JP2000123544A - 記録媒体カセット用ラベル、記録再生装置、および記録媒体カセット用ラベルへの印字方法 - Google Patents

記録媒体カセット用ラベル、記録再生装置、および記録媒体カセット用ラベルへの印字方法

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JP2000123544A
JP2000123544A JP10292279A JP29227998A JP2000123544A JP 2000123544 A JP2000123544 A JP 2000123544A JP 10292279 A JP10292279 A JP 10292279A JP 29227998 A JP29227998 A JP 29227998A JP 2000123544 A JP2000123544 A JP 2000123544A
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Toshiaki Iwabuchi
寿章 岩渕
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字すべき情報を自動的に記録媒体カセット
用ラベルに印字させることができる記録媒体カセット用
ラベル、記録再生装置、および記録媒体カセット用ラベ
ルへの印字方法を提供する。 【解決手段】 最初に、受信した情報信号を、記録再生
装置のデータ送受信部から記録媒体カセット用ラベル3
に転送して記録媒体カセット用ラベル3のメモリに記録
する。次に、記録された情報信号を、メモリからデータ
送受信部に転送する。次に、画像取り込み部により、記
録媒体カセット用ラベル3の印字面6に他の印字がされ
ているか否かを検出する。つぎに、印字面に他の印字が
されているときは、クリーニング部により印字面6をク
リーニングする。次に、データ送受信部に転送された情
報信号に係る情報のうち選択したものを、印刷装置によ
り記録媒体カセット用ラベル3の印字面6に印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体カセット
用ラベル、記録再生装置、および記録媒体カセット用ラ
ベルへの印字方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープなど記録媒体のカセ
ットに貼り付ける記録媒体カセット用ラベルにおいて
は、その記録媒体カセット用ラベルに内蔵する集積回路
(IC)のメモリに、記録媒体に記録されている情報の
一部を記録させていた。
【0003】ここで、記録媒体カセット用ラベルとは、
ビデオテープレコーダ(VTR)のテープカセットのラ
ベルで、かついわゆる非接触ICカードであり、ラベル
と非接触ICカードを一体化したものである。
【0004】記録媒体カセット用ラベルの具体的な使用
方法としては、記録媒体カセット用ラベルをVTRテー
プカセットに貼り付けておく。そして、VTRカセット
をVTRに入れて録画すると、その録画情報の一部が自
動的に記録媒体カセット用ラベルに入る。すなわち、記
録媒体カセット用ラベルのICには、そのVTRカセッ
トテープに録画されている情報の一部が記録される。録
画(画像、音声)内容はVTRカセットテープに、録画
情報(タイトル、日付など)は記録媒体カセット用ラベ
ルに記録される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テープ
の内容を確認するときにはその記録媒体カセット用ラベ
ルをVTR本体と通信させ、非接触でその情報をVTR
に転送しテレビ(TV)にモニタする必要がある。つま
り、従来のVTRではカセットの内容を確認するときに
はカセットをVTRに入れ、再生する必要があった。
【0006】また、記録媒体カセット用ラベルに記録媒
体の情報を人間の目で認識できるように書き込むのは人
間が行っていた。記録媒体カセット用ラベルに人間が書
き込むのは表示機器を用意し、それに表示された情報を
見て書き込まなければならなかった。
【0007】一方、ラベルの消去の方法としては、例え
ば特開平6−338179などに掲げる方法が報告され
ている。この消去方法は、感熱性記録層をラベル内部に
入れることを特徴としているが、この方法によれば、記
録媒体カセット用ラベルの印字面の表面に印字された印
字文字を消去することができなかった。
【0008】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、印字すべき情報を自動的に記録媒体カセ
