JP2000125319A - ディジタル信号処理回路 - Google Patents

ディジタル信号処理回路

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JP2000125319A
JP2000125319A JP10293842A JP29384298A JP2000125319A JP 2000125319 A JP2000125319 A JP 2000125319A JP 10293842 A JP10293842 A JP 10293842A JP 29384298 A JP29384298 A JP 29384298A JP 2000125319 A JP2000125319 A JP 2000125319A
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Tadahiro Yoshida
忠弘 吉田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズ低減効果、または垂直フィルタ効果を
維持しつつ、回路規模や消費電力を低減するノイズ低減
回路、垂直フィルタ処理回路を得る。 【解決手段】 R信号とB信号をそれぞれ1HD.L.
(ディレイライン)101と1HD.L.102に入力
する。1HD.L.101の出力信号と1HD.L.1
02の出力信号は、マイクロコンピュータからの制御信
号によりセレクタ103で選択して1HD.L.104
に入力する。マイクロコンピュータにより値が設定され
るnビットの信号と1HD.L.104の出力信号をセ
レクタ105とセレクタ106でマイクロコンピュータ
からの制御信号によりそれぞれ選択する。1HD.L.
101の入出力信号とセレクタ105の出力信号をNR
部107に入力し、1HD.L.102の入出力信号と
セレクタ106の出力信号をNR部108に入力する。
入力されるR信号、B信号のレベルやゲインアップと連
動してマイクロコンピュータにより設定できる信号を変
化させ、NRを動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1水平期間(以
下、1Hと略記する)ディレイラインを含み、ノイズ低
減回路や垂直フィルタ処理回路を構成するディジタル信
号処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1Hディレイラインを含む映像信号のデ
ィジタル信号処理回路の代表的なものとして、ノイズ低
減回路と垂直フィルタ処理回路とがある。
【0003】まず、ノイズ低減回路においては、回路規
模とS/N性能向上の効果の点から2次元のノイズ低減
回路が広く用いられている。このノイズ低減回路はノイ
ズリデューサとも呼ばれており、その代表的な従来の2
次元ノイズリデューサ(以下、2次元NRと記す)につ
いて、図3により説明する。
【0004】2次元NRは、ノイズを低減する信号系
(ここでは、RGBそれぞれの信号)に対して、2つの
1Hディレイライン(1HD.L.)109,110
と、2次元NR部111から構成される。1Hディレイ
ライン109の入力信号は0H遅れの信号であり、1H
ディレイライン109の出力信号は1H遅れの信号、1
Hディレイライン110の出力信号は2H遅れの信号と
なる。1Hディレイライン109の入力信号と共に、1
Hディレイライン109,110の各出力信号が2次元
NR部111に入力される。2次元NR部111は3ラ
イン分の信号を入力して、2次元のノイズ低減処理され
た信号として出力する。なお、2次元NR部111は、
入力信号の相関を利用して、いわゆるフィルタリング処
理などを行うものであり、一般的に良く知られているの
で、詳細な説明は省略する。
【0005】次に、垂直フィルタ処理回路について、そ
の代表的な回路構成を図4に示す。垂直フィルタ処理回
路は、処理をかける信号系(ここでは、RGB信号)に
対して、6つの1Hディレイライン(1HD.L.)1
01,102,104,109,110,401と信号
生成部402から構成される。1Hディレイライン10
1の入力信号はRの0H遅れの信号であり、1Hディレ
イライン101の出力信号はRの1H遅れの信号、1H
ディレイライン104の出力信号はRの2H遅れの信号
となって、3ライン分の各信号は信号生成部402に入
力される。同様に、1Hディレイライン102の入力信
号はBの0H遅れの信号であり、1Hディレイライン1
02の出力信号はBの1H遅れの信号、1Hディレイラ
イン401の出力信号はBの2H遅れの信号となって、
3ライン分の各信号は信号生成部402に入力される。
また、1Hディレイライン109の入力信号はGの0H
遅れの信号であり、1Hディレイライン109の出力信
号はGの1H遅れの信号、1Hディレイライン110の
出力信号はGの2H遅れの信号となって、3ライン分の
各信号は信号生成部402に入力される。信号生成部4
