JP2000129926A - 養生シート保持ポールとその取付構造 - Google Patents

養生シート保持ポールとその取付構造

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JP2000129926A
JP2000129926A JP10298088A JP29808898A JP2000129926A JP 2000129926 A JP2000129926 A JP 2000129926A JP 10298088 A JP10298088 A JP 10298088A JP 29808898 A JP29808898 A JP 29808898A JP 2000129926 A JP2000129926 A JP 2000129926A
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JP
Japan
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pole
curing sheet
building
sheet holding
sheet
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JP10298088A
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English (en)
Inventor
Mikio Miyoshi
三好  幹夫
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 養生シート保持ポールの取付に際し、建物躯
体をキズ付けることなく、ポールを建物躯体に強固に取
付けて養生シートを強風に対しても安定保持すること。 【解決手段】 養生シート保持ポール20において、建
物躯体12に設けられている接合用ボルト14、15に
固定される脚部21と、脚部21に立設される支柱部2
2と、支柱部22の天端に設けられて養生シート30を
保持するシート保持具24(シート保持部)とを有して
なるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は建物の養生シート保
持ポールとその取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築途上の建物を覆う養生シート
(テント)をポールで保持する技術が実開昭56-157260
号公報に開示されている。このポールは、建物躯体の上
部に該ポールの脚部を載置した状態で、建物躯体の複数
部位のそれぞれとの間に張り渡された複数本の支持ロー
プにより四方から引張り支持されて建物躯体の上部に立
上げられ、養生シートの頂端を該ポールの先端に保持可
能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、ポールの脚部の固定方法について具体的な記載が
ない。ポールの脚部を建物躯体に釘打ちすることも考え
られるが、ポールの取付のためにだけ釘打ちすることは
建物躯体を必要以上にキズ付ける虞れがあるし、釘打ち
だけでは強風時に養生シートを安定保持できない虞れも
ある。
【0004】本発明の課題は、養生シート保持ポールの
取付に際し、建物躯体をキズ付けることなく、ポールを
建物躯体に強固に取付けて養生シートを強風に対しても
安定保持することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、建築途上の建物を覆う養生シートを保持する養生シ
ート保持ポールにおいて、建物躯体に設けられている接
合用ボルトに固定される脚部と、脚部に立設される支柱
部と、支柱部の天端に設けられて養生シートを保持する
シート保持部とを有してなるようにしたものである。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の養生シート保持ポールの取付構造であって、該保持
ポールの脚部を建物躯体の接合用ボルトに固定してなる
ようにしたものである。
【0007】
【作用】請求項1、2の本発明によれば下記、の作
用がある。 ポールの脚部を建物躯体に設けられている上階構造物
接合用ボルトや屋根構造物接合用ボルト等の接合用ボル
トを利用して固定するものであり、建物躯体をキズ付け
る虞れがない。
【0008】ポールの脚部が建物躯体にボルト結合さ
れるものであるから、ポールは建物躯体に強固に取付け
られて強風に対しても充分に耐えることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態の施工工程を
示し、(A)はポール取付状態を示す斜視図、(B)は
シート保持状態を示す斜視図、図2は建物躯体とポール
の取付前状態を示す斜視図、図3はポール取付構造を示
す正面図、図4はポールを示し、(A)は正面図、
(B)は側面図、(C)は平面図、図5はロープを支持