ット用ラベルに印字させることができる記録媒体カセッ
ト用ラベル、記録再生装置、および記録媒体カセット用
ラベルへの印字方法を提供することを目的とする。
【0009】さらに、本発明は記録媒体カセット用ラベ
ルの印字面の表面に印字された印字文字の消去ができる
記録再生装置および記録媒体カセット用ラベルへの印字
方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の記録媒体カセッ
ト用ラベルは、記録再生装置のデータ送受信部との間で
情報信号を送受信する交信用コイルと、データ送受信部
から受信した情報信号を記録するメモリと有する記録媒
体カセット用ラベルにおいて、データ送受信部に転送し
た情報信号に係る情報を、印刷装置により印字するため
の印字面を有するものである。
【0011】また、本発明の記録再生装置は、受信した
情報信号を、記録媒体カセット用ラベルに送信し、記録
媒体カセット用ラベルのメモリに記録された情報信号
を、記録媒体カセット用ラベルから受信するデータ送受
信部と、データ送受信部が受信した情報信号に係る情報
のうち選択したものを、記録媒体カセット用ラベルの印
字面に印字する印刷装置とを有するものである。
【0012】また、本発明の記録媒体カセット用ラベル
への印字方法は、受信した情報信号を、記録再生装置の
データ送受信部から記録媒体カセット用ラベルに転送し
て記録媒体カセット用ラベルのメモリに記録し、記録さ
れた情報信号を、メモリからデータ送受信部に転送し、
データ送受信部に転送された情報信号に係る情報のうち
選択したものを、印刷装置により記録媒体カセット用ラ
ベルの印字面に印字するものである。
【0013】本発明の記録媒体カセット用ラベル、記録
再生装置、および記録媒体カセット用ラベルへの印字方
法によれば、記録された情報信号をメモリからデータ送
受信部に転送し、この情報信号に係る情報のうち選択し
たものを、印刷装置により記録媒体カセット用ラベルの
印字面に自動的に印字する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。最初に、記録媒体カセット用ラベル、記録
再生装置、および記録媒体カセット用ラベルへの印字方
法に係る第1の発明の実施の形態について説明する。ま
ず、本発明に係る記録媒体カセット用ラベルおよび記録
再生装置について図1〜図3を参照しながら説明する。
【0015】図1は、本発明に係る記録媒体カセット用
ラベルを使用した、例えばビデオテープなどの記録媒体
用のカセットを示した斜視図である。ここで、記録媒体
カセット用ラベル3は、後述する記録再生装置のデータ
送受信部との間において、非接触で情報の書き込み及び
読み出しをすることができる。
【0016】記録媒体カセット用ラベル3は、図2にそ
の詳細を示すように、集積回路(IC)9を内蔵すると
ともに、その表面に印字面6を有している。集積回路
(IC)9にはマイクロプロセッサと電気的に消去可能
なメモリを含んでいる。ここで、メモリは記録再生装置
のデータ送受信部から受信した情報信号を記録するもの
である。
【0017】またこの他に、記録媒体カセット用ラベル
3には、メモリおよびマイクロプロセッサ用の電源供給
を受けるためのコイルおよび交信用コイルなどが設けら
れている。ここで交信用コイルは、記録再生装置のデー
タ送受信部との間で情報信号を送受信するものである。
【0018】印字面6は、情報信号に係る情報が自動的
に印字される面、すなわちデータ送受信部に転送した情
報信号に係る情報を、印刷装置により印字される面であ
る。ここで、印字面6は従来の紙またはポリエチレンテ
レフタレート(PET)などのフィルムを用いることが
できる。
【0019】図3は、本発明に係る記録再生装置を示し
たものである。すなわち、記録媒体カセット用ラベル3
を貼り付けた記録媒体カセット8を記録再生装置1に入
れたときの記録再生装置1の様子を示したものである。
ここで、記録媒体カセット用ラベル3の表面側には、デ
ータ送受信部2と印刷装置5を配置し、記録媒体カセッ
ト用ラベル3への印字ができるようになっている。
【0020】データ送受信部2は、記録媒体カセット用
ラベル3への電源供給を行う電源供給コイル、記録媒体
カセット用ラベル3との間で情報信号を送受信するため
に用いる交信用コイル、およびインターフェースなどか
らなっている。
【0021】すなわち、このデータ送受信部2は、非接
触で記録媒体カセット用ラベル3に電源を供給するとと
もに、受信したタイトル、日付などの情報信号を記録媒
体カセット用ラベル3に非接触で書き込み、かつ記録媒
