JP2000122088A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置およびその製造方法

Info

Publication number
JP2000122088A
JP2000122088A JP29217498A JP29217498A JP2000122088A JP 2000122088 A JP2000122088 A JP 2000122088A JP 29217498 A JP29217498 A JP 29217498A JP 29217498 A JP29217498 A JP 29217498A JP 2000122088 A JP2000122088 A JP 2000122088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thickness
silicon film
display device
liquid crystal
crystal display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29217498A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuki Matsuura
浦 由 紀 松
Takashi Fujimura
村 尚 藤
Yasuto Kawahisa
久 慶 人 川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP29217498A priority Critical patent/JP2000122088A/ja
Publication of JP2000122088A publication Critical patent/JP2000122088A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素および周辺回路のTFTの移動度を確保
しつつ補助容量部に用いる多結晶シリコン膜の表面の突
起高さを20nm以下に低減して高性能の液晶表示装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 TFT部分と補助容量部分とで、シリコ
ン膜厚を異なるようにし、あるいはキャップ層を選択的
に設けることよって、レーザの実質的な照射量を独立に
調節することにより、周辺駆動回路のTFT特性を損な
わずに、補助容量部のシリコン膜の突起を抑制し、リー
クや点欠陥を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置及び
その製造方法に関する。より具体的には、本発明は、多
結晶シリコン層からなる薄膜トランジスタと補助容量部
とを有する液晶表示装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイの高密度化、低コスト
化を実現する技術として、石英やガラス基板の上に形成
した多結晶シリコン薄膜トランジスタ(thin film tran
sistor:TFT)が注目されている。多結晶シリコンT
FTを用いた場合、画素スイッチング素子以外に、高速
動作が可能であるため駆動回路にも用いて駆動回路一体
形成ができるという利点がある。特に、ガラス基板の上
に高品質の多結晶シリコン膜を形成すれば、コストを低
減することができる。
【0003】このように、ガラス等の基板上に多結晶シ
リコンTFTを形成するには、基板ダメージの少ない低
温プロセスにより多結晶シリコン膜を形成することが必
須となる。その方法としては、非晶質シリコン膜をレー
ザアニールにより結晶化させて多結晶シリコン膜を形成
する方法が有力である。
【0004】図10は、従来の多結晶化工程を表す概略
工程断面図である。まず、同図(a)に示したように、
無アルカリガラスなどの基板101の上にアンダーコー
ト層102としてSiO2などを堆積し、さらに、非結晶
シリコン膜103aを約50nmの膜厚に堆積する。
【0005】次に、同図(b)に示したように、レーザ
光を照射して非晶質シリコン膜103aを結晶化して多
結晶シリコン膜とする。この際に、レーザ光としては、
エキシマレーザ(XeClレーザなど)を用いることが
でき、また、そのエネルギ密度は、多結晶の粒径が0.
25μm〜1.0μmになるようなエネルギ密度とす
る。
【0006】次に、同図(c)に示したように、多結晶
シリコン膜103bを駆動回路および画素のTFTとな
る領域と画素補助容量部となる領域とにそれぞれ島切り
する。
【0007】そして、同図(d)に示したように、その
上にゲート絶縁膜104としてSiOx膜を例えばプラ
ズマCVD法により形成する。ゲート絶縁膜104の膜
厚は100nm〜140nmである。
【0008】この方法により形成した多結晶シリコン膜
103bをチャネルに用いたTFTの電界効果移動度は
100cm2/Vs以上と良好な値を有する。また、画
素の補助容量部を画素TFTおよび周辺回路TFTと同
一層で作り込み、MOS(metal-Oxide-semiconducto
r)構造で形成することにより、工程数を削減できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10に示し
た工程により形成された多結晶シリコン膜103bは、
その表面に多数の突起が形成されるという問題があっ
た。
【0010】例えば、図10に関して前述した条件で形
成すると、多結晶シリコン膜の表面の突起の高さは70
nmから130nmの範囲となる。そのため、このよう
な粒径の半導体層を補助容量電極に用いた場合には、突
起部での絶縁膜のカバレッジが悪くなることと、突起部
での電界集中が起こるため、補助容量の保持特性が劣化
する。具体的には、突起近傍でリーク電流やショートが
発生しやすくなり、電荷保持ができなくなる。すなわ
ち、補助容量部の絶縁耐圧が劣化して、補助容量部に1
5V前後の電圧が印加されると表示画面上に点欠陥が発
生するという問題があった。
【0011】このような突起は、シリコン膜の結晶化が
進行する時に結晶粒のぶつかり合ったグレインバウンダ
リーのところに形成される。そして、本発明者の実験の
結果、多結晶の結晶粒径が0.25〜0.8μmの範囲
の場合に突起の高さが最も高くなることがわかった。
【0012】一般に、駆動回路のTFTに必要とされる
駆動能力を得るためには、その移動度が70cm2/V
s以上であることが必要とされる。そして、その移動度
を得るためには、TFTの半導体層の結晶粒径は、0.
