JP3243073B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3243073B2
JP3243073B2 JP19998593A JP19998593A JP3243073B2 JP 3243073 B2 JP3243073 B2 JP 3243073B2 JP 19998593 A JP19998593 A JP 19998593A JP 19998593 A JP19998593 A JP 19998593A JP 3243073 B2 JP3243073 B2 JP 3243073B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は繰返し記録及び消去が
可能なサ−マルクロミックフィルムを記録媒体として用
いるファクシミリ装置、特にサ−マルクロミックフィル
ムの保護に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置では記録装置と
しては、サ−マルヘッドを用いた感熱記録方式や書き込
み光源としてレ−ザやLEDを用いた電子写真方式を用
いて受信原稿を全て記録紙にハ−ドコピ−するものが多
く使用されている。このように受信して記録した情報の
中には不要なものも多い。そこで受信した情報を印字す
る前に液晶などで表示するファクシミリ装置も開発され
ているが、表示部の製作費用が高い上に、一度に表示す
ることのできる情報の量の制約が有った。このような不
具合を解消するために、例えば特開昭62−277847号公報
に開示されたファクシミリ装置のように、記録紙として
繰返し記録消去が可能な二層構造の感熱記録紙を用いた
ファクシミリ装置も開発されている。また、記録時に第
1の温度を与えて画像情報を書き込み、それとは異なる
第2の温度を与えることによって消去し、可逆的に繰返
し記録,消去が可能なサ−マルクロミックフィルムをフ
ァクシミリ装置の記録媒体として使用することもでき
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像情
報を記録した記録紙の内容を確認するためには記録紙に
直接手を触れて確認する必要があるが、サ−マルクロミ
ックフィルムに記録された内容を確認するために直接手
を触れるとサ−マルクロミックフィルムの表面に指紋等
が付いてしまう。またサ−マルクロミックフィルムを繰
返し使用すると、フィルムの表面に油脂や粉塵等が付着
したり、表面に折り傷等が発生したりし、記録消去する
際にその部分の温度分布が均一にならず正常な記録や消
去が行えない場合が有る。
【0004】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、サ−マルクロミックフィルムの表面
に油脂や粉塵等が付着するのを防止して、良質な画像を
繰返して記録することができるファクシミリ装置を得る
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわるファ
クシミリ装置においては、記録紙カセットは収納された
サーマルクロミックフィルムの印字部分を視認可能とす
る透明板を有する透明窓部と、搬送部のサーマルクロミ
ックフィルム搬送用ローラが入る開口部とを有し、搬送
部のサーマルクロミックフィルム搬送用ローラが入る開
口部とを有し、搬送部はサ−マルクロミックフィルムを
記録紙カセットから取り出し消去部と書込部に搬送し、
消去部がサ−マルクロミックフィルムの画像情報を消去
し、書込部がサ−マルクロミックフィルムに画像情報を
印字した後に、逆転搬送し記録紙カセットに収納する。
【0006】また、搬送部は供給用記録紙カセットから
取り出したサ−マルクロミックフィルムを消去部と書込
部を経由して収納用記録紙カセットに収納するようにし
ても良い。
【0007】また、中間トレイを供給用記録紙カセット
側に設け、搬送部は搬送方向を正逆転するとともに供給
用記録紙カセットと消去部の間に、供給用記録紙カセッ
ト側の搬送経路と中間トレイ側の搬送経路を切り替える
搬送切替ガイド部を有し、記録した画像を消去したサ−
マルクロミックフィルムを搬送切替ガイド部で中間トレ
イに誘導するようにしても良い。
【0008】また、複数の収納用記録紙カセットと収納
用カセット切替部を備え、収納用カセット切替部は収納
