JP2000127470A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2000127470A
JP2000127470A JP30266998A JP30266998A JP2000127470A JP 2000127470 A JP2000127470 A JP 2000127470A JP 30266998 A JP30266998 A JP 30266998A JP 30266998 A JP30266998 A JP 30266998A JP 2000127470 A JP2000127470 A JP 2000127470A
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JP
Japan
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thermal
color
printing
head
paper
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Application number
JP30266998A
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English (en)
Inventor
Chiaki Sekioka
千秋 関岡
Kohei Kiyota
航平 清田
Teruaki Matsuura
照明 松浦
Koichi Yoshida
功一 吉田
Shuji Mabe
修二 間部
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Fujitsu Isotec Ltd
Original Assignee
Fujitsu Isotec Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置に関し、部分的にカラー印刷を行う
のに適し、安価で安定した印刷を行うことができるよう
にすることを目的とする。 【解決手段】 感熱紙保持手段18と、該感熱紙保持手
段から供給される感熱紙に黒色の印刷を行うように配置
されたラインサーマルヘッド20と、該ラインサーマル
ヘッドと直列に配置され、サーマルカラーリボン30を
用いて該感熱紙を黒色に発色させることなくカラー熱転
写を行うようにした感熱熱転写用ラインヘッド32とを
備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカラー式P
OSプリンタに適した印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、POSプリンタは商店やスー
パーのレジ等においてレシートに印刷するのに使用され
ている。図6に示されるように、POSプリンタ1は、
感熱紙2に黒色の印刷を行うラインサーマルヘッド3を
使用している。図6において、4はプラテンであり、5
は感熱紙2のロールである。ラインサーマルヘッド3は
一列に並んだ多数の発熱するドットを有し、熱をかける
ことにより感熱紙2に含まれる色を発色させる。しか
し、ラインサーマルヘッド3を含むPOSプリンタは、
安価で安定な印刷を行うことができるが、感熱紙2に含
まれる色以外の色を印刷することはできない。
【0003】一方、カラーサーマル方式のプリンタは、
感熱リボン及び感熱熱転写用ラインヘッドを用いて普通
紙に印刷を行うものである。複数の感熱リボン及び複数
の感熱熱転写用ラインヘッドを用いることにより、カラ
ー印刷を行うことができる。しかし、そのようなカラー
サーマル方式のプリンタは、比較的に高価で大型にな
り、POSプリンタとしては適したものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近、黒色の印刷の中
に強調的に部分的に黒色以外の色を印刷を行うことので
きる印刷装置が求められている。しかも、そのような印
刷装置は、POSプリンタとして使用できるように、安
価で安定した印刷を行うことができることが求められて
いる。
【0005】本発明の目的は、部分的にカラー印刷を行
うのに適し、安価で安定した印刷を行うことができる印
刷装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による印刷装置
は、感熱紙保持手段と、該感熱紙保持手段から供給され
る感熱紙に黒色の印刷を行うように配置されたラインサ
ーマルヘッドと、該ラインサーマルヘッドと直列に配置
され、サーマルカラーリボンを用いて該感熱紙を黒色に
発色させることなくカラー熱転写を行うようにした感熱
熱転写用ラインヘッドとを備えたことを特徴とするもの
である。
【0007】上記構成においては、ラインサーマルヘッ
ドを用いて感熱紙に黒色の印刷を行うことができる。部
分的にカラー印刷を行う場合には、サーマルカラーリボ
ン及び感熱熱転写用ラインヘッドを用い、感熱紙に印刷
を行う。感熱熱転写用ラインヘッドのエネルギーを調節
