JP2000118941A - 乗客コンベアの踏段清掃方法および清掃装置 - Google Patents

乗客コンベアの踏段清掃方法および清掃装置

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JP2000118941A
JP2000118941A JP10284442A JP28444298A JP2000118941A JP 2000118941 A JP2000118941 A JP 2000118941A JP 10284442 A JP10284442 A JP 10284442A JP 28444298 A JP28444298 A JP 28444298A JP 2000118941 A JP2000118941 A JP 2000118941A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で踏段の踏み面から汚れを除去で
きる乗客コンベアの踏段清掃方法および清掃装置の提
供。 【解決手段】 上部乗降口2の床板2aの櫛板取付孔に
締結される第2のブラケット61と、このブラケット6
1に固定される第2の清掃体62と、この清掃体62か
ら下部乗降口側へ延設される第1の清掃体63と、これ
らの清掃体62、63を互いに連結する第1のブラケッ
ト64と、第1の清掃体63の変位を抑制する抑制手段
65とを有し、踏段1a、1bが高さ方向に段差を形成
する位置で、第1の清掃体63が踏み面11bの溝部1
11bの底面および表面にそれぞれ当接してブラッシン
グし、踏み面11bなどの汚れを浮き出させた後、モッ
プ体63cにより踏み面11bなどに塗布された汚れ除
去剤を汚れとともに払拭する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータやオ
ートラインなどの乗客コンベアの踏段清掃方法および清
掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にエスカレータやオートラインなど
の乗客コンベアは、走行時間の積算に応じて乗客が乗る
踏段の踏み面に汚れが次第に付着するため、従来、この
踏段の清掃作業を定期的に作業員が手作業にて行なって
いた。
【0003】しかしながら、この手作業による踏段の清
掃は多大な時間と労力を要することから、このような従
来の問題を解決する一手段として、例えば、特開昭61
−130196号公報に記載されているように、乗客コ
ンベアの櫛板の取付孔に清掃体を取付け、踏段の走行に
応じてこの清掃体により踏み面上の塵埃等のごみを集
め、このごみをバキュームクリーナで吸引することによ
り踏段の清掃を行なう乗客コンベアの踏段清掃装置が提
案されている。
【0004】また、例えば、実開平2−72290号公
報に記載されているように、洗浄液を塗布した踏段の踏
み面を電動ブラシによりブラッシングするとともに、塵
埃等のごみを含む前記の洗浄液をバキュームクリーナで
吸引することにより踏段の清掃を行なう乗客コンベアの
踏段清掃装置も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の踏段清掃装置では、踏段の踏み面から落した塵埃等
のごみを含む汚れをバキュームクリーナで吸引する方式
を取っているため、踏段の踏み面の溝部に入り込んだ汚
れを完全に除去することができず、その後、乗客コンベ
アを起動させたとき、前記の汚れが再び踏段の踏み面に
付着するという問題があった。
【0006】また、前記のバキュームクリーナで十分な
吸引を行なおうとする場合、大容量で大型の装置を必要
とすることから、このような装置を乗客コンベアの設置
現場に持ち込んで清掃することには運搬性およびコスト
面などの問題から不都合があり、実施することが困難で
あった。
【0007】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、簡易な構成で踏
段の踏み面から汚れを除去することのできる乗客コンベ
アの踏段清掃方法および清掃装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係わる発明は、無端状に連結さ
れ、乗客が乗降する一対の乗降口間を走行する複数の踏
段を有する乗客コンベアの踏段清掃方法において、前記
踏段の踏み面に汚れ除去剤を塗布するとともに、前記踏
