JP2000124106A - 基板熱処理装置および基板熱処理方法 - Google Patents

基板熱処理装置および基板熱処理方法

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JP2000124106A
JP2000124106A JP29555898A JP29555898A JP2000124106A JP 2000124106 A JP2000124106 A JP 2000124106A JP 29555898 A JP29555898 A JP 29555898A JP 29555898 A JP29555898 A JP 29555898A JP 2000124106 A JP2000124106 A JP 2000124106A
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housing
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air supply
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実信 松永
Masao Tsuji
雅夫 辻
Kazushi Shigemori
和士 茂森
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の温度均一性を向上させることができる
基板熱処理装置および基板熱処理方法を提供することで
ある。 【解決手段】 筐体1内の加熱プレート5上の球状スペ
ーサ6に基板Wが支持される。筐体1内の上部には不活
性ガス供給チャンバ8が配設されている。不活性ガス供
給チャンバ8の上面の中央部には不活性ガス導入口9が
設けられ、下面の中央部には不活性ガス吹き出し口10
が設けられている。筐体1内の上部の不活性ガス供給チ
ャンバ8の周囲には複数の排気口12が設けられてい
る。不活性ガス導入口9には給気系13が接続され、排
気口12には排気系18が接続されている。筐体1内の
上部から不活性ガスが供給され、筐体1内の上部から不
活性ガスが排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に所定の熱処
理を行う基板熱処理装置および基板熱処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ、フォトマスク用ガラス基
板、液晶表示装置用ガラス基板、光ディスク用基板等の
基板の処理工程の1つに、基板上にレジストパターンを
形成するフォトリソグラフィ工程がある。フォトリソグ
ラフィ工程では、基板上にレジスト液が回転塗布された
後、プリベーク処理、露光処理、露光後ベーク処理、現
像処理およびポストベーク処理がそれぞれ行われる。
【0003】プリベーク処理とは、基板上に塗布された
レジスト液中の余分な溶媒を蒸発させるための処理であ
り、露光後ベーク処理とは、光化学反応によって生じた
生成物をレジスト膜内で均一に拡散させるための処理で
あり、ポストベーク処理とは、耐ドライエッチング性を
向上させるための処理である。以下、プリベーク処理、
露光後ベーク処理およびポストベーク処理を熱処理と総
称する。
【0004】このような熱処理は、基板加熱装置(ホッ
トプレート)、基板冷却装置(クーリングプレート)等
の基板熱処理装置を用いて行われる。熱処理時には、基
板加熱装置で基板を昇温した後、基板冷却装置で基板を
常温まで降温する。
【0005】図7は従来の基板熱処理装置の概略構成を
示す模式的断面図である。図7の基板熱処理装置は基板
加熱装置である。
【0006】図7において、基板熱処理装置は、基板搬
入出口32を有する筐体31を備える。筐体31の基板
搬入出口32には、シャッタ33がエアシリンダ等の駆
動装置34により開閉自在に設けられている。
【0007】筐体31内には加熱プレート35が配置さ
れている。加熱プレート35の上面には、基板Wの裏面
を支持する3つの球状スペーサ36が三角形状に配置さ
れている。また、加熱プレート35には、ヒータ、ぺル
チェ素子等からなる熱源(図示せず)が内蔵されてい
る。
【0008】筐体31内の上部には、不活性ガス供給チ