することにより、感熱紙を黒色に発色させることなくサ
ーマルカラーリボンの色を感熱紙に転写することができ
る。このように、インクリボンの使用をカラーのみにす
ることによりインクリボンの使用量を最小限に抑え、大
部分の印刷を黒発色の感熱紙を利用することにより、現
状のモルクロ印刷のような安価なランニングコストを実
現することができる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
詳細に説明する。図1は本発明の実施例の印刷装置10
を示す斜視図である。図2は印刷装置10の側面図、図
3は印刷装置10の平面図である。印刷装置10はPO
Sプリンタとして構成されたものである。
【0009】印刷装置10はケーシング12を有し、ケ
ーシング12内には、感熱紙14のロール16を保持す
るための感熱紙保持手段18が配置される。感熱紙保持
手段18は保持用ローラ18aを含む。さらに、印刷装
置10は、ラインサーマルヘッド20と、熱転写ユニッ
ト22とを含む。ラインサーマルヘッド20は、一列に
並んだ多数の発熱するドット(図示せず)を有し、ライ
ンサーマルヘッド20によって熱をかけることにより感
熱紙2に含まれる色を発色させる。ラインサーマルヘッ
ド20の下にはプラテン24及び駆動歯車列26があ
る。ラインサーマルヘッド20はスプリング28によっ
てプラテン24に向かって付勢されている。
【0010】熱転写ユニット22は、サーマルカラーリ
ボン30と、感熱熱転写用ラインヘッド32とを含む。
感熱熱転写用ラインヘッド32は一列に並んだ多数の発
熱するドット(図示せず)を有し、サーマルカラーリボ
ン30に熱をかけることによりサーマルカラーリボン3
0に含まれる色を発色させる。サーマルカラーリボン3
0はロール34に巻かれる。感熱熱転写用ラインヘッド
32は、感熱紙14の走行方向で見てラインサーマルヘ
ッド20と直列に配置される。実施例においては、感熱
熱転写用ラインヘッド32がラインサーマルヘッド20
の下流側に配置される。発熱するドットの構成する列に
関しては、感熱熱転写用ラインヘッド32は、ラインサ
ーマルヘッド20と平行に配置される。
【0011】感熱熱転写用ラインヘッド32の下にはプ
ラテン36及び駆動歯車列38がある。サーマルカラー
リボン30のロール34は中間歯車40を介して駆動歯
車列38により駆動される。熱転写ユニット22は、こ
れらのロール34及び中間歯車40も含む。熱転写ユニ
ット22は脱着可能に印刷装置10の本体部に取付けら
れる。図5は、熱転写ユニット22が印刷装置10の本
体部から取り外された状態を示している。熱転写ユニッ
ト22が印刷装置10の本体部から取り外された状態で
は、ラインサーマルヘッド20を使用して従来のモノク
ロのPOSプリンタとして使用可能である。
【0012】以上の構成において、感熱紙14は、ライ
ンサーマルヘッド20とプラテン24との間、及び感熱
熱転写用ラインヘッド32とプラテン36との間を通っ
て搬送される。モノクロ印刷を行う場合にはラインサー
マルヘッド20が使用され、ラインサーマルヘッド20
の所望のドットを発熱させることにより、感熱紙14が
黒色に発色する。ラインサーマルヘッド20が使用され
てモノクロ印刷を行っている途中に、サーマルカラーリ
ボン30に含まれる特定の赤や青等の色の印刷を行う場
合には、感熱熱転写用ラインヘッド32が使用される。
感熱熱転写用ラインヘッド32の所望のドットを発熱さ
せることにより、サーマルカラーリボン30に含まれる
特定の色の材料を溶かし、その色が感熱紙14に転写さ
れる。よって、黒色の印字がされた感熱紙14の一部
に、特定の色の印字を強調的に行うことができる。
【0013】サーマルカラーリボン30は感熱熱転写用
ラインヘッド32と感熱紙14との間を通っており、サ
ーマルカラーリボン30のドットの発生する熱はサーマ
ルカラーリボン30には有効に伝えられるが、感熱紙1
4から見るとその熱はサーマルカラーリボン30に遮ら
れるので、感熱紙14は十分に熱せられず、感熱紙14
が黒色に発色することはない。従って、感熱熱転写用ラ
インヘッド32は、サーマルカラーリボン30を用いて
感熱紙14を黒色に発色させることなくカラー熱転写を
行うことができる。
【0014】しかし、感熱熱転写用ラインヘッド32の
熱が高くなれば、感熱熱転写用ラインヘッド32からサ
ーマルカラーリボン30を介して感熱紙14へ伝わる熱
量が多くなり、感熱紙14を黒色に発色させることにな
る。従って、図示しない制御装置は、感熱熱転写用ライ
ンヘッド32の発生する熱量が、サーマルカラーリボン
30を発色させるが、感熱紙14は発色しないように、
感熱熱転写用ラインヘッド32のエネルギーを制御する
ようになっている。
【0015】図4は感熱紙14及びサーマルカラーリボ
ン30の印加エネルギーと記録濃度との関係を示す図で
ある。曲線Aは感熱紙14の印加エネルギーと記録濃度
との関係を示し、印加エネルギーが0.12mj/do
tのエネルギー以下では黒色に発色にしないが、0.1
