JP6699409B2 - ガスクロマトグラフ - Google Patents

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本発明は、カラムオーブン内の可燃性ガスを検知し、当該検知内容に応じた処理を行うガスクロマトグラフに関するものである。
ガスクロマトグラフは、カラムと、カラムを収容するカラムオーブンと、検出器とを備えている。ガスクロマトグラフにおいて、カラムには、キャリアガスとともに試料が導入される。カラムに導入された試料は、カラムを通過する過程で分離される。カラムで分離された試料成分は、検出器で検出される。
キャリアガスとしては、例えば、水素ガスなどの可燃性ガスが用いられる場合がある。また、水素炎イオン化検出器(FID)などの検出器においては、水素ガスが検出器に供給され、当該検出器における検出に用いられる場合もある。
ガスクロマトグラフでは、分析動作中において、各部材の接続部分の弛みなどにより、本来の流路からガスが漏れることがある。この場合には、そのまま分析動作を継続すると、ガスクロマトグラフ内において、爆発や火災などが発生する危険性が高くなる。そこで、このような場合に対応するため、ガスが漏れた場合に、分析動作を停止させるガスクロマトグラフが提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
特許文献1に記載のガスクロマトグラフでは、ガスクロマトグラフ内の各流路を流れるガスの流量を測定している。そして、測定した流量に基づいて算出される値が、所定の閾値以上となった場合に、ガスクロマトグラフにおける分析動作を停止させる。
特許第5845966号公報
上記した従来のガスクロマトグラフでは、分析動作を停止させる際の各部品の制御が不適切な場合があった。
具体的には、ガスクロマトグラフ内でガスが漏れている場合には、カラムオーブン内に配置されるヒータは、発火源となるため、すぐに電力供給を停止させる必要がある。一方、カラムや、ガス供給部などは、漏れるガスの濃度が低い場合には、必ずしも電力供給を停止させる必要はなく、また、これらの部品は、電力が供給されている状態から、すぐにその供給が停止されると、壊れてしまう可能性のある部品である。
上記の従来のガスクロマトグラフでは、測定した流量に基づいて算出される値と、所定の閾値とを一様に比較し、その結果に基づいて、ガスクロマトグラフにおける部品の動作を停止(電力供給を停止)させている。そのため、カラムや、ガス供給部など、漏れるガスの濃度によっては、停止させる必要のない部品まで停止させる場合がある。そして、その場合には、部品が壊れることもある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、カラムオーブン内の可燃性ガスの濃度に応じた適切な処理を行うことができるガスクロマトグラフを提供することを目的とする。
(1)本発明に係るガスクロマトグラフは、カラムと、カラムオーブンと、ヒータと、試料導入部と、検出器と、ガス供給部と、ガス検知ユニットと、制御部とを備える。前記カラムオーブンは、前記カラムを収容する。前記ヒータは、前記カラムオーブン内を加熱する。前記試料導入部は、前記カラム内にキャリアガスとともに試料を導入する。前記検出器は、前記カラムを通過する過程で分離された試料成分を検出する。前記ガス供給部は、キャリアガス又は検出器用ガスとして可燃性ガスを供給する。前記ガス検知ユニットは、前記カラムオーブン内の可燃性ガスの濃度を検知する。前記制御部は、前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度を、第1閾値及び当該第1閾値よりも高い第2閾値と段階的に比較することにより、各閾値との比較結果に応じて、閾値ごとに異なる処理を行う。
このような構成によれば、ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が第1閾値以上の場合と、ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が第2閾値以上の場合とで、異なる処理を行うことができる。
例えば、ガス検知ユニットによってカラムオーブン内のガスが検知された場合であって、検知される可燃性ガスの濃度が低い場合には、発火源となる部品の動作を停止させることにより、爆発や火災などが発生する危険性を排除して、ガスクロマトグラフにおける安全性を確保できる。また、ガス検知ユニットによってカラムオーブン内のガスが検知された場合であって、検知される可燃性ガスの濃度が高い場合には、発火源となる部品の動作を停止させるとともに、その他の部品の動作も停止させることにより、ガスクロマトグラフにおける分析動作を完全に停止させて、安全性を確実に確保できる。
このように、本発明に係るガスクロマトグラフによれば、カラムオーブン内のガスの濃度に応じた適切な処理を行うことができる。
