JP2000128625A - アルミナ質セラミックス焼結体及びその製造方法 - Google Patents
アルミナ質セラミックス焼結体及びその製造方法Info
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- JP2000128625A JP2000128625A JP10296379A JP29637998A JP2000128625A JP 2000128625 A JP2000128625 A JP 2000128625A JP 10296379 A JP10296379 A JP 10296379A JP 29637998 A JP29637998 A JP 29637998A JP 2000128625 A JP2000128625 A JP 2000128625A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低コストで製造することができると共に高純
度で緻密性及び切削性に優れたアルミナ質セラミックス
焼結体を得ること。 【解決手段】 原料粉末として、Al2 O3 を99.5
〜99.95wt%含有し、残部SiO2 、MgO、Ca
O、希土類酸化物の少なくとも1種以上を焼結助剤とし
て0.05〜0.50wt%添加し、焼結して成るアルミ
ナ質セラミックス焼結体において、前記Al2 O3 は、
0.4〜1.0μmの平均粒径D1 を有するローソーダ
原料を40〜70wt%と、該微細原料と2≦D2 /D1
≦6の粒径比の平均粒径D2 を有するローソーダ原料を
60〜30wt%との2種の微粗粒径原料の配合からな
る。 【効果】高純度で低粘度のスラリー調製が可能となり、
成形体密度も高く、粒成長速度も大きくできる。このた
め、焼結体の切削加工性を向上させ、電気的な性質も良
好となり、しかも、市販のローソーダアルミナ粉末や通
常の焼成炉を用いることができ、製造コスト低減を図る
ことが可能。
度で緻密性及び切削性に優れたアルミナ質セラミックス
焼結体を得ること。 【解決手段】 原料粉末として、Al2 O3 を99.5
〜99.95wt%含有し、残部SiO2 、MgO、Ca
O、希土類酸化物の少なくとも1種以上を焼結助剤とし
て0.05〜0.50wt%添加し、焼結して成るアルミ
ナ質セラミックス焼結体において、前記Al2 O3 は、
0.4〜1.0μmの平均粒径D1 を有するローソーダ
原料を40〜70wt%と、該微細原料と2≦D2 /D1
≦6の粒径比の平均粒径D2 を有するローソーダ原料を
60〜30wt%との2種の微粗粒径原料の配合からな
る。 【効果】高純度で低粘度のスラリー調製が可能となり、
成形体密度も高く、粒成長速度も大きくできる。このた
め、焼結体の切削加工性を向上させ、電気的な性質も良
好となり、しかも、市販のローソーダアルミナ粉末や通
常の焼成炉を用いることができ、製造コスト低減を図る
ことが可能。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工具、耐熱部材、
及び半導体製造装置などに用いるに適した高純度で緻密
性及び切削性に優れたアルミナ質セラミックス焼結体と
その製造方法に関するものである。
及び半導体製造装置などに用いるに適した高純度で緻密
性及び切削性に優れたアルミナ質セラミックス焼結体と
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルミナ(Al2 O3 )に代表されるフ
ァインセラミックスは、金属やプラスチックに比べ耐熱
性や耐摩耗性に優れるが、難加工性のため高価となり十
分に実用に供されているとは言えない。この加工性(特
に切削加工性)を向上させるため、本件出願人は、Al
2 O3 :99.05〜99.85wt%、MgO:0.0
1〜0.10wt%、SiO2 :0.05〜0.50wt
%、Y2 O3 :0.05〜0.50wt%を含有し、Al
2 O3 粉末の平均粒径が0.4〜1.0μm、BET比
表面積が5m2 /g以上で、1550〜1650℃で少
なくとも1時間焼成することからなるアルミナセラミッ
クスを特開平9−52756号公報で提案している。
ァインセラミックスは、金属やプラスチックに比べ耐熱
