JP2000124727A - ビームスキャン用平面アンテナ - Google Patents
ビームスキャン用平面アンテナInfo
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- JP2000124727A JP2000124727A JP10297672A JP29767298A JP2000124727A JP 2000124727 A JP2000124727 A JP 2000124727A JP 10297672 A JP10297672 A JP 10297672A JP 29767298 A JP29767298 A JP 29767298A JP 2000124727 A JP2000124727 A JP 2000124727A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】アンテナの薄型化、組立工程の簡略化に優れ、
アンテナを小型化できるビームスキャン用平面アンテナ
を提供する。 【解決手段】システムとの接続部１0４とロトマンレン
ズ部１0３とビームスキャンアンテナ部１0２とをこの順
に積層した平面アンテナであって、第３の地導体１３、
第４の誘電体３４、ロトマンレンズパターン８と第２の
接続部５２と第３の接続部９２とを有するロトマンレン
ズ基板６２、第３の誘電体３３、第２の地導体１２、第
２の誘電体３２、放射素子５０と給電線路４０と第１の
接続部５１を組とするアンテナ群を複数形成した給電基
板６１、第１の誘電体３１、第１の地導体１１の順に積
層して構成されたビームスキャン用平面アンテナ。
アンテナを小型化できるビームスキャン用平面アンテナ
を提供する。 【解決手段】システムとの接続部１0４とロトマンレン
ズ部１0３とビームスキャンアンテナ部１0２とをこの順
に積層した平面アンテナであって、第３の地導体１３、
第４の誘電体３４、ロトマンレンズパターン８と第２の
接続部５２と第３の接続部９２とを有するロトマンレン
ズ基板６２、第３の誘電体３３、第２の地導体１２、第
２の誘電体３２、放射素子５０と給電線路４０と第１の
接続部５１を組とするアンテナ群を複数形成した給電基
板６１、第１の誘電体３１、第１の地導体１１の順に積
層して構成されたビームスキャン用平面アンテナ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波やミリ
波帯の送受信に用いられるビームスキャン用平面アンテ
ナに関する。
波帯の送受信に用いられるビームスキャン用平面アンテ
ナに関する。
【０００２】
【従来の技術】放射方向の角度を時間と共に変化させ、
一定の範囲にくまなく電波を放射するビームスキャンア
ンテナには、システムからの信号をスキャンする電波に
変換するレンズとして、ロトマンレンズがよく使用され
ており、このロトマンレンズの構成は、図３（ａ）に示
すように、システムとの接続線路１０及び給電線路４を
形成した給電基板６と、その裏面に形成された地導体３
とからなるマイクロストリップ構造であり、給電線路４
にコネクタなどを介して、同軸線路１５によって放射素
子５に接続されている。また、部品点線を減らし、ある
いは形状を小型化するために、図３（ｂ）に示すよう
に、給電線路４と放射素子５とを電磁的に接続する構造
とすることもできる。
一定の範囲にくまなく電波を放射するビームスキャンア
ンテナには、システムからの信号をスキャンする電波に
変換するレンズとして、ロトマンレンズがよく使用され
ており、このロトマンレンズの構成は、図３（ａ）に示
すように、システムとの接続線路１０及び給電線路４を
形成した給電基板６と、その裏面に形成された地導体３
とからなるマイクロストリップ構造であり、給電線路４
にコネクタなどを介して、同軸線路１５によって放射素
子５に接続されている。また、部品点線を減らし、ある
いは形状を小型化するために、図３（ｂ）に示すよう
に、給電線路４と放射素子５とを電磁的に接続する構造
とすることもできる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような図３（ａ）
に示すようなアンテナは、放射素子５の数により同軸線
