JP2000129658A - 可撓性膜堰 - Google Patents

可撓性膜堰

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JP2000129658A JP10298354A JP29835498A JP2000129658A JP 2000129658 A JP2000129658 A JP 2000129658A JP 10298354 A JP10298354 A JP 10298354A JP 29835498 A JP29835498 A JP 29835498A JP 2000129658 A JP2000129658 A JP 2000129658A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性膜堰の可撓性膜に作用する集中応力を
抑える。 【解決手段】 法面部5に、可撓性膜3の外周縁付近が
取り付けられる部分に傾斜面12を備えた突部13を形
成し、傾斜面12に下押金具8Bを敷設する。可撓性膜
3の外周縁付近を下押金具8Bと上押え金具9Bとの間
に挟持して固定する。可撓性膜3が法面5に対してある
角度を持つように可撓性膜堰14が起立すると、可撓性
膜3の内面側に張力が作用するが、本実施形態では、倒
伏した状態において内面側を弛ませているので、可撓性
膜堰14が起立したときの張力の上昇を抑えることがで
き、集中応力を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水底に設置され
て、堰、消波堤等として用いられる可撓性膜堰に関し、
特に、起立時の集中応力を抑えることのできる可撓性膜
堰に関する。
【0002】
【従来の技術】可撓性膜堰の本体を構成する可撓性膜は
通常帆布等の補強芯体層をゴム等の弾性体と一体に加硫
成形し平面状にかつ長尺シート状に製造されている。
【0003】一方、河川に敷設される可撓性膜は、川底
のほぼ水平な河床面に加えて、川岸や堤防等に設けられ
る法面という傾斜を伴う基礎上に立体的に取付けられ、
その形状は三次元を曲面を有する立体形状に膨張した状
態で機能するものである。
【0004】図11及び図12(A)に示すように、従
来、平面状の河床面102及び法面104に、下押え金
具106を平行に配置し、可撓性膜108の外周端縁付
近を下押え金具106と上押え金具110との間で挟持
固定している可撓性膜堰100がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図12(A)に示すよ
うに、法面104においては可撓性膜108の外周縁付
近が法面104と平行な状態で挟持固定されている。こ
のため、倒伏している状態では、可撓性膜108は法面
104に対して略平行な状態であり、可撓性膜108に
張力等は殆ど作用しない。
【0006】次に、内部に流体を供給して図11の想像
線で示すように起立させると、図12(B)に示すよう
に下押え金具106及び上押え金具110で挟持されて
いない可撓性膜108に内圧(矢印P)が作用し、内面
側には矢印A方向に沿った張力が作用して内面が非常に
つっぱった状態(緊張した状態)となる反面、外面には
矢印A方向に沿った圧縮力が作用して外面は弛んだ状態
(皺が寄った状態)となる。
【0007】ここで、図13に示すように、法面104
に配置された下押え金具106及び上押え金具110の
挟持面が可撓性膜108の外周縁の長手方向に沿って凹
凸形状となっていると、起立したときに凹部付近の可撓
性膜108が引きつり、引きつった箇所に集中応力が発
生するという問題がある。
【0008】なお、他の従来例として、図14(A)に
示すように厚い下押え金具106と薄い上押え金具11
0とによって可撓性膜108を挟持固定するものもある
が、図14(B)に示すように、下押え金具106及び
上押え金具110で挟持されていない可撓性膜108に
内圧(矢印P)が作用し、内面側には矢印A方向に沿っ
