JP2000123891A - 端子台 - Google Patents

端子台

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JP2000123891A
JP2000123891A JP10295710A JP29571098A JP2000123891A JP 2000123891 A JP2000123891 A JP 2000123891A JP 10295710 A JP10295710 A JP 10295710A JP 29571098 A JP29571098 A JP 29571098A JP 2000123891 A JP2000123891 A JP 2000123891A
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terminal cover
side terminal
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cover
insulating frame
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JP10295710A
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English (en)
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Morinari Machida
謹斎 町田
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/0264Protective covers for terminals

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  • Breakers (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電源側端子カバー26を絶縁フレーム21に固
定するのにねじ止めをしなくてよいようにする。 【解決手段】端子ねじ6を覆う電源側端子カバー26
と、締付けねじ2の覆うとともに手動でもって回動させ
ることによってその覆いが開成される負荷側端子カバー
25とが備えられ、負荷側端子カバー25が開成された
状態でその回動動作が係止される端子台において、電源
側端子カバー26が絶縁フレーム21に形成された係止
穴24Aに係止される係止爪24を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配線用遮断器か
ら引き出された接続導線と、負荷側へ接続される電線と
を中継接続するための端子台に関し、特に、ねじ締め作
業をしなくても端子カバーを絶縁フレームに着脱するこ
とができる端子台に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の端子台の構成を示す分解
斜視図である。絶縁フレーム1に六角頭付の締付けねじ
2がねじ込まれた角筒状のクランプ金具3が3相分嵌め
込まれている。このクランプ金具3の内部に図の左下側
から負荷側へ接続するための図示されていない電線端末
が挿入され、締付けねじ2で締め付けることによって電
線端末が固定される。一方、クランプ金具3に金属製の
接続板5が固定され、この接続板5の図の右上側に六角
頭付の端子ねじ6を介して配線用遮断器から引き出され
た図示されていない接続導線が固定されている。絶縁フ
レーム1の上側は、電源側端子カバー7と負荷側端子カ
バー8とで覆われている。負荷側端子カバー8は後述さ
れる支持軸を介して電源側端子カバー7と回動自由に連
結され、電源側端子カバー7は固定ねじ18でもって絶
縁フレーム1に固定されている。すなわち、絶縁フレー
ム1にねじ穴18Aが形成されるとともに、電源側端子
カバー7に貫通穴7Aが形成されている。固定ねじ18
を貫通穴7Aに通した後にねじ穴18Aにねじ込むこと
によって、電源側端子カバー7が絶縁フレーム1にねじ
止めされる。また、絶縁フレーム1の両側には突起部1
Aが形成されている。負荷側端子カバー8を絶縁フレー
ム1に被せたときに、この突起部1Aが負荷側端子カバ
ー8の内壁を押圧するので、負荷側端子カバー8の両側
が絶縁フレーム1に固定される。