路１５の数が増えるうえに、放射素子５と同軸線路１５
の接続にはんだ付が必要となり組立工程が多く、立体構
造のため薄型化することも困難である。また、図３
（ｂ）に示すようなアンテナは、ロトマンレンズパター
ン８から続く接続線路１６と放射素子５との接続に電磁
結合を用いているが、ロトマンレンズパターン８と放射
素子５との距離が近づいてしまうと放射指向性を低下さ
せることがあり、これを避けるためにこの距離を離す
と、接続線路１６が長くなり給電基板６の小型化が困難
になる上に、線路損失が増大するという課題がある。
に示すようなアンテナは、放射素子５の数により同軸線
路１５の数が増えるうえに、放射素子５と同軸線路１５
の接続にはんだ付が必要となり組立工程が多く、立体構
造のため薄型化することも困難である。また、図３
（ｂ）に示すようなアンテナは、ロトマンレンズパター
ン８から続く接続線路１６と放射素子５との接続に電磁
結合を用いているが、ロトマンレンズパターン８と放射
素子５との距離が近づいてしまうと放射指向性を低下さ
せることがあり、これを避けるためにこの距離を離す
と、接続線路１６が長くなり給電基板６の小型化が困難
になる上に、線路損失が増大するという課題がある。
【０００４】本発明は、アンテナの薄型化、組立工程の
簡略化に優れ、アンテナを小型化できるビームスキャン
用平面アンテナを提供することを目的とする。
簡略化に優れ、アンテナを小型化できるビームスキャン
用平面アンテナを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のビームスキャン
用平面アンテナは、システムとの接続部１０４とロトマ
ンレンズ部１０３とビームスキャンアンテナ部１０２と
をこの順に積層した平面アンテナであって、ビームスキ
ャンアンテナ部１０２には、放射素子５０とそれに接続
された給電線路４０とロトマンレンズ部１０３に電磁接
続した第１の接続部５１を組とするアンテナ群を複数形
成した給電基板６１と、放射素子５０の位置に相当する
箇所に第１のスロット２を有する第１の地導体１１と、
給電基板６１と地導体１１との間に第１の誘電体３１
と、第１の接続部５１の位置に相当する箇所に第２のス
ロット７１を有する第２の地導体１２と、給電基板６１
と第２の地導体１２との間に第２の誘電体３２を備え、
ロトマンレンズ部１０３には、ロトマンレンズパターン
８と、ロトマンレンズパターン８に接続されロトマンレ
ンズパターン８と前記第１の接続部５１とを接続するた
めの第２の接続部５２と、ロトマンレンズパターン８に
接続されロトマンレンズパターン８とシステムとの接続
部１０４とを電磁的に接続するための第３の接続部９２
とを有するロトマンレンズ基板６２と、前記第２の地導
体１２とロトマンレンズ基板６２との間に第３の誘電体
３３と、前記第３の接続部９２に相当する箇所に第３の
スロット７２を有する第３の地導体１３と、ロトマンレ
ンズ基板６２と第３の地導体１３との間に第４の誘電体
３４を備え、第３の地導体１３、第４の誘電体３４、ロ
トマンレンズ基板６２、第３の誘電体３３、第２の地導
体１２、第２の誘電体３２、給電基板６１、第１の誘電
体３１、第１の地導体１１の順に積層して構成されたこ
とを特徴とする。
用平面アンテナは、システムとの接続部１０４とロトマ
ンレンズ部１０３とビームスキャンアンテナ部１０２と
をこの順に積層した平面アンテナであって、ビームスキ
ャンアンテナ部１０２には、放射素子５０とそれに接続
された給電線路４０とロトマンレンズ部１０３に電磁接
続した第１の接続部５１を組とするアンテナ群を複数形
成した給電基板６１と、放射素子５０の位置に相当する
箇所に第１のスロット２を有する第１の地導体１１と、
給電基板６１と地導体１１との間に第１の誘電体３１
と、第１の接続部５１の位置に相当する箇所に第２のス
ロット７１を有する第２の地導体１２と、給電基板６１
と第２の地導体１２との間に第２の誘電体３２を備え、
ロトマンレンズ部１０３には、ロトマンレンズパターン
８と、ロトマンレンズパターン８に接続されロトマンレ
ンズパターン８と前記第１の接続部５１とを接続するた
めの第２の接続部５２と、ロトマンレンズパターン８に
接続されロトマンレンズパターン８とシステムとの接続