02はR,G,B信号のそれぞれ3ライン分の信号を入
力して、垂直高域信号や垂直低域信号を出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、CCD(Charge Coupled Device)ビデオカメラの
映像信号処理系に上記従来の構成の2次元NR処理部や
垂直フィルタ処理部を導入する場合には、R,G,Bの
3信号系統にそれぞれ2本ずつの1Hディレイライン、
即ち、合計6本の1Hディレイラインが必要になり、回
路規模や消費電力がその分だけ大きくなるという問題を
有していた。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るもので、R,G,Bの3信号系統の映像信号処理にお
いて、2次元NR処理部や垂直フィルタ処理部の効果を
大きく減ずることなく、1Hディレイラインの数をでき
るだけ少なくして、回路規模や消費電力を減らすように
した、ノイズ低減回路や垂直フィルタ処理回路を構成す
るディジタル信号処理回路を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、本発明の基本的なディジタル信号処理回路は、輝度
信号に対する寄与率が最も大きいG信号の系以外のR,
B信号の系に対して、R信号を入力する第1の1Hディ
レイラインと、B信号を入力する第2の1Hディレイラ
インと、前記第1の1Hディレイラインの出力信号と前
記第2の1Hディレイラインの出力信号のいずれかを、
マイクロコンピュータからの制御信号により選択する第
1のセレクタと、前記第1のセレクタの出力信号を入力
する第3の1Hディレイラインとを備えていることを特
徴とするものである。
【0009】上記構成によれば、R,B信号の系に対す
る処理において、1Hディレイラインを、従来4本必要
としたのに対し、3本で済み、回路規模や消費電力を低
減することができる。
【0010】また、本発明の2次元NR処理回路として
のディジタル信号処理回路は、R信号を入力する第1の
1Hディレイラインと、B信号を入力する第2の1Hデ
ィレイラインと、前記第1の1Hディレイラインの出力
信号と前記第2の1Hディレイラインの出力信号のいず
れかを、マイクロコンピュータからの制御信号により選
択する第1のセレクタと、前記第1のセレクタの出力信
号を入力する第3の1Hディレイラインと、前記第1の
セレクタの出力信号を入力する第3の1Hディレイライ
ンと、前記第3の1Hディレイラインの出力信号と前記
マイクロコンピュータにより任意の値が設定されたnビ
ットの信号のいずれかを、前記マイクロコンピュータか
らの制御信号により選択する第2及び第3のセレクタ
と、前記第1の1Hディレイラインの入出力信号と前記
第2のセレクタの出力信号とを入力する第1の2次元ノ
イズリデューサと、前記第2の1Hディレイラインの入
出力信号と前記第3のセレクタの出力信号とを入力する
第2の2次元ノイズリデューサと、G信号を入力する第
4の1Hディレイラインと、前記第4の1Hディレイラ
インの出力信号を入力する第5の1Hディレイライン
と、前記第4の1Hディレイラインの入出力信号と前記
第5の1Hディレイラインの出力信号とを入力する第3
の2次元ノイズリデューサとからなることを特徴とする
ものである。
【0011】この構成によれば、従来のものに対して性
能劣化が少なく、かつ回路規模や消費電力の少ない映像
信号の2次元NR処理回路を得ることができる。
【0012】さらに、本発明の垂直フィルタ処理回路と
してのディジタル信号処理回路は、R信号を入力する第
1の1Hディレイラインと、B信号を入力する第2の1
Hディレイラインと、前記第1の1Hディレイラインの
出力信号と前記第2の1Hディレイラインの出力信号の
いずれかを、マイクロコンピュータからの制御信号によ
り選択する第1のセレクタと、前記第1のセレクタの出
力信号を入力する第3の1Hディレイラインと、G信号
を入力する第4の1Hディレイラインと、前記第4の1
Hディレイラインの出力信号を入力する第5の1Hディ
レイラインと、前記第1の1Hディレイラインの入出力
信号,前記第2の1Hディレイラインの入出力信号,前
記第3の1Hディレイラインの出力信号,前記第4の1
Hディレイラインの入出力信号および前記第5の1Hデ
ィレイラインの出力信号をそれぞれ入力し、前記マイク
ロコンピュータからの制御信号により入力信号成分を選
択して垂直高域信号および垂直低域信号を生成する信号
生成部とからなることを特徴とするものである。
【0013】この構成によれば、従来のものに対して性
能劣化が少なく、かつ回路規模や消費電力の少ない映像
信号の垂直フィルタ処理回路を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における2次元NR処理回路を構成するディジタ
ル信号処理回路を示したものである。図1(a)は、G
信号系の処理部を示したもので、2本の1Hディレイラ
