JP2000124361A - 接着剤塗布Cu条、高放熱性リードフレーム及び高放熱性パッケージ - Google Patents

接着剤塗布Cu条、高放熱性リードフレーム及び高放熱性パッケージ

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JP2000124361A JP28924698A JP28924698A JP2000124361A JP 2000124361 A JP2000124361 A JP 2000124361A JP 28924698 A JP28924698 A JP 28924698A JP 28924698 A JP28924698 A JP 28924698A JP 2000124361 A JP2000124361 A JP 2000124361A
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隆治 米本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リードフレームに絶縁層を介して放熱板を貼り
合わせたプラスチックモールド型のHQFPにおいて、
接着剤とモールド樹脂との接着力を向上させ、耐半田リ
フロー性を向上させることにある。 【解決手段】放熱板となる接着剤塗布Cu条10におけ
るモールド樹脂と接する接着剤表面13aの表面粗さを
粗くする。これにより、アンカー効果によって、モール
ド樹脂37の食い付きが良くなり、接着力は向上する。
接着剤表面13aの粗さはRa(中心線平均粗さ)で
0.5μm以上の場合に接着力向上の効果が顕著とな
る。接着剤としては、熱可塑性または熱硬化性のどちら
でもその効果は見られる。またCu板についても、圧延
または電解Cu条でも良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着剤とモールド
樹脂との接着力を向上させた接着剤塗布Cu条、それを
用いた高放熱性リードフレーム及び高放熱性パッケージ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロジック系半導体素子の高集積化に伴
い、これを搭載するリードフレームには多ピン化および
高放熱化が強く求められている。高放熱化するために
は、素子を搭載する部分の熱伝導率を大幅にあげること
が望ましい。そこで、放熱板を有する半導体パッケー
ジ、すなわちHQFP(Quad Flat Package with Heats
preader )が開発された。HQFPは、リードフレーム
のインナーリードに絶縁層を介して放熱板(ヒートスプ
レッダ)を貼り合わせた構造のものである。これにはヒ
ートスプレッダがモールド樹脂内に埋め込まれた内蔵型
と、モールド樹脂から露出した露出型とがある。高放熱
化は露出型がやや優れているに止まる。
【0003】このパッケージの構造を図2に示す。
【0004】放熱板1は厚さ0.1〜0.3mm程度のC
u板2から成り、その表面に厚さ20〜50μmの接着
剤3が塗布されている。この接着剤3を使用してCu板
2をリードフレーム4のインナーリード4aへ貼り付け
る。半導体素子5はAgペーストを用いて放熱板1に接
着される(場合によっては、Cu板2に塗布された接着
剤3を用いて接着される)。その後、Auワイヤ6を用
いて半導体素子5とインナーリード4aとをワイヤボン
ディングした後、モールド樹脂7でモールディングし、
アウターリード4bの切断、成型を行ってパッケージが
完成する。
【0005】このパッケージはプリント基板に半田付け
される。その際の加熱によってパッケージ内に吸収され
ていた水分が蒸発、膨張して、パッケージ内に剥離、ク
ラックが発生する場合がある。特にパッケージ内に大面
積のCu板を内蔵している高放熱型パッケージにおいて
は、このような現象が発生しやすい。
【0006】そこで、モールド樹脂と放熱板との接着性
を向上させるために、放熱板として用いるCu板の表面
に、めっき、黒化処理、粗化処理などを行うことが提案
されている。これらの処理によってモールド樹脂とCu
板との接着力は著しく向上する。従って、このようなC
u板を使用したパッケージの耐半田リフロー性は著しく
向上する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな放熱板として用いるCu板の表面に、めっきや、粗
化処理などを行ったパッケージにおいても、他の部分で
ある接着剤塗布面とモールド樹脂との接着力が弱いため
に、その部分で剥離が発生するという欠点がある。
【0008】接着剤とモールド樹脂界面での剥離を防止
