JP2000119730A - 溶鋼の減圧精錬方法 - Google Patents

溶鋼の減圧精錬方法

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JP2000119730A
JP2000119730A JP10286893A JP28689398A JP2000119730A JP 2000119730 A JP2000119730 A JP 2000119730A JP 10286893 A JP10286893 A JP 10286893A JP 28689398 A JP28689398 A JP 28689398A JP 2000119730 A JP2000119730 A JP 2000119730A
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nitrogen
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Hiroyuki Aoki
裕幸 青木
Kenichiro Miyamoto
健一郎 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で容易に溶鋼への加窒素を行い、溶鋼
の温度低下や耐火物の損耗等を抑制した溶鋼の減圧精錬
方法を提供する。 【解決手段】 一本の浸漬管13を取鍋11内の溶鋼1
2に浸漬して、取鍋11の底部18から不活性ガスを吹
き込みながら行う溶鋼12の脱炭と脱ガス工程の少なく
とも一部で、窒素含有ガスを吹き込んで、溶鋼12の攪
拌を行いながら溶鋼12の窒素濃度を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱炭及び脱ガス等
の減圧精錬の際に溶鋼に加窒素を行う溶鋼の減圧精錬方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】溶鋼を鋳造して得られた鋳片の表層ある
いは内層に発生する欠陥を防止したり、加工性等の材質
特性を高めるために、RHやDHあるいはVOD等の真
空(減圧)を利用した溶鋼の脱炭や脱ガス等の精錬が行
われている。しかし、これ等の減圧精錬では、溶鋼の脱
炭や脱ガスを主体に行うことから、鋳片の材質特性に影
響を与える窒素を適正な濃度に調整することが困難であ
った。従って、減圧精錬を行って、溶鋼の窒素濃度を所
定の値にする方法として、例えば、特開平7−2429
27号公報では、減圧精錬の真空度を変更して溶鋼の窒
素濃度を一旦目標値よりも低くなるように脱窒した後、
窒素含有合金を添加して目標の窒素濃度にする溶鋼の窒
素濃度調整方法が提案されている。また、特開昭56−
25919号公報では、転炉から溶鋼を取鍋に出鋼し
て、この取鍋内の溶鋼を高真空度に減圧して脱水素、脱
酸素精錬を行って後、真空度を低真空(大気に近くなる
方)にし、真空容器内を窒素雰囲気に調整して、溶鋼を
窒素ガスと接触させて窒素濃度を高める所謂加窒素を行
う精錬方法が提案されている。これ等の精錬は、溶鋼を
減圧精錬することにより、溶鋼の脱ガスを行うことがで
きるので、過剰な水素や酸素等に起因する溶鋼の品質低
下を同時に満足できる利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−242927号公報では、溶鋼中に含有されている
窒素を目標値よりも低くなるように脱窒(窒素を除く)
するので、高真空度にする必要があり、エゼクターに供
給する蒸気や電力等の消費が増大する。また、脱窒及び
窒素含有合金の添加やその混合に要する時間が長くな
り、溶鋼の温度が低下して鋳造時のノズル詰まりや鋳造
の中断等の操業トラブル、歩留りの低下を招いたり、時
間の延長に伴う耐火物等の損耗が生じる。更に、窒素含
有合金を添加するために、合金鉄類のコストが上昇する
等の問題がある。一方、特開昭56−25919号公報
では、溶鋼の脱水素、脱酸素等の脱ガス精錬を終了した
あとに真空容器内の窒素雰囲気を高めて加窒を行うこと
から、溶鋼の窒素濃度を高める(加窒素)のに時間を要
し、時間が経過することによって溶鋼の温度が低下す
る。また、一旦、脱ガス精錬により溶鋼中の窒素が脱窒
素された溶鋼に、再度加窒素を行うことから、加窒素の
絶対濃度が大きくなり、窒素濃度の目標値が狭い溶鋼の
場合は、その目標値内に的中させることが困難である等