イン(1HD.L.)109,110と2次元NR部1
11から構成されている。1Hディレイライン109と
1Hディレイライン110とで1H遅れの信号と2H遅
れの信号を生成し、1Hディレイライン109の入力信
号である0H遅れの信号と共に、2次元NR部111に
入力する。2次元NR部111のアルゴリズムに関する
パラメータの設定値は、一般にカメラのR,G,B入力
信号のレベルやゲインアップモードに連動してマイクロ
コンピュータにより設定される。これにより、カメラの
入力映像信号やゲインアップの各モードに適した2次元
NRをかけることができる。2次元NR部111の出力
は、2次元のノイズ低減されたG信号として後段の回路
に送られる。
【0016】一方、図1(b)はR,B信号系の処理部
を示している。ここでは、本発明の基本的なディジタル
信号処理回路を用いてメモリ削減し、1Hディレイライ
ンは3本しか使用していない。R信号は1Hディレイラ
イン101に、B信号は1Hディレイライン102にそ
れぞれ入力される。セレクタ103は1Hディレイライ
ン101の出力信号と1Hディレイライン102の出力
信号のいずれかを、マイクロコンピュータからの制御信
号で選択し、1Hディレイライン104に出力する。セ
レクタ105とセレクタ106では、1Hディレイライ
ン104の出力とマイクロコンピュータにより任意の値
が設定されたnビットの信号のいずれかをマイクロコン
ピュータからの制御信号で選択する。1Hディレイライ
ン101の入出力信号とセレクタ105の出力信号は2
次元NR部107に入力され、1Hディレイライン10
2の入出力信号とセレクタ106の出力信号は2次元N
R部108に入力される。
【0017】セレクタ103とセレクタ105,セレク
タ106の制御信号と、任意の値が設定できるnビット
の信号レベルは、例えば1フレームあるいは1フィール
ド画面内のR,G,B信号の成分比によって設定され
る。例えば、画面内にB信号成分がほとんどない場合に
は、nビットの信号レベルは2次元NR処理部のペデス
タルレベルに設定されると共に、セレクタ103で1H
ディレイライン101の出力信号を、セレクタ105で
1Hディレイライン104の出力信号を、セレクタ10
6でマイクロコンピュータにより設定されたnビットの
信号をそれぞれ選択するように設定される。これによ
り、画面内の信号成分として存在するR信号は2H遅れ
の真値の信号を用いて2次元NRがかかり、画面内の信
号成分としてほとんど存在しないB信号はマイクロコン
ピュータにより設定されたペデスタルレベルを2H遅れ
の信号として2次元のNRがかかることになる。
【0018】さらに、セレクタ103とセレクタ10
5,セレクタ106の制御信号と、任意の値が設定でき
るnビットの信号レベルは、カメラのゲインアップモー
ドに連動して変化させても良い。これにより、カメラの
ゲインアップの各モードに適した2次元NRをかけるこ
とができる。例えば、ゲインアップモードでは一般にS
/N特性がより重視されるので、R,G信号に比較して
ノイズ成分の多いB信号のS/N特性が改善されるよう
に2次元NRをかける。すなわち、nビットの信号レベ
ルは視感度補正特性上ノイズが最も目立つ30〜40I
REのレベルに設定すると共に、セレクタ103は1H
ディレイライン102の出力を、セレクタ105は設定
されたnビットの信号を、セレクタ106は1Hディレ
イライン104の出力をそれぞれ選択するように設定す
る。これにより、R,G信号に比較してノイズ成分の多
いB信号は2H遅れの真値の信号を用いて2次元NRが
かかり、R信号はマイクロコンピュータにより設定され
た30〜40IREのレベルを2H遅れの信号として2
次元のNRがかかることになる。なお、R信号系の2次
元NR部107とB信号系の2次元NR部108のハー
ドウェア構成やアルゴリズムはG信号系の2次元NR部
111のそれらと同じである。2次元NR部107と2
次元NR部108の出力信号は、それぞれ2次元のノイ
ズ低減されたR信号、B信号として後段の回路に送られ
る。
【0019】以上のように、本実施の形態1によれば、
RGB信号から輝度信号へ変換する場合の係数が小さい
R信号とB信号のNRをマイクロコンピュータからの設
定値で行うので、1ライン分のディレイラインを削減で
きると共に、設定値をRGB信号の成分比やゲインアッ
プモードに連動させるので、回路削減による性能劣化も
少ない。
【0020】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2における垂直フィルタ処理回路を構成するディジ
タル信号処理回路を示したものである。G信号系には2
本の1Hディレイライン(1HD.L.)109と1H
ディレイライン110とを備えており、1H遅れの信
号,2H遅れの信号がそれぞれ生成され、1Hディレイ
ライン109の入力信号である0H遅れの信号と共に、
信号生成部201に入力される。