部１０４とを電磁的に接続するための第３の接続部９２
とを有するロトマンレンズ基板６２と、前記第２の地導
体１２とロトマンレンズ基板６２との間に第３の誘電体
３３と、前記第３の接続部９２に相当する箇所に第３の
スロット７２を有する第３の地導体１３と、ロトマンレ
ンズ基板６２と第３の地導体１３との間に第４の誘電体
３４を備え、第３の地導体１３、第４の誘電体３４、ロ
トマンレンズ基板６２、第３の誘電体３３、第２の地導
体１２、第２の誘電体３２、給電基板６１、第１の誘電
体３１、第１の地導体１１の順に積層して構成されたこ
とを特徴とする。
【０００６】このようなアンテナにおいて、システムと
の接続部１０４が、ロトマンレンズ基板６２の第３の接
続部９２の位置に相当する箇所に第４の接続部９１と、
少なくともその第４の接続部９１とシステムとの接続線
路１０１とを形成した接続基板６３と、第３の地導体１
３と接続基板６３との間に第５の誘電体３５と、少なく
とも前記第４の接続部９１の位置に相当する箇所に第４
の地導体１４と、前記接続基板６３と第４の地導体１４
との間に第６の誘電体３６とを有し、第４の地導体１
４、第６の誘電体３６、接続基板６３、第５の誘電体３
５、第３の地導体１３の順に積層されて構成されたもの
であることが好ましい。
の接続部１０４が、ロトマンレンズ基板６２の第３の接
続部９２の位置に相当する箇所に第４の接続部９１と、
少なくともその第４の接続部９１とシステムとの接続線
路１０１とを形成した接続基板６３と、第３の地導体１
３と接続基板６３との間に第５の誘電体３５と、少なく
とも前記第４の接続部９１の位置に相当する箇所に第４
の地導体１４と、前記接続基板６３と第４の地導体１４
との間に第６の誘電体３６とを有し、第４の地導体１
４、第６の誘電体３６、接続基板６３、第５の誘電体３
５、第３の地導体１３の順に積層されて構成されたもの
であることが好ましい。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の、給電基板６１には、ポ
リイミドフィルムを基材とし、その上に銅箔を貼り合わ
せた銅張り積層フィルムの不要な銅箔をエッチング除去
して、放射素子５０とそれに接続された給電線路４０と
ロトマンレンズ部１０３に電磁接続した第１の接続部５
１を組とするアンテナ群を複数形成することができ、ポ
リエチレンテレフタレートフィルムにアルミ箔を貼り合
わせたフレキシブル基板でも構成できる。同様にして、
ロトマンレンズ基板６２、接続基板６３を作製すること
ができる。
リイミドフィルムを基材とし、その上に銅箔を貼り合わ
せた銅張り積層フィルムの不要な銅箔をエッチング除去
して、放射素子５０とそれに接続された給電線路４０と
ロトマンレンズ部１０３に電磁接続した第１の接続部５
１を組とするアンテナ群を複数形成することができ、ポ
リエチレンテレフタレートフィルムにアルミ箔を貼り合
わせたフレキシブル基板でも構成できる。同様にして、
ロトマンレンズ基板６２、接続基板６３を作製すること
ができる。
【０００８】第１の地導体１１には、どのような金属板
あるいはプラスチックにめっきした板でも用いることが
できるが、特にアルミニウム板を用いれば、軽量で安価
に製造でき好ましい。第２の地導体１２，第３の地導体
１３、第４の地導体１４も同様にして作製することがで
きる。
あるいはプラスチックにめっきした板でも用いることが
できるが、特にアルミニウム板を用いれば、軽量で安価
に製造でき好ましい。第２の地導体１２，第３の地導体
１３、第４の地導体１４も同様にして作製することがで
きる。
【０００９】第１の誘電体３１，第２の誘電体３２，第
３の誘電体３３，第４の誘電体３４，第５の誘電体３
５、及び第６の誘電体３６には、空気、比誘電率の低い
発泡体などを用いるのが好ましい。
３の誘電体３３，第４の誘電体３４，第５の誘電体３
５、及び第６の誘電体３６には、空気、比誘電率の低い
発泡体などを用いるのが好ましい。
【００１０】
【実施例】図１に示すように、ビームスキャンアンテナ
部１０２には、給電基板６１として、厚さ２５μｍのポ
リイミドフィルムを基材とし、その上に厚さ３５μｍの
銅箔を貼り合わせた銅張り積層フィルムの不要な銅箔を
エッチング除去して、放射素子５０とそれに接続された
