JP2000130577A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JP2000130577A
JP2000130577A JP10310381A JP31038198A JP2000130577A JP 2000130577 A JP2000130577 A JP 2000130577A JP 10310381 A JP10310381 A JP 10310381A JP 31038198 A JP31038198 A JP 31038198A JP 2000130577 A JP2000130577 A JP 2000130577A
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downshift
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gear
deceleration
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクセルOFFの減速中にアクセル操作され
た場合の加速応答性を改善する。 【解決手段】 スロットル弁開度θTHが0(アクセルO
FF)で且つ車両減速度ΔVが正(減速中)の場合〔S
2、S3の判断が共にYES〕には、通常のダウンシフ
ト用変速マップに従ってダウンシフト判断が為された場
合〔S4の判断がYES〕に、減速度ΔVが飛越し判定
値α以上か否かを判断し、ΔV≧αの時〔S5の判断が
YES〕には変速段を1段飛び越してダウンシフトを行
う〔S7〕。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動変速機の変速制
御装置に係り、特に、アクセルOFF時のダウンシフト
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機の複数の前進変速段を予め定
められた変速条件に従って自動的に切り換える変速制御
装置が、エンジンと自動変速機との間にトルクコンバー
タが設けられたオートマチック車両や、エンジンと自動
変速機との間に自動クラッチが設けられた自動クラッチ
車両など、種々の車両に搭載されている。変速条件は一
般に車速およびスロットル弁開度をパラメータとして設
定されており、例えば図10に示すように車速が低くス
ロットル弁開度が大きい程、変速比が大きい低速側の変
速段が成立させられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
変速制御装置は、アクセル操作量が略零のアクセルOF
F時でも、図10に示すような変速条件に従って車速の
低下に伴って変速段を1段ずつダウンシフトするため、
急減速時には複数のダウンシフトを連続して行うことに
なり、変速時間が長くなる。このような変速中にアクセ
ルが操作されても、変速が終了するまでは動力伝達が十
分に行われないため、所望する加速性能(応答性)が得
られない。
【0004】特に、走行用駆動源と自動変速機との間に
自動クラッチが配設され、変速時には自動クラッチが開
放されて動力伝達が遮断されるようになっている自動ク
ラッチ車両については、自動クラッチの開放、接続制御
を含めた変速時間が比較的長く且つその間は完全に動力
伝達が遮断されるため、上記問題が顕著となる。
【0005】図11の(b) は、このような従来のダウン
シフトの一例を示す図で、「5」、「4」、「3」はそ
れぞれ第5変速段、第4変速段、第3変速段で数字が大
きい変速段程変速比が小さい高速段であり、時間t1
2 はそれぞれ図10のダウンシフト条件に基づく5→
4ダウンシフト指令、4→3ダウンシフト指令の出力時
間で、時間t4 は第3変速段が成立した時間(変速終了
時間)である。この場合、それらの変速期間中(時間t
1 〜t4 )は、アクセルが操作されても自動クラッチが
開放されて動力伝達が遮断されるなどするため、十分な
加速性能が得られない。
【0006】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、アクセルOFFの減
速中にアクセル操作された場合の加速応答性を改善する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、自動変速機の複数の前進変速段を予