2mj/dotのエネルギー以上になると黒色に発色し
はじめることを示している。従って、印加エネルギーが
0.12mj/dotのエネルギー以下とするのがよ
い。曲線Bのサーマルカラーリボン30の印加エネルギ
ーと記録濃度との関係を示し、印加エネルギーが0.0
8mj/dotのエネルギー以上になると、十分に発色
するが、それ以下では十分に発色しないことを示してい
る。従って、感熱熱転写用ラインヘッド32に0.08
〜0.12mj/dotのエネルギーを与えると、サー
マルカラーリボン30は発色するが、感熱紙14は発色
しないことが確実になる。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、モルクロ印刷のような安価なランニングコストでカ
ラー印刷が可能になる。カラーの熱転写、感熱紙印刷を
共用することにより、小型、軽量な印刷装置を実現でき
る。メイン印刷は感熱紙の黒発色であり、強調したい部
分のみカラー印刷を行うため、サーマルカラーリボンの
使用量が少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の印刷装置を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の印刷装置の側面図である。
【図3】図1の印刷装置の平面図である。
【図4】感熱紙及びサーマルカラーリボンの印加エネル
ギーと記録濃度との関係を示す図である。
【図5】熱転写ユニットを取り外した図2と同様な印刷
装置の側面図である。
【図6】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
10…印刷装置 14…感熱紙 18…感熱紙保持手段 20…ラインサーマルヘッド 22…熱転写ユニット 30…サーマルカラーリボン 32…感熱熱転写用ラインヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 照明 東京都稲城市大字大丸1405番地 富士通ア イソテック株式会社内 (72)発明者 吉田 功一 東京都稲城市大字大丸1405番地 富士通ア イソテック株式会社内 (72)発明者 間部 修二 東京都稲城市大字大丸1405番地 富士通ア イソテック株式会社内 Fターム(参考) 2C065 AA01 AB01 AB03 AC01 AD07 DC01 DC03 DC20 DC30 2C066 AA18 AD01 BF00 CZ08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感熱紙保持手段と、該感熱紙保持手段か
    ら供給される感熱紙に黒色の印刷を行うように配置され
    たラインサーマルヘッドと、該ラインサーマルヘッドと
    直列に配置され、サーマルカラーリボンを用いて該感熱
    紙を黒色に発色させることなくカラー熱転写を行うよう
    にした感熱熱転写用ラインヘッドとを備えたことを特徴
    とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 感熱紙を黒発色させないでカラー熱転写
    を行うことのできるエネルギーを該感熱熱転写用ライン
    ヘッドに与えるための制御手段を備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 該制御手段は、該感熱熱転写用ラインヘ
    ッドに0.08〜0.12mj/dotのエネルギーを
    与えることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 該感熱熱転写用ラインヘッドとサーマル
    カラーリボン供給手段とが、印刷装置の本体部から着脱
    可能な熱転写ユニットとして構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 該印刷装置がPOSプリンタであること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
JP30266998A 1998-10-23 1998-10-23 印刷装置 Pending JP2000127470A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113370664A (zh) * 2021-06-18 2021-09-10 深圳市复恒自控技术有限公司 智能双色打印机及双色打印方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113370664A (zh) * 2021-06-18 2021-09-10 深圳市复恒自控技术有限公司 智能双色打印机及双色打印方法
CN113370664B (zh) * 2021-06-18 2022-11-25 深圳市复恒自控技术有限公司 智能双色打印机及双色打印方法

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