JP2000122846A - 集積回路装置 - Google Patents

集積回路装置

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JP2000122846A
JP2000122846A JP10294130A JP29413098A JP2000122846A JP 2000122846 A JP2000122846 A JP 2000122846A JP 10294130 A JP10294130 A JP 10294130A JP 29413098 A JP29413098 A JP 29413098A JP 2000122846 A JP2000122846 A JP 2000122846A
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JP
Japan
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clock signal
signal
internal clock
trigger
input
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JP10294130A
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English (en)
Inventor
Yuichiro Miwa
祐一郎 三輪
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来の集積回路装置では、電源電圧や温度を
変更すると集積回路装置内の信号の伝播遅延が増減し、
これによりカウンタ17のカウント開始タイミングが内
部クロック信号の1周期分以上ずれてしまう場合がある
などの課題があった。 【解決手段】 カウンタ開始のトリガ信号を、分周した
内部クロック信号でラッチし、そのラッチしたトリガ信
号のアサート期間に内部クロック信号をカウンタ17に
供給するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカウンタを用いた
タイマを内蔵した集積回路装置に係り、特に、当該カウ
ンタの動作をテストする場合に好適な改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の集積回路装置の要部構成
を示すブロック図である。図において、1は発振子、2
はこの発振子1が接続される集積回路装置、3はこの集
積回路装置2をテストするテスタである。
【0003】集積回路装置2において、4,5はそれぞ
れ発振子1と接続されるクロック入力端子、6は発振子
1とともに源振クロック信号を生成する発振回路、7は
この源振クロック信号を分周して内部クロック信号を生
成する分周回路、8はこの内部クロック信号に基づいて
動作する周辺回路、9はこの内部クロック信号に基づい
て動作する中央処理装置(CPU)、10はこの中央処
理装置9が周辺回路などにアクセスする場合に使用する
内部バスである。
【0004】また、11はテスタ3に接続されているI
/Oポート、12はテスタ3からのトリガ信号が入力さ
れるトリガ入力端子、13はこのトリガ信号および内部
クロック信号が入力され、上記トリガ信号がアサートさ
れている期間、上記内部クロック信号をカウントソース
パルスとして出力する同期回路、17は内部バス10に
接続されるとともに、このカウントソースパルスの入力
パルス数をカウントするカウンタである。
【0005】次に動作について説明する。テスタ3から
トリガ信号が出力されると、同期回路13はトリガ信号
がアサートされている期間、上記内部クロック信号を出
力し、カウンタ17はこの内部クロック信号のパルス数
をカウントする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の集積回路装置は
以上のように構成されているので、電源電圧や温度を変
更すると集積回路装置内の信号の伝播遅延が増減し、こ
れによりカウンタ17のカウント開始タイミングが内部
クロック信号の1周期分以上ずれてしまう場合がある。
【0007】具体的に説明する。図13は従来の集積回
路装置の問題となる動作を示すタイミングチャートであ
る。同図(a)は内部クロック信号の最初のパルスタイ
ミングに合わせてトリガ信号を入力した場合の適当な例
であり、カウントソースパルスは当該内部クロック信号
の最初のパルスタイミングから出力されている。他方、
同図(b)は内部クロック信号の最初のパルスタイミン
グに合わせてトリガ信号を入力したが、電源電圧変動や