給電線路４０とロトマンレンズ部１０３に電磁接続した
第１の接続部５１を組とするアンテナ群を複数形成し、
第１の地導体１１として、厚さ０．６ｍｍのアルミニウ
ム板を用い、放射素子５０の位置に相当する箇所に、第
１のスロット２を一辺を自由空間波長λ0の０．５９倍
の正方形の形状で、配列間隔は自由空間波長λ0の０．
９０倍とし、給電基板６１と第１の地導体１１との間の
第１の誘電体３１と給電基板６１と第２の地導体１２と
の間の第２の誘電体３２に、厚さ０．３ｍｍ、比誘電率
１．１の発泡体を用い、第２の地導体１２として、厚さ
０．６ｍｍのアルミニウム板を用い、第１の接続部５１
の位置に相当する箇所に第２のスロット７１を設けた。
ロトマンレンズ部１０３には、ロトマンレンズ基板６２
として、厚さ２５μｍのポリイミドフィルムを基材と
し、その上に厚さ３５μｍの銅箔を貼り合わせた銅張り
積層フィルムの不要な銅箔をエッチング除去して、ロト
マンレンズパターン８と、ロトマンレンズパターン８に
接続されロトマンレンズパターン８と前記第１の接続部
５１とを接続するための第２の接続部５２と、ロトマン
レンズパターン８に接続されロトマンレンズパターン８
とシステムとの接続部１０４とを電磁的に接続するため
の第３の接続部９２とを形成し、前記第２の地導体１２
とロトマンレンズ基板６２との間の第３の誘電体３３と
ロトマンレンズ基板６２と第３の地導体１３との間の第
４の誘電体３４に、厚さ０．３ｍｍ比誘電率１．１の発
泡体を用い、第３の地導体１３に厚さ３ｍｍのアルミニ
ウム板を用い、前記第３の接続部９２に相当する箇所に
第３のスロット７２を形成した。システムとの接続部１
０４に、接続基板６３として、厚さ２５μｍのポリイミ
ドフィルムを基材とし、その上に厚さ３５μｍの銅箔を
貼り合わせた銅張り積層フィルムの不要な銅箔をエッチ
ング除去して、ロトマンレンズ基板６２の第３の接続部
９２の位置に相当する箇所に第４の接続部９１と、少な
くともその第４の接続部９１とシステムとの接続線路１
０１とを形成し、第３の地導体１３と接続基板６３との
間の第５の誘電体３５と前記接続基板６３と第４の地導
体１４との間の第６の誘電体３６に、厚さ０．３ｍｍ比
誘電率１．１の発泡体を用い、少なくとも前記第４の接
続部９１の位置に相当する箇所に、第４の地導体１４と
して、厚さ１ｍｍのアルミニウム板を用いた。このよう
にして形成した、システムとの接続部１０４とロトマン
レンズ部１３とビームスキャンアンテナ部１０２とを、
第４の地導体１４、第６の誘電体３６、接続基板６３、
第５の誘電体３５、第３の地導体１３、第４の誘電体３
４、ロトマンレンズ基板６２、第３の誘電体３３、第２
の地導体１２、第２の誘電体３２、給電基板６１、第１
の誘電体３１、第１の地導体１１の順に積層して構成し
た。このようにして、図２に示す指向性をもつアンテナ
が構成できた。図２（ａ）はビーム方向が真正面のとき
の指向特性であり、図２（ｂ）は、真正面から２°ビー
ム方向を傾けたときの指向特性であり、図２（ｃ）は真
正面からビーム方向を４°傾けたときの指向特性であ
る。
部１０２には、給電基板６１として、厚さ２５μｍのポ
リイミドフィルムを基材とし、その上に厚さ３５μｍの
銅箔を貼り合わせた銅張り積層フィルムの不要な銅箔を
エッチング除去して、放射素子５０とそれに接続された
給電線路４０とロトマンレンズ部１０３に電磁接続した
第１の接続部５１を組とするアンテナ群を複数形成し、
第１の地導体１１として、厚さ０．６ｍｍのアルミニウ
ム板を用い、放射素子５０の位置に相当する箇所に、第
１のスロット２を一辺を自由空間波長λ0の０．５９倍
の正方形の形状で、配列間隔は自由空間波長λ0の０．
９０倍とし、給電基板６１と第１の地導体１１との間の
第１の誘電体３１と給電基板６１と第２の地導体１２と
の間の第２の誘電体３２に、厚さ０．３ｍｍ、比誘電率
１．１の発泡体を用い、第２の地導体１２として、厚さ
０．６ｍｍのアルミニウム板を用い、第１の接続部５１
の位置に相当する箇所に第２のスロット７１を設けた。
ロトマンレンズ部１０３には、ロトマンレンズ基板６２
として、厚さ２５μｍのポリイミドフィルムを基材と
し、その上に厚さ３５μｍの銅箔を貼り合わせた銅張り
積層フィルムの不要な銅箔をエッチング除去して、ロト