め定められた変速条件に従って自動的に切り換える変速
制御装置であって、アクセルOFFで車両の減速度が所
定値以上の場合に前記前進変速段を1段以上飛ばしてダ
ウンシフトさせる飛越しダウンシフト手段を有すること
を特徴とする。
【0008】第2発明は、自動変速機の複数の前進変速
段を予め定められた変速条件に従って自動的に切り換え
る変速制御装置であって、アクセルOFFの車両減速時
には、車両の減速度および車速をパラメータとして、前
記前進変速段を1段以上飛ばしてダウンシフトさせる飛
越しダウンシフトを含んでダウンシフト判断を行うダウ
ンシフト制御手段を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の効果】このような変速制御装置においては、ア
クセルOFFの車両減速時に所定の条件下で飛越しダウ
ンシフトが行われるため、複数の変速段を1段ずつ連続
してダウンシフトする場合(連続ダウンシフト)に比較
して変速時間が短くなり、変速中にアクセル操作される
可能性が少なくなるとともに、変速中にアクセル操作さ
れても変速終了までの時間が短いため、加速応答性が向
上する。
【0010】また、何れの発明においても、車両の減速
度をパラメータとして飛越しダウンシフトを行うように
なっており、特に第1発明では連続ダウンシフトの可能
性が高い車両減速度が所定値以上の場合に飛越しダウン
シフトが行われるため、加速応答性が損なわれる連続ダ
ウンシフトが効果的に抑制されるとともに、車速等に基
づく所定の低速段が速やかに成立させられる。
【0011】
【発明の実施の形態】ここで、上記自動変速機は、例え
ば(a) 平行な2軸間に変速比が異なる複数の変速ギヤ対
が配設されるとともに、それ等の変速ギヤ対に対応して
複数の噛合クラッチが設けられた2軸噛合式の変速機構
と、(b) セレクト駆動手段によって複数のセレクト位置
へ移動させられることにより、前記複数の噛合クラッチ
の何れかのクラッチハブスリーブと係合させられるとと
もに、シフト駆動手段によってシフト方向へ移動させら
れることにより、係合させられた前記クラッチハブスリ
ーブを移動させて何れかの変速段を成立させる変速部材
とを有して構成される。このような自動変速機を用いる
場合、エンジン等の走行用駆動源との間に自動クラッチ
が配設され、変速時には自動クラッチを開放して走行用
駆動源との間の動力伝達を遮断するのが一般的である
が、自動クラッチの開放、接続制御を含めた変速時間が
長く且つその間は完全に動力伝達が遮断されるため、本
発明を適用することが特に効果的である。
【0012】複数の遊星歯車装置やクラッチ、ブレーキ
などにより複数の変速段を成立させる遊星歯車式等の他
の自動変速機を搭載した車両や、自動変速機と走行用駆
動源との間にトルクコンバータ等の流体継手が設けられ
たオートマチック車両、或いは走行用駆動源として電動
モータを搭載している電気自動車などにも本発明は適用
され得る。走行用駆動源としてエンジンを用いる場合、
スロットル弁は、例えばアクセルペダル等のアクセル操
作部材に連結され、その操作量に応じて機械的に開閉さ
れるように構成されるが、アクセル操作部材の操作量を
電気的に検出してスロットルアクチュエータにより開閉
制御されるものでも良い。
【0013】前記自動クラッチとしては、摩擦係合式ク
ラッチや磁粉式電磁クラッチなどが好適に用いられる。
摩擦係合式クラッチは、例えばダイヤフラムスプリング
等のスプリングの付勢力に従って摩擦係合させられると
ともに、クラッチレリーズシリンダによりレリーズスリ
ーブをスライドさせることによって開放(遮断)される
ように構成される。
【0014】自動変速機の通常の変速条件は、例えば高
車速、低アクセル操作量程変速比が小さい高速段が成立
させられるとともに、アクセル操作量が略零のアクセル
OFF時でも所定の変速段が成立させられ、且つ車速の
低下に伴ってダウンシフトするように、変速マップなど
により設定される。アクセル操作量の代わりに、そのア
クセル操作量に応じて変化するスロットル弁開度や吸入
空気量などを用いることもできる。車速についても、変
速機の出力軸回転数などを用いることができる。第1発
明の飛越しダウンシフト手段や第2発明のダウンシフト
制御手段についても、車速や車両減速度の代わりに出力
軸回転数やその減速度を用いることが可能で、そのよう
な態様も本発明に含まれる。
【0015】第1発明の飛越しダウンシフト手段は、例