た張力が作用して内面が非常につっぱった状態(緊張し
た状態)となる反面、外面には矢印A方向に沿った圧縮
力が作用して外面は弛んだ状態(皺が寄った状態)とな
り、前述した従来例と同様に法面104に配置された下
押え金具106及び上押え金具110の挟持面が可撓性
膜108の外周縁の長手方向に沿って凹凸形状となって
いると、起立したときに凹部付近の可撓性膜108が引
きつり、引きつった箇所に集中応力が発生するという問
題がある。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、可撓性膜に作
用する集中応力を抑えることのできる可撓性膜堰を提供
することが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、設置面に可撓性膜の外周部分を取り付け、流体の供
給、排出により起立、倒伏する可撓性膜堰であって、前
記設置面の前記外周部分が取り付けられる取付部位は、
少なくとも前記可撓性膜の外周縁とは反対側の領域に、
前記可撓性膜の外周縁に向かって下る下り斜面を有する
ことを特徴としている。
【0011】請求項1に記載の可撓性膜堰の作用を説明
する。
【0012】内部より流体の排出された可撓性膜堰にお
いては、可撓性膜は自重によって設置面に沿って略密着
状態となる。ここで、可撓性膜の外周縁が可撓性膜の外
周縁に向かって下る下り斜面に取り付けられているた
め、可撓性膜は、取付部位の内周側端部から内側部分
(実際に倒伏・起立する部分)の取付部位近傍におい
て、内面(設置面側の下面)がやや弛み、外面(上面)
にやや張力が作用してつっぱった状態となる。
【0013】内部に流体を供給して内圧を高め可撓性膜
堰を起立させると、可撓性膜は外周付近を設置面に取り
付けられた状態で設置面から離れるため、取付部位の内
周側端部から内側部分は設置面に対してある角度をもつ
ことになる。
【0014】可撓性膜堰が起立し、前述したように可撓
性膜が設置面に対してある角度をもつと可撓性膜の内面
側に張力が作用するが、本発明では、倒伏した状態にお
いて内面がやや弛んでいるので、可撓性膜堰が起立した
ときの内面側の張力の上昇が抑えられる。また、このよ
うに内面側の張力の上昇が抑えられると、可撓性膜の取
付部位が外周縁に沿って凹凸形状の場合に発生しやすい
集中応力を抑えることができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の可撓性膜堰において、前記可撓性膜の外周縁に対して
直角な断面で見たときの前記取付部位の傾斜角度は、前
記設置面に対して30°〜90°であることを特徴とし
ている。
【0016】請求項2に記載の可撓性膜堰の作用を説明
する。
【0017】取付部位の傾斜角度が30°未満になる
と、起立させたときの可撓性膜に生じる集中応力を十分
に抑えることが出来なくなる。このため、可撓性膜の取
付部位が外周縁に沿って凹凸形状の場合に発生しやすい
集中応力を抑えることも出来なくなる。
【0018】一方、傾斜角度が90°を越えると、倒伏
したときに可撓性膜の外面側に張力が発生して集中応力
を生じる虞れがある。
【0019】したがって、取付部位の傾斜角度を設置面
に対して30°〜90°とすることが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係る可撓性膜堰の一実施
形態を図1乃至図6にしたがって説明する。
【0021】図1には、本実施形態の可撓性膜堰14が
斜視図にて示されている。
【0022】図1において、1はコンクリート等により
形成された取付けベースを、2は取付けベース1に設け
られた可撓性膜3の据付面を示す。
【0023】図2(A)には、据付面2及び可撓性膜3
の展開図が示されている。
【0024】図2(A)に示すように、この可撓性膜3
は、展開時の形状が2次元の平面シート形状であり、長
手方向中間部分3Bが一定幅Lとされ、長手方向両端部
分3Fが各々先細りの台形形状に形成されている。