性や耐摩耗性に優れるが、難加工性のため高価となり十
分に実用に供されているとは言えない。この加工性(特
に切削加工性)を向上させるため、本件出願人は、Al
2 O3 :99.05〜99.85wt%、MgO:0.0
1〜0.10wt%、SiO2 :0.05〜0.50wt
%、Y2 O3 :0.05〜0.50wt%を含有し、Al
2 O3 粉末の平均粒径が0.4〜1.0μm、BET比
表面積が5m2 /g以上で、1550〜1650℃で少
なくとも1時間焼成することからなるアルミナセラミッ
クスを特開平9−52756号公報で提案している。
【0003】また、アルミナ質焼結体は、耐熱性、耐薬
品性、耐プラズマ性に優れているため、前述のように多
方面での用途開発が行われている。加えて、より高弾
性、低吸水性を求める狙いからステージ部材や精密位置
決め定盤等の新たなニーズも高まっている。このような
部材に適用する場合、高純度で緻密な焼結体組織を有す
ることが特性として要求される。この要求に応えるた
め、できるだけアルミナ純度の高い、即ち、NaやK等
のアルカリ金属酸化物の含有量が低い原料を選ぶことが
必要とされる。
品性、耐プラズマ性に優れているため、前述のように多
方面での用途開発が行われている。加えて、より高弾
性、低吸水性を求める狙いからステージ部材や精密位置
決め定盤等の新たなニーズも高まっている。このような
部材に適用する場合、高純度で緻密な焼結体組織を有す
ることが特性として要求される。この要求に応えるた
め、できるだけアルミナ純度の高い、即ち、NaやK等
のアルカリ金属酸化物の含有量が低い原料を選ぶことが
必要とされる。
【0004】しかして、Al2 O3 含有量の高いアルミ
ナセラミックスは、焼結時に緻密化させることが困難で
あった。そこで、特公平6−88832号公報にも開示
するように、従来でもアルコキシド法などの高価な化学
合成法による高密度化やAl 2 O3 の原料粒子径が0.
3μm以下の原料を用いる研究等が行われているが、焼
結体の平均粒径が2μm以下、ビッカース硬さが150
0kgf/mm2 以上であるため、加工性が低く、原料費が高
く、製造工程が複雑であることが問題であった。
ナセラミックスは、焼結時に緻密化させることが困難で
あった。そこで、特公平6−88832号公報にも開示
するように、従来でもアルコキシド法などの高価な化学
合成法による高密度化やAl 2 O3 の原料粒子径が0.
3μm以下の原料を用いる研究等が行われているが、焼
結体の平均粒径が2μm以下、ビッカース硬さが150
0kgf/mm2 以上であるため、加工性が低く、原料費が高
く、製造工程が複雑であることが問題であった。
【0005】アルカリ金属が多く含まれている状況とし
ては、購入時の原料に含まれている場合と、粉砕、成
形、成形体(素地)加工、焼成などの製造プロセス中に
混入する場合とが考えられる。このような状態を回避す
るために、例えば、アルカリ金属の含有量が1000pp
m (=0.1wt%)以下のローソーダの高純度原料を用
い、かつ、製造工程を厳重に管理してアルカリ金属の混
入を防ぐ必要があった。このため、ローソーダ(低アル
カリ)のアルミナ質焼結体を得るためには大幅なコスト
上昇を招く不利があった。
ては、購入時の原料に含まれている場合と、粉砕、成
形、成形体(素地)加工、焼成などの製造プロセス中に
混入する場合とが考えられる。このような状態を回避す
るために、例えば、アルカリ金属の含有量が1000pp
m (=0.1wt%)以下のローソーダの高純度原料を用
い、かつ、製造工程を厳重に管理してアルカリ金属の混
入を防ぐ必要があった。このため、ローソーダ(低アル
カリ)のアルミナ質焼結体を得るためには大幅なコスト
上昇を招く不利があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから、従来
の技術では、高純度のアルミナ質原料を用いて安価に高
純度で緻密なアルミナ質焼結体を得ることは困難であ
り、かつ、焼結体に優れた切削加工性を付与することも
容易ではなかった。
の技術では、高純度のアルミナ質原料を用いて安価に高
純度で緻密なアルミナ質焼結体を得ることは困難であ
り、かつ、焼結体に優れた切削加工性を付与することも