えば車両減速度が予め定められた所定の飛越し判定値以
上の場合には直ちに飛越しダウンシフトを実行したり、
通常の変速条件に従ってダウンシフトすべき判断が為さ
れた時に車両減速度が飛越し判定値以上であれば飛越し
ダウンシフトを実行するなど、種々の態様を採用でき
る。飛越し判定値は一定値であっても良いし、車速や現
在の変速段などをパラメータとして設定されても良い。
また、変速段を2段以上飛ばしてダウンシフトを行うこ
とも可能である。
【0016】第2発明のダウンシフト制御手段は、車両
減速度および車速をパラメータとしてダウンシフト判断
を行うもので、車両減速度が所定値以上の場合など一定
の条件下で飛越しダウンシフトを行うように構成され
る。車両減速度および車速をパラメータとして次変速段
を決定した場合に、結果的に飛越しダウンシフトになる
場合であっても良いなど、種々の態様を採用し得る。
【0017】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1は、本発明が適用された自動クラ
ッチ車両の車両用駆動装置10の概略構成を説明する骨
子図で、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)
車両用のものであり、走行用駆動源としてのエンジン1
2、自動クラッチ14、変速機16、差動歯車装置18
を備えている。自動クラッチ14は、例えば図3に示す
乾式単板式の摩擦クラッチで、エンジン12のクランク
シャフト20に取り付けられたフライホイール22、ク
ラッチ出力軸24に配設されたクラッチディスク26、
クラッチハウジング28に配設されたプレッシャプレー
ト30、プレッシャプレート30をフライホイール22
側へ付勢することによりクラッチディスク26を挟圧し
て動力伝達するダイヤフラムスプリング32、クラッチ
レリーズシリンダ34によりレリーズフォーク36を介
して図の左方向へ移動させられることにより、ダイヤフ
ラムスプリング32の内端部を図の左方向へ変位させて
クラッチを開放(遮断)するレリーズスリーブ38を有
して構成されている。
【0018】上記クラッチレリーズシリンダ34は、図
4に示す油圧回路90によって油圧が供給されるように
なっている。油圧回路90は、リザーバ92から作動油
を汲み上げて吐出する電動式の油圧ポンプ94、油圧ポ
ンプ94から吐出された作動油を蓄積するアキュムレー
タ96、クラッチレリーズシリンダ34に対する作動油
の供給、排出を切り換える3ポートリニアスプール式等
のクラッチソレノイドバルブ98を備えており、クラッ
チソレノイドバルブ98からクラッチレリーズシリンダ
34に作動油が供給されることによって自動クラッチ1
4は遮断され、クラッチレリーズシリンダ34の作動油
の流出が許容されると、自動クラッチ14のダイヤフラ
ムスプリング32の付勢力に従ってクラッチレリーズシ
リンダ34のピストンが押し返されるとともに、自動ク
ラッチ14が接続(係合)状態になる。自動クラッチ1
4の係合トルクは、クラッチレリーズシリンダ34のピ
ストンストロークSCLによって連続的に制御可能であ
る。なお、図中の106はリリーフ弁、108は逆止
弁、110は作動油の油圧PO を検出する油圧センサで
ある。
【0019】図1に戻って前記変速機16は、図2に具
体的に示されているように、差動歯車装置18と共に共
通のハウジング40内に配設されてトランスアクスルを
構成しており、そのハウジング40内に所定量だけ充填
された潤滑油に浸漬され、差動歯車装置18と共に潤滑
されるようになっている。変速機16は、(a) 平行な一
対の入力軸42、出力軸44間にギヤ比が異なる複数の
変速ギヤ対46a〜46eが配設されるとともに、それ
等の変速ギヤ対46a〜46eに対応して複数の噛合ク
ラッチ48a〜48eが設けられた2軸噛合式の変速機
構と、(b) それ等の噛合クラッチ48a〜48eの3つ
のクラッチハブスリーブ50a、50b、50cの何れ
かを選択的に移動させて変速段を切り換えるシフト・セ
レクトシャフト52とを備えており、前進5段の変速段
が成立させられるようになっている。入力軸42および
出力軸44には更に後進ギヤ対54が配設され、図示し
ないカウンタシャフトに配設された後進用アイドル歯車
と噛み合わされることにより後進変速段が成立させられ
るようになっている。なお、入力軸42は、スプライン
