JP2000130312A - 油圧モ―タユニット - Google Patents

油圧モ―タユニット

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧モータユニットが、わずかな構造経費及
びわずかな所要スペースで、大きな使用範囲を有してい
るようにする。 【解決手段】 油圧モータユニットは、少なくとも2つ
の油圧モータ(1,2)を有している。少なくとも一方
の油圧モータ(1,2)は吸い込み容積を可変である。
油圧モータ(1,2)は液力的に並列接続可能であっ
て、互いに連結された被駆動ロータ(5,6)を有して
いる。被駆動ロータ(5,6)は互いに同軸的に配置さ
れていて、同期回転するように互いに結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも2つの
油圧モータを有し、少なくとも一方の油圧モータが吸い
込み容積を可変であり、油圧モータは液力的に並列接続
可能であって、互いに連結された被駆動ロータを有して
いる形式の油圧モータユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】このような、作業機械の中央駆動装置と
して設けられているモータユニットはDE 42 35 710 A1
から公知である。このモータユニットは、吸い込み容積
が調節可能な高速回転するアキシャルピストンモータ
と、これに対して軸平行に配置された吸い込み容積がコ
ンスタントで内側を負荷されるラジアルピストンモータ
とから成っており、このラジアルピストンモータは低速
回転モータとして構成されている。アキシャルピストン
モータの被駆動軸は歯車を備えており、この歯車は、ラ
ジアルピストンモータの回転可能に支承されているケー
シングの外周に取り付けられている歯とかみ合ってい
る。高速回転モータと低速回転モータとの間の回転数差
は歯車と歯との間の変速比によって補償される。
【0003】液力的に並列接続されている場合、両方の
油圧モータは―それらの個々の吸い込み容積に関連して
―それぞれ被駆動モーメントを生ぜしめる。両方の被駆
動モーメントは一緒になって全被駆動モーメントとして
取り出される。ラジアルピストンモータは液力回路から
の分離及び内方の死点位置への方向でのピストンの負荷
によって、遮断することができる。自由になる圧力媒体
はアキシャルピストンモータに提供される。アキシャル
ピストンモータは、ラジアルピストンモータの遮断の直
前に最低の吸い込み容積に調整されている。ラジアルピ
ストンモータの遮断の瞬間に、アキシャルピストンモー
タは極めて迅速に再び最大の吸い込み容積に調節して、
これによってラジアルピストンモータの付加的な圧力媒
体を接続衝撃なしに受け入れ得るようにしなければなら
ない。これによって同期化が行われる。次いで吸い込み
容積が減少せしめられることによって、―モータユニッ
トの全駆動モーメントが減少せしめられた状態で―モー
タユニットの被駆動回転数を両方の油圧モータの液力的
な並列接続の場合よりも更に高め、モータユニットのト
ルク変換範囲を増大させることができる。
【0004】このような駆動装置においては、ラジアル
ピストンモータの遮断及びアキシャルピストンモータの
戻し旋回の瞬間に牽引力の中断を有しており、このこと
は、特定の用途の場合には望ましいことではない。これ
は、例えばフォークリフトなどのような作業機械のため
の油圧走行駆動装置の場合である。閉じた循環路内で運
転され、常用ブレーキとしても利用される走行駆動装置
においては、最初に述べた形式のモータユニットはブレ
ーキ力が中断されるために、使用することができない。
【0005】更にこのモータユニットは、その寸法が著
しく大きく、かつ構造経費が高価であるために、取り付
けスペースが小さい場合、例えば車輪を直接に駆動する
駆動装置の場合には、適していない。車輪を直接に駆動
する駆動装置の場合には、大抵の場合、高速回転する調
節可能なアキシャルピストンポンプが使用され、その後
方に減速伝動装置が接続される。
【0006】低速回転するラジアルピストンモータを車
輪駆動装置(直接駆動装置)として使用することも公知
である。しかしながらラジアルピストンモータは多行程
構造の場合吸い込み容積が調節可能でなく、このことは
使用範囲を著しく制限する。単行程構造では、吸い込み
容積の調節は可能であるけれども、その場合このような
駆動装置は高速回転モータであって、大きな被駆動モー
メントで小さな被駆動回転数が望まれる場合には、後続
の減速伝動装置を必要とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、最初