25μm以上でなければならない。しかしながら、この
範囲の粒径においては、上述したように多結晶シリコン
膜の表面の突起がもっとも大きくなる。従って、多結晶
シリコン膜を用いて周辺の駆動回路を併設しようとする
と、表示画素部の補助容量部の耐圧が劣化するという問
題が発生する。
【0013】本発明は、かかる課題の認識に基づいてな
されたものである。すなわち、その目的は、画素および
周辺回路のTFTには移動度が70cm2/Vs以上と
なる多結晶シリコン膜を用い、かつ補助容量部に用いる
多結晶シリコン膜の表面の突起高さを20nm以下に低
減してリーク電流およびショートを無くすことにより、
周辺駆動回路のTFT特性を損なわずに、点欠陥の少な
い液晶表示装置及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の液晶表示装置は、薄膜トランジスタと、補
助容量部と、を備えた液晶表示装置であって、前記薄膜
トランジスタと前記補助容量部のそれぞれは、多結晶シ
リコン層を有し、、前記補助容量部が有する前記多結晶
シリコン層の表面に形成された突起は前記薄膜トランジ
スタが有する前記多結晶シリコン層の表面に形成された
突起はよりも低いことを特徴とし、TFTの高い移動度
を確保しつつ補助容量部における突起を抑制して耐圧を
向上させ電流リークや点欠陥を解消することができる。
【0015】ここで、前記薄膜トランジスタが有する前
記多結晶シリコン層の結晶粒径の平均値は、前記補助容
量部が有する前記多結晶シリコン層の結晶粒径の平均値
よりも大きいことを特徴とする。
【0016】また、前記補助容量部が有する前記多結晶
シリコン層の結晶粒径の平均値は、0.15μm以下で
あることを特徴とする。
【0017】また、前記薄膜トランジスタが有する前記
多結晶シリコン層の結晶粒径の平均値は、0.25μm
以上で1μm以下であることを特徴とする。
【0018】また、前記薄膜トランジスタが有する前記
多結晶シリコン層の膜厚は、前記補助容量部が有する前
記多結晶シリコンの膜厚と異なることを特徴とする。
【0019】一方、本発明の液晶表示装置の製造方法
は、基板上の薄膜トランジスタを形成すべき部分に第1
の膜厚を有する非単結晶シリコン膜を、基板上の補助容
量部を形成すべき部分に前記第1の膜厚とは異なる第2
の膜厚を有する非単結晶シリコン膜をそれぞれ形成する
工程と、前記第1の膜厚を有する前記非単結晶シリコン
膜と前記第2の膜厚を有する前記非単結晶シリコン膜の
それぞれにレーザ光を照射し、前記第2の膜厚を有する
非単結晶シリコン膜と比べて前記第1の膜厚を有する非
単結晶シリコン膜の方が大きな結晶粒径を有するように
多結晶化する工程と、を備えたことを特徴とし、TFT
の高い移動度を確保しつつ補助容量部における突起を抑
制して耐圧を向上させ電流リークや点欠陥を解消するこ
とができる。
【0020】ここで、前記第1の膜厚は、前記第2の膜
厚よりも大きく、前記多結晶化する工程において、前記
第2の膜厚を有する非単結晶シリコン膜に課粒を生じさ
せることを特徴とする。
【0021】または、前記第1の膜厚は、前記第2の膜
厚よりも小さく、前記多結晶化する工程において、前記
第1の膜厚を有する非単結晶シリコン膜に課粒を生じさ
せないように前記レーザ光を照射することを特徴とす
る。
【0022】一方、本発明の別の液晶表示装置の製造方
法は、基板上に非単結晶シリコン膜を堆積し、前記非単
結晶シリコン膜のうちの薄膜トランジスタを形成すべき
部分における照射エネルギが前記非単結晶シリコン膜の
うちの補助容量部を形成すべき部分における照射エネル
ギよりも大きく、且つ前記薄膜トランジスタを形成すべ
き部分において課粒が発生しないように、前記非単結晶
シリコン膜にレーザ光を照射して多結晶化する工程と、
を備えたことを特徴とし、TFTの高い移動度を確保し
つつ補助容量部における突起を抑制して耐圧を向上させ
電流リークや点欠陥を解消することができる。
【0023】ここで、前記補助容量部を形成すべき部分
における前記非単結晶シリコン膜の上に選択的にキャッ
プ層を設けた状態で前記レーザ光を照射することを特徴
とする。
【0024】さらに、前記キャップ層は、酸化シリコン
からなり、その膜厚X(ナノメータ)は、式X=105
n (但し、nは自然数)により表されることを特徴と
する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。
【0026】まず、本発明の第1の実施の形態について
説明する。本実施形態においては、補助容量部のシリコ
ン膜の膜厚をTFT部のシリコン膜厚よりも薄くするこ
とにより、突起の発生を抑制する。
【0027】図1は、本発明の第1の実施の形態にかか
る液晶表示装置の要部構成を表す概略工程断面図であ
る。以下、本発明の液晶表示装置の構成について、その
製造工程に沿って説明する。
【0028】まず、図1(a)に示したように、ガラス
基板11上にアンダーコート12を形成し、その上に非
晶質シリコン膜13を堆積する。ガラス基板11として
は、例えば、400×500mmの無アルカリガラス板
を用いることができる。また、アンダーコート12は、
例えば、SiNx(窒化シリコン)膜とSiOx(酸化シ
リコン)膜をこの順序に積層したものを用いることがで
きる。アンダーコート12および非晶質シリコン膜13