ャンバ38が配設されている。不活性ガス供給チャンバ
38の上面には不活性ガス導入口39が設けられ、下面
には複数の不活性ガス吹き出し孔40が設けられてい
る。
【0009】不活性ガス供給チャンバ38の不活性ガス
導入口39には、窒素ガス等の不活性ガスを導く給気管
路42が接続されている。給気管路42は、流量調整弁
43を介して窒素ガス等の不活性ガスを供給するガス供
給源(図示せず)に接続されている。加熱プレート35
と不活性ガス供給チャンバ38との間には処理空間80
が形成されている。
【0010】また、加熱プレート35の周囲には複数の
排気口41が設けられている。複数の排気口41は、排
気管路45を介して工場の排気設備(図示せず)に接続
されている。
【0011】基板Wの搬入または搬出時には、駆動装置
34によりシャッタ33が開かれ、基板搬入出口32が
開放される。そして、開放された基板搬入出口32を通
して筐体31内に基板Wが搬入または搬出される。
【0012】例えば、プリベーク処理時には、レジスト
液が塗布された基板Wが加熱プレート35の球状スペー
サ36上に支持され、加熱プレート35に内蔵された熱
源により約100℃に昇温される。それにより、基板W
上のレジスト液中から余分な溶媒が蒸発して除去され
る。
【0013】このとき、給気管路42から不活性ガスが
不活性ガス供給チャンバ38内に供給され、さらに不活
性ガス吹き出し孔40を通して処理空間80内に供給さ
れる。処理空間80に供給された不活性ガスは、処理空
間80内で基板W上のレジスト液中から蒸発した溶媒を
伴って排気口41から排気管路45を通して外部に排気
される。
【0014】プリベーク処理の終了後、基板Wは基板冷
却装置に移され、ほぼ常温にまで降温される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】基板熱処理装置による
基板の熱処理において、基板上のレジスト膜の膜厚の均
一性や現像後のパターン線幅の均一性は、加熱プレート
35上の球状スペーサ36に支持された基板Wの温度均
一性の程度に影響される。したがって、基板Wの温度均
一性を保つために、加熱プレート35の温度均一性を保
ち、不活性ガスの流量および排気流量を調整している。
【0016】しかしながら、近年、半導体デバイスの高
集積化に伴って、基板上に形成されるパターンが微細化
している。このため、基板上に塗布されるレジスト膜の
膜厚均一性および現像後のパターン線幅の均一性の許容
誤差が厳しくなっており、基板の温度均一性をさらに向
上させる必要が生じている。その結果、基板熱処理装置
の加熱プレート35の温度均一性を保ち、不活性ガスの
流量および排気流量を調整するのみでは、要求される基
板の温度均一性を確保することが困難になってきた。
【0017】本発明の目的は、基板の温度均一性を向上
させることができる基板熱処理装置および基板熱処理方
法を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る基板熱処理装置は、基板に熱処理を行う基板
熱処理装置であって、基板を支持する支持手段と、支持
手段に支持された基板を取り囲む筐体と、筐体内の上部
から筐体内に気体を供給する給気手段と、筐体内の上部
から筐体内の気体を排出する排気手段とを備えたもので
ある。
【0019】本発明に係る基板熱処理装置においては、
給気手段により筐体内の上部から筐体内に気体が供給さ
れるとともに排気手段により筐体内の上部から筐体内の
気体が排出されつつ、支持手段に支持された基板に熱処
理が行われる。
【0020】この場合、筐体内の上部から気体が供給さ
れかつ筐体内の上部から気体が排出されるので、気体が
支持手段に支持された基板に影響を与えることが防止さ
れる。それにより、筐体内に支持された基板の温度均一
性が向上するとともに、基板からの蒸発成分の再付着に
よる基板の汚染が防止される。その結果、基板の処理の
均一性を向上させることができる。
【0021】第2の発明に係る基板熱処理装置は、第1
の発明に係る基板熱処理装置の構成において、給気手段
により筐体内に供給されて排気手段により筐体内から排
出される気体の流れが支持手段に支持された基板に接触