に述べた形式の油圧モータユニットが、わずかな構造経
費及びわずかな所要スペースで、大きな使用範囲を有し
ているようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の構成では、被駆動ロータが互いに同軸的に
配置されていて、同期回転するように互いに結合されて
いるようにした。このようなモータユニットは一面では
充分に小さく構成することができ、これによって例えば
車輪直接駆動装置として使用することができ、かつ他面
では後接続された伝動装置を必要とせず、調節可能な低
速回転モータとして、換言すれば大きな出力伝達での小
さな被駆動回転数のために使用可能である。
【0009】
【発明の効果】本発明による油圧モータユニットによっ
て、「内側」の出力分岐が達成される。この場合油圧並
列運転では調節モータは最初最大の吸い込み容積に調整
されている。コンスタントモータ及び調節モータの最大
吸い込み容積の比に関連して、かつモータユニットの被
駆動側の負荷に関連して、油圧モータを負荷する油圧ポ
ンプの供給出力がコンスタントである場合に、特定の被
駆動回転数で油圧モータの特定の被駆動モーメントが生
じ、これらの被駆動モーメントはこの運転状態で合計さ
れる。ところで本発明によるモータユニットを備えた車
両の速度を高めようとする場合には、調節モータの吸い
込み容積が無段階にかつ牽引力の中断なしに、減少せし
められる。したがってコンスタントモータに付加的な圧
力媒体が流入し、これによってモータユニットの回転数
が―被駆動モーメントの減少のもとで―増大せしめられ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明によるモータユニットの被
駆動ロータは例えば互いにねじ結合するか、あるいは別
の適当な形式で同期回転するように互いに結合しておく
ことができる。しかしながら、製作技術上及び組立技術
上特に有利なのは、被駆動ロータが、両方の油圧モータ
の作業室を有している一体のロータブロックの部分であ
るようにすることである。
【0011】本発明によるモータユニットの所要スペー
スがわずかになるようにするためには、油圧モータの少
なくとも一方がラジアルピストン駆動機構、特に内側を
負荷させるラジアルピストン駆動機構として構成されて
いると、有利であると分かった。
【0012】ラジアルピストン駆動機構が多行程である
と、このことはモータユニットの出力密度に有利に作用
する。被駆動回転数が小さい場合には、多行程性によっ
て達成される大きな吸い込み容積によって、モータユニ
ットの高い被駆動モーメントを供給することができる。
【0013】本発明の有利な1実施形態によれば、ラジ
アルピストン駆動機構は部分的にかつ又は完全に遮断可
能であることができる。ラジアルピストン駆動機構が部
分的にあるいは完全に遮断されている場合に自由になる
圧力媒体量は、モータユニットの被駆動回転数を更に高
めるために、単数又は複数の別の駆動機構に供給され
る。このことは、特定の用途(例えば大きな速度が出る
ように構成された車両)のための前提条件である。
【0014】本発明の別の有利な1実施形態では、油圧
モータの少なくとも一方が斜板構造のアキシャルピスト
ン駆動機構として構成されている。
【0015】アキシャルピストン機械は、吸い込み容積
の調整可能性に関して優れている容易に制御可能な駆動
機構であるので、有利な1実施形態によれば、本発明に
おいても、アキシャルピストン駆動機構が吸い込み容積
を可変である。
【0016】更にアキシャルピストン駆動機構は部分的
にかつ又は完全に遮断可能であるようにすることができ
る。
【0017】調節可能な油圧モータが逆転可能である
と、特に有利である。逆転せしめられた状態では、被駆
動ロータの回転方向が同じままで、調節モータ内の圧力
媒体の流動方向が逆にされている。これによってコンス
タントな吸い込み容積を有する油圧モータに付加的な圧
力媒体を供給することができ、換言すれば調節モータは
逆転せしめられた状態では、コンスタントモータの被駆
動ロータによって駆動されるポンプとして作用し、この
ポンプの「搬送量」はモータユニットの被駆動回転数を
更に高める。したがってこの運転状態では、トルク変換
範囲、換言すれば本発明によるモータユニットの回転数
範囲が著しく広げられる。
【0018】製作技術上及び組立技術上簡単な構造に関
して有利な本発明による有利な1実施形態では、モータ
ユニットが、吸い込み容積がコンスタントで内側を負荷
される、特に多行程のラジアルピストン駆動機構と、吸
い込み容積が調節可能である斜板構造のアキシャルピス