するには、接着剤塗布面とモールド樹脂との接着力を高
くする必要がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、接着剤とモールド樹脂との接着力を向上させた接着
剤塗布Cu条、それを用いた高放熱性リードフレーム及
び耐半田リフロー性に優れた高放熱性パッケージを提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の接着剤塗布Cu条は、接着剤の表面粗さが
Ra(中心線平均粗さ)で0.5μm以上であることを
特徴とする(請求項1)。
【0011】本発明の接着剤塗布Cu条において、接着
剤は、熱可塑性接着剤または熱硬化性接着剤のいずれで
あってもよい(請求項2、3)。また、Cu条は電解銅
条または圧延銅条のいずれであってもよい(請求項4、
5)。
【0012】次に、本発明の高放熱性リードフレーム
は、インナーリードのワイヤボンディングを行う面と反
対の面に、所定の形状に打ち抜いた請求項1項記載の接
着剤塗布Cu条を、Cu条に塗布された接着剤を用いて
貼り付けた構成のものである(請求項6)。
【0013】更に、本発明の高放熱性パッケージは、イ
ンナーリードのワイヤボンディングを行う面と反対の面
に、所定の形状に打ち抜いた請求項1項記載の接着剤塗
布Cu条を、Cu条に塗布された接着剤を用いて貼り付
けたリードフレームと、前記Cu条の前記インナーリー
ド側の面上に導電性接着剤を介して固定した半導体素子
と、前記インナーリードと前記半導体素子を接続したボ
ンディングワイヤと、前記リードフレームのアウターリ
ードの部分を残して全体を包囲するように施したモール
ド樹脂とを備えたものである(請求項7)。
【0014】本発明の要点は、接着剤とモールド樹脂と
の接着力を向上させるために、放熱板となる接着剤塗布
Cu条における接着剤表面を粗くした点にある。モール
ド樹脂と接する接着剤表面の表面粗さを粗くすることに
よって、アンカー効果によってモールド樹脂の食い付き
が良くなり、接着力は向上する。接着剤表面の粗さはR
a(中心線平均粗さ)で0.5μm以上の場合に接着力
向上の効果が顕著となる。接着剤としては、熱可塑性ま
たは熱硬化性のどちらでもその効果が見られる。またC
u条についても、圧延銅条または電解銅条のいずれでも
良い。
【0015】上記した接着剤表面粗さとモールド樹脂と
の接着性を調べるため、次のような単純化した試験を行
った。図3に試験方法を示す。接着力測定は、接着剤4
3を塗布した種々の表面粗さを持つ接着剤塗布Cu板4
2の接着剤面に、円錐状のモールド樹脂47をモールド
し、そのモールド樹脂47を横方向に引っ張るときの剪
断力49を測定した。その結果を、接着剤表面粗さと剪
断強度の関係として、表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】表1において、左欄の接着剤表面粗さは、
接着剤43をCu板42に塗布、乾燥後、サンドブラス
ト処理することで、Ra(中心線平均粗さ)を0.1〜
0.9μmの範囲で変化させた。表1の右欄に、これら
の表面粗さに対する剪断強度(kg/mm2 )を示す。
【0018】この測定結果から、接着剤表面粗さがRa
>0.5μmとなると接着力が高くなる割合が顕著にな
ることが判る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図示の
実施例を中心に説明する。
【0020】図1は、本発明による高放熱性パッケージ
の半導体装置が作成される過程を示したもので、(a)
は接着剤塗布Cu条10が作成された段階を、(b)は
それを用いた高放熱性リードフレーム20が作成された
段階を、(c)は高放熱性のQFPプラスティックパッ
ケージ30が完成された段階を示す。
【0021】図1(a)に示す接着剤塗布Cu条10を
得るため、厚さ105μmの圧延Cu条12に、ポリイ
ミドを主成分とするTg=230℃の熱可塑性接着剤1
3を塗布、乾燥して、溶媒を除去した。接着剤層の厚さ
は20〜30μmの厚さである。この接着剤表面13a
をサンドブラストによって、表面粗さRa=0.6〜
0.8μmとなるように処理した。
【0022】次に、図1(b)に示す高放熱性リードフ
レーム20とするため、上記の接着剤付きCu条10を
幅35mmにスリットした。この接着剤付きCu条10を
20mm角に切断し、Cu合金製の208ピンQFP用リ
ードフレーム24のインナーリード24aの先端部であ
って、Agめっき面の反対面に、接着剤13を利用して
貼り付けた。貼り付け温度は350℃である。
【0023】次に、図1(c)に示す高放熱性パッケー