【0003】図10の(A)は、図9の通電部だけを取
り出して示した要部斜視図であり、図10の(B)は、
図10の(A)のクランプ金具3の構成を示す要部斜視
図である。図10の(A)において、クランプ金具3の
内部には押さえ金具4が設けられ、この押さえ金具4
は、締付けねじ2の下部先端に回動自由に取り付けら
れ、締付けねじ2の回動に伴って上下に移動する。一
方、接続板5の左下側にはねじ穴19が形成され、クラ
ンプ金具3の下から図示されていないねじをクランプ金
具3の下部を貫通させて接続板5のねじ穴10にねじ止
めし、それによって、接続板5がクランプ金具3の下部
内壁に固定されている。図10の(B)における穴10
は、接続板5をクランプ金具3にねじ止めするためにク
ランプ金具3の下部に設けられた穴である。クランプ金
具3の上部には締付けねじ2を嵌合させるためのめねじ
部42が設けられている。めねじ部42周りの金属平板
11は、めねじ部42のねじ山数を多く確保するための
ものであって、その金属平板11はクランプ金具3の上
辺に溶接されている。負荷側へ接続するための電線端末
がクランプ金具3内の押さえ金具4と接続板5とに挟持
され、配線用遮断器から引き出された接続導線が端子ね
じ6に固定される。それによって、配線用遮断器から負
荷側へ通電される。
【0004】図11は、図9の絶縁フレーム1に端子カ
バーが被された構成を示す斜視図である。電源側端子カ
バー7が固定ねじ18でもって絶縁フレーム1にねじ止
めされ、また、突起部1Aが負荷側端子カバー8の両側
の内壁を押圧することによって、負荷側端子カバー8が
絶縁フレーム1に固定されている。なお、負荷側端子カ
バー8は、後述される支持軸を介して電源側端子カバー
7にも支持されている。図11において、負荷側端子カ
バー8は手動にて開閉可能であり、この負荷側端子カバ
ー8を開成することによって、負荷側の電線端末を締め
付けたり、締付けねじの点検などが実施される。
【0005】図12は、図11の負荷側端子カバー8が
開成された構成を示す斜視図である。負荷側端子カバー
8が、手動によって時計方向に回動され、図11の閉成
状態からほぼ180度の位置でその回動動作が係止され
ている。負荷側端子カバー8には支持軸8Aと半円筒状
の圧入部8Bとが一体に形成されている。支持軸8Aは
電源側端子カバー7に形成された図示されていない嵌合
穴に嵌まり、この支持軸8Aを支点にして負荷側端子カ
バー8が回動可能である。一方、絶縁フレーム1には係
止部1Bが一体に形成されている。この係止部1Bは図
9に示すような斜面を備え、負荷側端子カバー8が開成
されたときに圧入部8Bの先端部8Cが図12のように
係止部1Bと当接するようになっている。圧入部8Bの
先端部8Cが係止部1Bの斜面を押圧するように働くの
で、負荷側端子カバー8の回動動作が係止される。負荷
側端子カバー8を閉成させるときには、手動でもっで負
荷側端子カバー8を反時計方向に回動させれば、圧入部
8Bが係止部1Bから外れ、図11の状態に戻る。図1
3ないし図15は、図9の端子台が配線用遮断器に接続
される経過を説明する図であり、以下に順を追って説明
する。
【0006】まず、図13は、配電盤の取付け部15に
配線用遮断器9と図9の端子台とが取り付けられ、電気
配線がなされる直前の状態を示す平面図である。配線用
遮断器9は、右側に電源側の端子ねじ14が、左側に負
荷側の端子ねじ13がそれぞれ3個配され、中央には主
回路を手動で開閉するためのハンドル9Aが設けられて
いる。配線用遮断器9の配電盤の取付け部15への固定
は、2個所の貫通穴9Bに図示されていない取付けねじ
がそれぞれ通され、その取付けねじを取付け部15にね
じ止めすることによってなされている。一方、端子台の
絶縁フレーム1の取付け部15への固定は、端子カバー
が配されていない状態で絶縁フレーム1の2個所の貫通
穴に取付けねじ12を貫通させ、その取付けねじ12を
取付け部15にねじ止めすることによってなされる。
【0007】図14の(A)ないし(C)は、図13の
状態の端子台が配線用遮断器に電気配線される経過を示
す平面図である。図14の(A)において、配線用遮断
器9の電源側の端子ねじ14に電源側からの電線端末1
6がねじ止めされるとともに、配線用遮断器9の負荷側
の端子ねじ13に接続導線17の右端がねじ止めされ
る。接続導線17の左端は、端子ねじ6によって端子台
にねじ止めされる。次に、図14の(B)において、電
源側端子カバー7が固定ねじ18でもって端子台にねじ
止めされる。図14の(A)で示されたように、絶縁フ
レーム1には固定ねじ18をねじ止めするためのねじ穴
18Aが予め2個所設けられている。次に、図14の
(C)において、負荷側端子カバー8が電源側端子カバ
ー7にはめ込まれる。
【0008】図15は、図14の(C)の端子台の負荷
側端子カバー8が開閉される状況を示す側面図であり、
それぞれ(A)は負荷側端子カバー8が閉成されている
場合、(B)は負荷側端子カバー8が開成されている場
合を示す。図15の(A)は、図14の(C)の側面図
に対応し、この負荷側端子カバー8を手でもって時計回
りに回動させれば、図15の(B)の位置で負荷側端子
カバー8の回動動作が前述されたように絶縁フレーム1
の係止部に係止されるようになっている。図15の
(B)の状態において、負荷側へ接続される電線の端末
が、図示されていないクランプ金具に挿入され、締付け
ねじ2が締め付けられる。また、負荷側端子カバー8
は、締付けねじの点検時にも開閉される。なお、クラン
プ金具への電線の挿入は、図14の(A)や(B)の状
態のときに行ってもよい。また、負荷側端子カバー8と
電源側端子カバー7との端子台への取り付けは、図14
の(A)の状態のときに負荷側端子カバー8と電源側端
子カバー7とを予め一体にして同時に行ってもよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置には次のような問題があった。第1
の問題は、電源側端子カバーや負荷側端子カバーが損傷
を受け易いと言う点である。すなわち、電源側端子カバ
ーを絶縁フレームに固定するのに、従来はねじ止めでも
って行われていたが、ねじ止めが繰り返し実施される
と、絶縁フレーム側のめねじが破損を受けたりタップ不
良が起きる場合があった。また、電源側端子カバーにつ
いても、ねじの締め過ぎによるひびの発生などが起きる
場合があった。
【0010】第2の問題は、負荷側端子カバーと電源側
端子カバーと絶縁フレームとを3部品とも高い寸法精度
で製作する必要があると言う点である。すなわち、負荷
側端子カバーを開成させた状態でその回動動作を係止さ
せる機構が、従来の場合は、負荷側端子カバーと電源側
端子カバーと絶縁フレームの3部品に跨がっているた
め、高い寸法精度が必要であった。1つの部品の寸法精
度が悪いと、負荷側端子カバーの回動動作が係止され難
くなる。したがって、精度向上のための製作コストが嵩
み、製品の価格も高くなっていた。
【0011】第3の問題は、端子台を配電盤などの取付
け部から取り外す場合、電源側端子カバーの取付けねじ
も一旦外す必要があると言う点である。したがって、ね
じの操作回数が異常に多く、作業に時間がかかってい
た。
【0012】この発明の第1の目的は、電源側端子カバ
ーを絶縁フレームに固定するのにねじ止めをしなくてよ
いようにすることにある。
【0013】また、第2の目的は、負荷側端子カバーの
開状態での保持を確実に行えるようにすることにある。
さらに、第3の目的は、端子台の取付け部からの取り外
しを電源側端子カバーを取り外すことなく容易に行える
ようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、この発明によれば、配電盤に取付けねじでも
って固定される絶縁フレームと、この絶縁フレームに嵌
め込まれたクランプ金具に取付けられた締付けねじと、
前記クランプ金具から引き出された接続板に取付けられ
た端子ねじと、この端子ねじを覆う絶縁性の電源側端子
カバーと、前記締付けねじを覆うとともに手動でもって
回動させることによってその覆いが開成される絶縁性の
負荷側端子カバーとを備えた端子台において、前記電源
側端子カバーに絶縁フレームに形成された係止穴に係止
される係止爪を設けるようにするとよい。それによっ
て、電源側端子カバーを絶縁フレームに固定するのにね
じ止めをしなくても済むようになる。
【0015】上記第2の目的を達成するために、負荷側
端子カバーと電源側端子カバーに回転支点部を設け、こ
の負荷側端子カバーに形成した多角形板を電源側端子カ
バーに形成した係止部に係止させるようにするとよい。
それによって、負荷側端子カバーの回動動作を係止させ
る機構が負荷側端子カバーと電源側端子カバーとの2部
品だけに関連するようになる。
【0016】また、かかる構成において、前記負荷側端
子カバーが電源側端子カバーに形成された軸穴を通る係
止軸に回動自由に支持されるとともに係止軸の周りを各
辺が周回するように形成された多角形板を備え、負荷側
端子カバーが前記係止軸を支点にして回動することによ
り締付けねじの覆いが開閉され、負荷側端子カバーが開
成されたときに多角形板の角部が電源側端子カバーを押
圧するとともに多角形板の一辺が電源側端子カバーと当
接することによって負荷側端子カバーの回動動作が係止
されるようにしてもよい。それによって、負荷側端子カ
バーが開成されたときに、負荷側端子カバーの回動動作
が電源側端子カバーに係止され、負荷側端子カバーの回
動動作を係止させる機構が負荷側端子カバーと電源側端
子カバーとの2部品だけに関連するようになる。
【0017】上記第3の目的を達成するために、前記電
源側端子カバーに前記絶縁フレームに取付けた取付けね
じの頭部を露出させる切欠き部を形成するようにしても
よい。それによって、取付け部から端子台を取り外す場
合に、いちいち電源側端子カバーを外さなくてもよくな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる端子台
の構成を示す分解斜視図である。絶縁フレーム21に2
個の係止穴24Aが形成されるとともに、取付けねじ2
3が取付けられる取付け穴23Aが絶縁フレーム21の
幅方向の両端に形成されている。係止穴24Aに電源側
端子カバー26の係止爪24が嵌まり、電源側端子カバ
ー26が絶縁フレーム21に係止される。また、負荷側
端子カバー25は、後述される構成によって電源側端子
カバー26に係止されている。取付けねじ23を取付け
穴23Aに通すとともに配電盤の取付け部15にねじ止
めすることによって、絶縁フレーム21が配電盤に固定
される。電源側端子カバー26には切欠き部32が形成
され、この切欠き部32に図示されていないドライバを
通すことによって、電源側端子カバー26をいちいち取
り外さなくても絶縁フレーム21を配電盤に着脱するこ
とができる。
【0019】図2は、図1の端子カバーの構成を示す分
解斜視図である。電源側端子カバー26に形成された角
穴2Aは、締付けねじ2を通すための穴である。一方、
負荷側端子カバー25には係止爪22が設けられ、この
係止爪22は電源側端子カバー26に設けられた係止部
22Aに嵌まり、負荷側端子カバー25が電源側端子カ
バー26に係止される。また、負荷側端子カバー25の
右上側の側面には腕部27Aが突設され、その腕部27
Aの先端部と一体に多角形板28が形成されている。こ
の多角形板28は六角形であり、その中央部に軸穴29
があいている。負荷側端子カバー25にはもう一つの腕
部27Bが突設されている。一方、電源側端子カバー2
6の上面には、受け板31および貫通穴29Aを備えた
軸受け30が突設されている。軸穴29および貫通穴2
9Aに係止軸40が通され、この係止軸40を支点にし
て負荷側端子カバー25が回動可能である。また、前述
の係止爪24は電源側端子カバー26の下面の2個所に
突設されている。
【0020】図3は、図1の絶縁フレーム21が取付け
部15にねじ止めされた構成を示す斜視図である。取付
ねじ23でもって絶縁フレーム21が取付け部15に固
定されている。
【0021】図4は、図3の絶縁フレーム21に端子カ
バーが被された構成を示す斜視図である。電源側端子カ
バー26が絶縁フレーム21に係止されるとともに、負
荷側端子カバー25が電源側端子カバー26に係止され
ている。その際、負荷側端子カバー25が係止爪22を
介して電源側端子カバー26に係止されている。さら
に、負荷側端子カバー25の多角形板28が受け板31
の端部に嵌まるとともに、負荷側端子カバー25の右上
側が電源側端子カバー26に回動動作自由に支持されて
いる。
【0022】図2に戻り、軸穴29および貫通穴29A
に係止軸40が通され、その係止軸40の両端が腕部2
7Bと軸穴29の底面とで押さえられる。それによっ
て、多角形板28が係止軸40を支点に回動可能であ
り、電源側端子カバー25が開閉される。なお、係止軸
40は、多角形板28と一体に形成されていてもよい。
図1ないし図4のその他は、図9ないし図12の従来の
構成と同じであり、従来と同じ部分は同一参照符号を付
けることによって詳細な説明は省略する。
【0023】図5は、図1の端子台が配線用遮断器に配
線された状態を示す平面図である。配電盤の取付け部1
5に配線用遮断器9と図1の端子台とが取り付けられて
いる。配線用遮断器9は、右側に電源側の端子ねじ14
が、左側に負荷側の端子ねじ13がそれぞれ2個配さ
れ、中央には主回路を手動で開閉するためのハンドル9
Aが設けられている。取付け部15への配線用遮断器9
の固定は、貫通穴9Bに図示されていない取付けねじが
通され、その取付けねじを取付け部15にねじ止めする
ことによってなされている。一方、絶縁フレーム21の
取付け部15への固定は、前述のように端子カバーが配
されていない状態の絶縁フレーム21に取付けねじ23
を貫通させ、その取付けねじ23を取付け部15にねじ
止めすることによってなされている。配線用遮断器9の
電源側の端子ねじ14に電源側からの電線端末16がね
じ止めされるとともに、配線用遮断器9の負荷側の端子
ねじ13に接続導線17の右端がねじ止めされる。接続
導線17の左端は、端子ねじ6によって端子台にねじ止
めされる。図6は、図5の端子台に端子カバーが被され
た状態を示す側面図である。絶縁フレーム21に電源側
端子カバー26と負荷側端子カバー25とが被されてい
る。
【0024】図7は、図6の端子台の負荷側端子カバー
25が開成された状態を示す側面図である。負荷側端子
カバー25が時計方向にほぼ180度回動され、多角形
板28の1辺28Aが受け板31の面に当接した状態で
負荷側端子カバー25が停まっている。また、多角形板
28の角部28Bが電源側端子カバー26の水平面を押
圧し、圧入状態になっていて負荷側端子カバー25が開
成状態でその回動動作が係止されている。負荷側端子カ
バー25の回動動作を係止させる機構が負荷側端子カバ
ー25と電源側端子カバー26との2部品だけに関連す
るようになり、寸法精度を出しやすくなった。それによ
って、製作コストも低減される。また、従来は図12の
ように、負荷側端子カバー8を開成させた状態で電源側
端子カバー7を絶縁フレーム1に固定する場合、その負
荷側端子カバー8が絶縁フレーム1にまだ固定されてい
ないので、負荷側端子カバー8を別の人が支えている必
要があった。図7の状態では、負荷側端子カバー25が
すでに電源側端子カバー26に固定されているので、作
業者1人でもって電源側端子カバー26を絶縁フレーム
21に取り付けることができる。
【0025】図8は、図6の端子台を取付け部15から
外した場合の構成を示す側面図である。配線用遮断器9
の端子ねじ13が除かれるとともに取付けねじ23も除
かれ、端子台が取付け部15から外されている。この端
子台の取外し作業は、電源側端子カバー26や負荷側端
子カバー25を外さなくても実行することができる。従
来は、端子台を取付け部15から外す場合、電源側端子
カバーの取付けねじをいちいち外さねばならなかったの
が、本発明の実施例では端子カバーを絶縁フレームから
取り外すことなく取付けねじ23を外すことができる。
それによって、ねじ止めの回数が減り点検の作業時間が
短縮される。
【0026】
【発明の効果】この発明は前述のように、電源側端子カ
バーが絶縁フレームに形成された係止穴に係止される係
止爪を備えることによって、電源側端子カバーを絶縁フ
レームに固定するのにねじ止めをしなくても済むように
なり、電源側端子カバーや絶縁フレームの寿命を長くす
ることができる。
【0027】また、かかる構成において、負荷側端子カ
バーが開成されたときに、負荷側端子カバーの回動動作
が電源側端子カバーに係止されることによって、負荷側
端子カバーの回動動作を係止させる機構が負荷側端子カ
バーと電源側端子カバーとの2部品だけに関連するよう
になり、製作コストが低減される。また、かかる構成に
おいて、電源側端子カバーに切欠き部が形成され、この
切欠き部に前記取付けねじが通されることによって、端
子台の取付け時間が短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる端子台の構成を示す
分解斜視図
【図2】図1の端子カバーの構成を示す分解斜視図
【図3】図1の絶縁フレームが取付け部にねじ止めされ
た構成を示す斜視図
【図4】図3の絶縁フレームに端子カバーが被された構
成を示す斜視図
【図5】図1の端子台が配線用遮断器に配線された状態