トン駆動機構とから成っている。
【0019】特定の使用領域において、例えば大きな速
度のための設けられている車両にモータユニットを使用
する場合に、ラジアルピストン駆動機構が多列に、例え
ば2列に、構成されていると、有利であると分かった。
これによって、吸い込み容積が大きいにもかかわらず、
半径方向での寸法が小さく抑えられる。更に、例えばラ
ジアルピストン駆動機構の1つの駆動機構列が遮断可能
に構成されていると、アキシャルピストン駆動機構をよ
り小さく構成することができる。
【0020】更に、ラジアルピストン駆動機構の少なく
とも1つの駆動機構列が部分的に(換言すれば個々のピ
ストンに関して)かつ又は完全に遮断可能であると、―
ラジアルピストン駆動機構の接続構造に応じて―多数の
実現可能な接続可能性が生じ、その際アキシャルピスト
ン駆動機構はその都度種々の接続状態の調節に役立つ。
【0021】ロータブロックを形成する被駆動ロータが
軸方向で互いに隣接していると、容易に多数の油圧モー
タを互いに連結することができ、このことはモータユニ
ットの出力密度並びにまたトルク変換範囲を更に増大さ
せる。
【0022】有利には、共通の軸方向に配置された制御
面が油圧モータのために設けられている。このような制
御面は容易に加工することができ、油圧の取り除き及び
漏えいに関して良好に制御可能である。
【0023】油圧モータの作業室に制御面から圧力媒体
通路が通じており、これらの圧力媒体通路がほぼ同じ長
さを有していると、両方の油圧モータの応動性状及び運
転性状の非均一性が回避される。
【0024】制御面は有利には、少なくとも部分的に、
ラジアルピストン駆動機構の作業室の半径方向で内側の
包絡円よりも直径が小さい包絡円の半径方向で内側に配
置されている。これによって短い圧力媒体通路が生じ、
このことは流動損失及び圧縮損失を小さく抑え、コンパ
クトな構造を生ぜしめる。
【0025】更に、制御面が軸方向に可動の制御体に形
成されており、この制御体はばね力及び油圧によって、
ロータブロックに配置されている制御面の対向面の方向
に負荷可能であるようにした構造が有利であると分かっ
た。
【0026】圧力比及びこれに由来する軸方向の力に基
づく制御体の傾倒を回避するために、制御面は有利には
圧力補償溝を備えている。
【0027】ラジアルピストン駆動機構がわずかな寸法
で、可及的に大きな出力を生ぜしめ得るようにするため
に、本発明の1実施形態では、ラジアルピストン駆動機
構の作業室が有利には段を付けられており、この作業室
内にそれぞれ1つの段付きピストンが配置されており、
この段付きピストンの直径の小さい段は直径の大きい段
の半径方向で内側に配置されている。
【0028】ラジアルピストン駆動機構のための段を付
けられた作業室及び段付きピストンは自体公知である。
これらの段を付けられた作業室及び段付きピストンは半
径方向で内方に向かって構造スペースを良好に利用する
ことを可能にする。ピストンの段を負荷することに関し
ては、このような構成においては、小さな段と大きな段
との間に形成されているリング室内に圧力媒体通路が開
口しており、このリング室と小さな段の端面の前方に形
成されているシリンダ室との間に接続通路が設けられて
いると、有利である。
【0029】もちろん、段を付けられていない作業室及
び段を付けられていないピストンでラジアルピストン駆
動機構を構成することも可能である(伝統的な構造形
式)。
【0030】本発明によるモータユニットに油圧媒体を
供給することは、スペースを節減して次のようにして行
うことができる。すなわち、ロータブロックが中央の切
り欠きによって貫通されており、この切り欠き内に、制
御面に開口している圧力媒体導管が配置されているよう
にするのである。
【0031】この配置の有利な実施構成によれば、第1
の圧力媒体導管が差し込み管として構成されており、こ
の差し込み管の制御面側の端部は、制御体を負荷してい
るばね、特に皿ばねのためのばね受けと調整可能に結合
されており、この差し込み管の他方の端部はケーシング
構成部材内で特に関節的に取り付けられている。したが
って差し込み管は坑張部材として作用して、ばねによっ
て生ぜしめられる制御体の予緊張力及び圧力媒体によっ
て生ぜしめられて制御体をロータブロックにおける対向
面から離そうとする軸方向の力を受け止める。
【0032】制御体の半径方向の運動は差し込み管の関
節的な支承によって可能にされ、その際製作技術上有利
には、差し込み管は、ケーシング構成部材内でそれを関
節的に取り付けるために、半径方向で外方に向かって球
状に形成されている。更にこの形状は効果的で確実なシ
ール作用を可能にする。
