JP2000121324A - 厚さ測定装置 - Google Patents

厚さ測定装置

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JP2000121324A
JP2000121324A JP10289008A JP28900898A JP2000121324A JP 2000121324 A JP2000121324 A JP 2000121324A JP 10289008 A JP10289008 A JP 10289008A JP 28900898 A JP28900898 A JP 28900898A JP 2000121324 A JP2000121324 A JP 2000121324A
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slit light
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Kan Tominaga
完 臣永
Masaru Nogami
大 野上
Satoshi Hirokawa
智 廣川
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Hitachi Denshi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定面に透明膜がある物体であっても、正
確にその厚さを測定でき、しかも被測定物にダメージを
与えない厚さ測定装置を提供する。 【解決手段】 被測定物の表面に幅にスリット光を照射
し、テレビカメラで撮像し、透明膜表面からの反射像を
画像処理によって識別して被測定物表面の位置を測定
し、被測定物の裏面位置は、レーザ変位計で裏面位置を
測定し、ウェハ表面位置と、ウェハ裏面位置から被測定
物の厚さを算出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は厚さ測定装置に関
し、特に半導体ウェハ等の透明部分を有するものの厚さ
を測定する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体ウェハは裏面研削の前後
には、800〜100μm程度のウェハ厚さを1μm程
度の精度で測定することが求められている。
【0003】従来、このような半導体ウェハの厚さを測
定する方法としては、2個の電気マイクロメータでウェ
ハの表裏面から接触子を押当てて、表裏面の位置を計測
し、ウェハ厚さを測定する方法があった。
【0004】しかし、この方法ではウェハに電気マイク
ロメータの接触子が一定の圧力で押し付けられるため、
特に電子回路が焼付けられた表面側では被測定部がダメ
ージを受ける為、被測定部は捨ててしまわなければなら
ない欠点があった。
【0005】他の方法としては図5に示すように上下2
個三角測量方式レーザ変位計を設置し、この間に半導体
ウェハを位置決めして各々三角測量方式レーザ変位計の
測定値からウェハの厚さを算出する方法があった。この
三角測量方式レーザ変位計は変位センサとして、PSD
(ポジションセンシティブデバイス、以下PSDと記
す。)が使われている。このPSDは、高抵抗シリコン
半導体表面にPN接合を成す抵抗層があって光電効果を
有し、光が入射すると、抵抗層の両端に、光量と入射位
置に応じた光電流が発生して、入射光の重心位置を検出
する働きがある。
【0006】今、図5に示すような透明膜101を有す
るウェハ10の厚さを測定する場合、レーザ変位計14
−1において、レーザー光線はレーザー光線発振器14
1からウエハ10に照射される。透明膜101の表面1
02から反射してくるレーザー光145と透明膜101
の底面103から反射して来るレーザー光146の2点
がPSD143−1上に結像する。すると、PSD14
3−1はこの2点145、146の光量と位置から決ま
る光の重心位置をウェハ101の表面位置として検出し
てしまう。従ってこのような場合には、例えば、10μ
mの透明膜がある場合には数μm程度の厚さ測定誤差が
発生してしまうという重大な問題があった。なお、図6
において、14−2はウエハ10裏面側の三角測量方式
レーザ変位計、143−2は裏側のPSDである。
【0007】さらに別の方法として三角測量方式レーザ
