JP2000127597A - 製版装置 - Google Patents

製版装置

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JP2000127597A
JP2000127597A JP10302543A JP30254398A JP2000127597A JP 2000127597 A JP2000127597 A JP 2000127597A JP 10302543 A JP10302543 A JP 10302543A JP 30254398 A JP30254398 A JP 30254398A JP 2000127597 A JP2000127597 A JP 2000127597A
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master
plate
supply roller
making
platen
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JP10302543A
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English (en)
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Hideyuki Kagawa
英之 香川
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製版済のマスタをストッカの吸込開口から確
実に吸い込み得るようにする。 【解決手段】 版胴2上の使用済のマスタ1aを剥離す
る排版処理中に製版したマスタ1aを負圧によりストッ
カ25内に吸引して格納し、排版処理後に製版済のマス
タ1aを給版するようにした製版装置4において、製版
前に供給ローラ22で未使用のマスタ1を引っ張り、マ
スタ1についた巻き癖を除去することにより、製版済の
マスタ1aをストッカ25の吸込開口26から確実に吸
い込み得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、孔版印刷装置に用
いられる製版装置に関する。
【0002】
【従来の技術】孔版印刷装置においては、使用済のマス
タを版胴から剥がして排版ボックスに廃棄する排版処
理、画像データに基づいてマスタを製版する製版処理、
製版済のマスタを版胴に給版する給版処理、版胴に巻き
付けられたマスタにより印刷する印刷処理等の一連の処
理を経て印刷をしている。このため、スタートキーを操
作してから最初の印刷物が排出されるまでのファースト
プリントタイムが長くなる。
【0003】そこで、ファーストプリントタイムを短縮
することを目的として改良された印刷装置が、例えば、
特開昭61−287781号公報、或いは、特開平7−
257002号公報に記載されている。これらの公報に
記載された印刷方法は、製版済のマスタを一時的にスト
ッカに格納することにより、排版処理中に、製版処理と
給版処理とを行うことを可能にするものである。
【0004】以下、図9を参照して具体的に説明する。
まず、マスタ支持部4aから版胴(図9では図示せず)
の外周近傍に至るマスタ搬送路16に、プラテン17
と、このプラテン17に対して接離されるサーマルヘッ
ド18と、それぞれ対をなして製版済のマスタ1aを版
胴に向けて搬送する搬送ローラ21及び供給ローラ22
と、製版済のマスタ1aを吸引して一時的に格納するス
トッカ25と、製版済のマスタを切断するカッタ(固定
刃)19及びカッタ(可動刃)20とを備えている。
【0005】このような製版装置では、製版命令信号の
出力時にサーマルヘッド18とプラテン17とにより製
版を実行し、このときに供給ローラ22を停止させ、製
版済のマスタ1aをプラテン17及び搬送ローラ21で
搬送することにより、弛んだマスタ1aをストッカ25
に一時的に格納し、製版中も版胴が回転し、版胴に設け
られたクランプが給版位置に達して給版命令信号が出力
されたときに、供給ローラ22を駆動させてストッカ2
5内の製版済のマスタ1aを版胴に給版するようもので
ある。ストッカ25は上部に吸込開口26を有し、内部
に吸引ファン27を備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図9に示す
