JP2000127316A - 易カット性を有する蒸着フィルム積層体 - Google Patents

易カット性を有する蒸着フィルム積層体

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JP2000127316A
JP2000127316A JP10300798A JP30079898A JP2000127316A JP 2000127316 A JP2000127316 A JP 2000127316A JP 10300798 A JP10300798 A JP 10300798A JP 30079898 A JP30079898 A JP 30079898A JP 2000127316 A JP2000127316 A JP 2000127316A
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easy
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JP10300798A
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English (en)
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Noboru Sasaki
昇 佐々木
Tsunenori Komori
常範 小森
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透明性に優れ、かつ高いガスバリア性を有する
と共に環境に優しく易カット性を有する実用性の高い包
装材料を提供すること。 【解決手段】ポリアミド基材1の少なくとも片面に、一
般式R’Si(OR)3で表せる3官能オルガノシラン
あるいは該オルガノシランの加水分解物と、アクリルポ
リオール及びイソシアネート化合物との複合物からなる
透明プライマー層2、厚さ5〜100nmの無機酸化物
からなる蒸着薄膜層3、水溶性高分子と、(a)1種以
上の金属アルコキシド及びその加水分解物又は、(b)
塩化錫の少なくとも一方を含む水溶液あるいは水/アル
コール混合液を主剤とするコーティング液を塗布し、乾
燥してなるガスバリア性被膜層4を順次積層した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品や非食品及び
医薬品等の包装分野に用いられる包装用の積層体に関す
るもので、特に易カット性が要求される包装分野に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】液体スープ用包材やチーズ用包材等に用
いられる包装材料の要求品質は、内容物の変質を抑制し
それらの機能や性質を保持するために、包装材料を透過
する酸素、水蒸気、その他内容物を変質させる気体によ
る影響を防止する必要があり、これら気体(ガス)を遮
断するガスバリア性を備えることが求められている。更
にバリアフリー等の観点から、容易に内容物を取り出す
ことができるように易カット性を有することの要求も高
い。そのため従来から、プラスチック材料の中で易カッ
トにもっとも優れているポリアミドフィルムを基材とし
て、そこにガスバリア層として高分子樹脂組成物の中で
は比較的ガスバリア性に優れている塩化ビニリデン樹脂
をコーティングしたもの(KONY)やアルミ等の金属
からなる金属箔をラミネートしたものが一般的に用いら
れてきた。
【0003】ところが、塩化ビニリデン樹脂をコーティ
ングしたものは、温湿度依存性が大きくガスバリア性を
維持できない、塩素を含む樹脂系なので昨今のダイオキ
シン問題のため使用しにくいと言う問題がある。また、
アルミニウム等の金属箔を用いた包装材料は、ガスバリ
ア性に優れるが、包装材料を透視して内容物を確認する
ことができない、使用後の廃棄の際は不燃物として処理
しなければならない、検査の際金属探知器が使用できな
いなどの欠点を有し問題があった。
【0004】そこで、これらの欠点を克服した包装材料
として、例えば米国特許第3442686号、特公昭6
3−28017号公報等に記載されているような酸化珪
素、酸化アルミニウム等の無機酸化物をポリアミドフィ
ルム等の高分子フィルム上に、真空蒸着法やスパッタリ
ング法等の形成手段により蒸着膜を形成したフィルムが
開発されている。これらの蒸着フィルムは透明性及び酸
素、水蒸気等のガス遮断性を有していることが知られ、
金属箔等では得ることのできない透明性、ガスバリア性