を示す平面図
【図6】図5の端子台に端子カバーが被された状態を示
す側面図
【図7】図6の端子台の電源側端子カバーが開成された
状態を示す側面図
【図8】図6の端子台を取付け部から外した場合の構成
を示す側面図
【図9】従来の端子台の構成を示す分解斜視図
【図10】(A)は、図9の通電部だけを取り出して示
した要部斜視図であり、(B)は、図10の(A)のク
ランプ金具3の構成を示す要部斜視図である。
【図11】図9の絶縁フレームに端子カバーが被された
構成を示す斜視図
【図12】図11の負荷側端子カバー8が開成された構
成を示す斜視図
【図13】配電盤に配線用遮断器と図9の端子台とが取
り付けられ、電気配線がなされる直前の状態を示す平面
【図14】(A)ないし(C)は、図13の状態の端子
台が配線用遮断器に電気配線される経過を示す平面図
【図15】図14の(C)の端子台の負荷側端子カバー
が開閉される状況を示す側面図であり、それぞれ(A)
は負荷側端子カバーが閉成されている場合の図、(B)
負荷側端子カバーが開成されている場合の図
【符号の説明】
2:締付けねじ、3:クランプ金具、5:接続板、6:
端子ねじ、21:絶縁フレーム、23:取付けねじ、2
4:係止爪、24A:係止穴、25:負荷側端子カバ
ー、26:電源側端子カバー、28:多角形板、32:
切欠き部、40:係止軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配電盤に取付けねじでもって固定される絶
    縁フレームと、この絶縁フレームに嵌め込まれたクラン
    プ金具に取付けられた締付けねじと、前記クランプ金具
    から引き出された接続板に取付けられた端子ねじと、こ
    の端子ねじを覆う絶縁性の電源側端子カバーと、前記締
    付けねじを覆うとともに手動でもって回動させることに
    よってその覆いが開成される絶縁性の負荷側端子カバー
    とを備えた端子台において、前記電源側端子カバーに絶
    縁フレームに形成された係止穴に係止される係止爪を設
    けたことを特徴とする端子台。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の端子台において、負荷側
    端子カバーと電源側端子カバーに回転支点部を設け、こ
    の負荷側端子カバーに形成した多角形板を電源側端子カ
    バーに形成した係止部に係止させることを特徴とする端
    子台。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の端子台において、前記負
    荷側端子カバーが電源側端子カバーに形成された軸穴を
    通る係止軸に回動自由に支持されるとともに係止軸の周
    りを各辺が周回するように形成された多角形板を備え、
    負荷側端子カバーが前記係止軸を支点にして回動するこ
    とにより締付けねじの覆いが開閉され、負荷側端子カバ
    ーが開成されたときに多角形板の角部が電源側端子カバ
    ーを押圧するとともに多角形板の一辺が電源側端子カバ
    ーと当接することによって負荷側端子カバーの回動動作
    が係止されることを特徴とする端子台。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の端子
    台において、前記電源側端子カバーに前記絶縁フレーム
    に取付けた取付けねじの頭部を露出させる切欠き部を形
    成したことを特徴とする端子台。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007287583A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Kawamura Electric Inc 回路遮断器
KR200449017Y1 (ko) 2008-06-17 2010-06-09 주식회사 대륙 전기장치의 단자커버
EP2728601A1 (de) * 2012-11-05 2014-05-07 Siemens Aktiengesellschaft Elektronikgehäuse für Schaltgeräte

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