ように、未使用のマスタ1はロール状に巻回された状態
でマスタ支持部4aにより支持されているので巻き癖が
付いている。マスタ1が搬送されない製版前の状態で
は、マスタ1には二点鎖線に示すように巻き癖による弛
みが発生することになる。マスタ支持部4aにおけるマ
スタ1の巻回方向にもよるが、マスタ1の巻き癖の凹面
側に吸込開口26が対向配置されている場合には、マス
タ1が吸込開口から離れる上方に膨らむため、マスタ1
をストッカ25に格納することができなくなることがあ
る。
【0007】本発明は、マスタをストッカに確実に格納
することができ、これにより、排版処理と平行して製版
処理を確実に行い得る製版装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
マスタ支持部から版胴の外周近傍に至るマスタ搬送路
に、プラテン及びこのプラテンに対して接離されるサー
マルヘッドと、製版済のマスタを前記版胴に向けて供給
する供給ローラと、停止状態の前記供給ローラにより挟
持された製版済の前記マスタを前記供給ローラの上流側
の部分に位置する吸引開口から負圧により吸引して一時
的に格納するストッカと、前記製版済のマスタを切断す
るカッタとを備え、製版命令信号の出力時に前記サーマ
ルヘッドと前記プラテンとにより製版を実行するととも
に、製版済のマスタを前記ストッカに一時的に格納し、
給版命令信号の出力時に前記供給ローラを駆動させて前
記ストッカ内の製版済のマスタを前記版胴に供給するよ
うにした製版装置において、製版命令信号の出力時に、
通常の製版処理を開始する直前に、少なくとも前記供給
ローラを駆動して前記マスタを前記供給ローラ側に引っ
張るマスタ引張手段を備える。したがって、製版前にマ
スタを供給ローラで引っ張ることにより、吸込開口から
離反する方向へのマスタの巻き癖を除去した状態で製版
処理に移行することが可能となる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、マスタ引張手段は、通常の製版処理を開始
する直前に前記供給ローラのみを駆動する。したがっ
て、製版前に供給ローラのみを駆動することで、マスタ
の巻き癖を除去することが可能となる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記供給ローラの周速度は、前記プラテン
の周速度より速い最高速に定められている。したがっ
て、プラテン及び供給ローラを含む全ての搬送系のロー
ラを駆動してもマスタの巻き癖を除去することが可能と
なる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。まず、初期状態における孔版印刷装置
の内部構造を図1に示す。図1に示すように、製版済み
のマスタ1aを巻き付ける版胴2が回転自在に設けられ
ている。この版胴2の周囲には、排版装置3と製版装置
4とが配列されている。また、給紙ローラ5により給紙
され分離ローラ6により一枚ずつ分離された用紙7を版
胴2の回転運動に同期して搬送する一対のレジストロー
ラ8と、このレジストローラ8から給紙された用紙7を
版胴2上のマスタ1aに押し付ける圧胴9と、印刷済み
の用紙7を排紙トレイ10に向けて搬送する排紙ベルト
11とが配置されている。
【0012】版胴2の外周の一部にはクランプ12が開
閉可能に設けられている。版胴2におけるクランプ12
が取り付けられた部分以外の外周部分には、樹脂又は金
属の網体により形成されたメッシュスクリーン(図示せ
ず)が設けられている。さらに、版胴2の内部にはイン
キ供給部(図示せず)が設けられている。
【0013】圧胴9は図示しない接離機構により版胴2
に対して接離自在に支持されている。この圧胴9の外周
の一部には版胴2のクランプ12等との干渉を避ける凹
部13が形成され、この凹部13の端部には、給紙され
る用紙7の先端をくわえるくわえ爪14が設けられてい
る。圧胴9はレジストローラ8により供給された用紙7
をくわえ爪14で保持し、版胴2と同期して反時計方向
に回転する過程で版胴2上のマスタ1aに用紙7を押し
付けてマスタ1a上の画像を用紙7に転写するように構
成されている。15は圧胴9から用紙7を剥がす剥離爪
で、この剥離爪15により用紙7が剥離される直前には
くわえ爪14が開放されるように駆動部により駆動され