(2)また、前記制御部は、前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第1閾値以上である場合に、前記ヒータによる加熱を停止させてもよい。
このような構成によれば、ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第1閾値以上である場合に、発火源となるヒータの動作を停止させて、爆発や火災などが発生する危険性を排除できる。
そのため、ガスクロマトグラフにおける安全性を確保できる。
(3)また、前記カラムオーブンは、本体と、給気フラップと、排気フラップとを備えてもよい。前記本体は、外部から空気を供給する給気口、及び、外部に空気を排出する排気口が形成された中空状である。前記給気フラップは、前記給気口を開閉する。前記排気フラップは、前記排気口を開閉する。前記制御部は、前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第1閾値以上である場合に、前記給気フラップ及び前記排気フラップを閉状態から開状態に切り替えてもよい。
このような構成によれば、ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第1閾値以上である場合に、給気フラップ及び前記排気フラップを閉状態から開状態に切り替えることにより、カラムオーブン内を換気でき、カラムオーブン内に可燃性ガスが充満することを抑制できる。
そのため、ガスクロマトグラフにおける安全性を確実に確保できる。
(4)また、前記ガスクロマトグラフは、表示部をさらに備えてもよい。前記制御部は、前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第1閾値以上である場合に、前記表示部にエラー情報を表示させてもよい。
このような構成によれば、ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第1閾値以上である場合に、ユーザに対してカラムオーブン内にガスが漏れていることを報知できる。
(5)また、前記ガスクロマトグラフは、電力供給部をさらに備えてもよい。前記電力供給部は、前記ガス供給部及び前記検出器を含む複数の電気部品に電力を供給する。前記制御部は、前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第2閾値以上である場合に、前記複数の部品のうち少なくとも1つの部品に対する前記電力供給部からの電力供給を停止させてもよい。
このような構成によれば、ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第2閾値以上である場合に、複数の部品のうち少なくとも1つの部品に対する電力供給を停止させることより、ガスクロマトグラフにおける分析動作を停止させて、安全性を確実に確保できる。
(6)また、前記ガス検知ユニットは、スピーカを備えてもよい。前記制御部は、前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第2閾値以上である場合に、前記スピーカからエラー音を出力させてもよい。
このような構成によれば、ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第2閾値以上である場合に、ユーザに対してカラムオーブン内に高い濃度のガスが漏れていることを確実に報知できる。
(7)また、前記ガス検知ユニットは、信号出力部を備えてもよい。前記制御部は、前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第2閾値以上である場合に、前記信号出力部からエラー信号を出力させてもよい。
このような構成によれば、ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第2閾値以上である場合に、エラー信号に基づく処理を行うことができる。
(8)また、前記ガスクロマトグラフは、バルブをさらに備えてもよい。前記バルブは、前記ガス供給部から供給される可燃性ガスの流量を調整する。前記制御部は、前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第2閾値以上である場合に、前記バルブを閉状態としてもよい。
このような構成によれば、ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第2閾値以上である場合に、ガス供給部からの可燃性ガスの供給を停止させることができる。
そのため、ガスクロマトグラフにおける安全性を確実に確保できる。
(9)また、前記ガスクロマトグラフは、電源スイッチをさらに備えてもよい。前記電源スイッチは、前記ガスクロマトグラフの電源をオン状態又はオフ状態に切り替える。前記制御部は、前記電源スイッチがオフ状態からオン状態に切り替えられたときの前記ガス検知ユニットからの検知信号に基づいて、当該ガス検知ユニットの異常状態を検出してもよい。