【0033】圧力媒体供給のための所要スペースは、第
1の圧力媒体導管が第2の圧力媒体導管によって同心的
に取り囲まれていると、更に減少せしめられる。
【0034】本発明によるモータユニットの構造経費を
わずかにするために、ロータブロックを取り囲むケーシ
ングが設けられており、このケーシングは斜板の範囲に
閉鎖カバーを有しており、この閉鎖カバー内には斜板を
調節する手段が配置されているようにすると、有利であ
る。
【0035】特に軸方向での所要スペースをわずかにす
るために、斜板を調節する手段は、半径方向に配置され
た2つの調節シリンダと、それぞれ調節シリンダ内で縦
方向にしゅう動可能で斜板と作用結合している調節ピス
トンとを有している。
【0036】更に別の製作技術上及び組立技術上の利点
は、ケーシングが、それに一体成形されたあるいは固定
された区分を有しており、この区分にラジアルピストン
駆動機構のカム軌道が配置されているようにすると、生
じる。
【0037】本発明の別の1実施形態では、ケーシング
とロータブロックとの間にブレーキ、特にばね力で負荷
され液力で弛緩可能な多板ブレーキが配置されている。
【0038】特に車輪直接駆動装置に使用するのに最適
な配置によれば、ロータブロックが軸受け装置によって
回転可能に支承されており、その際軸受け装置は、内側
の駆動機構力及び外側の力を受け止め得るように構成さ
れている。
【0039】小さな寸法で高い負荷可能性が得られるよ
うにするために、軸受け装置が2つのアンギュラ型転が
り軸受け、特に背面組み合わせの複列円すいころ軸受け
から成っていると、有利であることが分かった。
【0040】本発明の特に有利な1実施形態では、モー
タユニットが、吸い込み容積がコンスタントな油圧モー
タと、吸い込み容積が調節可能な油圧モータとを有して
おり、その際調節可能な油圧モータの吸い込み容積はコ
ンスタントな油圧モータの吸い込み容積よりも小さく、
調節可能な油圧モータは逆転可能に構成されている。こ
の場合スペースを節減するモータユニットが得られ、そ
の際コンスタントな吸い込み容積の比較的に大きい油圧
モータが、吸い込み容積が調節可能な小さな油圧モータ
と協働する。この場合有利には、調節可能な油圧モータ
は逆転運転の場合にも利用され、したがって可及的に大
きなトルク変換範囲が生じる。
【0041】本発明によるモータユニットの利点は、特
に車輪駆動装置として使用する場合に、それも特に床上
搬送車両、構築機械及び農耕機械のような作業機械の車
輪駆動装置として使用する場合に、得られる。この場合
モータユニットはほぼ完全に車輪リムの内部に収容する
ことができる。
【0042】この用途の場合にはロータブロックは有利
には車輪リム心出し部と軸方向のねじ孔とを備えてい
る。
【0043】本発明によるモータユニットを車輪駆動装
置として使用する場合、本発明の1実施形態では、車輪
駆動装置はステアリング可能に構成しておくことができ
る。
【0044】
【実施例】以下においては、概略図で示した実施例によ
って本発明の別の利点及びその詳細について説明する。
【0045】図面は、車輪駆動装置として使用され、2
つの油圧モータから成っている本発明によるモータユニ
ットを示す。この場合実施例では、内側で負荷される多
行程のラジアルピストン駆動機構として構成されたコン
スタントな吸い込み容積の油圧モータ1が、吸い込み容
積が可変である調節可能なアキシャルピストン駆動機構
として構成された油圧モータ2と組み合わされている。
油圧モータ2は、その最大の吸い込み容積が油圧モータ
1の吸い込み容積よりも小さく、逆転可能である。換言
すれば、油圧モータ2の吸い込み容積は、最大値からゼ
ロにまで減少させることができるだけでなしに、モータ
をゼロ点を越えて(逆方向の最大値にまで)調節するこ
とも可能である。
【0046】図示の実施例では、吸い込み容積を変える
ことは、当該の油圧モータの行程容積を変えることによ
って、換言すればピストン行程を変えることによって、
行われる。しかしながら、行程容積を変えずに、吸い込
み容積を制御技術的な手段によって変化させることも、
本発明の範囲内で可能である。
【0047】両方の油圧モータ1及び2は共通なケーシ
ング3を有している。ケーシング3の、図面において左
側の端部には区分3aが固定されており、この区分の内
面にはラジアルピストン駆動機構のカム軌道が一体成形
されている。更にケーシング3はその、図面において右
側の端部に、閉鎖カバー3bを有しており、この閉鎖カ
バー内には旋回可能な斜板4が支承されている。閉鎖カ
バー3bは斜板4を調節する手段(2つの半径方向の調
節シリンダ4aとそれぞれ調節シリンダ内に配置されて
