JP2000121902A - レンズ系光軸調整方法およびレンズ系光軸調整装置 - Google Patents

レンズ系光軸調整方法およびレンズ系光軸調整装置

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JP2000121902A JP10315425A JP31542598A JP2000121902A JP 2000121902 A JP2000121902 A JP 2000121902A JP 10315425 A JP10315425 A JP 10315425A JP 31542598 A JP31542598 A JP 31542598A JP 2000121902 A JP2000121902 A JP 2000121902A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ系の偏心を定量的に計測して光軸調整
を自動的に行なう。 【解決手段】 すでに光軸調整されたレンズF2 〜F4
に対してレンズF1 の偏心量と偏心方向を計測してXY
微動ステージ12を駆動する。この偏心量と偏心方向
は、チャート24の4個の円形パターンをレンズ系Fを
介してセンサ5に投影し、チャート像の複数のスライス
レベルにおける2値化画像を求めて、その重心位置から
得られるコマ収差の偏心量と偏心方向に基づいて算出さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ用レンズや
8ミリビデオカメラ用レンズ等の光学エレメントの組立
時に用いられるレンズ系光軸調整方法およびレンズ系光
軸調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、カメラ用レンズや8ミリビデ
オ用レンズ等の光学エレメントのコンパクト化の要求が
高まるとともに、非球面レンズが多用されるようになっ
ている。このようなレンズ系では、1枚のレンズに許容
される偏心量は数ミクロン以内であり、部品(鏡筒、レ
ンズ)の加工精度だけではこのような光学性能の保証は
不可能であるため、レンズ系の組立時に光軸調整が必要
となっている。
【0003】例えば4枚の単晶レンズを玉枠等に取付け
る際には、各単晶レンズの光軸を一致させる必要があ
り、特に、APSカメラレンズの場合は、各レンズの光
軸を偏心量2〜3ミクロンの範囲内で同軸上に一致させ
ることが要求される。
【0004】図11は一従来例によるレンズ系光軸調整
装置を示すもので、この装置においては、光源100の
下方に投影レンズ101と解像度チャート102を設置
し、チャート像は調整対象となるレンズ系Lによりコリ
メータレンズ103を経てCCDカメラ104上に結像
される。レンズ系Lは組立中であって、単晶レンズL2
〜L4 はすでに玉枠Tに固定ずみであり、最上端の単晶
レンズL1 のみが固定していない状態にある。
【0005】チャート像がレンズ系Lを通過した際、単
晶レンズL2 〜L4 と単晶レンズL1 の光軸が一致して
いればカメラモニタ上のチャート像は解像されて観察さ
れる。チャート像が解像されずに観察された場合は、チ
ャート像が解像されるように単晶レンズL1 をXY方向
に微動調整し、調整が完了すれば単晶レンズL1 を玉枠
Tに接着剤で固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の例によれば、チャート像を作業者が目視で観察しなが
らレンズの微動調整を行なうものであるため、解像の判
断には熟練を必要とし、量産性に欠ける。また、調整結
果も個人差があり、5ミクロン以下の目視による判断は
難しく、疲労等による判断間違いも生じるため、信頼性
に乏しかった。
【0007】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、レンズ系の偏心状態
を高速かつ高精度で検出し、レンズ系の光軸調整を自動
的に行なって、調整後のレンズをそのまま接着固定でき
る高性能なレンズ系光軸調整方法およびレンズ系光軸調
整装置を提供することを提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のレンズ系光軸調整装置は、保持手段によっ
て固定保持された固定レンズ系の光軸に対して垂直に2
次元的に被調整レンズ系を微動させる微駆動ステージ手
段と、前記光軸に垂直な少なくとも1個の平面パターン
を有するチャートと、照明光によって前記チャートの前
記平面パターンを前記固定レンズ系と前記被調整レンズ
系を経てセンサに投影して少なくとも1個の平面チャー
ト像を得る投影光学系と、前記平面チャート像を複数の
異なるスライスレベルで2値化したときのそれぞれの2
値化画像の重心位置からコマ収差の偏心量と偏心方向を
算出する演算手段と、該演算手段の出力に基づいて前記
微駆動ステージ手段を制御する制御手段を有することを
特徴とする。
【0009】本発明のレンズ系光軸調整方法は、保持手