用記録紙カセットがサ−マルクロミックフィルムを収納
する都度順次収納用記録紙カセットを切替えても良い。
【0009】さらに、書込部で画像情報を印字している
サーマルクロミックフィルムの搬送方向に排紙トレイを
有し、搬送部には印字しているサーマルクロミックフィ
ルムの搬送方向の下流側に搬送切替部を有し、記録紙カ
セット又は供給用記録紙カセットの代わりに感熱紙給紙
トレイを装着したときに、搬送切替部を排紙トレイ側に
切り替え、印字された感熱紙を排紙トレイに排出するよ
うにしても良い。
【0010】また、上記記録紙カセットはサ−マルクロ
ミックフィルムの印字部分を表す透明窓部と、透明窓部
と相対する内側部分が濃色なカバ−を有することが好ま
しい。
【0011】さらに、記録紙カセットのサ−マルクロミ
ックフィルムの出入口にファクシミリ装置の凸部に係合
したときに開になるシャッタ部や除電部を設けると良
い。
【0012】また、記録紙カセットの上下方向の中央部
に仕切板を有し、仕切板を境に両面にサ−マルクロミッ
クフィルム収納部及び透明窓部を有するようにしても良
い。
【0013】
【作用】この発明においては、記録紙カセットに収納さ
れたサ−マルクロミックフィルムを搬送部で直接取り出
して消去部と書込部に搬送する。消去部でサ−マルクロ
ミックフィルムの古い画像情報を消去し、書込部で新し
い画像情報を印字した後に、搬送部はサ−マルクロミッ
クフィルムを逆転搬送して記録紙カセットに直接収納す
る。
【0014】さらに、搬送部は供給用カセットから取り
出したサ−マルクロミックフィルムを消去部と書込部を
経由して収納用カセットに収納することにより、搬送部
の逆転搬送機構等を無くすことができる。
【0015】さらに、消去後のサ−マルクロミックフィ
ルムを搬送切替ガイド部を介して中間トレイに誘導する
ことにより、記録内容を確認した後保存しておく必要の
無いものを消去し、中間トレイに一時格納するので、サ
−マルクロミックフィルムを簡単に再利用できる。
【0016】さらに、収納用カセットを複数設置し、収
納用カセットを順次切り替えて連続して受信した情報を
記録したサ−マルクロミックフィルムを順次収納する。
【0017】また、記録紙カセット又は供給用記録紙カ
セットの代わりに感熱紙給紙トレイを装着したときに、
搬送切替部で搬送経路を切り替えて、印字された感熱紙
を排紙トレイに排出することにより、感熱紙にも記録す
ることができる。
【0018】また、記録紙カセットにはサ−マルクロミ
ックフィルムの印字部分を表す透明窓部と内側部分が濃
色なカバ−を有するので、記録紙カセット外部からサ−
マルクロミックフィルムに印字した情報を濃色なカバ−
を背景に容易に確認できる。
【0019】さらに、記録紙カセットのサ−マルクロミ
ックフィルムの出入口に、ファクシミリ装置に装着した
ときのみ開になるシャッタ部を設け、記録紙カセット内
へ塵埃等がはいることを防ぐ。
【0020】さらに、記録紙カセットは搬送部に対応す
る開口部周辺に設けた除電部材でサ−マルクロミックフ
ィルムの帯電を防ぎ、帯電による塵の付着を防止する。
【0021】さらに、記録紙カセットは中心に仕切板を
有し、仕切板を境に両面に対称的にサ−マルクロミック
フィルム収納部及び透明窓部を有するので、表裏逆に記
録紙カセットを挿入することにより、一つの記録紙カセ
ットの両面を表示部分として用いることができる。
【0022】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す構成図であ
る。図に示すように、ファクシミリ装置1は記録紙カセ
ット2を装着し、搬送部3、消去部4、書込部5、待機
部6、画像読取部7、操作表示部8及び制御部9を有す
る。
【0023】記録紙カセット2は可逆的に書き込み及び
消去が可能なサ−マルクロミックフィルムを収納するも
のであり、図2の斜視図に示すように、透明窓部13、
上カバ−部14及び下カバ−部15を有する。透明窓部
13はサ−マルクロミックフィルムを記録紙カセット2
内部に保持したまま、サ−マルクロミックフィルムに記
録された画像情報を確認できるように十分大きく透明に
なっている。記録紙カセット2の下カバ−部15は内側
が濃色になっており、白濁した印字状態を有するサ−マ
ルクロミックフィルムとのコントラストから、サ−マル
クロミックフィルムに表示された画像情報が見やすくな