嵌合55によって前記自動クラッチ14のクラッチ出力
軸24に連結されているとともに、出力軸44には出力
歯車56が配設されて差動歯車装置18のリングギヤ5
8と噛み合わされている。図2は、上記変速機16およ
び差動歯車装置18の具体的構成を示す断面図で、図
1、図2共に、入力軸42、出力軸44、およびリング
ギヤ58の軸心を共通の平面内に示した展開図である。
【0020】上記噛合クラッチ48a〜48eは何れも
シンクロメッシュタイプで、図5に噛合クラッチ48a
について具体的に例示するように、キースプリング60
によってクラッチハブスリーブ50aに係合させられた
シフティングキー62と、所定の遊びを有する状態でシ
フティングキー62と共に回転させられるシンクロナイ
ザリング64と、変速ギヤ対46aの入力歯車66に設
けられたコーン部68とを備えている。クラッチハブス
リーブ50aの内周面にはスプライン歯70が設けられ
て入力軸42とスプライン嵌合され、入力軸42と常に
一体的に回転させられるようになっており、そのクラッ
チハブスリーブ50aが図の右方向へ移動させられる
と、シフティングキー62を介してシンクロナイザリン
グ64がコーン部68に押圧されてテーパ嵌合させら
れ、それ等の間の摩擦によって入力歯車66に動力伝達
が行われるようになる。クラッチハブスリーブ50aが
更に右方向へ移動させられると、スプライン歯70は、
シンクロナイザリング64に設けられたスプライン歯7
2、更には入力歯車66に設けられたスプライン歯74
と噛み合わされ、これにより入力軸42と入力歯車66
とが一体的に連結されて、変速ギヤ対46aを介して動
力伝達が行われる。図5の(a) 、(b) は噛合クラッチ4
8aが遮断された状態で、図5の(c) 、(d) は噛合クラ
ッチ48aが連結された状態である。なお、図5の(a)
、(c) は、軸心を含む一平面の断面図で、(b) 、(d)
は(a) 、(c) の状態を外周側から見たクラッチハブスリ
ーブ50aの円筒部分を除く展開図である。
【0021】他の噛合クラッチ48b〜48eも上記噛
合クラッチ48aと実質的に同じ構成であるが、クラッ
チハブスリーブ50bは噛合クラッチ48bおよび48
cに共通のもので、クラッチハブスリーブ50cは噛合
クラッチ48dおよび48eに共通のものである。
【0022】シフト・セレクトシャフト52は、軸心ま
わりの回動可能且つ軸方向の移動可能に配設され、セレ
クトシリンダ76(図6参照)により軸心まわりの3位
置、すなわち前記クラッチハブスリーブ50cと係合可
能な第1セレクト位置、クラッチハブスリーブ50bと
係合可能な第2セレクト位置、およびクラッチハブスリ
ーブ50aと係合可能な第3セレクト位置に位置決めさ
れる。また、シフトシリンダ78(図6参照)により軸
方向の3位置、すなわち噛合クラッチ48a〜48eが
何れも遮断され且つ後進変速段も成立しない中央の中立
位置(図1の状態;ニュートラル)と、その軸方向にお
ける両側の第1シフト位置(図1の右側)および第2シ
フト位置(図1の左側)とに位置決めされる。上記セレ
クトシリンダ76およびシフトシリンダ78は変速アク
チュエータに相当し、それぞれセレクトソレノイドバル
ブ102、シフトソレノイドバルブ104を介して前記
図4の油圧回路90に接続され、油圧PO の制御や回路
の切換えによって作動状態が制御される。
【0023】上記第1セレクト位置の第1シフト位置で
は、噛合クラッチ48eが連結されることにより変速比
e(=入力軸42の回転数NIN/出力軸44の回転数N
OUT)が最も大きい第1変速段が成立させられ、第1セ
レクト位置の第2シフト位置では、噛合クラッチ48d
が連結されることにより変速比eが2番目に大きい第2
変速段が成立させられる。第2セレクト位置の第1シフ
ト位置では、噛合クラッチ48cが連結されることによ
り変速比eが3番目に大きい第3変速段が成立させら
れ、第2セレクト位置の第2シフト位置では、噛合クラ
ッチ48bが連結されることにより変速比eが4番目に
大きい第4変速段が成立させられる。この第4変速段の
変速比eは略1である。第3セレクト位置の第1シフト
位置では、噛合クラッチ48aが連結されることにより
変速比eが最も小さい第5変速段が成立させられ、第3
セレクト位置の第2シフト位置では後進変速段が成立さ
せられる。
【0024】本実施例の変速機16は自動変速機に相当