しないように給気手段による給気量および排気手段によ
る排気量の少なくとも一方を制御する制御手段をさらに
備えたものである。
【0022】この場合、筐体内の気体の流れが支持手段
に支持された基板に接触しないように気体の供給量およ
び気体の排出量の少なくとも一方が制御手段により制御
される。それにより、基板の温度均一性がさらに向上す
るとともに、基板上からの蒸発成分の再付着による基板
の汚染が十分に防止される。
【0023】第3の発明に係る基板熱処理装置は、第1
または第2の発明に係る基板熱処理装置の構成におい
て、給気手段は、筐体内の上部に給気口を有し、排気手
段は筐体内の上部に排気口を有するものである。
【0024】この場合、筐体内の上部の給気口から筐体
内に気体が供給され、筐体内の上部の排気口から筐体内
の気体が排出される。それにより、筐体内の上部の給気
口から筐体内の上部の排気口へ向かう気体の流れが形成
される。
【0025】第4の発明に係る基板熱処理装置は、第3
の発明に係る基板熱処理装置の構成において、給気手段
の給気口は支持手段に支持された基板の上方に設けら
れ、排気手段の排気口は給気口の周囲に設けられたもの
である。
【0026】この場合、筐体内の基板の上方の給気口か
ら気体が供給され、給気口の周囲の排気口から気体が排
出される。それにより、基板の上方の中央部から外周部
に向かう気体の流れが形成される。その結果、筐体内の
気体の流れが基板に直接接触することが防止される。
【0027】第5の発明に係る基板熱処理装置は、第3
の発明に係る基板熱処理装置の構成において、排気手段
の排気口は支持手段に支持された基板の上方に設けら
れ、給気手段の給気口は排気口の周囲に設けられたもの
である。
【0028】この場合、筐体内の基板の上方の周囲の給
気口から気体が供給され、基板の上方の排気口から気体
が排出される。それにより、基板の上方の外周部から中
央部に向かう気体の流れが形成される。その結果、筐体
内の気体の流れが基板に直接接触することが防止され
る。
【0029】第6の発明に係る基板熱処理装置は、第
3、第4または第5の発明に係る基板熱処理装置の構成
において、給気手段の給気口において排気口側の内壁
は、排気口に向かう方向に傾斜したものである。
【0030】この場合、給気口から筐体内に供給される
気体が排気口の方向に流れやすくなる。それにより、筐
体内の上部の給気口から筐体内の上部の排気口に向かう
気体の流れが形成されやすくなり、筐体内の気体の流れ
が基板に直接接触することが十分に防止される。
【0031】第7の発明に係る基板熱処理装置は、第
3、第4または第5の発明に係る基板熱処理装置の構成
において、排気手段の排気口において給気口側の内壁
は、給気口に向かう方向に傾斜したものである。
【0032】この場合、給気口から筐体内に供給された
気体が排気口に流れ込みやすくなる。それにより、筐体
内の上部の給気口から筐体内の上部の排気口に向かう気
体の流れが形成されやすくなり、筐体内の気体の流れが
基板に直接接触することが十分に防止される。
【0033】第8の発明に係る基板熱処理装置は、第3
〜7のいずれかの発明に係る基板熱処理装置の構成にお
いて、給気手段の給気口と支持手段に支持された基板と
の間の距離が7mm以上15mm以下であるものであ
る。
【0034】この場合、筐体内の気体の流れが基板に接
触せず、かつ基板の上方で熱の対流が生じない。それに
より、基板の温度均一性が十分に向上する。
【0035】第9の発明に係る基板熱処理方法は、筐体
内に支持された基板に熱処理を行う基板熱処理方法であ
って、筐体内の上部から筐体内に気体を供給しつつ、筐
体内の上部から筐体内の気体を排出するものである。
【0036】本発明に係る基板熱処理方法においては、
筐体内の上部から筐体内に気体が供給されるとともに筐
体内の上部から筐体内の気体が排出されつつ、筐体内に
支持された基板に熱処理が行われる。
【0037】この場合、筐体内の上部から気体が供給さ
れかつ筐体内の上部から気体が排出されるので、気体が
筐体内に支持された基板に影響を与えることが防止され
る。それにより、筐体内に支持された基板の温度均一性
が向上するとともに、基板上からの蒸発成分の再付着に
よる基板の汚染が防止される。その結果、基板の処理の
