JP2000119111A - 増粘多糖類含有スラリー用防腐剤 - Google Patents

増粘多糖類含有スラリー用防腐剤

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JP2000119111A JP10295341A JP29534198A JP2000119111A JP 2000119111 A JP2000119111 A JP 2000119111A JP 10295341 A JP10295341 A JP 10295341A JP 29534198 A JP29534198 A JP 29534198A JP 2000119111 A JP2000119111 A JP 2000119111A
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thickening polysaccharide
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pyridinethiol
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宗利 山路
Shinji Yoshizawa
慎二 吉沢
Akira Taniguchi
昌 谷口
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    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/34Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • A01N43/40Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom six-membered rings

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カルボキシメチルセルロースやガム類などの
増粘多糖類含有スラリーの腐敗を防止すると共に、該ス
ラリーに長期保存性を付与しうる防腐剤を提供する。 【解決手段】 2‐ピリジンチオール‐1‐オキシドの
アルカリ金属塩や亜鉛塩、あるいはこれらとホルムアル
デヒド放出系殺菌剤との組合せを有効成分として用い、
増粘多糖類含有スラリー用防腐剤とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な増粘多糖類含
有スラリー用防腐剤、さらに詳しくは、石油掘削剤や土
木用途用掘削剤として、あるいは各種工業材料製造用に
用いられるカルボキシメチルセルロース(以下、CMC
と略称する)や各種ガム類などの増粘多糖類含有スラリ
ーの腐敗を防止するとともに、該スラリーに長期保存性
を付与しうる防腐剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】土木工事、建設工事、浚渫工事などにお
いて発生する掘削泥土は、含水量が多いためにまとめに
くく、その掘削後の搬出などや通常のダンプカーやトラ
ックによる運搬作業を困難にしている。そのため、従
来、石灰あるいはセメント系固形剤を混合し処理した
り、水溶性高分子化合物又は高吸水性樹脂などを添加
し、処理している。例えば、トンネル工事における従来
の土圧系シールド工法は軟弱な地盤に適用される方法で
あり、カッターにより掘削した土砂をその後方にあるチ
ャンバーにて一旦受入れ、そのチャンバーよりスクリュ
ーコンベアーによってその土砂などを排出するものであ
る。この際、砂あるいは泥水の多いトンネルを掘る際、
砂は保水性及び塑性流動性が低いために効率よく排出さ
れず、また泥水のみがスクリューコンベアーによって排
出され、掘削土砂は排出されず、作業効率が低下すると
いう欠点があった。
【0003】この欠点を克服するために、チャンバー内
に取り込まれた掘削土砂にキサンタンガムやCMCなど
の微粒子からなる添加剤を加えることによって掘削土砂
の粘性、保水性、塑性流動性などを高めることによりス
クリューコンベアーなどによる排出効率を高めることが
行われている(特開平5−44394号公報、特開平1
−121396号公報)。また一般的に、掘削泥土の流
動性を失わせるための改質剤として天然水溶性高分子化
合物、半合成水溶性高分子化合物、合成水溶性高分子化
合物などの水溶性高分子化合物を含有させることが行わ
れている(特開平8−283717号公報)。
【0004】このような掘削土砂の粘性、保水性、塑性
流動性を高めるための添加剤も、近年環境への配慮、安
全性の確保からグァーガム、キタンサンガムなどのガム
類やCMCなどの増粘多糖類を用いることが多い。これ
は、上記増粘多糖類は天然物に由来し、食品に使用した
場合に、その安全性が確認されているからである。しか