段の踏み面表面および溝部に当接する清掃体を前記一対
の乗降口の少なくとも一方に配置し、前記踏段を走行さ
せて前記清掃体で前記汚れ除去剤を払拭することにより
前記踏段の清掃を行なう構成にしてある。
【0009】このように構成した本発明の請求項1に係
わる発明では、上述したように踏段の踏み面表面および
溝部に当接する清掃体を一対の乗降口の少なくとも一方
に配置し、踏段を走行させて前記の清掃体で汚れ除去剤
を払拭するので、この汚れ除去剤とともに汚れを踏み面
から十分に除去でき、これにより、落した汚れが再び踏
み面に付着することを防止できる。さらに、前述したよ
うに踏段の踏み面に汚れ除去剤を塗布するとともに、踏
段を走行させながら踏み面上をブラッシングして、これ
らの踏み面の汚れを浮き出させた後、この汚れを含む汚
れ除去剤を清掃体で払拭することにより、踏段の踏み面
から汚れをより確実に除去できる。
【0010】また、上記目的を達成するため、本発明の
請求項3に係わる発明は、無端状に連結され、乗客が乗
降する一対の乗降口間を走行する複数の踏段と、これら
の踏段の踏み面に形成される複数個の溝部に係合し、前
記一対の乗降口の少なくとも一方の床板に設けられる櫛
板とを有する乗客コンベアの踏段清掃装置において、前
記床板に設けられた前記櫛板の取付孔に締結されるブラ
ケットと、前記踏み面の溝部の底面および表面にそれぞ
れ当接するよう前記ブラケットにより支持され、前記踏
み面に塗布された液体を払拭する清掃体とを備えた構成
にしてある。
【0011】このように構成した本発明の請求項3に係
わる発明では、ブラケットおよび清掃体のみの簡易な構
成により踏段の踏み面の清掃が達成可能である。
【0012】また、上記目的を達成するため、本発明の
請求項4に係わる発明は、無端状に連結され、乗客が乗
降する上部乗降口および下部乗降口間を走行する複数の
踏段と、前記一対の乗降口の少なくとも一方の床板に設
けられ、前記踏段の踏み面に形成される複数個の溝部に
係合する櫛板とを有する乗客コンベアの踏段清掃装置に
おいて、前記上部乗降口の床板に設けられた前記櫛板の
取付孔に締結されるブラケットと、前記上部乗降口の床
板に設けられた前記櫛板に溝部が係合する係合踏段、お
よびこの係合踏段より下部乗降口側に隣接する隣接踏段
が高さ方向に段差を形成する位置で、前記踏み面の溝部
の底面および表面にそれぞれ当接するよう前記ブラケッ
トにより支持され、前記踏み面に塗布された液体を払拭
する清掃体とを備えた構成にしてある。
【0013】このように構成した本発明の請求項4に係
わる発明では、乗客コンベアを下降運転したとき、前記
の係合踏段および隣接踏段が高さ方向に段差を形成する
位置で、清掃体が踏み面の溝部の底面および表面にそれ
ぞれ当接することから、汚れの落ちにくい踏段の踏み面
の下部乗降口側の端部および踏み面全面を順次払拭で
き、これにより、踏段の踏み面を全体にわたって均一に
清掃可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の乗客
コンベアの踏段清掃方法および清掃装置を図に基づいて
説明する。図1は本発明の一実施形態に係わる踏段清掃
装置を備えたエスカレータの説明図、図2は本実施形態
の踏段清掃装置を拡大して示す説明図、図3は本実施形
態の踏段清掃装置に設けられる第2の清掃体の説明図、
図4は本実施形態の踏段清掃装置の平面図、図5は本実
施形態の踏段清掃装置に備えられる第1の清掃体により
踏段の踏み面を清掃する状態を示す正面図、図6は本実
施形態の踏段清掃方法により踏段の清掃を行なう作業手
順の一部を示すフローチャート、図7は本実施形態の踏
段清掃方法により踏段の清掃を行なう作業手順の残り部
分を示すフローチャートである。なお、図6のA部と図
7のA部とは連続している。
【0015】まず本実施形態の踏段清掃装置を適用する
乗客コンベアの構成をエスカレータを例に取り説明す
る。すなわち、図1に示すエスカレータは、無端状に連
結され、乗客が乗降する上部乗降口2および図示しない
下部乗降口間を走行する複数の踏段1a、1b、1cな
どと、これらの踏段1a〜1cの側方に設けられるスカ
ートガード3および欄干パネル4と、この欄干パネル4
の周縁部に係合した状態で踏段1a〜1cと同期して走
行する無端状の移動手摺り5とを有している。上述した
上部乗降口2の床板2aの踏段1a〜1c側の端部に
は、これらの踏段1a〜1cの踏み面11a〜11cに
それぞれ形成される複数個の溝部(いわゆるクリート)
111a〜111cに係合可能な図示しない櫛板が設け
られている。
【0016】そして本実施形態の踏段清掃装置6は、図
2に示すように、上部乗降口2の床板2aの図示しない
櫛板取付孔にビス61aにより締結される第2のブラケ
ット61と、この第2のブラケット61に固定される第
2の清掃体62と、この第2の清掃体62から下部乗降
口側へ延設される第1の清掃体63と、これらの第2の
清掃体62と第1の清掃体63とを連結する第1のブラ
ケット64と、第1の清掃体63の変位を抑制する抑制
手段65とから構成されている。
【0017】上述した第2の清掃体62は、図3、図4
に示すように、第2のブラケット61に固定されるL字
型の固定片62aと、この固定片62aにその上面が支
持され、下方へ延設されるともに下端部で複数個の溝部
111a〜111cの頂部および底部に当接可能な第2
のブラシ62bと、固定片62aにその下面が支持さ
れ、上方へ延設されるともに蝶ナット621cが螺合す
るねじ棒62cと、このねじ棒62cが挿通される筒体
62dとから構成されている。なお、第2のブラケット
61および筒体62dは、それぞれ踏段1a〜1cの幅
寸法とほぼ同等の長尺寸法を有し、踏段1a〜1cの幅
方向とほぼ平行に配設されている。
【0018】上述した第1のブラケット64は、図2、
図4に示すように、ねじ棒62cが挿通するとともに上
面が蝶ナット621cにより押えられる円筒状の支持棒
64aと、この支持棒64aの周囲に回動可能に当接す
る略U字体64bと、この略U字体64bから下部乗降
口の方向へ延設され、順に締結具641c〜641eに
より連結されるL字型の連結片64c〜64eとから構
成されている。
【0019】上述した第1の清掃体63は、連結片64
eに固定されるL字型の固定片63aと、この固定片6
3aに締結具631bを介してその上面が支持され、上
部乗降口2の床板2aに設けられた櫛板に溝部111a
が係合する係合踏段1a、およびこの係合踏段1aより
下部乗降口側に隣接する隣接踏段1bが高さ方向に段差
を形成する位置で、係合踏段1aの踏み面11aの溝部
111aの底面および表面にそれぞれ当接する第1のブ
ラシ63bと、その一端側が筒体62dおよび支持棒6
4aの間に挟圧保持されるとともに他端側が第1のブラ
シ63bの先端と隣接踏段1bの間に配設され、この隣
接踏段1bの踏み面11bに塗布された液体を払拭可能
なモップ体63cとから構成されている。なお、第1の
ブラシ63bは図5に示す状態で、踏み面11bに形成
される複数個の溝部111bの底面、表面および側端部
113に当接するよう配設されており、この配設位置は
第2のブラシ62bに関しても同様である。
【0020】上述した抑制手段65は、支持棒64aお
よび連結片64eの間に配設され、これらの支持棒64
aおよび連結片64eを引き寄せるようにばね力を付与
するコイルばね65aと、連結片64e上に締結具65
1bを介して固定される錘65bとから構成されてい
る。
【0021】本実施形態の踏段清掃方法では、図6、図
7に示す作業手順にしたがって踏段1a〜1cなどの清
掃を行なうようになっている。すなわち、図6の手順S
1として、上部乗降口2の床板2aに設けられた櫛板を
取外し、手順S2として図3に示すように、前記の櫛板
を取外した取付孔にビス61aにより第2のブラケット
61を締結し、この第2のブラケット61を介して第2
の清掃体62を取付ける。
【0022】次いで、手順S3としてエスカレータの下
降運転により踏段1a〜1cを図1の左方向に移動させ
ながら踏み面(いわゆるクリート部)11a〜11cに
汚れ除去剤(例えば脱脂剤、あるいは汚損度が比較的高
い場合には洗剤)を塗布し、手順S4として、前記の下
降運転を10回程度行ない、第2のブラシ62bにより
踏み面11a〜11c上をブラッシングして、これらの
踏み面11a〜11cの汚れを十分に浮き出させる。
【0023】次いで、手順S5として前記の下降運転を
停止させ、第1の清掃体63を、第2の清掃体62のね
じ棒62cに第1のブラケット64を介して取付け、モ
ップ体63cの一端を筒体62dと支持棒64aとの間
に挟圧保持するとともに他端側を第1のブラシ63bの
先端と踏み面11bとの間に配設し、抑制手段65を設
置した後、手順S6として、第1のブラシ63bが上下
方向に変位可能かどうか、すなわち係合踏段1aおよび