の形成には、プラズマCVD法を用い、成膜温度は30
0℃程度とすることができる。非晶質シリコン膜13の
膜厚は、約50nmである。
【0029】次に、TFTとなる領域の非晶質シリコン
膜13の上をレジスト200で覆い、プラズマエッチン
グにより補助容量部となる領域の非晶質シリコン膜13
を膜厚35〜43nmの範囲となるようにエッチングす
る。
【0030】ここで、補助容量部への駆動印加電圧を低
くするために補助容量電極となる多結晶シリコン膜13
には燐(P)またはボロン(B)等の不純物をイオンド
ープして低抵抗化しておいてもよい。
【0031】次に、レジスト200を剥離し、非晶質シ
リコン膜13の中に含まれた水素を脱離するために約4
50〜500℃において30〜60分間の熱アニールを
行う。
【0032】次に、図1(b)に示したように、レーザ
光を照射して結晶化を行う。レーザ光源としては、Xe
Clレーザを用いることができる。ここで、本発明者
は、レーザの照射エネルギ密度と結晶粒径との関係につ
いて調べた。
【0033】図2は、照射エネルギ密度と結晶粒径との
関係を表すグラフ図である。すなわち、同図の横軸は、
レーザの照射エネルギ密度すなわち単位面積当たりの照
射量を表し、縦軸は得られる多結晶体の平均結晶粒径を
表す。また、同図は、シリコンの膜厚が50nmの場合
のデータを表す。同図から、レーザの照射エネルギ密度
すなわち照射量を上げていくと、得られる結晶の粒径も
大きくなり、エネルギ密度が約360mJ/cm2にお
いて最大の粒径が得られ、さらにエネルギ密度を上げる
と、粒径は急激に小さくなることが分かる。このように
高いエネルギ密度においては、アモルファスシリコンの
膜は極めて高温に加熱され溶融後に急冷される。その結
果として、図示したように、微細化した多結晶が形成さ
れる。このように、照射エネルギを増加し、粒径のピー
ク値が得られる条件よりも高いエネルギを照射すること
により得られる微細な結晶粒を本願明細書においては、
「課粒」と称する。
【0034】図1(b)に示したようなTFTとなる部
分の粒径は大きいことが望ましい。これは、TFTに必
要とされる移動度を確保するためである。図2から、レ
ーザの照射エネルギ密度は、TFTとなる領域の多結晶
シリコン膜13の粒径が0.25〜1.0μmになる値
に設定することが望ましいことが分かる。膜厚50nm
の非晶質シリコン膜の場合には、レーザのエネルギ密度
は図2より320〜355mJ/cm2の範囲に設定す
ればよいことが分かる。
【0035】例えばエネルギ密度を330mJ/cm2
に設定して、TFT領域のシリコン粒径を0.5μmと
することができる。
【0036】次に、補助容量部のシリコン膜の最適な膜
厚について説明する。図3は、多結晶シリコン膜の結晶
粒径と突起高さとの関係を表すグラフ図である。ここ
で、突起の高さはAFM(原子間力顕微鏡)により測定
した最大突起高さを表す。同図から、シリコン粒径が約
0.2μmにおいて、粒径の増加とともに突起高さは急
激に増加し、突起高さが100nm前後となることが分
かる。一方、シリコン粒径が0.15μm以下の場合
は、突起高さは極めて低く、20nm以下に抑制するこ
とができる。つまり、補助容量部において突起の高さを
抑制するためには、シリコン粒径が0.15μm以下に
なるように形成すればよいことがわかる。
【0037】図4は、レーザアニール前の非晶質シリコ
ンの膜厚とレーザアニール後の結晶粒径及び突起高さの
関係を表すグラフ図である。同図は、レーザの照射エネ
ルギすなわち単位面積当たりの照射量を330mJ/c
2とした場合の関係を例示している。なお、この照射
量は、非晶質シリコンの膜厚が50nmの場合にTFT
部の多結晶化に好適な値である。また、同図において
は、結晶粒径と突起の高さは、それぞれ平均値を表す。
【0038】図4から、レーザの照射量が一定の場合
は、非晶質シリコン膜の膜厚が45nm前後において結
晶粒径はピークを有し、それよりも薄い場合も厚い場合
も結晶粒径は小さくなることが分かる。これは、図2に
示したようにレーザの照射量を変化させたことに対応し
ている。
【0039】すなわち、アニールの光源として用いるX
eClレーザの波長は約308nmであり、シリコンに
対して極めて高い効率で吸収される。すなわち、シリコ
ン層の表面から入射したXeClレーザ光は、約10ナ
ノメータの深さにおいて1/eまで強度が減衰する。す
なわち、シリコン膜に入射したレーザ光のエネルギの大
部分は、その表面側の厚さ10nmの領域で吸収され
る。従って、アモルファスシリコンの膜厚がこれよりも
厚い場合には、表面層で吸収されたエネルギが膜厚方向
に分散することにより、膜全体が加熱される。つまり、
膜厚がこれよりも厚くなるほどシリコン膜の単位体積当
たりのレーザのエネルギ量が低下することとなる。
【0040】図4において、シリコンの膜厚が35〜4
3nmの範囲は、単位体積当たりの照射エネルギが極め
て高い場合に対応する。これは、図2において照射エネ
ルギが370mJ/cm2よりも高い領域、すなわち、
「課粒」が得られる条件に対応する。つまり、このよう
にシリコンの膜厚が薄い場合には、シリコン膜は極めて
高温に加熱溶融され、急冷されることより微細な結晶粒
である「課粒」が形成される。なお、膜厚が35nm未
満の場合には、330mJ/cm2のエネルギ密度でレ