の両者を有する包装材料として好適とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た包装用材料に適するフィルムであっても、包装容器ま
たは包装材として、蒸着フィルム単体で用いられること
はほとんどなく、蒸着後の後加工として蒸着フィルム表
面に文字・絵柄等を印刷加工またはフィルム等との貼り
合わせ、容器等の包装体への形状加工などさまざまな工
程を経て包装体を完成させている。そのため包材設計に
は十分な注意が必要である。
【0006】そこで、上述した蒸着フィルム等を用いて
シーラントフィルムと貼り合わせ製袋後、内容物を充填
してラミネート強度や易カット性の評価を試みたとこ
ろ、ラミネート強度が弱くそれが影響してカット性が悪
い等の問題を有することが明らかとなった。
【0007】すなわち、このような場合の包装材料とし
て用いられる条件として、内容物を直接透視することが
可能なだけの透明性、内容物に対して影響を与える気体
等を遮断する高いガスバリア性及び強固な密着性、易カ
ット性、環境適性等が求められているが、現在のところ
これら全てを満たす包装材料は見いだされていない。
【0008】そこで、本発明においては透明性に優れ、
且つ高いガスバリア性を有すると共に環境に優しく易カ
ット性を有する実用性の高い包装材料を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためのもので、請求項1に記載の発明は、ポリアミ
ドフィルムからなる基材の少なくとも片面に、一般式
R’Si(OR)3 (R’:アルキル基、ビニル基、グ
リシドオキシプロピル基など、R:アルキル基など)で
表せる3官能オルガノシランあるいは該オルガノシラン
の加水分解物と、アクリルポリオール及びイソシアネー
ト化合物との複合物からなる透明プライマー層、厚さ5
〜100nmの無機酸化物からなる蒸着薄膜層、水溶性
高分子と、(a)1種以上の金属アルコキシド及びその
加水分解物又は、(b)塩化錫の少なくとも一方を含む
水溶液あるいは水/アルコール混合溶液を主剤とするコ
ーティング剤を塗布し、乾燥してなるガスバリア性被膜
層を順次積層したことを特徴とする易カット性を有する
蒸着フィルム積層体である。
【0010】また、請求項2の発明は請求項1の発明に
基づき、前記3官能オルガノシランを構成するR’にエ
ポキシ基が含まれることを特徴とする易カット性を有す
る蒸着フィルム積層体である。
【0011】請求項3の発明は、請求項1乃至2記載の
発明に基づき、前記複合物中に更に反応触媒が添加され
ていることを特徴とする易カット性を有する蒸着フィル
ム積層体である。
【0012】請求項4の発明は、請求項3記載の発明に
基づき、反応触媒が、錫化合物であることを特徴とする
易カット性を有する蒸着フィルム積層体である。
【0013】請求項5の発明は、請求項3乃至4記載の
発明に基づき、錫化合物が、塩化錫、オキシ塩化錫及び
錫アルコキシドであることを特徴とする易カット性を有
する蒸着フィルム積層体である。
【0014】請求項6の発明は、請求項1乃至5記載の
発明に基づき、前記複合物中に更に一般式M(OR)n
(M:金属元素、R:CH3 、C2 5 などのアルキル
基、n:金属元素の酸化数)で表される金属アルコキシ
ドあるいは該金属アルコキシドの加水分解物を添加する
ことを特徴とする易カット性を有する蒸着フィルム積層
体である。
【0015】請求項7の発明は、請求項6記載の発明に
基づき、前記金属アルコキシドあるいは該金属アルコキ
シドの加水分解物中の金属が、Si、Al、Ti、Zr
或いはそれらの混合物であることを特徴とする易カット
性を有する蒸着フィルム積層体である。
【0016】請求項8の発明は、請求項1乃至7の発明
に基づき、前記透明プライマー層の厚さが、0.01〜
2μmの範囲であることを特徴とする易カット性を有す
る蒸着フィルム積層体である。
【0017】請求項9の発明は、請求項1乃至8記載の
発明に基づき、前記無機酸化物が、酸化アルミニウム、
酸化珪素或いはそれらの混合物であることを特徴とする
易カット性を有する蒸着フィルム積層体である。
【0018】請求項10の発明は、請求項1乃至9記載
の発明に基づき、前記ガスバリア性被膜層中に含まれる
金属アルコキシドが、テトラエトキシシランまたはトリ
イソプロポキシアルミニウム、或いはそれらの混合物で
あることを特徴とする易カット性を有する蒸着フィルム
積層体である。
【0019】請求項11の発明は、請求項1乃至10記
載の発明に基づき、前記ガスバリア性被膜層中に含まれ
る水溶性高分子が、ポリビニルアルコールであることを
特徴とする易カット性を有する蒸着フィルム積層体であ
る。
【0020】
【作用】本発明によれば、易カット性を有するポリアミ
ドフィルム基材上に密着性に優れた透明プライマー層を
設けた後、ガスバリア性に優れた無機酸化物薄膜層及び
ガスバリア性被膜層を順次積層した構成になっているの
で、ラミネートした後も易カット性に優れ、ガスバリア
性も高い実用性の高い包装用積層体が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明を図面を用いて更に詳細に
説明する。図1は本発明の易カット性を有する蒸着フィ
ルム積層体を説明する断面図である。
【0022】図1における基材1はポリアミド樹脂から
なるフィルムであり、その上に3官能オルガノシラン及
びアクリルポリオール、イソシアネート化合物等の複合
物よりなる透明プライマー層2、無機酸化物からなる蒸
着薄膜層3、ガスバリア性被膜層4が順次積層されてい
る。
【0023】上述した基材1はプラスチック材料の中で
カット性に優れているポリアミド樹脂からなるフィルム
であり、蒸着薄膜層の透明性を生かすならば透明である
ことが好ましい。例えば、ε−カプロラクタムの開環重
合反応で得られる6−ナイロン、ヘキサメチレンジアミ
ンとアジピン酸塩との重縮合反応で得られる6,6−ナ
イロン等周知のポリアミド樹脂を用いることができ、こ
れらをフィルム状に加工したものが基材1として用いれ
れる。特に二軸方向に任意に延伸されたものが、機械強
度や寸法安定性に優れているので好ましくい。またこの
基材1の表面に、周知の種々の添加剤や安定剤、例えば
帯電防止剤、紫外線防止剤、可塑剤、滑剤などが使用さ
れていても良く、薄膜との密着性を良くするために、前
処理としてコロナ処理、低温プラズマ処理、イオンボン
バード処理を施しておいても良く、さらに薬品処理、溶
剤処理などを施しても良い。
【0024】基材1の厚さはとくに制限を受けるもので
はないが、包装材料としての適性、他の層を積層する場
合もあること、透明プライマー層2及び無機酸化物蒸着
薄膜層3、ガスバリア性被膜層4を形成する場合の加工
性を考慮すると、一般的には5〜100μmの範囲で、
実用的には10〜30μmとすることが好ましい。
【0025】また、量産性を考慮すれば、連続的に各層
を形成できるように長尺フィルムとすることが望まし
い。
【0026】本発明の透明プライマー層2は、ポリアミ
ド樹脂からなる基材1上に設けられ、基材1と無機酸化
物からなる蒸着薄膜層3との間の密着性を高め、更に基
材に耐熱性をすることを目的とする。
【0027】鋭意検討の結果、上記目的達成のためにプ
ライマー樹脂として用いることができるのは、3官能オ
ルガノシラン或いはその加水分解物と、アクリルポリオ
ール及びイソシアネート化合物等との複合物である必要
がある。
【0028】更に、透明プライマー層を構成する複合物
について詳細に説明する。前記3官能オルガノシラン
は、エチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシ
ラン、グリシドオキシプロピルトリメトキシシランなど
一般式R’Si(OR)3 で表せるもの、あるいはその
加水分解物である。なかでもR’中にエポキシ基が含ま
れているグリシドオキシトリメトキシシランやエポキシ
シクロヘキシルエチルトリメトキシシラン等が特に好ま
しい。加水分解物を得る方法は、3官能オルガノシラン
に直接酸やアルカリ等を添加して加水分解を行う方法な
ど既知の方法で得ることができる。
【0029】またアクリルポリオールとは、アクリル酸
誘導体モノマーを重合させて得られる高分子化合物もし
くは、アクリル酸誘導体モノマーおよびその他のモノマ
ーとを共重合させて得られる高分子化合物のうち、末端
にヒドロキシル基をもつもので、後に加えるイソシアネ
ート化合物のイソシアネート基と反応させるものであ
る。中でもエチルメタクリレート、ヒドロキシエチルメ
タクリレートやヒドロキシプロピルメタクリレート、ヒ
ドロキシブチルメタクリレートなどのアクリル酸誘導体
モノマーを単独で重合させたものや、スチレン等のその
他のモノマーを加え共重合させたアクリルポリオールが
好ましく用いられる。またイソシアネート化合物との反
応性を考慮するとヒドロキシル価が5〜200(KOH
mg/g)の間であることが好ましい。
【0030】アクリルポリオールと3官能オルガノシラ
