JP2000123202A - 自動券売機 - Google Patents

自動券売機

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JP2000123202A
JP2000123202A JP10315424A JP31542498A JP2000123202A JP 2000123202 A JP2000123202 A JP 2000123202A JP 10315424 A JP10315424 A JP 10315424A JP 31542498 A JP31542498 A JP 31542498A JP 2000123202 A JP2000123202 A JP 2000123202A
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JP10315424A
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Inventor
Kazuo Takeda
一雄 竹田
Akiyoshi Iimori
明美 飯森
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Takamisawa Cybernetics Co Ltd
Original Assignee
Takamisawa Cybernetics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者が、発売している券の料金表示を、最初
の貨幣投入前だけでなく最初の貨幣投入後にも確認する
ことができ、さらに投入貨幣の累計金額を計算しなくて
も、購入券の料金以上の金額の貨幣を投入したか否かを
も把握することのできる自動券売機を提供する。 【解決手段】発売される券の料金に対応する金額がそれ
ぞれ割り当てられ、割り当てられた金額を表示する数字
表示器をそれぞれ有する、複数の口座選択ボタンと;券
を購入する貨幣を投入する貨幣投入口とを備え;数字表
示器は、発売中の券の料金に対応する金額を第1の態様
で表示し、貨幣投入口に投入された貨幣で購入可能な券
に対応する金額を第1の態様と区別できる第2の態様で
表示するように構成されたことを特徴とする自動券売
機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動券売機に関
し、特に複数の口座を配設し利用客の選択により利用客
が購入したい券を発売する自動券売機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】複数口座に係る多種類の券を発売できる
多能式自動券売機が普及している。この自動券売機は、
複数口座にそれぞれ対応した複数の口座選択ボタンが配
設され、口座選択ボタンには必要な桁の数字を表示でき
る数字表示器が組み込まれ、発売される券の料金に対応
した固有の料金の表示が可能に構成されている。また、
自動券売機の券の料金表示は、券の料金変更に速やかに
対応できるように口座選択ボタンに組み込まれた電気式
の数字表示器を有しているものが多い。
【0003】貨幣投入口への貨幣投入前には口座選択ボ
タンの数字表示器は消灯しており、貨幣投入後に、投入
された貨幣で購入可能な範囲に対応する口座選択ボタン
の料金表示器に料金が表示される。但し、何らかの理由
で発売していない口座は相当する料金以上の貨幣が投入
された場合であっても料金は表示されず、口座の選択は
できない。例えば乗車券の場合であって、深夜に遠距離
電車の終電が発車した後で近距離電車しか運転していな
い場合は、発売していない遠距離の乗車券に対応する口
座選択ボタンの料金表示器は表示されないようにして、
発売中の券と発売していない券を利用者が容易に把握で
きるようにすることができる。
【0004】さらに、利用者が貨幣を貨幣投入口に投入
した後は、発売中であって投入された貨幣によって購入
することのできる券に対応する口座選択ボタンの数字表
示器のみが表示されるようになっており、利用者が確認
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような自動券売
機によれば、最初の貨幣が投入された後は、投入貨幣で
購入可能な券の料金を表示するために投入貨幣で購入可
能な券の料金以外は、料金表示器に表示されないので、
その利用者が購入しようとする券が発売中なのか把握で
きないという問題点があった。
【0006】そこで本発明は、利用者が、発売している
券の料金表示を、貨幣投入後だけでなく貨幣投入前にも
確認することができ、購入しようとする券が発売中か否