っている。又、記録紙カセット2の下カバ−部15は図
3の工程図に示すように、シャッタ−部16及びスプリ
ング17を有し、ファクシミリ装置1に装着されていな
いときは図3(a)に示すように、シャッタ−部16は
スプリング17により付勢され、開口部18を覆ってい
る。記録紙カセット2がファクシミリ装置1に装着され
ると、シャッタ−部16はファクシミリ装置1の凸部1
9に押され、図3(b)に示すように開口部18を開
く。記録紙カセット2の下カバ−部15の開口部18が
開くと、図4の断面図に示すように、ピックアップロ−
ラ10がサ−マルクロミックフィルム20に接し、ピッ
クアップロ−ラ10の回転により、サ−マルクロミック
フィルム20が記録紙カセット2の繰出部22から出し
入れされる。記録紙カセット2の開口部18及び繰出部
22の周囲には例えば導電性ブラシ21が取り付けら
れ、サ−マルクロミックフィルム20から塵埃や静電気
を除去する。
【0024】搬送部3はピックアップロ−ラ10、レジ
ストロ−ラ11及びプラテンロ−ラ12を有する。記録
紙カセット2に格納されたサ−マルクロミックフィルム
20はピックアップロ−ラ10により記録紙カセット2
から取り出される。ピックアップロ−ラ10により取り
出されたサ−マルクロミックフィルム20はレジストロ
−ラ11により搬送方向の姿勢を整えられ、消去部4へ
送られる。消去部4に送られたサ−マルクロミックフィ
ルム20は画像情報の書き込み時より高い温度を加えら
れ、記録した画像情報を消去される。消去部4を通過し
たサ−マルクロミックフィルム20はプラテンロ−ラ1
2とプラテンロ−ラ12に圧接された書込部5に送られ
る。書込部5は送られてきたサ−マルクロミックフィル
ム20に消去部4で加えた温度より低い温度を加え印字
する。書込部5で印字されたサ−マルクロミックフィル
ム20は印字されながら、プラテンロ−ラ12によって
搬送される。プラテンロ−ラ12によって搬送されたサ
−マルクロミックフィルム20はその先端を待機部6に
入り、後端の印字が終了するまで、待機部6に待機す
る。サ−マルクロミックフィルム20の後端の印字が終
了すると、ピックアップロ−ラ10、レジストロ−ラ1
1及びプラテンロ−ラ12は反転し、サ−マルクロミッ
クフィルム20を記録紙カセット2に格納する。
【0025】このように、記録紙カセット2に格納され
たサ−マルクロミックフィルム20はファクシミリ装置
1の搬送部3によって搬送及び格納されるので、指紋や
油脂により汚れることが無くなる。また、サ−マルクロ
ミックフィルム20に傷がつくことも防止できる。サ−
マルクロミックフィルム20の汚れや傷を防止するの
で、指紋や油脂等が付着した部分の温度分布が均一にな
らず正常に記録及び消去ができなくなることを防ぐ。
【0026】なお、消去部4にファン等の冷却手段を設
け、サ−マルクロミックフィルム20の消去後に消去部
4を冷却し、余熱による誤動作等を防止するようにして
も良い。
【0027】また、消去部4に書込部5の機能を備え、
搬送部3が待機部6にサ−マルクロミックフィルム20
を送るときにサ−マルクロミックフィルム20に消去部
4で高い温度を加え画像情報を消去し、搬送部3が逆転
するときに消去部4で消去時より低い温度でサ−マルク
ロミックフィルム20に画像情報を書き込むようにして
も良い。
【0028】つぎに、他の実施例として、供給用記録紙
カセットと収納用記録紙カセットを装着した場合を図5
の断面図を参照して説明する。
【0029】ファクシミリ装置1は図5に示すように、
供給用記録紙カセット2と収納用記録紙カセット23を
装着する。供給用記録紙カセット2と収納用記録紙カセ
ット23は同一構造をしている。搬送部3はピックアッ
プロ−ラ10、レジストロ−ラ11、プラテンロ−ラ1
2及び収納ロ−ラ24を有する。ピックアップロ−ラ1
0によって供給用記録紙カセット2から取り出されたサ
−マルクロミックフィルム20はレジストロ−ラ11に
より消去部4に搬送される。消去部4に搬送され消去部
4で古い画像情報を消去されたサ−マルクロミックフィ
ルム20は書込部5で新しい画像情報を書き込まれ、プ
ラテンロ−ラ12で収納用記録紙カセット23に搬送さ
れる。収納用記録紙カセット23に送られたサ−マルク
ロミックフィルム20は収納ロ−ラ24により、収納用
記録紙カセット23に収納される。このように、供給用