温度変動などによってトリガ信号の伝播遅延が増大して
しまった不適当な例であり、カウントソースパルスは当
該内部クロック信号の2番目のパルスタイミングから出
力されている。そして、このように電源電圧変動や温度
変動などによって最初のパルスの入力タイミングがずれ
てしまうと、カウンタ17のカウント値は不適切な値
(期待値と異なる値)となってしまいテストエラーとな
ってしまう。
【0008】つまり、電源電圧変動テストや温度変動テ
ストなどにおいては、カウンタ17のカウント開始タイ
ミングが内部クロック信号の1周期分以上ずれてしまう
場合があり、そのような場合にはそれに応じて予め作成
しておいたテストパターンを変更し、適切な期待値が得
られるようにしなければならなくなってしまう。その結
果、テストの際に多大なデバック作業が付随的に発生
し、テストの時間と手間が非常にかかってしまうなどの
課題があった。
【0009】特に、近年のマイクロコンピュータなどの
ように内部クロック信号の周波数が高いものにおいて
は、内部クロック信号の1周期時間が短くなってきてい
るので、このようなテスト上の問題が急激に顕在化する
傾向にある。
【0010】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、電源電圧変動テストや温度変動テ
ストなどにおいてもカウンタのカウント開始タイミング
を一定のタイミングに安定させることができ、一定のテ
ストパターンを用いてテストを行うことができる集積回
路装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る集積回路
装置は、上記トリガ信号および上記内部クロック信号が
入力され、上記内部クロック信号の分周クロック信号を
生成し、その分周クロック信号でトリガ信号をラッチ
し、更に、そのラッチされたトリガ信号がアサートされ
ている期間、上記内部クロック信号を出力するテスト用
同期回路を設け、上記カウンタのテスト時には、このテ
スト用同期回路の出力を上記カウントソースパルスの替
わりに当該カウンタに入力するものである。
【0012】この発明に係る集積回路装置は、データ書
き換え可能で当該データに応じたスタート信号を出力す
るスタートビットレジスタを設け、テスト用同期回路に
はトリガ信号の替わりにこのスタート信号が入力される
ものである。
【0013】この発明に係る集積回路装置は、トリガ入
力端子と同期回路との間のトリガ信号経路上に設けら
れ、テスト時にはテスト用同期回路の出力を当該トリガ
入力端子に接続するモニタスイッチを設けたものであ
る。
【0014】この発明に係る集積回路装置は、外部クロ
ック信号が入力される外部クロック入力端子と、内部ク
ロック出力回路と同期回路との間の内部クロック信号経
路上に設けられ、テスト時には当該内部クロック信号の
替わりに上記外部クロック信号を当該同期回路に供給す
るクロックセレクタとを設けたものである。
【0015】この発明に係る集積回路装置は、上記内部
クロック出力回路は上記内部クロック信号の分周クロッ
ク信号を出力するとともに、上記トリガ信号および上記
分周クロック信号が入力され、その分周クロック信号で
トリガ信号をラッチするトリガ信号同期回路を設け、上
記カウンタのテスト時には、このトリガ信号同期回路の
出力をトリガ信号の替わりに上記同期回路に入力するも
のである。
【0016】この発明に係る集積回路装置は、上記カウ
ンタのテスト時に、トリガ入力端子とカウンタとを直接
接続するテスト用信号線を設けたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるマ
イクロコンピュータ集積回路装置2の要部構成を示すブ
ロック図である。図において、1は発振子、2はこの発
振子1が接続されるマイクロコンピュータ集積回路装
置、3はこのマイクロコンピュータ集積回路装置2をテ
ストするテスタ3である。
【0018】マイクロコンピュータ集積回路装置2にお
いて、4,5はそれぞれ発振子1と接続されるクロック
入力端子、6は発振子1とともに源振クロック信号を生
成する発振回路、7はこの源振クロック信号を分周して
内部クロック信号を生成する分周回路(内部クロック出
力回路)、8はこの内部クロック信号に基づいて動作す
る周辺回路、9はこの内部クロック信号に基づいて動作
する中央処理装置(CPU)、10はこの中央処理装置
9が周辺回路8などにアクセスする場合に使用する内部
バスである。
【0019】また、11はテスタ3に接続されているI
/Oポート、12はテスタ3からのトリガ信号が入力さ
れるトリガ入力端子、13はこのトリガ信号および内部