か把握することができ、さらに購入券の料金以上の金額
の貨幣を投入したか否かをも簡単に把握することのでき
る自動券売機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明による自動券売機1は、図1に
示すように、発売される券の料金に対応する金額がそれ
ぞれ割り当てられ、前記割り当てられた金額を表示する
数字表示器をそれぞれ有する、複数の口座選択ボタン4
と;前記券を購入する貨幣を投入する貨幣投入口7、
8、9とを備え;前記数字表示器は、発売中の券の料金
に対応する金額を第1の態様で表示し、貨幣投入口7、
8、9に投入された貨幣で購入可能な券に対応する金額
を前記第1の態様と区別できる第2の態様で表示するよ
うに構成されたことを特徴とする。
【0008】このように構成すると、数字表示器は、発
売中の券の料金に対応する金額を第1の態様で表示し、
投入された貨幣で購入可能な券に対応する金額を前記第
1の態様と区別できる第2の態様で表示するので、例え
ば貨幣投入前には発売中の券に対応する口座選択ボタン
の数字表示器を、第1の態様で表示し、貨幣投入後には
投入貨幣で購入可能な券に対応する口座選択ボタンの数
字表示器の表示態様を変えて、第2の態様で表示し、投
入貨幣で購入することのできない券に対応する口座選択
ボタンの数字表示器をそのまま第1の態様で表示するこ
とができる。
【0009】したがって、貨幣投入後に投入貨幣で購入
可能な券の料金を表示するためには表示態様を変えれば
よく、それまで表示されていた発売中の券の料金表示を
消す必要がない。よって、利用者は、最初の貨幣投入後
にも、発売券の料金表示を確認することができるので、
購入券が発売中か否かを把握することができる。
【0010】請求項2に係る発明による自動券売機は、
請求項1に記載の自動券売機において、前記第1の態様
の表示は、前記貨幣投入口への最初の貨幣投入によって
行われるように構成されたことを特徴とする。
【0011】このように構成すると、最初の貨幣投入前
は全ての券に対応する口座選択ボタンの数字表示器を表
示させず、最初の貨幣投入によって数字表示器が、発売
中の券の料金に対応する金額を第1の態様で表示するこ
とができる。よって、貨幣投入前の自動券売機の消費電
力を抑えることができる。
【0012】請求項3に係る発明による自動券売機は、
請求項1に記載の自動券売機において、前記複数の口座
選択ボタンのうち一の口座選択ボタンが選択されたと
き、前記選択された口座選択ボタンが有する数字表示
器、又は前記選択された口座選択ボタンが有する数字表
示器以外の数字表示器が、表示の態様を変更されるよう
に構成されたことを特徴とする。
【0013】このように構成すると、所望の券購入のた
めに所望の券に対応する口座選択ボタンが利用者によっ
て選択されたとき、選択された口座選択ボタンの数字表
示器、又は選択された口座選択ボタン以外の数字表示器
の表示の態様は第1の態様又は第2の態様から変更され
るので、選択された口座選択ボタンがどれであるかの情
報を残しておくことができ、口座選択ボタンを貨幣投入
前に押すいわゆる先押しによる券の購入にも対応でき
る。さらに選択された口座選択ボタンの表示の態様を変
える場合は、それ以外のボタンの表示の態様は変わら
ず、選択された口座以外の口座の発売情報、又は投入貨
幣での購入可能性の情報を残しておくことができる。選
択された口座以外のボタンの表示の態様を変える場合
は、選択された口座選択ボタンの表示の態様は変わら
ず、選択された口座の発売情報、又は投入貨幣での購入
可能性の情報を残しておくことができる。
【0014】選択された口座選択ボタンに対応する券が
発売中でない場合(誤って押した場合)は、発売中でな
い旨の表示を文字等で積極的にするようにしてもよい。
表示の態様が変更されるとは、第1の態様又は第2の態
様から変更されて第3の態様になることの他、第1の態
様又は第2の態様で表示されていたものが表示されなく
なることを含むものとする。
【0015】以上において、第1の態様、第2の態様と
は、第1の色彩としての例えば黄色、第2の色彩として
の例えば赤色である。また、光の強度の違い、料金表示
器のフリッカ、フリッカ間隔の違い、反転、等である。
また、貨幣とは硬貨、貨幣及びトークン等の貨幣代替
物、又はプリペイドカード等の貨幣相当物をも含む概念
である。
【0016】口座選択ボタンは、数字表示器を一体で組
み込まれたものであってもよいし、券を購入する利用者
が押すボタン部分と数字表示器部分とが分離していても
よい。分離している場合も、典型的には両者は操作面上