このような構成によれば、電源スイッチがオフ状態からオン状態に切り替えられた時点でガス検知ユニットに異常が発生している場合に、異常検出処理部によって、その異常を確実に検出できる。
本発明によれば、ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が第1閾値以上の場合と、ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が第2閾値以上の場合とで、異なる処理を行うことができる。そのため、カラムオーブン内のガスの濃度に応じた適切な処理を行うことができる。
本発明の一実施形態に係るガスクロマトグラフの構成を示した概略図である。 ガスクロマトグラフの詳細な構成を示した図である。 ガスクロマトグラフの電気的構成を示したブロック図である。 本体制御部による制御動作の流れを示したフローチャートである。 ユニット制御部による制御動作の流れを示したフローチャートである。
1.ガスクロマトグラフの概略構成
図1は、本発明の一実施形態に係るガスクロマトグラフ1の構成を示した概略図である。
ガスクロマトグラフ1は、カラム2,3のそれぞれにキャリアガスとともに試料を導入することにより、各カラムで分離された試料成分の分析を行うためのものであり、上記カラム2,3以外に、カラムオーブン4、貯留部5,6、ガス供給部7、及び、検出器8,9を備えている。
カラム2,3のそれぞれは、例えば、キャピラリカラムからなり、カラムオーブン4内に収容されている。すなわち、ガスクロマトグラフ1では、複数(2つ)のカラムが同一のカラムオーブン4内に収容されている。
貯留部5,6のそれぞれには、ガスクロマトグラフ1内で用いられるガスが貯留されている。具体的には、貯留部5には、可燃性ガスの一例である水素ガスが貯留されている。また、貯留部6には、不活性ガスの一例であるヘリウムガスが貯留されている。
ガス供給部7は、貯留部5,6のそれぞれに貯留されているガスを、カラム2,3のそれぞれに供給するように構成されている。ガス供給部7は、バルブ71,72を備えている。バルブ71は、貯留部5からカラム2に向かう流路の途中に介在されており、バルブ72は、貯留部6からカラム3に向かう流路の途中に介在されている。ガス供給部7では、バルブ71,72を動作させることにより、貯留部5,6のそれぞれからカラム2,3のそれぞれに向かうガスの流量を調整している。
また、貯留部5からカラム2に向かう流路の途中であって、流入方向において、ガス供給部7の上流側には、バルブ10が介在されている。
検出器8は、例えば、水素炎イオン化検出器(FID)である。
検出器9は、例えば、バリア放電イオン化検出器(BID)である。
ガスクロマトグラフ1では、ガス供給部7によって、貯留部5内の可燃性ガスがキャリアガスとしてカラム2に導入される。このとき、カラム2には、キャリアガスとともに試料が導入される。カラム2で分離された試料成分は、検出器8により検出される。また、ガスクロマトグラフ1では、ガス供給部7によって、貯留部6内の不活性ガスがキャリアガスとしてカラム3に導入される。このとき、カラム3には、キャリアガスとともに試料が導入される。カラム3で分離された試料成分は、検出器9により検出される。
このように、ガスクロマトグラフ1では、複数(2つ)のカラムのそれぞれに対して、キャリアガス及び試料が導入される。
2.ガスクロマトグラフの詳細な構成
図2は、ガスクロマトグラフ1の詳細な構成を示した図である。なお、図2では、上記したカラム3及びその周辺の部材については、説明の便宜上、図示を省略している。
ガスクロマトグラフ1は、上記したカラム2、カラムオーブン4、貯留部5、ガス供給部7及び検出器8に加えて、ヒータ11、攪拌冷却ファン12、試料導入部13及びガス検知ユニット14などを備えている。
カラムオーブン4は、内部にカラム2、ヒータ11及び攪拌冷却ファン12などが収容された本体41を備えている。本体41には、給気口42及び排気口43が形成されている。これにより、給気口42を介して本体41の外部から空気を供給することができるとともに、排気口43を介して本体41内の空気を外部に排出することができるようになっている。また、カラムオーブン4には、給気口42を開閉する給気フラップ44、及び、排気口43を開閉する排気フラップ45が備えられている。
試料導入部13は、カラム2内にキャリアガス及び試料ガスを導入するためのものであり、その内部に試料気化室(図示せず)が形成されている。この試料気化室には、液体試料が注入され、試料気化室内で気化された試料が、ガス供給部7から供給されるキャリアガスとともにカラム2内に導入される。
また、ガス供給部7からは、検出器8に対してもガス(可燃性ガス)が供給される。そして、検出器8では、当該可燃性ガスを検出器用ガスとして用いることにより検出が行われる。