し、シフト・セレクトシャフト52は変速部材に相当
し、セレクトシリンダ76はセレクト駆動手段に相当
し、シフトシリンダ78はシフト駆動手段に相当する。
また、シフト・セレクトシャフト52の軸方向はシフト
方向に相当する。
【0025】前記差動歯車装置18は傘歯車式のもの
で、一対のサイドギヤ80R、80Lにはそれぞれドラ
イブシャフト82R、82Lがスプライン嵌合などによ
って連結され、左右の前輪(駆動輪)84R、84Lを
回転駆動する。
【0026】図6は、本実施例の車両用駆動装置10の
制御系統を説明するブロック線図で、エンジン用ECU
(Electronic Control Unit)114、変速機用ECU1
16、ABS(Antilock Brake System)用ECU118
を備えているとともに、それ等の間で必要な情報をやり
取りする。これ等のECU114、116、118は、
何れもマイクロコンピュータを含んで構成されており、
RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶さ
れたプログラムに従って信号処理を行う。エンジン用E
CU114には、イグニッションスイッチ120、エン
ジン回転数(N E )センサ122、車速(V)センサ1
24、スロットル弁開度(θTH)センサ126、吸入空
気量(Q)センサ128、吸入空気温(TA )センサ1
30、エンジン冷却水温(TW )センサ132などが接
続され、それぞれイグニッションスイッチ120の操作
位置、エンジン回転数NE 、車速V(出力軸44の回転
数NOUT に対応)、スロットル弁開度θTH、吸入空気量
Q、吸入空気温(外気温)TA 、エンジン冷却水温TW
などを表す信号が供給されるようになっており、それ等
の信号に従ってスタータ(電動モータ)134を回転駆
動してエンジン12を始動したり、燃料噴射弁136の
燃料噴射量や噴射時期を制御したり、イグナイタ138
により点火プラグの点火時期を制御したりする。エンジ
ン12のスロットル弁は図1に示すようにアクセルペダ
ル(アクセル操作部材)139に機械的に連結され、そ
の操作量(アクセル操作量)θACC に対応して変化させ
られるようになっているが、アクセル操作量θACC を電
気的に検出して電動モータ等のスロットルアクチュエー
タによりスロットル弁を開閉制御することもできる。
【0027】変速機用ECU116には、レバーポジシ
ョン(PL )センサ140、ブレーキスイッチ144、
入力軸回転数(NIN:入力軸42の回転数)センサ14
6、ギヤ位置(PG )センサ148、クラッチストロー
ク(SCL)センサ150、油圧(PO )センサ110な
どが接続され、それぞれシフトレバー160(図7参
照)の操作位置であるレバーポジションPL 、ブレーキ
のON、OFF、入力軸回転数NIN、変速機16の変速
段であるギヤ位置PG 、自動クラッチ14のストローク
すなわちクラッチレリーズシリンダ34のストロークS
CL、前記油圧回路90の油圧PO などを表す信号が供給
されるようになっている。そして、それ等の信号や、前
記エンジン制御用ECU114、ABS用ECU118
から必要な信号を取り込むことにより、前記油圧ポンプ
94の作動を制御したり、クラッチソレノイドバルブ9
8、セレクトソレノイドバルブ102、シフトソレノイ
ドバルブ104を切換え制御したりすることにより、セ
レクトシリンダ76およびシフトシリンダ78の作動状
態を切り換えて変速機16の変速制御を行うとともに、
クラッチレリーズシリンダ34の作動状態を切り換えて
自動クラッチ14の遮断、接続制御を行う。
【0028】前記シフトレバー160は、例えば運転席
の横に配設されており、図7に示すように「R(リバー
ス)」、「N(ニュートラル)」、「D(ドライ
ブ)」、および「S(シーケンシャル)」、の4つの操
作位置に選択操作されて位置決め保持されるとともに、
「S」位置では、車両の前後方向に設けられた
「(+)」位置および「(−)」位置へ操作されるよう
になっており、レバーポジションセンサ140は、例え
ば各操作位置に配設された複数のON−OFFスイッチ
等によってその操作位置(レバーポジション)を検出す
る。そして、シフトレバー160が「R」位置へ操作さ
れると、変速機16は後進変速段に切り換えられ、
「N」位置へ操作されると動力伝達遮断状態(ニュート
ラル)に切り換えられる。