ーザアニールを行うと、多結晶シリコン膜は溶発(アブ
レーション)してしまう。
【0041】これに対して、シリコンの膜厚を45nm
前後まで厚くすると、シリコン膜の体積当たりの照射エ
ネルギは最適な量となり、結晶粒径が増大する。これ
は、図2の粒径のピークに対応する。
【0042】さらに、シリコンの膜厚を厚くすると、シ
リコン膜の単位体積当たりの照射エネルギは低下し、加
熱が不十分となるために、粒径が小さくなる。これは、
図2の照射エネルギ密度が低い場合に対応する。
【0043】一方、シリコン膜厚と突起と関係について
みると、シリコン膜厚が35〜43nmの場合に、突起
高さを20nm以下にすることができることが分かる。
つまり、上述した微細な結晶粒が得られる条件におい
て、突起の高さも抑制されていることが分かる。
【0044】従って、図1(b)に示した補助容量部の
非晶質シリコン膜13の膜厚を35〜43nmとすれ
ば、レーザ光によるアニール後の結晶粒径は0.15μ
m以下の「課粒」となり、突起の高さを20nm以下に
抑えることができる。
【0045】なお、上述した数字は、一例に過ぎず、シ
リコン膜の膜厚とレーザの照射量は、適宜決定すること
ができる。
【0046】図1に戻って説明を続けると、このよう
に、TFT部と補助容量部とで異なる膜厚及び粒径の多
結晶シリコン膜13a、13bを形成した後に、図1
(c)に示したように、多結晶シリコン膜をパターニン
グして島切りする。さらに、ゲート絶縁膜14をTEO
S−SiOxにより形成する。ゲート絶縁膜14の膜厚
は約120nmとすることができる。
【0047】次に、ゲート電極15及び補助容量線16
をMoW(モリブデン・タングステン)で形成する。補
助容量部は、粒径0.15μm以下の多結晶シリコン膜
(またはドープ膜)13bと絶縁膜14と補助容量線1
6とにより構成される。
【0048】次に、層間絶縁膜、パッシベーション、カ
ラーフィルタ、透明電極(ITO)などを積層し、対向
基板との間に液晶を封入することにより、最終的には、
図1(d)に示したような多結晶シリコン薄膜トランジ
スタ方式液晶表示装置を形成した。
【0049】本発明者は、このようにして形成した液晶
表示装置の補助容量部の絶縁耐圧を評価し、従来のもの
と比較検討した。その結果、従来構造では電圧15ボル
トでBTS(Bias Temperature Stress)試験を行う
と、破壊(ショート)するものが現れるが、本発明の構
造では破壊するものはなかった。また、電圧15Vでの
リーク電流も従来の1/10以下に低減することができ
た。これらは、すべて、本発明による液晶表示装置にお
いては補助容量部のシリコン膜の表面の突起の発生が抑
制されていることに起因すると考えられる。
【0050】さらに、本発明者は、液晶表示装置の画像
表示部の点欠陥について、初期状態と高温高湿試験(温
度70℃、湿度80%)後にそれぞれ評価した。以下の
数値は、表示部の点欠陥の数を表す。
【0051】 このように、本発明によれば、画像表示部の点欠陥数を
顕著に低減することができた。これも、補助容量部にお
いて突起の発生を抑制したことに起因すると考えられ
る。
【0052】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。本実施形態においては、補助容量部のシリコ
ン膜の上にキャップ層を設けた状態でレーザアニールを
施すことを特徴とする。
【0053】図5は、本発明の第2の実施形態にかかる
液晶表示装置の要部構成を表す概略工程断面図である。
以下、本実施形態の液晶表示装置について、その製造工
程に沿って説明する。
【0054】まず、図5(a)に示したように、ガラス
基板11上にアンダーコート12を形成し、その上に非
晶質シリコン膜13を形成する。本実施形態におけるア
ンダーコート12および非晶質シリコン膜の形成方法や
形成条件は、前述した第1実施形態と同様とすることが
できる。また、非晶質シリコン膜13の膜厚も約50n
mとする。
【0055】本実施形態においては、さらに連続してレ
ーザアニール時のキャップ層となる酸化膜210を堆積
する。次に、非晶質シリコン膜13の中の水素を脱離す
るために、約450℃において30〜60分間の熱アニ
ールを行う。
【0056】次に、図5(b)に示したように、キャッ
プ層210をパターニングし、レーザアニールを行う。
具体的には、補助容量部となる領域のキャップ層210
を図示しないレジストマスクで覆い、ウエットエッチン
グ(HF系)によりキャップ層210を選択的にエッチ
ング除去する。レジストを剥離した後に、XeClレー
ザを用いて結晶化を行う。この際に、キャップ層210
の厚みをレーザ光の透過率が最小となるように調節す
る。
【0057】図6は、キャップ層の膜厚とXeClレー
ザ光の透過率との関係を表すグラフ図である。キャップ
層の上面と下面とで反射されるレーザ光成分が干渉を生
ずるために、レーザ光の透過率は、キャップ層の膜厚に
依存して周期的に変動する。
【0058】本実施形態においては、キャップ層210
の膜厚Xは、XeClレーザ光の透過率が最小となるX
(nm)=105n(n=1,2,3・・・)に設定す
る。このようにすると、キャップ層210における透過
率が小さいので、キャップ層の下の領域は照射エネルギ
密度が低くなり、結晶粒を小さくすることができる。つ