隣接踏段1b間で段差が生じた際にこの段差変位に追従
可能かどうか確認する。
【0024】次いで、図7の手順S7として再度エスカ
レータの下降運転により踏段1a〜1cを移動させなが
ら、踏み面11a〜11cに塗布した汚れ除去剤を浮き
出た汚れとともにモップ体63cでふき取り、手順S8
として前記の下降運転を10回程度行ない、モップ体6
3cにより踏み面11a〜11cから汚れ除去剤を十分
に除去する。
【0025】次いで、手順S9として前記の下降運転を
停止させた後、第1の清掃体63、第1のブラケット6
4およびモップ体63cを第2の清掃体62から取外
し、手順S10として再度エスカレータの下降運転によ
り踏段1a〜1cを移動させながら、第2のブラシ62
bにより踏み面11a〜11cをブラッシングして艶出
しを行ない、手順S11として前記の下降運転を停止さ
せた後、第2の清掃体62を床板2aの櫛板用取付孔か
ら取外し、手順S12としてこの取付孔に櫛板を再び取
付け、エスカレータを運転して異常がないかどうか確認
して、踏段1a〜1cなどの清掃作業を完了する。
【0026】このように構成した実施形態の踏段清掃方
法では、踏段1a〜1cの踏み面11a〜11c表面お
よび溝部に当接する第2の清掃体62を上部乗降口2a
に配置し、踏段1a〜1cを走行させて踏み面11a〜
11c上をブラッシングして、これらの踏み面11a〜
11cの汚れを浮き出させた後、この汚れを含む汚れ除
去剤を第1の清掃体63のモップ体63cで払拭するの
で、この汚れ除去剤とともに汚れを踏み面11a〜11
cから十分に除去でき、落した汚れが再び踏み面11a
〜11cに付着することを防止できる。
【0027】また、実施形態の踏段清掃装置6では、ブ
ラケット61、64および清掃体62、63などの簡易
な構成により、踏段1a〜1cの踏み面11a〜11c
の清掃が達成可能である。
【0028】また、実施形態の踏段清掃装置6では、エ
スカレータを下降運転させることにより、モップ体63
cが、第1のブラシ63bの先端により踏み面11a〜
11cに押し当てられて溝部111a〜111cの表
面、底面および側端部113に当接するため、これらの
部位に塗布した汚れ除去剤を残さずに払拭でき、斑なく
踏段1a〜1cの踏み面11a〜11cを全体にわたっ
て均一に清掃できる。さらに、係合踏段1aおよび隣接
踏段1bが高さ方向に段差を形成する位置で、第1のブ
ラシ63bが係合踏段1aの踏み面11aの溝部111
aの底面および表面にそれぞれ当接し、この第1のブラ
シ63bが前記の段差変位に追従可能であるとともに、
抑制手段65により第1のブラシ63bの変位を抑制す
るので、モップ体63cが踏み面11aの側端部112
に当接可能であり、この点からも踏み面11a〜11c
の清掃を十分に行なえる。
【0029】なお、本実施形態では、上部乗降口2側に
踏段清掃装置6を設けて、エスカレータを下降運転させ
て踏段1a〜1cの清掃を行なう場合を例示したが、本
発明はこれに限らず、下部乗降口側に踏段清掃装置6を
設けて、エスカレータを上昇運転させて踏段1a〜1c
の清掃を行なう場合も同様の効果が得られる。
【0030】図8は本発明の他の実施形態に係わる踏段
清掃装置を備えたエスカレータの説明図である。なお、
図8において前述した図1〜図7に示すものと同等のも
のには同一符号を付してある。図8に示す本実施形態
は、図1〜図7に示す実施形態に比べて、第2のブラシ
62bを床板2aに取付ける角度を変更し、第2のブラ
シ62bを踏み面11aに対して直角ではなく下部乗降
口の方向に傾けた点が異なっており、その他の構成は基
本的に同等である。すなわち、第2のブラケット611
は、ほぼ直角に交わる2つの片から形成されたL字体で
あるため、第2のブラシ62bが下部乗降口の方向に傾
いた状態、すなわち第2のブラシ62bの上部乗降口2
a側の端部が踏み面11aから浮いた状態で固定され
る。
【0031】この実施形態にあっては、第2のブラシ6
2bの先端が下部乗降口側の部位で踏み面11aの溝部
111a底部に当接するので、溝部111aの全体をそ
の毛先でブラッシングでき、踏段1a〜1cの清掃をよ
り効果的に行なえる。
【0032】
【発明の効果】以上のように構成したので、本発明によ
れば、簡易な構成で踏段の踏み面から汚れを除去できる
乗客コンベアの踏段清掃方法および清掃装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる踏段清掃装置を備
