JP2000127262A - カウンタエゼクタ - Google Patents

カウンタエゼクタ

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JP2000127262A
JP2000127262A JP10309265A JP30926598A JP2000127262A JP 2000127262 A JP2000127262 A JP 2000127262A JP 10309265 A JP10309265 A JP 10309265A JP 30926598 A JP30926598 A JP 30926598A JP 2000127262 A JP2000127262 A JP 2000127262A
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康之 馬場
Masahiro Takeji
政弘 武次
Tadashi Yano
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、動作時間の短縮によりサイクル時
間を大幅に短くすることが可能なカウンタエゼクタを提
供することにある。 【解決手段】 本発明は、フォルダグルア1から排出さ
れた箱3を停止させるバックストップ26と、バックス
トップ26に当たって落ちた箱3を受けるエレベータ2
9と、エレベータ29上に集積されて形成されたスタッ
ク50が設定枚数に達した時作動して次のスタック50
aを形成する箱3aを受けるレッジ36とを備え、バッ
クストップ26の下部にレッジ36上のスタック50を
受ける補助レッジ22a,22bを設け、これらスタッ
クを挟持する上部コンベア44を箱サイズに合わせバッ
クストップ26と連動してバックストップ26から一定
の距離まで移動すべく構成すると共に、エレベータ29
の上方に箱3の上面にエアAを吹き付けるブロア32を
設け、ブロア32のエア圧にて箱3を押えるようにして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキソフォルダ
グルア(製函機)に付属して段ボール箱を集積計数する
カウンタエゼクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 段ボール製函機のフレキソフォルダグ
ルアには、その最後部で製函された箱を集積計数して所
定枚数のバッチにして排出するカウンタエゼクタが設備
されている。このカウンタエゼクタとしては、これまで
種々のものが提案されているが、図10〜図13はその
一例を示しており、特開平5−208774号公報に記
載されたものである。以下、その概要を説明する。な
お、符号及び名称は上記公報のものと必ずしも一致して
いない。
【0003】(1)先ず、所定枚数のスタックを形成す
る過程を説明する。図10に示す如く、フォルダグルア
1の最後部でシートが製函され、該フォルダグルア1か
ら上下一対の送出しロール2を経て排出された箱3は、
前方のストッパ4に当たりエレベータ5の上に落下して
集積される。そして、箱3がエレベータ5の上に落下し
集積されてスタック6が形成されると、該スタック6の
上部は回転するカム状の押え部材12で押えられ、これ
により箱3のスプリングバック(跳ね返り)を防ぐよう
になっている。エレベータ5は、その上の集積数が増え
るに連れて下降するように構成されている。次いで、図
11に示す如く、エレベータ5上のスタック6の枚数が
所定の数(例えば、10枚)になると、上方に待機して
いたレッジ7が下がって10枚目と11枚目の間に入
る。それ以後、フォルダグルア1から排出される箱3は
レッジ7の上に集積されることになる。レッジ7はエレ
ベータ5と同じようにその上に溜まる枚数に応じて下降
する。レッジ7がフォルダグルア1から排出される箱3
を受けている間に、エレベータ5は最下位のスタック6
の排出位置まで下降する。また、図11の鎖線で示す如
く、スタック6がプッシャ8により送出しコンベア9お
よび上部コンベア13の間に挟まれるまで押し出され
る。そして、図12に示す如く、スタック6が送出しコ
ンベア9で運ばれ、バッチ14としてエレベータ5から
離れると、エレベータ5は、上部で箱3を受けることに
よりスタック6aを形成しているレッジ7の高さまで上
昇し、レッジ7に代わってスタック6aを受ける。レッ
ジ7はエレベータ5にスタック6aを受け渡すと後退
し、待機位置まで上昇すると共に、更に前進して待機
し、次の仕切りに備えている。なお、レッジ7には、エ
レベータ5が下降している間、その上のスタック6を押
えるプレスバー10が設けられている。
【0004】(2)次に、主要な寸法関係について説明
する。製函機械では大小様々な箱が作られる。したがっ
て、エレベータ5の長さは箱3の最大長さよりも大きく
形成されている。また、ストッパ4は、箱3を形成する
最大シートから最小シートに対応する位置の間を移動可
能に配設されている。レッジ7は上記公報には明記され
ていないが、箱3の底面を全長にわたって支えていると