ジ30の半導体装置とするため、上記のようにCu条1
0を貼り付けた高放熱性リードフレーム20のCu条1
0の部分(リードフレームのデバイスホール部分)に、
半導体素子であるSiチップ35を、導電性接着剤であ
るAgペーストを用いて固定した。さらに、ボンディン
グワイヤとしてAuワイヤ36を用いてSiチップ35
とインナーリード24aとをワイヤボンディングした
後、モールド樹脂37でモールディングし、アウターリ
ード24bの切断、成型を行って、28mm角のQFPプ
ラスティックパッケージ30を製作した。
【0024】このプラスティックパッケージ30を85
℃/85%RH(相対湿度)の恒温槽中に、所定の時間
(24時間、48時間、72時間)入れて吸湿させた
後、IRリフローを最高温度240℃で行い、プラステ
ィックパッケージ30内の剥離、パッケージ30のクラ
ックの発生の有無を調査した。その結果を表2に示す。
なお、比較のために、接着剤表面をサンドブラスト処理
しない接着剤付きCu条を使用したパッケージも同時に
試験した。この接着剤付きCu条の接着剤表面の粗さは
Ra<0.1μmである。
【0025】
【表2】
【0026】表2の上段は、接着剤表面をサンドブラス
ト処理したCu条を使用したパッケージの場合(本実施
例)を、また表2の下段は、接着剤表面をサンドブラス
ト処理しない接着剤付きCu条を使用したパッケージの
場合(比較例)を示す。本実施例の接着剤表面をサンド
ブラスト処理したCu条を使用したパッケージの場合、
リフロー時のパッケージクラック発生は皆無である。こ
れに対し、比較例の接着剤表面をサンドブラスト処理し
ない接着剤付きCu条を使用したパッケージの場合、吸
湿時間が24時間、48時間、72時間と長くなるにつ
れ、リフロー時のパッケージクラック発生個数が増加し
ている。
【0027】この表2に示す吸湿時間と剥離及びパッケ
ージクラックの有無の関係から分かるように、接着剤表
面の粗さをRa=0.6〜0.8μmとした本実施例の
接着剤付きCu条を使用したパッケージにおいては、従
来よりも、剥離、パッケージクラックの発生が非常に少
なくなる。
【0028】次に、接着剤表面の粗さの程度が、接着剤
とモールド樹脂との間の接着力にどのように影響するか
を調べた。
【0029】即ち、上記実施例において、接着剤塗布C
u条10の接着剤表面13aの粗さをサンドブラストの
砥粒の大きさを変えることによって、表3のように、R
a=0.2〜0.8μmの範囲で変化させた。これらの
接着剤塗布Cu条10を用いて、上記実施例と同様に、
QFPプラスティックパッケージ30を製作し、リフロ
ー時の剥離、クラックの有無を調査した。その結果を表
3に示す。
【0030】
【表3】
【0031】表3から分かるように、85℃/85%R
H(相対湿度)で、48時間の吸湿、及び72時間の吸
湿を行ったいずれの場合でも、接着剤表面13aの粗さ
Ra(μm)が0.5μm未満では、パッケージクラッ
クが発生している。しかし、本発明の範囲である接着剤
表面13aの粗さを0.5μm以上にすると、リフロー
時のパッケージクラック発生は皆無となる。このように
接着剤表面13aの粗さを0.5μm以上にすることに
よって、リフロー時のパッケージクラックが防止できる
原因は、接着剤13とモールド樹脂37の接着力が、接
着剤の表面粗さを増すことによって増加したためである
と考えられる。
【0032】上記実施例では、接着剤表面の粗さを増加
する方法として、サンドブラストを用いた。しかし、接
着剤表面の粗さを増加する方法としては、サンドブラス
トの他に、機機的方法、例えばブラッシングなどの方法
を用いても良い。また化学的な方法、例えばエッチング
などを用いても良い。また接着剤に微細なフィラーを添
加して表面粗さを粗くすることも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の接着剤塗
布Cu条によれば、接着剤の表面粗さがRa(中心線平
均粗さ)で0.5μm以上であり、モールド樹脂と接す
る接着剤表面の表面粗さが粗くなっていることから、ア
ンカー効果によって、モールド樹脂の食い付きが良くな
り、接着力が向上する(請求項1〜5)。
【0034】従って、この接着剤塗布Cu条を、インナ
ーリードのワイヤボンディングを行う面と反対の面に、
Cu条に塗布された接着剤を用いて貼り付け、放熱板と
して機能し得るようにした高放熱性リードフレームを構
成した場合も、モールド樹脂と接着剤表面との間に高い
接着力を得ることができる(請求項6)。
【0035】また、上記のリードフレームを前提とし、
このリードフレームのCu条のインナーリード側の面上