【0025】図1及び図2(B)に示すように、この可
撓性膜3を据え付ける据付面2は、可撓性膜3の長手方
向中間部分3Bを固定する略水平(又は下流側へ若干傾
斜している場合もある)な河床面部4と、その河床面部
4に連続して可撓性膜3の長手方向両端部分3Fを固定
する傾斜した法面部5とからなる。
【0026】図2(B)に示すように、法面部5は、全
体として水平線HLに対して角度θ1で傾斜している。
【0027】図3に示すように、据付面2には、可撓性
膜3が取り付けられる部分に下押え金具8Aが敷設され
ている。
【0028】下押え金具8Aは、取付けベース1に埋設
されたアンカーボルト7に固定されている。
【0029】可撓性膜3の長手方向中間部分3Bは、外
周縁の一定幅部分が、この下押え金具8Aと、上押え金
具9Aとに挟持されている。
【0030】取付けベース1には、下押え金具8Aに沿
ってアンカーボルト7が埋設されている。このアンカー
ボルト7の一部は下押え金具8A、可撓性膜3及び上押
え金具9Aを貫通しており、アンカーボルト7にナット
10を螺合させて締めつけることにより上押え金具9A
と下押え金具8Aとの間に可撓性膜3の外周縁の一定幅
部分を固定している。
【0031】図1,5(A)に示すように、法面部5に
は、可撓性膜3の長手方向両端部分3Fが取り付けられ
る部分に傾斜面12を備えた突部13が形成されてお
り、この傾斜面12に一定幅の下押金具8Bが敷設され
ている。
【0032】図4,6に示すように、下押え金具8Bの
上面には可撓性膜3の外周縁に沿って凸部16と一対の
凹部18とが形成されており、凹部18は隣接する下押
え金具8Bの凹部18と連結するようになっている。
【0033】下押え金具8Bの上面が本発明の下り斜面
に相当しており、図5(A)に示すように本発明の設置
面に相当する法面部5に対する下押え金具8Bの上面が
なす傾斜角度θ1 は、30°〜90°の範囲内に設定さ
れている。
【0034】凸部16の中央からは、M39のアンカー
ボルト7の螺子部分が突出している。
【0035】また、可撓性膜3には、アンカーボルト7
を挿通するボルト孔20が外周縁に沿って複数形成され
ている。
【0036】図4,5(A),6に示すように、可撓性
膜3は、長手方向両端部分3Fの両側部(図2(A)の
B1 〜A1 及びB4 〜A3 )の外周縁の一定幅部分が、
この下押え金具8Bと、下押え金具8Bに形成された凸
部16及び凹部18に対応する凹部22及び凸部24を
有する上押え金具9Bとに挟持されている。
【0037】上押え金具9Bには、アンカーボルト7の
挿通するボルト孔26が形成されている。
【0038】この長手方向両端部分3Fの両側部の外周
縁の一定幅部分は、可撓性膜3のボルト孔20及び上押
え金具9Bのボルト孔26を挿通したアンカーボルト7
にナット10を螺合させて締め付けることにより上押え
金具9Bと下押え金具8Bとの間に挟持固定されてい
る。
【0039】ここで、下押え金具8Bには可撓性膜3の
外周縁付近に沿って延びる断面が矩形の2本のリブ28
が形成され、上押え金具9Bにはリブ28と対向する位
置に断面が矩形の溝30が形成されており、これによっ
て可撓性膜3は複数回屈曲され、摩擦力が増大された状
態で挟持固定されている。
【0040】図4及び図6に示すように、本実施形態の
上押え金具9Bはアンカーボルト7毎に分割されている
が、複数個を一体化した形状のものであっても良い。
【0041】なお、長手方向両端部分3Fの端部3D
は、図4で示した取付方法と同様にして上押え金具9B
と下押え金具8Bとの間に挟まれて法面部5に固定され
ている。
【0042】次に、本実施形態の可撓性膜堰14の施工
方法及び作用を説明する。
【0043】可撓性膜3の側部3Cを上押え金具9A,
9Bによって据付面2に取り付ける場合、可撓性膜3の
膨張起立時の立体的な袋体を形成するためには、それぞ
れの側部3Cを中心線CLに近接させて可撓性膜3の周
長を構成する展張時の幅Lが、可撓性膜3の周長Lを形
成するようにすることができる。