体カセット用ラベル3のメモリに記録されている情報信
号を非接触で読み出す機構部を持つものである。このよ
うに、データ送受信部3は、受信した情報信号を、記録
媒体カセット用ラベルに送信し、この記録媒体カセット
用ラベルのメモリに記録された情報信号を、記録媒体カ
セット用ラベルから受信する。
【0022】印刷装置5は、記録媒体カセット用ラベル
3に情報を印字するためのものである。すなわち、印刷
装置5は、データ送受信部2が受信した情報信号に係る
情報のうち選択したものを、記録媒体カセット用ラベル
3の印字面6に印字するものである。印刷装置の印刷方
式は、複写機と同様の静電トナー方式を採用することが
できる。なお、印刷方式は、この静電トナー方式に制限
されるわけではなく、その他一般に用いられている印刷
方式、例えばインクジェット方式などを採用することが
できる。
【0023】次に、本発明に係る記録媒体カセット用ラ
ベルへの印字方法について図4を参照しながら説明す
る。
【0024】図4は、本発明に係る記録媒体カセット用
ラベルへの印字方法の工程をフローチャートで表したも
のである。図からわかるように、まず印字情報を情報信
号から選択する。すなわち、記録再生装置には、記録媒
体カセット用ラベルに印字する情報を選択できる機構を
有している。つまり、情報信号(例えば.放送局からの
TV映像信号など)から実際に記録媒体カセット用ラベ
ルに印字する情報を予め選択しておく。
【0025】一般的に記録媒体カセットは小さくなる傾
向にあり、それに伴い記録媒体カセット用ラベルも小さ
くなっていく。したがって、このラベルの印字面も小さ
くなるので情報信号に含まれる情報を全て印字すること
はできない。そのため、記録媒体を管理する者にとって
必要な情報を選択する必要があるのである。
【0026】録画前にあらかじめ印字情報(タイトル、
日付など)を選択する方法としては、モニタ上で録画情
報(タイトル、日付、録画時間など)の項目の一覧が表
示され、その中から印刷する項目を選択する方法があ
る。
【0027】次に、印字情報を選択したことを確認する
ことを条件に、情報信号を受信する。次に、情報信号を
データ送受信部から記録媒体カセット用ラベルに転送す
る。すなわち、記録再生装置(例えばビデオテープレコ
ーダ(VTR)など)内の電気的に消去するメモリに情
報信号を記録した後、受信した情報信号を記録再生装置
のデータ送受信部から記録媒体カセット用ラベルに転送
する。
【0028】次に、記録媒体カセット用ラベルのメモリ
に情報信号を記録する。すなわち、印字情報の詳細な内
容は記録媒体カセット用ラベルの集積回路のメモリ(I
C)に記録されていることになる。次に、記録媒体カセ
ット用ラベルのメモリに記録した情報信号をデータ送受
信部に転送する。
【0029】次に、印字するか否かを確認し、印字する
場合は、選択した情報を印字する。すなわち、データ送
受信部に転送された情報信号に係る情報のうち選択した
ものを、印刷装置により記録媒体カセット用ラベルの印
字面に印字する。なお、印刷装置が印字を行う時に、デ
ータ送受信部2を記録媒体カセット用ラベルから遠ざけ
る必要がある場合は、データ送受信部2を移動させる。
また、印字面に印刷される情報は記録媒体カセット用ラ
ベルの集積回路(IC)のメモリに記録されている情報
量以下である。すなわち、印字面には多量の情報は印刷
できないのでメモリに記録されている情報の一部を選択
して印刷するのである。
【0030】以上のことから、本発明の実施の形態によ
れば、あらかじめ情報信号のうちから印字情報を選択し
ておけば、その印字情報を自動的に記録媒体カセット用
ラベルに印字させることができる。すなわち、書くべき
内容は、図4のフローチャートで説明したように、画像
の記録前に印字面に印刷する情報を選択しておき、画像
記録終了とともに自動的にその情報を印字することがで
きる。
【0031】また、直接情報を記録媒体カセット用ラベ
ルに印字するので、記録媒体に記録した情報をデータ送
受信部に転送しモニタで確認する必要がない。また、記
録再生装置が印字のための印刷装置を持っているので、
新たな印刷装置は必要がない。
【0032】また、カセットは小さく印字できる面も小
さくなるので、全ての情報を印字すると判別できなくな
るおそれがある。また、必要な情報は使用する人により
異なるので、情報を選択することで情報が判別しやすく
なり、別情報を印字できるスペースが確保できる。
【0033】なお、上述の記録再生装置においては、情
報を生成する機構部が電波を受信して生成される情報を
印字する例を説明したが、これに限定されるわけではな