に、導電性接着剤を介して半導体素子を固定し、ワイヤ
ボンディングし、樹脂モールドすることによって高放熱
性パッケージを構成した場合(請求項7)も同様であ
り、接着剤塗布Cu条におけるモールド樹脂と接する接
着剤表面の表面粗さが粗くなっていることから、アンカ
ー効果が発揮されてモールド樹脂の食い付きが良くな
り、接着力が向上する。従って、接着剤とモールド樹脂
との接着力を向上させ、半田リフロー時におけるパッケ
ージクラックの発生をなくすことができる。
【0036】よって、本発明によれば、上記接着剤塗布
Cu条を放熱板とする高放熱性でかつ耐半田リフロー性
に優れたプラスチックモールド型のQFPパッケージを
安価に製造することが可能になり、ICチップの高速
化、高密度化に伴う発熱量の増加に対応することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高放熱性パッケージの作成過程を
示したもので、(a)は接着剤塗布Cu条、(b)はそ
れを用いた高放熱性リードフレーム、(c)は高放熱性
のQFPプラスティックパッケージの段階を示した図で
ある。
【図2】本発明を適用可能な放熱板付きリードフレーム
を使用した高放熱性パッケージを一部断面にて示した図
である。
【図3】接着剤とモールド樹脂との接着力を測定する方
法を示した図である。
【符号の説明】
1 放熱板(ヒートスプレッダ) 2 Cu板 3 接着剤 4 リードフレーム 4a インナーリード 4b アウターリード 5 半導体素子 6 Auワイヤ 7 モールド樹脂 10 接着剤塗布Cu条 12 圧延Cu条 13 熱可塑性接着剤 13a 接着剤表面 20 高放熱性リードフレーム 24 QFP用リードフレーム 24a インナーリード先端部 24b アウターリード 30 QFPプラスティックパッケージ 35 Siチップ 36 Auワイヤ 37 モールド樹脂

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接着剤の表面粗さがRa(中心線平均粗
    さ)で0.5μm以上であることを特徴とする接着剤塗
    布Cu条。
  2. 【請求項2】請求項1記載の接着剤塗布Cu条におい
    て、前記接着剤が熱可塑性接着剤であることを特徴とす
    る接着剤塗布Cu条。
  3. 【請求項3】請求項1記載の接着剤塗布Cu条におい
    て、前記接着剤が熱硬化性接着剤であることを特徴とす
    る接着剤塗布Cu条。
  4. 【請求項4】請求項1記載の接着剤塗布Cu条におい
    て、前記Cu条が電解銅条であることを特徴とする接着
    剤塗布Cu条。
  5. 【請求項5】請求項1記載の接着剤塗布Cu条におい
    て、前記Cu条が圧延銅条であることを特徴とする接着
    剤塗布Cu条。
  6. 【請求項6】インナーリードのワイヤボンディングを行
    う面と反対の面に、所定の形状に打ち抜いた請求項1項
    記載の接着剤塗布Cu条を、Cu条に塗布された接着剤
    を用いて貼り付けたことを特徴とする高放熱性リードフ
    レーム。
  7. 【請求項7】インナーリードのワイヤボンディングを行
    う面と反対の面に、所定の形状に打ち抜いた請求項1項
    記載の接着剤塗布Cu条を、Cu条に塗布された接着剤
    を用いて貼り付けたリードフレームと、前記Cu条の前
    記インナーリード側の面上に導電性接着剤を介して固定
    した半導体素子と、前記インナーリードと前記半導体素
    子を接続したボンディングワイヤと、前記リードフレー
    ムのアウターリードの部分を残して全体を包囲するよう
    に施したモールド樹脂とを備えたことを特徴とする高放
    熱性パッケージ。
JP28924698A 1998-10-12 1998-10-12 接着剤塗布Cu条、高放熱性リードフレーム及び高放熱性パッケージ Pending JP2000124361A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002325468A (ja) * 2001-04-27 2002-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd パワー変換装置
US7285845B2 (en) 2005-04-15 2007-10-23 Samsung Techwin Co., Ltd. Lead frame for semiconductor package

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