推定される。なぜなら、送出しロール2の直後に設けた
カム状の押え部材12によりスタック6を押えているの
で、カム状の押え部材12の真下を支えていないとスタ
ック6が転倒するおそれがあるからである。また、送出
しコンベア9および上部コンベア13は箱3の流れ方向
に位置固定で、エレベータ5の先端部最大シート長さと
対応する位置に設けられている。このため、図13に示
す如く、特に短い箱3のスタック6bの時、プッシャ8
のストロークSが大きくなってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年機械の
高速化が進んでおり、上述した(1)の過程を従来にも
増して高速なサイクルで実行することが求められてい
る。この観点から見ると、上記従来技術の場合には、次
の問題が予想される。 (1)プッシャ8のストロークSが最大シートに合わせ
られているので、特に短い寸法の箱の時、動きに無駄が
生じることになる。 (2)レッジ7が箱3の全長分移動するので、出し入れ
に多くの時間が掛かってしまうことになる。 (3)エレベータ5のストロークが大きいので、上昇及
び下降に多くの時間が掛かってしまうことになる。
【0006】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、動作時間の短縮によりサイ
クル時間を大幅に短くすることが可能なカウンタエゼク
タを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、フォルダグル
アに付属して設備され、製函された箱を集積計数しバッ
チにして排出するカウンタエゼクタにおいて、前記フォ
ルダグルアから排出された箱を停止させるバックストッ
プと、該バックストップに当たって落ちた箱を受けるエ
レベータと、該エレベータ上に集積されて形成されたス
タックが設定枚数に達した時作動して次のスタックを形
成する箱を受けるレッジとを備え、前記バックストップ
の下部に前記レッジ上のスタックを受ける補助レッジを
設け、前記スタックを挟持する少なくとも上部コンベア
を箱サイズに合わせ前記バックストップと連動して該バ
ックストップから一定の距離まで移動すべく構成すると
共に、前記エレベータの上方に箱の上面にエアを吹き付
けるブロアを設け、該ブロアのエア圧にて前記箱を押え
るようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】 以下、本発明を図示の実施の形
態に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の
実施の形態に係るカウンタエゼクタの主要機器の概略配
置を説明する構成図、図2〜図7は本実施形態のカウン
タエゼクタの動作を説明する概念図、図8はレッジの作
動タイミングの説明図、図9は本発明の実施形態に係る
カウンタエゼクタと従来のカウンタエゼクタのサイクル
時間を示す説明図である。
【0009】本実施の形態に係るカウンタエゼクタ10
0の両側には、図1に示す如く、フレーム20がそれぞ
れ立設されており、該フレーム20にはフォルダグルア
1の出口部(最後部)と、上下一対の送出しロール2が
取付けられている。これら送出しロール2の下部には、
後述するスタック50の端部を押圧するスパンカ11が
設けられており、このスパンカ11は回動レバー21に
連結され、該回動レバー21により往復動するよう構成
されている。スパンカ11の下部には、後述のレッジ3
6とは別に設けられる一方の補助レッジ22aがエアシ
リンダ23により出入り可能に取付けられている。そし
て、この補助レッジ22aの下方には、スタック50を
押し出すプッシャ24がエアシリンダ25により出入り
可能に設けられている。
【0010】また、上記送出しロール2の前方の対向位
置には、フォルダグルア1から排出された箱3を停止さ
せるバックストップ26が詳細は図示しないが前後方向
に移動可能に支持されている。すなわち、バックストッ
プ26の上部は、前後方向へ延びるねじ軸28に取付け
られ、モータ27の回転駆動によりねじ軸28を介して
移動するようになっている。バックストップ26の下部
には、もう一つの補助レッジ22bがエアシリンダ23
により出入り可能に設けられており、両補助レッジ22
a,22bは互いに対向して配置され、後述するレッジ
上のスタック50を受けるように構成されている。
【0011】また、上記バックストップ26の下方に
は、これに当たって落ちた箱3を受けて支持し、集積し
てスタック50を形成するエレベータ29が設けられて
いる。このエレベータ29は、送出しロール2の少し前
方でほぼ水平に配置されており、軸30を介在させてリ
ンク機構を形成するレバー31に連結支持され、軸30
で駆動されるレバー31により上下方向に沿って往復動
可能に構成されている。しかも、上記エレベータ29の
上方には、箱3の上面にエアAを吹き付けるブロア32
が設けられている。このため、ブロア32は送出しロー
ル2にて送出される箱3の位置よりも高い位置に配設さ
