前記空気吹出口3には、吹出グリル11および風向調整
羽根12が設けられている。前記フィルター装置Aは、
吸込空気W中に含まれる塵埃等を除去するものである。
符号15はドレンパン、16は電装品ボックスである。
一対のガイドレール13,14が設けられている。該ガ
イドレール13,14のうちの一方は、ケーシング1の
背面板1aに固着されて背面側ガイドレール13とさ
れ、他方はケーシング1の底板1bに固着されて前面側
ガイドレール14とされている。そして、前記背面側ガ
イドレール13内には、前記フィルター装置A,Aにそ
れぞれ付勢力を作用させる板バネ17,17が配設固定
されている。該各板バネ17は、図4に示すように、略
W形状とされており、その中央部をビス18により前記
背面側ガイドレール13の底面に固定されることにより
取り付けられている。
うに、矩形形状のフィルター枠19と、該フィルター枠
19に外周部が挿入されるフィルター本体20とを備え
て構成されており、前記フィルター枠19における相対
向する後部横枠19aおよび前部横枠19bのうちの後
部横枠19aを前記背面側ガイドレール13に対して前
記板バネ17の付勢力に抗して挿入した後、該板バネ1
7の付勢力により前部横枠19bを前記前面側ガイドレ
ール14に挿入することにより取り付けられることとな
っている。従って、前記背面側ガイドレール13の深さ
と前面側ガイドレール14の深さとは、フィルター装置
Aの一端側(即ち、後部横枠19a)を背面側ガイドレ
ール13に板バネ17の付勢力に抗して挿入した状態に
おいてはフィルター装置Aの他端側(即ち、前部横枠1
9b)が前面側ガイドレール14から離脱可能とされる
とともに、フィルター装置Aに板バネ17の付勢力が作
用した状態においてはフィルター装置Aの他端側(即
ち、前部横枠19b)が前面側ガイドレール14に挿入
され得るような寸法関係とされる。
板バネ17が配設されている背面側ガイドレール13に
対向する前面側ガイドレール14に挿入される部分)の
下面には、フィルター装置Aの着脱操作時に把持される
把手21が設けられている。該把手21は、横枠19b
への固定部21a,21aと該固定部21a,21aの
先端を連結する把持部21bとからなるコ字状部材から
なっており、前記固定部21a,21aには、下向きに
突出する位置決め用突起22,22が一体に形成されて
いる。なお、前記固定部21a,21aは、把持部21
bを把持し易いように後方に向かうに従って下向きに傾
斜されている。符号23は横桟、24は縦桟である。
各フィルター装置Aにおける把手21の位置決め用突起
22,22がそれぞれ係合される位置決め用切欠部2
5,25が形成されている。
後方横枠19aには、布製の落下防止バンド27の一端
が取り付けられている。該落下防止バンド27の他端に
は、前記ケーシング1の背面板1aに突設された係止部
26に係止されるスリット形状の係止穴28が形成され
ている(図4参照)。
るフィルター装置Aの取り外し手順について説明する。
態においては、フィルター装置Aは、図6(イ)に示す
ように、背面側ガイドレール13内に配設された板バネ
17の付勢力により前面側ガイドレール14に挿入され
ているが、この時、把手21に形成された位置決め用突
起22,22が前面側ガイドレール14に形成された位
置決め用切欠部25に係合されて位置決めされることと
なる(図2参照)。従って、2枚のフィルター装置A,
Aを取り付ける場合においても、各フィルター装置Aが
正確に位置決めされるため、取付操作が容易となる。
には、フィルター装置Aにおける把手21を把持して、
図6(イ)に示すように、フィルター装置Aを矢印Pで
示す方向に板バネ17の付勢力に抗してスライド移動さ
せると、図6(ロ)に示すように、フィルター装置Aの
後部横枠19aが板バネ17の付勢力に抗して背面側ガ
イドレール13内に押し込まれ、フィルター装置Aにお
ける前部横枠19bが、前面側ガイドレール14から離
脱され得る状態となる。そこで、フィルター装置Aを背
面側ガイドレール13側を支点として矢印M(図3およ
び図6ロ参照)で示す方向に揺動させてフィルター装置
Aの前部横枠19bを前面側ガイドレール14から離脱
させた後、フィルター装置Aへの押し込み力を解除する
と、フィルター装置Aは板バネ17の付勢力により自動
的に背面側ガイドレール13から離脱される。つまり、
フィルター装置Aは、把手21を持って矢印P方向へ押
し込んだ後、押し込み力を解除するというワンタッチ操
作により取り外されるのである。
9aが板バネ17の付勢力により背面側ガイドレール1
3から離脱された時、後部横枠19aを手で押さえてい
ないと、把手21を支点としてフィルター装置Aが下向
きに揺動してユーザ側に落下するおそれがあるが、本実
施の形態においては、図4に示すように、フィルター装
置Aの後部横枠19aが落下防止バンド27を介してケ
ーシング1側の係止部26に連結されることとなるた