る。
【0014】次に、製版装置4について説明する。説明
に当り、製版前のマスタには1なる符号、製版済のマス
タには1aなる符号を付して説明する。製版前のマスタ
1はロール状に巻回された状態でマスタ支持部4aによ
り支持されている。マスタ搬送路16には、回転駆動さ
れるプラテン17、このプラテン17に対して接離自在
に支持されたサーマルヘッド18、マスタ1aを切断す
るカッタ(固定刃)19及びカッタ(可動刃)20、一
対の搬送ローラ21、版胴2の近傍に配置された一対の
供給ローラ22、この供給ローラ22の上流側と下流側
とに配列されたガイド23,24等が配列されている。
さらに、マスタ搬送路16の下方には、製版済のマスタ
1aを一時的に格納するストッカ25が設けられてい
る。このストッカ25の上面には搬送ローラ21と供給
ローラ22との間で開口する吸込開口26が形成され、
奥には吸引ファン27が設けられている。なお、吸引フ
ァン27と対向する部分におけるストッカ25の外壁に
は吸い込んだ空気を外気に向けて排気する排気口28が
形成されている。
【0015】排版装置3は、排版ボックス29の入口付
近に、定位置に位置する排版ローラ30と、版胴2に対
して接離可能な排版剥離ローラ31とを備え、排版処理に
際しては、排版剥離ローラ31を版胴2に接触させ、こ
の排版剥離ローラ31と排版ローラ30とで使用済のマ
スタ1aを排版ボックス29に送り込むようにした公知
の構成である。
【0016】次に、図7を参照して電子回路を説明す
る。プログラム等の固定データが書き込まれているRO
M32、各部の動作を監視してプログラムを実行するC
PUを含む制御回路33、ワークデータ等の可変データ
を一時的に更新可能に書き込むRAM34がシステムバ
ス35により接続されている。
【0017】制御回路33には製版装置4の各部を駆動
する製版駆動部36が接続されている。すなわち、製版
装置4において、制御回路33により制御される対象
は、 画像データに基づいてサーマルヘッド18の個々の発
熱素子に電圧を印可する制御 搬送モータ37の制御 搬送モータ37とプラテン17及び搬送ローラ21の
間に接続された第一の電磁クラッチ38の制御 搬送モータ37と供給ローラ22との間に接続された
第二の電磁クラッチ39の制御 サーマルヘッド18をプラテン17に対して接離させ
るためのヘッドモータ40の制御 ガイド23を回動させるガイド駆動モータ41の制御 吸引ファン27の制御 可動側のカッタ20を駆動するカッタモータ42の制
御 等である。
【0018】製版装置4以外の制御については従来と変
わりないため、簡単に説明する。すなわち、排版装置3
の動作を制御する排版駆動部43、版胴2及び圧胴9の
回転制御やクランプ12及びくわえ爪14の開閉動作を
含む給版・印刷系の動作を制御する給版・印刷駆動部4
4、給紙ローラ5、分離ローラ6、レジストローラ8等
の動作を制御する給紙駆動部45、排紙ベルト11等の
動作を制御する排紙駆動部46、原稿読取部47、操作
パネル48、各部の動作状態により出力を変える複数の
センサからなるセンサ部49等が制御回路33に接続さ
れている。
【0019】本発明における製版装置4は、製版命令信
号の出力時に、通常の製版処理を開始する直前に、製版
済のマスタ1aを供給ローラ22側に引っ張るマスタ引
張手段(図8のフローチャートにおけるステップS2の
処理に相当する)を備えている。
【0020】以下、図8に示すフローチャートを参照
し、製版から給版に至る処理について説明する。図1に
おける初期状態において、操作パネル48(図7参照)
スタートキーを操作すると、製版命令信号が出力される
(S1のY)。このときはマスタ引張処理を実行(S
2)してから製版処理を開始する。
【0021】本実施の形態におけるマスタ引張処理は、
図1及び図9に示す初期状態において、未使用のマスタ
1をサーマルヘッド18によりプラテン17に圧接させ
た状態で、搬送モータ37を駆動し、電磁クラッチ3
8,39を動力接続状態に切り替えてプラテン17、搬
送ローラ21、供給ローラ22を回転させてマスタ1を
少し搬送する。この場合、供給ローラ22の周速度を最
高の周速度に定めておくことにより、マスタ1に張力を
付与することができる。この例における周速度の比率
は、プラテン17を1とすると、搬送ローラ21が1.