変位計の代わりに静電容量型変位センサを用いる方式も
ある。しかし、この方法も透明膜が絶縁層である為に透
明膜の厚さを含んだウェハ厚さを正確に測定できない問
題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来技術はウ
ェハにダメージを与えたり、透明膜がある場合に正確な
ウェハ厚さを測定できないという欠点があった。
【0009】本発明はこれらの欠点を除去し、被測定物
の表面に透明膜があっても正確に厚さ測定でき、また被
測定物にダメージを与える事なく、被測定物の厚さを測
定できる装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成する為、透明膜があっても透明膜の表面からの反射光
を認識し、透明膜表面の位置を測定できるようにして、
ウェハ厚さを正確に測定できるようにしたものである。
すなわち、本発明は、被測定物の第1の面(すなわち、
透明膜のない面)の位置を計測する第1の位置測定手段
と、被測定物の第2の面(すなわち、透明膜のある面)
にスリット光を投射するスリット光源と、投射したスリ
ット光をその反射方向から撮像するテレビカメラ装置
と、このテレビカメラ装置で撮像した映像信号を前記ス
リット光の長手方向に積分し、かつ積分した画像データ
のスリット幅方向の重心位置を算出することにより、被
測定物の第2の面の位置を計測する第2の位置測定手段
を有し、第1の位置計測手段で計測した第1の面の位置
と、前記第2の位置測定手段により求めた第2の面の位
置とから前記被測定物の厚さを算出するものである。前
記テレビカメラはラインセンサカメラでもよく、この場
合は積分手段は不要となる。被測定物に透明膜がある場
合に、この透明膜表面からの反射光を認識する為に、例
えば、幅が1μm程度の非常に細いスリット光を斜方向
(一例として入射角45°)から投射する。被検査物の
表面に投射されたスリット光は、透明膜がある場合には
透明膜表面で反射すると共に透明膜中にも入り、透明膜
底でも反射する。反射光は、反射方向(一例として反射
角45°)から、テレビカメラで撮像するが、被検査物
表面(すなわち、透明膜表面)と透明膜底面の2ケ所で
反射したスリット光は、スリット幅が透明膜厚さ、例え
ば、数μm〜10μmに比べて充分小さい為に2本の分
離したスリット像として捉える事ができる。分離した2
本のスリット像から、透明膜表面側の反射スリット像を
画像処理によって識別し、その位置を計測するようにし
ている。一方、被検査物が、裏面に透明膜のように反射
光が2重になったり、光が膜の中に入り込んだりする層
がなく、平坦な場合には、単一表面からの反射光の位置
を高精度に測定できる三角測量方式レーザ変位計で、裏
面位置を測定する。
【0011】また、本発明は透明層の厚みのみを測定す
るともできる。すなわち、透明層を表面に有する被測定
物に対し、スリット光を斜方向から投射するスリット光
源と、前記被測定物の透明層表面と該透明層の下の反射
層からの2つのスリット反射光を、その反射方向から撮
像するテレビカメラ装置と、該テレビカメラ装置で撮像
した映像信号を2つのスリット反射光の長手方向にそれ
ぞれ積分し、かつ積分した画像データのスリット光の幅
方向の重心位置を算出することにより、前記被測定物の
透明層表面の位置と前記反射層の表面(すなわち、透明
層の裏面)の位置を計測する位置測定手段により、それ
ぞれの位置を求める。この透明層表面の位置と前記反射
層の表面の位置から透明層の厚さを算出する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を、ウエハの厚み測定
の実施例について、図1から図3を用いて説明する。
【0013】図1は本発明装置の全体構成を示す外観斜
視図、図2は厚さ計測部を示す詳細断面図、図3はテレ
ビカメラで得られる画像を示す図、図4は画像データか
ら位置を求める方法を示す説明図である。
【0014】本発明装置は、計測部1、カセット部2、
ロボット部3、コンピュータ4で構成されている。計測
部1はC形をしたフレーム11にスリット光源12、テ
レビカメラ13、レーザ変位計14が取付けられてい
る。ウエハ表面側の計測用テレビカメラ13は、A/D
変換器15に接続されており、さらにA/D変換器15
からはメモリ16を介してコンピュータ4へと接続され