【0044】即ち、側部D1 を据付固定点D2 へ、以下
C1 をC2 へ、B1 をB2 へ、A1をA2 へそれぞれ中
心線CL側に幅寄せし、また、同様に、反対側の可撓性
膜3の側部D4 をD3 へ、C4 をC3 へ、B4 をB3
へ、A3 をA4 へと幅寄せして取付け据え付ける。
【0045】ここで、図2(A)に示すように、可撓性
膜3の辺B1 A1 をその長さより短い長さの据付面2の
辺B2 A2 に取り付けるため、辺B1 A1 に余剰が生じ
るが、この余剰部分は、可撓性膜3のボルト孔20とボ
ルト孔20との間の部分を、下押え金具8Bの凹部18
の壁面に沿わせることにより吸収される。
【0046】図1及び図5(A)には、倒伏状態の可撓
性膜堰14が示されており、可撓性膜3は自重によって
据付面2に略密着状態となる。
【0047】図5(A)に示すように、法面部5におい
ては、可撓性膜3の外周縁付近が可撓性膜3の外周縁に
向かって下る下押え金具8Bの上面に沿って傾斜した状
態で取り付けられているため、可撓性膜3は、上押え金
具9B及び下押え金具8Bの内側部分(実際に倒伏・起
立する部分)の上押え金具9B及び下押え金具8Bの近
傍において、内面(法面5側の下面)がやや弛み、外面
(上面)がやや張力が作用してつっぱった状態となる。
即ち、厚肉のシートや板状の部材が曲げられると、曲率
半径外側では張力が、曲率半径内側では圧縮力が作用す
る現象と同じ現象が可撓性膜3に生じる。
【0048】次に、可撓性膜3の内部に空気等の流体を
供給して内圧を高めると、金具の内側部分が据付面2か
ら離れ、金具付近の可撓性膜3は図5(B)に示すよう
に、法面5に対してある角度をもつことになる。
【0049】可撓性膜3が法面5に対してある角度を持
つように可撓性膜堰14が起立すると、可撓性膜3の内
面側に張力が作用するが、本実施形態では、図5(A)
に示すように倒伏した状態において内面側を予め弛ませ
ているので、可撓性膜堰14が起立したときの内面側の
張力の上昇を抑えることができ、可撓性膜2の下押え金
具8Bの凹部18付近に生じる集中応力を抑えることが
できる。
【0050】ここで、傾斜角度θ1 が30°未満になる
と、起立させたときの可撓性膜3の内面側に生じる張力
の上昇を十分に抑えることが出来なくなり、したがっ
て、集中応力を十分に抑えることが出来なくなる。
【0051】一方、傾斜角度θ1 が90°を越えると、
倒伏したときに可撓性膜3の外面側に張力が発生して集
中応力を生じる虞れがある。
【0052】なお、起立した時の可撓性膜3の方向を、
下押金具8B(傾斜面12)の方向と一致させることに
より、集中応力の発生を零にすることも可能である。 [他の実施形態]前記実施形態では、下押え金具8Bに
リブ28が2本、上押え金具9Bに溝30が2本形成さ
れていたが、本発明はこれに限らず、図7に示すよう
に、下押え金具8Bにリブ28を3本、上押え金具9B
に溝30を3本形成しても良く、リブ28及び溝30の
数を更に増加しても良い。
【0053】また、前記実施形態では、リブ28及び溝
30が可撓性膜3の外周縁に沿って途切れることなく連
続した状態で形成されていたが、本発明はこれに限ら
ず、図8に示すように、凹部18のみに形成されていて
も良い。凹部18にのみリブ28を形成した場合、上押
え金具9Bの溝30は凸部24にのみ形成する。
【0054】また、前記実施形態では、リブ28及び溝
30の断面形状が矩形であったが、本発明はこれに限ら
ず、図9に示すように、角部が滑らかな曲線で形成され
た略台形形状等の他の形状であっても良い。
【0055】図7乃至図9の何れの場合も、複数のリブ
28及び溝30によって可撓性膜3との摩擦力を増大し
て可撓性膜3を確実に固定することができる。
【0056】なお、図10(A)に示すように、厚い下
押え金具8Bと薄い上押え金具9Bとによって可撓性膜
3を若干浮かすように固定しても良い。
【0057】この場合においても、可撓性膜3の内部に
空気等の流体を供給して内圧を高めると、可撓性膜堰1