容易ではなかった。
【0007】本発明は、アルカリ金属酸化物の含有量の
低いローソーダアルミナ原料を用いて、原料調製−成形
−焼結までの作業工程における製造コストを大幅に低減
することが可能な高純度・緻密なアルミナ質セラミック
ス焼結体を提供することを目的とする。また、本発明の
他の目的は、簡単な作業工程で切削加工性の優れたセラ
ミックス焼結体を得ることである。
低いローソーダアルミナ原料を用いて、原料調製−成形
−焼結までの作業工程における製造コストを大幅に低減
することが可能な高純度・緻密なアルミナ質セラミック
ス焼結体を提供することを目的とする。また、本発明の
他の目的は、簡単な作業工程で切削加工性の優れたセラ
ミックス焼結体を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
アルミナ質セラミックス焼結体は、原料粉末として、A
l2 O3 を99.5〜99.95wt%含有し、残部Si
O2 、MgO、CaO、希土類酸化物の少なくとも1種
以上を焼結助剤として0.05〜0.50wt%添加し、
焼結して成るアルミナ質セラミックス焼結体において、
前記Al2 O3は、0.4〜1.0μmの平均粒径D1
を有するローソーダ原料を40〜70wt%と、該微細原
料と2≦D2 /D1 ≦6の粒径比の平均粒径D2 を有す
るローソーダ原料を60〜30wt%との2種の微粗粒径
原料の配合からなることを特徴とする。
アルミナ質セラミックス焼結体は、原料粉末として、A
l2 O3 を99.5〜99.95wt%含有し、残部Si
O2 、MgO、CaO、希土類酸化物の少なくとも1種
以上を焼結助剤として0.05〜0.50wt%添加し、
焼結して成るアルミナ質セラミックス焼結体において、
前記Al2 O3は、0.4〜1.0μmの平均粒径D1
を有するローソーダ原料を40〜70wt%と、該微細原
料と2≦D2 /D1 ≦6の粒径比の平均粒径D2 を有す
るローソーダ原料を60〜30wt%との2種の微粗粒径
原料の配合からなることを特徴とする。
【0009】上記アルミナ質セラミックス焼結体は、泥
漿鋳込み法により成形することが好ましい(請求項
2)。また、アルミナ質の原料粉末として、Al2 O3
の平均粒径D1 を0.4〜1.0μm、粒径の大きい原
料の平均粒径D2 を2.0〜3.5μmの範囲とするこ
と(請求項3)、さらに、ローソーダ原料が0.02〜
0.12wt%のNa2 Oを含有することが望ましい(請
求項4)。また、製造方法としては、0.4〜1.0μ
mの平均粒径D1 を有するローソーダ原料を40〜70
wt%と、該0.4〜1.0μm原料と2≦D2 /D1 ≦
6の粒径比の平均粒径D2 を有するローソーダ原料を6
0〜30wt%との2種の微粗粒径原料の配合からなるA
l2 O3 原料粉末99.5〜99.95wt%と、これに
SiO2 、MgO、CaO、希土類酸化物の少なくとも
1種以上を焼結助剤として0.05〜0.50wt%添加
して成る組成物を、1550℃〜1650℃で2時間以
上保持して焼成することが好ましい(請求項5)。
漿鋳込み法により成形することが好ましい(請求項
2)。また、アルミナ質の原料粉末として、Al2 O3
の平均粒径D1 を0.4〜1.0μm、粒径の大きい原
料の平均粒径D2 を2.0〜3.5μmの範囲とするこ
と(請求項3)、さらに、ローソーダ原料が0.02〜
0.12wt%のNa2 Oを含有することが望ましい(請
求項4)。また、製造方法としては、0.4〜1.0μ
mの平均粒径D1 を有するローソーダ原料を40〜70
wt%と、該0.4〜1.0μm原料と2≦D2 /D1 ≦
6の粒径比の平均粒径D2 を有するローソーダ原料を6
0〜30wt%との2種の微粗粒径原料の配合からなるA
l2 O3 原料粉末99.5〜99.95wt%と、これに
SiO2 、MgO、CaO、希土類酸化物の少なくとも
1種以上を焼結助剤として0.05〜0.50wt%添加
して成る組成物を、1550℃〜1650℃で2時間以
上保持して焼成することが好ましい(請求項5)。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の詳細を説明する。本
発明に係るアルミナ質セラミックス焼結体は、まず、原