するシート保持具を示し、(A)は正面図、(B)は側
面図、図6はパイプを支持するシート保持具を示し、
(A)は正面図、(B)は側面図、図7は第2実施形態
の施工工程を示し、(A)はポール取付状態を示す斜視
図、(B)はシート保持状態を示す斜視図である。
【0010】(第1実施形態)(図1〜図6) 第1実施形態は、ユニット建物10の建築途上で本発明
を適用した例である。ここで、ユニット建物10は、図
1に示す如く、複数の工場生産された建物ユニット11
を建築現場に輸送し、それら建物ユニット11を水平方
向、鉛直方向に接合して構築される。このとき、建物ユ
ニット11は、図2に示す如く、建物躯体12を構成す
る上枠(不図示)に着脱できる吊上げ用アイボルト13
を備えるとともに、該上枠に植設されている剪断力対抗
接合用ボルト14、引張力対抗接合用ボルト15を備え
ている。アイボルト13は、クレーン等で建物ユニット
11を吊上げるに際し用いられ、接合用ボルト14、1
5は、建物ユニット11の上に搭載される上階構造物や
屋根構造物の締結に用いられ、接合用ボルト14は剪断
力に対抗し、接合用ボルト15は引抜力に対抗する。
【0011】然るに、養生シート保持ポール20は、図
3、図4に示す如く、建物躯体12に設けられている接
合用ボルト14(必要により接合用ボルト14、15の
両方)に固定される平板状脚部21と、脚部21に立設
されるパイプ状支柱部22と、支柱部22の天端に備え
てあるナット23に着脱されて養生シート30を保持す
るシート保持具24(図5)とを有して構成される。脚
部21は、接合用ボルト14、15のボルト長さに適合
し得るような板厚の木片25を釘打ちするための釘孔2
1Aを備えるとともに、接合用ボルト14、15を挿通
可能とするためのボルト挿通孔21B、21Cを備え
る。支柱部22は、脚部21との間に、支え22A、2
2Bを備える。
【0012】シート保持具24は、ポール20のナット
23に螺着される取付ボルト24Aと、取付ボルト24
Aの頭部に取着されて水平方向に延びる長尺のC字断面
状パイプ24Bとからなり、パイプ24Bにシート保持
ロープ26(図1)を挿通支持可能としている。
【0013】従って、ユニット建物10の現地据付中、
屋根ユニットが未だ搭載されていない状態で、据付済の
建物ユニット11は下記(1) 〜(3) の如くにより養生シ
ート30で覆われて降雨から保護される。 (1) 相隣る 4個の建物ユニット11の集合部で、各建物
ユニット11の建物躯体12が備える接合用ボルト1
4、15に、養生シート保持ポール20の脚部21が備
えるボルト挿通孔21B、21Cを挿通し、脚部21に
釘打ちされている木片25から突出する接合用ボルト2
4に座金27、ナット28を螺着する(木片25から突
出する接合用ボルト15にも座金27、ナット28を螺
着しても良い)。これにより、ポール20の脚部21を
各建物ユニット11の建物躯体12の接合用ボルト14
(15)に固定する(図1(A))。
【0014】(2) ポール20の支柱部22の天端のナッ
ト23に螺着してあるシート保持具24にシート保持ロ
ープ26を挿通し、ロープ26の両端部のそれぞれをユ
ニット建物10の施工用足場支柱31に緊結する。これ
により、ロープ26の中間部をポール20のシート保持
具24で支持し、該ロープ26を緊張状態で張り渡す
(図1(A))。
【0015】(3) ロープ26の上に養生シート30を掛
け、養生シート30に設けてあるひも(不図示)を各建
物ユニット11の建物躯体12が備えるアイボルト13
に結び付ける。これにより、養生シート30はポール2
0と足場支柱31に張り渡してあるシート保持ロープ2
6を棟とする如くの切妻屋根状に張り設けられ、複数の
建物ユニット11を覆うものとなる(図1(B))。
【0016】本実施形態によれば、以下の作用がある。 ポール20の脚部21を建物躯体12に設けられてい
る上階構造物接合用ボルトや屋根構造物接合用ボルト等
の接合用ボルト14、15を利用して固定するものであ
り、建物躯体12をキズ付ける虞れがない。
【0017】ポール20の脚部21が建物躯体12に
ボルト結合されるものであるから、ポール20は建物躯
体12に強固に取付けられて強風に対しても充分に耐え
ることができる。
【0018】尚、本実施形態では、養生シート保持ポー
ル20の脚部21に木片25を釘打ち固定したので、ポ
ール20の軽量化を図りながら、ボルト長さの長い接合
用ボルト14、15に脚部21を固定できる。
【0019】また、本実施形態では、ポール20のナッ
ト23に着脱されるシート保持具24に代わり、図6の
シート保持具29を用いることもできる。シート保持具
29は、ポール20のナット23に螺着される取付ボル
ト29Aと、取付ボルト29Aの頭部に取着されて水平
方向に延びる短尺のU字断面状パイプ29Bとからな
り、パイプ29Bにシート保持パイプ(不図示)を挿通
支持できる。シート保持パイプとしては、足場支柱31
を借用でき、シート保持ロープ26に代わって養生シー