均一性を向上させることができる。
【0038】第10の発明に係る基板熱処理方法は、第
9の発明に係る基板熱処理方法において、筐体内に供給
されて筐体内から排出される気体の流れが筐体内に支持
された基板に接触しないように筐体内への気体の供給量
および筐体内からの気体の排出量の少なくとも一方を制
御するものである。
【0039】この場合、筐体内の気体の流れが筐体内に
支持された基板に接触しないように筐体内への気体の供
給量および筐体内からの気体の排出量の少なくとも一方
が制御される。それにより、基板の温度均一性がさらに
向上するとともに、基板上からの蒸発成分の再付着によ
る基板の汚染が十分に防止される。
【0040】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例における
基板熱処理装置の模式的断面図である。図1の基板熱処
理装置は基板加熱装置である。
【0041】図1において、基板熱処理装置は、基板搬
入出口2を有する筐体1を備える。筐体1の基板搬入出
口2には、シャッタ3がエアシンダ等の駆動装置4によ
り開閉自在に設けられている。
【0042】筐体1内には円形の加熱プレート5が配置
されている。加熱プレート5の上面には、基板Wの裏面
を支持する3つの球状スペーサ6が三角形状に配置され
ている。また、加熱プレート5には、ヒータ、ペルチェ
素子等からなる熱源(図示せず)が内蔵されている。
【0043】筐体1内の上部には、不活性ガス供給チャ
ンバ8が配設されている。不活性ガス供給チャンバ8の
下面は、例えばアルミニウム、銅等の熱伝導率の高い材
質で形成されている。それにより、放熱性が良好とな
る。
【0044】不活性ガス供給チャンバ8の上面の中央部
には不活性ガス導入口9が設けられ、不活性ガス供給チ
ャンバ8の下面の中央部には円形の不活性ガス吹き出し
口10が設けられている。加熱プレート5と不活性ガス
供給チャンバ8との間には処理空間50が形成されてい
る。
【0045】不活性ガス供給チャンバ8の上部には、例
えばステンレスからなるカバー部材11が設けられてい
る。カバー部材11と不活性ガス供給チャンバ8との間
に空気断熱層60が形成されている。
【0046】不活性ガス供給チャンバ8の不活性ガス導
入口9には、窒素ガス等の不活性ガスを供給するガス供
給系13が接続されている。ガス供給系13は、不活性
ガスを不活性ガス供給チャンバ8の不活性ガス導入口9
に導く給気管路14、給気管路14内の不活性ガスの流
量を測定する流量計15、不活性ガスの流量を調整する
流量調整弁16および不活性ガスを供給するガス供給源
17を備える。
【0047】ガス供給源17から流量調整弁16、流量
計15および給気管路14を通して不活性ガスが不活性
ガス供給チャンバ8内に供給され、さらに不活性ガス吹
き出し口10を通して処理空間50内に供給される。
【0048】筐体1内の上部における不活性ガス供給チ
ャンバ8の周囲には、複数の排気口12が設けられてい
る。複数の排気口12には排気系18が接続されてい
る。排気系18は、各排気口12と工場の排気用力設備
21とを接続する排気管路19および排気管路19内の
通気量を調整するダンパ20を備える。
【0049】処理空間50に供給された不活性ガスは、
排気口12から排気管路19を通して排気用力設備21
により外部へ排出される。
【0050】制御部25は、CPU(中央演算処理装
置)等からなり、流量調整弁16および各ダンパ20の
動作を制御する。
【0051】図2は図1の基板熱処理装置における不活
性ガス吹き出し口および排気口の配置を示す図である。
【0052】図2に示すように、不活性ガス吹き出し口
10は、不活性ガス供給チャンバ8の中央部に設けら
れ、複数の排気口12は、不活性ガス供給チャンバ8の
周囲にほぼ等間隔に配置されている。それにより、矢印
で示すように、不活性ガス供給チャンバ8の中央部から
外周部に向かう不活性ガスの流れが形成される。
【0053】本実施例では、球状スペーサ6が支持手段
に相当し、ガス供給系13および不活性ガス供給チャン
バ8が給気手段に相当し、排気系18が排気手段に相当
する。また、不活性ガス吹き出し口10が給気口に相当
し、排気口12が排気口に相当する。さらに、流量調整