ている。カセット部2にはカセット21が置かれてい
る。カセット21内にはウエハ10が収納されている。
ロボット3はロボット制御部31に接続されており、ロ
ボット制御部31の制御により、腕32がウェハ10を
搬送、位置決めする。ウエハの場合、その裏面は素材の
平滑な研削仕上面であって、透明膜がない。このため、
平滑な単一表面からの反射光の位置を高精度に測定でき
る従来からの三角測量方式レーザ変位計14−2で、裏
面位置を測定するようにしている。
【0015】以下この動作について説明する。ロボット
3の腕32がカセット21に収納されているウェハ10
を取出して移動し、計測部1に位置決めする。
【0016】ウェハ10上の厚みを計測する位置は、例
えばウェハ中央部とウェハ10の左右、上下の端から1
0mm程度内側の計5個所であり、ロボット3が、この
ウェハ10上の5個所を計測部に順次位置決めしてウェ
ハ厚さを計測する。
【0017】ウェハ10が計測部に位置決めされると、
スリット光源12は光源121から光をスリット122
に照射し、このスリット像がレンズ123によって、ウ
エハ10に対して入射角度45°の方向から投射する。
このスリット光は厚さ約10μmのウェハ10の透明膜
101の表面102及び底面103に結像する。ウェハ
透明膜の表面102及び底面103のスリット像は反射
角度45°の方向に反射して、テレビカメラ13の結像
レンズ131によってCCD132に図3に示すような
2本のスリット像134、135として結像する。スリ
ット像134と135の間隔は、スリット光を入射角度
45°の方向から入射し、その反射光を45°の方向か
ら撮像したため、透明膜101の厚さ10μmと同じ値
10μmとなる。従ってテレビカメラ13は図3に示す
ような10μm間隔の2本のスリット像134、135
を撮像する。テレビカメラ13で撮像した映像信号はA
/D変換器15に送られ、デジタル信号として出力さ
れ、メモリ16に格納される。 コンピュータ4はメモ
リ16に格納された画像データを読み出し、水平走査ラ
イン毎の画像データを垂直方向に積分する。この積分し
たデータを横軸をX軸として位置、縦軸をY軸として光
量をとって図示すれば、図4の41、42のような急峻
なピークを持つ2本の山形カーブとなる。次にコンピュ
ータ4はピークを持つ2つの光量データブロック41、
42について、41のデータブロックのある位置の区間
をab、42のデータブロックのある区間をcd、と
し、
【0018】
【数1】
【0019】の演算処理を行って重心位置を算出する。
さらにコンピュータ4はこの重心位置44,45のう
ち、透明膜表面102から反射して来るスリット像のデ
ータは必ず図4で示す場合に右側に出て来るため、この
側のデータをウェハ10の表面位置として算出する。ウ
ェハ10の裏面側には三角測量方式レーザ変位計14−
2が設置されており、半導体レーザ141からレーザビ
ームが照射され、ウェハ裏面104に結像する。結像し
たレーザビームスポット像は、結像レンズ142で集光
しPSD143−2上に結像する。ウェハ10の裏面1
04はウェハ素材を平滑に研削仕上した面であり、ウェ
ハ表面のように透明膜やレジスト膜がなく、ウェハ裏面
104から反射して来る光が2個になる事はない。PS
D143−2の結像点は一点となる。PSD143−2
はウェハ裏面から反射して、結像した一点の位置からウ
ェハ裏面位置104を検出する。こうして、三角測量方
式レーザ変位計14−2がウェハ裏面位置104を測定
し、その位置データをコンピュータ4に出力する。こう
してウエハ表面および裏面の位置データを得るが、計測
部1に対してウエハ10が同一位置に位置決めされると
は限らないため、次のような処理をする。もしも、ウエ
ハ10が計測部1に対して前回位置よりテレビカメラ1
3に近い方向に位置決めされた場合、テレビカメラ13
からウエハ表面101までの距離が小さくなり、逆にレ
ーザ変異計14からウエハ裏面104までの距離大きく
なるため、コンピュータ4はウエハ表面位置データと、
ウエハ裏面位置データとを加算して、ウエハ10の上下
位置決めの位置ずれの影響をなくする。ウエハ厚さの絶
対値は、テレビカメラ13と、レーザ変異計14間の距
離と、前述のコンピュータ4で算出したウエハ表裏面の
加算データとから算出できることになるが、テレビカメ
ラ13とレーザ変位計14の間の距離を正確に測定する
