JP2000123284A - 車両位置認識装置における車両側受信レベル調整装置 - Google Patents

車両位置認識装置における車両側受信レベル調整装置

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JP2000123284A JP10289002A JP28900298A JP2000123284A JP 2000123284 A JP2000123284 A JP 2000123284A JP 10289002 A JP10289002 A JP 10289002A JP 28900298 A JP28900298 A JP 28900298A JP 2000123284 A JP2000123284 A JP 2000123284A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路側共振回路と車両側共振アンテナとの電
磁誘導結合方式による車両位置認識装置において、その
共振アンテナの受信レベルの調整を車両に搭載した状態
で容易に行なうことができるようにする。 【解決手段】 道路側共振回路40と、共振周波数が道
路側共振回路40の共振周波数と同一とされた車両側共
振アンテナA,Bとを含み、共振回路40との電磁誘導
結合により共振アンテナA,Bに生ずる電圧変化にて共
振回路40の設置位置を基準として車両の現在位置を認
識する車両位置認識装置において、車両側の各共振アン
テナA,Bの中間位置に、道路側共振回路40と同一構
成の基準共振回路30を設け、スイッチ31にて調整モ
ード時のみこの基準共振回路30を有効とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路側共振回路と
車両(自動車)側に搭載の共振アンテナとの電磁誘導結
合方式による車両位置認識装置に関し、さらに詳しく言
えば、車両側共振アンテナの受信レベル調整装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人らは、先に特願平8−3009
44号(特開平10−124793号公報)として、道
路側の共振回路と車両側に搭載の共振アンテナとの電磁
誘導結合方式による車両位置認識装置を提案している。
【0003】その概略を図3を参照しながら説明する
と、この車両位置認識装置においては、道路Rの例えば
車線中央位置に車両の走行方向に沿ってコイルLとコン
デンサCとからなる共振回路40が所定の間隔で設置さ
れる。
【0004】これに対して、車両V側には例えばそのヘ
ッドライト付近の下部ボディーの左右2箇所に共振アン
テナ(共振回路)51,52が設けられる。各共振アン
テナ51,52はともにコイルLとコンデンサCとから
構成され、それらの各共振周波数は道路側共振回路40
の共振周波数と同じにされている。
【0005】図示されていないが、各共振アンテナ5
1,52には発振源としての発振器、および道路R側の
共振回路40との電磁誘導結合により各共振アンテナ5
1,52に発生する電圧変化分を検出する電圧検出回路
などを含む送受信手段がそれぞれ接続されており、その
各検出電圧が差分回路53に入力される。なお、共振ア
ンテナ51,52の相互干渉を防止するため、それらの
間が磁気的にシールドされるかもしくは各共振アンテナ
51,52を交互に発振させる。
【0006】各共振アンテナ51,52と共振回路40
との電磁誘導結合の強弱は、それらの各距離に比例する
ため、差分回路53にて一方の共振アンテナ51の電圧
変化分と他方の共振アンテナ52の電圧変化分とを比較
することにより、道路側共振回路40に対して車両Vが
どちらにずれているかを認識することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この車両位置認識装置
によれば、電磁誘導方式のように、道路面側に誘導ルー
プを埋設してそれに交流電流を流す必要がないため、ほ
とんどメンテナンスフリーで使用することができるが、
実際に上記の共振アンテナ(共振回路)51,52を車
両Vに搭載する場合、次のような課題が新たに発生し
た。
【0008】すなわち、車両Vに搭載する前に、あらか
じめ個々の共振アンテナ(その送受信手段を含む)5
1,52について、それらの各特性が合うように調整し
ているが、実際に車両Vに搭載すると、その周囲には多
くの金属製品が存在するため、それらの金属物によって
受信特性(特に受信レベル)が当初設定した値よりもず
れてしまうことがある。
【0009】したがって、その調整が必要となるが、周
囲の金属環境が車種ごとに異なり、また、共振アンテナ
51,52の取り付け位置も区々で、しかも手が届き難
い場所であるため、車両搭載後の受信レベルの調整には
かなりの困難が伴なう。この従来例では、共振アンテナ
を2つとしているが、車両に搭載される共振アンテナが
それ以上の数である場合には、その困難性がさらに倍加
することになる。
【0010】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、その目的は、複数の共振アンテナ
(共振回路)を車両の車幅方向に沿って所定の間隔で搭
載するにあたって、その搭載後においても、各共振アン