に隣接して配置される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明にかかる第1の実施の形態
の自動券売機1を示し、自動券売機1は乗車券を発売す
る。
【0019】図1に示すように、自動券売機1は、接客
面2を有し、接客面2には自動券売機1が乗車券を発売
中であるか否かを表示するための案内表示部3と、各口
座に対応した口座選択ボタン4と、他の会社の電車との
連絡を選択したり、大人料金から子供料金に切り替えた
り、複数乗車券を同時購入するため等の特定機能が割り
当てられたファンクションボタン5が配設されている。
【0020】さらに、接客面2には本発明の貨幣として
の硬貨を投入するための本発明の貨幣投入口としての硬
貨投入口7と、本発明の貨幣としての紙幣を投入するた
めの本発明の貨幣投入口としての紙幣投入口8と、本発
明の貨幣としてのプリペイドカードを投入するための貨
幣投入口としてのカード投入口9と、乗車券が放出され
る券放出口10と、釣り銭が放出される硬貨放出口
7’、紙幣放出口8’と、投入貨幣の累計金額、釣り銭
金額等を表示する表示部11が備えられている。
【0021】図2は、自動券売機1の概略ブロック図で
ある。図2に示すように、硬貨投入口7は硬貨処理装置
17に連通され、硬貨投入口7から投入された硬貨は硬
貨処理装置17で識別、計数された後に収納される。紙
幣投入口8は紙幣処理装置18に連通され、紙幣投入口
8から投入された紙幣は紙幣処理装置18で識別、計数
された後に収納される。カード投入口9はカード処理装
置19に連通され、カード投入口9から投入されたプリ
ペイドカードはカード処理装置19で識別、残額検出さ
れた後に、カード処理装置19に保留される。
【0022】硬貨処理装置17の制御部27、紙幣処理
装置18の制御部28、カード処理装置19の制御部2
9は主制御部40に接続され、硬貨、紙幣、プリペイド
カード(以下単に貨幣という。)が投入されると、投入
された貨幣のデータを主制御部40に送信する。
【0023】また、主制御部40には、案内表示部3、
ファンクションボタン5、口座選択ボタン4、表示部1
1が接続され、ファンクションボタン5と口座選択ボタ
ン4、又は口座選択ボタン4の入力により口座が確定さ
れる。
【0024】口座選択ボタン4には7セグメントの数字
表示器が備えられており、各口座に対応した料金が表示
可能に構成されている。また、数字表示器の数字は、第
1の色彩としての黄色、又は第2の色彩としての赤色を
選択して表示することができる。各口座選択ボタンは、
利用者が接客面2の前に接客面2に向いて立った場合、
一つの段では左端から右端へ、右端からさらに下の段の
左端へと移るに従い、料金が順次増加するように配置さ
れている。
【0025】主制御部40にはさらに、係員操作部50
が接続されており、係員操作部50からの入力により、
所定の口座の乗車券の発売を禁止することができる。例
えば、最終電車は最終駅まで行かず、途中の所定駅まで
しか行かない場合は、最終電車の一つ前の電車が発車し
た後は、この所定駅以降の乗車券は発売しないようにす
ることができる。
【0026】貨幣投入前には、発売中の口座範囲に対応
する範囲が第1の態様の表示としての黄色で表示され、
貨幣投入後は投入された貨幣で購入可能な範囲に対応す
る範囲が第2の態様の表示としての赤色で表示され、購
入する口座が確定した場合には、購入しない口座は黄
色、又は赤色の表示をやめて消灯し、確定したもののみ
表示を赤色とする。
【0027】貨幣投入前には前述のように発売中の口座
範囲に対応する範囲が黄色で表示され、まず最初に口座
が選択された場合には、選択された口座に対応する表示
が変更されて赤色で表示され、他の口座に対応する表示
は消える。また、主制御部40には、券印刷機20の制
御部30が接続されており、主制御部40の指令に基づ
いて、口座に対応する乗車券を印刷し、釣り銭があると
きは券放出口10から乗車券を発券するとともに釣り銭
を硬貨放出口7’、紙幣放出口8’から放出する。この
とき、プリペイドカードが使用された場合には、プリペ
イドカードはカード投入口9に戻され、カード投入口9
から所定の長さだけ突き出でて、利用者に返却される。
【0028】図3に第1の実施の形態の自動券売機1の
動作制御の手順をステップ毎に示してある。
【0029】スタート(ステップS01)の後、自動券
売機1で乗車券の発売ができるか、すなわち発売中止
(全ての乗車券が発売中止)か否かが判断され(ステッ
プS02)、発売中止でない場合(NOの場合)には、
案内表示部3に発売可能な社線及び券種が表示され、発
売中止の場合(YESの場合)には、案内表示部3に
「発売中止」が表示され、ステップS02の前に戻り、