弁16、ダンパ20および制御部25が制御手段に相当
する。
【0054】例えば、プリベーク処理時には、レジスト
液が塗布された基板Wが基板搬入出口2から筐体1内に
搬入され、加熱プレート5の球状スペーサ6上に支持さ
れる。シャッタ3を閉じることにより、筐体1内は密閉
空間となる。加熱プレート5の球状スペーサ6上の基板
Wは、加熱プレート5に内蔵された熱源により昇温され
る。それにより、基板W上のレジスト液中から余分な溶
媒が蒸発して除去される。
【0055】このとき、ガス供給系13から不活性ガス
導入口9を通して不活性ガス供給チャンバ8内に不活性
ガスが供給され、さらに不活性ガス吹き出し口10を通
して処理空間50に供給される。処理空間50に供給さ
れた不活性ガスは、処理空間50内で基板W上のレジス
ト液から蒸発する溶媒を伴って、排気口12を通して排
気系18により排出される。通常は、処理空間50への
不活性ガスの供給量と処理空間50からの排気量とは等
しく設定される。
【0056】不活性ガス吹き出し口10が筐体1内の上
部の中央部に設けられ、かつ複数の排気口12が筐体1
内の上部の外周部に設けられているので、筐体1内の上
部の中央部から筐体1内の上部の外周部に向かう不活性
ガスの流れが形成される。それにより、処理空間50で
の不活性ガスの流れが基板Wに直接当たらず、基板Wが
不活性ガスの影響を受けることが防止される。
【0057】したがって、基板Wの温度均一性が向上
し、かつ基板W上のレジスト液から蒸発した溶媒により
基板Wが汚染されることが防止される。その結果、基板
W上の塗布膜の均一性が向上する。
【0058】また、筐体1内の加熱プレート5、シャッ
タ3および筐体1の内壁が溶媒を伴った不活性ガスによ
り汚染されることも防止される。
【0059】この場合、制御部25により流量調整弁1
6を制御することにより、給気管路14内の不活性ガス
の流量を調整することができる。また、制御部25によ
り各排気管路19内のダンパ20の開度を調整すること
により、各排気口12での排気流量を調整することがで
きる。それにより、筐体1内で不活性ガスの流れを制御
することができる。その結果、基板Wの温度均一性をさ
らに向上させるとともに、基板W上のレジスト液から蒸
発した溶媒による基板Wの汚染を十分に防止することが
できる。
【0060】不活性ガス供給チャンバ8の下面と球状ス
ペーサ6上に支持された基板Wの表面との間の距離(以
下、ギャップと呼ぶ)Hが所定値よりも小さいと、不活
性ガス供給チャンバ8の不活性ガス吹き出し口10から
供給された不活性ガスが基板Wに影響を与えやすくな
る。一方、ギャップHが所定値よりも大きいと、不活性
ガス供給チャンバ8の不活性ガス吹き出し口10から供
給された不活性ガスが処理空間50内で対流を起こしや
すくなる。
【0061】ここで、不活性ガス供給チャンバ8の下面
と球状スペーサ6上に支持された基板の表面との間のギ
ャップHを変えて基板の温度、基板の温度の変動幅およ
び基板の温度のばらつきを示す3σを測定した。その測
定結果を図3および表1に示す。
【0062】
【表1】
【0063】この測定では、直径200mmの基板を用
い、処理空間50へ供給する不活性ガスの流量を1L
(リットル)/minとし、処理空間50からの排気量
を1L/minとした。また、不活性ガス供給チャンバ
8の下面はアルミニウムにより形成される。
【0064】図3および表1に示すように、ギャップH
が7mmから15mmの範囲では、基板の温度の変動幅
が0.4以下と小さくなり、ギャップHが10mmのと
きに基板の温度の変動幅が最小となっている。したがっ
て、不活性ガス供給チャンバ8の下面と基板の表面との
間のギャップHは、7mm以上15mm以下の範囲内に
設定することが好ましく、10mmに設定することがよ
り好ましい。
【0065】本実施例の基板熱処理装置においては、不
活性ガス供給チャンバ8の上部に空気断熱層60が設け
られているので、不活性ガス供給チャンバ8が外気の温
度の影響を受けることが防止される。それにより、不活
性ガス供給チャンバ8の表面の温度均一性が高められ、
不活性ガス供給チャンバ8内に導入された不活性ガスが
一定の温度に保たれる。
【0066】なお、空気断熱層60を設ける代わりに不