カセット2から取り出されたサ−マルクロミックフィル
ム20が古い画像情報の消去及び新しい画像情報の書き
込みをされた後、収納用記録紙カセット23に収納され
るので、搬送部3は反転機構を持つ必要が無くなり、装
置構成を簡単にすることができる。また、待機部6が必
要でなくなるため、装置を小型化及び軽量化することが
できる。
【0030】なお、消去部4と書込部5とを同じ構造に
して、サ−マルクロミックフィルム20が供給用記録紙
カセット2と収納用記録紙カセット23の間を往復する
ようにしても良い。それにより、収納用記録紙カセット
23に収納されたサ−マルクロミックフィルム20を消
去及び書き込みして供給用記録紙カセット2に収納する
ことができる。
【0031】また、図6の断面図に示すように、中間ト
レイ25を供給用記録紙カセット2側に設け、搬送部3
は搬送方向を正逆転するとともに供給用記録紙カセット
2と消去部4の間に、供給用記録紙カセット2側の搬送
経路と中間トレイ25側の搬送経路を切り替える搬送切
替ガイド部26を有し、収納用記録紙カセット23で内
容を確認したサ−マルクロミックフィルム20から不要
な画像情報を消去し、画像情報を消去したサ−マルクロ
ミックフィルム20を搬送切替ガイド部26を切替て、
中間トレイ25に搬送蓄積しても良い。それにより、必
要な画像情報を記録したサ−マルクロミックフィルム2
0と不要な画像を消去済みのサ−マルクロミックフィル
ム20を分離でき、必要な情報の管理及びサ−マルクロ
ミックフィルム20の再利用が容易になる。
【0032】さらに、図7の断面図に示すように、複数
の収納用記録紙カセット23及び収納用カセット切替部
27を有し、収納用記録紙カセット23がサ−マルクロ
ミックフィルム20を収納するたびに収納用カセット切
替部27が収納用記録紙カセット23を切替るようにし
ても良い。収納用カセット23が切り替わるので、自動
受信時に中間トレイ25からサ−マルクロミックフィル
ム20を供給して、画像情報を記録したサ−マルクロミ
ックフィルム20を複数の収納用記録紙カセット23で
順次収納することができる。
【0033】次ぎに、他の実施例として、図8の断面図
に示すように、搬送切替部28と排紙トレイ部29を備
え、且つ、供給用記録紙カセット2に代えて感熱紙給紙
トレイ30を装着できるようにしても良い。そして感熱
紙給紙トレイ30が装着された場合は、感熱紙給紙トレ
イ30から給紙された感熱カット紙に保存する情報を印
字し、印字した感熱紙を搬送切替部28を切替、排紙ト
レイ部29に排紙するようにする。
【0034】なお、図9の側面図に示すように、ファク
シミリ装置1の記録紙カセット2をガイドする部分にカ
セット係合部ガイド講31とカセット突起ガイド講32
を設け、さらに、図10の断面図に示すように、記録紙
カセット2の上カバ−14に係合部33と、記録紙カセ
ット2の下カバ−15に開閉部34と開閉突起部35を
設けても良い。記録紙カセット2をファクシミリ装置1
に装着したときに記録紙カセット2の係合部33がファ
クシミリ装置1のカセット係合部ガイド講31に沿って
入り、記録紙カセット2の開閉突起部35がカセット突
起ガイド講32に沿って入る。カセット突起ガイド講3
2は下方を向いているため、記録紙カセット2を挿入す
るに従い開閉突起部35が押し下げられ、開閉部34が
開く。それにより、記録紙カセット2をファクシミリ装
置1に装着したときのみ記録紙カセット2の開閉部34
が開き、装着していないときに塵埃が入ることを防ぐ。
【0035】さらに、記録紙カセット2の中心に仕切板
を備え、記録紙カセット部2が仕切板を境に両面に対照
的にサ−マルクロミックフィルム20の収納部及び透明
窓部13を有するようにしても良い。それにより、一つ
の記録紙カセット2の両面を表示部分として用いること
ができる。
【0036】また、上記実施例では記録紙としてサ−マ
ルクロミックフィルム20を用いたが、その他の繰返し
書き込み及び消去ができる記録紙を用いても良い。
【0037】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、記録紙
カセットに収納されたサ−マルクロミックフィルムを搬
送部で直接取り出して消去部と書込部に搬送する。消去
部でサ−マルクロミックフィルムの古い画像情報を消去
し、書込部で新しい画像情報を印字した後に、搬送部は
