JPH11178014A - 液晶プロジェクタ光学モジュールの調整装置および検査装置 - Google Patents
液晶プロジェクタ光学モジュールの調整装置および検査装置Info
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- JPH11178014A JPH11178014A JP9338570A JP33857097A JPH11178014A JP H11178014 A JPH11178014 A JP H11178014A JP 9338570 A JP9338570 A JP 9338570A JP 33857097 A JP33857097 A JP 33857097A JP H11178014 A JPH11178014 A JP H11178014A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶パネルの調整組立において、効率と精度
の向上を図る。 【解決手段】 液晶パネル11に映出したテストパター
ン像を投射し、第1のCCDカメラ27で透過型スクリ
ーン26上の十字線A1,A2を撮像し、第1の画像処
理部29で求めた座標を中央演算処理部24に送出す
る。6軸ロボット21を制御し、液晶パネル11をプリ
ズム12の出射面に対してX軸方向、Y軸方向およびθ
回転方向でアライメントする。6軸ロボット21により
液晶パネル11をZ軸方向にステップ移動させながら、
第2のCCDカメラ28で格子縞B1,B2,B3,B
4を撮像し、第2の画像処理部30で求めたコントラス
ト値を中央演算処理部24に送出する。コントラスト値
のピークに対応するステップナンバーに基づいて液晶パ
ネル11をZ軸方向およびα回転方向、β回転方向でア
ライメントする。
の向上を図る。 【解決手段】 液晶パネル11に映出したテストパター
ン像を投射し、第1のCCDカメラ27で透過型スクリ
ーン26上の十字線A1,A2を撮像し、第1の画像処
理部29で求めた座標を中央演算処理部24に送出す
る。6軸ロボット21を制御し、液晶パネル11をプリ
ズム12の出射面に対してX軸方向、Y軸方向およびθ
回転方向でアライメントする。6軸ロボット21により
液晶パネル11をZ軸方向にステップ移動させながら、
第2のCCDカメラ28で格子縞B1,B2,B3,B
4を撮像し、第2の画像処理部30で求めたコントラス
ト値を中央演算処理部24に送出する。コントラスト値
のピークに対応するステップナンバーに基づいて液晶パ
ネル11をZ軸方向およびα回転方向、β回転方向でア
ライメントする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3板方式の液晶プ
ロジェクタの光学モジュールの調整装置および検査装置
に関する。
ロジェクタの光学モジュールの調整装置および検査装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】3板方式の液晶プロジェクタの光学モジ
ュールは、RGB3枚の液晶パネルとダイクロイックプ
リズムと投射レンズを備えている。同一位置の画素につ
いて、Rの液晶パネルによるR像とGの液晶パネルによ
るG像とBの液晶パネルによるB像とはプリズムの出射
面において高精度と一致している必要がある。また、投
射像のぼやけを生じないように3枚の液晶パネルそれぞ
れの位置が投射レンズのバックフォーカスに高精度に一
致している必要がある。光学モジュールの組み立て工程
において、各液晶パネルのプリズム出射面に対する位置
決めを行うのにX軸方向、Y軸方向およびθ回転方向で
の3軸のアライメント(レジストレーション)を行うと
ともに、各液晶パネルの投射レンズのバックフォーカス
に対する位置決めを行うのにZ軸方向およびα回転方
向、β回転方向での3軸のアライメント(フォーカス調
整)を行うが、これら6軸でのアライメントはμmオー
ダーできわめて高精度に行わなければならない。
ュールは、RGB3枚の液晶パネルとダイクロイックプ
リズムと投射レンズを備えている。同一位置の画素につ
いて、Rの液晶パネルによるR像とGの液晶パネルによ
るG像とBの液晶パネルによるB像とはプリズムの出射
面において高精度と一致している必要がある。また、投
射像のぼやけを生じないように3枚の液晶パネルそれぞ
れの位置が投射レンズのバックフォーカスに高精度に一
致している必要がある。光学モジュールの組み立て工程
において、各液晶パネルのプリズム出射面に対する位置
決めを行うのにX軸方向、Y軸方向およびθ回転方向で
の3軸のアライメント(レジストレーション)を行うと
ともに、各液晶パネルの投射レンズのバックフォーカス
に対する位置決めを行うのにZ軸方向およびα回転方
向、β回転方向での3軸のアライメント(フォーカス調
整)を行うが、これら6軸でのアライメントはμmオー
ダーできわめて高精度に行わなければならない。
【0003】図8は、従来において、液晶プロジェクタ
の光学モジュールの液晶パネルのアライメントの様子を
概略的に示したものである。図8において、100は液
晶プロジェクタ、101はテストパターン発生部、10
2はスクリーンである。テストパターン発生部101で
生成した所定のテストパターン像のデータを液晶プロジ
ェクタ100に入力し、液晶プロジェクタ100の投射
レンズからそのテストパターン像をスクリーン102に
投射する。作業者はスクリーン102に投影されたテス
トパターン像を目視観察して、3枚の液晶パネルの6軸
方向でのアライメントを手動で行う。
の光学モジュールの液晶パネルのアライメントの様子を
概略的に示したものである。図8において、100は液
晶プロジェクタ、101はテストパターン発生部、10
2はスクリーンである。テストパターン発生部101で
生成した所定のテストパターン像のデータを液晶プロジ
ェクタ100に入力し、液晶プロジェクタ100の投射
レンズからそのテストパターン像をスクリーン102に
投射する。作業者はスクリーン102に投影されたテス
トパターン像を目視観察して、3枚の液晶パネルの6軸
方向でのアライメントを手動で行う。
【0004】アライメントが終了し組み立てが完了した
液晶プロジェクタ100に対して、図8と同様にして目
視検査を行う。
液晶プロジェクタ100に対して、図8と同様にして目
視検査を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来にお
いては、3枚の液晶パネルの6軸アライメントは投影さ
れたテストパターン像を目視で観察しながら手動で調整
を行うものであり、組み立て完了品のテストも目視で検
査するものであったので、作業者の経験と勘に頼る部分
が大きい。そのため、作業に多大な時間を要する。ま
た、作業者の疲労やミスにより精度が変動し、品質低下
をもたらす可能性がある。当然にコストアップも招来し
ているし、生産性向上のネックとなっている。
いては、3枚の液晶パネルの6軸アライメントは投影さ
れたテストパターン像を目視で観察しながら手動で調整
を行うものであり、組み立て完了品のテストも目視で検
査するものであったので、作業者の経験と勘に頼る部分
が大きい。そのため、作業に多大な時間を要する。ま
た、作業者の疲労やミスにより精度が変動し、品質低下
をもたらす可能性がある。当然にコストアップも招来し
ているし、生産性向上のネックとなっている。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みて創案され
たものであって、液晶プロジェクタの光学モジュールの
調整組立および検査において、効率と精度の向上を図る
ことを目的としている。
たものであって、液晶プロジェクタの光学モジュールの
調整組立および検査において、効率と精度の向上を図る
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1の
液晶プロジェクタ光学モジュールの調整装置は、3板方
式の液晶プロジェクタのRGBの各液晶パネルを把持す
るロボットなどの位置調整機構と、液晶プロジェクタよ
り投影されたテストパターン像を撮像するCCDカメラ
などの撮像手段と、光軸に対する垂直面内でのテストパ
ターン像の座標およびコントラスト値を演算する手段
と、演算された座標およびコントラスト値から補正量を
算出する手段と、その補正量に基づいて前記位置調整機
構を制御する手段とを備えている。従来の技術の場合の
ように作業者の経験と勘に頼るのでなく、つまり、テス
トパターン像の状態を目視観察するのでもなければ、液
晶パネルの調整を手動で行うのでもなく、光学式・電子
式に自動的な処理を行って、液晶パネルの位置調整を自
動的に行うので、効率と精度の向上が図られる。
液晶プロジェクタ光学モジュールの調整装置は、3板方
式の液晶プロジェクタのRGBの各液晶パネルを把持す
るロボットなどの位置調整機構と、液晶プロジェクタよ
り投影されたテストパターン像を撮像するCCDカメラ
などの撮像手段と、光軸に対する垂直面内でのテストパ
ターン像の座標およびコントラスト値を演算する手段
と、演算された座標およびコントラスト値から補正量を
算出する手段と、その補正量に基づいて前記位置調整機
構を制御する手段とを備えている。従来の技術の場合の
ように作業者の経験と勘に頼るのでなく、つまり、テス
トパターン像の状態を目視観察するのでもなければ、液
晶パネルの調整を手動で行うのでもなく、光学式・電子
式に自動的な処理を行って、液晶パネルの位置調整を自
動的に行うので、効率と精度の向上が図られる。
【0008】本発明に係る請求項2の液晶プロジェクタ
光学モジュールの調整装置は、上記請求項1において、
テストパターン像は、対角角部の2つの十字線と上下左
右の4つ格子縞とであり、2つの十字線の各交点の座標
を算出するとともに、各格子縞の輝度変化のコントラス
ト値を算出するように構成したものである。座標算出お
よびコントラスト値算出を高精度に行える。
光学モジュールの調整装置は、上記請求項1において、
テストパターン像は、対角角部の2つの十字線と上下左
右の4つ格子縞とであり、2つの十字線の各交点の座標
を算出するとともに、各格子縞の輝度変化のコントラス
ト値を算出するように構成したものである。座標算出お
よびコントラスト値算出を高精度に行える。
【0009】本発明に係る請求項3の液晶プロジェクタ
光学モジュールの検査装置は、液晶プロジェクタより投
射されたテストパターン像を撮像する手段と、そのテス
トパターン像のコントラスト値を演算する手段と、前記
撮像手段を光軸方向に沿ってステップ移動させる手段
と、そのステップ移動ごとに前記のコントラスト値を記
憶する手段と、記憶したコントラスト値のうち最大のも
のが許容範囲内か否かを判断する手段とを備えている。
従来の技術の場合のように作業者の経験と勘に頼るので
なく、つまり、テストパターン像の状態を目視観察する
のでなく、光学式・電子式に自動的な処理を行って、投
射レンズのバックフォーカスに正しく液晶パネルが位置
しているかどうかの検査を自動的に行うので、効率と精
度の向上が図られる。また、液晶プロジェクタは拡大投
影するものなので、投影テストパターン像を撮像する撮
像手段の方をステップ移動する方が、液晶プロジェクタ
をステップ移動させるよりも空間分解能が高くなる。
光学モジュールの検査装置は、液晶プロジェクタより投
射されたテストパターン像を撮像する手段と、そのテス
トパターン像のコントラスト値を演算する手段と、前記
撮像手段を光軸方向に沿ってステップ移動させる手段
と、そのステップ移動ごとに前記のコントラスト値を記
憶する手段と、記憶したコントラスト値のうち最大のも
のが許容範囲内か否かを判断する手段とを備えている。
従来の技術の場合のように作業者の経験と勘に頼るので
なく、つまり、テストパターン像の状態を目視観察する
のでなく、光学式・電子式に自動的な処理を行って、投
射レンズのバックフォーカスに正しく液晶パネルが位置
しているかどうかの検査を自動的に行うので、効率と精
度の向上が図られる。また、液晶プロジェクタは拡大投
影するものなので、投影テストパターン像を撮像する撮
像手段の方をステップ移動する方が、液晶プロジェクタ
をステップ移動させるよりも空間分解能が高くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る液晶プロジェ
クタ光学モジュールの調整装置・検査装置の実施の形態
を図面に基づいて詳細に説明する。
クタ光学モジュールの調整装置・検査装置の実施の形態
を図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】〔実施の形態1〕図1は実施の形態1に係
る液晶プロジェクタ光学モジュールの調整装置の概略構
成図である。この調整装置は液晶パネルの接合機能も有
している。図1においては、RGB3枚の液晶パネルの
うち1枚の液晶パネルについて示している。調整対象の
液晶プロジェクタの光学モジュール10の主要部は、液
晶パネル11とプリズム(ダイクロイックプリズム)1
2と投射レンズ13とである。
る液晶プロジェクタ光学モジュールの調整装置の概略構
成図である。この調整装置は液晶パネルの接合機能も有
している。図1においては、RGB3枚の液晶パネルの
うち1枚の液晶パネルについて示している。調整対象の
液晶プロジェクタの光学モジュール10の主要部は、液
晶パネル11とプリズム(ダイクロイックプリズム)1
2と投射レンズ13とである。
【0012】液晶パネル11は、組み立て前の段階にお
いて、プリズム12に対して、図2に示すように、X軸
方向、Y軸方向、Z軸方向で位置調整するとともに、X
軸まわりのα回転方向、Y軸まわりのβ回転方向、Z軸
まわりのθ回転方向で角度調整する必要がある。Z軸は
光軸に平行な方向となっている。この6軸調整は3枚の
液晶パネルのそれぞれについて個別的に行う。そして、
各調整が完了した状態で各液晶パネルをプリズムに対し
て位置決め状態で固定するのである。
いて、プリズム12に対して、図2に示すように、X軸
方向、Y軸方向、Z軸方向で位置調整するとともに、X
軸まわりのα回転方向、Y軸まわりのβ回転方向、Z軸
まわりのθ回転方向で角度調整する必要がある。Z軸は
光軸に平行な方向となっている。この6軸調整は3枚の
液晶パネルのそれぞれについて個別的に行う。そして、
各調整が完了した状態で各液晶パネルをプリズムに対し
て位置決め状態で固定するのである。
【0013】1つの液晶パネル11がパルスモータを駆
動源とする6軸ロボット21のマニピュレータのチャッ
クに把持されており、6軸ロボット21は6軸ロボット
制御部22によって6軸調整されるようになっている。
6軸ロボット21は特許請求の範囲にいう「位置調整機
構」の一例である。1つの液晶パネル11に対してテス
トパターン像の画像信号を送出するテストパターン発生
部23が接続されている。RGBそれぞれの3枚の液晶
パネル11に対して、前記の6軸ロボット21、6軸ロ
ボット制御部22、テストパターン発生部23がそれぞ
れ個別的に設けられている。3つの6軸ロボット制御部
22およびテストパターン発生部23がそれぞれ中央演
算処理部24によって制御されるように構成されてい
る。
動源とする6軸ロボット21のマニピュレータのチャッ
クに把持されており、6軸ロボット21は6軸ロボット
制御部22によって6軸調整されるようになっている。
6軸ロボット21は特許請求の範囲にいう「位置調整機
構」の一例である。1つの液晶パネル11に対してテス
トパターン像の画像信号を送出するテストパターン発生
部23が接続されている。RGBそれぞれの3枚の液晶
パネル11に対して、前記の6軸ロボット21、6軸ロ
ボット制御部22、テストパターン発生部23がそれぞ
れ個別的に設けられている。3つの6軸ロボット制御部
22およびテストパターン発生部23がそれぞれ中央演
算処理部24によって制御されるように構成されてい
る。
【0014】投射レンズ13から投射されるテストパタ
ーン像として、図3に示すように、X軸方向、Y軸方向
の位置測定とθ回転方向の角度測定のための対角角部に
おける十字線A1,A2と、Z軸方向の位置測定とα回
転方向、β回転方向の角度測定のための上下および左右
の格子縞B1,B2,B3,B4を用いるものとする。
これらのテストパターン像はテストパターン発生部23
で生成される。
ーン像として、図3に示すように、X軸方向、Y軸方向
の位置測定とθ回転方向の角度測定のための対角角部に
おける十字線A1,A2と、Z軸方向の位置測定とα回
転方向、β回転方向の角度測定のための上下および左右
の格子縞B1,B2,B3,B4を用いるものとする。
これらのテストパターン像はテストパターン発生部23
で生成される。
【0015】光学モジュール10の投射レンズ13に対
向してテストパターン測定部25が配置されている。テ
ストパターン測定部25は、投射レンズ13から投射さ
れる十字線A1,A2を映し出す透過型スクリーン26
と、透過型スクリーン26に映し出された十字線A1,
A2を撮像する第1のCCDカメラ27と、投射レンズ
13から投射される格子縞B1,B2,B3,B4を直
接に撮像する第2のCCDカメラ28とから構成されて
いる。第1のCCDカメラ27は十字線A1,A2を個
別的に撮像するため2つ設けられている。第2のCCD
カメラ28は格子縞B1,B2,B3,B4を個別的に
撮像するため4つ設けられている。第1のCCDカメラ
27は十字線を拡大して撮像するための撮像レンズを備
えている。これに対して第2のCCDカメラ28は撮像
レンズを有していない。第1のCCDカメラ27は第1
の画像処理部29に接続され、第2のCCDカメラ28
は第2の画像処理部30に接続されている。第1および
第2の画像処理部29,30はそれぞれ中央演算処理部
24に接続されている。プリズム12に対して位置調整
・角度調整が完了した3枚の液晶パネルを接着等により
固定するための接合装置31と、この接合装置31を制
御するための接合装置制御部32が設けられ、接合装置
制御部32は中央演算処理部24に接続されている。
向してテストパターン測定部25が配置されている。テ
ストパターン測定部25は、投射レンズ13から投射さ
れる十字線A1,A2を映し出す透過型スクリーン26
と、透過型スクリーン26に映し出された十字線A1,
A2を撮像する第1のCCDカメラ27と、投射レンズ
13から投射される格子縞B1,B2,B3,B4を直
接に撮像する第2のCCDカメラ28とから構成されて
いる。第1のCCDカメラ27は十字線A1,A2を個
別的に撮像するため2つ設けられている。第2のCCD
カメラ28は格子縞B1,B2,B3,B4を個別的に
撮像するため4つ設けられている。第1のCCDカメラ
27は十字線を拡大して撮像するための撮像レンズを備
えている。これに対して第2のCCDカメラ28は撮像
レンズを有していない。第1のCCDカメラ27は第1
の画像処理部29に接続され、第2のCCDカメラ28
は第2の画像処理部30に接続されている。第1および
第2の画像処理部29,30はそれぞれ中央演算処理部
24に接続されている。プリズム12に対して位置調整
・角度調整が完了した3枚の液晶パネルを接着等により
固定するための接合装置31と、この接合装置31を制
御するための接合装置制御部32が設けられ、接合装置
制御部32は中央演算処理部24に接続されている。
【0016】図4は十字線A1,A2の詳しい構成を示
す。十字線A1と十字線A2とは同じ構成となってい
る。液晶パネル11の1画素分の線幅をもつ縦ライン4
1aと横ライン41bとがそれぞれの中点において直角
に交差している。また、2画素分の線幅をもつ縦ライン
42aが1画素分の縦ライン41aの左側に同じ高さ範
囲で位置し、2画素分の線幅をもつ横ライン42bが1
画素分の横ライン41bの上側に同じ長さ範囲で位置し
ている。さらに、3画素分の線幅をもつ縦ライン43a
が1画素分の縦ライン41aの右側に同じ高さ範囲で位
置し、3画素分の線幅をもつ横ライン43bが1画素分
の横ライン41bの下側に同じ長さ範囲で位置してい
る。
す。十字線A1と十字線A2とは同じ構成となってい
る。液晶パネル11の1画素分の線幅をもつ縦ライン4
1aと横ライン41bとがそれぞれの中点において直角
に交差している。また、2画素分の線幅をもつ縦ライン
42aが1画素分の縦ライン41aの左側に同じ高さ範
囲で位置し、2画素分の線幅をもつ横ライン42bが1
画素分の横ライン41bの上側に同じ長さ範囲で位置し
ている。さらに、3画素分の線幅をもつ縦ライン43a
が1画素分の縦ライン41aの右側に同じ高さ範囲で位
置し、3画素分の線幅をもつ横ライン43bが1画素分
の横ライン41bの下側に同じ長さ範囲で位置してい
る。
【0017】第1のCCDカメラ27で撮像し第1の画
像処理部29で位置計測を行う最終の対象は線幅が1画
素分の縦ライン41a・横ライン41bの十字線である
が、液晶パネル11の初期の位置決め精度が悪くて第1
のCCDカメラ27の視野範囲に1画素分の十字線が入
ってこないうちは、線幅が2画素分の十字線あるいは3
画素分の十字線を対象として位置計測を行う。
像処理部29で位置計測を行う最終の対象は線幅が1画
素分の縦ライン41a・横ライン41bの十字線である
が、液晶パネル11の初期の位置決め精度が悪くて第1
のCCDカメラ27の視野範囲に1画素分の十字線が入
ってこないうちは、線幅が2画素分の十字線あるいは3
画素分の十字線を対象として位置計測を行う。
【0018】図5の(a)に示すように、格子縞B1,
B2,B3,B4は同じパターンであり、複数の縦ライ
ンが互いに平行に並び、1つの縦ラインの線幅は液晶パ
ネル11の1画素分であり、隣接する縦ラインどうしの
間隔も1画素分となっている。
B2,B3,B4は同じパターンであり、複数の縦ライ
ンが互いに平行に並び、1つの縦ラインの線幅は液晶パ
ネル11の1画素分であり、隣接する縦ラインどうしの
間隔も1画素分となっている。
【0019】次に、動作を説明する。
【0020】まず、X軸方向、Y軸方向およびθ回転方
向の位置決め動作について説明する。中央演算処理部2
4がテストパターン発生部23を駆動して、テストパタ
ーン発生部23で生成した図3に示すようなテストパタ
ーン像のデータを光学モジュール10の液晶パネル11
に送出する。液晶パネル11はテストパターン像のデー
タに応じたパターン像を映出する。図示しない光源から
の光が液晶パネル11を透過し、液晶パネル11上のパ
ターン像をプリズム12および投射レンズ13を介して
投射し、透過型スクリーン26上に十字線A1,A2を
映出する。2つの第1のCCDカメラ27により十字線
A1,A2を撮像し、それぞれの撮像データを各第1の
画像処理部29に送出する。各第1の画像処理部29
は、十字線A1,A2の線幅1画素分の縦ライン41a
の上下両端の水平位置2箇所の座標および横ライン41
bの左右両端の垂直位置2箇所の座標を検出し、それに
基づいて縦ライン41aと横ライン41bとの1画素分
の交点41cの座標を演算し、十字線A1,A2それぞ
れについてのパターン中心の座標データを中央演算処理
部24にフィードバックする。中央演算処理部24は、
その2つのパターン中心の座標データに基づいて、所定
基準からのX軸方向、Y軸方向の位置ずれ量とθ回転方
向のずれ角度を算出し、6軸ロボット制御部22に対し
てX軸方向、Y軸方向、θ回転方向の補正量を送出し、
6軸ロボット21を制御する。6軸ロボット21は各補
正量に従って、把持している液晶パネル11のX軸方
向、Y軸方向での位置補正とθ回転方向での角度補正を
行う。以上のフィードバック動作の繰り返しにより、液
晶パネル11をプリズム12の出射面に対してX軸方
向、Y軸方向およびθ回転方向で所定基準にアライメン
トする。
向の位置決め動作について説明する。中央演算処理部2
4がテストパターン発生部23を駆動して、テストパタ
ーン発生部23で生成した図3に示すようなテストパタ
ーン像のデータを光学モジュール10の液晶パネル11
に送出する。液晶パネル11はテストパターン像のデー
タに応じたパターン像を映出する。図示しない光源から
の光が液晶パネル11を透過し、液晶パネル11上のパ
ターン像をプリズム12および投射レンズ13を介して
投射し、透過型スクリーン26上に十字線A1,A2を
映出する。2つの第1のCCDカメラ27により十字線
A1,A2を撮像し、それぞれの撮像データを各第1の
画像処理部29に送出する。各第1の画像処理部29
は、十字線A1,A2の線幅1画素分の縦ライン41a
の上下両端の水平位置2箇所の座標および横ライン41
bの左右両端の垂直位置2箇所の座標を検出し、それに
基づいて縦ライン41aと横ライン41bとの1画素分
の交点41cの座標を演算し、十字線A1,A2それぞ
れについてのパターン中心の座標データを中央演算処理
部24にフィードバックする。中央演算処理部24は、
その2つのパターン中心の座標データに基づいて、所定
基準からのX軸方向、Y軸方向の位置ずれ量とθ回転方
向のずれ角度を算出し、6軸ロボット制御部22に対し
てX軸方向、Y軸方向、θ回転方向の補正量を送出し、
6軸ロボット21を制御する。6軸ロボット21は各補
正量に従って、把持している液晶パネル11のX軸方
向、Y軸方向での位置補正とθ回転方向での角度補正を
行う。以上のフィードバック動作の繰り返しにより、液
晶パネル11をプリズム12の出射面に対してX軸方
向、Y軸方向およびθ回転方向で所定基準にアライメン
トする。
【0021】透過型スクリーン26に映出された十字線
A1,A2を撮像する第1のCCDカメラ27は撮像レ
ンズ付きのものであるが、その理由は、液晶パネル11
の1画素をCCD素子の約10画素で撮像するようにし
てあり、液晶パネル11のX軸方向およびY軸方向の位
置を1/10画素以下の精度で計測することにより、計
測精度を高いものとするためである。また、このように
するために十字線A1,A2を透過型スクリーン26に
映出するようにしてある。
A1,A2を撮像する第1のCCDカメラ27は撮像レ
ンズ付きのものであるが、その理由は、液晶パネル11
の1画素をCCD素子の約10画素で撮像するようにし
てあり、液晶パネル11のX軸方向およびY軸方向の位
置を1/10画素以下の精度で計測することにより、計
測精度を高いものとするためである。また、このように
するために十字線A1,A2を透過型スクリーン26に
映出するようにしてある。
【0022】次に、Z軸方向とα回転方向、β回転方向
の位置決め動作について説明する。中央演算処理部24
から6軸ロボット制御部22を介して6軸ロボット21
を制御して、液晶パネル11をプリズム12から離れる
側にZ軸方向での調整範囲の限界まで移動させる。液晶
パネル11からプリズム12および投射レンズ13を介
して投射された格子縞B1,B2,B3,B4を4つの
第2のCCDカメラ28により撮像し、それぞれの撮像
データを各第2の画像処理部30に送出する。各第2の
画像処理部30は、図5に示すように格子縞に対して輝
度走査51を行い、格子縞の画像データの輝度変化の最
大値と最小値との差であるコントラスト値52を算出
し、そのコントラスト値のデータを中央演算処理部24
にフィードバックする。中央演算処理部24はそのコン
トラスト値のデータを記憶する。中央演算処理部24は
6軸ロボット制御部22を介して6軸ロボット21を1
ステップ分だけZ軸方向に移動させる。つまり液晶パネ
ル11をプリズム12に対して1ステップ分だけ近づけ
る。そして、以上のフィードバック動作を繰り返す。こ
の場合に、投射レンズ13の設定を一定にして同じ焦点
面で格子縞のコントラスト値を計測できるようにするた
め、第2のCCDカメラ28としては撮像レンズを用い
ておらず、また格子縞は透過型スクリーンには映出しな
いようにしているのである。中央演算処理部24には各
ステップごとのコントラスト値52のデータが蓄積され
る。その蓄積されたデータの様子を図6に示す。トラッ
キング軸はZ軸であり、各ステップごとのコントラスト
値52の変化が示されている。焦点が最も合ったときに
コントラスト値が最大を示す。中央演算処理部24にお
いてコントラスト値52のピーク53を求め、ピークに
対応するトラッキング軸(Z軸)でのステップナンバー
を求める。そのピークに対応するステップナンバーは、
4つの格子縞B1,B2,B3,B4を4つの第2のC
CDカメラ28で撮像していることから、4つのステッ
プナンバーがある。Z軸方向での合焦位置については4
つ格子縞B1,B2,B3,B4に関するステップナン
バーの平均値を求め、α回転方向での合焦位置について
は上下の2つの格子縞B1,B2に関するステップナン
バーの差(傾き)を求め、β回転方向での合焦位置につ
いては左右の2つの格子縞B3,B4に関するステップ
ナンバーの差(傾き)を求める。そして、求めた平均値
と差(傾き)に基づいてZ軸方向、α回転方向、β回転
方向の補正量を算出し、6軸ロボット制御部22に対し
て各補正量を送出し、6軸ロボット21を制御する。6
軸ロボット21は各補正量に従って、把持している液晶
パネル11のZ軸方向での位置補正とα回転方向および
β回転方向での角度補正を行う。以上のフィードバック
動作の繰り返しにより、液晶パネル11をプリズム12
の出射面に対してZ軸方向およびα回転方向、β回転方
向で所定基準にアライメントする。
の位置決め動作について説明する。中央演算処理部24
から6軸ロボット制御部22を介して6軸ロボット21
を制御して、液晶パネル11をプリズム12から離れる
側にZ軸方向での調整範囲の限界まで移動させる。液晶
パネル11からプリズム12および投射レンズ13を介
して投射された格子縞B1,B2,B3,B4を4つの
第2のCCDカメラ28により撮像し、それぞれの撮像
データを各第2の画像処理部30に送出する。各第2の
画像処理部30は、図5に示すように格子縞に対して輝
度走査51を行い、格子縞の画像データの輝度変化の最
大値と最小値との差であるコントラスト値52を算出
し、そのコントラスト値のデータを中央演算処理部24
にフィードバックする。中央演算処理部24はそのコン
トラスト値のデータを記憶する。中央演算処理部24は
6軸ロボット制御部22を介して6軸ロボット21を1
ステップ分だけZ軸方向に移動させる。つまり液晶パネ
ル11をプリズム12に対して1ステップ分だけ近づけ
る。そして、以上のフィードバック動作を繰り返す。こ
の場合に、投射レンズ13の設定を一定にして同じ焦点
面で格子縞のコントラスト値を計測できるようにするた
め、第2のCCDカメラ28としては撮像レンズを用い
ておらず、また格子縞は透過型スクリーンには映出しな
いようにしているのである。中央演算処理部24には各
ステップごとのコントラスト値52のデータが蓄積され
る。その蓄積されたデータの様子を図6に示す。トラッ
キング軸はZ軸であり、各ステップごとのコントラスト
値52の変化が示されている。焦点が最も合ったときに
コントラスト値が最大を示す。中央演算処理部24にお
いてコントラスト値52のピーク53を求め、ピークに
対応するトラッキング軸(Z軸)でのステップナンバー
を求める。そのピークに対応するステップナンバーは、
4つの格子縞B1,B2,B3,B4を4つの第2のC
CDカメラ28で撮像していることから、4つのステッ
プナンバーがある。Z軸方向での合焦位置については4
つ格子縞B1,B2,B3,B4に関するステップナン
バーの平均値を求め、α回転方向での合焦位置について
は上下の2つの格子縞B1,B2に関するステップナン
バーの差(傾き)を求め、β回転方向での合焦位置につ
いては左右の2つの格子縞B3,B4に関するステップ
ナンバーの差(傾き)を求める。そして、求めた平均値
と差(傾き)に基づいてZ軸方向、α回転方向、β回転
方向の補正量を算出し、6軸ロボット制御部22に対し
て各補正量を送出し、6軸ロボット21を制御する。6
軸ロボット21は各補正量に従って、把持している液晶
パネル11のZ軸方向での位置補正とα回転方向および
β回転方向での角度補正を行う。以上のフィードバック
動作の繰り返しにより、液晶パネル11をプリズム12
の出射面に対してZ軸方向およびα回転方向、β回転方
向で所定基準にアライメントする。
【0023】以上のX軸方向、Y軸方向およびθ回転方
向でのアライメントとZ軸方向およびα回転方向、β回
転方向でのアライメントは、3板方式の液晶プロジェク
タのRGB3枚の液晶パネルのそれぞれについて順次に
切り換えて実行する。この場合に、各液晶パネルを把持
する6軸ロボットおよび6軸ロボット制御部は個別のも
のであるが、テストパターン発生部23、中央演算処理
部24、第1のCCDカメラ27、第1の画像処理部2
9、第2のCCDカメラ28、第2の画像処理部30は
共用する。
向でのアライメントとZ軸方向およびα回転方向、β回
転方向でのアライメントは、3板方式の液晶プロジェク
タのRGB3枚の液晶パネルのそれぞれについて順次に
切り換えて実行する。この場合に、各液晶パネルを把持
する6軸ロボットおよび6軸ロボット制御部は個別のも
のであるが、テストパターン発生部23、中央演算処理
部24、第1のCCDカメラ27、第1の画像処理部2
9、第2のCCDカメラ28、第2の画像処理部30は
共用する。
【0024】RGB3枚の液晶パネルのプリズム12の
出射面に対するX軸方向、Y軸方向およびθ回転方向で
のアライメントすなわちレジストレーション(すり合わ
せ)により、スクリーン上に投影される像の各1画素に
ついてのRGBの各像の位置ずれに起因した色ずれがな
くされ、コンバーゼンスの調整が行われる。また、Z軸
方向およびα回転方向、β回転方向でのアライメントに
よりプリズム12に対する3つの液晶パネルの相対的位
置関係(間隔と平行性)が適正化され、フォーカスの調
整および片ぼけ防止が行われる。それぞれのアライメン
トはμmオーダーで行われる。
出射面に対するX軸方向、Y軸方向およびθ回転方向で
のアライメントすなわちレジストレーション(すり合わ
せ)により、スクリーン上に投影される像の各1画素に
ついてのRGBの各像の位置ずれに起因した色ずれがな
くされ、コンバーゼンスの調整が行われる。また、Z軸
方向およびα回転方向、β回転方向でのアライメントに
よりプリズム12に対する3つの液晶パネルの相対的位
置関係(間隔と平行性)が適正化され、フォーカスの調
整および片ぼけ防止が行われる。それぞれのアライメン
トはμmオーダーで行われる。
【0025】以上のようにして6軸でのプリズム12に
対する3枚の液晶パネルのアライメントが終了すると、
中央演算処理部24は接合装置制御部32を介して接合
装置31を駆動し、3枚の液晶パネルを所定の部位に接
着等で接合し固定する。この接合作業に当たっては、3
枚の液晶パネルを個別的に把持している3つの6軸ロボ
ットによる各液晶パネルの位置決め状態を保持したまま
接合を行う。接合が完了したのちは、各6軸ロボットを
各液晶パネルから離す。
対する3枚の液晶パネルのアライメントが終了すると、
中央演算処理部24は接合装置制御部32を介して接合
装置31を駆動し、3枚の液晶パネルを所定の部位に接
着等で接合し固定する。この接合作業に当たっては、3
枚の液晶パネルを個別的に把持している3つの6軸ロボ
ットによる各液晶パネルの位置決め状態を保持したまま
接合を行う。接合が完了したのちは、各6軸ロボットを
各液晶パネルから離す。
【0026】本実施の形態1に係る液晶プロジェクタ光
学モジュールの調整装置においては、従来の技術の場合
のように作業者の経験と勘に頼るのでなく、つまり、テ
ストパターン像の状態を目視観察するのでもなければ、
液晶パネルの調整を手動で行うのでもなく、光学式・電
子式に自動的な処理を行って、3枚の液晶パネルの位置
調整および接合を自動的に行うので、効率と精度の向上
が図られる。
学モジュールの調整装置においては、従来の技術の場合
のように作業者の経験と勘に頼るのでなく、つまり、テ
ストパターン像の状態を目視観察するのでもなければ、
液晶パネルの調整を手動で行うのでもなく、光学式・電
子式に自動的な処理を行って、3枚の液晶パネルの位置
調整および接合を自動的に行うので、効率と精度の向上
が図られる。
【0027】本実施の形態1においてはアライメント終
了後の3枚の液晶パネルの接合を自動的に行うように構
成したが、本発明はこれに限定するものではなく、手動
にて接合を行うようにしてもよい。
了後の3枚の液晶パネルの接合を自動的に行うように構
成したが、本発明はこれに限定するものではなく、手動
にて接合を行うようにしてもよい。
【0028】〔実施の形態2〕図7は実施の形態2に係
る液晶プロジェクタ光学モジュールの検査装置の概略構
成図である。これは、組み立ての完了した液晶プロジェ
クタ60を対象としてその光学モジュールのフォーカス
検査を行うものである。すなわち、投射レンズのバック
フォーカスに液晶パネルが丁度位置しているかどうかの
検査を行う。
る液晶プロジェクタ光学モジュールの検査装置の概略構
成図である。これは、組み立ての完了した液晶プロジェ
クタ60を対象としてその光学モジュールのフォーカス
検査を行うものである。すなわち、投射レンズのバック
フォーカスに液晶パネルが丁度位置しているかどうかの
検査を行う。
【0029】液晶プロジェクタ60の液晶パネル61に
対してテストパターン像の画像信号を送出するテストパ
ターン発生部62が接続されている。テストパターン発
生部62は中央演算処理部63によって制御されるよう
に構成されている。テストパターン発生部62で生成さ
れるテストパターン像としては、図3におけるような上
下および左右の格子縞B1,B2,B3,B4である。
対してテストパターン像の画像信号を送出するテストパ
ターン発生部62が接続されている。テストパターン発
生部62は中央演算処理部63によって制御されるよう
に構成されている。テストパターン発生部62で生成さ
れるテストパターン像としては、図3におけるような上
下および左右の格子縞B1,B2,B3,B4である。
【0030】検査対象の液晶プロジェクタ60は所定位
置に取り付けられて位置固定されるが、その液晶プロジ
ェクタ60の投射レンズ(図示せず)に対向してテスト
パターン測定部64が配置されている。テストパターン
測定部64は、液晶プロジェクタ60の投射レンズから
投射される格子縞B1,B2,B3,B4を直接に撮像
する4つのCCDカメラ65と、テストパターン測定部
64をCCDカメラ65ごと光軸に沿ったZ軸方向にス
テップ移動させるためのパルスモータを駆動源とする直
動テーブル66とから構成されている。CCDカメラ6
5は撮像レンズを有していない。CCDカメラ65は画
像処理部67に接続され、画像処理部67は中央演算処
理部63に接続されている。直動テーブル66を制御す
るための直動テーブル制御部68も中央演算処理部63
に接続されている。69は中央演算処理部63に接続さ
れた表示モニタである。
置に取り付けられて位置固定されるが、その液晶プロジ
ェクタ60の投射レンズ(図示せず)に対向してテスト
パターン測定部64が配置されている。テストパターン
測定部64は、液晶プロジェクタ60の投射レンズから
投射される格子縞B1,B2,B3,B4を直接に撮像
する4つのCCDカメラ65と、テストパターン測定部
64をCCDカメラ65ごと光軸に沿ったZ軸方向にス
テップ移動させるためのパルスモータを駆動源とする直
動テーブル66とから構成されている。CCDカメラ6
5は撮像レンズを有していない。CCDカメラ65は画
像処理部67に接続され、画像処理部67は中央演算処
理部63に接続されている。直動テーブル66を制御す
るための直動テーブル制御部68も中央演算処理部63
に接続されている。69は中央演算処理部63に接続さ
れた表示モニタである。
【0031】次に、動作を説明する。
【0032】液晶プロジェクタ60の液晶パネル61の
像cは拡大投影されて像c′となる。液晶パネル61と
投射レンズ(図示せず)の主点との距離をa、投射像
c′と投射レンズの主点との距離をb、投射レンズの焦
点距離をf、倍率をmとすると、周知のとおり、 1/a+1/b=1/f ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(1) m=b/a=c′/c ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(2) が成り立つ。
像cは拡大投影されて像c′となる。液晶パネル61と
投射レンズ(図示せず)の主点との距離をa、投射像
c′と投射レンズの主点との距離をb、投射レンズの焦
点距離をf、倍率をmとすると、周知のとおり、 1/a+1/b=1/f ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(1) m=b/a=c′/c ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(2) が成り立つ。
【0033】液晶プロジェクタ60において投射レンズ
のバックフォーカスに液晶パネル61が位置していない
と、投影像c′はぼけた状態となる。中央演算処理部6
3から直動テーブル制御部68を制御して直動テーブル
66をZ軸方向でステップ移動させると、CCDカメラ
65により格子縞B1,B2,B3,B4を撮像した像
のコントラスト値が変化する。コントラスト値が最大の
ときに、上記の(1),(2)式が成り立つが、このと
きの最大コントラスト値が所定値以上であれば液晶パネ
ル61は投射レンズのバックフォーカスに位置している
ことになるが、所定値未満であればバックフォーカスか
らずれていることになる。
のバックフォーカスに液晶パネル61が位置していない
と、投影像c′はぼけた状態となる。中央演算処理部6
3から直動テーブル制御部68を制御して直動テーブル
66をZ軸方向でステップ移動させると、CCDカメラ
65により格子縞B1,B2,B3,B4を撮像した像
のコントラスト値が変化する。コントラスト値が最大の
ときに、上記の(1),(2)式が成り立つが、このと
きの最大コントラスト値が所定値以上であれば液晶パネ
ル61は投射レンズのバックフォーカスに位置している
ことになるが、所定値未満であればバックフォーカスか
らずれていることになる。
【0034】中央演算処理部63がテストパターン発生
部62を駆動して、テストパターン発生部62で生成し
たテストパターン像のデータを液晶プロジェクタ60の
液晶パネル61に送出する。液晶パネル61はテストパ
ターン像のデータに応じたパターン画像を映出する。そ
れは4つの格子縞B1,B2,B3,B4である。
部62を駆動して、テストパターン発生部62で生成し
たテストパターン像のデータを液晶プロジェクタ60の
液晶パネル61に送出する。液晶パネル61はテストパ
ターン像のデータに応じたパターン画像を映出する。そ
れは4つの格子縞B1,B2,B3,B4である。
【0035】中央演算処理部63から直動テーブル制御
部68を介して直動テーブル66を制御して、テストパ
ターン測定部64ごと4つのCCDカメラ65を液晶プ
ロジェクタ60から離れる側にZ軸方向での調整範囲の
限界まで移動させる。投射された格子縞B1,B2,B
3,B4を4つのCCDカメラ65により撮像し、それ
ぞれの撮像データを画像処理部67に送出する。画像処
理部67は、図5に示すように格子縞に対して輝度走査
51を行い、格子縞の画像データの輝度変化の最大値と
最小値との差であるコントラスト値52を算出し、その
コントラスト値のデータを中央演算処理部63にフィー
ドバックする。中央演算処理部63はそのコントラスト
値のデータを記憶する。中央演算処理部63は直動テー
ブル制御部68を介して直動テーブル66を1ステップ
分だけZ軸方向に移動させる。つまりCCDカメラ65
を液晶プロジェクタ60に対して1ステップ分だけ近づ
ける。そして、以上のフィードバック動作を繰り返す。
中央演算処理部63には各ステップごとのコントラスト
値52のデータが蓄積される。その蓄積されたデータの
様子は図6と同じである。焦点が最も合ったときにコン
トラスト値が最大を示す。中央演算処理部63において
コントラスト値52のピーク53を求め、ピークに対応
するトラッキング軸(Z軸)でのステップナンバーを求
める。そのピークに対応するステップナンバーは、4つ
の格子縞B1,B2,B3,B4を4つのCCDカメラ
65で撮像していることから、4つのステップナンバー
がある。Z軸方向での合焦位置については4つ格子縞B
1,B2,B3,B4に関するステップナンバーの平均
値を求め、α回転方向での合焦位置については上下の2
つの格子縞B1,B2に関するステップナンバーの差
(傾き)を求め、β回転方向での合焦位置については左
右の2つの格子縞B3,B4に関するステップナンバー
の差(傾き)を求める。そして、求めた平均値と差(傾
き)が許容範囲内か否かを判断する。このようにして測
定された結果は表示モニタ69に表示される。オペレー
タはその表示内容を見て、検査対象の液晶プロジェクタ
60がバックフォーカスの合ったものか否かの判断を下
す。
部68を介して直動テーブル66を制御して、テストパ
ターン測定部64ごと4つのCCDカメラ65を液晶プ
ロジェクタ60から離れる側にZ軸方向での調整範囲の
限界まで移動させる。投射された格子縞B1,B2,B
3,B4を4つのCCDカメラ65により撮像し、それ
ぞれの撮像データを画像処理部67に送出する。画像処
理部67は、図5に示すように格子縞に対して輝度走査
51を行い、格子縞の画像データの輝度変化の最大値と
最小値との差であるコントラスト値52を算出し、その
コントラスト値のデータを中央演算処理部63にフィー
ドバックする。中央演算処理部63はそのコントラスト
値のデータを記憶する。中央演算処理部63は直動テー
ブル制御部68を介して直動テーブル66を1ステップ
分だけZ軸方向に移動させる。つまりCCDカメラ65
を液晶プロジェクタ60に対して1ステップ分だけ近づ
ける。そして、以上のフィードバック動作を繰り返す。
中央演算処理部63には各ステップごとのコントラスト
値52のデータが蓄積される。その蓄積されたデータの
様子は図6と同じである。焦点が最も合ったときにコン
トラスト値が最大を示す。中央演算処理部63において
コントラスト値52のピーク53を求め、ピークに対応
するトラッキング軸(Z軸)でのステップナンバーを求
める。そのピークに対応するステップナンバーは、4つ
の格子縞B1,B2,B3,B4を4つのCCDカメラ
65で撮像していることから、4つのステップナンバー
がある。Z軸方向での合焦位置については4つ格子縞B
1,B2,B3,B4に関するステップナンバーの平均
値を求め、α回転方向での合焦位置については上下の2
つの格子縞B1,B2に関するステップナンバーの差
(傾き)を求め、β回転方向での合焦位置については左
右の2つの格子縞B3,B4に関するステップナンバー
の差(傾き)を求める。そして、求めた平均値と差(傾
き)が許容範囲内か否かを判断する。このようにして測
定された結果は表示モニタ69に表示される。オペレー
タはその表示内容を見て、検査対象の液晶プロジェクタ
60がバックフォーカスの合ったものか否かの判断を下
す。
【0036】本実施の形態2に係る液晶プロジェクタ光
学モジュールの検査装置においては、従来の技術の場合
のように作業者の経験と勘に頼るのでなく、つまり、テ
ストパターン像の状態を目視観察するのでなく、光学式
・電子式に自動的な処理を行って、投射レンズのバック
フォーカスに正しく液晶パネルが位置しているかどうか
の検査を自動的に行うので、効率と精度の向上が図られ
る。
学モジュールの検査装置においては、従来の技術の場合
のように作業者の経験と勘に頼るのでなく、つまり、テ
ストパターン像の状態を目視観察するのでなく、光学式
・電子式に自動的な処理を行って、投射レンズのバック
フォーカスに正しく液晶パネルが位置しているかどうか
の検査を自動的に行うので、効率と精度の向上が図られ
る。
【0037】上記のステップ移動に関して、CCDカメ
ラ65の方を固定し、液晶プロジェクタ60の方をステ
ップ移動させることも考えられる。しかし、液晶プロジ
ェクタ60は拡大投影するものであるため、(2)式の
m>1であり、 b=m・a ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(3) b>a ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(4) である。すなわち、CCDカメラ65の方をステップ移
動させた方が寸法b内でより多くのステップ段数をとる
ことができ、検出の空間分解能をm倍にする。
ラ65の方を固定し、液晶プロジェクタ60の方をステ
ップ移動させることも考えられる。しかし、液晶プロジ
ェクタ60は拡大投影するものであるため、(2)式の
m>1であり、 b=m・a ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(3) b>a ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(4) である。すなわち、CCDカメラ65の方をステップ移
動させた方が寸法b内でより多くのステップ段数をとる
ことができ、検出の空間分解能をm倍にする。
【0038】なお、上記の各実施の形態においてはプリ
ズム合成式の3板方式液晶プロジェクタを対象とした
が、本発明はこれに限定するものではなく、ミラー合成
式の3板方式液晶プロジェクタに適用してもよい。ま
た、座標検出のためのテストパターン像として十字線を
用い、コントラスト値検出のためのテストパターン像と
して格子縞を用いたが、これに限定する必要はなく、任
意の幾何学的または非幾何学的な模様を採用し得る。撮
像手段としてはCCDカメラ以外のものを利用してもよ
い。
ズム合成式の3板方式液晶プロジェクタを対象とした
が、本発明はこれに限定するものではなく、ミラー合成
式の3板方式液晶プロジェクタに適用してもよい。ま
た、座標検出のためのテストパターン像として十字線を
用い、コントラスト値検出のためのテストパターン像と
して格子縞を用いたが、これに限定する必要はなく、任
意の幾何学的または非幾何学的な模様を採用し得る。撮
像手段としてはCCDカメラ以外のものを利用してもよ
い。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る請求項1の液晶プロジェク
タ光学モジュールの調整装置によれば、投影されたテス
トパターン像を撮像し、その座標およびコントラスト値
を演算し、さらに補正量を算出し、補正量に基づいて液
晶パネルの位置調整を行うので、従来のように目視観察
や手動調整といった作業者の経験と勘に頼る必要がなく
なる。すなわち、光学式・電子式に自動的な処理を行っ
て液晶パネルの位置調整を自動的に行うので、効率向上
および精度向上を図ることができ、生産性のアップによ
りコストダウンを期することができる。
タ光学モジュールの調整装置によれば、投影されたテス
トパターン像を撮像し、その座標およびコントラスト値
を演算し、さらに補正量を算出し、補正量に基づいて液
晶パネルの位置調整を行うので、従来のように目視観察
や手動調整といった作業者の経験と勘に頼る必要がなく
なる。すなわち、光学式・電子式に自動的な処理を行っ
て液晶パネルの位置調整を自動的に行うので、効率向上
および精度向上を図ることができ、生産性のアップによ
りコストダウンを期することができる。
【0040】本発明に係る請求項2の液晶プロジェクタ
光学モジュールの調整装置によれば、対角角部の2つの
十字線の各交点の座標を算出するとともに、上下左右の
4つの格子縞の輝度変化のコントラスト値を算出するの
で、座標算出およびコントラスト値算出が高精度なもの
になる。
光学モジュールの調整装置によれば、対角角部の2つの
十字線の各交点の座標を算出するとともに、上下左右の
4つの格子縞の輝度変化のコントラスト値を算出するの
で、座標算出およびコントラスト値算出が高精度なもの
になる。
【0041】本発明に係る請求項3の液晶プロジェクタ
光学モジュールの検査装置によれば、撮像手段を光軸方
向に沿ってステップ移動させながら、投射されたテスト
パターン像を撮像し、そのステップ移動ごとのコントラ
スト値のうち最大のものが許容範囲内か否かを判断する
ようにしたので、従来のように目視観察や手動調整とい
った作業者の経験と勘に頼る必要がなくなる。すなわ
ち、光学式・電子式に自動的な処理を行って、投射レン
ズのバックフォーカスに正しく液晶パネルが位置してい
るかどうかの検査を自動的に行うので、効率向上および
精度向上を図ることができる。また、液晶プロジェクタ
をステップ移動するのではなく、撮像手段の方をステッ
プ移動するので空間分解能を高くできる。
光学モジュールの検査装置によれば、撮像手段を光軸方
向に沿ってステップ移動させながら、投射されたテスト
パターン像を撮像し、そのステップ移動ごとのコントラ
スト値のうち最大のものが許容範囲内か否かを判断する
ようにしたので、従来のように目視観察や手動調整とい
った作業者の経験と勘に頼る必要がなくなる。すなわ
ち、光学式・電子式に自動的な処理を行って、投射レン
ズのバックフォーカスに正しく液晶パネルが位置してい
るかどうかの検査を自動的に行うので、効率向上および
精度向上を図ることができる。また、液晶プロジェクタ
をステップ移動するのではなく、撮像手段の方をステッ
プ移動するので空間分解能を高くできる。
【図1】本発明の実施の形態1に係る液晶プロジェクタ
光学モジュールの調整装置の概略構成図
光学モジュールの調整装置の概略構成図
【図2】実施の形態1における液晶パネルのアライメン
トの方向の説明図
トの方向の説明図
【図3】実施の形態1において用いるテストパターン像
の概略図
の概略図
【図4】実施の形態1におけるテストパターン像の1つ
である十字線の詳しい構成図
である十字線の詳しい構成図
【図5】実施の形態1,2におけるテストパターン像の
1つである格子縞の輝度走査とコントラスト値との説明
図
1つである格子縞の輝度走査とコントラスト値との説明
図
【図6】実施の形態1,2においてステップ移動で中央
演算処理部に蓄積されたコントラスト値を示すグラフ
演算処理部に蓄積されたコントラスト値を示すグラフ
【図7】実施の形態2に係る液晶プロジェクタ光学モジ
ュールの検査装置の概略構成図
ュールの検査装置の概略構成図
【図8】従来における液晶プロジェクタの光学モジュー
ルの液晶パネルのアライメントの様子の概略説明図
ルの液晶パネルのアライメントの様子の概略説明図
10……光学モジュール 11……液晶パネル 12……プリズム 13……投射レンズ 21……6軸ロボット(位置調整機構) 22……6軸ロボット制御部 23……テストパターン発生部 24……中央演算処理部 25……テストパターン測定部 26……透過型スクリーン 27……第1のCCDカメラ 28……第2のCCDカメラ 29……第1の画像処理部 30……第2の画像処理部 31……接合装置 32……接合装置制御部 60……液晶プロジェクタ 61……液晶パネル 62……テストパターン発生部 63……中央演算処理部 64……テストパターン測定部 65……CCDカメラ 66……直動テーブル 67……画像処理部 68……直動テーブル制御部 69……表示モニタ A1,A2……テストパターン像としての十字線 B1〜B4……テストパターン像としての格子縞
Claims (3)
- 【請求項1】 3板方式の液晶プロジェクタの各液晶パ
ネルを把持する位置調整機構と、液晶プロジェクタより
投影されたテストパターン像を撮像する手段と、そのテ
ストパターン像の座標およびコントラスト値を演算する
手段と、演算された座標およびコントラスト値から補正
量を算出する手段と、その補正量に基づいて前記位置調
整機構を制御する手段とを備えている液晶プロジェクタ
光学モジュールの調整装置。 - 【請求項2】 テストパターン像は、対角角部の2つの
十字線と上下左右の4つ格子縞とであり、2つの十字線
の各交点の座標を算出するとともに、各格子縞の輝度変
化のコントラスト値を算出するように構成してある請求
項1に記載の液晶プロジェクタ光学モジュールの調整装
置。 - 【請求項3】 液晶プロジェクタより投射されたテスト
パターン像を撮像する手段と、そのテストパターン像の
コントラスト値を演算する手段と、前記撮像手段を光軸
方向に沿ってステップ移動させる手段と、そのステップ
移動ごとに前記のコントラスト値を記憶する手段と、記
憶したコントラスト値のうち最大のものが許容範囲内か
否かを判断する手段とを備えている液晶プロジェクタ光
学モジュールの検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9338570A JPH11178014A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 液晶プロジェクタ光学モジュールの調整装置および検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9338570A JPH11178014A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 液晶プロジェクタ光学モジュールの調整装置および検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11178014A true JPH11178014A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18319425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9338570A Pending JPH11178014A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 液晶プロジェクタ光学モジュールの調整装置および検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11178014A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-12-09 JP JP9338570A patent/JPH11178014A/ja active Pending
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