の問題がある。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、短時間で容易に加窒素し、溶鋼の温度低下や耐火物
の損耗等を抑制した溶鋼の減圧精錬方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明の
溶鋼の減圧精錬方法は、一本の浸漬管を取鍋内の溶鋼に
浸漬して、前記取鍋の底部から不活性ガスを吹き込みな
がら行う前記溶鋼の脱炭と脱ガス工程の少なくとも一部
で窒素含有ガスを吹き込んで、前記溶鋼の攪拌を行いな
がら該溶鋼の窒素濃度を高める。この方法により、溶鋼
の強い攪拌を行い脱炭や脱ガスを行いながら溶鋼中の窒
素濃度を高めることができる。
【0006】ここで、前記溶鋼の脱炭精錬中に窒素含有
ガスを吹き込んでも良い。この窒素含有ガスの吹き込み
によって、溶鋼の攪拌を強めながらガスによる溶鋼表面
のCO分圧を低下させて脱炭を促進し、同時に溶鋼への
加窒素を行なって窒素濃度を高めることができる。
【0007】更に、前記取鍋の底部から窒素含有ガスを
吹き込む際に、前記浸漬管内の真空度を低真空度に調整
することが好ましい。これにより、加窒素により高めら
れた溶鋼中の窒素が減圧雰囲気により脱窒されるのを防
止でき、窒素含有ガス中の窒素の溶鋼への歩留りを高く
できる。
【0008】また、前記浸漬管の浸漬部が取鍋内の溶鋼
の全表面積に対して0.15〜0.65の内表面積を有
することが好ましい。ここで、浸漬管内の溶鋼への浸漬
部の内表面積が取鍋内の溶鋼の全表面積に対して0.1
5未満では、溶鋼の脱炭や脱ガスの効率が低下して精錬
時間の延長を招く。一方、浸漬管内の溶鋼への浸漬部の
内表面積が取鍋内の溶鋼の全表面積に対して0.65を
超えると、溶鋼の循環速度が速くなり加窒が悪くなると
共に、サンプリング等が困難となり操業に支障を生じ
る。この理由から浸漬管内の溶鋼への浸漬部の内表面積
が取鍋内の溶鋼の全表面積に対して0.2〜0.6にす
るとより好ましい結果が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。図1は本発明の一実施の形態に係る
溶鋼の減圧精錬方法に適用する減圧精錬装置の正断面図
である。まず、本発明の一実施の形態に係る溶鋼の減圧
精錬方法に用いる減圧精錬装置10は、鋼製で図示しな
い耐火物を内張りした取鍋11と、取鍋11内の溶鋼1
2に浸漬する浸漬管13及び真空槽14と、浸漬管13
及び真空槽14の内部を排気して減圧するためのエゼク
ターに連接した排気ダクト15と、浸漬管13内に合金
鉄等を添加するための貯蔵ホッパー16、添加シュート
17を備えている。更に、取鍋11の底部18には、取
鍋11内に不活性ガスの一例であるアルゴンガスを吹き
込むためのポーラスプラグ19を設けており、吹き込ま
れたアルゴンガスが矢印で示す溶鋼12の流れを形成す
ることにより攪拌を行う。このポーラスプラグ19に
は、アルゴンガスを供給するための配管20とその開閉
及び流量を調整する弁21と、同様に窒素含有ガスの一
例である窒素ガスを供給するための配管22とその開閉
及び流量を調整する弁23を設けている。なお、12a
は浸漬管13内の溶鋼面(湯面)であり、13aと14
aは浸漬管13と、浸漬管13に真空槽14をボルト・
ナット等の締結手段により接合するためのフランジであ
る。
【0010】次に、本発明の実施の形態に係る溶鋼の減
圧精錬方法について説明する。取鍋11に図示しない精
錬炉の一例である転炉を用いて、炭素濃度を0.30重
量%に脱炭精錬した150トンの溶鋼12を受鋼し、ポ
ーラスプラグ19から不活性ガスの一例であるアルゴン
ガスを溶鋼12中に0.6〜15NL/(分・溶鋼ト
ン)吹き込みながら、この溶鋼12内に、浸漬管13を
浸漬して、浸漬管13及び真空槽14内を0.1〜50
torrに減圧して脱炭及び脱ガス精錬を行った。ま
た、取鍋11と浸漬管13の条件としては、浸漬管13
の溶鋼12への浸漬部の内表面積S1 と取鍋11内の溶
鋼12の全表面積Sの比S1 /Sが0.15〜0.65
となるようにした。これは、比S1 /Sが0.15より
小さいと、浸漬管13内に吹き込むアルゴンガスにより
形成される気泡が膨張して破泡を繰り返す活性な溶鋼面
12aが狭くなり脱炭及び脱ガスの反応が阻害される。
一方、比S1 /Sが0.65より大きくなると、溶鋼の