め、上記したフィルター装置Aの落下を防止することが
できる。
は、上記と逆な操作を行えばよい。
おいて説明した厨房用空気調和機に限らず、空気吸込口
をケーシングの下面に有するタイプの空気調和機に適用
可能である。
の下面に形成された空気吸込口2における相対向する口
縁に、一対のガイドレール13,14を設け且つ該ガイ
ドレール13,14のうちの一方側のガイドレール13
に、板バネ17を配設し、前記両ガイドレール13,1
4に対して一対のフィルター装置A,Aを挿入架設する
するようにしたので、フィルター装置A,Aを板バネ1
7が配設されている側のガイドレール13方向に移動さ
せるだけで、板バネ17の付勢力を利用してガイドレー
ル13,14からフィルター装置A,Aを簡単に取り外
すことができることとなり、フィルター装置A,Aの着
脱をワンタッチ操作で行うことができるという効果があ
る。また、フィルター装置A,Aは、板バネ17の付勢
力によりガイドレール13,14に挿入架設されること
となっているので、フィルター装置A,Aを取り付ける
ための部品を少なくできるとともに、取付状態も確実と
なるという効果もある。さらに、前記フィルター装置
A,Aに、前記板バネ17が配設されているガイドレー
ル13に対向するガイドレール14に挿入される部分に
把手21,21をそれぞれ設けるようにしているので、
フィルター装置Aの取り付け・取り外し操作を把手21
をもって行うことができることとなり、フィルター装置
Aの着脱が容易となるという効果もある。さらにまた、
前記他方のガイドレール14に、前記各把手21に形成
された位置決め用突起22,22が挿入される位置決め
用切欠部25,25をそれぞれ形成するようにしている
ので、フィルター装置A,Aをガイドレール13,14
に挿入架設する際に、位置決め用突起22,22と位置
決め用切欠部25との係合により、フィルター装置A,
Aを容易に所定位置に位置決めすることができることと
なり、フィルター装置A,Aの取付作業性が向上すると
いう効果もある。
記載の空気調和機におけるフィルター装置取付構造にお
いて、前記各フィルター装置Aにおける反把手側端部
に、前記空気吸込口2の内方に位置するケーシング1に
突設された係止部26に係止され、前記ガイドレール1
3,14からフィルター装置A,Aが外れたときに該フ
ィルター装置A,Aを吊り下げ支持する落下防止バンド
27を設けた場合、フィルター装置A,Aがガイドレー
ル13,14から離脱された時にも、落下防止バンド2
7によりフィルター装置A,Aがケーシング1側に連結
されることとなり、不用意にフィルター装置A,Aが落
下することがなくなる。
取付構造を備えた空気調和機の縦断面図である。
取付構造を備えた空気調和機の斜視図である。
取付構造を備えた空気調和機のフィルター装置取り外し
途中の状態を示す斜視図である。
取付構造を備えた空気調和機のフィルター装置取り外し
状態を示す斜視図である。
置取付構造を備えた空気調和機におけるフィルター装置
の斜視図である。
置取付構造を備えた空気調和機のフィルター装置の取り
外し手順を説明するための図で、(イ)は取り外し前の
状態を示す断面図であり、(ロ)は取り外し途中の状態
を示す断面図である。
レール、17は板バネ、21は把手、22は位置決め用
突起、25は位置決め用切欠部、26は係止部、27は
落下防止バンド。
Claims (4)
- 【請求項1】 ケーシング(1)の下面に空気吸込口
(2)を有する空気調和機において、前記空気吸込口
(2)における相対向する口縁には、一対のガイドレー
ル(13),(14)を設け且つ該ガイドレール(1
3),(14)のうちの一方側のガイドレール(13)
には、板バネ(17)を配設するとともに、前記両ガイ
ドレール(13),(14)に対してフィルター装置
(A)を挿入架設したことを特徴とする空気調和機にお
けるフィルター装置取付構造。 - 【請求項2】 前記フィルター装置(A)には、前記板
バネ(17)が配設されているガイドレール(13)に
対向するガイドレール(14)に挿入される部分に把手
(21)を設けたことを特徴とする前記請求項1記載の
空気調和機におけるフィルター装置取付構造。 - 【請求項3】 前記ガイドレール(14)には、前記把
手(21)に形成された位置決め用突起(22),(2
2)が挿入される位置決め用切欠部(25)を形成した
ことを特徴とする前記請求項2記載の空気調和機におけ
るフィルター装置取付構造。 - 【請求項4】 前記フィルター装置(A)における反把
手側端部には、前記空気吸込口(2)の内方に位置する
ケーシング(1)に突設された係止部(26)に係止さ
れる落下防止バンド(27)を設けたことを特徴とする
前記請求項2および請求項3のいずれか一項記載の空気
調和機におけるフィルター装置取付構造。
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