4は金具付近の可撓性膜3が図10(B)に示すように
法面5に対してある角度をもつように起立して可撓性膜
3の内面側に張力が作用するが、図10(A)に示すよ
うに可撓性膜堰14が倒伏した状態において可撓性膜3
の内面側を予め弛ませているので、前述した実施形態と
同様に可撓性膜堰14が起立したときの内面側の張力の
上昇を抑えることができ、可撓性膜2の下押え金具8B
の凹部18付近に生じる集中応力を抑えることができ
る。
【0058】また、前記実施形態では、下押え金具8B
の上面が、傾斜面12に平行であったが、本発明はこれ
に限らず、可撓性膜3を挟持している部分のうち少なく
とも外周縁とは反対側の領域が法面5に対して傾斜して
いれば良い。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の可撓性膜
堰は上記の構成としたので、起立時の集中応力を抑える
ことができ、耐久性を向上させることができる、という
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る可撓性膜堰の斜視図
である。
【図2】(A)は可撓性膜及び据付面の展開図であり、
(B)は取付けベースの河の流れに直角な断面図であ
る。
【図3】河床面部での可撓性膜の固定部分を示す断面図
である。
【図4】法面部での可撓性膜の固定部分を示す外周縁に
沿った断面図(図5(A)の4−4線断面図)である。
【図5】(A)は法面部での可撓性膜(倒伏時)の固定
部分を示す外周縁に直角な断面図であり、(B)は法面
部での可撓性膜(起立時)の固定部分を示す外周縁に直
角な断面図である。
【図6】法面部での可撓性膜の固定部分を示す分解斜視
図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る可撓性膜堰の法面
部での可撓性膜の固定部分を示す分解斜視図である。
【図8】本発明の更に他の実施形態に係る可撓性膜堰の
法面部での可撓性膜の固定部分を示す分解斜視図であ
る。
【図9】本発明の更に他の実施形態に係る可撓性膜堰の
法面部での可撓性膜の固定部分を示す分解斜視図であ
る。
【図10】(A)は本発明の他の実施形態に係る可撓性
膜堰の法面部での可撓性膜(倒伏時)の固定部分を示す
外周縁に直角な断面図であり、(B)は法面部での可撓
性膜(起立時)の固定部分を示す外周縁に直角な断面図
である。
【図11】従来の可撓性膜堰の斜視図である。
【図12】(A)は従来の可撓性膜堰の法面部での可撓
性膜(倒伏時)の固定部分を示す外周縁に直角な断面図
であり、(B)は従来の可撓性膜堰の法面部での可撓性
膜(起立時)の固定部分を示す外周縁に直角な断面図で
ある。
【図13】従来の可撓性膜堰の法面部での可撓性膜の固
定部分を示す外周縁に沿った断面図である。
【図14】(A)は他の従来例に係る可撓性膜堰の法面
部での可撓性膜(倒伏時)の固定部分を示す外周縁に直
角な断面図であり、(B)は法面部での可撓性膜(起立
時)の固定部分を示す外周縁に直角な断面図である。
【符号の説明】
3 可撓性膜 5 法面部(設置面) 8B 下押え金具(下り斜面) 14 可撓性膜堰

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置面に可撓性膜の外周部分を取り付
    け、流体の供給、排出により起立、倒伏する可撓性膜堰
    であって、 前記設置面の前記外周部分が取り付けられる取付部位
    は、少なくとも前記可撓性膜の外周縁とは反対側の領域
    に、前記可撓性膜の外周縁に向かって下る下り斜面を有
    することを特徴とする可撓性膜堰。
  2. 【請求項2】 前記可撓性膜の外周縁に対して直角な断
    面で見たときの前記下り斜面の傾斜角度は、前記設置面
    に対して30°〜90°であることを特徴とする請求項
    1に記載の可撓性膜堰。
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