のが難しいため、厚さ寸法が既知のブロックゲージ、ま
たは厚さ寸法が既知のウエハの表裏面位置を前もって測
定しておき、これを基準として比較法によってウエハ厚
さを測定する。
【0020】例えば、厚さが400μmと既知のウエハ
を基準ウエハにする場合、このウエハを測定してウエハ
表面位置データが25μm、ウエハ裏面の位置データが
−10μmという値が得られるとすれば、コンピュータ
4に基準ウエハ厚さデータ400μmを入力すると、コ
ンピュータ4は前述の表裏面の位置データの加算値25
μm+(−10μm)=15μmから、400μm−1
5μm=385μmを基準定数として保持しておく。次
のウエハ厚さが未知の被測定ウエハを測定したとき、ウ
エハ表面位置データが10μmとすれば、コンピュータ
4はウエハ表裏面の位置データの加算値−20μm+1
0μm=−10μmを、前述の保持しておいた基準定数
385μmに加算し、385μm+(−10μm)=3
75μmの演算を行ってウエハの厚さを測定する。こう
してウェハ10上の第1地点の厚さ測定が終了すると、
ロボット3がウェハ10上の第2地点が計測部1の計測
位置に位置決めして、第1地点と同様にしてウェハ厚さ
の測定を行い、順次第5地点までの計5個所のウェハ厚
さの測定をする。ウェハ厚さの測定が終了すると、ロボ
ット3はウェハ10をカセット部に搬送し、収納する。
【0021】なお、本発明では当然、ウエハの透明膜の
厚みのみを測定するともできる。すなわち、透明膜10
1に対し、スリット光を斜方向から照射し、ウエハの透
明膜表面102と底面103からの2つのスリット反射
光を得る。これをテレビカメラ13で撮像をA/D変換
器15でデジタル化し、その画像データを2つのスリッ
ト反射光の長手方向にそれぞれ積分し、かつ積分した画
像データのスリット光の幅方向の重心位置を算出するこ
とにより、ウエハの透明膜表面102の位置と底面10
3の位置を求め、それぞれの位置から透明膜の厚さを算
出する。
【0022】なお、本発明の実施例では半導体ウエハに
ついて述べたが、半導体ウエハ以外にも、透明膜を有す
る薄板上の厚さ測定に用いて有効なことは言うまでもな
い。また、テレビカメラはラインセンサでもよく、この
場合、積分処理を必要とせず、反射位置を求めることが
できる。
【0023】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば透明膜が
あっても、ウェハ厚さが正確に測定できまた、ウェハに
ダメージを与える事なく、測定する事ができる。また非
接触で接触子の上下動作時間が無い為高速に測定でき
る。さらにウェハ搬送と計測部への位置決めを単一のロ
ボットで行うため、装置構成が簡素で、搬送位置決め時
間も短い。従って小形で信頼性が高く、安価で高速、高
精度な半導体ウェハ厚さ測定装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す構成図。
【図2】本発明の測定原理を示す説明図。
【図3】本発明装置のテレビカメラで得られる映像の説
明図。
【図4】本発明の信号処理を示す説明図。
【図5】従来装置の1例の測定方法を示す説明図。
【符号の説明】
1:計測部、2:カセット部、3:ロボット部、4:コ
ンピュータ、12:スリット光源、13:テレビカメ
ラ、14:三角測量方式レーザ変位計。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA17 AA30 BB22 CC19 DD03 DD16 FF09 FF43 FF67 GG04 HH05 JJ03 JJ16 JJ26 LL28 QQ03 QQ14 QQ24 4M106 AA01 BA04 CA48 DG28 DH03 DH11 DH12 DH31 DH32 DJ11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明層を表面に有する被測定物に対し、
    スリット光を斜方向から投射するスリット光源と、前記
    被測定物の透明層表面と該透明層の下の反射層からの少
    なくとも2つのスリット反射光を、その反射方向から撮
    像するテレビカメラ装置と、該テレビカメラ装置で撮像
    した映像信号をデジタル化するA/D変換器と、該A/
    D変換器でデジタル化された画像データを前記少なくと