4、供給ローラ22が2.2である。
【0022】続いて、製版処理を開始する(S3)。製
版処理は、図2に示すように、供給ローラ22を停止さ
せ、サーマルヘッド18によりマスタ1に画像を穿孔形
成し、製版済のマスタ1aをプラテン17と搬送ローラ
21とにより搬送する。この製版処理の開始と略同時期
に、ガイド駆動モータ41(図7参照)を駆動してガイ
ド23を下方垂直方向に回動させて吸込開口26を開放
する(S4)とともに、吸引ファン27を駆動する。こ
れにより、製版済のマスタ1aが負圧により吸込開口2
6からストッカ25の内部に格納される。この場合、図
9に示すように、マスタ1が上方に膨らむように巻き癖
がついていたとしても、製版処理開始の直前にマスタ1
に張力が付与されるため、製版済のマスタ1aを確実に
ストッカ25内に格納するきことができる。
【0023】この製版処理と並行して排版処理のために
版胴2が時計方向に回転するので、クランプ12が図2
に示すように排版装置3の近傍に達したときに、その状
態をセンサ部50の該当するセンサが検知するので、そ
の検知信号をトリガとして版胴2を一旦停止させ、図3
に示すように、クランプ12を開き、排版剥離ローラ3
1を版胴2に接触させ、排版ローラ30と排版剥離ロー
ラ31を回転させるとともに、版胴2を反時計方向に回
転させながら版胴2から使用済のマスタ1aを剥離して
剥離ボックス29に収納する。使用済のマスタ1aがク
ランプ12から離れた後はクランプ12をむ再び閉じ
る。
【0024】図4に示すように、排版処理の進行により
クランプ12がガイド24の下に到達すると、その状態
がセンサ部50の該当するセンサが検知するので、その
検知信号(給版命令信号)をトリガとして版胴2を一旦
停止させ、続いて、図5に示すように、クランプ12を
開く。
【0025】この間、製版処理が継続して行われてお
り、先の給版命令信号に相当する検知信号が出力された
ときは(S6のY)、第二の電磁クラッチ39(図7参
照)をオンにし供給ローラ22を回転させる(S7)。
これにより、製版済のマスタ1aがストッカ25の内部
から版胴2のクランプ12に向けて供給される。この過
程ではまだ製版が継続して行われ、製版済のマスタ1a
はプラテン17と搬送ローラ21とによりストッカ25
に送り込まれる。
【0026】このように製版済のマスタ1aが供給され
ると、クランプ12を閉じてマスタ1aの先端を保持
し、再び版胴2を時計方向に回転させる。この過程で、
版胴2上の使用済のマスタ1aを排版装置3により排版
し、図6に示すように供給された新しい製版済のマスタ
1aを版胴2に巻き付ける。それまでの間に給紙ローラ
5により用紙7をレジストローラ8のニップ部まで給紙
し、版胴2の回転に同期させてレジストローラ8を駆動
し、用紙7の先端をくわえ爪14で保持し、圧胴9を回
転させることで、版胴2のマスタ1aの画像が用紙7に
転写される(試し印刷)。
【0027】一方、製版装置4は、画像データの出力状
況等により製版を終了したと認識されたときに(S
8)、第一の電磁クラッチ38(図7参照)をオフに
し、プラテン17と搬送ローラ21とを停止させ(S
9)、カッタモータ(図7参照)を回転させて可動側の
カッタ20を駆動し、マスタ1aを切断する(S1
0)。この動作に前後して吸引ファン27を停止させ
(S11)、版胴2に対するマスタ1aの巻き付けを終
了したものと認識したときに(S12のY)、供給ロー
ラ22を停止させ、ガイド駆動モータ41(図7参照)
を駆動しガイド23を水平となる進出位置に回動させる
(S14)。なお、版胴2に対しマスタ1aの巻き付け
を終了したか否かの認識は、版胴2の回転位置を認識す
る等の方法によってなされる。
【0028】なお、製版処理開始前にマスタ1に張力を
与えるために、プラテン17と、搬送ローラ21と、供
給ローラ22との周速度を変え、これらを同時に回転さ
せる構成を採用したが、プラテン17と、搬送ローラ2
1と、供給ローラ22との周速度を略等しくし、製版処
理開始前にマスタ1に張力を与えるときに最も下流側に
位置する供給ローラ22のみを回転させるようにしても
よい。
【0029】さらに、本発明は、図10に示すように、
マスタ支持部4aにおけるマスタ1の巻き方向が逆であ
るために、製版前の状態ではマスタ1は下側に膨らむ状
態で弛むことにより、マスタ搬送路16の上側にストッ
カ25を配置する構成にも適用し得るものである。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、マスタ搬送路
に、プラテン及びサーマルヘッドと、製版済のマスタを
版胴に向けて供給する供給ローラと、停止状態の前記供
給ローラにより挟持された製版済のマスタを前記供給ロ