い。すなわち、人の手による入力により生成される情報
をも印字することができる。このように、人の手による
入力により生成される情報にも対応しているので、電波
からの情報がないときや、自作の情報を記録したときに
対応できる。
【0034】人の手による入力の方法としては、例え
ば、ビデオテープレコーダ(VTR)からの入力画面を
テレビ(TV)に映し、テレビ(TV)のモニタ上で入
力を行う方法、ビデオテープレコーダ(VTR)にキー
ボード若しくはテンキーを接続してそれを用いて入力す
る方法、または音声入力方法などを採用することができ
る。
【0035】また、上述した発明の実施の形態では、記
録媒体カセット用ラベルのメモリに記録した情報信号を
全てデータ送受信部に転送する例について説明したが、
これに限定されるわけではない。すなわち、このほか記
録媒体カセット用ラベルからデータ送受信部に転送する
ときに、印字すべき選択した情報信号のみを転送する方
式であってもかまわないことはもちろんである。
【0036】次に、記録再生装置および記録媒体カセッ
ト用ラベルへの印字方法に係る第2の発明の実施の形態
について説明する。まず、本発明に係る記録再生装置に
ついて図5〜図6を参照しながら説明する。図5は、本
発明に係る記録再生装置の構成を模式的に表したもので
ある。図において、画像取り込み部4は、印刷装置によ
り印字する前に、記録媒体カセット用ラベルの印字面に
他の印字がされているか否かを検出するものである。す
なわち、画像取り込み部4は、CCDカメラ、若しくは
赤外線センサなどで印字面に印刷されているかどうかを
認識するために設けたものであり、認識は一般的に行わ
れているように、CCDカメラの場合は画像を2値化
し、判断する。また、赤外線センサの場合は光の反射率
の違いにより判断する。
【0037】図5において、クリーニング部7は、印字
面に他の印字がされているときは、印字面をクリーニン
グするものである。すなわち、クリーニング部7は、印
刷装置が記録媒体カセット用ラベルに印字する前に、印
字面にすでに他の印字がされており、新たな印字を重ね
が書きすると識別ができないときは、その印字面をクリ
ーニングするものである。
【0038】図6は、クリーニング部7の詳細を表した
ものである。このクリーニング部7はウエット方式によ
るものである。このクリーニング部7は、クリーニング
カセットが移動することで印字面上をクリーニングする
ものである。クリーニング部の動作は、印字面を界面活
性剤に浸し、トナーを浮かせて、転写ローラで印字面に
付着していたトナーを転写ローラに転写させ、クリーニ
ングするプロセスとなる。
【0039】すなわち、界面活性剤を含む洗浄ローラ1
8で印字面のインク、トナーを浮き上がらせ、加熱した
転写ローラ15を加圧することでインク、トナーを転写
ローラ15に転写させる。転写されたインク、トナーは
スキージ16で転写ローラ15から剥離させる。
【0040】3つめの乾燥ローラ13にて印字面に残留
した界面活性剤などを取り除き、印字面を初期状態に戻
す。すなわち、膨潤した印字面の紙を乾燥させるため
に、約80℃に加熱された乾燥ローラで印字面を加熱
し、印字面の水分をとばすことにより、印字面を初期状
態に戻すのである。
【0041】なお、クリーニング部7によるクリーニン
グの方法としては、上述した方法に限定されるわけでは
なく、例えばクリーニング機構の他の方法として、印字
面の材料がポリエチレンテレフタレート(PET)の場
合はアルコール塗布によるトナー、インクの除去による
クリーニング方法がある。その他、印字面の材料によっ
てクリーニング機構は様々な方式を採用することができ
ることはもちろんである。
【0042】また、図5および図6において、本発明に
係る記録再生装置の構成について説明したが、その他の
構成については上述した第1の発明の実施の形態に係る
記録再生装置の構成と同様である。
【0043】次に、本発明に係る記録媒体カセット用ラ
ベルへの印字方法について図7および図8を参照しなが
ら説明する。図7は、本発明に係る記録媒体カセット用
ラベルへの印字方法の要部をフローチャートで表したも
のである。
【0044】図において、まずデータ転送が行われる。
すなわち、記録媒体カセット用ラベルのメモリに記録し
た情報信号(タイトル、日付など)をデータ送受信部に
転送する。なお、データ送受信時には、印刷装置、画像
取り込み部、およびクリーニング部が相互アンテナ間か
ら移動し障害にならないようにする必要がある場合は移
動させる。
【0045】次に、印字命令の後に各機構部が移動させ