れている。
【0012】一方、上記カウンタエゼクタ100の両側
には、サイドフレーム33がそれぞれ設けられており、
該サイドフレーム33には一対のガイド板34が摺動可
能に取付られている。これらガイド板34の間には梁3
5が架設され、該梁35にはレッジ36がモータ37に
より上下方向へ摺動可能に支持されている。このレッジ
36は、エレベータ29上に集積されて形成されたスタ
ック50が設定枚数に達した時作動して次のスタック5
0aを形成する箱3aを受けるために設けられており、
当該レッジ36の縦方向部材36aには、スタック50
を押圧するプレスバー38がエアシリンダ39により上
下動可能に支持されている。
【0013】また、上記エレベータ29の下降端であっ
て、その上面と高さが同レベルの位置には排出コンベア
40が設けられ、更にその下流側には出口コンベア41
が排出コンベア40と同レベルの高さ位置に設けられて
いる。これら排出コンベア40及び出口コンベア41
は、前後方向に沿って延びるレール42に支持され、モ
ータ46により駆動されるようになっている。しかも、
排出コンベア40の入口先端位置は、最小長さの箱3で
も受けることが可能なように十分プッシャ24の近くに
位置すべく、エレベータ29の奥まで入り込んで設置さ
れている。さらに、出口コンベア41には、フレーム4
3が前後方向へ摺動可能に案内されている。このフレー
ム43には、排出コンベア40及び出口コンベア41と
相まってスタック50を挟持する上部コンベア44がラ
ック45を介して高さ方向位置調整可能に支持されてい
る。すなわち、上部コンベア44は、前後方向にも高さ
方向にも移動可能であり、箱サイズに合わせバックスト
ップ26と連動して該バックストップ26から一定の距
離まで移動すべく構成されている。
【0014】また、上記フォルダグルア1のシート走行
路の途中には、箱3を形成するシートの通過を検知する
光電管(検知手段)51が設けられている。この光電管
51は、図8に示す如く、制御盤(制御手段)52と電
気的に接続されており、検知したシートの通過信号Pが
制御盤52に送られるようになっている。制御盤52に
は、シートの通過信号Pの他にそのときの機械速度v
(送出しロール2の回転速度)の情報Mが送られ、これ
ら情報から制御盤52は、バックストップ26までの到
達時間を演算してレッジ36の作動を指令する信号(下
降信号)Nをレッジ駆動用装置のモータ37へ送るよう
に構成されている。すなわち、制御盤52は、シートの
通過信号Pを受けてから、ΔT=S/vで表される時間
遅れてモータ37へ下降信号Nを発するようになってい
る。ここで、Sは光電管51からバックストップ26ま
での距離、vは機械速度を示している。
【0015】次に、本実施形態のカウンタエゼクタ10
0の動作を図2〜図7に基づいて説明する。図2はエレ
ベータ29上のスタック50が所定枚数に達する前の積
上げ途中の状態を示している。この状態では、箱3の長
さに合わせてバックストップ26の位置が調整されてい
る。送出しロール2から排出された箱3は、バックスト
ップ26に当たってエレベータ29上に落ちる。このと
き、エレベータ29の上方のブロア32からは、箱3の
落下を促進すると共に、箱3のスプリングバックを押え
るため、矢印で示すエアAが箱3の上面に吹き付けられ
ている。そして、エレベータ29上のスタック50の高
さが増すにつれて、エレベータ29は下降するよう制御
されている。また、スタック50は、エレベータ29上
に積上げられている間、スパンカ11でその端部が押圧
されて直角に位置矯正され、揃えられる。さらに、レッ
ジ36およびプレスバー38は、送出しロール2から排
出される箱3よりも高い位置で、箱3の長さのほぼ2/
3程度に突き出して待機している。
【0016】図3はエレベータ29上のスタック50が
設定した枚数に達した瞬間を示している。設定枚数目の
箱3がバックストップ26に達した瞬間、レッジ36及
びこれに内蔵された形のプレスバー38が下降して次の
スタック50aを形成する最初の箱3aを受ける。レッ
ジ36の下降指令は、前記した如く、光電管51が最後
の箱3(例えば10枚目)のシート先端が到達したシー
ト通過信号Pとそのときの機械速度の情報Mより、光電
管51の位置からバックストップ26に達する時間を計
算して出され、モータ37へ送られることになる(図8
参照)。図4はエレベータ29が排出コンベア40の位
置まで下降した状態を示している。図3でレッジ36が
スタック50aを形成する箱3aを受けるようになる
と、エレベータ29は直ちに下降を開始し、排出コンベ
ア40の位置まで下がる。この時、スタック50がスプ
リングバックで崩れないようにすべく、プレスバー38
がレッジ36より下方へ押し出され、エレベータ29と
共にスタック50を挟みながら下降する。そして、スタ
ック50の上面が補助レッジ22a,22bの位置を通
過すると、補助レッジ22a,22bが互いに向き合う
方向へ突き出されて待機している。なお、レッジ36上
には次のスタック50aが形成されている。図5はプッ