料となるAl2 O3が、0.4〜1.0μmの平均粒径
D1 を有するローソーダ原料を40〜70wt%と、該微
細原料と2≦D2 /D1 ≦6の粒径比の平均粒径D2 を
有するローソーダ原料を60〜30wt%との2種の微・
粗粒原料の配合からなる原料粉末を99.5〜99.9
5wt%含有する。
発明に係るアルミナ質セラミックス焼結体は、まず、原
料となるAl2 O3が、0.4〜1.0μmの平均粒径
D1 を有するローソーダ原料を40〜70wt%と、該微
細原料と2≦D2 /D1 ≦6の粒径比の平均粒径D2 を
有するローソーダ原料を60〜30wt%との2種の微・
粗粒原料の配合からなる原料粉末を99.5〜99.9
5wt%含有する。
【0011】一般に、高純度原料として用いられるアル
ミナセラミックス原料とは異なり、微細原料と2〜6倍
の粒径を有する粗粒原料を混合した微粗配合系とするこ
とで、スラリー調製に関し高濃度かつ低粘度が可能とな
り、成形体密度も高く維持でき、焼結時の線収縮も少な
くすることができ、同じ焼成条件でも粗粒が含まれるこ
とによって、粒成長速度が大きくなる。このことによ
り、焼結体の快削性が容易に確保でき、電気的な特性も
焼結体の各粒子の比表面積が小さくなることから、誘電
率や誘電損失も小さくすることが容易になる。また、成
形時の密度分布が抑制されることによって、肉厚品の成
形・焼成も平易となる。
ミナセラミックス原料とは異なり、微細原料と2〜6倍
の粒径を有する粗粒原料を混合した微粗配合系とするこ
とで、スラリー調製に関し高濃度かつ低粘度が可能とな
り、成形体密度も高く維持でき、焼結時の線収縮も少な
くすることができ、同じ焼成条件でも粗粒が含まれるこ
とによって、粒成長速度が大きくなる。このことによ
り、焼結体の快削性が容易に確保でき、電気的な特性も
焼結体の各粒子の比表面積が小さくなることから、誘電
率や誘電損失も小さくすることが容易になる。また、成
形時の密度分布が抑制されることによって、肉厚品の成
形・焼成も平易となる。
【0012】Al2 O3 含有量を99.5〜99.95
wt%の範囲に限定した理由は次の通りである。即ち、2
種類の粒子径をもつAl2 O3 配合系において、99.
5wt%未満ではガラス相または希土類酸化物相が粒界に
偏析し、Al2 O3 本来の機械的特性の低下をもたらす
ために好ましくなく、また、99.95wt%を超えると
緻密化や結晶粒径の粗大化が困難となり、加工性の向上
が望めなくなるため不適である。
wt%の範囲に限定した理由は次の通りである。即ち、2
種類の粒子径をもつAl2 O3 配合系において、99.
5wt%未満ではガラス相または希土類酸化物相が粒界に
偏析し、Al2 O3 本来の機械的特性の低下をもたらす
ために好ましくなく、また、99.95wt%を超えると
緻密化や結晶粒径の粗大化が困難となり、加工性の向上
が望めなくなるため不適である。
【0013】また、アルミナ原料における微細原料及び
粗粒原料の平均粒径比D2 /D1 を2未満とすると、微
・粗粒の原料の粒径差が小さくなって上記した微粗配合
系とした意味が失われ、逆に、粒径比D2 /D1 が6を
超えると粗粒が多くなり過ぎ、燒結性の低下を生じると
いう弊害が生じる。従って、微細原料及び粗粒原料の平
均粒径比は2≦D2 /D1 ≦6の範囲とする。さらに、
このアルミナ原料に関し微細の平均粒径を0.4〜1.
0μm、粒径の大きなアルミナ原料の平均粒径を2.0
〜3.5μmの範囲内とすることは、鋳込み成形可能な
83wt%以上のスラリー濃度で1000cps 以下の流動
性と焼結体密度が密度3.85g/cm3 以上となる焼結性
を有するようにすることから限定される。より好ましく
は0.6〜0.8μmの微細粒子と2.4〜3.4μm
の粗粒の組み合わせが最適である。
粗粒原料の平均粒径比D2 /D1 を2未満とすると、微
・粗粒の原料の粒径差が小さくなって上記した微粗配合
系とした意味が失われ、逆に、粒径比D2 /D1 が6を
超えると粗粒が多くなり過ぎ、燒結性の低下を生じると
いう弊害が生じる。従って、微細原料及び粗粒原料の平
均粒径比は2≦D2 /D1 ≦6の範囲とする。さらに、
このアルミナ原料に関し微細の平均粒径を0.4〜1.
