JP2000127041A - 平面研削盤の砥石目立て装置 - Google Patents
平面研削盤の砥石目立て装置Info
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Abstract
削盤の目立て効率の向上を計る。 【解決手段】 CBN砥石、ダイヤモンド砥石の研削作
用面2aにその外周2o、内周2iの半径差である幅W
よりも外径Dの大きな目立て材5を用い、目立て材5を
回転し乍ら目立てを行う。これによって、研削作用面2
aは全面が一度に目立てされ、目立て材5の目立て作用
面5aの摩耗による後退量も少なくなる。なお、幅Wよ
りも外径Dが小さくてもよい。
Description
超砥粒を用いた平面研削盤の砥石目立て装置に関する。
ヤモンド等)を用いた平面研削盤の砥石面はツルーイン
グ(修正)後平坦となっているが、砥粒の切刃と結合剤
が同一面となっており、そのままでは研削に必要な切刃
の突出し量が確保されない。その為に、砥石が目詰まり
を起こしたのと同様に研削することができない。
目立て材を使用し、不要な結合剤を落す必要がある。そ
のため、例えば特開平4−111772号公報に示され
るように研削盤の機上でツルーイングを行った後に目立
て材で砥石面の目立てを行っている。又、図5に示すよ
うに二つの研削砥石2,2の砥石面(研削作用面)2a
を対向した間に砥石外に枢着した揺動アーム30先端部
に目立て材40を固定し、揺動アーム30を揺動して、
目立て材40を砥石面2aに沿って移動し、研削砥石
2,2を軸方向に目立て材40に切り込んで目立てを行
っている。或は図6に示すように揺動アーム30の先端
に設けたポケット30aに目立て材40を嵌め込み同様
に目立てを行う。なお、目立て材を手で持って研削砥石
の目立てを行うことも行われる。
う両頭平面研削盤に関して、CBN砥石、ダイヤモンド
砥石の目立てを行う場合、研削作用面と接触する目立て
材の接触面積が小さい為、目立て時間を多く必要とし、
かつ目立て材の交換頻度が多い。単頭平面研削盤におい
ても同様の課題がある。
用面の目立て時間を短縮すると共に目立て材の交換頻度
の少ない、平面研削盤の砥石目立て装置を提供すること
を目的とする。
は、回転する研削砥石の端面を研削作用面とする平面研
削盤の砥石目立て装置において、研削砥石の砥石軸と平
行な中心で回転するように支持され端面を目立て作用面
とする目立て材と、前記目立て材を回転自在に支持して
研削砥石外と研削砥石との間を移動させる送り装置と、
目立て材の回転駆動装置と、を有することを特徴とする
平面研削盤の砥石目立て装置である。
は外観が円筒形であって該円筒形の外径は研削砥石の外
周と内周間の半径方向の研削作用面の幅よりも大きく、
目立て材の端面が半径方向の研削作用面に全面で接触可
能であることを特徴とする第1の発明に記載の平面研削
盤の砥石目立て装置である。
研削砥石の端面の研削作用面を対向して両頭に研削砥石
を有し、前記目立て材は両端面を目立て作用面として、
上記両研削砥石の研削作用面の目立てを行うことを特徴
とする第1又は第2の発明に記載の平面研削盤の砥石目
立て装置である。
に従って説明する。
盤の側面図、図2は図1の一部を示す正面図である。コ
ラム1に各々立軸に回転駆動されるように配設された上
下両側の研削砥石2の端面を研削作用面2aとして対向
して備えた上下の主軸台3が取付けられ、下側の研削砥
石2d、上側の研削砥石2uが夫々上下位置を調節可能
となっている。両研削砥石2の上下動は主軸台3をコラ
ム1の前面の案内に係合して送り装置により駆動する
か、砥石主軸をクイルに収容し、クイルを主軸台3から
進退させることにより行われる。コラム1には砥石目立
て装置4が取りつけてある。
用ロータリディスク(以下、目立てディスクという)5
を備える。この目立てディスク5は端面外形が円形の中
実又は中抜きである。この実施の形態の目立てディスク
5は中空円筒形である。両研削砥石2の外周の半径方向
の外側において両研削砥石2の砥石軸と平行で回転自在
な根本軸6に固定されたアーム7を有している。アーム
7の先端は両研削砥石2端面に平行に移動するように配
されている。アーム7の先端には根本軸6に平行な軸心
で回転駆動される目立てディスク5を備えている。
係を示す平面図であって、図3において上砥石2uを除
いて下砥石2d側を見ている。目立てディスク5は研削
砥石2の外周2oと内周2i間の半径方向の研削作用面