このように、ガス供給部7は、可燃性ガスをキャリアガス及び検出器用ガスとして供給する。ガス供給部7は、例えばフローコントローラを含む構成であり、キャリアガス及び検出器用ガスの流量を個別に制御することができる。
ガス検知ユニット14は、カラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度を検知するように構成されており、また、検知したガス濃度に基づいて、各種処理を行うように構成されている(後述する)。ガス検知ユニット14は、その一端がカラムオーブン4の本体41内に配置される吸引管141と、吸引管141の途中部に介在されるポンプ142と、吸引管の他端に設けられる濃度検知センサ143とを備えている。
ガスクロマトグラフ1では、分析動作中は、ヒータ11によってカラムオーブン4内が加熱される。そして、攪拌冷却ファン12が回転されることにより、カラムオーブン4内のカラム2が均一に加熱される。
また、カラム2を冷却する際には、給気フラップ44及び排気フラップ45が閉状態から開状態とされることにより、給気口42及び排気口43が開放される。この状態で、給気口42の近傍に設けられた攪拌冷却ファン12が回転することにより、本体41の外部から本体41内に空気を供給して、カラム1を冷却することができる。
また、ガス検知ユニット14では、ポンプ142が動作されて、カラムオーブン4(本体41)内の空気が吸引管141を介して吸引される。そして、吸引管141を流れる空気に含まれるガスの濃度が、濃度検知センサ143によって検知される。
3.ガスクロマトグラフの電気的構成
図3は、ガスクロマトグラフ1の電気的構成を示したブロック図である。
ガスクロマトグラフ1の動作は、例えば、ガスクロマトグラフ1の本体に設けられたCPU(Central Processing Unit)を含む本体制御部20によって制御される。本体制御部20には、上記したガス供給部7、検出器8、バルブ10、ヒータ11及びガス検知ユニット14の他、フラップ開閉機構21、表示部22及び電源スイッチ23などが電気的に接続されている。
フラップ開閉機構21は、例えば、モータ(図示せず)などを含む構成であり、給気フラップ44及び排気フラップ45をそれぞれ閉状態又は開状態に切り替えるための機構である。
表示部22は、例えば、液晶表示器などにより構成される。表示部22には、本体制御部20の制御により、分析結果などの各種情報が表示される。
電源スイッチ23は、例えば、ガスクロマトグラフ1の本体に設けられている。電源スイッチ23は、ユーザの操作により、ON/OFFの切替が可能である。
本体制御部20は、CPUがプログラムを実行することにより、比較処理部201、動作処理部202及び異常検出処理部203などとして機能する。
比較処理部201は、ガス検知ユニット14のユニット制御部144(後述する)からの信号に基づいて、カラムオーブン4内のガスの濃度と所定の閾値とを比較する。具体的には、比較処理部201は、第1閾値の情報を保持しており、カラムオーブン4内のガスの濃度を第1閾値と比較する。
動作処理部202は、比較処理部201の比較結果に基づいて、ガス供給部7、検出器8、バルブ10、ヒータ11、フラップ開閉機構21及び表示部22のそれぞれの動作を制御する。
異常検出処理部203は、ガス検知ユニット14のユニット制御部144(後述する)からの信号、及び、電源スイッチ23からの信号に基づいて、濃度検知センサ143に異常が発生した場合に、その異常を検出する。
ガス検知ユニット14は、上記した濃度検知センサ143の他、ユニット制御部144、スピーカ145及び信号出力部146などを備えている。
ユニット制御部144は、例えば、論理回路を含むハードウェアにより構成されている。ユニット制御部144には、本体制御部20、スピーカ145、信号出力部146、バルブ10及び電力供給部24などが電気的に接続されている。なお、ユニット制御部144は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む構成であってもよい。
電力供給部24は、電源スイッチ23がONの状態において、ガス供給部7、検出器8、バルブ10、ヒータ11、フラップ開閉機構21及び表示部22のそれぞれに電力を供給するように構成されている。
ユニット制御部144は、濃度検知センサ143からの信号に基づいて、カラムオーブン4内のガス濃度の情報を本体制御部20に出力する。また、ユニット制御部144は、濃度検知センサ143からの信号に基づいて、スピーカ145からエラー音を出力させ、また、信号出力部146からネットワークなどを介して外部システム100に対してエラー信号を出力させる。ユニット制御部144は、論理回路を用いたハード的な処理により、比較処理部151及び動作処理部152などとして機能する。
比較処理部151は、濃度検知センサ143からの信号に基づいて、カラムオーブン4内のガスの濃度と所定の閾値とを比較する。具体的には、比較処理部151は、第2閾値の情報を保持しており、カラムオーブン4内のガスの濃度を第2閾値と比較する。