しながら、これらは短期間で腐敗しやすく、粘性、保水
性、塑性流動性が急速に低下し、しかも悪臭を発生させ
るため、これらの添加剤を加えた土砂はすぐ掘削,排出
しなければ悪臭を生じ、作業環境を著しくそこなうとい
う欠点があった。
【0005】さらに、ガム類はそれ自体、内在菌を含ん
でいることがあり、水に溶すと1日目からその内在菌増
加と粘度低下が始まり、3〜7日で粘度が急激に減少す
る。そして内在菌の増加と粘度の低下との間ではある程
度の相関関係があるため、上記の土木用途あるいは各種
工業用材料製造工程でのガム類の使用が制限されるのを
免れない。
【0006】このような欠点を解決するために、CMC
やガム類含有スラリー中にホルマリン(ホルムアルデヒ
ド水溶液)を添加することが行われている。しかしなが
ら、ホルマリンを使用した場合、広範囲のバクテリアに
対して有効であるが、カビ及び酵母菌を抑止する効果が
非常に弱く、また瞬間的な殺菌効果を得ることはできる
が、長期間スラリーを腐敗から防ぐことができず、スラ
リー調製後すぐにスラリーを使用しないと、使用する際
にはスラリーとして所望の性能を得ることができない
し、また、このスラリーを使って製造した製品も腐敗し
やすいという欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、CMCやガム類などの増粘多糖類含有ス
ラリーの腐敗を防止し、スラリーの粘性、保水性、塑性
流動性などの性能を維持しうるとともに、腐敗臭の発生
がなく、かつその腐敗防止効果を長期間維持することが
でき、さらに環境に悪影響を及ぼさない防腐剤を提供す
ることを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、増粘多糖
類含有スラリー用の防腐剤を開発すべく種々研究を重ね
た結果、2‐ピリジンチオール‐1‐オキシドのアルカ
リ金属塩や亜鉛塩、あるいはこれらとホルムアルデヒド
放出系殺菌剤との組合せを有効成分とする防腐剤が、腐
敗を効果的に防止し、スラリーの好ましい性能をそこな
わずに長期間にわたって腐敗防止効果を持続しうること
を見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。
【0009】すなわち、本発明は、2‐ピリジンチオー
ル‐1‐オキシドのアルカリ金属塩及び亜鉛塩の中から
選ばれる少なくとも1種を有効成分とする増粘多糖類含
有スラリー用防腐剤、及び2‐ピリジンチオール‐1‐
オキシドのアルカリ金属塩及び亜鉛塩の中から選ばれる
少なくとも1種とホルムアルデヒド放出系殺菌剤との組
合せを有効成分とする増粘多糖類含有スラリー用防腐剤
を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明防腐剤において用いられる
2‐ピリジンチオール‐1‐オキシドのアルカリ金属塩
としては、一般式
【化1】 (式中のMはアルカリ金属である)で表わされる構造を
有しており、一方、2‐ピリジンチオール‐1‐オキシ
ドの亜鉛塩は、式
【化2】 で表わされる構造を有している。
【0011】上記一般式(I)におけるMで示されるア
ルカリ金属としては、ナトリウム、カリウム、リチウム
などが挙げられるが、工業的にはナトリウムが好適であ
る。本発明においては、この2‐ピリジンチオール‐1
‐オキシドのアルカリ金属塩や亜鉛塩は単独で用いても
よいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0012】本発明防腐剤は、この2‐ピリジンチオー
ル‐1‐オキシドのアルカリ金属塩や亜鉛塩を有効成分
とするものであってもよいし、増粘多糖類含有スラリー
の長期保存性をさらに向上させるために、上記2‐ピリ
ジンチオール‐1‐オキシドのアルカリ金属塩や亜鉛塩
とホルムアルデヒド放出系殺菌剤との組合せを有効成分
とするものであってもよい。
【0013】ここで、ホルムアルデヒド放出系殺菌剤と
しては、例えば1,3‐ビス(ヒドロキシジメチル)‐
5,5‐ジメチルヒダントイン、1‐(3‐クロロアリ
ル)‐3,5,7‐トリアザ‐1‐アゾニアアダマンタ
ンクロリド、2‐ブロモ‐2‐ニトロプロパン‐1,3
‐ジオール、N,N″‐メチレンビス〔N′‐[1‐
(ヒドロキシメチル)‐2,5‐ジオキソ‐4‐イミダ
ゾリジル]尿素〕、N‐(ヒドロキシメチル)‐N‐
(1,3‐ジヒドロキシメチル‐2,5‐ジオキソ‐4
‐イミダゾリル)‐N′‐(ヒドロキシメチル)尿素、
N,N′,N″‐トリスヒドロキシエチルヘキサヒド
ロ‐S‐トリアジンなどが挙げられる。これらは、単独
で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよ
い。
【0014】2‐ピリジンチオール‐1‐オキシドのア