【0029】シフトレバー160が「D」位置へ操作さ
れると自動変速モードになり、スロットル弁開度θTH
よび車速Vなどの運転状態をパラメータとして予め定め
られた変速マップに従って変速機16の複数の前進変速
段が自動的に切り換えられる。図10はダウンシフト用
の変速マップの一例で、「1」〜「5」はそれぞれ第1
変速段〜第5変速段を表しており、低車速、高スロット
ル弁開度側程変速比eが大きい低速段が成立させられる
ようになっている。アップシフト用の変速マップについ
ては、図示は省略するが、所定のヒステリシスを有する
ようにダウンシフト用変速マップと同様に定められてい
る。この変速マップは変速条件に相当する。
【0030】また、「S」位置は複数の前進変速段を運
転者の変速意思により手動操作で変更するマニュアルシ
フトモードで、「(+)」位置または「(−)」位置へ
シフトレバー160が操作されると、変速機16の複数
の前進変速段がアップダウンされる。「(+)」位置は
アップ位置で、一回の操作毎に変速段はアップすなわち
変速比eが小さい高速段側へ1段ずつ変速される一方、
「(−)」位置はダウン位置で、一回の操作毎に変速段
はダウンすなわち変速比eが大きい低速段側へ1段ずつ
変速される。
【0031】上記「R」位置と「N」位置との間、
「N」位置と「D」位置との間、「D」位置と「S」位
置との間にはそれぞれ節度機構が設けられ、スプリング
等の付勢装置およびカムなどにより必要操作力の山が付
与されることにより、シフトレバー操作に節度感が与え
られるようになっている。また、「S」位置の前後に設
けられた「(+)」位置、「(−)」位置は何れも不安
定で、それ等の「(+)」位置、「(−)」位置へ操作
されたシフトレバー160はスプリング等の付勢装置に
より自動的に「S」位置へ戻される。
【0032】図6において、前記ABS用ECU118
には、4本の車輪にそれぞれ配設された車輪速(NW
センサ152から車輪速NW を表す信号が供給され、そ
れ等の車輪速NW を比較することによりスリップの有無
を検出し、ブレーキ油圧制御弁154を制御して各車輪
のブレーキ油圧を制御することによりスリップの発生を
抑制する。
【0033】次に、シフトレバー160が「D」位置へ
操作され、自動変速モードで走行中における前記変速機
用ECU116による自動クラッチ14の遮断、接続制
御、および変速機16の自動変速制御を具体的に説明す
る。変速機用ECU116は、図8に示すように機能的
に変速制御手段162、アクセルOFF時ダウンシフト
制御手段164、および変速時遮断手段166を備えて
おり、変速制御手段162およびアクセルOFF時ダウ
ンシフト制御手段164は全体として図9のフローチャ
ートに従って信号処理を行う。変速時遮断手段166
は、例えば変速機16の変速段を切り換えるための変速
指令が出力されたか否かを判断し、変速指令が出力され
た場合に所定のタイミングで自動クラッチ14を遮断す
る一方、変速が終了したか否かを例えばギヤ位置センサ
148から供給される信号や、走行時であれば入出力軸
42、44の回転数比(NIN/NOUT )などに基づいて
判断し、変速が終了すると所定のタイミングで自動クラ
ッチ14を接続するように構成される。かかる変速時遮
断手段166は、自動変速モードによる走行時だけでな
く、シフトレバー160の「(+)」位置および
「(−)」位置への操作によるマニュアル変速時にも自
動クラッチ14を遮断、接続制御する。
【0034】図9のフローチャートにおいて、ステップ
S1では、前記車速センサ124、スロットル弁開度セ
ンサ126から車速Vおよびスロットル弁開度θTHを表
す信号を読み込み、ステップS2ではスロットル弁開度
θTHが零のアイドル状態か否かを判断する。スロットル
弁開度センサ126は、スロットル弁開度θTHが零か否
かを検出するアイドルスイッチを備えており、ステップ
S2では、そのアイドルスイッチのON、OFF信号に
基づいて判断される。そして、スロットル弁開度θTH
0のアイドル状態、言い換えればアクセル操作量θACC
が零のアクセルOFF状態であれば、ステップS3で車
速Vの減速度ΔVが正、すなわち減速状態か否かを判断
し、減速状態の場合にはステップS4以下が前記アクセ
ルOFF時ダウンシフト制御手段164によって実行さ
れる。一方、アイドル状態でない場合(ステップS2の
判断がNO)、或いはアイドル状態であっても車両減速