テナの特性調整を容易に行なうことができるようにした
車両位置認識装置における車両側受信レベル調整装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、道路側の所定位置に配置されるコイルと
コンデンサとからなる道路側共振回路と、同じくコイル
とコンデンサとからなるとともに、その共振周波数が上
記道路側共振回路の共振周波数と同一とされ、車両側に
おいてその車幅方向に沿って所定の間隔で設けられる複
数の共振アンテナと、この各共振アンテナに所定周波数
の搬送波を出力する発振回路および上記共振アンテナに
て受信された受信信号を復調する復調回路を有する送受
信手段とを含み、上記道路側共振回路との電磁誘導結合
により上記各共振アンテナに生ずる電圧もしくは電流の
差分にて上記道路側共振回路の設置位置を基準として上
記車両の現在位置を認識する車両位置認識装置におい
て、コイルとコンデンサとからなるとともに、その共振
周波数が上記道路側共振回路の共振周波数と同一とさ
れ、上記車両側において、隣接する2つの上記共振アン
テナから等距離となる位置に設置される受信レベル調整
用の基準共振回路と、同基準共振回路をオンオフするス
イッチおよびその制御手段とを備えていることを特徴と
している。
【0012】上記スイッチは、上記コイルと上記コンデ
ンサとの間に接続され、上記制御手段により、上記車両
の運転時にはオフとされ、受信レベル調整モード時には
連続的にオンもしくは所定の周期でオンオフされること
が好ましい。
【0013】また、上記スイッチは、上記コイルもしく
は上記コンデンサのいずれかに対して並列に接続されて
いてもよく、この場合には、上記制御手段により、上記
車両の運転時にはオンとされ、受信レベル調整モード時
には連続的にオフもしくは所定の周期でオンオフされ
る。
【0014】また、本発明は、上記制御手段は上記受信
レベル調整モード時に上記各共振アンテナから出力され
る受信レベルの差をオフセット値として保持し、上記車
両の運転時には、上記オフセット値に基づいて上記各共
振アンテナの受信レベルを自動的に補正することを特徴
としている。
【0015】このように、本発明によれば、車両側に搭
載された各共振アンテナの中間位置に、道路側共振回路
と同一構成の基準共振回路を設けたことにより、実際の
使用環境下で各共振アンテナ(その送受信手段を含む)
の受信特性を調整することができる。
【0016】なお、車両に搭載される共振アンテナが2
つの場合には、それらの中間位置に一つの基準共振回路
が設けられるが、例えば車両の左右両側およびその中央
の3箇所にそれぞれ共振アンテナが搭載される場合に
は、その左側共振アンテナと中央側共振アンテナとの中
間位置、および中央側共振アンテナと右側共振アンテナ
との中間位置のそれぞれ2箇所に基準共振回路が設けら
れることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図1に示されてい
る実施例に基づいてより詳しく説明する。なお、車両位
置認識装置自体の基本的な構成については、先に説明し
た図3を参照されたい。
【0018】図1に示されている実施例は、2つの共振
アンテナA,Bを例えば車両の左右両側に搭載した場合
のもので、一方の共振アンテナAが図3の例えば共振ア
ンテナ51に相当し、他方の共振アンテナBが同じく図
3の例えば共振アンテナ52に相当する。
【0019】すなわち、各共振アンテナA,Bはともに
コイルLとコンデンサCとから構成され、その共振周波
数は道路側共振回路40(図3参照)の共振周波数と同
一とされている。この場合、各共振アンテナA,Bは一
種の送受信アンテナであり、道路側共振回路40に対し
て電磁誘導にて電力を供給するとともに、道路側共振回
路40から返送される信号を受信する。
【0020】なお、この実施例において、図3の道路側
共振回路40には、例えばそのコイルLもしくはコンデ
ンサCのいずれかに対して並列にスイッチが接続され、
そのスイッチが図示しない発振器により所定の周期でオ
ンオフされ、これにより各共振アンテナA,Bから送出
される搬送波にAM変調をかけ、各共振アンテナA,B
で受ける受信信号のS/N比を高めるようにしている。
【0021】各共振アンテナA,Bにはそれぞれ送受信
手段10A,10Bが接続されているが、その構成は同
一であるため、ここでは共振アンテナA側の送受信手段
10Aについてのみ説明し、共振アンテナB側の送受信
手段10Bについてはその説明を省略する。
【0022】送受信手段10Aは、共振アンテナAに対
して所定周波数の搬送波(キャリア波)を供給する発振
器11と、道路側共振回路40からの返送信号にて共振
アンテナAに生じた電圧を検出する電圧検出回路12と
を備えている。なお、この実施例では発振器11と共振
アンテナAとの間には搬送波を所定に増幅する駆動アン
プ111が設けられている。
【0023】この実施例において、電圧検出回路12は
電圧検出抵抗からなり、その検出電圧はトランス13を
介してローパスフィルタ14に入力される。このローパ
スフィルタ14にて検出電圧から搬送波が除去される。
そして、次段の検波回路15およびバンドパスフィルタ
16を介して検出電圧の中から目的とする変調信号が抽
