JP2000128771A - 脱臭器の逆流防止方法 - Google Patents

脱臭器の逆流防止方法

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JP2000128771A
JP2000128771A JP10306117A JP30611798A JP2000128771A JP 2000128771 A JP2000128771 A JP 2000128771A JP 10306117 A JP10306117 A JP 10306117A JP 30611798 A JP30611798 A JP 30611798A JP 2000128771 A JP2000128771 A JP 2000128771A
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JP
Japan
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temperature
air
deodorizing
fan
temperature sensor
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JP10306117A
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Hideaki Yamada
秀昭 山田
Norio Noma
紀夫 能間
Hideto Shinpo
秀人 新保
Hiroyuki Omura
浩之 大村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 臭気洩れを招く空気の逆流を防ぐ。 【解決手段】 加熱用ヒータ4及び脱臭用触媒12が設
置されている脱臭室10と、この脱臭室10に対する空
気の給排のためのファン3とを備えた脱臭器1である。
脱臭室10に導かれる空気の温度を測定する温度センサ
ー21を設けて、この温度センサー21の検出温度値に
よって逆流状態を判断して、ファン3を大風量運転に切
り換える。空気の温度に基づいて逆流を判断するもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファンによって臭い
成分を含む空気を触媒に接触させることで脱臭を行う脱
臭器の逆流防止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】白金のような触媒を配した脱臭室に臭い
成分を含む空気をファンによって供給し、上記空気を触
媒に接触させることで脱臭を行う脱臭器がある。この脱
臭器においては、上記空気を所定温度まで加熱した状態
で触媒に接触させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、家庭用生ご
み処理装置からの排気に対して脱臭を行う脱臭器のよう
に、家庭の室内に設置される脱臭器では臭気を室内に洩
らしてはならないが、ファンによる強制通気を行ってい
る脱臭器では、その排気側の送風抵抗の増加によって空
気が逆流して、室内に臭気が洩れてしまうことがある。
【0004】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは臭気洩れを招く空気
の逆流を防ぐことができる逆流防止方法を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、加熱
用ヒータ及び脱臭用触媒が設置されている脱臭室と、こ
の脱臭室に対する空気の給排のためのファンとを備えた
脱臭器の逆流防止方法であって、脱臭室に導かれる空気
の温度を測定する温度センサーを設けて、この温度セン
サーの検出温度値によって逆流状態を判断して、ファン
を大風量運転に切り換えることに第1の特徴を有してお
り、脱臭室に導かれる空気の温度を測定する第1の温度
センサーと、脱臭室から排出される空気の温度を測定す
る第2の温度センサーとを設けて、両温度センサーの検
出温度値の差によって逆流状態を判断して、ファンを大
風量運転に切り換えることに第2の特徴を有している。
空気の温度に基づいて逆流を判断するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図2に示す脱臭器1は、生ごみ処
理装置5からの排気を脱臭して排出するためのもので、
ここにおける生ごみ処理装置5は、攪拌翼51を供えた
処理槽50内で生ごみを生物発酵させることで分解処理
するものである。そして脱臭器1は、メタルハニカムと
して構成された白金からなる触媒12を備えた脱臭室1
0と、熱交換部11とを備えており、熱交換部11には
生ごみ処理装置5からの排気を脱臭室10に導く導入管
18と、脱臭室10から脱臭済みの空気を排出するため
の排気管19とが通されて、排気管19と導入管18と
の間で熱交換がなされるようになっている。なお、排気
管19は生ごみ処理槽1内を通過しており、排気管19
を通る排気の熱によって、処理槽50を加温することが
できるようにしてある。
【0007】脱臭器1における脱臭室10内には、加熱
用のヒータ4が設置されており、上記排気管19の途中
には排気用のファン3が設置されている。ファン3は、
生ごみ処理装置5からの排気を熱交換部11と脱臭室1
0とを通じて外部に排出するものであり、上記ヒータ4
は導入管18から脱臭室10内に流入した空気を加熱す
る。
【0008】そして、脱臭室10内には2つの温度セン
サー21,22を設けてあり、排気管19における生ご
み処理装置1を通過した部分にも温度センサー23を設
けてある。脱臭室10内に配した2つの温度センサー2
1,22のうち、温度センサー21は導入管18を通じ
て脱臭室10内に流入する空気の温度を測定するもので
あり、温度センサー22は触媒12付近の雰囲気温度
(脱臭室10の出口温度)を測定する。また、温度セン
サー23は、排気温度を測定する。
【0009】ここにおいて、上記ヒータ4は、その運転
モードと、温度センサー21,23の各測定温度とに基
づいて、運転が制御されるものとなっており、温度セン
サー21によるところの入り口温度の測定結果に基づい
て通電率が設定される。また、温度センサー22が異常
高温を検知したり、温度センサー23が異常温度を検知
した時には、オフとされる。運転モードは、図示例で
は、強、標準の2段階(結露防止のための運転モードも
含めれば3段階)の切り換えがなされるものとなってい
る。
【0010】ファン3は、通常時、生ごみ処理装置5に
おける生ごみ投入口52が開かれた場合に、最大運転を
行い、生ごみ投入口42が閉じられているときには、運
転モードが強である時、たとえば25リッター/分、標
準である時、たとえば20リッター/分の風量となる運
転がデューティ比制御でなされる。また、上記温度セン
サー22による触媒12付近の雰囲気温度の測定結果に
基づいてフィードバック制御がなされる。なお、触媒1
2付近の雰囲気温度は、ファン3による風量変更によっ
て調整するものとなっており、雰囲気温度が運転モード
に応じた目標値(たとえば強モードでは300℃程度、
標準モードでは160℃程度、結露防止モードでは75