0μm、粒径の大きなアルミナ原料の平均粒径を2.0
〜3.5μmの範囲内とすることは、鋳込み成形可能な
83wt%以上のスラリー濃度で1000cps 以下の流動
性と焼結体密度が密度3.85g/cm3 以上となる焼結性
を有するようにすることから限定される。より好ましく
は0.6〜0.8μmの微細粒子と2.4〜3.4μm
の粗粒の組み合わせが最適である。
【0014】なお、0.4〜1.0μmのローソーダ原
料を40〜70wt%と、該微細原料より大きい粒径をも
つローソーダ原料を60〜30wt%としたのは、容易に
スラリー調製が可能な下限である70:30と、3.8
5g/cm3 以上の緻密な焼結体を得るための上限から4
0:60を設定した。
料を40〜70wt%と、該微細原料より大きい粒径をも
つローソーダ原料を60〜30wt%としたのは、容易に
スラリー調製が可能な下限である70:30と、3.8
5g/cm3 以上の緻密な焼結体を得るための上限から4
0:60を設定した。
【0015】次に、成形方法としては、噴霧造粒後に静
水圧加圧する方法や分散媒に分散浮遊させたスラリーを
吸水性鋳型に注入固化後脱型する泥漿鋳込み法を採用す
る。鋳込み用スラリーとしては、分散媒量13〜17wt
%が好ましい。13wt%未満のスラリーは調製が困難
で、17wt%超の分散媒量では着肉固化が進行しにくく
不適である。
水圧加圧する方法や分散媒に分散浮遊させたスラリーを
吸水性鋳型に注入固化後脱型する泥漿鋳込み法を採用す
る。鋳込み用スラリーとしては、分散媒量13〜17wt
%が好ましい。13wt%未満のスラリーは調製が困難
で、17wt%超の分散媒量では着肉固化が進行しにくく
不適である。
【0016】また、本発明においては、アルミナ原料と
してローソーダ原料としているが、この場合、0.02
〜0.12wt%範囲のNa2 Oを含有していることが望
ましい。0.02wt%以下のアルミナ原料は売価が高
く、通常構造体にはコスト面で無理があり、焼成炉の雰
囲気汚染から考えても、実用上適していない。0.12
wt%以上では上記のごとく、高純度で緻密な焼結体組織
を有するには適さず、数十円〜数百円/kgの実用上支障
のない価格で購入可能な範囲である。
してローソーダ原料としているが、この場合、0.02
〜0.12wt%範囲のNa2 Oを含有していることが望
ましい。0.02wt%以下のアルミナ原料は売価が高
く、通常構造体にはコスト面で無理があり、焼成炉の雰
囲気汚染から考えても、実用上適していない。0.12
wt%以上では上記のごとく、高純度で緻密な焼結体組織
を有するには適さず、数十円〜数百円/kgの実用上支障
のない価格で購入可能な範囲である。
【0017】さらに、アルミナ質セラミックスの焼成方
法としては、ガス燃焼式シャトルキルン炉や抵抗加熱式
電気炉にて1550℃〜1650℃で2時間以上保持す
ることを特徴とする。焼成温度が1550℃未満では焼
結体の緻密化が十分には進行せず、1650℃超では異
常な粒成長が発生し焼結体密度の低下を来たす。2時間
未満の焼成では、肉厚品や大形状品で焼けムラの発生す
る可能性が高く、不適である。工業的な生産性と焼結体
の適切な結晶粒成長範囲から考えれば、焼成時間は2〜
8時間が適している。
法としては、ガス燃焼式シャトルキルン炉や抵抗加熱式
電気炉にて1550℃〜1650℃で2時間以上保持す
ることを特徴とする。焼成温度が1550℃未満では焼
結体の緻密化が十分には進行せず、1650℃超では異
常な粒成長が発生し焼結体密度の低下を来たす。2時間
未満の焼成では、肉厚品や大形状品で焼けムラの発生す
る可能性が高く、不適である。工業的な生産性と焼結体
の適切な結晶粒成長範囲から考えれば、焼成時間は2〜
8時間が適している。
【0018】なお、本発明によれば、通常市販のAl2
O3 粉末や焼成炉を用いることが可能なため、製造費の
増加を考慮せずに加工時間や費用の低減が可能になっ
た。
O3 粉末や焼成炉を用いることが可能なため、製造費の
増加を考慮せずに加工時間や費用の低減が可能になっ
た。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例の一例を示す。 (実施例1)アルミナ質セラミックス原料として、純度