出される。
【0024】バンドパスフィルタ16の出力側には、デ
ータ復調回路17と受信レベル検出回路18とが並列に
接続されている。すなわち、この実施例において、バン
ドパスフィルタ16から出力される変調信号には、道路
側共振回路40から送信される同共振回路固有の識別デ
ータが含まれており、この識別データがデータ復調回路
17にて復調される。
【0025】また、受信レベル検出回路18は増幅器1
81およびA/D変換器182を備え、バンドパスフィ
ルタ16から出力される変調信号は、増幅器181にて
所定に増幅された後、A/D変換器182にてデジタル
データに変換され受信レベルデータとされる。
【0026】このようにして、各共振アンテナA,Bの
送受信手段10A,10Bから識別データおよび受信レ
ベルデータが得られ、これらの各データが制御手段とし
てのCPU(Central Processing
Unit)20に与えられる。
【0027】CPU20は、例えば図3に示されている
差分回路53と同じ比較機能を有し、共振アンテナAの
送受信手段10Aから供給される受信レベルデータLe
velAと、共振アンテナBの送受信手段10Bから供
給される受信レベルデータLevelBとを比較し、道
路側共振回路40の設置位置を基準として車両の現在位
置を認識する(図3参照)。
【0028】この実施例によると、この車両には上記の
各共振アンテナA,Bとは別に、その各共振アンテナ
A,Bから等しい距離(各共振アンテナA,Bの中間位
置)に受信レベル調整用の基準共振回路30が搭載され
ている。すなわち、共振アンテナAが車両の左側位置
で、共振アンテナBが車両の右側位置とすると、基準共
振回路30は車両の中心位置に配置される。
【0029】なお、基準共振回路30は、必ずしも各共
振アンテナA,Bを結ぶ線上にある必要はなく、好まし
くは各共振アンテナA,Bよりも前方に配置されるとよ
い。また、車幅の方向に沿って例えば3つの共振アンテ
ナが等間隔で搭載されている場合には、それらの各中間
位置にそれぞれ基準共振回路30が配置されることにな
る。
【0030】基準共振回路30はコイルLとコンデンサ
Cとからなり、その共振周波数は道路側共振回路40
(図3参照)の共振周波数と同一とされている。基準共
振回路30において、そのコイルLとコンデンサCとの
間にはスイッチ31が接続されており、そのオンオフは
CPU20にて制御される。
【0031】図示されていないが、この実施例では運転
モードと調整モードの切換スイッチが設けられており、
その切換スイッチにて調整モードが選択されると、CP
U20はスイッチ31をオンとして基準共振回路30を
閉成するとともに、各発振器11をオンとして各共振ア
ンテナA,Bを動作状態とする。
【0032】これにより、各共振アンテナA,Bと基準
共振回路30とが電磁誘導結合状態となり、その電磁誘
導結合にて生ずる各共振アンテナA,Bの受信レベルデ
ータLevelA,BがCPU20に供給される。CP
U20は、この受信レベルデータLevelA,Bを比
較し、差がある場合にはその差データをオフセット値と
して保持する。
【0033】しかる後、切換スイッチが運転モードに切
り換えられると、CPU20はスイッチ31をオフとし
て基準共振回路30を無効とする。そして、実際に車両
が道路上でその道路側共振回路40に沿って運行される
際においては、各送受信手段10A,10Bから出力さ
れる受信レベルデータLevelA,Bのいずれかに上
記のオフセット値を加算もしくは減算したうえで、両受
信レベルデータLevelA,Bを比較し、道路側共振
回路40の設置位置を基準として車両の現在位置を認識
する。
【0034】このようにして、本発明によれば、車両に
搭載されている状態で、送受信手段を含めて各共振アン
テナA,Bの受信レベルが自動的に調整される。
【0035】なお、調整モードにおいても、基準共振回
路30のスイッチ31を所定の周期でオンオフし、各共
振アンテナA,Bから送信されてくる搬送波に変調をか
けるようにしてもよく、これによれば、受信レベルデー
タLevelA,BのS/N比が高くとれ、各共振アン
テナA,Bの受信レベルをより精度よく調整することが
可能となる。
【0036】図2には、本発明に適用される基準共振回
路の変形例30Aが示されている。この基準共振回路3
0Aは上記の基準共振回路30と同じくコイルLとコン
デンサCとからなるが、この場合には、そのコンデンサ
Cに対してスイッチ31が並列に接続されている。
【0037】この基準共振回路30Aの場合、スイッチ
31は車両の運転モード時にはオンとされ、各共振アン
テナA,Bとの同調がはずされる。これに対して、受信
レベル調整モード時にはスイッチ31がオフとされ、基
準共振回路30Aは各共振アンテナA,Bの負荷として
動作し、これにより、上記実施例と同様に各共振アンテ
ナA,Bの受信レベルが自動的に調整される。
【0038】なお、この基準共振回路30Aを用いて受
信レベルを調整する場合にも、スイッチ31を所定の周
期でオンオフし、各共振アンテナA,Bから送信されて
くる搬送波に変調をかけるようにするとよい。
【0039】また、道路側共振回路40(図3参照)に
も、上記の基準共振回路30,30Aと同様な変調手段