いる調節ピストン4b; 調節シリンダ及び調節ピストン
は図面には1つずつが示されている)を備えている。閉
鎖カバーは車両側にねじ止め可能であり、これによって
完全なモータユニットを車両に固定することができる。
図示の実施例では本発明によるモータユニットはステア
リング不能な車輪駆動装置として、つまり剛性的な構造
で使用されているが、これと異なって、車輪駆動装置を
ステアリング可能に構成することも可能である。その場
合モータユニットは鉛直軸線を中心として旋回可能であ
る。
【0048】モータユニットはラジアルピストン駆動機
構の被駆動ロータ5と、これに連結されているアキシャ
ルピストン駆動機構の被駆動ロータ6とを有している。
本発明によれば、両方の被駆動ロータ5及び6は互いに
同軸的に配置されていて、同期回転するように互いに結
合されている。この目的のために、軸方向で互いに隣接
している両方の被駆動ロータ5及び6は、共通の、有利
には一体の、ロータブロック7の部分である。
【0049】油圧並列運転ではアキシャルピストン駆動
機構(油圧モータ2)は最初は最大の吸い込み容積に調
整されている。両方の油圧モータ1及び2の最大の吸い
込み容積の比に関連して、かつモータユニットの被駆動
側の負荷に関連して、油圧モータ1及び2に圧力媒体を
供給する油圧ポンプのコンスタントな出力の場合に、特
定の被駆動回転数で両方の油圧モータ1及び2の特定の
被駆動モーメントが生じ、これらの被駆動モーメントは
合計される。ところで車輪駆動装置の被駆動速度を増大
させる場合、油圧モータ2の吸い込み容積が無段階にか
つ牽引力の中断なしに、減少せしめられる。したがって
油圧モータ1に付加的に、自由になる圧力媒体が供給さ
れ、これによってモータユニットの回転数が―被駆動モ
ーメントの減少のもとで―高められる。
【0050】モータユニットの回転数を更に増大させる
ためには、調節可能な油圧モータ2が逆転せしめられ
る。換言すれば斜板4が単にゼロ位置に戻し旋回せしめ
られるだけでなしに、ゼロ位置を越えて、逆方向に旋回
せしめられる。この場合ロータブロック7の回転方向は
変化しないので、逆転状態では、油圧モータ2内の圧力
媒体の流動方向が逆になり、換言すれば油圧モータ2は
コンスタント油圧モータ1の被駆動ロータ5によって駆
動されるポンプとして働き、このポンプの「搬送量」は
モータユニットの被駆動回転数を更に高める。したがっ
てこの運転状態ではトルク変換範囲、換言すれば本発明
によるモータユニットの回転数範囲は著しく広げられ
る。
【0051】被駆動ロータ5はこの実施例では半径方向
の、段を付けられた作業室5aを備えており、これらの
作業室内には、ラジアルピストン駆動機構のそれぞれ1
つの段付きピストン5bが配置されている。もちろん、
作業室及びピストンの伝統的な構成も可能であり、換言
すれば段を付けないことも可能である。被駆動ロータ6
は軸方向の作業室6aを備えており、これらの作業室内
には、アキシャルピストン駆動機構のそれぞれ1つのピ
ストン6bが配置されている。
【0052】ロータブロック7は背面組み合わせの複列
円すいころ軸受け8a及び8bによって回転可能にケー
シング3内に支承されており、その際この軸受け装置
は、外側の車輪負荷も、また内側の駆動機構力も受け止
め得るように、寸法を定められている。これに対し公知
の車輪駆動装置は何倍もの転がり軸受けを有している。
【0053】ロータブロック7の、図面において左側の
端部には、リム心出し部7a及び軸方向のねじ孔7bが
車輪リム(鎖線で示す)のために設けられている。
【0054】ケーシング3とロータブロック7との間に
は、多板ブレーキ9として構成されたブレーキが配置さ
れており、このブレーキはばね力(皿ばね10)に抗し
て油圧負荷可能なブレーキピストン11によって弛緩可
能である。多板ブレーキ9のブレーキ板は交互にケーシ
ング3若しくはロータブロック7に結合されている連行
体12と、相対回転不能にしかし軸方向に可動に連結さ
れている。図示の停止ブレーキの代わりに、あるいはこ
れに対して付加的に、常用ブレーキを本発明によるモー
タユニット内に配置することも可能である。
【0055】ブレーキは図示の実施例では斜板の範囲内
にある。しかしながらブレーキは別の適当な箇所、例え
ば軸方向で円すいころ軸受け8a,8bの間あるいはラ
ジアルピストン駆動機構の範囲(その前方及び又はその
後方)あるいはリム心出し部7aの範囲に収容すること
もできる。
【0056】ラジアルピストン駆動機構の作業室5aの
半径方向で内側の包絡円よりも直径が小さい包絡円の半
径方向で内側において、制御体13に、ラジアルピスト