サ−マルクロミックフィルムを逆転搬送して記録紙カセ
ットに直接収納する。サ−マルクロミックフィルムの記
録紙カセットからの出し入れをファクシミリ装置の搬送
部で行うため、サ−マルクロミックフィルムが指紋や油
脂等で汚れることを防ぐことができ、指紋や油脂等が付
着した部分の温度分布が均一にならず正常に記録及び消
去ができなくなることを防ぐ。
【0038】さらに、搬送部は供給用記録紙カセットか
ら取り出したサ−マルクロミックフィルムを消去部と書
込部を経由して収納用記録紙カセットに収納する。収納
用記録紙カセットに記録又は消去済みのサ−マルクロミ
ックフィルムを搬送するので、逆転搬送機構等を無くす
ことができ、軽量小型化ができる。
【0039】さらに、消去後のサ−マルクロミックフィ
ルムを搬送切替ガイド部を介して中間トレイに誘導する
ことにより、記録内容を確認した後保存しておく必要の
無いものを消去し、中間トレイに一時格納するので、サ
−マルクロミックフィルムを簡単に再利用でき、サ−マ
ルクロミックフィルムの有効利用ができる。
【0040】さらに、収納用カセットを複数設置し、収
納用カセットを順次切り替えて連続して受信した情報を
記録したサ−マルクロミックフィルムを順次収納するの
で、連続して受信情報を記録したサ−マルクロミックフ
ィルムを収納することができ、夜間等の自動受信が可能
になる。
【0041】また、記録紙カセット又は供給用記録紙カ
セットに代えて感熱紙給紙トレイを装着したときに、記
録した感熱紙を排紙トレイに排出することにより、感熱
紙にも記録することができ、保存する情報を感熱紙に出
力して保存することができる。
【0042】また、上記記録紙カセットはサ−マルクロ
ミックフィルムの印字部分を表す透明窓部と、透明窓部
と相対する内側部分が濃色なカバ−を有することが好ま
しい。記録紙カセット外部からサ−マルクロミックフィ
ルムに印字した情報を濃色なカバ−を背景に容易に確認
できるので、サ−マルクロミックフィルムを記録紙カセ
ットから取り出す必要が無くなり、サ−マルクロミック
フィルムの損傷を防止できる。
【0043】さらに、記録紙カセットのサ−マルクロミ
ックフィルムの出入口に、ファクシミリ装置に装着した
ときのみ開になるシャッタ部を設け、記録紙カセット内
へ塵埃等がはいることを防ぐ。サ−マルクロミックフィ
ルムの塵埃による汚れを防止するので、塵埃が付着した
部分の温度分布が均一にならず正常に記録及び消去がで
きなくなることを防ぐ。
【0044】さらに、記録紙カセットは搬送部に対応す
る開口部周辺に設けた除電部材でサ−マルクロミックフ
ィルムの帯電を防ぎ、帯電による塵の付着を防止する。
サ−マルクロミックフィルムの塵等の付着を防止するの
で、塵等が付着した部分の温度分布が均一にならず正常
に記録及び消去ができなくなることを防ぐ。
【0045】さらに、記録紙カセットは中心に仕切板を
有し、仕切板を境に両面に対称的にサ−マルクロミック
フィルム収納部及び透明窓部を有するので、表裏逆に記
録紙カセットを挿入することにより、一つの記録紙カセ
ットの両面を表示部分として用いることができ、装置の
簡素化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】記録紙カセットの斜視図である。
【図3】開口部を開ける工程図である。
【図4】記録紙カセットの断面図である。
【図5】他の実施例を示すファクシミリ装置の断面図で
ある。
【図6】中間トレイを取り付けた場合の断面図である。
【図7】複数の収納用記録紙カセットを有する場合の断
面図である。
【図8】排紙トレイを有する場合の断面図である。
【図9】記録紙カセットガイド部分の側面図である。
【図10】記録紙カセットに開口部を取り付けた場合の
断面図である。
【符号の説明】 1 ファクシミリ装置 2 記録紙カセット 3 搬送部 4 消去部 5 書込部 6 待機部 10 ピックアップロ−ラ 13 透明窓部 16 シャッタ−部 17 スプリング 18 開口部 19 凸部 20 サ−マルクロミックフィルム 21 導電性ブラシ 25 中間トレイ 26 搬送切替ガイド部 27 収納カセット切替部 28 搬送切替部 29 排紙トレイ 30 感熱紙給紙トレイ 31 カセット係合部ガイド講 32 カセット突起ガイド講 33 係合部 34 開閉部 35 開閉突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 H04N 1/23 B41J 3/20 B41M 5/26