マンレンズパターン８と、ロトマンレンズパターン８に
接続されロトマンレンズパターン８と前記第１の接続部
５１とを接続するための第２の接続部５２と、ロトマン
レンズパターン８に接続されロトマンレンズパターン８
とシステムとの接続部１０４とを電磁的に接続するため
の第３の接続部９２とを形成し、前記第２の地導体１２
とロトマンレンズ基板６２との間の第３の誘電体３３と
ロトマンレンズ基板６２と第３の地導体１３との間の第
４の誘電体３４に、厚さ０．３ｍｍ比誘電率１．１の発
泡体を用い、第３の地導体１３に厚さ３ｍｍのアルミニ
ウム板を用い、前記第３の接続部９２に相当する箇所に
第３のスロット７２を形成した。システムとの接続部１
０４に、接続基板６３として、厚さ２５μｍのポリイミ
ドフィルムを基材とし、その上に厚さ３５μｍの銅箔を
貼り合わせた銅張り積層フィルムの不要な銅箔をエッチ
ング除去して、ロトマンレンズ基板６２の第３の接続部
９２の位置に相当する箇所に第４の接続部９１と、少な
くともその第４の接続部９１とシステムとの接続線路１
０１とを形成し、第３の地導体１３と接続基板６３との
間の第５の誘電体３５と前記接続基板６３と第４の地導
体１４との間の第６の誘電体３６に、厚さ０．３ｍｍ比
誘電率１．１の発泡体を用い、少なくとも前記第４の接
続部９１の位置に相当する箇所に、第４の地導体１４と
して、厚さ１ｍｍのアルミニウム板を用いた。このよう
にして形成した、システムとの接続部１０４とロトマン
レンズ部１３とビームスキャンアンテナ部１０２とを、
第４の地導体１４、第６の誘電体３６、接続基板６３、
第５の誘電体３５、第３の地導体１３、第４の誘電体３
４、ロトマンレンズ基板６２、第３の誘電体３３、第２
の地導体１２、第２の誘電体３２、給電基板６１、第１
の誘電体３１、第１の地導体１１の順に積層して構成し
た。このようにして、図２に示す指向性をもつアンテナ
が構成できた。図２（ａ）はビーム方向が真正面のとき
の指向特性であり、図２（ｂ）は、真正面から２°ビー
ム方向を傾けたときの指向特性であり、図２（ｃ）は真
正面からビーム方向を４°傾けたときの指向特性であ
る。
【００１１】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明によっ
て、アンテナの薄型化、組立工程の簡略化に優れ、アン
テナを小型化できるビームスキャン用平面アンテナを提
供することができる。
て、アンテナの薄型化、組立工程の簡略化に優れ、アン
テナを小型化できるビームスキャン用平面アンテナを提
供することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図２】（ａ）は本発明の効果を説明するためのビーム
方向が真正面のときの指向特性を示す線図であり、
（ｂ）は、真正面から２°ビーム方向を傾けたときの指
向特性を示す線図であり、（ｃ）は真正面からビーム方
向を４°傾けたときの指向特性を示す線図である。
方向が真正面のときの指向特性を示す線図であり、
（ｂ）は、真正面から２°ビーム方向を傾けたときの指
向特性を示す線図であり、（ｃ）は真正面からビーム方
向を４°傾けたときの指向特性を示す線図である。
【図３】（ａ）（ｂ）は、共に、従来例を示す分解斜視
図である。
図である。
１．地導体 １１．
第１の地導体 １２．第２の地導体 １３．
第３の地導体 １４．第４の地導体 ２．第１のスロット ３．地導体 ３１．第１の誘電体 ３２．
第２の誘電体 ３３．第３の誘電体 ３４．
第４の誘電体 ３５．第５の誘電体 ３６．
第６の誘電体 ４．給電線路 ４０．
給電線路 ５．放射素子 ５０．
放射素子 ５１．第１の接続部 ５２．
第２の接続部 ６、給電基板 ６１．給電基板 ６２．
ロトマンレンズ基板 ６３．接続基板 ７１、第２のスロット ７２．
第３のスロット ８．ロトマンレンズパターン ９１．第４の接続部 ９２．
第３の接続部 １０．システムとの接続線路 １０
１．システムとの接続線路 １０２．ビームスキャンアンテナ部 １０３．ロトマンレンズ部 １０４．システムとの接続部 １５．同軸線路 １６．接続線路
第１の地導体 １２．第２の地導体 １３．
第３の地導体 １４．第４の地導体 ２．第１のスロット ３．地導体 ３１．第１の誘電体 ３２．
