JP2000129609A - 透水性研磨平板 - Google Patents

透水性研磨平板

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JP2000129609A
JP2000129609A JP10303834A JP30383498A JP2000129609A JP 2000129609 A JP2000129609 A JP 2000129609A JP 10303834 A JP10303834 A JP 10303834A JP 30383498 A JP30383498 A JP 30383498A JP 2000129609 A JP2000129609 A JP 2000129609A
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JP
Japan
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plate
water
permeable
flat plate
polished
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JP10303834A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Kikuzawa
徹士 菊澤
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Nihon Kogyo KK
Original Assignee
Nihon Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、舗道などに敷設され、舗装用に用い
られる透水性平板に関する。 【解決手段】多数の骨材がセメントにより結合されて、
連続気孔を有する板状体となされ、この板状体の一面が
凹凸状に研磨されたもので、平板表面を研磨することに
より、表面に集積されるセメント層が削り取られ、骨材
と骨材の間に空隙が形成されるので、透水性能が向上さ
れる。又、溝の上端の角がシャープに形成され、滑り止
め効果が大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舗道などに敷設さ
れ、舗装用に用いられる透水性平板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の透水性平板として、砂
利、砕石などがセメントなどにより固化され、内部に多
数の気孔を有する多孔質板状体となされたものが知られ
ている。又、実公平4−37921号公報には、多数の
小粒径骨材が結合材により固化されて空隙率20〜80
%の連続気孔を有する板状体となされ、該板状体の表面
が骨材も含め切削研磨されて平滑となされると共に、板
状体表面に骨材の切削研磨面が露出された透水性床板が
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
き透水性平板は、平板表面に砂利、砕石などが単に露出
されて、表面凹凸状となされているので、歩行感が悪
く、滑り止め効果が未だ不十分であると共に、美観的に
も劣るという問題があった。又、実公平4−37921
号公報に提案されている透水性床板に於いては、上記の
ような問題は解消されるものの、表面が平滑であるため
に歩行者が滑りやすいという問題があった。
【0004】そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研
究の結果、歩行感に優れ、美観にも優れ、歩行者が足を
滑らせにくく、透水性に優れた透水性平板を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1記載の透
水性研磨平板は、多数の骨材がセメントにより結合され
て、連続気孔を有する板状体となされ、この板状体の一
面が凹凸状に研磨されたもので、平板表面を研磨するこ
とにより、表面に集積されるセメント層が削り取られ、
骨材と骨材の間に空隙が形成されるので、透水性能が向
上される。又、溝の上端の角がシャープに形成され、滑
り止め効果が大きい。
【0006】又、本発明請求項2記載の透水性研磨平板
は、多数の骨材がセメントにより結合されて、連続気孔
を有する板状体となされ、この板状体の一面が平滑に研
磨されて平滑面となされると共に、この平滑面が切削さ
れて溝が形成されたもので、溝が切削により作製される
ため、溝の側壁にも空隙が形成され、空隙の露出する表
面積が増加し、透水性能が向上される。
【0007】又、本発明請求項3記載の透水性研磨平板
は、透水性研磨平板の一縁から対向する一縁に亘って溝
が形成されたもので、平板の表面から水が連続気孔をと
うして下方に導かれるとともに、溝の中を流れて平板の
縁部から排出されるので、排水能力が高い。
【0008】又、本発明請求項4記載の透水性研磨平板
は、透水性研磨平板の表面に多数の溝が形成されたもの
で、排水能力が更に高くなされる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に付いて説明する。図1及び図2は本発明透水性研磨平