99.8wt%、平均粒径0.6μmのローソーダ(Na
2 O:0.06wt%)原料を65wt%と、この原料の4
倍(2.4μm)の平均粒径を有する純度99.8wt
%、ローソーダ(Na2 O:0.04wt%)原料を35
wt%とを用い、これにSiO2 :0.2wt%とMgO:
0.05wt%とを焼結助剤として添加した組成を用い
た。成形方法としては鋳込み成形法により実施した。ス
ラリー濃度は84wt%、吸水型として気孔率40%の石
膏型を用い、□200×t50mmの成形体を得た。成形
体密度は2.73g/cm3 であった。これを電気炉で16
00℃×4時間保持し、□179×t43mmの健全な焼
結体を得た。物性としては、JIS−RI601に準拠
した3点曲げ強さ360MPa 、ヤング率373GPa 、嵩
密度3.88g/cm3 、熱膨張係数7.5×10-6/K、
吸水率0.02%であった。また、研削時の抵抗値は6
00Nと軽度なものであった。(切り込み速度:60mm
/min、#120、φ8mmコアドリル、砥石周速:60m/
min 、総切り込み:10mm深さ連続10穴)
99.8wt%、平均粒径0.6μmのローソーダ(Na
2 O:0.06wt%)原料を65wt%と、この原料の4
倍(2.4μm)の平均粒径を有する純度99.8wt
%、ローソーダ(Na2 O:0.04wt%)原料を35
wt%とを用い、これにSiO2 :0.2wt%とMgO:
0.05wt%とを焼結助剤として添加した組成を用い
た。成形方法としては鋳込み成形法により実施した。ス
ラリー濃度は84wt%、吸水型として気孔率40%の石
膏型を用い、□200×t50mmの成形体を得た。成形
体密度は2.73g/cm3 であった。これを電気炉で16
00℃×4時間保持し、□179×t43mmの健全な焼
結体を得た。物性としては、JIS−RI601に準拠
した3点曲げ強さ360MPa 、ヤング率373GPa 、嵩
密度3.88g/cm3 、熱膨張係数7.5×10-6/K、
吸水率0.02%であった。また、研削時の抵抗値は6
00Nと軽度なものであった。(切り込み速度:60mm
/min、#120、φ8mmコアドリル、砥石周速:60m/
min 、総切り込み:10mm深さ連続10穴)
【0020】(実施例2)アルミナ質セラミックス原料
として、純度99.7wt%、平均粒径0.7μmのロー
ソーダ(Na2 O:0.08wt%)原料を70wt%と、
この原料の5倍(3.4μm)の平均粒径を有する純度
99.8wt%、ローソーダ(Na2 O:0.02wt%)
原料を30wt%とを用い、これにSiO2 :0.1wt%
とMgO:0.05wt%、La2 O3 :0.05wt%を
焼結助剤として添加した組成を用いた。成形方法として
は鋳込み成形法により実施した。スラリー濃度は85.
5wt%、吸水型として気孔率35%の石膏型を用い、□
200×t50mmの成形体を得た。成形体密度は2.8
1g/cm3 であった。これを電気炉で1550℃×4時間
保持し、□182×t45mmの健全な焼結体を得た。物
性としては、JIS−RI601に準拠した3点曲げ強
さ310MPa 、ヤング率368GPa 、嵩密度3.86g/
cm3 、熱膨張係数7.2×10-6/K、吸水率0.04
%であった。また、研削時の抵抗値は450Nと軽度な
ものであった。(切り込み速度:60mm/min、#12
0、φ8mmコアドリル、砥石周速:60m/min 、総切り
込み:10mm深さ連続10穴) また、スラリー調製容器や調製時間、石膏型の使用回数
や乾燥状態、等を幾つか変更させながら、データの再現
性についての確認を行ったが、ワイブル係数:m=10
と高い値を得た。従って、アルミナ質セラミックスの製
造方法に関し、本発明の適用が安定な製造を可能にする
ことが確認できた。
として、純度99.7wt%、平均粒径0.7μmのロー
ソーダ(Na2 O:0.08wt%)原料を70wt%と、
この原料の5倍(3.4μm)の平均粒径を有する純度
99.8wt%、ローソーダ(Na2 O:0.02wt%)
原料を30wt%とを用い、これにSiO2 :0.1wt%
とMgO:0.05wt%、La2 O3 :0.05wt%を
焼結助剤として添加した組成を用いた。成形方法として
は鋳込み成形法により実施した。スラリー濃度は85.