段によって固定保持された固定レンズ系の光路に被調整
レンズ系を保持する工程と、前記光路に少なくとも1個
の平面パターンを有するチャートを配設し、前記固定レ
ンズ系と前記被調整レンズ系を経て前記平面パターンを
センサに投影する工程と、投影された少なくとも1個の
平面チャート像を複数の異なるスライスレベルで2値化
したときのそれぞれの2値化画像の重心位置からコマ収
差の偏心量と偏心方向を算出する工程と、算出された偏
心量と偏心方向に基づいて前記被調整レンズ系を微動調
整する工程を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】被調整レンズ系の光軸と固定レンズ系の光軸が
不一致な偏心状態にあると、投影光学系のセンサに投影
される平面チャート像のコマフレア成分が照明光の光軸
まわりに不均一となるため、この不均一成分の重心位置
からコマ収差の偏心量と偏心方向を求めて微駆動ステー
ジ手段を駆動し、被調整レンズ系の光軸を調整する。
【0011】すなわち、少なくとも1個の平面チャート
像を複数の異なるスライスレベルで2値化してそれぞれ
のスライスレベルにおける2値化画像の重心位置を検出
し、コマ収差の偏心量と偏心方向を求める。コマ収差の
偏心を解消するように微駆動ステージ手段を駆動制御す
ることで被調整レンズ系の光軸調整を行なう。
【0012】少なくとも1個の平面チャート像を解析す
る簡単な演算であるため、高速かつ高精度で偏心量や偏
心方向を算出し、自動的にレンズ系の光軸調整を行なう
ことができる。これによって、カメラ用レンズ等の光学
製品の高精度化と組立コストの低減等に大きく貢献でき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0014】図1は一実施の形態によるレンズ系光軸調
整装置を示すもので、これは、レンズF1 〜F4 からな
るレンズ系Fの鏡筒Kを支持する保持手段である架台1
と、その上方に配設されたチャート投影ユニット2およ
び接着剤の塗布装置を含むUV照射ユニット3を有す
る。チャート投影ユニット2は、光源21とその下方に
配設された投影レンズ22とチャート24を有し、チャ
ート24は、フォーカス調整軸25を図示しないモータ
によって駆動することで、光源21から発生される照明
光の光軸方向に移動可能となっており、必要に応じてチ
ャート像のフォーカスを調整する。
【0015】チャート投影ユニット2により投影された
チャート像は、レンズF1 〜F4 からなるレンズ系F
と、投影レンズ22とともに投影光学系を構成するコリ
メータレンズ4を経てセンサ5の撮像面に結像される。
【0016】ここで、レンズF2 〜F4 はすでに光軸調
整を終えて鏡筒Kに固定された固定レンズ系であり、レ
ンズF1 が光軸調整される被調整レンズ系である。該被
調整レンズ系は、1枚のレンズに限らず、複数のレンズ
によって構成されていてもよい。レンズF1 は、フィン
ガ11によって下向きに鏡筒Kに押えつけられており、
かつ、光軸(Z軸)に垂直なXY方向(2方向)に微駆
動ステージ手段であるXY微動ステージ12によって移
動(微動調節)できるように、レンズF1 のコバを斜め
の角度を持って把持されている。なお、XY微動ステー
ジ12は、フィンガ11を垂直方向に駆動するZステー
ジ12aを備えており、鏡筒Kは架台1に固定保持され
ている。
【0017】レンズ系Fの下方にはコリメータレンズ4
が設けられ、さらに下方に設けたセンサ5の撮像面にチ
ャート像を結像する。なお、センサ5はCCDカメラを
用いる。カメラ制御部51はセンサ5のための電源、ク
ロック等を有し、画像処理装置6に時系列に変換された
チャート像の信号を供給する。
【0018】UV照射ユニット3は、光軸調整作業の終
了後に、光軸上からチャート投影ユニット2が待避する
と同時に、レンズF1 の真上に移動し、その外周部に塗
布された接着剤にUV光を照射する。このようにして接
着剤を硬化させ、レンズF1を鏡筒Kに固定する。
【0019】XY微動ステージ12は制御装置13の指
示によってX微動軸、Y微動軸用のモータを駆動してフ
ィンガ11をXY方向に微動する。XY微動ステージ1
2の駆動を制御する制御手段である制御装置13は、画
像処理装置6内の演算手段によって後述するように算出
されるコマ収差の偏心を解消するように、XY微動ステ
ージ12を動かす。
【0020】この工程を繰返すことによりレンズF1
光軸をレンズF2 〜F4 の光軸に合致させたのち、前述
のように、UV照射ユニット3をレンズ系Fの真上に移
動し、UV照射によってレンズF1 の接着固定を行な
う。
【0021】図2は、図1の装置のチャート24を示す
平面図である。チャート24は4個の平面パターンであ
る円形パターンP1 〜P4 を有し、これらは、光を透過
してセンサ5上に明るく投影される部分であり、残りの
部分は光を透過しない部分である。
【0022】図3は、センサ5に結像されたコマフレア
成分を含む平面チャート像である略円形のチャート像P