クロック信号が入力され、上記トリガ信号がアサートさ
れている期間、上記内部クロック信号を出力する同期回
路、14はトリガ信号および内部クロック信号が入力さ
れ、上記内部クロック信号の分周クロック信号を生成
し、その分周クロック信号でトリガ信号をラッチし、更
に、そのラッチされたトリガ信号がアサートされている
期間、上記内部クロック信号を出力するテスト用同期回
路、15は内部バス10に接続され、設定状態に応じて
変化する設定信号を出力するテストビットレジスタ、1
6は設定信号に応じて同期回路13の出力およびテスト
用同期回路14の出力のうちの一方を選択してカウント
ソースパルスとして出力する入力セレクタ、17は内部
バス10に接続されるとともに、このカウントソースパ
ルスの入力パルス数をカウントするカウンタである。
【0020】次に動作について説明する。入力セレクタ
16が同期回路13の出力を選択するようにテストビッ
トレジスタ15に設定された状態で、テスタ3からトリ
ガ信号が出力されると、同期回路13はトリガ信号がア
サートされている期間、上記内部クロック信号を出力
し、カウンタ17はこの内部クロック信号のパルス数を
カウントする。
【0021】他方、入力セレクタ16がテスト用同期回
路14の出力を選択するようにテストビットレジスタ1
5に設定された状態で、テスタ3からトリガ信号が出力
されると、テスト用同期回路14は、内部クロック信号
の分周クロック信号を生成し、その分周クロック信号で
トリガ信号をラッチし、更に、そのラッチされたトリガ
信号がアサートされている期間、上記内部クロック信号
を出力し、カウンタ17はこの内部クロック信号のパル
ス数をカウントする。
【0022】図2はこの発明の実施の形態1によるタイ
マのテスト動作を示すタイミングチャートである。同図
はカウンタ17の初期値が「0」である状態でトリガ信
号が入力された場合のタイミングチャートである。同図
に示すように、区間A(内部クロック信号の4サイクル
に相当する期間)の間のタイミングでトリガ信号がアサ
ートされると、同一のタイミングにて内部クロック信号
がカウンタに入力され、カウントアップが開始される。
【0023】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、トリガ信号および内部クロック信号が入力され、上
記内部クロック信号の分周クロック信号を生成し、その
分周クロック信号でトリガ信号をラッチし、更に、その
ラッチされたトリガ信号がアサートされている期間、上
記内部クロック信号を出力するテスト用同期回路14を
設け、上記カウンタ17のテスト時には、このテスト用
同期回路14の出力を上記カウントソースパルスの替わ
りに当該カウンタ17に入力するので、カウンタ17の
テスト時には、内部クロック信号の複数周期分の時間に
相当する期間の間でアサートされたトリガ信号に基づい
て同一のタイミングにて内部クロック信号がカウンタに
入力される。従って、電源電圧変動テストや温度変動テ
ストなどにおいて同期回路13の出力がカウントソース
パルス(内部クロック信号)の1周期分以上変動してし
まうことがあったとしても、カウンタ17のカウント開
始タイミングを一定のタイミングに安定させることがで
き、一定のテストパターンを用いてテストを行うことが
できる効果がある。
【0024】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるマイクロコンピュータ集積回路装置2の要部
構成を示すブロック図である。図において、18は外部
クロック信号が入力される外部クロック入力端子、19
は内部クロック信号および外部クロック信号が入力さ
れ、テストビットレジスタ15の設定信号出力に応じて
内部クロック信号および外部クロック信号のうちの一方
を選択してカウントクロック信号として出力するクロッ
クセレクタであり、20はトリガ信号およびこのカウン
トクロック信号が入力され、上記トリガ信号がアサート
されている期間、上記カウントクロック信号をカウント
ソースパルスとして出力する同期回路である。これ以外
の構成は実施の形態1と同様であり同一の符号を付して
説明を省略する。
【0025】次に動作について説明する。クロックセレ
クタ19が内部クロック信号を選択するようにテストビ
ットレジスタ15に設定された状態で、テスタ3からト
リガ信号が出力されると、同期回路20はトリガ信号が
アサートされている期間、上記内部クロック信号を出力
し、カウンタ17はこの内部クロック信号のパルス数を
カウントする。
【0026】他方、クロックセレクタ19が外部クロッ