動作処理部152は、比較処理部151の比較結果に基づいて、バルブ10及び電力供給部24のそれぞれの動作を制御する。
4.ガス漏れ発生時におけるガスクロマトグラフでの動作
(1)本体制御部による制御動作
図4は、本体制御部20による制御動作の流れを示したフローチャートである。
ガスクロマトグラフ1では、電源スイッチ23がオフ状態からオン状態に切り替えられると、異常検出処理部203は、ガス検知ユニット14のユニット制御部144からの信号(検知信号)の出力値(強度)が予め定める一定の範囲内にあるか否かを判定する。そして、異常検出処理部203は、その信号の出力値(強度)が一定の範囲内でない場合には、ガス検知ユニット14に異常が発生していると判断し、その異常状態を検出する(ステップS101でYES)。そして、動作処理部202は、表示部22において、ガス検知ユニット14に異常が発生している旨を表示させる(ステップS102)。このとき、ガスクロマトグラフ1は、起動状態とならないように構成されていてもよい。
電源スイッチ23がONの間は、ガスクロマトグラフ1において、カラムオーブン4内における可燃性ガスの濃度に基づいて、各部材の動作が制御される。
具体的には、比較処理部201は、ガス濃度の情報として第1閾値の値を保持している。第1閾値は、例えば、0.4%〜1%であり、好ましくは、0.4%である。比較処理部201は、ガス検知ユニット14のユニット制御部144からの信号に基づいて、カラムオーブン4内のガス濃度と第1閾値とを比較する。
比較処理部201によってカラムオーブン4内のガス濃度と第1閾値とが比較された結果、カラムオーブン4内の濃度が第1閾値以上である場合には(ステップS103でYES)、動作処理部202は、まず、ヒータ11の動作を停止させて、ヒータ11によるカラムオーブン4内の加熱を停止させる(ステップS104)。
また、動作処理部202は、フラップ開閉機構21を動作させて、給気フラップ44及び排気フラップ45のそれぞれが閉状態である場合には、その閉状態を開状態に切り替える(ステップS105)。これにより、カラムオーブン4内が換気される。
さらに、動作処理部202は、表示部22において、カラムオーブン4内にガスが漏れている旨(第1エラー情報)を表示させる(ステップS106)。
また、動作処理部202は、後述するように、ガス検知ユニット14のユニット制御部144から所定の情報の入力(カラムオーブン4内の濃度が後述する第2閾値以上である旨の通知)がされた場合には(ステップS107でYES)、図示しないPCなどに含まれる外部表示部において、カラムオーブン4内に高濃度のガスが漏れている旨(第2エラー情報)を表示させる(ステップS108)。
ガスクロマトグラフ1では、ユーザによって電源スイッチ23がOFFされるまで、このような動作が繰り返される。そして、ユーザによって電源スイッチ23がOFFされると(ステップS109でYES)、上記動作が終了する。
(2)ユニット制御部による制御動作
図5は、ユニット制御部144による制御動作の流れを示したフローチャートである。
ガスクロマトグラフ1では、上記した本体制御部20による制御動作と並行して、以下のように、ガス検知ユニット14のユニット制御部144による制御動作が行われる。
具体的には、ユニット制御部144において、比較処理部151は、ガス濃度の情報として第2閾値の値を保持している。
第2閾値は、上記した第1閾値よりも高い値である。第2閾値は、例えば、2%〜3%であり、好ましくは、2%である。比較処理部151は、濃度検知センサ143からの信号に基づいて、カラムオーブン4内のガス濃度と第2閾値とを比較する。
通常、カラムオーブン4内にガスが漏れている場合には、カラムオーブン4内のガス濃度が徐々に上昇するため、カラムオーブン4内のガス濃度が第1閾値以上となった後、第2閾値以上となる場合には、その間に所定時間が経過することとなる。
比較処理部151によってカラムオーブン4内のガス濃度と第2閾値とが比較された結果、カラムオーブン4内の濃度が第2閾値以上である場合には(ステップS201でYES)、動作処理部152は、バルブ10を動作させて閉状態にする(ステップS202)。そして、貯留部5からガス供給部7に向かう流路を閉鎖させる。
これにより、貯留部5からカラムオーブン4内に向かうガスの流れが完全に停止される。
また、ユニット制御部144は、カラムオーブン4内における可燃性ガスの濃度に基づいて、スピーカ145及び信号出力部146の動作を制御する。
具体的には、ユニット制御部144は、スピーカ145からエラー音を出力させて、ユーザに対してエラーが発生している(カラムオーブン4内に高濃度のガスが漏れている)ことを報知する(ステップS203)。また、ユニット制御部144は、信号出力部146から外部システム100に向けてエラー信号を出力させる(ステップS204)。外部システム100では、このエラー信号に基づいて、エラーが通知される。