ステップS02を実行する。発売中止でない場合(NO
の場合)には、発売中の口座選択ボタン4の数字表示器
の料金表示が黄色で表示される(ステップS03)。
尚、例えばある支線の最終電車が発車した場合は、電車
の乗車ができない範囲の券は発売を終了するため、その
範囲の口座選択ボタン4の料金表示は行われない。
【0030】次に硬貨投入口7、紙幣投入口8、カード
投入口9のいずれか一から貨幣等(硬貨、紙幣、プリペ
イドカード)が投入されたか否かが判断され(ステップ
S04)、貨幣等(以下単に貨幣という。)が投入され
た場合(YESの場合)は投入貨幣の累計金額で購入可
能な範囲の口座選択ボタンが赤色で表示され(ステップ
S05)、表示部11には投入貨幣の累計金額、又は、
プリペイドカードの残高が表示される。プリペイドカー
ドの残高が小額の場合、貨幣の併用も可能であり、この
場合、投入貨幣とプリペイドカードの残高の累計金額が
表示される。累計金額が最低料金未満の場合は、口座選
択ボタンは赤色表示はされない。累計金額が最低料金以
上の場合には、購入可能な口座が存在するので、該当口
座選択ボタンは赤色表示される。
【0031】貨幣が投入されていない場合は(NOの場
合)、ステップS20に移行するが、これについては後
述する。
【0032】次に、他社への乗り換え乗車券、又は小人
用乗車券を購入する場合、又は同じ乗車券を2枚、又は
3枚同時に購入する場合等には、ファンクションボタン
5を押し、その旨を選択する。ファンクションボタン5
は連続して複数選択することができる。この連続して複
数選択する場合とは、小人用の他社への乗り換え乗車
券、小人用の乗車券を同時に2枚又は3枚購入する場合
等である。
【0033】よって次に、ファンクションボタン5を押
したか否か判断され(ステップS06)、ファンクショ
ンボタン5が押された場合(YESの場合)は、必要に
応じて、他社連絡路線が選択された場合、又は小人が選
択された場合は口座選択ボタン4の数字表示器は他社連
絡路線の料金表示、小人の料金表示に変更される(ステ
ップS07)。大人用乗車券の2枚又は3枚の同時購入
が選択された場合は料金表示金額は変更されないが、購
入可能範囲が変更される。ファンクションボタン5が押
されない場合(NOの場合)は、料金表示は変更されず
次のステップに移行する。
【0034】次に、口座選択ボタン4が押された否か
(口座の選択が行われた否か)が判断され(ステップS
08)、口座選択ボタン4が押され、取引口座が確定し
た場合(YESの場合)は確定した口座選択ボタンは引
き続き赤色で表示され、他の口座選択ボタンは消灯とな
り(ステップS09)、券印刷機20から選択された口
座に対応する乗車券の発券が行われ(ステップS1
0)、券放出口10から乗車券が発券され、表示部11
に釣り銭の額が表示され、硬貨放出口7’又は紙幣放出
口8’から釣り銭が放出される。プリペイドカードが使
用されている場合は、プリペイドカードはカード投入口
9に戻される。口座選択ボタンを押すときは、赤色で表
示された購入可能な範囲の口座選択ボタンから選択しな
ければならない。口座選択ボタン4が押されない場合
(NOの場合)はステップS06の前に戻り、ステップ
S06が実行される。
【0035】発券後に、選択された口座選択ボタンは消
灯となり(ステップS11)、口座選択ボタン4、及び
ファンクションボタン5からの主制御部40への入力、
貨幣投入の有無、投入金額の主制御部40への入力はク
リアされて、エンドとなる(ステップS12)。
【0036】次に、口座を確定した後に料金を投入する
先押し機能を有する場合について説明する。この場合に
は、ステップS04で貨幣が投入されたか判断し、貨幣
が投入されていない場合(NOの場合)にファンクショ
ンボタン5が押されたか否かが判断され(ステップS2
0)、ファンクションボタン5が押された場合(YES
の場合)は、前述のように必要に応じて料金表示が変更
され(ステップS21)、ファンクションボタン5が押
されてない場合(N0の場合)は、次のステップへと移
行する。
【0037】さらに、口座選択ボタン4が押されて口座
が選択されたか否かが判断され(ステップS22)、口
座選択ボタン4が押されてない場合(NOの場合)は、
ステップS04の前まで戻り、ステップS04が実行さ
れる。口座選択ボタン4が押された場合(YESの場
合)は、押された口座選択ボタンを赤色で表示し(ステ
ップS23)、押された口座選択ボタン4以外の他の口
座選択ボタン4は消灯される(ステップS24)。
【0038】そして、選択された口座選択ボタン4の口
座料金以上の累計金額となる貨幣の投入が行われた否か
が判断され(ステップS25)、投入貨幣の累計金額が