活性ガス供給チャンバ8の上部に断熱材を設けてもよ
い。また、空気断熱層60と断熱材とを組み合わせて設
けてもよい。
【0067】図4は本発明の他の実施例における基板熱
処理装置の模式的断面図である。図4の基板熱処理装置
において、筐体1内の加熱プレート5の上方に不活性ガ
ス供給チャンバ8aが配設されている。不活性ガス供給
チャンバ8aの上面の中央部に不活性ガス導入口9aが
設けられている。不活性ガス導入口9aには、給気管路
14が接続されている。不活性ガス導入口9aから下方
に向かって漸次径大となる周壁部10bが延び、不活性
ガス供給チャンバ8aの下面の中央部に不活性ガス吹き
出し口10aが開口している。
【0068】また、不活性ガス供給チャンバ8aの上面
の外周部に複数の不活性ガス排出口12aが設けられて
いる。各不活性ガス排出口12aには、排気管路19が
接続されている。不活性ガス排出口12aから下方に向
かって漸次径大となる周壁部12bが延び、不活性ガス
供給チャンバ8aの下面に排気口12cが開口してい
る。
【0069】本実施例の基板熱処理装置の他の部分の構
成は、図1に示した基板熱処理装置の構成と同様であ
る。
【0070】本実施例の基板熱処理装置においては、不
活性ガス吹き出し口10aおよび排気口12cがともに
不活性ガス供給チャンバ8aに設けられているので、製
造が容易になる。
【0071】また、給気管路14に接続される周壁部1
0bが下方に向かって漸次径大となり、排気管路19に
接続される周壁部12bが下方に向かって漸次径大とな
っているので、不活性ガス吹き出し口10aから供給さ
れる不活性ガスが排気口12cの方向に流れやすくな
り、かつその不活性ガスが排気口12c内に流れ込みや
すくなる。それにより、不活性ガス吹き出し口8aから
排気口12cに向かう不活性ガスの流れが形成されやす
くなる。その結果、基板Wの温度均一性がさらに向上す
るとともに、基板W上から蒸発した溶媒を伴った不活性
ガスによる基板Wの汚染が十分に防止される。
【0072】図5は不活性ガス吹き出し口および排気口
の他の例を示す図である。図5の例では、不活性ガス供
給チャンバ8bの下面の全域に複数の不活性ガス吹き出
し口10bが設けられ、不活性ガス供給チャンバ8bの
周囲に複数の排気口12bが設けられている。
【0073】この場合にも、筐体1内の上部の中央部か
ら筐体1内の上部の外周部に向かう不活性ガスの流れが
形成される。
【0074】図6は不活性ガス吹き出し口および排気口
のさらに他の例を示す図である。図6の例では、不活性
ガス供給チャンバ8cの中央部に不活性ガス吹き出し口
10cが設けられ、不活性ガス供給チャンバ8cの周囲
に環状の排気口12cが設けられている。
【0075】この場合にも、筐体1内の上部の中央部か
ら筐体1内の上部の外周部に向かう不活性ガスの流れが
形成される。
【0076】なお、上記実施例では、不活性ガス吹き出
し口10,10a,10b,10cが筐体1内の上部の
中央部に設けられ、排気口12,12a,12b,12
cが筐体1内の上部の外周部に設けられているが、不活
性ガス吹き出し口を筐体1内の上部の外周部に設け、排
気口を筐体1内の上部の中央部に設けてもよい。この場
合には、筐体1内の上部の外周部から中央部に向かう不
活性ガスの流れが形成される。
【0077】上記実施例では、本発明を基板加熱装置に
適用した場合を説明したが、本発明は、基板冷却装置に
も適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における基板熱処理装置の模
式的断面図である。
【図2】図1の基板熱処理装置における不活性ガス吹き
出し口および排気口の配置を示す図である。
【図3】不活性ガス供給チャンバの下面と基板の表面と
の間の距離を変えた場合の基板の温度、基板の温度の変
動幅および基板の温度の3σの測定結果を示す図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例における基板熱処理装置の
模式的断面図である。
【図5】不活性ガス吹き出し口および排気口の他の例を
示す図である。
【図6】不活性ガス吹き出し口および排気口のさらに他
の例を示す図である。