また、ユニット制御部144は、本体制御部20(動作処理部202)に対してカラムオーブン4内の濃度が第2閾値以上である旨の情報を出力(通知)する(ステップS205)。そして、本体制御部20の動作処理部202は、上記したように、図示しないPCなどに含まれる外部表示部において、カラムオーブン4内に高濃度のガスが漏れている旨を表示させる。なお、このとき、PCにおいて、エラーのログが記録されてもよい。
さらに、動作処理部152は、電力供給部24を動作させて、ガス供給部7、検出器8、バルブ10、ヒータ11、フラップ開閉機構21及び表示部22のそれぞれに対する電力供給を停止させる(ステップS206)。なお、このとき、動作処理部152は、これらの部品のうち、ガス供給部7のみ、又は、検出器8のみなど、少なくとも1つの部品に対する電力供給を停止させてもよい。
このように、ガスクロマトグラフ1では、ユニット制御部144及び本体制御部20により制御部が構成されており、ユニット制御部144による制御動作と、本体制御部20による制御動作とが並行して行われることにより、濃度検知センサ143によって検知されるカラムオーブン4内のガス濃度の値が、第1閾値及び第2閾値と段階的に比較される。そして、その比較結果に応じて、閾値ごとに異なる処理が行われる。但し、ユニット制御部144による制御動作と、本体制御部20による制御動作とが、1つの制御ユニットの制御により実施されてもよい。
5.作用効果
(1)本実施形態では、ガスクロマトグラフ1において、ユニット制御部144による制御動作と、本体制御部20による制御動作とが行われることにより、濃度検知センサ143で検知されるカラムオーブン4内のガスの濃度の値が、第1閾値及び第2閾値と段階的に比較される。そして、濃度検知センサ143により検知されるカラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度が第1閾値以上の場合と、濃度検知センサ143により検知される可燃性ガスの濃度が第2閾値以上の場合とで、異なる処理が行われる。
そのため、ガスクロマトグラフ1において、カラムオーブン4内のガスの濃度に応じた適切な処理を行うことができる。
(2)また、本実施形態では、濃度検知センサ143により検知されるカラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度が第1閾値以上の場合に、動作処理部202によってヒータ11による加熱が停止される(ステップS104)。
そのため、カラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度が第1閾値以上の場合に、発火源となるヒータ11の動作を停止させて、爆発や火災などが発生する危険性を排除できる。
その結果、ガスクロマトグラフ1における安全性を確保できる。
(3)また、本実施形態では、濃度検知センサ143により検知されるカラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度が第1閾値以上の場合に、動作処理部202によって、フラップ開閉機構21が動作されて、給気フラップ44及び排気フラップ45のそれぞれが閉状態から開状態に切り替えられる(ステップS105)。
そのため、カラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度が第1閾値以上の場合に、カラムオーブン4内を換気でき、カラムオーブン4内に可燃性ガスが充満することを抑制できる。
その結果、ガスクロマトグラフ1における安全性を確実に確保できる。
(4)また、本実施形態では、濃度検知センサ143により検知されるカラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度が第1閾値以上の場合に、動作処理部202によって、表示部22において、カラムオーブン4内にガスが漏れている旨(第1エラー情報)が表示される(ステップS106)。
そのため、カラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度が第1閾値以上の場合に、ユーザに対してカラムオーブン4内にガスが漏れていることを報知できる。
(5)また、本実施形態では、濃度検知センサ143により検知されるカラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度が第2閾値以上の場合に、動作処理部152によって、電力供給部24が動作されて、ガス供給部7、検出器8、バルブ10、ヒータ11、フラップ開閉機構21及び表示部22のそれぞれに対する電力供給が停止される(ステップS203)。
そのため、カラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度が第2閾値以上の場合に、ガスクロマトグラフ1における分析動作を停止させて、安全性を確実に確保できる。