ルカリ金属塩や亜鉛塩と上記ホルムアルデヒド放出系殺
菌剤とを組み合わせる場合には、それらの配合割合とし
ては特に制限はなく、状況に応じて適宜選定すればよい
が、通常重量比で10:1ないし1:50の範囲であ
る。この範囲よりホルムアルデヒド放出系殺菌剤の量が
少ないと、腐敗したスラリーに対し充分な殺菌効果を示
すことができないし、この範囲よりホルムアルデヒド放
出系殺菌剤の量が多いとスラリーの粘度、pH、外観な
どの物性がそこなわれるので好ましくない。殺菌効果及
びスラリー物性の面から、2‐ピリジンチオール‐1‐
オキシドのアルカリ金属塩や亜鉛塩とホルムアルデヒド
放出系殺菌剤との好ましい配合割合は、重量比で10:
1ないし1:15の範囲である。
【0015】本発明防腐剤の使用量は、増粘多糖類含有
スラリーに対し、有効成分の量が0.002〜2重量%
になるように選ぶのが好ましい。有効成分量が0.00
2重量%未満では増粘多糖類含有スラリーの腐敗を十分
に防止することができず、長期間の防腐効果が発揮され
ないおそれがあるし、2重量%を超えると2‐ピリジン
チオール‐1‐オキシド塩のキレート作用により、スラ
リー中に不純物として含まれる各種の金属と有色の塩を
形成して着色するなど、外観をそこねたり、所望の粘度
やpHが得られないことがある。スラリーの防腐効果及
び物性面から、この防腐剤のより好ましい使用量は、有
効成分の量がスラリーに対し、0.01〜1重量%にな
るように選ばれる。
【0016】本発明防腐剤が適用される増粘多糖類含有
スラリーとしては、CMCや、グァーガム、グルコンガ
ム、キサンタンガム、アラビアガムなどのガム類を1種
又は2種以上含有するスラリーを挙げることができる。
また、スラリー濃度については特に制限はなく、その用
途に応じて適宜選定される。
【0017】本発明防腐剤は、これらのスラリーに対し
て、通常、前記の範囲で添加されるが、最適添加量は用
途や微生物の濃度によって適宜選定される。例えば、増
粘多糖類含有スラリーが土木用途に用いられる場合に
は、一般に有効成分量が0.01〜0.1重量%になる
ように添加することにより、各種工業用材料製造に用い
られる場合には、一般に有効成分量が0.1〜0.5重
量%になるように添加することにより、良好な効果が発
揮される。
【0018】
【発明の効果】本発明防腐剤は、腐敗しやすい増粘多糖
類含有スラリーに添加することにより、腐敗及び腐敗に
よる悪臭の発生を防止し、かつ、粘度低下を抑制するこ
とができる。このため、土木関係、特に掘削作業性を向
上させることができる。特に、防腐剤として、ホルムア
ルデヒド放出系殺菌剤を組み合わせたものは、増粘多糖
類含有スラリーに長期保存性を付与することができる。
【0019】
【実施例】次に、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定
されるものではない。
【0020】なお、以下の説明において、化合物名を次
のとおり略記する。 2‐ピリジンチオール‐1‐オキシド亜鉛:ZPT 1,3‐ジメチロール‐5,5‐ジメチルヒダントイ
ン:DMDMH 1‐(3‐クロロアリル)‐3,5,7‐トリアザ‐1
‐アゾニアアダマンタンクロリド:Dowicil75
(ダウ ケミカル カンパニーの商標) 2‐ブロモ‐2‐ニトロプロパン‐1,3‐ジオール:
BNP
【0021】実施例1 CMCスラリーに対する防腐効
果 ビーカーに市水100重量部とCMC0.2重量部を入
れ、ホモジナイザーで十分に均質に混合してスラリーを
調製した。種々の量の防腐剤を含有する上記スラリー3
00gに、腐敗したCMCより単離した腐敗菌を105
〜106N/mlになるように接種したのち、このスラ
リーを35℃の恒温槽に静置し、経時的に粘度、pH及
び菌数を測定した。結果を表1及び表2に示す。なお、
粘度の測定条件は、5分間振とう後24時間後の粘度を
B型粘度計(ローター:No3、回転数:12rpm)
2分後の粘度を測定した。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】表1、表2の結果から、防腐剤を添加しな
かったスラリーでは菌数の増加、粘度の低下が確認され
たが、防腐剤としてZPTを添加したスラリーでは、菌
数の増加、粘度の低下とも抑えられていることが確認さ
れた。
【0025】実施例2 ドリリングマッド(ベントナイ
ト泥水)スラリーに対する防腐効果 ビーカーに市水100重量部、ベントナイト6重量部、
CMC0.2重量部及び分散剤としてフミン酸ナトリウ
ム0.1重量部を入れ、ホモジナイザーで十分に均質に
混合して、ドリリングマッド(ベントナイト泥水)スラ
リーを調製した。種々の量の防腐剤を含有する上記スラ
リー300gに、腐敗したCMCより単離した腐敗菌を
105〜106N/mlになるように接種したのち、この
スラリーを35℃の恒温槽に静置し、経時的に粘度、p