ンの配合比は、重量比で1/1から100/1の範囲で
あることが好ましく、より好ましくは2/1から50/
1の範囲にあることである。溶解および希釈溶媒として
は、溶解および希釈可能であれば特に限定されるもので
はなく、例えば酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル
類、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール
等のアルコール類、メチルエチルケトンなどのケトン
類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類等が単独
および任意に配合されたものを用いることができる。よ
り好ましくは、3官能オルガノシラン等を加水分解する
ために塩酸等の水溶液を用いることがあるため、共溶媒
としてイソプロピルアルコール等と極性溶媒である酢酸
エチルを任意に混合した溶媒を用いることが好ましい。
【0031】また3官能オルガノシランとアクリルポリ
オールの配合時に反応を促進させるために反応触媒を添
加しても一向に構わない。添加される触媒としては、反
応性および重合安定性の点から塩化錫(SnCl2 )、
オキシ塩化錫(SnOHCl、Sn(OH)2
2 )、錫アルコキシド等の錫化合物であることが好ま
しい。これらの触媒は、配合時に直接添加してもよく、
またメタノール等の溶媒に溶かして添加しても良い。添
加量は、少なすぎても多すぎても触媒効果が得られない
ため、3官能オルガノシランに対してモル比で1/10
〜1/10000の範囲が好ましく、更に望ましくは1
/100〜1/2000の範囲であることがより好まし
い。
【0032】更に混入するイソシアネート化合物は、ア
クリルポリオールと反応してできるウレタン結合により
基材1や無機酸化物層3との密着性を高めるために添加
されるもので主に架橋剤もしくは硬化剤として作用す
る。これを達成するためにイソシアネート化合物として
は、芳香族系のトリレンジイソシアネート(TDI)や
ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、脂肪族
系のキシレンジイソシアネート(XDI)やヘキサレン
ジイソシアネート(HMDI)などのモノマー類と、こ
れらの重合体、誘導体が用いられ、これらが単独かまた
は混合物等として用いられる。
【0033】アクリルポリオールとイソシアネート化合
物の配合比は特に制限されるのもではないが、イソシア
ネート化合物が少なすぎると硬化不良になる場合があ
り、またそれが多すぎるとブロッキング等が発生し加工
上問題がある。そこでアクリルポリオールとインソシア
ネート化合物との配合比としては、イソシアネート化合
物由来のインソシアネート基(NCO基)がアクリルポ
リオール由来のOH基の50倍以下であることが好まし
く、特に好ましいのはNCO基とOH基が等量で配合さ
れる場合である。混合方法は、周知の方法が使用可能で
特に限定しない。
【0034】さらに上記複合物の調液時に液安定性を向
上させるために、金属アルコキシドまたはその加水分解
物を加えても一向に構わない。この金属アルコキシドと
はテトラエトキシシラン〔Si(OC2 5 4 〕、ト
リプロポキシアルミニウム〔Al(0C3 7 3 〕な
ど一般式M(OR)n で表せるもの、あるいはその加水
分解物である。中でもテトラエトキシシラン、トリプロ
ポキシアルミニウムあるいは両者の混合物が、水系の溶
媒中において比較的安定であるので好ましい。この金属
アルコキシドの加水分解物を得る方法は前記3官能オル
ガノシランとともに加水分解を行っても良いし、また金
属アルコキシドの加水分解物を加えることも可能であ
る。
【0035】3官能オルガノシランと金属アルコキシド
の配合比は、液安定性の点からモル比で10:1から
1:10の範囲であることが望ましい。好ましくは両者
が等モルで配合されることが望ましい。
【0036】複合物の被膜は、このような3官能オルガ
ノシランをあらかじめ加水分解反応させたもの、または
3官能オルガノシランを金属アルコキシドとともに加水
分解反応させたもの(このとき上述した反応触媒を用い
ても構わない)を、アクリルポリオールやイソシアネー
ト化合物と混合して複合溶液を作製するか、または三官
能オルガノシラン、アクリルポリオールを溶媒中あらか
じめ混合しておき(このとき上述した反応触媒、金属ア
ルコキシドを加えても構わない)加水分解反応を行った
もの、または3官能オルガノシラン、アクリルポリオー