シャ24がスタック50を上部コンベア44に挟むまで
押し出した状態を示している。この後、プッシャ24に
て押し出されたスタック50は、排出コンベア40及び
出口コンベア41により、後述のバッチ60として外部
へ送出されることになる。
【0017】図6に示す如く、バッチ60が排出コンベ
ア40により移動を開始すると、プレスバー38がわず
かに上昇し当該バッチ60の上面から離れる。そして、
レッジ36はプレスバー38と一緒に、次の上昇に備え
てスタック50aと干渉しない位置まで後退する。この
時、レッジ36上のスタック50aは、補助レッジ22
a,22bが受けている。上記過程の間にバッチ60は
エレベータ29から完全に離れる。そして、図7に示す
如く、バッチ60がエレベータ29から離れると、当該
エレベータ29は補助レッジ22a,22bの位置まで
上昇する。次いで、補助レッジ22a,22bが引っ込
み、その上のスタック50aはエレベータ29により受
け取られる。その間に、プレスバー38はレッジ36に
収納されると共に、これらレッジ36及びプレスバー3
8は図2の高さまで上昇し、次いで前進して図2の状態
に戻る。以下、このサイクルを繰り返し、必要数のバッ
チ60を排出する。
【0018】本発明の実施の形態に係るカウンタエゼク
タ100は、以上の如き構成を有しているので、従来例
と比較して以下の通りの効果を有している。 (1)従来例では、本実施形態の排出コンベア40、出
口コンベア41および上部コンベア44に相当する部分
が前後方向位置固定であり、且つ、最大箱サイズに合わ
せて配置されていた。したがって、プッシャのストロー
クが大きくその作動に多くの時間を要していた。これに
対し本実施形態では、排出コンベア40が最小箱サイズ
に合わせ十分プッシャ24の近くに設置されており、上
部コンベア44はバックストップ26と連動して位置調
整可能としたので、プッシャ24のストロークを短くで
き、その分、作動時間を短縮できる。このことは、特に
箱サイズが小さいときに効果が顕著となる。 (2)本実施形態では、補助レッジ22a,22bを設
けている。これにより、従来のエレベータが次のスタッ
クを受ける位置まで復帰して初めてレッジを後退させる
ことができるのに対し、本実施形態では、スタック50
が上部コンベア44に挟みこまれ、プレスバー38がス
タック50を押さえるという役目を果たすとすぐに、レ
ッジ36の後退動作に移れるので、その分、動作時間の
短縮を図ることができる。 (3)従来例では、レッジが箱の底面ほぼ全長にわたっ
て支えていた。その理由は前述の通りである。すなわ
ち、レッジのストロークはほぼ箱の全長である。これに
対し、本実施形態では、ブロア32のエア圧によりスタ
ック50の上面を広く押えるようになっている。このた
め、レッジ36が箱長さのほぼ2/3程度を支えれば、
スタック50が転倒するということは起こらない。した
がって、レッジ36のストロークを従来例と比較して短
くできる。そして、その分レッジ36の前進後退に要す
る時間を短縮できる。これは特に箱サイズが大きいとき
に効果が顕著である。 (4)本実施形態では、従来例に設備されていない光電
管51及び制御盤52が設けられているので、レッジ3
6の下降指令が光電管51及び制御盤52により迅速か
つ確実に行うことが可能になり、レッジ36の動作時間
の短縮を更に図ることができる。
【0019】これら本発明の実施形態の効果を従来例と
比較して図9に示す。従来例の各動作が図9(a)に示
すようにシリーズで繋がっていたものが、本実施形態で
は図9(b)に示すように一部がパラレルに行うことが
可能となり、また前述の如き動作時間の短縮により全体
として1サイクルの時間を大幅に短縮できることが分か
った。
【0020】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変
形及び変更を加え得るものである。例えば、既述の実施
の形態では、排出コンベア40及び出口コンベア41を
前後方向位置固定として説明したが、上部コンベア44
と同様、バックストップ26と連動して動くようにして
もよく、その効果は全く同じである。
【0021】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るカウンタエゼ
クタは、フォルダグルアに付属して設備され、製函され
た箱を集積計数しバッチにして排出するものであって、
前記フォルダグルアから排出された箱を停止させるバッ
クストップと、該バックストップに当たって落ちた箱を
受けるエレベータと、該エレベータ上に集積されて形成
されたスタックが設定枚数に達した時作動して次のスタ
ックを形成する箱を受けるレッジとを備え、前記バック
ストップの下部に前記レッジ上のスタックを受ける補助
レッジを設け、前記スタックを挟持する少なくとも上部
コンベアを箱サイズに合わせ前記バックストップと連動
して該バックストップから一定の距離まで移動すべく構
成すると共に、前記エレベータの上方に箱の上面にエア
を吹き付けるブロアを設け、該ブロアのエア圧にて前記