状態でない場合(ステップS3の判断がNO)には、ス
テップS8の通常の自動変速制御が前記変速制御手段1
62によって実行され、前記図10に示すような変速マ
ップに従って変速機16の変速段が自動的に切り換えら
れる。上記減速度ΔVは、所定のサンプリング周期で逐
次読み込まれる車速Vの前回の値V1 と今回の値V2
の差V1 −V2 などで、減速度ΔV>0であれば車速V
が低下する減速状態であり、減速度ΔVの値が大きい程
急な減速であることを意味する。なお、ステップS4以
下の実行条件として、車速Vが所定値以上であること、
変速段が所定の高速段であることなど、他の条件を加え
るようにしても良い。
【0035】ステップS4では、ステップS8の通常の
自動変速制御と同じ図10に示すダウンシフト用変速マ
ップを用いてダウンシフト判断を行い、ダウンシフトし
ない場合はそのまま終了するが、ダウンシフトする場合
はステップS5を実行する。ダウンシフト判断は、例え
ば現在の変速段のダウンシフト車速、具体的には図10
に示すように第5変速段であれば車速V4 、第4変速段
であれば車速V3 、第3変速段であれば車速V2 、第2
変速段であれば車速V1 を求め、現在の車速Vがそれ等
のダウンシフト車速より低いか否かによって行われる。
ステップS5では、減速度ΔVが予め定められた飛越し
判定値α以上か否かを判断し、ΔV<α、すなわち減速
度が比較的小さい場合は、ステップS6で変速段を1段
だけ低くする通常のダウンシフトを実行するが、ΔV≧
αの場合にはステップS7で変速段を2段低下(1段飛
ばし)させる飛越しダウンシフトを実行する。飛越し判
定値αは、複数のダウンシフトが連続して行われる可能
性が高い減速度ΔVで、図10のダウンシフト用変速マ
ップのダウンシフト車速V1 〜V4 の間隔などを考慮し
て設定され、一定の値であっても良いが、車速Vや現在
の変速段などをパラメータとして定められるようにして
も良い。
【0036】図11の(a) は、第5変速段のアクセルO
FF走行中に時間t1 でダウンシフト判断が為される
(ステップS4の判断がYES)とともに、その時の減
速度ΔVが飛越し判定値α以上(ステップS5の判断が
YES)で、第5変速段から第3変速段へ飛越しダウン
シフトが行われた場合の一例を示すタイムチャートであ
り、時間t3 で第3変速段へのダウンシフトが終了して
自動クラッチ14が接続される。この変速期間t1 〜t
3 は、1段ずつダウンシフトされる通常の変速期間と略
同じである。これに対し、図11の(b) は、(a) と同様
に減速度ΔVが大きい急減速時に変速段を1段ずつ変化
させる通常のダウンシフトの場合で、5→4変速および
4→3変速が連続して行われるため、第3変速段が成立
して自動クラッチ14が接続されるまでの変速期間t1
〜t4 が長くなる。
【0037】ここで、このような変速期間中(時間t1
〜t3 、または時間t1 〜t4 )は、アクセルペダル1
39が踏込み操作されても自動クラッチ14が開放され
るなどして十分な動力伝達が行われないため、変速期間
(時間t1 〜t4 )が長い(b) の場合には加速応答性が
損なわれる。これに対し、図11(a) の本実施例では、
変速期間(時間t1 〜t3 )が短いため、変速中にアク
セルペダル139が踏込み操作される可能性が少ないと
ともに、変速中にアクセルペダル139が踏込み操作さ
れても変速終了までの時間が短いため、優れた加速応答
性が得られる。
【0038】このように、本実施例ではアクセルOFF
の車両減速時に所定の条件下で飛越しダウンシフトが行
われるため、1段ずつ連続してダウンシフトが行われる
場合に比較して変速期間(時間t1 〜t3 )が短くな
り、加速応答性が向上する。特に、本実施例では変速機
16の変速時に自動クラッチ14が遮断、接続制御され
るため、自動クラッチ14の開放、接続制御を含めた変
速時間が長く且つその間は完全に動力伝達が遮断される
ため、変速期間短縮による加速応答性能の向上効果が大
きい。また、連続ダウンシフトの可能性が高い減速度Δ
V≧αの時に飛越しダウンシフトが行われるため、加速
応答性が損なわれる連続ダウンシフトが効果的に抑制さ
れるとともに、車速V等に基づく所定の低速段が速やか
に成立させられる。
【0039】上記ステップS4〜S7を実行するアクセ
ルOFF時ダウンシフト制御手段164は、第2発明の