5wt%、吸水型として気孔率35%の石膏型を用い、□
200×t50mmの成形体を得た。成形体密度は2.8
1g/cm3 であった。これを電気炉で1550℃×4時間
保持し、□182×t45mmの健全な焼結体を得た。物
性としては、JIS−RI601に準拠した3点曲げ強
さ310MPa 、ヤング率368GPa 、嵩密度3.86g/
cm3 、熱膨張係数7.2×10-6/K、吸水率0.04
%であった。また、研削時の抵抗値は450Nと軽度な
ものであった。(切り込み速度:60mm/min、#12
0、φ8mmコアドリル、砥石周速:60m/min 、総切り
込み:10mm深さ連続10穴) また、スラリー調製容器や調製時間、石膏型の使用回数
や乾燥状態、等を幾つか変更させながら、データの再現
性についての確認を行ったが、ワイブル係数:m=10
と高い値を得た。従って、アルミナ質セラミックスの製
造方法に関し、本発明の適用が安定な製造を可能にする
ことが確認できた。
【0021】(比較例)アルミナ原料として純度99.
8wt%、平均粒径0.6μmのローソーダ(Na2 O:
0.06wt%)原料のもの100wt%用い、これにSi
O2 :0.2wt%とMgO:0.05wt%とを焼結助剤
として添加した組成を用いた。成形方法としては実施例
1の鋳込み成形法と全く同様に行った。スラリー濃度は
84wt%、吸水型として気孔率40%の石膏型を用い、
□200×t50mmの成形体を得た。成形体密度は2.
53g/cm3 であった。これを電気炉で1600℃×4時
間保持し焼成したが、焼結体は破損していた。試験片が
切り出せた部位の物性として、JIS−RI601に準
拠した3点曲げ強さ260MPa 、ヤング率350GPa 、
嵩密度3.89g/cm3 、熱膨張係数7.8×10-6/
K、吸水率0.05%であった。また、研削時の抵抗値
は850Nと高かった。切り込み速度:60mm/min、#
120、φ8mmコアドリル、砥石周速:60m/min で、
深さ10mmの3穴目でドリル砥石の損傷を起こした。
8wt%、平均粒径0.6μmのローソーダ(Na2 O:
0.06wt%)原料のもの100wt%用い、これにSi
O2 :0.2wt%とMgO:0.05wt%とを焼結助剤
として添加した組成を用いた。成形方法としては実施例
1の鋳込み成形法と全く同様に行った。スラリー濃度は
84wt%、吸水型として気孔率40%の石膏型を用い、
□200×t50mmの成形体を得た。成形体密度は2.
53g/cm3 であった。これを電気炉で1600℃×4時
間保持し焼成したが、焼結体は破損していた。試験片が
切り出せた部位の物性として、JIS−RI601に準
拠した3点曲げ強さ260MPa 、ヤング率350GPa 、
嵩密度3.89g/cm3 、熱膨張係数7.8×10-6/
K、吸水率0.05%であった。また、研削時の抵抗値
は850Nと高かった。切り込み速度:60mm/min、#
120、φ8mmコアドリル、砥石周速:60m/min で、
深さ10mmの3穴目でドリル砥石の損傷を起こした。
【0022】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明のアルミナ質
セラミックス焼結体は、アルミナ質原料として0.4〜
1.0μmの平均粒径を有する微細ローソーダ原料と、
これより大きい粒径の粗粒のものを混合した配合系とな
っているため、高純度で低粘度のスラリー調製が可能と
なり、成形体密度も高く、粒成長速度も大きくできる。
このため、焼結体の切削加工性を向上させ、電気的な性
質も良好となり、しかも、市販のローソーダアルミナ粉
末や通常の焼成炉を用いることができ、製造コストの低
減を図ることが可能となる。
セラミックス焼結体は、アルミナ質原料として0.4〜
1.0μmの平均粒径を有する微細ローソーダ原料と、
これより大きい粒径の粗粒のものを混合した配合系とな
っているため、高純度で低粘度のスラリー調製が可能と
なり、成形体密度も高く、粒成長速度も大きくできる。
このため、焼結体の切削加工性を向上させ、電気的な性
質も良好となり、しかも、市販のローソーダアルミナ粉
末や通常の焼成炉を用いることができ、製造コストの低
減を図ることが可能となる。
Claims (5)
- 【請求項1】 原料粉末として、Al2 O3 を99.5
〜99.95wt%含有し、残部SiO2 、MgO、Ca
O、希土類酸化物の少なくとも1種以上を焼結助剤とし
て0.05〜0.50wt%添加し、焼結して成るアルミ
ナ質セラミックス焼結体において、前記Al2 O3 は、
0.4〜1.0μmの平均粒径D1 を有するローソーダ
原料を40〜70wt%と、該微細原料と2≦D2 /D1
≦6の粒径比の平均粒径D2 を有するローソーダ原料を
60〜30wt%との2種の微粗粒径原料の配合からなる
ことを特徴とするアルミナ質セラミックス焼結体。 - 【請求項2】 泥漿鋳込み法により成形することを特徴
とする請求項1記載のアルミナ質セラミックス焼結体。 - 【請求項3】 Al2 O3 原料の平均粒径D1 を0.4
〜1.0μm、粒径の大きい原料の平均粒径D2 を2.