a 〜Pd を示す。これらのチャート像をカメラ制御部5
1を介して画像処理装置6に取り込み、ビーム断面Sa
における照度分布を計算すると図4のグラフが得られ
る。ビーム断面Sb 〜Sd についても同様の照度分布が
得られる。
【0023】図4に示す照度分布において、まず照度分
布のピーク値すなわち最大輝度点Aを探し出す。次に、
予め定められた方法、例えば最大照度値×0.9でスラ
イスレベル大の値を計算して、これをスライスレベルH
とする。次に、例えば最大照度値×0.1でスライスレ
ベル小の値を計算して、これをスライスレベルLとす
る。最大輝度点Aを見つける方法としては、チャート像
a を含む狭い範囲内でマスクを設けそのエリア中での
最大輝度点を見つけてもよい。
【0024】図5にチャート像Pa をスライスレベルH
およびスライスレベルLで2値化したときの処理画像を
示す。ここでそれぞれの2値化画像の重心位置を以下の
式によって求める。
【0025】 X方向の重心位置=Σ(Xi×Ni)/ΣNi Y方向の重心位置=Σ(Yi×Mi)/ΣMi このようにして求められたスライスレベルHのときの2
値化画像の重心位置を(xa,ya)、スライスレベル
Lのときの2値化画像の重心位置を(Xa,Ya)と表
わす。
【0026】図6にチャート像Pa 〜Pd のスライスレ
ベルHのときの2値化画像10a,10b,10c,1
0dとそれぞれの重心位置(xa,ya)……(xd,
yd)を示す。また図7にチャート像Pa 〜Pd のスラ
イスレベルLのときの2値化画像20a,20b,20
c,20dとそれぞれの重心位置(Xa,Ya)……
(Xd,Yd)を示す。
【0027】図8はコマ収差の偏心方向と偏心量を示
す。チャート像Pa のコマ収差の偏心方向は、重心位置
(Xa,Ya)から重心位置(xa,ya)に到るベク
トルの角度θで表わされ、
【0028】
【数1】 他のチャート像Pb 〜Pd についてもそれぞれ同様にコ
マ収差の偏心方向と偏心量を求めることができる。
【0029】なお、本実施の形態では4個の円形パター
ンを有するチャートを使用しているので、4個の偏心方
向および偏心量の平均値を求めて制御装置13に導入
し、コマ収差の偏心を解消するようにXY微動ステージ
12を駆動する。この作業を繰返してレンズF1 の光軸
を照明光の光軸に一致させる。複数個の円形パターンを
用いて平均したほうが精度的には向上するが、もちろん
1個の円形パターンを有するチャートを用いてもよい。
【0030】図9は、レンズF1 と他のレンズF2 〜F
4 の光軸が一致している場合の2値化画像を示す。光軸
が一致している場合には、チャート像にコマフレア成分
が含まれないためスライスレベルHのときの2値化画像
の重心位置(xa,ya)と、スライスレベルLのとき
の2値化画像の重心位置(Xa,Ya)は双方とも一致
しており、コマ収差の偏心はない。
【0031】図10は、光軸調整の手順を示すフローチ
ャートである。まずステップ1で演算に用いるパラメー
タの初期化を行ない機構部を初期位置に設定する。
【0032】ステップ2でワーク(レンズ系F)をセッ
トし、ステップ3でXY微動ステージ12を動かしてフ
ィンガ11を所定の位置に設定し、Zステージ12aを
下降させてレンズF1 を前述のように押付け把持し、レ
ンズF1 を調整台のほぼ中央に位置決めする。ステップ
4でUV照射ユニット3が光軸上に移動してレンズF1
の外周部の数箇所に接着剤を塗布する。塗布が終了した
らUV照射ユニット3はもとの位置に待避する。
【0033】ステップ5でチャート投影ユニット2が光
軸上に移動する。ステップ6でフォーカス調整軸25に
よりチャート24をZ方向に移動することにより、セン
サ5でとらえたチャート像の照度分布のピーク値(最大
照度値)を測定して、照度ピークの位置にチャート24
を移動させる。
【0034】ステップ7で図4に示した最大照度値に対
するスライスレベルH、Lを算出する。ステップ8でセ
ンサ5でとらえた画像を図6に示すスライスレベルHで
2値化し、そのときの画像の重心位置(xa,ya)…
(xd,yd)を測定する。ステップ9で同様にセンサ
5でとらえた画像を図7に示すスライスレベルLで2値
化し、そのときの画像の重心位置(Xa,Ya)…(X
d,Yd)を測定する。ステップ10でコマ収差の偏心
方向、偏心量を算出する。
【0035】チャート像Pa の偏心方向は(Xa,Y
a)から(xa,ya)に到るベクトルの角度で、θa
=tan-1{(xa−Xa)/(ya−Ya)}であ
り、
【0036】
【数2】 同様にチャート像Pb 〜Pc の偏心量Rb〜Rd、偏心
方向θb〜θdを求める。
【0037】次にステップ11で4個の偏心量を平均
し、その値が規格内であればレンズF1 の移動は終了す
る。規格外であればステップ12で4個の偏心方向を平
均してその方向に、偏心量を平均した分だけレンズF1
をXY微動ステージ12により移動させる。
【0038】その後ステップ6に戻り同様に偏心量が規