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルクロミックフィルムを記録紙に
    使用したファクシミリ装置において、 記録紙カセットと搬送部と消去部と書込部を備え、 記録紙カセットは収納されたサーマルクロミックフィル
    ムの印字部分を視認可能とする透明板を有する透明窓部
    と、搬送部のサーマルクロミックフィルム搬送用ローラ
    が入る開口部とを有し、 搬送部はサーマルクロミックフィルムを記録紙カセット
    から取り出し消去部と書込部に搬送し、消去部がサーマ
    ルクロミックフィルムの画像情報を消去し、書込部がサ
    ーマルクロミックフィルムに画像情報を印字した後に、
    搬送方向を逆転して画像情報を印字したサーマルクロミ
    ックフィルムを記録紙カセットに搬送して収納すること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 サーマルクロミックフィルムを記録紙に
    使用したファクシミリ装置において、供給用記録紙カセ
    ットと搬送部と消去部と書込部と収納用記録紙カセット
    を備え、供給用記録紙カセットは搬送部のサーマルクロ
    ミックフィルム搬送用ローラが入る開口部を有し、収納
    用記録紙カセットは収納されたサーマルクロミックフィ
    ルムの印字部分を視認可能とする透明板を有する透明窓
    部と、搬送部のサーマルクロミックフィルム収納用ロー
    が入る開口部を有し、搬送部はサーマルクロミックフ
    ィルムを記録紙カセットから取り出し消去部と書込部に
    搬送し、消去部がサーマルクロミックフィルムの画像情
    報を消去し、書込部がサーマルクロミックフィルムに画
    像情報を印字した後に、画像情報を印字したサーマルク
    ロミックフィルムを収納用記録紙カセットに搬送して収
    納することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 中間トレイを供給用記録紙カセット側に
    有し、搬送部は搬送方向を正逆転するとともに供給用記
    録紙カセットと消去部の間に、供給用記録紙カセット側
    の搬送経路と中間トレイ側の搬送経路を切り替える搬送
    切替ガイド部を有し、搬送切替ガイド部は消去後のサー
    マルクロミックフィルムを中間トレイに誘導する請求項
    2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 複数の収納用記録紙カセットと収納用カ
    セット切替部を備え、収納用カセット切替部は収納用記
    録紙カセットがサーマルクロミックフィルムを収納する
    都度順次収納用記録紙カセットを切替る請求項2又は3
    記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 書込部で画像情報を印字しているサーマ
    ルクロミックフィルムの搬送方向に排紙トレイを有し、
    搬送部には印字しているサーマルクロミックフィルムの
    搬送方向の下流側に搬送切替部を有し、記録紙カセット
    又は供給用記録紙カセットの代わりに感熱紙給紙トレイ
    を装着したときに、搬送切替部を排紙トレイ側に切り替
    える請求項1、2、3又は4記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 上記サーマルクロミックフィルムを収納
    する記録紙カセット及び収納用記録紙カセットに、前記
    透明窓部と相対する内側部分が濃色なカバーを有する請
    求項1、2、3、4又は5記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 記録紙カセットのサーマルクロミックフ
    ィルムの出入口にファクシミリ装置の凸部に係合したと
    きに開になるシャッタ部を有する請求項6記載のファク
    シミリ装置。
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