(6)また、本実施形態では、濃度検知センサ143により検知されるカラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度が第2閾値以上の場合に、ユニット制御部144の制御によって、スピーカ145からエラー音が出力される(ステップS204)。
そのため、カラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度が第2閾値以上の場合に、ユーザに対してカラムオーブン4内に高い濃度のガスが漏れていることを確実に報知できる。
(7)また、本実施形態では、濃度検知センサ143により検知されるカラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度が第2閾値以上の場合に、ユニット制御部144の制御によって、信号出力部146から外部システム100に向けてエラー信号が出力される(ステップS205)。
そのため、カラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度が第2閾値以上の場合に、外部システム100において、このエラー信号に基づいて、エラーを通知させることができる。
(8)また、本実施形態では、濃度検知センサ143により検知されるカラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度が第2閾値以上の場合に、動作処理部152によって、バルブ10が閉状態にされる(ステップS202)。
そのため、カラムオーブン4内の可燃性ガスの濃度が第2閾値以上の場合に、貯留部5からカラムオーブン4内に向かうガスの流れを完全に停止させることができる。
その結果、ガスクロマトグラフ1における安全性を確実に確保できる。
(9)また、本実施形態では、電源スイッチ23がオフ状態からオン状態に切り替えられると、異常検出処理部203によって、ガス検知ユニット14のユニット制御部144からの信号(検知信号)の出力値(強度)が予め定める一定の範囲内にあるか否かが判定される。そして、異常検出処理部203は、その信号の出力値(強度)が一定の範囲内でない場合には、ガス検知ユニット14に異常が発生していると判断し、その異常状態を検出する(ステップS101でYES)。動作処理部202は、表示部22において、ガス検知ユニット14に異常が発生している旨を表示させる(ステップS102)。
そのため、電源スイッチ23がONされた時点でガス検知ユニット14に異常が発生している場合に、異常検出処理部203によって、その異常を確実に検出できる。
6.変形例
以上の実施形態では、キャリアガス及び検出器用ガスの両方に可燃性ガスが用いられるような構成について説明した。しかし、このような構成に限らず、キャリアガス又は検出器用ガスのいずれか一方に可燃性ガスが用いられるような構成であってもよい。
また、以上の実施形態では、可燃性ガスの一例として水素ガスが用いられる場合について説明した。しかし、このような構成に限らず、水素ガス以外の可燃性ガスが用いられるようなガスクロマトグラフにも本発明を適用することができる。
1 ガスクロマトグラフ
2,3 カラム
4 カラムオーブン
7 ガス供給部
8,9 検出器
10 バルブ
11 ヒータ
13 試料導入部
14 ガス検知ユニット
20 本体制御部
23 電源スイッチ
24 電力供給部
42 給気口
43 排気口
44 給気フラップ
45 排気フラップ
144 ユニット制御部
145 スピーカ
146 信号出力部

Claims (7)

  1. カラムと、
    前記カラムを収容するカラムオーブンと、
    前記カラムオーブン内を加熱するヒータと、
    前記カラム内にキャリアガスとともに試料を導入する試料導入部と、
    前記カラムを通過する過程で分離された試料成分を検出する検出器と、
    キャリアガス又は検出器用ガスとして可燃性ガスを供給するガス供給部と、
    前記カラムオーブン内の可燃性ガスの濃度を検知するガス検知ユニットと、
    前記ガス供給部及び前記検出器を含む複数の電気部品に電力を供給する電力供給部と、
    前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度を、第1閾値及び当該第1閾値よりも高い第2閾値と段階的に比較することにより、各閾値との比較結果に応じて、閾値ごとに異なる処理を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記ヒータ、前記検出器、前記ガス供給部及び前記ガス検知ユニットのそれぞれと電気的に接続される本体制御部と、
    前記ガス検知ユニットに設けられ、前記電力供給部と電気的に直接接続されるユニット制御部とを含み、
    前記ユニット制御部は、前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第2閾値以上である場合に、前記複数の電気部品のうち少なくとも1つの電気部品に対する前記電力供給部からの電力供給を停止させることを特徴とするガスクロマトグラフ。