格内になるまで調整を繰り返す。
【0039】終了したらステップ13でチャート投影ユ
ニット2が待避し、ステップ14でUV照射ユニット3
が光軸上に移動し、ステップ15でレンズF1 のまわり
に塗布された接着剤にUV光(紫外線)を照射し、レン
ズF1 を固定する。ステップ16でZステージ12aが
上昇してレンズF1 をアンクランプし、XY微動ステー
ジ12が所定の位置に待避する。ステップ17でワーク
を取外し、終了する。
【0040】なお、図1の装置はコリメータレンズ4を
用いているが、これは、装置をコンパクトにするととも
に、チャート位置を被調整レンズ系の焦点距離位置にお
くためであり、この条件が無視できる場合は、コリメー
タレンズ4を省略し、チャートの位置(フォーカス軸)
とセンサ5の位置を適宜変えて構成できることは言うま
でもない。また、チャートの円形パターンの数は4個に
限定されることなく、いくつでもよい。さらに、必ずし
も円形パターンである必要はなく、多角形等他の形状の
平面パターンを用いてもよい。
【0041】本実施の形態によれば、チャートの円形パ
ターンを、レンズ系によってセンサ上に結像させ、得ら
れたチャート像を、複数の異なるスライスレベルで2値
化したときのそれぞれの2値化画像の重心位置からコマ
フレアによる画像の偏心量および偏心方向を求めて、レ
ンズ系の光軸調整を行なうものであるため、極めて簡単
な演算によって高精度に偏心状態を測定できる。これに
よって、レンズ系の光軸調整を高精度でしかも迅速に行
なうとともに、光軸調整に続くレンズの接着固定を自動
的に行なうことができる。
【0042】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0043】レンズ系(レンズ)の偏心状態を高速かつ
高精度で検出し、レンズ系の光軸調整を自動的に行なっ
て、調整後のレンズをそのまま接着固定できる。このよ
うなレンズ系光軸調整装置を用いることで、カメラレン
ズ等の光学エレメントの組立精度の向上と組立コストの
低減に大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態を示す模式図である。
【図2】図1の装置のチャートのみを示す平面図であ
る。
【図3】センサ上に結像されたチャート像を示す図であ
る。
【図4】図3のチャート像の照度分布を示すグラフであ
る。
【図5】2つのスライスレベルにおける2値化画像の重
心位置を示す図である。
【図6】スライスレベルHのときの2値化画像を示す図
である。
【図7】スライスレベルLのときの2値化画像を示す図
である。
【図8】2値化画像の重心位置からコマ収差の偏心量と
偏心方向を求める方法を説明する図である。
【図9】レンズ系の偏心がない場合を説明する図であ
る。
【図10】光軸調整の工程を説明するフローチャートで
ある。
【図11】一従来例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 架台 2 チャート投影ユニット 3 UV照射ユニット 4 コリメータレンズ 5 センサ 6 画像処理装置 11 フィンガ 12 XY微動ステージ 12a Zステージ 13 制御装置 21 光源 24 チャート 25 フォーカス調整軸 51 カメラ制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持手段によって固定保持された固定レ
    ンズ系の光軸に対して垂直に2次元的に被調整レンズ系
    を微動させる微駆動ステージ手段と、前記光軸に垂直な
    少なくとも1個の平面パターンを有するチャートと、照
    明光によって前記チャートの前記平面パターンを前記固
    定レンズ系と前記被調整レンズ系を経てセンサに投影し
    て少なくとも1個の平面チャート像を得る投影光学系
    と、前記平面チャート像を複数の異なるスライスレベル
    で2値化したときのそれぞれの2値化画像の重心位置か
    らコマ収差の偏心量と偏心方向を算出する演算手段と、
    該演算手段の出力に基づいて前記微駆動ステージ手段を
    制御する制御手段を有するレンズ系光軸調整装置。
  2. 【請求項2】 保持手段によって固定保持された固定レ
    ンズ系の光路に被調整レンズ系を保持する工程と、前記
    光路に少なくとも1個の平面パターンを有するチャート
    を配設し、前記固定レンズ系と前記被調整レンズ系を経
    て前記平面パターンをセンサに投影する工程と、投影さ
    れた少なくとも1個の平面チャート像を複数の異なるス
    ライスレベルで2値化したときのそれぞれの2値化画像
    の重心位置からコマ収差の偏心量と偏心方向を算出する
    工程と、算出された偏心量と偏心方向に基づいて前記被
    調整レンズ系を微動調整する工程を有するレンズ系光軸
    調整方法。
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