ン駆動機構及びアキシャルピストン駆動機構のための共
通の、軸方向に配置された制御面13aがある。この軸
方向の制御面13aは容易に加工することができ、油圧
の取り除き及び漏えいに関して良好に制御可能である。
更にロータブロック7内には、ラジアルピストン駆動機
構の半径方向の作業室5aから制御面13aへの短い圧
力媒体通路14及びアキシャルピストン駆動機構の軸方
向の作業室6aから制御面13aへの短い圧力媒体通路
15が形成されている。このことは、流動損失及び圧縮
損失を少なくし、コンパクトな構造を生ぜしめる。両方
の油圧モータ1,2への圧力媒体通路14,15は有利
にはほぼ同じ長さを有しており、これによって両方の油
圧モータ1及び2の応動性状及び運転性状における不均
一性が回避される。
【0057】ラジアルピストン駆動機構1の段を付けら
れた作業室5a内に配置された段付きピストン5bはそ
れぞれ1つの、直径を小さくされた段を有しており、こ
の段は直径の大きい段の半径方向で内側に配置されてい
る。制御面13aに導かれている圧力媒体通路14は小
さい段と大きい段との間に形成されているリング室内に
開口している。このリング室と小さい段の端面の前方の
シリンダ室との間の接続通路は、各ピストン5bの圧力
媒体が作用するピストン面を可及的に大きくする。
【0058】制御体13は軸方向に可動であり、ばね力
と油圧によって、ロータブロック7に配置されている制
御面13aに対する対向面の方向に負荷可能である。
【0059】圧力比及びそれに由来する軸方向の力によ
って制御体が傾倒することを阻止するために、制御面1
3aは圧力補償溝13bを備えている。
【0060】本発明によるモータユニットに圧力油を供
給することは、ロータブロック7内の中央の切り欠きに
よって行われ、この切り欠き内には、制御面13aに開
口している圧力媒体導管が配置されている。
【0061】この場合、第1の圧力媒体導管が差し込み
管16として構成されていて、その制御面側の端部は、
制御体13を軸方向に負荷するばね17,特に皿ばね、
のためのばね受けと調整可能に結合されており、かつ逆
の側の端部は閉鎖カバー3b内で関節的に取り付けられ
ている。したがって差し込み管16は坑張部材として作
用して、ばね力によって生ぜしめられる制御体13の予
緊張力と、圧力媒体によって生ぜしめられ制御体13を
ロータブロック7における対向面から離そうとする軸方
向力とを受け止める。
【0062】制御体の半径方向の運動は、差し込み管1
6の関節的な支承によって可能になる。差し込み管16
はこの目的のために閉鎖カバー3b内で半径方向で外方
に向かって球状に形成されている。更にこの形状は効果
的かつ確実なシール作用を可能にする。圧力媒体供給を
完全なものにするために、差し込み管16は第2の、や
はり圧力媒体を導く管18によって同心的に取り囲まれ
ている。
【0063】本発明によるモータユニットのすべての供
給・排出接続部は閉鎖カバー3b内に配置されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】車輪駆動装置として使用され、2つの油圧モー
タから成る本発明によるモータユニットを示した図であ
る。
【符号の説明】
1 油圧モータ、 2 油圧モータ、 3 ケーシン
グ、 3a 区分、 3b 閉鎖カバー、 4 斜板、
4a 調節シリンダ、 4b 調節ピストン、5 被
駆動ロータ、 5a 作業室、 5b 段付きピスト
ン、 6 被駆動ロータ、 6a 作業室、 6b ピ
ストン、 7 ロータブロック、 7aリム心出し部、
7b ねじ孔、 8a 円すいころ軸受け、 8b
円すいころ軸受け、 9 多板ブレーキ、 10 皿ば
ね、 11 ブレーキピストン、12 連行体、 13
制御体、 13a 制御面、 13b 圧力補償溝、
14 圧力媒体通路、 15 圧力媒体通路、 16
差し込み管、 17ばね、 18 管

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの油圧モータを有し、少
    なくとも一方の油圧モータが吸い込み容積を可変であ
    り、油圧モータは液力的に並列接続可能であって、互い
    に連結された被駆動ロータを有している形式の油圧モー
    タユニットにおいて、被駆動ロータ(5,6)が互いに
    同軸的に配置されていて、同期回転するように互いに結
    合されていることを特徴とする、油圧モータユニット。
  2. 【請求項2】 被駆動ロータ(5,6)が、両方の油圧
    モータ(1,2)の作業室(5a,6a)を有している
    一体のロータブロック(7)の部分であることを特徴と