板の実施形態の一例を示す平面図であり、図3は透水性
研磨平板に形成された溝の詳細を示す断面図である。
【0010】透水性研磨平板は、多数の骨材2がセメン
トにより結合されて、連続気孔を有する板状体となさ
れ、この板状体の一側面が凹凸状に研磨されている。骨
材2の表面にはセメントが付着しており、隣り合う骨材
2と骨材2が接点でこのセメントにより接着されてい
る。骨材2と骨材2の接点以外には空隙3が形成され
る。
【0011】この透水性研磨平板に形成された空隙3が
透水性平板に透水性能を付与する。本発明透水性研磨平
板はその表面に溝1が研磨加工により形成されているの
で、降雨時に溝1内に保水され平板上に水たまりができ
にくい。又、溝1の壁面部11にも透水性が付与され、
降雨時の排水性に優れる。この溝1は研磨加工により形
成されているので、上端の角12がシャープに形成さ
れ、滑り止め効果が大きい。
【0012】次に本発明透水性研磨平板の製作方法につ
いて説明する。透水性研磨平板は粗骨材とセメントを型
枠内に充填し、振動加圧して型枠形状にコンクリートを
なじませ、乾燥硬化させた後、型枠から離型し、この硬
化したコンクリート成型物の一面を平滑に研磨した後、
溝1を切削して作製される。コンクリート成型物の一面
を研磨することにより、表面に集積されるセメント層が
削り取られ、骨材2と骨材2の間に空隙3が形成され
る。又、溝1が切削により作製されるため、空隙3の露
出する表面積が増加し、透水性能が向上される。
【0013】本発明透水性研磨平板の形状は、前記では
方形状の例を示したが、これに限るものではなく、円
形、楕円形、三角形、多角形など適宜形状となされれば
よい。又、本発明透水性平板に於ける連続気孔の空隙率
は、適宜骨材の種類と配合量によって決められるが、好
適には10〜80%となされる。
【0014】本発明に於けるセメントとしてはポルトラ
ンドセメントや白色ポルトランドセメントなど適宜種類
のセメントが用いられる。又、骨材としては、砕石や砂
利、玉石などが用いられてもよいし、パーライトや蛭石
などの軽量骨材が用いられてもよい。
【0015】
【発明の効果】上述の如く、本発明請求項1記載の透水
性研磨平板は、多数の骨材がセメントにより結合され
て、連続気孔を有する板状体となされ、この板状体の一
面が凹凸状に研磨されたもので、平板表面を研磨するこ
とにより、表面に集積されるセメント層が削り取られ、
骨材と骨材の間に空隙が形成されるので、透水性能が向
上される。又、溝の上端の角がシャープに形成され、滑
り止め効果が大きい。
【0016】又、本発明請求項2記載の透水性研磨平板
は、多数の骨材がセメントにより結合されて、連続気孔
を有する板状体となされ、この板状体の一面が平滑に研
磨されて平滑面となされると共に、この平滑面が切削さ
れて溝が形成されたもので、溝が切削により作製される
ため、溝の側壁にも空隙が形成され、空隙の露出する表
面積が増加し、透水性能が向上される。
【0017】又、本発明請求項3記載の透水性研磨平板
は、透水性研磨平板の一縁から対向する一縁に亘って溝
が形成されたもので、平板の表面から水が連続気孔をと
おして下方に導かれるとともに、溝の中を流れて平板の
縁部から排出されるので、排水能力が高い。
【0018】又、本発明請求項4記載の透水性研磨平板
は、透水性研磨平板の表面に多数の溝が形成されたもの
で、排水能力が更に高くなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明透水性研磨平板の実施形態の一例を示す
斜視図である。
【図2】本発明透水性研磨平板の実施形態の他の例を示
す斜視図である。
【図3】本発明透水性研磨平板に形成された溝の詳細を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 溝 11 壁面部 12 上端の角 2 骨材 3 空隙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の骨材がセメントにより結合され
    て、連続気孔を有する板状体となされ、この板状体の一
    面が凹凸状に研磨されたことを特徴とする透水性研磨平
    板。
  2. 【請求項2】 多数の骨材がセメントにより結合され
    て、連続気孔を有する板状体となされ、この板状体の一
    面が平滑に研磨されて平滑面となされると共に、この平
    滑面が切削されて溝が形成されたことを特徴とする透水
    性研磨平板。
  3. 【請求項3】 透水性研磨平板の一縁から対向する一縁
    に亘って溝が形成されたことを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の透水性研磨平板。
  4. 【請求項4】 透水性研磨平板の表面に多数の溝が形成
    されたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求
    項3記載の透水性研磨平板。
JP10303834A 1998-10-26 1998-10-26 透水性研磨平板 Pending JP2000129609A (ja)

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