る。すなわち、図8に示す様に、同一の記録媒体カセッ
ト用ラベル上で画像取り込みとクリーニングと印字を行
うので各機構部が衝突しないように移動させる。次に、
画像取り込み部により印字の有無を検出する。すなわ
ち、印刷装置により印字する前に、画像取り込み部によ
り、記録媒体カセット用ラベルの印字面に他の印字がさ
れているか否かを検出する。
【0046】次に、印字面に他の印字がされているとき
は、クリーニング部により印字面をクリーニングする。
このクリーニング時には、印刷装置および画像取り込み
部を記録媒体カセット用ラベル表面から邪魔にならない
程度遠ざけることが必要である。
【0047】次に、印刷装置により記録媒体カセット用
ラベルに印字がなされる。この印字がされるの時には、
クリーニング部を記録媒体カセット用ラベル表面から避
ける。なお、印字が完了したか否かは、画像取り込み機
構部により検出する。
【0048】次に、印字が完了したときは、各機構部が
移動し元の位置に戻る。なお、印字が完了していないこ
とが、画像取り込み部により検出された場合、例えばト
ナーがないなどの理由により印刷されなかった場合は、
エラーとしてTVモニタ若しくはVTRの表示面にエラ
ーが発生した旨を表示する。
【0049】なお、図7において、本発明に係る記録媒
体カセット用ラベルへの印字方法の工程について説明し
たが、その他の工程については上述した第1の発明の実
施の形態に係る記録媒体カセット用ラベルへの印字方法
の工程と同様である。
【0050】以上のことから、本発明に係る実施の形態
によれば以下に述べるような効果が発生する。すなわ
ち、従来のように、感熱性記録層をラベル内に入れるこ
とになるとその記録層製造プロセスが必要であり、かつ
記録層が多層構造となり、製造コストが高くなるという
問題があった。また、従来の方式によれば、記録媒体カ
セット用ラベルの印字面の表面に印字された印字文字を
消去することができなかった。
【0051】本発明では、記録媒体カセット用ラベルの
印字面は従来の紙、もしくは低コストのPETを用いて
おり、ラベル自身の構造は変えずにクリーニング部を記
録再生装置(例えば、ビデオテープレコーダ(VT
R))に設けることで、記録媒体カセット用ラベルの印
字面の表面に印字された印字文字の消去を可能にしてい
る。これにより、ラベル1枚のコストは従来のものと変
わらない。
【0052】また、前に印字した情報をクリーニングで
きるので、情報を書き換えたときに記録媒体本体を交換
する必要がなくなり、記録媒体を再利用することができ
る。
【0053】なお、上述した記録再生装置に係る発明の
実施の形態においては、図8に示すように、従来のビデ
オテープレコーダ(VTR)の構造では一連の機構部を
記録媒体カセット用ラベル位置に配置することはできな
いので、カセットをZ方向に大きく移動させ動作できる
ようにする必要があった。ここで、図8に示すようなビ
デオテープレコーダ(VTR)ではZ方向に厚くなるの
で、図9に示すように記録媒体カセットを縦に入れるこ
とにしたビデオテープレコーダ(VTR)とすることが
できる。このようにすることにより、記録再生装置のZ
方向の厚さが厚くなることを防止することができる。
【0054】なお、上述の発明の実施の形態において
は、記録媒体カセット用ラベルについて説明したが、本
発明はこのラベルの形態に限るわけではなく、その他の
形態のものにも適用できることはもちろんである。ま
た、上述の発明の実施の形態においては、ビデオテープ
レコーダ(VTR)について適用する場合について説明
したが、ビデオテープレコーダ(VTR)に限るわけで
はなく、これ以外の電子機器、たとえばその他の記録媒
体(MO、MDなど)を用いて、情報の記録を行う機器
などにも適用できることはもちろんである。また、本発
明は上述の実施の形態に限らず本発明の要旨を逸脱する
ことなくその他種々の構成を採り得ることはもちろんで
ある。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以下に記載されるような効果
を奏する。記録された情報信号をメモリからデータ送受
信部に転送し、この情報信号に係る情報のうち選択した
ものを、印刷装置により記録媒体カセット用ラベルの印
字面に印字することにより、あらかじめ情報信号のうち
から印字情報を選択しておけば、その印字情報を自動的
に記録媒体カセット用ラベルに印字させることができ
る。
【0056】また、印刷装置により印字する前に、画像
取り込み部により記録媒体カセット用ラベルの印字面に
他の印字がされているか否かを検出し、印字面に他の印