循環速度が速くなり加窒が悪くなると共にサンプリング
等が困難となり操業に支障を生じるからである。この理
由から比S1 /Sを0.2〜0.6にするとより好まし
い結果が得られる。そして、ポーラスプラグ19から供
給されるアルゴンガスによって、取鍋11内の溶鋼12
が図1中の矢印で示す流れにより攪拌され、浸漬管13
内の溶鋼面12aで膨張した気泡が破泡し、炭素と酸素
の接触を促進することにより脱炭が行われる。
【0011】脱炭精錬によって溶鋼12の炭素濃度が1
0〜50ppmに到達した時点で、浸漬管13及び真空
槽14内を2〜100torrの低真空度に減圧して、
取鍋11の底部18のポーラスプラグ19に供給するア
ルゴンガスの配管20の弁21を閉めて、配管22の弁
23を開くことにより窒素含有ガスの一例である窒素ガ
スを0.6〜15NL/(分・溶鋼トン)供給しなが
ら、引き続き脱炭精錬を行う。この炭素濃度が50pp
mを超えると吹き込んだ窒素が脱炭反応によって生成し
たCOガスの放出に伴って脱窒され溶鋼12への窒素の
歩留りが低下する。一方、炭素濃度が10ppm未満で
は、溶鋼12の脱炭を行う際の真空度が高真空になり、
同様に溶鋼12への窒素の歩留りが低下する。そして、
溶鋼12の脱炭を促進しながら窒素濃度を40〜60p
pmに高めることができる。更に、炭素濃度が10pp
m以下の所定の炭素濃度に到達したら脱炭精錬を終了
し、水素や酸素等を除く脱ガス精錬を行う。この脱ガス
精錬は、前記の脱炭精錬を終了した際の溶鋼12の窒素
濃度が目標値より低いか、あるいは窒素濃度を高くした
い場合は、窒素ガスあるいは窒素ガスにアルゴンガスを
混合して溶鋼12中に吹き込んで、溶鋼12中の窒素濃
度を高めることができる。脱ガス精錬を終了したら溶鋼
12の窒素濃度を測定して、目標値との差から溶鋼12
への歩留りを考慮して、窒素ガスをポーラスプラグ19
から供給して、攪拌を行いながら目標値になるように溶
鋼12へ加窒素を行う。このように、溶鋼12の窒素濃
度を最初に高めておき、目標値に対して不足する量を最
後に微調整することができるので、目標値の狭い範囲に
正確に的中させることが可能になる。
【0012】また、溶鋼12に加窒素を行う場合の歩留
りは、溶鋼12の温度及び浸漬管13及び真空槽14内
の真空度を考慮する必要があり、窒素濃度(N)から必
要な窒素ガス量を下記の式から求めて吹き込むことによ
り精度良く添加できる。 N=k・P1/2 logk=−(518/T)−1.063 ここで、Nは溶鋼中の窒素濃度(重量%)、Tは絶対温
度(K)、Pは真空度(torr)、kは絶対温度Tに
より決まる定数を表す。なお、真空度Pと溶鋼面12a
の窒素分圧PN2 (atom)は、溶鋼面12aが全て
窒素ガスに覆われているので、P=PN2 とした。ま
た、脱炭精錬の際に、窒素ガスをポーラスプラグ19か
ら吹き込んでも十分に溶鋼12の脱炭を行うことができ
るので、高価なアルゴンガスの使用を節約することがで
きる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施の形態に係る溶鋼の減圧
精錬方法の実施例について説明する。転炉を用いて、炭
素濃度を0.30重量%に脱炭精錬した150トンの溶
鋼を取鍋に受鋼し、底部のポーラスプラグからアルゴン
ガスを溶鋼中に5NL/(分・溶鋼トン)吹き込みなが
ら、この溶鋼内に、浸漬部の内表面積が取鍋内の溶鋼の
全表面積に対して0.30の浸漬管を浸漬して、浸漬管
内を1torrに減圧して脱炭精錬を行った。表1に示
すように、実施例1では、脱炭精錬によって溶鋼の炭素
濃度が10ppmに到達した時点で、真空度を6tor
rに減圧して脱ガス精錬を行う際に、ポーラスプラグか
ら5NL/(分・溶鋼トン)の窒素ガスを供給して攪拌
を行いながら精錬終了時の目標値の40ppmになるよ
うに加窒素を行なった場合であり、精錬終了時の実窒素
濃度を目標値に近い42ppmに短時間で加窒素する
(○)ことができ、溶鋼の温度低下量も小さく(○)、
耐火物の損耗量も抑制(○)され、総合評価は優れた
(○)結果となった。
【0014】
【表1】
【0015】これに対して、比較例では、溶鋼の炭素濃
度が0.30重量%の溶鋼を用いて、浸漬管内を5to
rrの高真空度に減圧して、ポーラスプラグから4NL
/(分・溶鋼トン)のアルゴンガスを供給しながら脱炭
精錬を行なった。そして、溶鋼の窒素濃度を測定して、