0〜3.5μmの範囲とする請求項1又は2記載のアル
ミナ質セラミックス焼結体。 - 【請求項4】 ローソーダアルミナ原料が0.02〜
0.12wt%のNa2Oを含有することを特徴とする請
求項1〜3のいずれか1項記載のアルミナ質セラミック
ス焼結体。 - 【請求項5】 0.4〜1.0μmの平均粒径D1 を有
するローソーダ原料を40〜70wt%と、該0.4〜
1.0μm原料と2≦D2 /D1 ≦6の粒径比の平均粒
径D2 を有するローソーダ原料を60〜30wt%との2
種の微粗粒径原料の配合からなるAl2 O3 原料粉末9
9.5〜99.95wt%と、これにSiO2 、MgO、
CaO、希土類酸化物の少なくとも1種以上を焼結助剤
として0.05〜0.50wt%添加して成る組成物を、
1550℃〜1650℃で2時間以上保持して焼成する
ことを特徴とするアルミナ質セラミックス焼結体の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10296379A JP2000128625A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | アルミナ質セラミックス焼結体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10296379A JP2000128625A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | アルミナ質セラミックス焼結体及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000128625A true JP2000128625A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17832796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10296379A Withdrawn JP2000128625A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | アルミナ質セラミックス焼結体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000128625A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6716517B2 (en) | 2000-04-20 | 2004-04-06 | Murata Manufacturing Co. Ltd, | Alumina sintered compact and method of producing the same, and article for heat treatment using alumina sintered compact |
JP2006248876A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 高密度粉末成形体及び焼結体とその製造方法 |
JP2007031163A (ja) * | 2004-07-02 | 2007-02-08 | Showa Denko Kk | 酸化アルミニウム粉体の製造方法及び酸化アルミニウム粉体 |
JP2007119334A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-05-17 | Kyocera Corp | アルミナ質焼結体及びこれを用いた処理装置用部材と処理装置ならびに試料処理方法 |
US9108887B2 (en) | 2010-05-31 | 2015-08-18 | Nishimura Porcelain Co., Ltd. | Method for producing ceramic for heat-radiating members, ceramic for heat-radiating members, and solar cell module and LED light-emitting module using said ceramic |
JP2015171959A (ja) * | 2014-03-11 | 2015-10-01 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | ジルコニア連続繊維と酸化物系セラミックスからなる複合材料とその製造方法 |
JP2016058508A (ja) * | 2014-09-09 | 2016-04-21 | 日本特殊陶業株式会社 | セラミック配線基板 |
-
1998
- 1998-10-19 JP JP10296379A patent/JP2000128625A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2007031163A (ja) * | 2004-07-02 | 2007-02-08 | Showa Denko Kk | 酸化アルミニウム粉体の製造方法及び酸化アルミニウム粉体 |
JP2006248876A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 高密度粉末成形体及び焼結体とその製造方法 |
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JP2015171959A (ja) * | 2014-03-11 | 2015-10-01 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | ジルコニア連続繊維と酸化物系セラミックスからなる複合材料とその製造方法 |
JP2016058508A (ja) * | 2014-09-09 | 2016-04-21 | 日本特殊陶業株式会社 | セラミック配線基板 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |