JP2000118945A - パネル吊り金具 - Google Patents

パネル吊り金具

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Publication number
JP2000118945A
JP2000118945A JP10285404A JP28540498A JP2000118945A JP 2000118945 A JP2000118945 A JP 2000118945A JP 10285404 A JP10285404 A JP 10285404A JP 28540498 A JP28540498 A JP 28540498A JP 2000118945 A JP2000118945 A JP 2000118945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
lip
metal fitting
rail
engaged
Prior art date
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Pending
Application number
JP10285404A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Ishii
誠一 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP10285404A priority Critical patent/JP2000118945A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】確実に係合させることができるパネル吊り金具
を提供する。 【解決手段】パネルを吊り上げるようになされた吊り紐
の先端に設けられ、パネルの裏面に設けられたリップ溝
型のレール5に係合するようになされた吊り金具1であ
る。リップ部51間から溝部52内に挿入され、溝部5
2内で回動させることでリップ部51に係合するように
なされた係合片2を具備する。この係合片2から延設さ
れ、その先端部32に吊り紐6を接続するようになされ
た軸部3を具備する。上記軸部3に沿って摺動可能に設
けられ、リップ部51に係合片2が係合した状態で、こ
のリップ部51間から溝部52内に挿入され、この係合
片2を固定するようになされたロック部材4を具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外壁パネルの裏面
に設けられたパネル固定用のレールを利用して、このパ
ネルを吊り上げるようになされた金具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、外壁パネルの裏面には、この外
壁パネルを建物の躯体に固定するためのレールがパネル
本体に一体化された状態で成形される。したがって、工
場などで外壁パネルを取り扱ったりする場合、このレー
ルを利用して外壁パネルの搬送を行ったりしている。
【0003】従来より、このレールを利用した外壁パネ
ルの搬送は、吊り紐の先端に設けられたフックをレール
に引っかけて吊り上げ搬送するようになされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のフ
ックのように単にレールに引っかけるだけの金具の場
合、フックが確実にレールに係合されているか否かとい
ったところが把握できない。したがって、フックをレー
ルに係合させたつもりで外壁パネルを吊り上げた際に、
フックが外れて外壁パネルが落下し、破損してしまうと
いった不都合を生じることとなる。
【0005】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、確実に係合させることができるパネル吊り金
具を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のパネル吊り金具は、パネルを吊り上げるよう
になされた吊り紐の先端に設けられ、パネルの裏面に設
けられたリップ溝型のレールに係合するようになされた
金具であって、リップ部間から溝部内に挿入され、溝部
内で回動させることでリップ部に係合するようになされ
た係合片と、この係合片から延設され、その先端に吊り
紐を接続するようになされた軸部と、上記軸部に沿って
摺動可能に設けられ、リップ部に係合片が係合した状態
で、このリップ部間から溝部内に挿入され、この係合片
を固定するようになされたロック部材とを具備したもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0008】図1はパネル吊り金具1の全体構成の概略
を示し、図2は同パネル吊り金具1によって外壁パネル
Pを吊り上げた状態を示している。
【0009】すなわち、このパネル吊り金具1は、係合
片2と、軸部3と、ロック部材4とを具備し、外壁パネ
ルPの裏面に一体化されたレール5に係合するようにな
されている。
【0010】外壁パネルPは、裏面に、リップ溝型に形
成されたレール5が埋設された状態で成形されている。
外壁パネルPは、このレール5を利用して建物本体の躯
体に取り付けるようになされている。
【0011】係合片2は、リップ溝型に形成されたレー
ル5のリップ部51間から入り込むことができるように
なされた幅で、長さは、レール5の溝部52の幅よりも
若干短く形成されている。この係合片2は、レール5の
溝部52内で回動させることができるように、対向する
二つの角部に角取り加工が施された角取部21が形成さ
れ、係合片2が緩衝することなくレール5の溝部52内
で回動することができるようになされている。
【0012】軸部3は、係合片2の回動中心から上方に
延設されている。この軸部3のうち、係合片2と一体化
された基端部31は円筒状となされており、先端部32
は、吊り紐6を接続するリング61と接続できるように
平板状となされている。
【0013】ロック部材4は、基板部41の両側に、固
定片42が延設されて断面略コ字状に形成されている。
基板部41には、上記軸部3が貫通可能な貫通孔40が
設けられている。固定片42同士の間隔は、係合片2を
幅方向から挟持することができるようになされている。
このロック部材4は、レール5の長手方向に対して固定
片42が平行する方向からはリップ部51間に挿入でき
ず、レール5の長手方向に対して固定片42が直交する
方向からはリップ部51間に挿入できるように、その寸
法が決められている。したがって、ロック部材4は、レ
ール5のリップ部51間から挿入した状態で、このレー
ル5内でリップ部51に係合している係合片2を、固定
片42が挟持固定するようになされている。このロック
部材4による係合片2の挟持固定およびその解除は、軸
3に沿ってロック部材4をレール5のリップ部51間に
嵌め込んだり、外したりすることによって行われる。
【0014】次に、このようにして構成されるパネル吊
り金具1の使用方法について説明する。
【0015】図3(a)および(b)に示すように、ま
ず、レール5の上方からリップ部51間に係合片2を挿
入する。
【0016】ついで、図3(c)に示すように、レール
5の溝部52内で係合片2を回動させる。
【0017】その後、図3(d)および(e)に示すよ
うに、ロック部材4を回動させてリップ部51間から嵌
め込み、このロック部材4の固定片42で係合片2を挟
持固定する。
【0018】この状態で吊り金具1を吊り上げると、図
3(f)に示すように、係合片2がレール5のリップ部
51に係合してパネルPが吊り上げられることとなる。
【0019】この吊り金具1を取り外す場合は、図3と
は逆にロック部材4をリップ部51間から引っ張り上げ
た後、係合片2を回動させて、この係合片2をリップ部
51間から取り外すことによって行われる。
【0020】この吊り金具1によると、外壁パネルPの
レール5のリップ部51間に係合片2を係合させ、この
係合状態をロック部材4によって挟持固定するようにな
されており、しかもこのロック部材4は、係合片2を挟
持固定する方向からしか、リップ部51間に挿入できな
い。したがって、この吊り金具1は、レール5に装着し
た状態で確実にこのレール5に係合するので、係合ミス
による外壁パネルPの脱落などを防止することができ
る。
【0021】なお、本実施の形態において、吊り金具1
は、外壁パネルPに一体化されたレール5に装着して外
壁パネルPを吊り上げるようになされているが、単にレ
ール5だけを吊り上げる場合にも使用することができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、レ
ールのリップ部に係合片を係合した状態で、ロック部材
が、このリップ部間から溝部内に挿入され、この係合片
を固定するようになされているので、ロック部材が溝部
内に挿入されるか否かで、係合片がレールのリップ部に
係合されているか否かを確認することができる。したが
って、係合片をパネルのレールに確実に係合させること
ができ、係合ミスによるパネルの落下などを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係るパネル吊り金具の全体構
成の概略を示す平面図、(b)は同正面図、(c)は同
側面図である。
【図2】本発明に係る吊り金具によって外壁パネルを吊
り上げた状態を示す斜視図である。
【図3】(a)ないし(f)は本発明に係るパネル吊り
金具の使用状態を示す工程図である。
【符号の説明】
1 パネル吊り金具 2 係合片 3 軸部 32 先端部 4 ロック部材 5 レール 51 リップ部 52 溝部 6 吊り紐 P 外壁パネル(パネル)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルを吊り上げるようになされた吊り
    紐の先端に設けられ、パネルの裏面に設けられたリップ
    溝型のレールに係合するようになされた金具であって、 リップ部間から溝部内に挿入され、溝部内で回動させる
    ことでリップ部に係合するようになされた係合片と、 この係合片から延設され、その先端に吊り紐を接続する
    ようになされた軸部と、 上記軸部に沿って摺動可能に設けられ、リップ部に係合
    片が係合した状態で、このリップ部間から溝部内に挿入
    され、この係合片を固定するようになされたロック部材
    とを具備したことを特徴とするパネル吊り金具。
JP10285404A 1998-10-07 1998-10-07 パネル吊り金具 Pending JP2000118945A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002242440A (ja) * 2001-02-14 2002-08-28 Shinko North Kk 吊り治具
EP2063038A2 (de) * 2007-11-22 2009-05-27 Pinta acoustic GmbH Decken-Absorberelement

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