まり、図2に示した照射エネルギと結晶粒径との関係に
おいて、単位面積当たりの照射エネルギすなわち照射量
を下げることにより結晶粒径が小さくなることに対応す
る。このようにして補助容量部のシリコン結晶粒径を小
さくすることにより、図3に関して前述したように、多
結晶シリコン膜の表面の突起の高さを効果的に抑制する
ことができる。
【0059】図7は、キャップ層の膜厚を105nmと
して形成した多結晶シリコン膜の粒径と照射エネルギと
の関係を示す。ここで、キャップ層がない部分(すなわ
ちTFT領域)についてのデータは、図2と同一のもの
である。前述したように、TFT部分の結晶粒径を0.
25μm以上とするためには、単位面積当たりの照射エ
ネルギを320〜355mJ/cm2とする必要があ
る。図7から、このエネルギ範囲において、キャップ層
がある部分(すなわち補助容量部)のシリコン粒径は
0.15μm以下になることがわかる。その結果とし
て、図3に関して前述したように、補助容量部の多結晶
シリコン膜表面の突起高さを20nm以下に抑えること
ができる。
【0060】ここで図5に戻って説明すると、図5
(b)に示したように補助容量部にキャップ層210を
設けた状態でレーザアニールを行った後に、図5(c)
に示したように、キャップ層210を剥離し、図1
(c)及び(d)に関して前述したものと同様の工程を
経て同様の構成を有する液晶表示装置が完成する。な
お、本実施形態におけるキャップ層210は、除去せず
にそのまま絶縁膜として利用しても良い。
【0061】本実施形態による液晶表示装置は、補助容
量部の耐圧やリーク電流などの点で優れた特性を示し
た。これは、本実施形態においては、キャップ層210
を被せた状態でレーザアニールを行うことにより、結晶
化の際の突起の成長をさらに効果的に抑制することがで
きるからであると考えられる。
【0062】ここで、本実施形態において用いるキャッ
プ層210の材料としては、ある程度の耐熱性と透光性
を有するものであれば良く、前述したし酸化シリコンの
他に、窒化シリコンやアルミナなどの各種の無機材料を
始めとして、その他金属や有機材料なども挙げることが
できる。その最適な膜厚についても、その屈折率を基に
して図6に例示したような関係を導出することにより求
めることができる。
【0063】なお、前述した第1実施形態のように、よ
り高い照射エネルギで結晶化しても小粒径を得ることが
できるが、キャップ層がある場合に高いエネルギで結晶
化すると、多結晶シリコン中に0.3μm程度のボイド
が多数発生してしまうので、低いエネルギで結晶化する
ことが望ましい。
【0064】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。本実施形態においては、補助容量部のシリコ
ン膜厚をTFT部よりも厚く形成することにより突起の
発生を抑制する。
【0065】図8は、本発明の第3の実施形態にかかる
液晶表示装置の要部構成を表す概略工程断面図である。
以下、本実施形態の液晶表示装置について、その製造工
程に沿って説明する。
【0066】まず、図8(a)に示したように、ガラス
基板11上にアンダーコート12、非晶質シリコン膜1
3を堆積する。ここで、ガラス基板11やアンダーコー
ト12の材料や条件などは前述した各実施形態と同様と
することができる。また非晶質シリコン膜13の膜厚
は、70〜100nm程度とする。そして、非晶質シリ
コン膜13中の過剰な水素を取り除くため500℃で1
時間程度の加熱を行う。
【0067】次に、図8(b)に示したように、画素補
助容量部の部分を残し、他の部分の非晶質シリコン膜1
3の膜厚が50nmになるまでエッチングを行う。そし
て、波長308nmのXeClレーザ光をパルス幅25
ナノ秒で、例えば1ヶ所当たり25パルス照射されるよ
うに基板を走査しながらアニールする。このようなアニ
ールにより、図8(c)に示したように、TFT部分の
結晶粒径が約0.3μm程度のシリコン多結晶が得られ
る。これは、図2に示した結晶粒の大きい条件に対応す
る。
【0068】このようして得られたシリコン多結晶体に
おいては、膜厚50nmにエッチングしたTFT領域の
多結晶シリコン膜表面の突起は最大のもので125nm
程度であったが、画素補助容量部を形成する(エッチン
グをしていない)領域の突起それは最大のものでも20
nm程度であった。
【0069】比較のために、画素補助容量形成部の非晶
質シリコン膜の膜厚も50nmになるように、最初から
50nmの膜厚に成膜したサンプルも作製した。このサ
ンプルに同一の条件でレーザアニールを施したところ、
画素補助容量領域の表面突起高さは125nm程度であ
った。
【0070】本発明者は、さらに補助容量部の非晶質シ
リコン膜の膜厚を種々に変化させてレーザアニールを試
みた。
【0071】図9は、50nmの非晶質シリコン膜の平
均結晶粒径が0.3μm程度になる照射エネルギーでレ
ーザアニールした時の、非晶質シリコン膜厚と最大突起
高さとの関係を表すグラフ図である。同図から、非晶質
シリコンの膜厚が厚くなるに従って突起は低くなり、膜
厚70nm以上において突起は20nm以下に抑制され
ることが分かる。これは、膜厚を厚くすることにより、
シリコン膜中の単位体積当たりのレーザのエネルギが低
下して加熱量が低下することに対応する。つまり、これ