箱を押えるようにしているので、動作時間の短縮により
サイクル時間を大幅に短くすることができ、これによっ
て生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカウンタエゼクタの
構成を示す概念図である。
【図2】本実施形態のカウンタエゼクタの動作を説明す
るもので、エレベータ上のスタックが所定枚数に達する
前の積上げ途中の状態を示す概念図である。
【図3】本実施形態のカウンタエゼクタの動作を説明す
るもので、エレベータ上のスタックが所定枚数に達した
瞬間を示す概念図である。
【図4】本実施形態のカウンタエゼクタの動作を説明す
るもので、エレベータが排出コンベアの位置まで下降し
た状態を示す概念図である。
【図5】本実施形態のカウンタエゼクタの動作を説明す
るもので、プッシャがスタックを上部コンベアに挟むま
で押し出した状態を示す概念図である。
【図6】本実施形態のカウンタエゼクタの動作を説明す
るもので、プレスバーがわずかに上昇してバッチの上面
から離れた状態を示す概念図である。
【図7】本実施形態のカウンタエゼクタの動作を説明す
るもので、エレベータが補助レッジの位置まで上昇した
状態を示す概念図である。
【図8】本実施形態のカウンタエゼクタを構成するレッ
ジの作動タイミングを説明する線図である。
【図9】(a)は従来のカウンタエゼクタのサイクル時
間を示す説明図、(b)は本実施形態のカウンタエゼク
タのサイクル時間を示す説明図である。
【図10】従来のカウンタエゼクタの動作を説明するも
ので、箱がエレベータの上に落下して集積された状態を
示す概念図である。
【図11】従来のカウンタエゼクタの動作を説明するも
ので、上方に待機していたレッジが下がってスタックの
10枚目と11枚目の間に入った状態を示す概念図であ
る。
【図12】従来のカウンタエゼクタの動作を説明するも
ので、上部で箱を受けることによりスタックを形成して
いるレッジの高さまでエレベータが上昇した状態を示す
概念図である。
【図13】従来のカウンタエゼクタの動作を説明するも
ので、特に短い箱の時のプッシャのストロークを示す概
念図である。
【符号の説明】
1 フォルダグルア 2 送出しロール 3 箱 11 スパンカ 20 フレーム 21 回動レバー 22a,22b 補助レッジ 23 エアシリンダ 24 プッシャ 25 エアシリンダ 26 バックストップ 27 モータ 28 ねじ軸 29 エレベータ 30 軸 31 レバー 32 ブロア 33 サイドフレーム 34 ガイド板 35 梁 36 レッジ 37 レッジ駆動用モータ 38 プレスバー 39 エアシリンダ 40 排出コンベア 41 出口コンベア 42 レール 43 フレーム 44 上部コンベア 45 ラック 46 モータ 50 スタック 51 光電管 52 制御盤 60 バッチ A エア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 忠 広島県三原市寿町一丁目1番地 三原菱重 エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3E075 AA05 BA01 CA01 DA05 DA12 DA14 DA15 DA26 DA35 FA03 FA25 GA01 3F029 BA09 CA26 DA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォルダグルアに付属して設備され、製
    函された箱を集積計数しバッチにして排出するカウンタ
    エゼクタにおいて、前記フォルダグルアから排出された
    箱を停止させるバックストップと、該バックストップに
    当たって落ちた箱を受けるエレベータと、該エレベータ
    上に集積されて形成されたスタックが設定枚数に達した
    時作動して次のスタックを形成する箱を受けるレッジと
    を備え、前記バックストップの下部に前記レッジ上のス
    タックを受ける補助レッジを設け、前記スタックを挟持
    する少なくとも上部コンベアを箱サイズに合わせ前記バ
    ックストップと連動して該バックストップから一定の距
    離まで移動すべく構成すると共に、前記エレベータの上
    方に箱の上面にエアを吹き付けるブロアを設け、該ブロ
    アのエア圧にて前記箱を押えるようにしたことを特徴と
    するカウンタエゼクタ。
  2. 【請求項2】 フォルダグルアのシート走行路の途中に
    シートの通過を検知する検知手段を設け、該検知手段に
    より検知したシートの通過信号及びそのときの機械速度
    からバックストップまでの到達時間を演算してレッジの
    作動を指令する信号をレッジ駆動用装置へ送る制御手段
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカウンタエ
    ゼクタ。
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