第２の誘電体 ３３．第３の誘電体 ３４．
第４の誘電体 ３５．第５の誘電体 ３６．
第６の誘電体 ４．給電線路 ４０．
給電線路 ５．放射素子 ５０．
放射素子 ５１．第１の接続部 ５２．
第２の接続部 ６、給電基板 ６１．給電基板 ６２．
ロトマンレンズ基板 ６３．接続基板 ７１、第２のスロット ７２．
第３のスロット ８．ロトマンレンズパターン ９１．第４の接続部 ９２．
第３の接続部 １０．システムとの接続線路 １０
１．システムとの接続線路 １０２．ビームスキャンアンテナ部 １０３．ロトマンレンズ部 １０４．システムとの接続部 １５．同軸線路 １６．接続線路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水柿 久良 茨城県下館市大字五所宮1150番地 日立化 成工業株式会社五所宮工場内 (72)発明者 金丸 喜一 茨城県下館市大字五所宮1150番地 日立化 成工業株式会社五所宮工場内 Ｆターム(参考） 5J020 AA02 BB01 BC01 BC04 BC12 CA04 5J021 AA05 AA09 AB05 BA03 CA01 GA08 JA07 5J045 AB05 AB06 DA03 DA08 EA07 FA02 HA02 HA06 MA04 MA07 5J046 AA00 AB03 AB08 AB13 PA07
Claims (2)
- 【請求項１】システムとの接続部（１０４）とロトマン
レンズ部（１０３）とビームスキャンアンテナ部（１０
２）とをこの順に積層した平面アンテナであって、 ビームスキャンアンテナ部（１０２）には、放射素子
（５０）とそれに接続された給電線路（４０）とロトマ
ンレンズ部（１０３）に電磁接続した第１の接続部（５
１）を組とするアンテナ群を複数形成した給電基板（６
１）と、放射素子（５０）の位置に相当する箇所に第１
のスロット（２）を有する第１の地導体（１１）と、給
電基板（６１）と地導体（１１）との間に第１の誘電体
（３１）と、第１の接続部（５１）の位置に相当する箇
所に第２のスロット（７１）を有する第２の地導体（１
２）と、給電基板（６１）と第２の地導体（１２）との
間に第２の誘電体（３２）を備え、 ロトマンレンズ部（１０３）には、ロトマンレンズパタ
ーン（８）と、ロトマンレンズパターン（８）に接続さ
れロトマンレンズパターン（８）と前記第１の接続部
（５１）とを接続するための第２の接続部（５２）と、
ロトマンレンズパターン（８）に接続されロトマンレン
ズパターン（８）とシステムとの接続部（１０４）とを
電磁的に接続するための第３の接続部（９２）とを有す
るロトマンレンズ基板（６２）と、前記第２の地導体
（１２）とロトマンレンズ基板（６２）との間に第３の
誘電体（３３）と、前記第３の接続部（９２）に相当す
る箇所に第３のスロット（７２）を有する第３の地導体
（１３）と、ロトマンレンズ基板（６２）と第３の地導
体（１３）との間に第４の誘電体（３４）を備え、 第３の地導体（１３）、第４の誘電体（３４）、ロトマ
ンレンズ基板（６２）、第３の誘電体（３３）、第２の
地導体（１２）、第２の誘電体（３２）、給電基板（６
１）、第１の誘電体（３１）、第１の地導体（１１）の
順に積層して構成されたことを特徴とするビームスキャ
ン用平面アンテナ。 - 【請求項２】システムとの接続部（１０４）が、ロトマ
ンレンズ基板（６２）の第３の接続部（９２）の位置に
相当する箇所に第４の接続部（９１）と、少なくともそ
の第４の接続部（９１）とシステムとの接続線路（１０
１）とを形成した接続基板（６３）と、第３の地導体
（１３）と接続基板（６３）との間に第５の誘電体（３
５）と、少なくとも前記第４の接続部（９１）の位置に
相当する箇所に第４の地導体（１４）と、前記接続基板
（６３）と第４の地導体（１４）との間に第６の誘電体
（３６）とを有し、第４の地導体（１４）、第６の誘電
体（３６）、接続基板（６３）、第５の誘電体（３
５）、第３の地導体（１３）の順に積層されて構成され
たものであることを特徴とする請求項１に記載のビーム
スキャン用平面アンテナ。
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