ク信号を選択するようにテストビットレジスタ15に設
定された状態で、テスタ3からトリガ信号が出力される
と、同期回路20はトリガ信号がアサートされている期
間、上記内部クロック信号を出力し、カウンタ17はこ
の内部クロック信号のパルス数をカウントする。
【0027】図4は、この発明の実施の形態2によるタ
イマのテスト動作を示すタイミングチャートである。同
図はカウンタの初期値が「0」である状態でトリガ信号
が入力された場合のタイミングチャートである。同図に
示すように、トリガ信号をアサートした後に外部クロッ
ク信号を入力すると、一定のタイミングにてカウントソ
ースパルスがカウンタに入力され、カウントアップが開
始される。
【0028】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、外部クロック信号が入力される外部クロック入力端
子18と、分周回路7と同期回路20との間の内部クロ
ック信号経路上に設けられ、テスト時には当該内部クロ
ック信号の替わりに上記外部クロック信号を当該同期回
路20に供給するクロックセレクタ19とを設けたの
で、テスト時には、同期回路20がトリガ信号がアサー
トされている期間において上記外部クロック信号をカウ
ントソースパルスとして出力し、カウンタ17はその外
部クロック信号に基づくカウントソースパルスの入力数
をカウントする。従って、電源電圧変動テストや温度変
動テストなどにおいて同期回路20の出力がカウントソ
ースパルスの1周期分以上変動してしまうことがあった
としても、カウンタ17のカウント開始タイミングを一
定のタイミングに安定させることができ、一定のテスト
パターンを用いてテストを行うことができる効果があ
る。
【0029】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3によるマイクロコンピュータ集積回路装置2の要部
構成を示すブロック図である。図において、21は内部
バス10からデータ書き換え可能で当該データに応じた
スタート信号を出力するスタートビットレジスタ、22
はスタート信号および内部クロック信号が入力され、上
記内部クロック信号の分周クロック信号を生成し、その
分周クロック信号でスタート信号をラッチし、更に、そ
のラッチされたスタート信号がアサートされている期
間、上記内部クロック信号を出力するテスト用同期回
路、23は同期回路13の出力およびテスト用同期回路
22の出力のうちの一方を選択してカウントソースパル
スとして出力する入力セレクタ、24はテスト時には同
期回路13のトリガ信号入力を接地する接地スイッチで
ある。これ以外の構成は実施の形態1と同様であり同一
の符号を付して説明を省略する。
【0030】次に動作について説明する。入力セレクタ
23が同期回路13の出力を選択した状態でテスタ3か
らトリガ信号が出力されると、同期回路13はトリガ信
号がアサートされている期間、上記内部クロック信号を
出力し、カウンタ17はこの内部クロック信号のパルス
数をカウントする。
【0031】他方、入力セレクタ23がテスト用同期回
路22の出力を選択した状態で、テスタ3がスタートビ
ットレジスタ21に所定のデータを書き込むと、スター
トビットレジスタ21からスタート信号が出力され、テ
スト用同期回路22は、内部クロック信号の分周クロッ
ク信号を生成し、その分周クロック信号でスタート信号
をラッチし、更に、上記内部クロック信号を出力し、カ
ウンタ17はこの内部クロック信号のパルス数をカウン
トする。また、テスタ3がスタートビットレジスタ21
に異なるデータを書き込むと、スタートビットレジスタ
21からのスタート信号出力が停止され、テスト用同期
回路22はラッチされたスタート信号をネゲートし、内
部クロック信号の出力を停止する。
【0032】図6はこの発明の実施の形態3によるタイ
マのテスト動作を示すタイミングチャートである。同図
はカウンタの初期値が「0」である状態でスタートビッ
トレジスタ21に書き込みがなされた場合のタイミング
チャートである。同図に示すように、区間A(内部クロ
ック信号の4サイクルに相当する期間)の間のタイミン
グで書込みがなされると、同一のタイミングにて内部ク
ロック信号がカウンタに入力され、カウントアップが開
始される。
【0033】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、データ書き換え可能で当該データに応じたスタート
信号を出力するスタートビットレジスタ21を設け、テ
スト用同期回路22にはトリガ信号の替わりにこのスタ
ート信号が入力されるので、テスト時にトリガ入力端子