2aの幅Wよりも、外径Dの大きい中空円筒形である。
目立て材保持具8の円筒形内周8aに圧入又は目立てデ
ィスク5を目立て材保持具8の内周8aに成形すること
により、目立て材保持具8に固定されている。
心でディスクギア8bが設けてある。目立て材保持具8
の円筒形のジャーナル8cは揺動アーム7の穴7cに回
転自在に支持されている。目立て材保持具8の端面8d
は揺動アーム7のほぼ平面の上下面7d,7eとほぼ一
致しており、目立てディスク5の目立て作用面として用
いられる端面5aは揺動アーム7の上下面7d,7eよ
りも外方へ突出している。ギア8bはアイドラギア9を
介して駆動ギア11と噛み合っている。ここでアイドラ
ギア9と一体の軸9aは揺動アーム7の軸受穴7fに回
転自在に支持されている。また、駆動ギア11と一体の
軸11a,11bは揺動アーム7の軸受穴7g,7hに
回転自在に支持されている。揺動アーム7に固定された
電動機12の出力軸12aは駆動ギア11の軸11aの
中心穴11cに嵌合し、出力軸12aと軸11aはキー
12bを介して回転を伝達されるようになっている。
ス7bと蓋7aを図示されないねじ部材で結合してあ
る。そして、揺動アーム7は図示されない締結手段で根
本軸6に固定してある。
ーボモータ)である。
電動機13からベルト装置14により根本軸6を正逆転
するようになっている。
で電動機12を付勢すると、電動機12は駆動ギア11
を回転する。駆動ギア11はアイドラギア9を介してデ
ィスクギア8bを駆動し、目立て材保持具8を回転し、
目立てディスク5に回転を与える。
立てディスク5に向かって切り込むと、研削砥石2,2
の研削作用面2aの目立てが行われる。目立ては目立て
ディスク5の端面が研削砥石2,2の内外周2i,2o
間に全面的に接触して作用しているので目立て時間が早
い。目立て終了後は研削砥石2,2を目立てディスク5
から後退させる。電動機13を駆動するとベルト装置1
4を介して根本軸6が回転し、図3において揺動アーム
7は反時計回りに回動し、目立てディスク5が充分研削
砥石2,2から離れた位置において電動機13を停止し
揺動アーム7を待機する。目立てを行うときは、研削砥
石2,2が回転している状態において、研削砥石2,2
間に目立てディスク5が進入するように研削砥石2,2
の研削作用面2aの間隔をとり、電動機13を回転して
揺動アーム7を図3において時計回りに回動して、図3
の位置、即ち、目立てディスク5が研削砥石2,2の内
外周2i,2oにわたるようにして停止し、電動機12
を駆動して目立てディスク5を回転し研削砥石2,2を
目立て目立てディスク5に対して切り込む。
用面2aの全面に接する目立てディスク5を用いたが、
目立てディスク5の外径Dが、研削作用面の幅Wと等し
くても、或は研削作用面の幅Wよりも小さくても揺動ア
ーム7を揺動し乍ら、目立てを行えば研削作用面2aの
全面が目立てされる。又、研削作用面2aの幅Wよりも
直径が小さい目立てディスク5であっても、目立て材が
回転しているため、従来よりも、目立ての効果は大き
い。
たが単頭平面研削盤にも本発明は適用可能である。
を目立て作用面として目立て材を回転するようにしたの
で目立てが早く行われ、目立ての効果が大きい。
発明において目立て材の外径を研削砥石の外周と内周間
の半径方向の研削作用面の幅よりも大きい円筒としてあ
るので研削砥石の研削作用面の全面に常に目立て材が作
用するので目立て時間が早く、又、目立て材の目立て作
用面の摩耗による後退量が小さく目立て材の寿命が長
く、目立て材の交換回数を著しく減少させることができ
る。
は第2の発明において、両頭平面研削盤に適用すると、
研削作用面の全面に目立て材を押し付けるので目立て材
による砥石目立て装置に加わる反力は大きいが、目立て
材の両側から目立てによる荷重が加わり荷重が相殺され
るので砥石目立て装置を格別に強度を持たせなくてもす
む。
砥石 2i…内周 2o…外周 2u…上砥石 3…主軸台 4…砥石目立て装置 5…目立てディスク 5a…端面 6…根本軸 7…揺動アーム 7a…蓋 7b…ケース 7c…アー
ムの穴 7d…上面 7e…下面 7g…軸受穴 7h…軸受穴 8…目立て材保持具 8a…内周 8b…ディスクギア
8c…ジャーナル 8d…端面 9…アイドラギア 9a…軸 11…駆動ギア 11a…軸 11b…軸 11c…中
心穴 12…電動機 12a…出力軸 12b…キー 13…電動機 14…ベルト装置 30…揺動アーム 30a…ポケット 40…目立て材