選択された口座選択ボタン4の料金未満の場合(NOの
場合)は、ステップS25の前へ戻り、ステップS25
が実行される。投入貨幣の累計金額が選択された口座選
択ボタン4の料金以上の場合(YESの場合)は、前述
のステップS10へと移行し、前述の通り発券等が行わ
れる。この場合、前述のように、貨幣の投入によって投
入貨幣の累積金額等が表示部11に表示される。
【0039】本第1の実施の形態の自動券売機によれ
ば、貨幣投入前に発売中の乗車券の口座選択ボタンの料
金表示が黄色によってなされ、最初の貨幣が投入されて
も口座選択ボタンを口座確定のために押さなければ、発
売中の乗車券の料金表示が消えることがない。よって、
利用者が最初の貨幣投入前に料金表示の確認をしなかっ
た場合でも、最初の貨幣投入後に、発売中の料金表示を
黄色の表示によって確認できる。また、口座選択ボタン
を押す前であれば貨幣投入によって購入可能な乗車券の
料金表示が赤色に変わるので、投入貨幣の累計金額を計
算しなくても、購入しようとする乗車券の料金以上の金
額の貨幣を投入したか否かを料金の赤色の表示によって
確認できる。
【0040】次に、図4を参照して第2の実施の形態の
自動券売機1の動作制御を説明する。第2の実施の形態
の自動券売機は第1の実施の形態の自動券売機と同じ構
成であり、その動作制御が異なる。図中、自動券売機1
の動作制御の手順をステップ毎に示してある。
【0041】スタート(ステップS41)の後、乗車券
が全て発売中止か否かが判断され(ステップS42)、
全て発売中止でない場合(NOの場合)には、案内表示
部3に発売可能な社線及び券種が表示され、全て発売中
止の場合(YESの場合)には、案内表示部3に「発売
中止」が表示され、ステップS42の前に戻り、ステッ
プS42が実行される。乗車券の発売ができる場合(全
て発売中止でない場合)には、貨幣が投入されたか否か
が判断され(ステップS43)、貨幣が投入された場合
(YESの場合)は発売中の口座選択ボタン4の数字表
示器の料金表示が黄色で表示され(ステップS44)、
表示部11には投入貨幣の累計金額、プリペイドカード
の残高が表示される。プリペイドカードの残高が小額の
場合、貨幣の併用も可能であり、この場合、投入貨幣と
プリペイドカードの残高の累計金額が表示される。貨幣
が投入されてない場合(NOの場合)はステップS43
の前に戻り、ステップS43が実行される。
【0042】次に購入可能な範囲の口座選択ボタン4の
数字表示器の料金が赤色に表示される(ステップS4
5)。累計金額が最低料金に満たない場合は、購入可能
な範囲がないので、表示されない。
【0043】そして、ファンクションボタン5を押した
か否かが判断され(ステップS46)、ファンクション
ボタン5が押された場合(YESの場合)、は前述のよ
うに必要に応じて料金表示が変更される(ステップS4
7)。ファンクションボタン5が押されていない場合
(NOの場合)は、料金表示は変更されず次のステップ
に移行する。
【0044】次に、口座選択ボタン4が押されて口座の
選択が行われた否かが判断され(ステップS48)、口
座選択ボタン4が押され、取引口座が確定した場合(Y
ESの場合)は確定した口座選択ボタンが赤色表示さ
れ、他の口座選択ボタンは消灯となる(ステップS4
9)。口座選択ボタンを押すときは、赤色で表示された
購入可能な範囲の口座選択ボタンから選択しなければな
らない。口座選択ボタン4が押されない場合(NOの場
合)はステップS46の前に戻り、ステップS46が実
行される。
【0045】券印刷機20から選択された口座に対応す
る乗車券が発券され(ステップS50)、券放出口10
から乗車券と釣り銭が放出され、プリペイドカードの場
合はプリペイドカードがカード投入口9に戻され、発券
と同時に表示部11に釣り銭の額が表示される。発券後
に、選択された口座選択ボタンは消灯となり(ステップ
S51)、口座選択ボタン4、及びファンクションボタ
ン5からの主制御部40への入力、貨幣投入有無の主制
御部40への入力はクリアされ、エンドとなる(S5
2)。
【0046】本実施の形態の自動券売機によれば、貨幣
投入前は発売中の乗車券の料金表示をせず、貨幣投入に
よって発売中の料金表示をするので消費電力を低減させ
ることができる。また、貨幣投入によって購入可能な乗
車券の料金表示が赤色に変わるので、投入貨幣の累計金
額を計算しなくても、購入しようとする乗車券の料金以
上の金額の貨幣を投入したか否かを赤色表示によって確
認できる。
【0047】本発明の自動券売機において、ファンクシ
ョンボタン5は、口座選択ボタン4を選択し、かつ選択
された口座選択ボタン4に対応する乗車券の料金以上の