ル混合しただけのもの(このとき上述した反応触媒、金
属アルコキシドを加えても構わない)の中に、イソシア
ネート化合物加え複合溶液を作製したものを基材1にコ
ーティングして形成する。
【0037】この複合物に各種添加剤、例えば、3級ア
ミン、イミダゾール誘導体、カルボン酸の金属塩化合
物、4級アンモニウム塩、4級ホスホニウム塩等の硬化
促進剤や、フェノール系、硫黄系、ホスファイト系等の
酸化防止剤、レベリング剤、流動調整剤、触媒、架橋反
応促進剤、充填剤等を添加することも可能である。
【0038】透明プライマー層2の厚さは、均一に塗膜
が形成することができれば特に限定しないが、一般的に
0.01〜2μmの範囲であることが好ましい。厚さが
0.01μmより薄いと均一な塗膜が得られにくく密着
性が低下する場合がある。また厚さが2μmを越える場
合は厚いために塗膜にフレキシビリティを保持させるこ
とができず、外的要因により塗膜に亀裂を生じる恐れが
あるため好ましくない。特に好ましいのは0.05〜
0.5μmの範囲内にあることである。
【0039】透明プライマー層2の形成方法としては、
例えばオフセット印刷法、グラビア印刷法、シルクスク
リーン印刷法等の周知の印刷方式や、ロールコート、ナ
イフエッジコート、グラビアコートなどの周知の塗布方
式を用いることができる。乾燥条件については、一般的
に使用される条件で構わない。
【0040】無機酸化物からなる薄膜層3は、酸化アル
ミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウムあるいはそれら
の混合物などの無機酸化物の蒸着膜からなり、透明性を
有しかつ酸素、水蒸気等のガスバリア性を有するもので
あればよい。その中で酸化アルミニウム及び酸化珪素
が、特にガスバリア性に優れているのでより好ましい。
ただし本発明の薄膜層3は、上述した無機酸化物に限定
されず、上記条件に適合する材料であれば用いることが
できる。
【0041】薄膜層3の厚さは、用いられる無機化合物
の種類・構成により最適条件が異なるが、一般的には5
〜100nmの範囲内が望ましく、その値は適宜選択さ
れる。ただし膜厚が5nm未満であると均一な膜が得ら
れないことや膜厚が十分ではないことがあり、ガスバリ
ア材としての機能を十分に果たすことができない場合が
ある。また膜厚が100nmを越える場合は薄膜にフレ
キシビリティを保持させることができず、成膜後に折り
曲げ、引っ張りなどの外的要因により、薄膜に亀裂を生
じるおそれがあり、さらに蒸着層がセラミック質のため
カット性に悪影響を与えるので問題がある。より好まし
くは、10〜50nmの範囲内にあることである。
【0042】無機酸化物からなる薄膜層3を透明プライ
マー層2上に形成する方法としては種々在り、通常の真
空蒸着法により形成することができるが、その他の薄膜
形成方法であるスパッタリング法やイオンプレーティン
グ法、プラズマ気相成長法(CVD)などを用いること
もできる。但し生産性を考慮すれば、現時点では真空蒸
着法が最も優れている。真空蒸着法による真空蒸着装置
の加熱手段としては電子線加熱方式や抵抗加熱方式、誘
導加熱方式が好ましく、薄膜と基材の密着成及び薄膜の
緻密性を向上させるために、プラズマアシスト法やイオ
ンビームアシスト法を用いることも可能である。また、
蒸着膜の透明性を上げるために蒸着の際、酸素ガスなど
吹き込んだりする反応蒸着を行っても一向に構わない。
【0043】ガスバリア性被膜層4は、アルミ等の金属
ならなる金属箔並の高いガスバリア性を付与するために
無機酸化物薄膜層3上に設けられるものである。
【0044】上記ガスバリア性被膜層4は、水溶性高分
子と(a)1種以上の金属アルコキシド及び加水分解物
又は、(b)塩化錫、の少なくとも一方を含む水溶液あ
るいは水/アルコール混合溶液を主剤とするコーティン
グ剤からなる。水溶性高分子と塩化錫を水系(水或いは
水/アルコール混合)溶媒で溶解させた溶液、あるいは
これに金属アルコキシドを直接、あるいは予め加水分解
させるなど処理を行ったものを混合した溶液を無機化酸
化物薄膜層3にコーティング、加熱乾燥し形成したもの
である。コーティング剤に含まれる各成分について更に
詳細に説明する。
【0045】本発明でコーティング剤に用いられる水溶
性高分子はポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、デンプン、メチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、アルギン酸ナトリウム等が挙げられる。特に