えたエスカレータの説明図である。
【図2】本実施形態の踏段清掃装置を拡大して示す説明
図である。
【図3】本実施形態の踏段清掃装置に設けられる第2の
清掃体の説明図である。
【図4】本実施形態の踏段清掃装置の平面図である。
【図5】本実施形態の踏段清掃装置に備えられる第1の
清掃体により踏段の踏み面を清掃する状態を示す正面図
である。
【図6】本実施形態の踏段清掃方法により踏段の清掃を
行なう作業手順の一部を示すフローチャートである。
【図7】本実施形態の踏段清掃方法により踏段の清掃を
行なう作業手順の残り部分を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の他の実施形態に係わる踏段清掃装置を
備えたエスカレータの説明図である。
【符号の説明】
1a〜1c 踏段 2 上部乗降口 2a 床板 6 踏段清掃装置 11a〜11c 踏み面 61 第2のブラケット 61a ビス 62 第2の清掃体 62b 第2のブラシ 63 第1の清掃体 64 第1のブラケット 65 抑制手段 63b 第1のブラシ 63c モップ体 111a〜111c 溝部 611 第2のブラケット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状に連結され、乗客が乗降する一対
    の乗降口間を走行する複数の踏段を有する乗客コンベア
    の踏段清掃方法において、 前記踏段の踏み面に汚れ除去剤を塗布するとともに、前
    記踏段の踏み面表面および溝部に当接する清掃体を前記
    一対の乗降口の少なくとも一方に配置し、前記踏段を走
    行させて前記清掃体で前記汚れ除去剤を払拭することに
    より前記踏段の清掃を行なうことを特徴とする乗客コン
    ベアの踏段清掃方法。
  2. 【請求項2】 前記踏段の踏み面に汚れ除去剤を塗布す
    るとともに、前記踏段を走行させながら前記踏み面上を
    ブラッシングして、これらの踏み面の汚れを浮き出させ
    た後、この汚れを含む前記汚れ除去剤を前記清掃体で払
    拭するようにしたことを特徴とする請求項1記載の乗客
    コンベアの踏段清掃方法。
  3. 【請求項3】 無端状に連結され、乗客が乗降する一対
    の乗降口間を走行する複数の踏段と、これらの踏段の踏
    み面に形成される複数個の溝部に係合し、前記一対の乗
    降口の少なくとも一方の床板に設けられる櫛板とを有す
    る乗客コンベアの踏段清掃装置において、 前記床板に設けられた前記櫛板の取付孔に締結されるブ
    ラケットと、前記踏み面の溝部の底面および表面にそれ
    ぞれ当接するよう前記ブラケットにより支持され、前記
    踏み面に塗布された液体を払拭する清掃体とを備えたこ
    とを特徴とする乗客コンベアの踏段清掃装置。
  4. 【請求項4】 無端状に連結され、乗客が乗降する上部
    乗降口および下部乗降口間を走行する複数の踏段と、前
    記一対の乗降口の少なくとも一方の床板に設けられ、前
    記踏段の踏み面に形成される複数個の溝部に係合する櫛
    板とを有する乗客コンベアの踏段清掃装置において、 前記上部乗降口の床板に設けられた前記櫛板の取付孔に
    締結されるブラケットと、前記上部乗降口の床板に設け
    られた前記櫛板に溝部が係合する係合踏段、およびこの
    係合踏段より下部乗降口側に隣接する隣接踏段が高さ方
    向に段差を形成する位置で、前記踏み面の溝部の底面お
    よび表面にそれぞれ当接するよう前記ブラケットにより
    支持され、前記踏み面に塗布された液体を払拭する清掃
    体とを備えたことを特徴とする乗客コンベアの踏段清掃
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007055790A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 乗客コンベア踏段清掃装置
JP2011032076A (ja) * 2009-08-05 2011-02-17 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 乗客コンベアのステップ清掃器

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