    する、請求項1記載の油圧モータユニット。
  3. 【請求項3】 油圧モータ(1,2)の少なくとも一方
    がラジアルピストン駆動機構、特に内側を負荷されるラ
    ジアルピストン駆動機構として構成されていることを特
    徴とする、請求項1又は2記載の油圧モータユニット。
  4. 【請求項4】 ラジアルピストン駆動機構が多行程であ
    ることを特徴とする、請求項3記載の油圧モータユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 ラジアルピストン駆動機構が部分的にか
    つ又は完全に遮断可能であることを特徴とする、請求項
    3又は4記載の油圧モータユニット。
  6. 【請求項6】 油圧モータ(1,2)の少なくとも一方
    が斜板構造のアキシャルピストン駆動機構として構成さ
    れていることを特徴とする、請求項1から5間でのいず
    れか1項記載の油圧モータユニット。
  7. 【請求項7】 アキシャルピストン駆動機構が吸い込み
    容積を可変であることを特徴とする、請求項6記載の油
    圧モータユニット。
  8. 【請求項8】 アキシャルピストン駆動機構が部分的に
    かつ又は完全に遮断可能であることを特徴とする、請求
    項6又は7記載の油圧モータユニット。
  9. 【請求項9】 調節可能な油圧モータ(2)が逆転可能
    であることを特徴とする、請求項1から8までのいずれ
    か1項記載の油圧モータユニット。
  10. 【請求項10】 モータユニットが、吸い込み容積がコ
    ンスタントで内側を負荷される、特に多行程のラジアル
    ピストン駆動機構と、吸い込み容積が調節可能である斜
    板構造のアキシャルピストン駆動機構とから成っている
    ことを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項
    記載の油圧モータユニット。
  11. 【請求項11】 ラジアルピストン駆動機構が多列であ
    ることを特徴とする、請求項10記載の油圧モータユニ
    ット。
  12. 【請求項12】 駆動機構列の少なくとも1つが部分的
    にかつ又は完全に遮断可能であることを特徴とする、請
    求項11記載の油圧モータユニット。
  13. 【請求項13】 ロータブロックを形成する被駆動ロー
    タ(5,6)が軸方向で互いに隣接していることを特徴
    とする、請求項1から12までのいずれか1項記載の油
    圧モータユニット。
  14. 【請求項14】 共通の軸方向に配置された制御面(1
    3a)が油圧モータ(1,2)のために設けられている
    ことを特徴とする、請求項1から13までのいずれか1
    項記載の油圧モータユニット。
  15. 【請求項15】 油圧モータ(1,2)の作業室(5
    a,6a)に制御面(13a)から圧力媒体通路(1
    4,15)が通じており、これらの圧力媒体通路はほぼ
    同じ長さを有していることを特徴とする、請求項14記
    載の油圧モータユニット。
  16. 【請求項16】 制御面(13a)が少なくとも部分的
    に、ラジアルピストン駆動機構の作業室(5a)の半径
    方向で内側の包絡円よりも直径が小さい包絡円の半径方
    向で内側に配置されていることを特徴とする、請求項1
    4又は15記載の油圧モータユニット。
  17. 【請求項17】 制御面(13a)が軸方向に可動の制
    御体(13)に形成されており、この制御体はばね力及
    び油圧によって、ロータブロック(7)に配置されてい
    る制御面(13a)の対向面の方向に負荷可能であるこ
    とを特徴とする、請求項14から16までのいずれか1
    項記載の油圧モータユニット。
  18. 【請求項18】 制御面(13a)が圧力補償溝(13
    b)を備えていることを特徴とする、請求項14から1
    7までのいずれか1項記載の油圧モータユニット。
  19. 【請求項19】 ラジアルピストン駆動機構の作業室
    (5a)が有利には段を付けられており、この作業室内
    にそれぞれ1つの段付きピストン(5b)が配置されて
    おり、この段付きピストンの直径の小さい段は直径の大
    きい段の半径方向で内側に配置されていることを特徴と
    する、請求項10から18までのいずれか1項記載の油
    圧モータユニット。
  20. 【請求項20】 小さな段と大きな段との間に形成され
    ているリング室内に圧力媒体通路が開口しており、この