Claims (3)
- 【請求項1】 回転する研削砥石の端面を研削作用面と
する平面研削盤の砥石目立て装置において、研削砥石の
砥石軸と平行な中心で回転するように支持され端面を目
立て作用面とする目立て材と、前記目立て材を回転自在
に支持して研削砥石外と研削砥石との間を移動させる送
り装置と、目立て材の回転駆動装置と、を有することを
特徴とする平面研削盤の砥石目立て装置。 - 【請求項2】 前記目立て材は外観が円筒形であって該
円筒形の外径は研削砥石の外周と内周間の半径方向の研
削作用面の幅よりも大きく、目立て材の端面が半径方向
の研削作用面に全面で接触可能であることを特徴とする
請求項1に記載の平面研削盤の砥石目立て装置。 - 【請求項3】 平面研削盤は研削砥石の端面の研削作用
面を対向して両頭に研削砥石を有し、前記目立て材は両
端面を目立て作用面として、上記両研削砥石の研削作用
面の目立てを行うことを特徴とする請求項1又は2に記
載の平面研削盤の砥石目立て装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31543698A JP2000127041A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 平面研削盤の砥石目立て装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31543698A JP2000127041A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 平面研削盤の砥石目立て装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000127041A true JP2000127041A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=18065362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31543698A Pending JP2000127041A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | 平面研削盤の砥石目立て装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000127041A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109262456A (zh) * | 2018-10-24 | 2019-01-25 | 安庆市睿霞机械有限公司 | 一种工件打磨用工装夹具 |
CN113478314A (zh) * | 2021-07-15 | 2021-10-08 | 李红姣 | 一种体育用哑铃片打磨设备 |
CN117620897A (zh) * | 2024-01-25 | 2024-03-01 | 洛阳普瑞森精密轴承有限公司 | 砂轮修磨装置 |
-
1998
- 1998-10-19 JP JP31543698A patent/JP2000127041A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109262456A (zh) * | 2018-10-24 | 2019-01-25 | 安庆市睿霞机械有限公司 | 一种工件打磨用工装夹具 |
CN113478314A (zh) * | 2021-07-15 | 2021-10-08 | 李红姣 | 一种体育用哑铃片打磨设备 |
CN113478314B (zh) * | 2021-07-15 | 2023-06-30 | 南京市同亮科技有限公司 | 一种体育用哑铃片打磨设备 |
CN117620897A (zh) * | 2024-01-25 | 2024-03-01 | 洛阳普瑞森精密轴承有限公司 | 砂轮修磨装置 |
CN117620897B (zh) * | 2024-01-25 | 2024-04-05 | 洛阳普瑞森精密轴承有限公司 | 砂轮修磨装置 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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