    も2つのスリット反射光の長手方向にそれぞれ積分し、
    かつ積分した画像データのスリット光の幅方向の重心位
    置を算出することにより、前記被測定物の透明層表面位
    置と前記反射層の表面の位置を計測する位置測定手段
    と、前記各位置計測手段で計測した透明層表面の位置と
    前記反射層の表面の位置から前記被測定物の透明層の厚
    さを算出する計算手段とを具備することを特徴とする厚
    さ測定装置。
  2. 【請求項2】 被測定物の第1の面の位置を計測する第
    1の位置測定手段と、前記被測定物の第2の面にスリッ
    ト光を斜方向から投射するスリット光源と、該投射した
    スリット光をその反射方向から撮像するテレビカメラ装
    置と、該テレビカメラ装置で撮像した映像信号をデジタ
    ル化するA/D変換器と、該A/D変換器でデジタル化
    された画像データを前記スリット光の長手方向に積分
    し、かつ積分した画像データのスリット幅方向の重心位
    置を算出することにより、前記被測定物の第2の面の位
    置を計測する第2の位置測定手段と、前記第1の位置計
    測手段で計測した第1の面の位置と、前記第2の位置測
    定手段により求めた第2の面の位置とから前記被測定物
    の厚さを算出する計算手段とを具備することを特徴とす
    る厚さ測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、被測定物の第2の面
    は透明層の下に反射層を具備することを特徴とする厚さ
    測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記第1の位置計測
    手段は三角測量方式レーザ変位計であり、かつ、該レー
    ザ変位計のレーザ光の出射方向と、前記第2の位置測定
    手段のスリット光源の出射方向とをほぼ一致させたこと
    を特徴とする厚さ測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、被測定物は第2の面
    には表面の透明層の下に反射層を有する半導体ウェハで
    あることを特徴とする厚さ測定装置。
  6. 【請求項6】 被測定物の第1の面の位置を計測する第
    1の位置測定手段と、前記被測定物の第2の面にスリッ
    ト光を斜方向から投射するスリット光源と、該投射した
    スリット光をその反射光を電気信号に変換するラインセ
    ンサカメラと、該ラインセンサカメラからの電気信号を
    デジタル化するA/D変換器と、該A/D変換器でデジ
    タル化された画像データを前記スリット光の位置に対応
    して前記被測定物の第2の面の位置を求める第2の位置
    測定手段と、前記第1の位置計測手段で計測した第1の
    面の位置と、前記第2の位置測定手段により求めた第2
    の面の位置とから前記被測定物の厚さを算出する計算手
    段とを具備することを特徴とする厚さ測定装置。
  7. 【請求項7】 被測定物を収納するカセット部と、該カ
    セット部から被測定物を搬送し位置決めするロボットア
    ームと、該被測定物の第1の面の位置を計測するために
    第1の面の側に設けた第1の位置測定手段と、該第1の
    面の反対側の第2の面の側に、スリット光を斜方向から
    投射するスリット光源と前記被測定物からのスリット反
    射光撮像するテレビカメラ装置よりなる第2の位置計測
    用の撮像手段と、該撮像手段からの電気信号をデジタル
    化するA/D変換器と、該A/D変換器でデジタル化さ
    れた画像データを前記スリット光の長手方向に積分し、
    かつ積分した画像データのスリット幅方向の重心位置を
    算出することにより、前記被測定物の第2の面の位置を
    計測する第2の位置測定手段と、前記第1の位置計測手
    段で計測した第1の面の位置と、前記第2の位置測定手
    段により求めた第2の面の位置とから前記被測定物の厚
    さを算出する計算手段とを具備することを特徴とする厚
    さ測定装置。
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