JPH09171767A - 電気接続箱の螺着型ヒュージブルリンク取付部周辺構造 - Google Patents

電気接続箱の螺着型ヒュージブルリンク取付部周辺構造

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JPH09171767A
JPH09171767A JP33048395A JP33048395A JPH09171767A JP H09171767 A JPH09171767 A JP H09171767A JP 33048395 A JP33048395 A JP 33048395A JP 33048395 A JP33048395 A JP 33048395A JP H09171767 A JPH09171767 A JP H09171767A
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JP
Japan
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mounting
fusible link
housing
wall
connector
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP33048395A
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English (en)
Inventor
Ichiro Yasue
一郎 安江
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リレーブロックの角部に設けた螺着型ヒュー
ジブルリンクの取付部付近における取付作業空間に対応
する余剰スペースを有効利用する。 【解決手段】 リレーブロックのブロック本体41の角
部43に、螺着型のヒュージブルリンク5を取付けるL
/A取付部45を設ける。L/A取付部45は、ブロッ
ク本体41の表面に平行でヒュージブルリンク5のハウ
ジングが装着されるハウジング取付壁47と、ハウジン
グ取付壁47に対し垂直に接続され、ヒュージブルリン
ク5の一対の端子が両側面に配置される端子固定壁49
とを備えている。端子固定壁49にはナットが収納さ
れ、このナットにボルト31を締結することでヒュージ
ブルリンク5の端子とLA端子27とが、相互に導通し
つつ固定される。ボルト31による取付作業空間53に
対応するハウジング取付壁47の一部には、コネクタ5
5を装着する装着部57を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ヒュージブルリ
ンクが取付けられる電気接続箱の角部における、電気接
続箱の螺着型ヒュージブルリンク取付部周辺構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の電気配線に使用される従来の電
気接続箱としては、例えば図3に斜視図として示すよう
なリレーブロックがある。このリレーブロックにおける
ブロック本体1の角部3には、図4に示すような螺着型
のヒュージブルリンク5が装着される取付部7が設けら
れている。その他このブロック本体1には、図示しない
端子嵌合型のヒュージブルリンクおよびリレーがそれぞ
れ装着されるヒュージブルリンク装着部9およびリレー
装着部11が設けられている。
【0003】螺着型のヒュージブルリンク5が装着され
る取付部7は、ブロック本体1の表面に平行でヒュージ
ブルリンク5のハウジング5aが装着されるハウジング
取付壁13と、このハウジング取付壁13の下面に対し
垂直に接続され、ヒュージブルリンク5のハウジング5
aから突出する一対の端子5b,5cが両側面に配置さ
れる端子固定壁15と、この端子固定壁15の両側面と
前記ハウジング取付壁13とに囲まれた取付作業空間1
7,19とを有している。
【0004】図5は、上記図3における取付部7の断面
図であり、ハウジング取付壁13には、ヒュージブルリ
ンク5のハウジング5aが挿入される凹部13aが形成
されている。この凹部13aの底面13bに形成された
貫通孔13c,13dにヒュージブルリンク5の端子5
b,5cが挿入されて、端子5b,5cが端子固定壁1
5の両側面に位置することになる。端子固定壁15の両
側にはナット21,23が固定されており、このナット
21,23の両側に端子5b,5cが配置された状態
で、端子5b,5cに形成された取付孔5d,5eがナ
ット21,23のねじ孔に整合する。
【0005】ヒュージブルリンク5の一方の端子5b
は、ワイヤハーネス25の先端に設けられた端子27と
ともに、図3に示されている工具29を用いてボルト3
1をナット21に締結することで共締めされ、ヒュージ
ブルリンク5の端子5bと端子27とが電気的に導通す
ることになる。また、ヒュージブルリンク5の他方の端
子5cは、ワイヤハーネス33の先端に設けられた端子
35およびバスバー37とともに、工具29を用いてボ
ルト39をナット23に締結することで共締めされ、ヒ
ュージブルリンク5の端子5cと端子35およびバスバ
ー37とが電気的に導通することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな螺着型ヒュージブルリンク5の取付部7への取付け
に当たっては、ボルト31をセットするためや、工具2
9を入り込ませるために作業スペースが生じることにな
るが、この作業スペースは、取付後には図6におけるリ
レーブロックの平面図で示すように、斜線で示すような
余剰スペースAとなる。このような余剰スペースAは、
限られた車両搭載空間に設置するリレーブロックにおい
ては、極めて無駄であり、この無駄なスペースAを有効
利用することによって、他部品をレイアウトする上で有
利なものとなる。
【0007】しかしながら、上記従来のリレーブロック
では、余剰スペースAはそのままであって有効利用して
おらず、改善が望まれている。
【0008】そこで、この発明は、電気接続箱の角部に
設けたヒュージブルリンクの取付部付近における余剰ス
ペースを有効利用することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、電気接続箱の角部に螺着型ヒュージブ
ルリンクの取付部を設け、この取付部は、電気接続箱の
表面にほぼ平行で前記ヒュージブルリンクのハウジング
が装着されるハウジング取付壁と、このハウジング取付
壁に対し垂直に接続され、前記ヒュージブルリンクのハ
ウジングから突出する一対の端子が両側面に配置される
端子固定壁と、この端子固定壁の両側面と前記ハウジン
グ取付壁とに囲まれた取付作業空間とを有し、前記端子
固定壁の両側面に配置した前記ヒュージブルリンクの端
子の内側にナットが設置されるとともに、前記ヒュージ
ブルリンクの端子に、電気接続箱の外部から接続される
外部端子を接触させた状態でこれら両端子を導通させる
べく、前記ナットに前記取付作業空間から挿入されるボ
ルトが締結される電気接続箱の螺着型ヒュージブルリン
ク取付部周辺構造において、前記ハウジング取付壁の前
記取付作業空間に対向する部位に、相互に接続される各
配線端部に設けられたコネクタが装着されるコネクタ装
着部を設けた構成としてある。
【0010】上記構成によれば、ヒュージブルリンクの
ハウジングが取付けられるハウジング取付壁と、ヒュー
ジブルリンクの一対の端子が両側面に配置される端子固
定壁との間に形成される取付作業空間に対向する部位の
前記ハウジング取付壁に、相互に接続される各配線端部
に設けられたコネクタが装着されるコネクタ装着部を設
けたので、従来余剰スペースとなっていた前記取付作業
空間を有効利用していることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0012】図1は、この発明の実施の一形態を示す電
気接続箱としてのリレーボックスにおけるブロック本体
41の角部43に、前記図4に示したものと同様な二つ
の螺着型ヒュージブルリンク5の取付部45が設けられ
た例を示している。この取付部45も、前記図3に示し
た従来のものと同様に、ブロック本体41の表面に平行
でヒュージブルリンク5のハウジング5aが装着される
ハウジング取付壁47と、このハウジング取付壁47の
下面に対し垂直に接続され、ヒュージブルリンク5のハ
ウジング5aから突出する一対の端子5b,5cが両側
面に配置される端子固定壁49と、この端子固定壁49
の両側面と前記ハウジング取付壁47とに囲まれた取付
作業空間51,53とを有している。
【0013】上記取付部45における取付け構造は、前
記図5に断面図として示したものと同様であり、図5と
異なるところはヒュージブルリンク5が二つ設けられて
いる点である。したがって、この場合でも、ボルト31
を締結するための作業スペースとして、図2に図1の平
面図で示すように余剰スペースAが生じることになる。
しかしながら、ここでは余剰スペースA、すなわちハウ
ジング取付壁47の取付作業空間53に対向する部位の
一部を利用して、相互に接続される各配線端部に設けら
れたコネクタ55が装着されるコネクタ装着部57を設
けてある。
【0014】コネクタ装着部57は、ブロック本体41
において余剰スペースAに一部が干渉するように、ブロ
ック本体41に対して図2中で紙面に直交して貫通する
貫通孔59で構成されており、この貫通孔59内にコネ
クタ55が図1中で下方から嵌入される。コネクタ55
には、嵌合爪55aおよび位置決め突起55bが形成さ
れる一方、貫通孔59にはこれらに対応して嵌合凹部5
9aおよび位置決め凹部59bがそれぞれ形成されてお
り、これによりコネクタ55の誤挿入防止および固定が
なされる。コネクタ55の嵌入作業は、ヒュージブルリ
ンク5の一方の端子5bをボルト31の締結により外部
端子である端子27とともに固定した後に行う。ヒュー
ジブルリンク5の他方の端子5cについても、図1では
図示していないが、図5と同様にボルトにより端子およ
びバスバーとともに固定する。
【0015】上記コネクタ装着部57にコネクタ55が
装着された状態で、図示しないコネクタが図1中の上方
からコネクタ55に対して嵌入され、コネクタ同志が接
続されることになる。上記コネクタ55に接続されるワ
イヤハーネス61は、例えばエンジンルーム内に配索さ
れるものであり、コネクタ55に接続されるコネクタに
は、エンジンの補器類に接続されるワイヤハーネスが接
続されるなどが考えられる。
【0016】上記したようなリレーボックスにおいて
は、ヒュージブルリンク5を取付部45に取付ける際の
取付作業空間53に対応する余剰スペースAの一部にコ
ネクタ装着部57を設けてあるので、従来使用していな
かった余剰スペースAの有効利用がなされている。余剰
スペースAを有効利用することによって設けたコネクタ
55は、前記図3の従来例ではリレーボックスとは別の
位置に設けられており、このため別の位置でのコネクタ
55の設置スペースが不要となり、今回コネクタ55を
リレーボックスに設けるに当たっては従来使用していな
かった余剰スペースAを利用しているので、リレーボッ
クスとしては従来より大型化するものの、全体の車両搭
載空間を考慮した場合には、スペースの有効利用が図ら
れており、他部品のレイアウト上有利なものとなる。
【0017】なお、上記実施の形態では、取付作業空間
53に対応する余剰スペースAの一部を利用してコネク
タ装着部57を設けたが、この余剰スペースAと反対側
の取付作業空間51に対応する余剰スペースBを利用し
てコネクタなど他部品の装着部を設けることで、さらに
余剰スペースの有効利用が図られる。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、ヒュージブルリンクのハウジングが取付けられる
ハウジング取付壁と、ヒュージブルリンクの一対の端子
が両側面に配置される端子固定壁との間に形成される取
付作業空間に対向する部位の前記ハウジング取付壁に、
相互に接続される各配線端部に設けられたコネクタが装
着されるコネクタ装着部を設けたので、従来余剰スペー
スとなっていた前記取付作業空間を有効利用しているこ
とになり、他部品をレイアウトする上で有利なものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示すリレーボックス
における螺着型ヒュージブルリンク取付部周辺構造の斜
視図である。
【図2】図1のリレーボックスの平面図である。
【図3】従来のリレーボックスにおける螺着型ヒュージ
ブルリンク取付部周辺構造の斜視図である。
【図4】螺着型ヒュージブルリンクの斜視図である。
【図5】図3における取付部の断面図である。
【図6】図3におけるリレーボックスの平面図である。
【符号の説明】
5 螺着型ヒュージブルリンク 5b,5c 端子 21,23 ナット 27 端子(外部端子) 31 ボルト 43 角部 45 取付部 47 ハウジング取付壁 49 端子固定壁 51,53 取付作業空間 55 コネクタ 57 コネクタ装着部 59 貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続箱の角部に螺着型ヒュージブル
    リンクの取付部を設け、この取付部は、電気接続箱の表
    面にほぼ平行で前記ヒュージブルリンクのハウジングが
    装着されるハウジング取付壁と、このハウジング取付壁
    に対し垂直に接続され、前記ヒュージブルリンクのハウ
    ジングから突出する一対の端子が両側面に配置される端
    子固定壁と、この端子固定壁の両側面と前記ハウジング
    取付壁とに囲まれた取付作業空間とを有し、前記端子固
    定壁の両側面に配置した前記ヒュージブルリンクの端子
    の内側にナットが設置されるとともに、前記ヒュージブ
    ルリンクの端子に、電気接続箱の外部から接続される外
    部端子を接触させた状態でこれら両端子を導通させるべ
    く、前記ナットに前記取付作業空間から挿入されるボル
    トが締結される電気接続箱の螺着型ヒュージブルリンク
    取付部周辺構造において、前記ハウジング取付壁の前記
    取付作業空間に対向する部位に、相互に接続される各配
    線端部に設けられたコネクタが装着されるコネクタ装着
    部を設けたことを特徴とする電気接続箱の螺着型ヒュー
    ジブルリンク取付部周辺構造。
  2. 【請求項2】 コネクタ装着部は、ハウジング取付壁を
    貫通して形成される貫通孔で構成され、この貫通孔に一
    方のコネクタが嵌合固定されることを特徴とする請求項
    1記載の電気接続箱の螺着型ヒュージブルリンク取付部
    周辺構造。
JP33048395A 1995-12-19 1995-12-19 電気接続箱の螺着型ヒュージブルリンク取付部周辺構造 Abandoned JPH09171767A (ja)

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JP33048395A Abandoned JPH09171767A (ja) 1995-12-19 1995-12-19 電気接続箱の螺着型ヒュージブルリンク取付部周辺構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A762 Written abandonment of application

Effective date: 20050721

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