【図7】従来の基板熱処理装置の模式的断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 5 加熱プレート 6 球状スペーサ 8,8a,8b,8c 不活性ガス供給チャンバ 9,9a 不活性ガス導入口 10,10a 不活性ガス吹き出し口 12,12c 排気口 13 給気系 14 給気管路 16 流量調整弁 17 ガス供給源 18 排気系 19 排気管路 21 排気用力設備 25 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 雅夫 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 (72)発明者 茂森 和士 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 2H096 GB03 GB10 5F046 KA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に熱処理を行う基板熱処理装置であ
    って、 基板を支持する支持手段と、 前記支持手段に支持された基板を取り囲む筐体と、 前記筐体内の上部から前記筐体内に気体を供給する給気
    手段と、 前記筐体内の上部から前記筐体内の気体を排出する排気
    手段とを備えたことを特徴とする基板熱処理装置。
  2. 【請求項2】 前記給気手段により前記筐体内に供給さ
    れて前記排気手段により前記筐体内から排出される気体
    の流れが前記支持手段に支持された基板に接触しないよ
    うに前記給気手段による気体の供給量および前記排気手
    段による気体の排出量の少なくとも一方を制御する制御
    手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の基
    板熱処理装置。
  3. 【請求項3】 前記給気手段は、前記筐体内の上部に給
    気口を有し、前記排気手段は前記筐体内の上部に排気口
    を有することを特徴とする請求項1または2記載の基板
    熱処理装置。
  4. 【請求項4】 前記給気手段の前記給気口は前記支持手
    段に支持された基板の上方に設けられ、前記排気手段の
    前記排気口は前記給気口の周囲に設けられたことを特徴
    とする請求項3記載の基板熱処理装置。
  5. 【請求項5】 前記排気手段の前記排気口は前記支持手
    段に支持された基板の上方に設けられ、前記給気手段の
    前記給気口は前記排気口の周囲に設けられたことを特徴
    とする請求項3記載の基板熱処理装置。
  6. 【請求項6】 前記給気手段の前記給気口において前記
    排気口側の内壁は、前記排気口に向かう方向に傾斜した
    ことを特徴とする請求項3、4または5記載の基板熱処
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記排気手段の前記排気口において前記
    給気口側の内壁は、前記給気口に向かう方向に傾斜した
    ことを特徴とする請求項3、4または5記載の基板熱処
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記給気手段の前記給気口と前記支持手
    段に支持された基板との間の距離が7mm以上15mm
    以下であることを特徴とする請求項3〜7のいずれかに
    記載の基板熱処理装置。
  9. 【請求項9】 筐体内に支持された基板に熱処理を行う
    基板熱処理方法であって、 前記筐体内の上部から前記筐体内に気体を供給しつつ、
    前記筐体内の上部から前記筐体内の気体を排出すること
    を特徴とする基板熱処理方法。
  10. 【請求項10】 前記筐体内に供給されて前記筐体内か
    ら排出される気体の流れが前記筐体内に支持された基板
    に接触しないように前記筐体内への気体の供給量および
    前記筐体内からの気体の排出量の少なくとも一方を制御
    することを特徴とする請求項9記載の基板熱処理方法。
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