字がされているときは、クリーニング部により印字面を
クリーニングすることにより、記録媒体カセット用ラベ
ルの印字面の表面に印字された印字文字の消去ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録媒体カセット用ラベルをビデ
オテープカセットに適用したときの状態を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明に係る記録媒体カセット用ラベルを示す
斜視図である。
【図3】本発明に係る記録再生装置の要部を示す平面図
である。
【図4】本発明に係る記録媒体カセット用ラベルへの印
字方法の工程を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る記録再生装置の要部を示す平面図
である。
【図6】本発明に係る記録再生装置に使用するクリーニ
ング部の要部を示す平面図である。
【図7】本発明に係る記録媒体カセット用ラベルへの印
字方法の工程を示すフローチャートである。
【図8】印刷装置、画像取り込み部、およびクリーニン
グ部の動作方向、並びに、ビデオテープレコーダへの挿
入からのビデオテープカセットの動きを示す斜視図であ
る。
【図9】ビデオテープカセットを縦方向から挿入するビ
デオテープレコーダの例を示す平面図である。
【符号の説明】
1‥‥記録再生装置、2‥‥データ送受信部、3‥‥記
録媒体カセット用ラベル、4‥‥画像取り込み部、5‥
‥印刷装置、6‥‥印字面、7‥‥クリーニング部、8
‥‥記録媒体カセット、9‥‥集積回路(IC)、12
‥‥クリーニングカセット、13‥‥乾燥ローラ、14
‥‥転写されたインク、トナー、15‥‥転写ローラ、
16‥‥スキージ、17‥‥界面活性剤、18‥‥洗浄
ローラ、19‥‥固着インク、トナー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録再生装置のデータ送受信部との間で
    情報信号を送受信する交信用コイルと、 上記データ送受信部から受信した情報信号を記録するメ
    モリと有する記録媒体カセット用ラベルにおいて、 上記データ送受信部に転送した情報信号に係る情報を、
    印刷装置により印字するための印字面を有することを特
    徴とする記録媒体カセット用ラベル。
  2. 【請求項2】 受信した情報信号を、記録媒体カセット
    用ラベルに送信し、 上記記録媒体カセット用ラベルのメモリに記録された上
    記情報信号を、上記記録媒体カセット用ラベルから受信
    するデータ送受信部と、 上記データ送受信部が受信した情報信号に係る情報のう
    ち選択したものを、記録媒体カセット用ラベルの印字面
    に印字する印刷装置とを有することを特徴とする記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 印刷装置により印字する前に、記録媒体
    カセット用ラベルの印字面に他の印字がされているか否
    かを検出する画像取り込み部と、 上記印字面に上記他の印字がされているときは、上記印
    字面をクリーニングするクリーニング部を有することを
    特徴とする請求項2記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 受信した情報信号を、記録再生装置のデ
    ータ送受信部から記録媒体カセット用ラベルに転送して
    記録媒体カセット用ラベルのメモリに記録し、 上記記録された情報信号を、上記メモリから上記データ
    送受信部に転送し、 上記データ送受信部に転送された情報信号に係る情報の
    うち選択したものを、印刷装置により記録媒体カセット
    用ラベルの印字面に印字することを特徴とする記録媒体
    カセット用ラベルへの印字方法。
  5. 【請求項5】 印刷装置により印字する前に、画像取り
    込み部により、記録媒体カセット用ラベルの印字面に他
    の印字がされているか否かを検出し、 上記印字面に上記他の印字がされているときは、クリー
    ニング部により上記印字面をクリーニングすることを特
    徴とする請求項4記載の記録媒体カセット用ラベルへの
    印字方法。
JP10292279A 1998-10-14 1998-10-14 記録媒体カセット用ラベル、記録再生装置、および記録媒体カセット用ラベルへの印字方法 Pending JP2000123544A (ja)

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