【0021】一方、R,B信号系には、本発明の基本的
なディジタル信号処理回路を用いてメモリ削減し、1H
ディレイラインは3本しか備えていない。R信号は1H
ディレイライン101に、またB信号は1Hディレイラ
イン102にそれぞれ入力される。セレクタ103は1
Hディレイライン101の出力信号と1Hディレイライ
ン102の出力信号のいずれかを、マイクロコンピュー
タからの制御信号により選択し、1Hディレイライン1
04に出力する。1Hディレイライン101の入出力信
号,1Hディレイライン102の入出力信号,1Hディ
レイライン104の出力信号およびマイクロコンピュー
タからの制御信号がそれぞれ信号生成部201に入力さ
れる。
【0022】マイクロコンピュータからの制御信号は、
例えばR,G,B入力信号の成分比によって設定され
る。例えば、画面内にR信号成分がほとんどない場合に
は、G信号とB信号の成分を用いて垂直フィルタ処理す
るようにセレクタ103と信号生成部201の動作が制
御される。すなわち、セレクタ103で1Hディレイラ
イン102の出力を選択させると共に、信号生成部20
1でG信号系の0H遅れの信号G(0H)、1H遅れの
信号G(1H)、2H遅れの信号G(2H)と、B信号
系の0H遅れの信号B(0H)、1H遅れの信号B(1
H)、2H遅れの信号B(2H)の6つの信号から(数
1)および(数2)で示されるフィルタを用いてそれぞ
れ垂直高域信号および垂直低域信号を生成させる。
【0023】
【数1】(−(G(0H)+B(0H))+2(G(1H)+B(1H))−
(G(2H)+B(2H)))/8
【0024】
【数2】(G(0H)+B(0H)+2(G(1H)+B(1H))+G(2
H)+B(2H))/8 さらに、マイクロコンピュータにより設定できる制御信
号は、カメラのゲインアップモードに連動して変化させ
ても良い。例えば、ゲインアップモードでは一般に解像
度特性よりもS/N特性を優先されるので、ノイズ成分
の多いB信号は用いずに、R信号とG信号の成分を用い
て垂直フィルタ処理するようにセレクタ103と信号生
成部201の動作を制御する。すなわち、セレクタ10
3で1Hディレイライン101の出力を選択させると共
に、信号生成部201でR信号系の0H遅れの信号R
(0H)、1H遅れの信号R(1H)、2H遅れの信号
R(2H)と、G信号系の0H遅れの信号G(0H)、
1H遅れの信号G(1H)、2H遅れの信号G(2H)
の6つの信号から(数3)および(数4)で示されるフ
ィルタを用いてそれぞれ垂直高域信号および垂直低域信
号を生成させる。
【0025】
【数3】(−(R(0H)+G(0H))+2(R(1H)+G(1H))−
(R(2H)+G(2H)))/8
【0026】
【数4】(R(0H)+G(0H)+2(R(1H)+G(1H))+R(2
H)+G(2H))/8 これにより、R,G信号に比べてノイズ成分の多いB信
号の成分を用いずに垂直フィルタ処理することになり、
解像度特性の劣化、及びS/N特性の劣化は少なくでき
る。
【0027】以上のように、本実施の形態2によれば、
画面内のR,G,B信号成分比やゲインアップモードに
連動して制御信号の設定値を変化させ、垂直フィルタ処
理を行う信号成分を選択するので、1ライン分のディレ
イラインを削減できると共に、回路削減による性能劣化
も少ない。
【0028】なお、実施の形態1の2次元NR処理部
と、実施の形態2の垂直フィルタ処理部の5本の1Hデ
ィレイライン101,102,104,109,110
とセレクタ103およびマイクロコンピュータにより設
定できる制御信号を共用して、2次元NR処理部と垂直
フィルタ処理部を動作させることもできる。この形態に
おいても、画面内のR,G,B信号成分比やゲインアッ
プモードに連動して設定値を変化させ、2次元NR処理
と垂直フィルタ処理を行うので、1ライン分のディレイ
ラインを削減できると共に、回路削減による2次元NR
処理や垂直フィルタ処理の性能劣化も少ない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来と比較して1本の1Hディレイラインを削減するこ
とができ、さらに、入力映像信号のRGB成分比やゲイ
ンアップと連動して、R信号、またはB信号の2H遅れ
の信号をマイクロコンピュータで任意のレベル値に設定
し、その信号をR信号系の2次元NR部、またはB信号
系の2次元NR部に入力することで、2次元NRの効果
の減少をできるだけ少なくすることができる。同様に、
入力映像信号のRGB成分比やゲインアップと連動し
て、R信号、またはB信号の2H遅れの信号をマイクロ
コンピュータで選択設定し、垂直フィルタ処理を行う信
号成分を選択することで、垂直フィルタ処理の効果の減
少をできるだけ少なくすることができる。その結果、回
路規模や消費電力を低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるノイズ低減回路