ーラの上流側の部分に位置する吸引開口から負圧により
吸引して一時的に格納するストッカと、前記製版済のマ
スタを切断するカッタとを備え、製版命令信号の出力時
に前記サーマルヘッドと前記プラテンとにより製版を実
行するとともに、製版済のマスタを前記ストッカに一時
的に格納し、給版命令信号の出力時に前記供給ローラを
駆動させて前記ストッカ内の製版済のマスタを前記版胴
に供給するようにした製版装置において、製版命令信号
の出力時に、通常の製版処理を開始する直前に、少なく
とも前記供給ローラを駆動して前記マスタを前記供給ロ
ーラ側に引っ張るマスタ引張手段を備えるので、製版前
にマスタを供給ローラで引っ張ることにより、吸込開口
から離反する方向へのマスタの巻き癖を除去した状態で
製版処理に移行することができる。これにより、排版処
理と平行して製版処理を確実に行うことができる。
【0031】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、マスタ引張手段は、通常の製版処理を開始
する直前に前記供給ローラのみを駆動するので、製版前
にマスタの巻き癖を除去することができる。
【0032】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記供給ローラの周速度は、前記プラテン
の周速度より速い最高速に定められているので、プラテ
ン及び供給ローラを含む全ての搬送系のローラを駆動し
てもマスタの巻き癖を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】初期状態を示す縦断正面図である。
【図2】製版開始状態を示す縦断正面図である。
【図3】製版及び排版処理中の状態を示す縦断正面図で
ある。
【図4】製版及び排版処理中の状態を示す縦断正面図で
ある。
【図5】製版、排版及び給版処理中の状態を示す縦断正
面図である。
【図6】給版処理中の状態を示す縦断正面図である。
【図7】電子回路を示すブロック図である。
【図8】製版装置の処理を示すフローチャートである。
【図9】製版開始前におけるマスタの巻き癖状態を示す
説明図である。
【図10】本発明の変形例を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1aマスタ 2 版胴 4a マスタ支持部 16 マスタ搬送路 17 プラテン 18 サーマルヘッド 19,20 カッタ 22 供給ローラ 25 ストッカ 26 吸引開口 S2 マスタ引張手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタ支持部から版胴の外周近傍に至る
    マスタ搬送路に、プラテン及びこのプラテンに対して接
    離されるサーマルヘッドと、製版済のマスタを前記版胴
    に向けて供給する供給ローラと、停止状態の前記供給ロ
    ーラにより挟持された製版済の前記マスタを前記供給ロ
    ーラの上流側の部分に位置する吸引開口から負圧により
    吸引して一時的に格納するストッカと、前記製版済のマ
    スタを切断するカッタとを備え、製版命令信号の出力時
    に前記サーマルヘッドと前記プラテンとにより製版を実
    行するとともに、製版済のマスタを前記ストッカに一時
    的に格納し、給版命令信号の出力時に前記供給ローラを
    駆動させて前記ストッカ内の製版済のマスタを前記版胴
    に供給するようにした製版装置において、 製版命令信号の出力時に、通常の製版処理を開始する直
    前に、少なくとも前記供給ローラを駆動して前記マスタ
    を前記供給ローラ側に引っ張るマスタ引張手段を備える
    ことを特徴とする製版装置。
  2. 【請求項2】 前記マスタ引張手段は、通常の製版処理
    を開始する直前に前記供給ローラのみを駆動する請求項
    1記載の製版装置。
  3. 【請求項3】 前記供給ローラの周速度は、前記プラテ
    ンの周速度より速い最高速に定められている請求項1記
    載の製版装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006320377A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Tosho Inc 薬袋発行機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006320377A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Tosho Inc 薬袋発行機
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