12からトリガ信号を入力しなくともカウンタ17の動
作テストを行うことができる効果がある。
【0034】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4によるマイクロコンピュータ集積回路装置2の要部
構成を示すブロック図である。図において、25はテス
ト時にはテスト用同期回路22の出力をトリガ入力端子
12に接続するモニタスイッチである。これ以外の構成
は実施の形態1と同様であり同一の符号を付して説明を
省略する。
【0035】次に動作について説明する。入力セレクタ
23がテスト用同期回路22の出力を選択した状態で、
テスタ3がスタートビットレジスタ21に所定のデータ
を書き込むと、スタートビットレジスタ21からスター
ト信号が出力され、テスト用同期回路22は、内部クロ
ック信号の分周クロック信号を生成し、その分周クロッ
ク信号でスタート信号をラッチし、更に、上記内部クロ
ック信号を出力し、カウンタ17はこの内部クロック信
号のパルス数をカウントする。これとともに、モニタス
イッチ25はテスト用同期回路22の出力をトリガ入力
端子12に出力する。これ以外の動作は実施の形態3と
同様であり説明を省略する。
【0036】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、トリガ入力端子12と同期回路13との間のトリガ
信号経路上に設けられ、テスト時にはテスト用同期回路
22の出力を当該トリガ入力端子12に接続するモニタ
スイッチ25を設けたので、テスト時にテスト用同期回
路22からカウンタ17に供給されているパルスを検出
することができる効果がある。
【0037】実施の形態5.図8はこの発明の実施の形
態5によるマイクロコンピュータ集積回路装置2の要部
構成を示すブロック図である。図において、26は内部
クロック信号とともにその分周クロック信号を出力する
分周回路(内部クロック出力回路)であり、27はトリ
ガ信号およびこの分周クロック信号が入力され、その分
周クロック信号でトリガ信号をラッチするトリガ信号ラ
ッチ回路(トリガ信号同期回路)、28は内部バス10
に接続され、設定状態に応じて変化する設定信号を出力
するテストビットレジスタ、29は設定信号に応じてト
リガ入力端子12およびトリガ信号ラッチ回路27の出
力のうちの一方を選択してトリガ信号として出力するト
リガセレクタ、30はこのトリガ信号および内部クロッ
ク信号が入力され、上記トリガ信号がアサートされてい
る期間、上記内部クロック信号を出力する同期回路(同
期回路、トリガ信号同期回路)である。これ以外の構成
は実施の形態1と同様であり同一の符号を付して説明を
省略する。
【0038】次に動作について説明する。トリガセレク
タ29がトリガ入力端子12を選択するようにテストビ
ットレジスタ28に設定された状態で、テスタ3からト
リガ信号が出力されると、同期回路30はテスタ3から
直接入力されるトリガ信号がアサートされている期間、
上記内部クロック信号を出力し、カウンタはこの内部ク
ロック信号のパルス数をカウントする。
【0039】他方、入力セレクタ23がトリガ信号ラッ
チ回路27の出力を選択するようにテストビットレジス
タに設定された状態で、テスタ3からトリガ信号が出力
されると、トリガ信号ラッチ回路27は分周クロック信
号でトリガ信号をラッチし、同期回路30はそのラッチ
されたトリガ信号がアサートされている期間、上記内部
クロック信号を出力し、カウンタ17はこの内部クロッ
ク信号のパルス数をカウントする。
【0040】図9はこの発明の実施の形態5によるタイ
マのテスト動作を示すタイミングチャートである。同図
はカウンタ17の初期値が「0」である状態でトリガ信
号が入力された場合のタイミングチャートである。同図
に示すように、区間B(内部クロック信号の4サイクル
に相当する期間)の間のタイミングでトリガ信号がアサ
ートされると、同一のタイミングにて内部クロック信号
がカウンタに入力され、カウントアップが開始される。
【0041】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、上記分周回路26は上記内部クロック信号の分周ク
ロック信号を出力するとともに、上記トリガ信号および
上記分周クロック信号が入力され、その分周クロック信
号でトリガ信号をラッチするトリガ信号ラッチ回路27
を設け、上記カウンタ17のテスト時には、このトリガ
信号ラッチ回路27の出力をトリガ入力端子12から入
力されるトリガ信号の替わりに上記同期回路30に入力
するので、カウンタ17のテスト時には、内部クロック
信号の複数周期分の時間に相当する期間の間でアサート