ポリビニルアルコール(以下、PVAとする)を本発明
の積層体のコーティング剤に用いた場合にガスバリア性
が最も優れる。ここでいうPVAは、一般にポリ酢酸ビ
ニルをけん化して得られるもので、酢酸基が数十%残存
している、いわゆる部分けん化PVAから酢酸基が数%
しか残存していない完全PVAまでを含み、特に限定さ
れない。
【0046】また塩化錫は塩化第一錫(SnCl2 )、
塩化第二錫(SnCl4 )、あるいはそれらの混合物で
あってもよく、無水物でも水和物でも用いることができ
る。
【0047】更に金属アルコキシドは、テトラエトキシ
シラン〔Si(OC2 5 4 〕、トリイソプロポキシ
アルミニウム〔Al(O−2’−C3 7 3 〕などの
一般式、M(OR)n で表せるものである。中でもテト
ラエトキシシラン、トリイソプロポキシアルミニウムが
加水分解後、水系の溶媒中において比較的安定であるの
で好ましい。
【0048】上述した各成分を単独又はいくつかを組み
合わせてコーティング剤に加えることができ、さらにコ
ーティング剤のガスバリア性を損なわない範囲で、イソ
シアネート化合物、シランカップリング剤、あるいは分
散剤、安定化剤、粘度調整剤、着色剤などの公知の添加
剤を加えることができる。
【0049】例えばコーティング剤に加えられるイソシ
アネート化合物は、その分子中に2個以上のNCO基を
有するものであり、例えばTDI、トリフェニルメタン
トリイソシアネート(以下TTI)、テトラメチルキシ
レンジイソシアネート(以下TMXDI)などのモノマ
ー類と、これらの重合体、誘導体などがある。
【0050】コーティング剤の塗布方法には、通常用い
られるディッピング法、ロールコーティング法、スクリ
ーン印刷法、スプレー法などの従来公知の手段を用いる
ことができる。被膜の厚さは、コーティング剤の種類や
加工条件によって異なるが、乾燥後の厚さが0.01μ
m以上あれば良いが、厚さが50μm以上では膜にクラ
ックが生じ易くなるため、0.01〜50μmの範囲が
好ましい。
【0051】更に無機酸化物薄膜層3やガスバリア性被
膜層4上に他の層を積層することも可能である。例えば
印刷層やヒートシール層等である。印刷層は包装袋など
として実用的に用いるために形成されるものであり、ウ
レタン系、アクリル系、ニトロセルロース系、ゴム系、
塩化ビニル系等の従来から用いられているインキバイン
ダー樹脂に各種顔料、体質顔料及び可塑剤、乾燥剤、安
定剤等の添加剤などが添加されてなるインキにより構成
される層であり、文字、絵柄等が形成されている。形成
方法としては、例えばオフセット印刷法、グラビア印刷
法、シルクスクリーン印刷法等の周知の印刷方式や、ロ
ールコート、ナイフエッジコート、グラビアーコート等
の周知の塗布方式を用いることができる。厚さは0.1
〜2.0μmで良い。
【0052】またヒートシール層は、袋状包装体などを
形成する際に接着層として設けられるものである。例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレ
ン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−アクリ
ル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体
及びそれらの金属架橋物等の樹脂が用いられる。厚さは
目的に応じて決められるが、一般的には15〜200μ
mの範囲である。形成方法としては、上記樹脂からなる
フィルム状のものを2液硬化型ウレタン樹脂などの接着
剤を用いて貼り合わせるドライラミネート法等を用いる
ことが一般的であるがいずれも公知の方法により積層す
ることができる。
【0053】
【実施例】本発明の易カット性を有する蒸着フィルム積
層体を具体的な実施例を挙げて更に説明する。
【0054】〈複合溶液の調製〉A)希釈溶媒中、2−
(エポキシシクロヘキシル)エチルトリメチルシラン
(以下EETMSと略)とアクリルポリオールをEET
MSに対し5倍量(重量比)を量りとり混合し、さらに
触媒として塩化錫(SnCl2 )/メタノール溶液
(0.003mol/gに調液したもの)をEETMS
に対し1/135molになるように添加し攪拌する。
ついでイソシアネート化合物としてTDIをアクリルポ
リオールのOH基に対しNCO基が等量となるように加
えた混合溶液を任意の濃度に希釈したものを複合溶液A
とする。