    リング室と小さな段の端面の前方に形成されているシリ
    ンダ室との間に接続通路が設けられていることを特徴と
    する、請求項19記載の油圧モータユニット。
  21. 【請求項21】 ロータブロック(7)が中央の切り欠
    きによって貫通されており、この切り欠き内に、制御面
    (13a)に開口している圧力媒体導管が配置されてい
    ることを特徴とする、請求項14から20までのいずれ
    か1項記載の油圧モータユニット。
  22. 【請求項22】 第1の圧力媒体導管が差し込み管(1
    6)として構成されており、この差し込み管の制御面側
    の端部は、制御体(13)を負荷しているばね、特に皿
    ばね(17)のためのばね受けと調整可能に結合されて
    おり、この差し込み管の他方の端部はケーシング構成部
    材内で特に関節的に取り付けられていることを特徴とす
    る、請求項21記載の油圧モータユニット。
  23. 【請求項23】 差し込み管(16)が、ケーシング構
    成部材内でそれを関節的に取り付けるために、半径方向
    で外方に向かって球状に形成されていることを特徴とす
    る、請求項22記載の油圧モータユニット。
  24. 【請求項24】 第1の圧力媒体導管が第2の圧力媒体
    導管によって同心的に取り囲まれていることを特徴とす
    る、請求項22又は23記載の油圧モータユニット。
  25. 【請求項25】 ロータブロック(7)を取り囲むケー
    シング(3)が設けられており、このケーシングは斜板
    (4)の範囲に閉鎖カバー(3b)を有しており、この
    閉鎖カバー内には斜板(4)を調節する手段が配置され
    ていることを特徴とする、請求項10から24までのい
    ずれか1項記載の油圧モータユニット。
  26. 【請求項26】 斜板(4)を調節する手段が、半径方
    向に配置された2つの調節シリンダ(4a)と、それぞ
    れ調節シリンダ内で縦方向にしゅう動可能で斜板(4)
    と作用結合している調節ピストン(4b)とを有してい
    ることを特徴とする、請求項25記載の油圧モータユニ
    ット。
  27. 【請求項27】 ケーシング(3)が、それに一体成形
    されたあるいは固定された区分(3a)を有しており、
    この区分にラジアルピストン駆動機構のカム軌道が配置
    されていることを特徴とする、請求項25又は26記載
    の油圧モータユニット。
  28. 【請求項28】 ケーシング(3)とロータブロック
    (7)との間にブレーキ、特にばね力で負荷され液力で
    弛緩可能な多板ブレーキ(9)が配置されていることを
    特徴とする、請求項25から27までのいずれか1項記
    載の油圧モータユニット。
  29. 【請求項29】 ロータブロック(7)が軸受け装置に
    よって回転可能に支承されており、その際軸受け装置
    は、内側の駆動機構力及び外側の力を受け止め得るよう
    に構成されていることを特徴とする、請求項1から28
    までのいずれか1項記載の油圧モータユニット。
  30. 【請求項30】 軸受け装置が2つのアンギュラ型転が
    り軸受け、特に背面組み合わせの複列円すいころ軸受け
    から成っていることを特徴とする、請求項29記載の油
    圧モータユニット。
  31. 【請求項31】 モータユニットが、吸い込み容積がコ
    ンスタントな油圧モータ(1)と、吸い込み容積が調節
    可能な油圧モータ(2)とを有しており、その際調節可
    能な油圧モータ(2)の吸い込み容積はコンスタントな
    油圧モータ(1)の吸い込み容積よりも小さく、調節可
    能な油圧モータ(2)は逆転可能に構成されていること
    を特徴とする、請求項1から30までのいずれか1項記
    載の油圧モータユニット。
  32. 【請求項32】 車輪駆動装置として使用されることを
    特徴とする、請求項1から31までのいずれか1項記載
    の油圧モータユニット。
  33. 【請求項33】 ロータブロック(7)が車輪リム心出
    し部(7a)と軸方向のねじ孔(7b)とを備えている
    ことを特徴とする、請求項32記載の油圧モータユニッ
    ト。
  34. 【請求項34】 車輪駆動装置がステアリング可能に構
    成されていることを特徴とする、請求項32又は33記
    載の油圧モータユニット。
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