は、図2において、照射エネルギ密度を320mJ/c
2よりも低下させたことに対応する。その結果とし
て、結晶粒径が小さくなり、図3に示したように、突起
も低くなる。
【0072】本発明者は、TFT部分の非晶質シリコン
の膜厚を50nm、補助容量部の非晶質シリコンの膜厚
を90nmとし、TFT部において粒径が約0.3μm
となるような条件でレーザアニールを施した。しかる後
に、図1に関して前述したような工程により液晶表示装
置を試作し、従来の構成による比較サンプルとともに特
性を評価し、以下に示す結果を得た。
【0073】 初期評価 70℃80%加速劣化試験後 平均画素不良数 平均画素不良数 (個/パネル) (個/パネル) 本発明 0 0 従来品 5 8 すなわち、比較用として試作した液晶表示装置では、1
パネル当たり5個の画素不良があったが、本実施形態に
より試作したパネルでは画素不良は認められなかった。
また、温度70℃−湿度80%の環境下で加速劣化試験
を行なった結果、比較用に作製した従来のパネルは時間
の経過とともに画素不良が増加したが、本実施形態によ
り試作したパネルでは画素不良は発生しなかった。
【0074】すなわち、本実施形態においても、補助容
量部の突起の発生が極めて効果的に抑制され、耐圧が高
く、リーク電流が低く、極めて良好な初期特性及び信頼
性を有する液晶表示装置を実現できることが分かった。
【0075】以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の
形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体
例に限定されるものではない。例えば、各実施形態にお
ける非晶質シリコンの膜厚やレーザの波長、照射エネル
ギ密度、温度などの条件は、適宜決定することができ
る。
【0076】また、前述した各実施形態においては、非
晶質シリコンをレーザアニールする例を示したが、これ
以外にも、多結晶シリコンをレーザアニールしても良
い。つまり、本発明は、非単結晶すなわち単結晶でない
シリコン膜をレーザアニールするすべての場合について
同様に適用し、同様の効果を得ることができる。
【0077】また、液晶表示装置の構成としては、図1
(d)に例示したものに限定されず、多結晶シリコンか
らなるTFTと補助容量部とを有するあらゆる液晶表示
装置について同様に適用し、同様の効果を得ることがで
きる。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、TFT部分の非晶質シ
リコンの膜厚に比べて補助容量部の膜厚を薄くすること
により、補助容量部のシリコンを微細な多結晶体とし、
突起の発生を極めて効果的に抑制することができる。そ
の結果として、耐圧が高く、リーク電流が小さく、点欠
陥が少ない液晶表示装置を提供することができるように
なる。
【0079】また、本発明によれば、補助容量部のシリ
コン膜の上にキャップ層を設けた状態でレーザアニール
を施すことにより、補助容量部のレーザ照射量を抑制し
て、結晶粒を微細化し、突起の発生を抑制することがで
きる。その結果として、耐圧が高く、リーク電流が小さ
く、点欠陥が少ない液晶表示装置を提供することができ
るようになる。
【0080】さらに、本発明によれば、補助容量部のシ
リコン膜の膜厚をTFT部よりも厚くすることにより、
レーザの照射エネルギ密度を低下させ、結晶成長を抑制
して突起の発生を抑制することができる。その結果とし
て、耐圧が高く、リーク電流が小さく、点欠陥が少ない
液晶表示装置を提供することができるようになる。
【0081】以上説明したように、本発明によれば、高
性能且つ高信頼性を有する液晶表示装置を高い歩留まり
で提供することができるようになり、産業上のメリット
は多
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる液晶表示装
置の要部構成を表す概略工程断面図である。
【図2】照射エネルギ密度と結晶粒径との関係を表すグ
ラフ図である。
【図3】多結晶シリコン膜の結晶粒径と突起高さとの関
係を表すグラフ図である。
【図4】レーザアニール前の非晶質シリコンの膜厚とレ
ーザアニール後の結晶粒径及び突起高さの関係を表すグ
ラフ図である。
【図5】本発明の第2の実施形態にかかる液晶表示装置
の要部構成を表す概略工程断面図である。
【図6】キャップ層の膜厚とXeClレーザ光の透過率
との関係を表すグラフ図である。
【図7】キャップ層の膜厚を105nmとして形成した
多結晶シリコン膜の粒径と照射エネルギとの関係を示
す。
【図8】本発明の第3の実施形態にかかる液晶表示装置
の要部構成を表す概略工程断面図である。
【図9】50nmの非晶質シリコン膜の平均結晶粒径が
0.3μm程度になる照射エネルギーでレーザアニール
した時の、非晶質シリコン膜厚と最大突起高さとの関係
を表すグラフ図である。
【図10】従来の多結晶化工程を表す概略工程断面図で
ある。
【符号の説明】