【0055】B)希釈溶媒中、EETMSとテトラエト
キシシラン(Si(OC2 5 4 :以下TEOSと
略)とモル比で1:1となるように混合したものに、ア
クリルポリオールをEETMSとTEOSとをあわせた
ものに対して重量比で2.5倍量りとり、さらに触媒と
して塩化錫(SnCl2 )/メタノール溶液(0.00
3mol/gに調液したもの)をEETMSとTEOS
をあわせたものに対し1/400molになるように添
加し攪拌する。そこへ0.1NHClを加え攪拌し加水
分解後、TDIをアクリルポリオールのOH基に対しN
CO基が等量となるように加えた混合溶液を任意の濃度
に希釈したものを複合溶液Bとする。
【0056】C)希釈溶媒中、γ−イソシアネートプロ
ピルトリメチルシラン1重量部に対し、アクリルポリオ
ール10重量部を量りとり混合攪拌する。次いでイソシ
アネート化合物としてTDIをアクリルポリオールのO
H基に対しNCO基が等量となるように加えた混合溶液
を任意の濃度に希釈したものを複合溶液Cとする。
【0057】〈実施例1〉基材1として、厚さ15μm
の2軸延伸ポリアミド(ナイロン)フィルムの片面に、
透明プライマー層2として複合溶液Aをグラビアコート
法により厚さ0.1μm形成した。次いで透明プライマ
ー層2上に電子線加熱方式による真空蒸着装置により、
金属アルミニウムを蒸発させ、そこに酸素ガスを導入
し、厚さ15nmの酸化アルミニウムを蒸着して無機酸
化物薄膜層3を形成した。更にその上に下記組成のコー
ティング剤をグラビアコート法により厚さ0.5μmの
ガスバリア性被膜層4を形成し、本発明の易カット性を
有する蒸着フィルム積層体を得た。コーティング剤の組
成は、液と液を配合比(wt%)で60/40に混
合したもの。(注:テトラエトキシシラン10.4g
に塩酸(0.1N)89.6gを加え、30分間撹拌し
加水分解させた固形分3wt%(SiO2 換算)の加水
分解溶液 ポリビニルアルコールの3wt%水/イソ
プロピルアルコール溶液(水:イソプロピルアルコール
重量比で90:10))
【0058】〈実施例2〉無機酸化物薄膜層3として図
示しない抵抗加熱方式による真空蒸着方式により、厚さ
約25nmの酸化珪素を蒸着した以外は、実施例1と同
様にして実施例2の易カット性を有する蒸着フィルム積
層体を得た。
【0059】〈実施例3〉透明プライマー層2として複
合溶液Bを使用した以外は、実施例1と同様にして実施
例3の易カット性を有する蒸着フィルム積層体を得た。
【0060】〈実施例4〉透明プライマー層2として複
合溶液Cを使用した以外は、実施例1と同様にして実施
例4の易カット性を有する蒸着フィルム積層体を得た。
【0061】〈比較例1〉実施例1において、透明プラ
イマー層2を設けなかった以外は、実施例1と同様にし
て比較例1の蒸着フィルム積層体を得た。
【0062】〈比較例2〉現行品である塩化ビニリデン
樹脂コート二軸延伸ポリアミド(ナイロン)フィルムを
用いた。
【0063】〈ドライラミネート〉実施例及び比較例の
ガスバリア性被膜層または塩化ビニリデンコート層上
に、ヒートシール層として厚さ60μmの直鎖低密度ポ
リエチレンフィルムを2液硬化型ウレタン系接着剤を介
してドライラミネート法により貼り合わせ、積層フィル
ムを作製した。
【0064】〈テスト〉各実施例及び各比較例合計6点
のドライラミネート積層品について、酸素透過率(cc
/m2 /day)、ラミネート強度(gr/15mm)
及びカット性、燃焼試験による塩素の有無を下記する試
験方法により求めた。その結果を表1に示す。 酸素透過率 …酸素透過率測定装置(MOCON社
製)を用いて測定。測定雰囲気;30°C、70%R
H.で測定した。 ラミネート強度…インストロン型引っ張り試験機を用い
て測定。T型剥離法でクロスヘッドスピード;300m
m/min. カット性 …ドライラミネート積層品でパウチを作
製し、そのパウチに水を充填し、シール部からカット
し、カット性の良し悪しを○×で判断した。 燃焼時の塩素の有無…ドライラミネート積層品を燃や
し、炎色反応により塩素色がでるか否か目視評価した。
【0065】
【表1】
【0066】比較例1〜2は上述した包装材料として用
いられる条件とした、内容物を直接透視することが可能
なだけの透明性、内容物に対して影響を与える気体等を
遮断する高いガスバリア性、強固な密着性、易カット性
及び環境性を全て満たすものではないが、実施例1〜4
はそれを全て満たしていると言える。
【0067】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、透