されたトリガ信号に基づいて同一のタイミングにて内部
クロック信号がカウンタ17に入力される。従って、電
源電圧変動テストや温度変動テストなどにおいて同期回
路30の出力がカウントソースパルスの1周期分以上変
動してしまうことがあったとしても、カウンタ17のカ
ウント開始タイミングを一定のタイミングに安定させる
ことができ、一定のテストパターンを用いてテストを行
うことができる効果がある。
【0042】実施の形態6.図10はこの発明の実施の
形態6によるマイクロコンピュータ集積回路装置2の要
部構成を示すブロック図である。図において、31は同
期回路13とカウンタ17との間のカウントソースパル
ス経路上に配設された第一バイパススイッチ、32はト
リガ入力端子12と同期回路13との間のトリガ信号経
路上に配設された第二バイパススイッチ、33はこれら
2つのバイパススイッチ31,32の間を接続して、ト
リガ入力端子12とカウンタ17とを直接接続するテス
ト用信号線、34は内部バス10に接続され、設定状態
に応じて変化する設定信号を出力するテストビットレジ
スタであり、この設定信号に応じて上記2つのバイパス
スイッチ31,32の状態が切り替わる。これ以外の構
成は実施の形態1と同様であり同一の符号を付して説明
を省略する。
【0043】次に動作について説明する。2つのバイパ
ススイッチ31,32が同期回路13を選択するように
テストビットレジスタ34に設定された状態で、テスタ
3からトリガ信号が出力されると、同期回路13はトリ
ガ信号がアサートされている期間、上記内部クロック信
号を出力し、カウンタ17はこの内部クロック信号のパ
ルス数をカウントする。
【0044】他方、2つのバイパススイッチ31,32
がテスト用信号線33を選択するようにテストビットレ
ジスタ34に設定された状態で、テスタ3からトリガ信
号が出力されると、トリガ入力端子12がカウンタ17
に直接接続される。この状態でトリガ入力端子12から
パルスを入力すると、カウンタ17は当該パルスをカウ
ントする。
【0045】図11はこの発明の実施の形態6によるタ
イマのテスト動作を示すタイミングチャートである。同
図はカウンタ17の初期値が「0」である状態でトリガ
信号が入力された場合のタイミングチャートである。同
図に示すように、トリガ入力端子12からパルスを入力
すると、カウントアップが開始される。
【0046】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、上記カウンタ17のテスト時に、トリガ入力端子1
2とカウンタ17とを直接接続するテスト用信号線33
を設けたので、カウンタ17のテスト時には、トリガ入
力端子12から入力される信号が直接カウンタ17にカ
ウントソースパルスとして入力され、カウンタ17はそ
の入力パルス数をカウントする。従って、電源電圧変動
テストや温度変動テストなどにおいても、カウンタ17
のカウント開始タイミングを一定のタイミングに安定さ
せることができ、一定のテストパターンを用いてテスト
を行うことができる効果がある。
【0047】
【発明の効果】この発明によれば、上記トリガ信号およ
び上記内部クロック信号が入力され、上記内部クロック
信号の分周クロック信号を生成し、その分周クロック信
号でトリガ信号をラッチし、更に、そのラッチされたト
リガ信号がアサートされている期間、上記内部クロック
信号を出力するテスト用同期回路を設け、上記カウンタ
のテスト時には、このテスト用同期回路の出力を上記カ
ウントソースパルスの替わりに当該カウンタに入力する
ので、カウンタのテスト時には、内部クロック信号の複
数周期分の時間に相当する期間の間でアサートされたト
リガ信号に基づいて同一のタイミングにて内部クロック
信号がカウンタに入力される。従って、電源電圧変動テ
ストや温度変動テストなどにおいて同期回路の出力がカ
ウントソースパルスの1周期分以上変動してしまうこと
があったとしても、カウンタのカウント開始タイミング
を一定のタイミングに安定させることができ、一定のテ
ストパターンを用いてテストを行うことができる効果が
ある。
【0048】この発明によれば、データ書き換え可能で
当該データに応じたスタート信号を出力するスタートビ
ットレジスタを設け、テスト用同期回路にはトリガ信号
の替わりにこのスタート信号が入力されるので、テスト
時にトリガ入力端子からトリガ信号を入力しなくともカ
ウンタの動作テストを行うことかできる効果がある。
【0049】この発明によれば、トリガ入力端子と同期
回路との間のトリガ信号経路上に設けられ、テスト時に
はテスト用同期回路の出力を当該トリガ入力端子に接続