℃程度)を超えておれば風量が多くなるように、下回っ
ている時には風量を少なくするものとなっている。ただ
し、温度センサー22出力に基づくファン3のデューテ
ィ比のフィードバック時間は、目標温度と測定温度との
差の値によって変えるものとしてある。図4に示すよう
に、目標温度と測定温度との差の値が20℃未満であれ
ば、たとえば60秒毎にフィードバックし、20℃以上
であれば、たとえば2秒毎にフィードバックするものと
してある。目標温度に短時間で近づく上に、目標温度付
近で安定するようにしているわけである。
【0011】排気の逆流の検知は、上記温度センサー2
1を利用して行うものとなっている。すなわち、運転モ
ードに応じて入り口温度に閾値を設定しておく。たとえ
ば、強モードであれば190℃、標準モードであれば1
20℃、結露防止モードであれば65℃の温度を閾値と
して設定しておく。生ごみ処理装置5から排出される排
気は、発酵熱や発酵促進のための加熱のために、30〜
50℃となっているが、この排気は熱交換部11を通る
際に脱臭室10からの排気熱によって加熱された後に脱
臭室10に流入し、ここで温度センサー21により温度
が測定される。
【0012】今、排気管19が詰まるなどして、逆流が
生じている時には、脱臭室10内の高温空気が導入管1
8側に戻ることから、温度センサー21で検出される温
度は、上記閾値を越えることになる。従って、温度セン
サー21で検出される入り口温度が閾値を越えれば、逆
流が生じているとして判断して、ファン3をデューティ
比100%で運転する。そして、このデューティ比10
0%での運転を所定時間(たとえば15分間)継続して
も、入り口温度が上記閾値より下がらなければ、風量エ
ラー表示を行って、使用者に異常を知らせるとともに、
ヒータ4をオフとする。
【0013】図3に他例を示す。ここでは、温度センサ
ー21による入り口温度単独で逆流を検知するのではな
く、温度センサー22による触媒付近の雰囲気温度と温
度センサー21による入り口温度との差の値によって検
知している。すなわち、上記両温度の差の値が所定値
(たとえば強モードであれば35℃、標準モードであれ
ば20℃、結露防止モードであれば5℃)より小さくな
れば、逆流が生じているとして、上記の場合と同様に、
ファン3をデューティ比100%で運転する。そして、
このデューティ比100%での運転を所定時間(たとえ
ば15分間)継続しても、入り口温度が上記閾値より下
がらなければ、風量エラー表示を行って、使用者に異常
を知らせるとともに、ヒータ4をオフとする。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、加熱用ヒータ及
び脱臭用触媒が設置されている脱臭室と、この脱臭室に
対する空気の給排のためのファンとを備えた脱臭器の逆
流防止方法であって、脱臭室に導かれる空気の温度を測
定する温度センサーを設けて、この温度センサーの検出
温度値によって逆流状態を判断して、ファンを大風量運
転に切り換えるために、逆流によるところの臭気洩れを
防ぐことができるものであり、しかも逆流検出を温度セ
ンサーで行うために、たとえば加熱用ヒータの制御用の
温度センサーを利用することができ、別途センサーを設
ける必要がないものである。
【0015】また本発明は、脱臭室に導かれる空気の温
度を測定する第1の温度センサーと、脱臭室から排出さ
れる空気の温度を測定する第2の温度センサーとを設け
て、両温度センサーの検出温度値の差によって逆流状態
を判断して、ファンを大風量運転に切り換えるために、
逆流によるところの臭気洩れを防ぐことができるもので
あり、このものにおいても、逆流検出を温度センサーで
行うために、たとえば加熱用ヒータの制御用の温度セン
サーを利用することができ、別途センサーを設ける必要
がないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の動作を示すフロー
チャートである。
【図2】同上の脱臭装置の一例のブロック図である。
【図3】同上の他例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】同上のファンのフィードバック時間設定につい
ての説明図である。
【符号の説明】
1 脱臭器 3 ファン 4 ヒータ 10 脱臭室 12 触媒 21 温度センサー 22 温度センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新保 秀人 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 大村 浩之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4D048 AA22 AB03 BA30X BB02 CC38 CC42 CC43 DA01 DA02 DA05 DA06 4G069 AA03 AA14 AA15 BB02B BC75B CA17 CD02 DA06 EA18 FB79 FC07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱用ヒータ及び脱臭用触媒が設置され
    ている脱臭室と、この脱臭室に対する空気の給排のため
    のファンとを備えた脱臭器の逆流防止方法であって、脱
    臭室に導かれる空気の温度を測定する温度センサーを設
    けて、この温度センサーの検出温度値によって逆流状態
    を判断して、ファンを大風量運転に切り換えることを特
    徴とする脱臭器の逆流防止方法。
  2. 【請求項2】 加熱用ヒータ及び脱臭用触媒が設置され
    ている脱臭室と、この脱臭室に対する空気の給排のため
    のファンとを備えた脱臭器の逆流防止方法であって、脱
    臭室に導かれる空気の温度を測定する第1の温度センサ
    ーと、脱臭室から排出される空気の温度を測定する第2
    の温度センサーとを設けて、両温度センサーの検出温度
    値の差によって逆流状態を判断して、ファンを大風量運
    転に切り換えることを特徴とする脱臭器の逆流防止方
    法。
JP10306117A 1998-10-27 1998-10-27 脱臭器の逆流防止方法 Withdrawn JP2000128771A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106063670A (zh) * 2015-04-24 2016-11-02 松下知识产权经营株式会社 蒸汽过热装置以及使用该蒸汽过热装置的煮饭器
JP2018202280A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 住友重機械工業株式会社 放射性同位元素成分分離装置

Cited By (4)

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JP7178769B2 (ja) 2017-05-30 2022-11-28 住友重機械工業株式会社 放射性同位元素成分分離装置

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