累計金額の貨幣が投入されたという条件が成立する前で
あれば、いつでも押せるようにしてもよい。また、第1
の態様による発売中の料金表示をファンクションボタン
5を最初に押すことによっても実行できるようにしても
よい。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、数字表示
器は、発売中の券の料金に対応する金額を第1の態様で
表示し、投入された貨幣で購入可能な券に対応する金額
を第2の態様で表示するように構成したので、貨幣投入
により発売中の券の料金表示を取消す必要がなく、投入
貨幣で購入可能な券の料金を表示する必要もなく、貨幣
投入により投入貨幣で購入可能な券の料金表示を第1の
態様(例えば、黄色表示)から第2の態様(例えば、赤
色表示)に変更して表示することができ、貨幣投入中も
発売中の券の料金を把握できる。
【0049】さらに、発売中の券の料金の第1の態様の
表示が最初の貨幣投入によって行われるように構成する
と、該表示を貨幣投入前から行う場合に比べて、自動券
売機の消費電力が低減される。
【0050】さらに、一の口座選択ボタンが選択された
とき、選択された口座選択ボタンが有する数字表示器、
又は選択された口座選択ボタンが有する数字表示器以外
の数字表示器が、第1の態様又は第2の態様で表示され
るように構成すると、選択された口座選択ボタンがどれ
であるかの情報を残しておくことができ、口座選択ボタ
ンを貨幣投入前に押すいわゆる先押しによる券の購入に
も対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる自動券売機の外観斜視図であ
る。
【図2】図1の自動券売機の概略ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態にかかる自動券売機
の動作制御を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態にかかる自動券売機
の動作制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動券売機 2 接客面 3 案内表示部 4 口座選択ボタン 5 ファンクションボタン 7 硬貨投入口 7’ 貨幣放出口 8 紙幣投入口 8’ 紙幣放出口 9 カード投入口 10 券放出口 11 表示部 17 硬貨処理装置 18 紙幣処理装置 19 カード処理装置 20 券印刷装置 27 制御部 28 制御部 29 制御部 30 制御部 40 主制御部 50 係員操作部 S01〜S12、S20〜S25、S41〜S52 ス
テップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯森 明美 東京都中野区中央2丁目48番5号 中野平 和ビル 株式会社高見沢サイバネティック ス内 Fターム(参考) 3E026 CA01 CA03 CA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発売される券の料金に対応する金額がそ
    れぞれ割り当てられ、前記割り当てられた金額を表示す
    る数字表示器をそれぞれ有する、複数の口座選択ボタン
    と;前記券を購入する貨幣を投入する貨幣投入口とを備
    え;前記数字表示器は、発売中の券の料金に対応する金
    額を第1の態様で表示し、前記貨幣投入口に投入された
    貨幣で購入可能な券に対応する金額を前記第1の態様と
    区別できる第2の態様で表示するように構成されたこと
    を特徴とする;自動券売機。
  2. 【請求項2】 前記第1の態様の表示は、前記貨幣投入
    口への最初の貨幣投入によって行われるように構成され
    たことを特徴とする、請求項1に記載の自動券売機。
  3. 【請求項3】 前記複数の口座選択ボタンのうち一の口
    座選択ボタンが選択されたとき、前記選択された口座選
    択ボタンが有する数字表示器、又は前記選択された口座
    選択ボタンが有する数字表示器以外の数字表示器が、表
    示の態様を変更されるように構成されたことを特徴とす
    る、請求項1に記載の自動券売機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184963A (ja) * 2004-12-24 2006-07-13 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機

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