目標値との差である25ppmを合金鉄により加窒素を
行なった。その結果、精錬終了時の目標窒素濃度40p
pmに対して実窒素濃度が45ppmに大きく外れて
(×)加窒素に時間を要し、溶鋼の温度低下量が大きく
(×)、耐火物の損耗量も多く(×)、総合評価は悪い
(×)結果となった。
【0016】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明はこのような実施の形態に限定されるものでな
く、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用
範囲である。例えば、溶鋼中の窒素濃度を高める際に、
脱炭あるいは脱ガス工程の全ての期間、又は、脱ガス工
程の末期等に窒素ガスや窒素を混合したガスをポーラス
プラグから吹き込むことができる。また、窒素ガスや窒
素を混合したガスを吹き込む方法については、前記のポ
ーラスプラグの他にJランス等を用いても良く、浸漬管
の下部から吹き込むことにより十分に溶鋼を攪拌するこ
とができれば良い。
【0017】
【発明の効果】請求項1〜4記載の溶鋼の減圧精錬方法
は、一本の浸漬管を取鍋内の溶鋼に浸漬して、取鍋の底
部から不活性ガスを吹き込みながら行う溶鋼の脱炭と脱
ガス工程の少なくとも一部で窒素含有ガスを吹き込ん
で、溶鋼の攪拌を行いながら溶鋼の窒素濃度を高めるの
で、短時間で容易に加窒素し、溶鋼の温度低下や耐火物
の損耗等を抑制することができる。
【0018】特に、請求項2記載の溶鋼の減圧精錬方法
は、溶鋼の脱炭精錬中に窒素含有ガスを吹き込むので、
溶鋼の脱炭を損なうことなく溶鋼中の窒素濃度を高める
ことができる。
【0019】請求項3記載の溶鋼の減圧精錬方法は、取
鍋の底部から窒素含有ガスを吹き込む際に、浸漬管内の
真空度を低真空度に調整するので、溶鋼への加窒素の歩
留りが良くなり、より狭い範囲に窒素濃度を的中するこ
とができる。
【0020】請求項4記載の溶鋼の減圧精錬方法は、前
記浸漬管の浸漬部が取鍋内の溶鋼の全表面積に対して
0.15〜0.65の内表面積を有するので、溶鋼の攪
拌を良好にして、脱炭及び溶鋼への加窒素を効率良く行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る溶鋼の減圧精錬方
法に適用する減圧精錬装置の正断面図である。
【符号の説明】
10 減圧精錬装置 11 取鍋 12 溶鋼 12a 溶鋼面 13 浸漬管 13a フラン
ジ 14 真空槽 14a フラン
ジ 15 排気ダクト 16 貯蔵ホッ
パー 17 添加シュート 18 底部 19 ポーラスプラグ 20 配管 21 弁 22 配管 23 弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一本の浸漬管を取鍋内の溶鋼に浸漬し
    て、前記取鍋の底部から不活性ガスを吹き込みながら行
    う前記溶鋼の脱炭と脱ガス工程の少なくとも一部で窒素
    含有ガスを吹き込んで、前記溶鋼の攪拌を行いながら該
    溶鋼の窒素濃度を高めることを特徴とする溶鋼の減圧精
    錬方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の溶鋼の減圧精錬方法にお
    いて、前記溶鋼の脱炭精錬中に前記窒素含有ガスを吹き
    込む溶鋼の減圧精錬方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の溶鋼の減圧精錬方
    法において、前記取鍋の底部から前記窒素含有ガスを吹
    き込む際に、前記浸漬管内の真空度を低真空度に調整す
    る溶鋼の減圧精錬方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の溶
    鋼の減圧精錬方法において、前記浸漬管の浸漬部が前記
    取鍋内の溶鋼の全表面積に対して0.15〜0.65の
    内表面積を有する溶鋼の減圧精錬方法。
JP10286893A 1998-10-08 1998-10-08 溶鋼の減圧精錬方法 Withdrawn JP2000119730A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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