を設けることが好ましく、これによれば、各共振アンテ
ナA,Bにて検出される受信信号のS/N比が高くと
れ、より正確に車両の位置を認識することができる。
【0040】なお、上記実施例では、CPU20にて受
信レベルを自動調整するようにしているが、場合によっ
ては、基準共振回路30,30Aのスイッチ31を手動
切換とするとともに、調整モード時に各送受信手段10
A,10Bから出力される受信レベルを別途用意した測
定器で測定し、その差データをオフセット値として例え
ば可変抵抗器などを介していずれか一方の受信レベル信
号に加減算するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
道路側の共振回路と車両側に搭載の共振アンテナとの電
磁誘導結合方式による車両位置認識装置において、車両
側に搭載された各共振アンテナの中間位置に、道路側共
振回路と同一構成の基準共振回路を設けたことにより、
実際の使用環境下で各共振アンテナ(その送受信手段を
含む)の受信特性を容易に調整することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を模式的に示した回路図。
【図2】上記実施例に用いられる基準共振回路の変形例
を示した回路図。
【図3】従来例としての車両位置認識装置を説明するた
めの模式図。
【符号の説明】
A,B 共振アンテナ 10A,10B 送受信手段 11 発振器 12 電圧検出回路 14 ローパスフィルタ 15 検波回路 16 バンドパスフィルタ 17 データ復調回路 18 受信レベル検出回路 20 CPU 30,30A 基準共振回路 31 スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 高橋 昌士 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 橋本 民雄 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 今井 孝廣 東京都町田市旭町1丁目23番19号 株式会 社本田電子技研内 Fターム(参考) 5H180 AA01 CC18 CC24 FF05 FF13 5K012 AB05 AC06 AC08 AC10 AE01 BA03 BA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路側の所定位置に配置されるコイルと
    コンデンサとからなる道路側共振回路と、同じくコイル
    とコンデンサとからなるとともに、その共振周波数が上
    記道路側共振回路の共振周波数と同一とされ、車両側に
    おいてその車幅方向に沿って所定の間隔で設けられる複
    数の共振アンテナと、この各共振アンテナに所定周波数
    の搬送波を出力する発振回路および上記共振アンテナに
    て受信された受信信号を復調する復調回路を有する送受
    信手段とを含み、上記道路側共振回路との電磁誘導結合
    により上記各共振アンテナに生ずる電圧もしくは電流の
    差分にて上記道路側共振回路の設置位置を基準として上
    記車両の現在位置を認識する車両位置認識装置におい
    て、 コイルとコンデンサとからなるとともに、その共振周波
    数が上記道路側共振回路の共振周波数と同一とされ、上
    記車両側において、隣接する2つの上記共振アンテナか
    ら等距離となる位置に設置される受信レベル調整用の基
    準共振回路と、同基準共振回路をオンオフするスイッチ
    およびその制御手段とを備えていることを特徴とする車
    両位置認識装置における車両側受信レベル調整装置。
  2. 【請求項2】 上記スイッチは、上記コイルと上記コン
    デンサとの間に接続され、上記制御手段により、上記車
    両の運転時にはオフとされ、受信レベル調整モード時に
    は連続的にオンもしくは所定の周期でオンオフされるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の車両位置認識装置にお
    ける車両側受信レベル調整装置。
  3. 【請求項3】 上記スイッチは、上記コイルもしくは上
    記コンデンサのいずれかに対して並列に接続され、上記
    制御手段により、上記車両の運転時にはオンとされ、受
    信レベル調整モード時には連続的にオフもしくは所定の
    周期でオンオフされることを特徴とする請求項1に記載
    の車両位置認識装置における車両側受信レベル調整装
    置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記受信レベル調整モ
    ード時に上記各共振アンテナから出力される受信レベル
    の差をオフセット値として保持し、上記車両の運転時に
    は、上記オフセット値に基づいて上記各共振アンテナの
    受信レベルを自動的に補正することを特徴とする請求項
    1,2または3に記載の車両位置認識装置における車両
    側受信レベル調整装置。
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