するモニタスイッチを設けたので、テスト時にトリガ入
力端子からカウンタに供給されているパルスを検出する
ことができる効果がある。
【0050】この発明によれば、外部クロック信号が入
力される外部クロック入力端子と、内部クロック出力回
路と同期回路との間の内部クロック信号経路上に設けら
れ、テスト時には当該内部クロック信号の替わりに上記
外部クロック信号を当該同期回路に供給するクロックセ
レクタとを設けたので、テスト時には、同期回路がトリ
ガ信号がアサートされている期間において上記外部クロ
ック信号をカウントソースパルスとして出力し、カウン
タはその外部クロック信号に基づくカウントソースパル
スの入力数をカウントする。従って、電源電圧変動テス
トや温度変動テストなどにおいて同期回路の出力がカウ
ントソースパルスの1周期分以上変動してしまうことが
あったとしても、カウンタのカウント開始タイミングを
一定のタイミングに安定させることができ、一定のテス
トパターンを用いてテストを行うことができる効果があ
る。
【0051】この発明によれば、上記内部クロック出力
回路は上記内部クロック信号の分周クロック信号を出力
するとともに、上記トリガ信号および上記分周クロック
信号が入力され、その分周クロック信号でトリガ信号を
ラッチするトリガ信号同期回路を設け、上記カウンタの
テスト時には、このトリガ信号同期回路の出力をトリガ
信号の替わりに上記同期回路に入力するので、カウンタ
のテスト時には、内部クロック信号の複数周期分の時間
に相当する期間の間でアサートされたトリガ信号に基づ
いて同一のタイミングにて内部クロック信号がカウンタ
に入力される。従って、電源電圧変動テストや温度変動
テストなどにおいて同期回路の出力がカウントソースパ
ルスの1周期分以上変動してしまうことがあったとして
も、カウンタのカウント開始タイミングを一定のタイミ
ングに安定させることができ、一定のテストパターンを
用いてテストを行うことができる効果がある。
【0052】この発明によれば、上記カウンタのテスト
時に、トリガ入力端子とカウンタとを直接接続するテス
ト用信号線を設けたので、カウンタのテスト時には、ト
リガ入力端子から入力される信号が直接カウンタにカウ
ントソースパルスとして入力され、カウンタはその入力
パルス数をカウントする。従って、電源電圧変動テスト
や温度変動テストなどにおいても、カウンタのカウント
開始タイミングを一定のタイミングに安定させることが
でき、一定のテストパターンを用いてテストを行うこと
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるマイクロコン
ピュータ集積回路装置2の要部構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 この発明の実施の形態1によるタイマのテス
ト動作を示すタイミングチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2によるマイクロコン
ピュータ集積回路装置2の要部構成を示すブロック図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態2によるタイマのテス
ト動作を示すタイミングチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態3によるマイクロコン
ピュータ集積回路装置2の要部構成を示すブロック図で
ある。
【図6】 この発明の実施の形態3によるタイマのテス
ト動作を示すタイミングチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態4によるマイクロコン
ピュータ集積回路装置2の要部構成を示すブロック図で
ある。
【図8】 この発明の実施の形態5によるマイクロコン
ピュータ集積回路装置2の要部構成を示すブロック図で
ある。
【図9】 この発明の実施の形態5によるタイマのテス
ト動作を示すタイミングチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態6によるマイクロコ
ンピュータ集積回路装置2の要部構成を示すブロック図
である。
【図11】 この発明の実施の形態6によるタイマのテ
スト動作を示すタイミングチャートである。
【図12】 従来の集積回路装置の要部構成を示すブロ
ック図である。
【図13】 従来の集積回路装置の問題となる動作を示
すタイミングチャートである。
【符号の説明】 7,26 分周回路(内部クロック出力回路)、12
トリガ入力端子、13,20 同期回路、14,22
テスト用同期回路、17 カウンタ、18 外部クロッ