明性に優れ、且つアルミ箔並の高度なガスバリア性を持
つ汎用性のある包装材料が得られ、さらに、密着性、カ
ット性、環境性も優れているので、包装分野において巾
広く使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の易カット性を有する蒸着フィルム積層
体の部分断面図である。
【符号の説明】
1‥‥ポリアミドフィルム基材 2‥‥透明プライマー層 3‥‥無機酸化物薄膜層 4‥‥ガスバリア性被膜層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AA05D AA17C AA19C AA20C AH08D AK01D AK21D AK46A AK51B AK52B AL05B BA04 BA05 BA06 BA10A BA10D BA25C EH46D EH66C EJ86D GB15 JB09D JD02D JK03 JK06 JN01 JN01B

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリアミドフィルム基材の少なくとも片面
    に、一般式R’Si(OR)3 (R’:アルキル基、ビ
    ニル基、グリシドオキシプロピル基など、R:アルキル
    基など)で表せる3官能オルガノシランあるいは該オル
    ガノシランの加水分解物と、アクリルポリオール及びイ
    ソシアネート化合物との複合物からなる透明プライマー
    層、厚さ5〜100nmの無機酸化物からなる蒸着薄膜
    層、水溶性高分子と、(a)1種以上の金属アルコキシ
    ド及びその加水分解物又は、(b)塩化錫の少なくとも
    一方を含む水溶液あるいは水/アルコール混合溶液を主
    剤とするコーティング剤を塗布し、乾燥してなるガスバ
    リア性被膜層を順次積層したことを特徴とする易カット
    性を有する蒸着フィルム積層体。
  2. 【請求項2】前記3官能オルガノシランを構成するR’
    にエポキシ基が含まれていることを特徴とする請求項1
    記載の易カット性を有する蒸着フィルム積層体。
  3. 【請求項3】前記複合物中に反応触媒が添加されている
    ことを特徴とする請求項1乃至2記載の易カット性を有
    する蒸着フィルム積層体。
  4. 【請求項4】前記反応触媒が、錫化合物であることを特
    徴とする請求項3記載の易カット性を有する蒸着フィル
    ム積層体。
  5. 【請求項5】前記錫化合物が、塩化錫、オキシ塩化錫及
    び錫アルコキシドであることを特徴とする請求項3乃至
    4記載の易カット性を有する蒸着フィルム積層体。
  6. 【請求項6】前記複合物中に一般式M(OR)n (M:
    金属元素、R:CH3 、C2 5 などのアルキル基、
    n:金属元素の酸化数)で表される金属アルコキシドあ
    るいは該金属アルコキシドの加水分解物を添加すること
    を特徴とする請求項1乃至5記載の易カット性を有する
    蒸着フィルム積層体。
  7. 【請求項7】前記金属アルコキシドあるいは該金属アル
    コキシドの加水分解物中の金属が、Si、Al、Ti、
    Zrあるいはそれらの混合物であることを特徴とする請
    求項1乃至6記載の易カット性を有する蒸着フィルム積
    層体。
  8. 【請求項8】前記透明プライマー層の厚さが、0.01
    〜2μmの範囲であることを特徴とする請求項1乃至7
    記載の易カット性を有する蒸着フィルム積層体。
  9. 【請求項9】前記無機酸化物が、酸化アルミニウム、酸
    化珪素あるいはそれらの混合物であることを特徴とする
    請求項1乃至8記載の易カット性を有する蒸着フィルム
    積層体。
  10. 【請求項10】前記ガスバリア性被膜層中に含まれる金
    属アルコキシドが、テトラエトキシシランまたはトリイ
    ソプロポキシアルミニウム、あるいはそれらの混合物で
    あることを特徴とする請求項1乃至9記載の易カット性
    を有する蒸着フィルム積層体。
  11. 【請求項11】前記ガスバリア性被膜層中に含まれる水
    溶性高分子が、ポリビニルアルコールであることを特徴
    とする請求項1乃至10記載の易カット性を有する蒸着
    フィルム積層体。
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