11 基板 12 アンダーコート 13 非晶質シリコン膜 13a、13b 多結晶シリコン薄膜 14 ゲート絶縁膜 200 レジスト 210 キャップ層 101 基板 102 アンダーコート 103 非晶質シリコン膜 104 ゲート絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川 久 慶 人 埼玉県深谷市幡羅町1−9−2 株式会社 東芝深谷電子工場内 Fターム(参考) 2H092 GA16 JA24 JB63 JB69 KA04 KA05 MA30 NA16 PA01 PA06 5F110 AA06 AA13 DD02 DD06 DD13 DD14 DD17 DD24 GG02 GG13 GG15 GG16 GG32 GG45 GG51 GG58 NN73 PP03 QQ04 QQ05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄膜トランジスタと、補助容量部と、を備
    えた液晶表示装置であって、 前記薄膜トランジスタと前記補助容量部のそれぞれは、
    多結晶シリコン層を有し、 前記補助容量部が有する前記多結晶シリコン層の表面に
    形成された突起は、前記薄膜トランジスタが有する前記
    多結晶シリコン層の表面に形成された突起よりも低いこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記薄膜トランジスタが有する前記多結晶
    シリコン層の結晶粒径の平均値は、前記補助容量部が有
    する前記多結晶シリコン層の結晶粒径の平均値よりも大
    きいことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記補助容量部が有する前記多結晶シリコ
    ン層の結晶粒径の平均値は、0.15μm以下であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記薄膜トランジスタが有する前記多結晶
    シリコン層の結晶粒径の平均値は、0.25μm以上で
    1μm以下であることを特徴とする請求項1記載の液晶
    表示装置。
  5. 【請求項5】前記薄膜トランジスタが有する前記多結晶
    シリコン層の膜厚は、前記補助容量部が有する前記多結
    晶シリコンの膜厚と異なることを特徴とする請求項1記
    載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】基板上の薄膜トランジスタを形成すべき部
    分に第1の膜厚を有する非単結晶シリコン膜を、基板上
    の補助容量部を形成すべき部分に前記第1の膜厚とは異
    なる第2の膜厚を有する非単結晶シリコン膜をそれぞれ
    形成する工程と、 前記第1の膜厚を有する前記非単結晶シリコン膜と前記
    第2の膜厚を有する前記非単結晶シリコン膜のそれぞれ
    にレーザ光を照射し、前記第2の膜厚を有する非単結晶
    シリコン膜と比べて前記第1の膜厚を有する非単結晶シ
    リコン膜の方が大きな結晶粒径を有するように多結晶化
    する工程と、を備えたことを特徴とする液晶表示装置の
    製造方法。
  7. 【請求項7】前記第1の膜厚は、前記第2の膜厚よりも
    大きく、 前記多結晶化する工程において、前記第2の膜厚を有す
    る非単結晶シリコン膜に課粒を生じさせることを特徴と
    する請求項6記載の液晶表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記第1の膜厚は、前記第2の膜厚よりも
    小さく、 前記多結晶化する工程において、前記第1の膜厚を有す
    る非単結晶シリコン膜に課粒を生じさせないように前記
    レーザ光を照射することを特徴とする請求項6記載の液
    晶表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】基板上に非単結晶シリコン膜を堆積し、 前記非単結晶シリコン膜のうちの薄膜トランジスタを形
    成すべき部分における照射エネルギが前記非単結晶シリ
    コン膜のうちの補助容量部を形成すべき部分における照
    射エネルギよりも大きく、且つ前記薄膜トランジスタを
    形成すべき部分において課粒が発生しないように、前記
    非単結晶シリコン膜にレーザ光を照射して多結晶化する
    工程と、 を備えたことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】前記補助容量部を形成すべき部分におけ
    る前記非単結晶シリコン膜の上に選択的にキャップ層を
    設けた状態で前記レーザ光を照射することを特徴とする
    請求項9記載の液晶表示装置の製造方法。
  11. 【請求項11】前記キャップ層は、酸化シリコンからな
    り、その膜厚X(ナノメータ)は、式X=105n
    (但し、nは自然数)により表されることを特徴とする
    請求項10記載の液晶表示装置の製造方法。
JP29217498A 1998-10-14 1998-10-14 液晶表示装置およびその製造方法 Pending JP2000122088A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29217498A JP2000122088A (ja) 1998-10-14 1998-10-14 液晶表示装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29217498A JP2000122088A (ja) 1998-10-14 1998-10-14 液晶表示装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000122088A true JP2000122088A (ja) 2000-04-28