の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2における垂直フィルタ処
理回路の構成を示すブロック図
【図3】従来の2次元ノイズ低減回路の構成を示すブロ
ック図
【図4】従来の垂直フィルタ処理回路の構成を示すブロ
ック図
【符号の説明】
101,102,104,109,110 1Hディレ
イライン 103,105,106 セレクタ 107,108,111 2次元NR部 201 信号生成部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 R信号を入力する第1の1Hディレイラ
    インと、B信号を入力する第2の1Hディレイライン
    と、前記第1の1Hディレイラインの出力信号と前記第
    2の1Hディレイラインの出力信号のいずれかを、マイ
    クロコンピュータからの制御信号により選択する第1の
    セレクタと、前記第1のセレクタの出力信号を入力する
    第3の1Hディレイラインとを備えていることを特徴と
    するディジタル信号処理回路。
  2. 【請求項2】 R信号を入力する第1の1Hディレイラ
    インと、B信号を入力する第2の1Hディレイライン
    と、前記第1の1Hディレイラインの出力信号と前記第
    2の1Hディレイラインの出力信号のいずれかを、マイ
    クロコンピュータからの制御信号により選択する第1の
    セレクタと、前記第1のセレクタの出力信号を入力する
    第3の1Hディレイラインと、前記第3の1Hディレイ
    ラインの出力信号と前記マイクロコンピュータにより任
    意の値が設定されたnビットの信号のいずれかを、前記
    マイクロコンピュータからの制御信号により選択する第
    2及び第3のセレクタと、前記第1の1Hディレイライ
    ンの入出力信号と前記第2のセレクタの出力信号とを入
    力する第1の2次元ノイズリデューサと、前記第2の1
    Hディレイラインの入出力信号と前記第3のセレクタの
    出力信号とを入力する第2の2次元ノイズリデューサ
    と、G信号を入力する第4の1Hディレイラインと、前
    記第4の1Hディレイラインの出力信号を入力する第5
    の1Hディレイラインと、前記第4の1Hディレイライ
    ンの入出力信号と前記第5の1Hディレイラインの出力
    信号とを入力する第3の2次元ノイズリデューサとから
    なることを特徴とするノイズ低減回路としてのディジタ
    ル信号処理回路。
  3. 【請求項3】 マイクロコンピュータからの制御信号お
    よびnビットの信号は、入力されるR信号,G信号,B
    信号のそれぞれのレベルまたはゲインアップと連動して
    設定値が変化することを特徴とする請求項2に記載のデ
    ィジタル信号処理回路。
  4. 【請求項4】 R信号を入力する第1の1Hディレイラ
    インと、B信号を入力する第2の1Hディレイライン
    と、前記第1の1Hディレイラインの出力信号と前記第
    2の1Hディレイラインの出力信号のいずれかを、マイ
    クロコンピュータからの制御信号により選択する第1の
    セレクタと、前記第1のセレクタの出力信号を入力する
    第3の1Hディレイラインと、G信号を入力する第4の
    1Hディレイラインと、前記第4の1Hディレイライン
    の出力信号を入力する第5の1Hディレイラインと、前
    記第1の1Hディレイラインの入出力信号,前記第2の
    1Hディレイラインの入出力信号,前記第3の1Hディ
    レイラインの出力信号,前記第4の1Hディレイライン
    の入出力信号および前記第5の1Hディレイラインの出
    力信号をそれぞれ入力し、前記マイクロコンピュータか
    らの制御信号により入力信号成分を選択して垂直高域信
    号および垂直低域信号を生成する信号生成部とからなる
    ことを特徴とする垂直フィルタ処理回路としてのディジ
    タル信号処理回路。
  5. 【請求項5】 マイクロコンピュータからの制御信号
    は、入力されるR信号,G信号,B信号のそれぞれのレ
    ベルまたはゲインアップと連動して設定値が変化するこ
    とを特徴とする請求項4に記載のディジタル信号処理回
    路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11328439B2 (en) * 2018-03-09 2022-05-10 Nec Corporation Information processing device, object measurement system, object measurement method, and program storage medium

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