ク入力端子、19 クロックセレクタ、21 スタート
ビットレジスタ、25 モニタスイッチ、27 トリガ
信号ラッチ回路(トリガ信号同期回路)、30 同期回
路(同期回路、トリガ信号同期回路)、33 テスト用
信号線。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリガ信号が入力されるトリガ入力端子
    と、内部クロック信号を出力する内部クロック出力回路
    と、上記トリガ信号および上記内部クロック信号が入力
    され、上記トリガ信号がアサートされている期間、上記
    内部クロック信号をカウントソースパルスとして出力す
    る同期回路と、当該カウントソースパルスが入力され、
    その入力パルス数をカウントするカウンタとを備えた集
    積回路装置において、 上記トリガ信号および上記内部クロック信号が入力さ
    れ、上記内部クロック信号の分周クロック信号を生成
    し、その分周クロック信号でトリガ信号をラッチし、更
    に、そのラッチされたトリガ信号がアサートされている
    期間、上記内部クロック信号を出力するテスト用同期回
    路を設け、上記カウンタのテスト時には、このテスト用
    同期回路の出力を上記カウントソースパルスの替わりに
    当該カウンタに入力することを特徴とする集積回路装
    置。
  2. 【請求項2】 データ書き換え可能で当該データに応じ
    たスタート信号を出力するスタートビットレジスタを設
    け、テスト用同期回路にはトリガ信号の替わりにこのス
    タート信号が入力されることを特徴とする請求項1記載
    の集積回路装置。
  3. 【請求項3】 トリガ入力端子と同期回路との間のトリ
    ガ信号経路上に設けられ、テスト時にはテスト用同期回
    路の出力を当該トリガ入力端子に接続するモニタスイッ
    チを設けたことを特徴とする請求項2記載の集積回路装
    置。
  4. 【請求項4】 トリガ信号が入力されるトリガ入力端子
    と、内部クロック信号を出力する内部クロック出力回路
    と、上記トリガ信号および上記内部クロック信号が入力
    され、上記トリガ信号がアサートされている期間、上記
    内部クロック信号をカウントソースパルスとして出力す
    る同期回路と、当該カウントソースパルスが入力され、
    その入力パルス数をカウントするカウンタとを備えた集
    積回路装置において、 外部クロック信号が入力される外部クロック入力端子
    と、内部クロック出力回路と同期回路との間の内部クロ
    ック信号経路上に設けられ、テスト時には当該内部クロ
    ック信号の替わりに上記外部クロック信号を当該同期回
    路に供給するクロックセレクタとを設けたことを特徴と
    する集積回路装置。
  5. 【請求項5】 トリガ信号が入力されるトリガ入力端子
    と、内部クロック信号を出力する内部クロック出力回路
    と、上記トリガ信号および上記内部クロック信号が入力
    され、上記トリガ信号がアサートされている期間、上記
    内部クロック信号をカウントソースパルスとして出力す
    る同期回路と、当該カウントソースパルスが入力され、
    その入力パルス数をカウントするカウンタとを備えた集
    積回路装置において、 上記内部クロック出力回路は上記内部クロック信号の分
    周クロック信号を出力するとともに、上記トリガ信号お
    よび上記分周クロック信号が入力され、その分周クロッ
    ク信号でトリガ信号をラッチするトリガ信号同期回路を
    設け、上記カウンタのテスト時には、このトリガ信号同
    期回路の出力をトリガ信号の替わりに上記同期回路に入
    力することを特徴とする集積回路装置。
  6. 【請求項6】 トリガ信号が入力されるトリガ入力端子
    と、内部クロック信号を出力する内部クロック出力回路
    と、上記トリガ信号および上記内部クロック信号が入力
    され、上記トリガ信号がアサートされている期間、上記
    内部クロック信号をカウントソースパルスとして出力す
    る同期回路と、当該カウントソースパルスが入力され、
    その入力パルス数をカウントするカウンタとを備えた集
    積回路装置において、 上記カウンタのテスト時に、トリガ入力端子とカウンタ
    とを直接接続するテスト用信号線を設けたことを特徴と
    する集積回路装置。
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