ト30を支持可能とする。
【0020】(第2実施形態)(図7) 第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、養生シート
保持ポール20による養生シート30の支持方法にあ
る。第2実施形態のポール20の支柱部22の天端のナ
ット23には、吊上げ用アイボルト13と同様のアイボ
ルト40が螺着される。そして、アイボルト40と各建
物ユニット11の建物躯体12に設けてあるアイボルト
13との間にシート保持ロープ41を緊張状態で張り渡
す(図7(A))。そして、各シート保持ロープ41の
上に養生シート30を掛け、養生シート30に設けてあ
るひも(不図示)を各建物ユニット11の建物躯体12
のアイボルト13に結び付ける。これにより、養生シー
ト30はポール20の支柱部22の天端を棟とする如く
の方形屋根状に張り設けられ、複数の建物ユニット11
を覆うものとなる(図7(B))。
【0021】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の実施において、ポール20の支柱部22は伸縮可
能にスライドできるものであっても良い。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、養生シー
ト保持ポールの取付に際し、建物躯体をキズ付けること
なく、ポールを建物躯体に強固に取付けて養生シートを
強風に対しても安定保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第実施形態の施工工程を示し、(A)は
ポール取付状態を示す斜視図、(B)はシート保持状態
を示す斜視図である。
【図2】図2は建物躯体とポールの取付前状態を示す斜
視図である。
【図3】図3はポール取付構造を示す正面図である。
【図4】図4はポールを示し、(A)は正面図、(B)
は側面図、(C)は平面図である。
【図5】図5はロープを支持するシート保持具を示し、
(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図6】図6はパイプを支持するシート保持具を示し、
(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図7】図7は第2実施形態の施工工程を示し、(A)
はポール取付状態を示す斜視図、(B)はシート保持状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ユニット建物(建物) 12 建物躯体 14、15 接合用ボルト 20 養生シート保持ポール 21 脚部 22 支柱部 24、29 シート保持具(シート保持部) 40 アイボルト(シート保持部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築途上の建物を覆う養生シートを保持
    する養生シート保持ポールにおいて、 建物躯体に設けられている接合用ボルトに固定される脚
    部と、脚部に立設される支柱部と、支柱部の天端に設け
    られて養生シートを保持するシート保持部とを有してな
    ることを特徴とする養生シート保持ポール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の養生シート保持ポール
    の取付構造であって、該保持ポールの脚部を建物躯体の
    接合用ボルトに固定してなる養生シート保持ポールの取
    付構造。
JP10298088A 1998-10-20 1998-10-20 養生シート保持ポールとその取付構造 Withdrawn JP2000129926A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196292A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Keriage Kensetsu Kk 建築物の建築工法
JP2020090780A (ja) * 2018-12-03 2020-06-11 ミサワホーム株式会社 シート支持体及び上端金物、建物躯体の養生方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010196292A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Keriage Kensetsu Kk 建築物の建築工法
JP2020090780A (ja) * 2018-12-03 2020-06-11 ミサワホーム株式会社 シート支持体及び上端金物、建物躯体の養生方法
JP7248964B2 (ja) 2018-12-03 2023-03-30 ミサワホーム株式会社 建物躯体の養生方法及びシート支持体

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