  2. カラムと、
    前記カラムを収容するカラムオーブンと、
    前記カラムオーブン内を加熱するヒータと、
    前記カラム内にキャリアガスとともに試料を導入する試料導入部と、
    前記カラムを通過する過程で分離された試料成分を検出する検出器と、
    キャリアガス又は検出器用ガスとして可燃性ガスを供給するガス供給部と、
    前記カラムオーブン内の可燃性ガスの濃度を検知するガス検知ユニットと、
    前記ガス検知ユニットに含まれる信号出力部と、
    前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度を、第1閾値及び当該第1閾値よりも高い第2閾値と段階的に比較することにより、各閾値との比較結果に応じて、閾値ごとに異なる処理を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記ヒータ、前記検出器、前記ガス供給部及び前記ガス検知ユニットのそれぞれと電気的に接続される本体制御部と、
    前記ガス検知ユニットに設けられ、前記信号出力部と電気的に直接接続されるユニット制御部とを含み、
    前記ユニット制御部は、前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第2閾値以上である場合に、前記信号出力部からエラー信号を出力させることを特徴とするガスクロマトグラフ。
  3. カラムと、
    前記カラムを収容するカラムオーブンと、
    前記カラムオーブン内を加熱するヒータと、
    前記カラム内にキャリアガスとともに試料を導入する試料導入部と、
    前記カラムを通過する過程で分離された試料成分を検出する検出器と、
    キャリアガス又は検出器用ガスとして可燃性ガスを供給するガス供給部と、
    前記カラムオーブン内の可燃性ガスの濃度を検知するガス検知ユニットと、
    前記ガス供給部から供給される可燃性ガスの流量を調整するバルブと、
    前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度を、第1閾値及び当該第1閾値よりも高い第2閾値と段階的に比較することにより、各閾値との比較結果に応じて、閾値ごとに異なる処理を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記ヒータ、前記検出器、前記ガス供給部及び前記ガス検知ユニットのそれぞれと電気的に接続される本体制御部と、
    前記ガス検知ユニットに設けられ、前記バルブと電気的に直接接続されるユニット制御部とを含み、
    前記ユニット制御部は、前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第2閾値以上である場合に、前記バルブを閉状態とすることを特徴とするガスクロマトグラフ。
  4. 前記本体制御部は、前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第1閾値以上である場合に、前記ヒータによる加熱を停止させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のガスクロマトグラフ。
  5. 前記カラムオーブンは、
    外部から空気を供給する給気口、及び、外部に空気を排出する排気口が形成された中空状の本体と、
    前記給気口を開閉する給気フラップと、
    前記排気口を開閉する排気フラップとを備え、
    前記本体制御部は、前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第1閾値以上である場合に、前記給気フラップ及び前記排気フラップを閉状態から開状態に切り替えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のガスクロマトグラフ。
  6. 表示部をさらに備え、
    前記本体制御部は、前記ガス検知ユニットにより検知される可燃性ガスの濃度が前記第1閾値以上である場合に、前記表示部にエラー情報を表示させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のガスクロマトグラフ。
  7. 前記ガスクロマトグラフの電源をオン状態又はオフ状態に切り替えるための電源スイッチをさらに備え、
    前記本体制御部は、前記電源スイッチがオフ状態からオン状態に切り替えられたときの前記ガス検知ユニットからの検知信号に基づいて、当該ガス検知ユニットの異常状態を検出することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のガスクロマトグラフ。
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