Family

ID=17778528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29217498A Pending JP2000122088A (ja) 1998-10-14 1998-10-14 液晶表示装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000122088A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002043383A (ja) * 2000-07-27 2002-02-08 Sony Corp 薄膜トランジスタ製造システム及び方法、ポリシリコン評価方法及びポリシリコン検査装置
JP2002072248A (ja) * 2000-08-24 2002-03-12 Toshiba Corp 液晶表示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002043383A (ja) * 2000-07-27 2002-02-08 Sony Corp 薄膜トランジスタ製造システム及び方法、ポリシリコン評価方法及びポリシリコン検査装置
JP4556302B2 (ja) * 2000-07-27 2010-10-06 ソニー株式会社 薄膜トランジスタ製造システム及び方法、ポリシリコン評価方法及びポリシリコン検査装置
JP2002072248A (ja) * 2000-08-24 2002-03-12 Toshiba Corp 液晶表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100817879B1 (ko) 반도체장치 제작방법
TW558743B (en) Peeling method and method of manufacturing semiconductor device
US7038241B2 (en) Channel-etch thin film transistor
TWI374546B (en) Method of manufacturing thin film transistor, thin film transistor, and display unit
US8466015B2 (en) Thin film transistors in pixel and driving portions characterized by surface roughness
KR20130023021A (ko) 실리콘 박막의 결정화 방법 및 실리콘 tft 장치의 제조 방법
JPH03244136A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
JP4520294B2 (ja) ボトムゲート型tftを備えた電子装置を製造する方法
KR100661104B1 (ko) 박막 트랜지스터 및 그 제조방법
KR100697497B1 (ko) 반도체 장치 및 그의 제조 방법
JPH06163401A (ja) 多結晶シリコン層の形成方法およびそれを用いた多結晶シリコン薄膜トランジスタ
US5567967A (en) Semiconductor device having a crystallized island semiconductor layer
US7015122B2 (en) Method of forming polysilicon thin film transistor
US6534350B2 (en) Method for fabricating a low temperature polysilicon thin film transistor incorporating channel passivation step
JP2009290168A (ja) 薄膜トランジスタ、薄膜トランジスタアレイ基板、及びそれらの製造方法、並びに表示装置
JP2003007719A (ja) 薄膜トランジスタおよびそれを用いた表示装置
JP2000122088A (ja) 液晶表示装置およびその製造方法
JPH0697073A (ja) 多結晶シリコン層の形成方法及びそれを用いた多結晶シリコン薄膜トランジスタ
JP4256087B2 (ja) 半導体装置の作製方法
JP3238072B2 (ja) 薄膜トランジスタ
KR20100065739A (ko) 전자 디바이스의 제조방법
JPH05190451A (ja) 半導体素子の製造方法
JP3153203B2 (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置
KR20110075518A (ko) 어레이 기판의 제조방법
JP3126654B2 (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051006

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080627