H及び菌数を測定した。なお、薬剤のもつ長期防腐効果
を明確にするため、7日後、14日後に腐敗菌を再接種
し防腐効果を判定した。この結果を表3及び表4に示
す。また、粘度の測定条件は、5分間振とう後24時間
後の粘度をB型粘度計(ローター:No3、回転数:1
2rpm)2分後の粘度を測定した。
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】表3、表4のZPT及びZPTとDMDM
H、ZPTとDowicil 75、ZPTとBNPの
混合薬剤は、CMCのみならず、それを含むドリリング
マッドにおいても粘度の低下を抑えることが確認され
た。ZPT、ZPTとBNPの混合薬剤0.01重量%
の添加量では菌数抑制効果は見られなかったが、粘度減
少に対しては抑制効果が見られた。
【0029】実施例3 キサンタンガムスラリーに対す
る防腐効果 ビーカーに市水100重量部及びキサンタンガム1.7
重量部を入れ、ホモジナイザーで十分に均質に混合して
スラリーを調製した。種々の量の防腐剤を含有する上記
スラリー300gに、腐敗したキサンタンガムより単離
した腐敗菌を105〜106N/mlになるように接種し
たのち、このスラリーを35℃の恒温槽に静置し、経時
的に粘度、pH及び菌数を測定した。なお、薬剤のもつ
長期防腐効果を明確にするため、7日後、14日後に腐
敗菌を再接種し防腐効果を判定した。この結果を表5及
び表6に示す。また、粘度はB型粘度計(ローター:N
o4、回転数:12rpm)2分後の粘度を測定した。
【0030】
【表5】
【0031】
【表6】
【0032】表5及び表6から、腐敗菌を添加している
にもかかわらず、本発明の薬剤を0.2重量%以上添加
すれば菌数の上昇傾向は全く見られないものであること
が分かる。また本発明の薬剤を0.2重量%以上添加す
れば18日経過後も粘度及びpHの変化は添加直後と比
較して変化はほとんどないことが分かる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 47/28 102 A01N 47/28 102 47/36 101 47/36 101E 55/02 55/02 B 59/00 59/00 C 59/16 59/16 Z (72)発明者 谷口 昌 東京都中央区銀座四丁目11番2号 ソマー ル株式会社内 Fターム(参考) 4H011 AA02 BA06 BB04 BB09 BB14 BB18 DD01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2‐ピリジンチオール‐1‐オキシドの
    アルカリ金属塩及び亜鉛塩の中から選ばれる少なくとも
    1種を有効成分とする増粘多糖類含有スラリー用防腐
    剤。
  2. 【請求項2】 2‐ピリジンチオール‐1‐オキシドの
    アルカリ金属塩及び亜鉛塩の中から選ばれる少なくとも
    1種とホルムアルデヒド放出系殺菌剤との組合せを有効
    成分とする増粘多糖類含有スラリー用防腐剤。
  3. 【請求項3】 2‐ピリジンチオール‐1‐オキシドの
    アルカリ金属塩及び亜鉛塩の中から選ばれる少なくとも
    1種とホルムアルデヒド放出系殺菌剤との配合割合が、
    重量比で10:1ないし1:50である請求項2記載の
    増粘多糖類含有スラリー用防腐剤。
  4. 【請求項4】 ホルムアルデヒド放出系殺菌剤が、1,
    3‐ビス(ヒドロキシジメチル)‐5,5‐ジメチルヒ
    ダントイン、1‐(3‐クロロアリル)‐3,5,7‐
    トリアザ‐1‐アゾニアアダマンタンクロリド、2‐ブ
    ロモ‐2‐ニトロプロパン‐1,3‐ジオール、N,
    N″‐メチレンビス〔N′‐[1‐(ヒドロキシメチ
    ル)‐2,5‐ジオキソ‐4‐イミダゾリジル]尿
    素〕、N‐(ヒドロキシメチル)‐N‐(1,3‐ジヒ
    ドロキシメチル‐2,5‐ジオキソ‐4‐イミダゾリ
    ル)‐N′‐(ヒドロキシメチル)尿素及びN,N′,
    N″‐トリスヒドロキシエチルヘキサヒドロ‐S‐トリ
    アジンの中から選ばれる少なくとも1種である請求項2
    又は3記載の増粘多糖類含有スラリー用防腐剤。
  5. 【請求項5】 増粘多糖類含有スラリーに対し、有効成
    分の量が0.002〜2重量%になるように添加する請
    求項1ないし4のいずれかに記載の増粘多糖類含有スラ
    リー用防腐剤。
  6. 【請求項6】 増粘多糖類がカルボキシメチルセルロー
    ス及びガム類の中から選ばれる少なくとも1種である請
    求項1ないし5のいずれかに記載の増粘多糖類含有スラ
    リー用防腐剤。
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