ダウンシフト制御手段に相当し、そのうちのステップS
5およびS7を実行する部分は第1発明の飛越しダウン
シフト手段に相当する。
【0040】図12は、上記図9のフローチャートの代
わりに実行される別の実施例で、ステップSS1、SS
2、およびSS5は図9のフローチャートのステップS
1、S2、およびS8と全く同じ内容である。ステップ
SS3では、車速Vが予め定められた判定車速V* 以下
か否かを判断し、V≦V* の場合にステップSS4を実
行する。判定車速V* は、例えば前記減速度ΔVおよび
現在の変速段をパラメータとして設定される。ステップ
SS4では、減速度ΔV、車速V、および現在の変速段
をパラメータとして次変速段を求め、次変速段が現在の
変速段と異なる場合は変速制御(ダウンシフト)を行
う。その場合に、減速度ΔVが大きい時、すなわち連続
ダウンシフトの可能性が高い時には、現在の変速段より
も2段以上低い低速段が次変速段として設定されるよう
になっており、前記実施例と同様の効果が得られる。
【0041】本実施例では、ステップSS4が第1発明
の飛越しダウンシフト手段、第2発明のダウンシフト制
御手段として機能している。
【0042】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であ
り、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良
を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自動変速機の変速制御
装置を備えている自動クラッチ車両用の駆動装置の概略
構成を示す骨子図である。
【図2】図1の車両用駆動装置における変速機および差
動歯車装置の具体的構成を示す断面図である。
【図3】図1の車両用駆動装置の自動クラッチの一例を
説明する図である。
【図4】図3の自動クラッチを遮断、接続制御する油圧
回路の一例を説明する回路図である。
【図5】図1の車両用駆動装置の変速機の噛合クラッチ
を説明する図である。
【図6】図1の車両用駆動装置の制御系統を説明するブ
ロック線図である。
【図7】図1の車両用駆動装置におけるシフトレバーの
一例を示す斜視図である。
【図8】図6の変速機用ECUが備えている機能を説明
するブロック線図である。
【図9】図8の変速制御手段およびアクセルOFF時ダ
ウンシフト制御手段によって実行される変速機の自動変
速制御を説明するフローチャートである。
【図10】図9のステップS4、S8で用いられるダウ
ンシフト用変速マップの一例を示す図である。
【図11】図9のフローチャートに従って行われる変速
制御を従来と比較して示すタイムチャートで、(a) は飛
越しダウンシフトが行われる本実施例の場合で、(b) は
変速段を1段ずつ変化させる従来の場合である。
【図12】本発明の別の実施例を説明するフローチャー
トである。
【符号の説明】
16:変速機(自動変速機) 116:変速機用ECU 164:アクセルOFF時ダウンシフト制御手段 V:車速 ΔV:減速度 ステップS4、S5、S6、S7:ダウンシフト制御手
段 ステップS5、S7:飛越しダウンシフト手段 ステップSS4:飛越しダウンシフト手段、ダウンシフ
ト制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機の複数の前進変速段を予め定
    められた変速条件に従って自動的に切り換える変速制御
    装置であって、 アクセルOFFで車両の減速度が所定値以上の場合に前
    記前進変速段を1段以上飛ばしてダウンシフトさせる飛
    越しダウンシフト手段を有することを特徴とする自動変
    速機の変速制御装置。
  2. 【請求項2】 自動変速機の複数の前進変速段を予め定
    められた変速条件に従って自動的に切り換える変速制御
    装置であって、 アクセルOFFの車両減速時には、車両の減速度および
    車速をパラメータとして、前記前進変速段を1段以上飛
    ばしてダウンシフトさせる飛越しダウンシフトを含んで
    ダウンシフト判断を行うダウンシフト制御手段を有する
    ことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
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