JP2000118667A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2000118667A
JP2000118667A JP10283161A JP28316198A JP2000118667A JP 2000118667 A JP2000118667 A JP 2000118667A JP 10283161 A JP10283161 A JP 10283161A JP 28316198 A JP28316198 A JP 28316198A JP 2000118667 A JP2000118667 A JP 2000118667A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリアが反転経路部を通過する際の遠心力
によって、荷載置面に載置された荷がキャリアから飛び
出してしまうことを防止する。 【解決手段】 反転経路部4aを有する搬送経路に沿っ
て本30を搬送する搬送装置であって、搬送経路に沿っ
て移動自在なキャリア5の支持部材17に、本30を載
置する荷載置面が設けられ、支持部材17は水平姿勢C
と反転経路部4aの内側へ傾斜する傾斜姿勢Aとにわた
り揺動自在に構成され、キャリア5が反転経路部4aを
通過する際、支持部材17を傾斜姿勢Aに切り替える姿
勢切り替え手段22が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湾曲経路部を有す
る搬送経路に沿って荷を搬送する搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の搬送装置としては、例え
ば図13に示すように、搬送方向が変わる上下方向の半
円状の反転経路部71(湾曲経路部に相当)を有する搬
送経路72に沿って本73を搬送する搬送装置74が挙
げられる。この搬送装置74は搬送経路72に沿って一
方向へ走行する複数のキャリア75(移動体に相当)を
有しており、各キャリア75には本73を載置する荷載
置面76が上向きに形成されている。
【0003】上記搬送経路72の途中には、荷載置面7
6上に本73を投入する投入装置(図示せず)と、荷載
置面76上に載置された本73に当接してこの本73を
荷載置面76から滑り落すくま手状の払出し部材77が
設けられており、この払出し部材77で荷載置面76か
ら滑り落された本73は所定のシュート78へ払出され
る。また、上記払出し部材77は、本73に当接する突
出位置Pと、本73の上方へ退避する退避位置Qとの間
を上下方向へ揺動する。
【0004】これによると、荷載置面76上に載置され
た本73はキャリア75の走行により搬送経路72に沿
って搬送される。このうち所定の本73に対しては、払
出し部材77が退避位置Qから突出位置Pまで揺動する
ことにより、本73が、払出し部材77に当接して荷載
置面76から滑り落ち、所定のシュート78へ払出され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、本73を載置したキャリア75が反転経路
部71を通過する際、遠心力Fによって本73がキャリ
ア75から外周側へ飛び出してしまうといった問題があ
る。
【0006】本発明は、移動体が湾曲経路部を通過する
際の遠心力によって、荷が移動体から飛び出してしまう
ことを防止し得る搬送装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明における搬送装置は、湾曲経路部を有する
搬送経路に沿って荷を搬送する搬送装置であって、上記
搬送経路に沿って移動自在な移動体が設けられ、上記移
動体に、荷を載置する荷載置部が設けられ、上記荷載置
部は水平姿勢と湾曲経路部の内側へ傾斜する傾斜姿勢と
にわたり揺動自在に構成され、上記移動体が湾曲経路部
を通過する際、荷載置部を傾斜姿勢に切り替える姿勢切
り替え手段が設けられているものである。
【0008】これによると、移動体が湾曲経路部を通過
する際、荷載置部が姿勢切り替え手段によって水平姿勢
から傾斜姿勢に切り替えられ、荷載置部を傾斜姿勢にし
た状態で移動体が湾曲経路部上を移動するため、荷載置
部に載置された荷が湾曲経路部を通過する際の遠心力に
よって移動体から飛び出してしまうことを防止できる。
【0009】また、本第2発明における搬送装置は、姿
勢切り替え手段は、湾曲経路部に沿って配設された案内
部材と、荷載置部と一体に揺動する揺動腕と、上記揺動
腕の遊端部に設けられかつ上記案内部材に案内される案
内輪とを備え、上記案内輪が案内部材に案内されて揺動
腕が揺動することにより、荷載置部が傾斜姿勢に切り替
えられるものである。
【0010】これによると、移動体が湾曲経路部を通過
する際、案内輪が案内部材に案内されて揺動腕が揺動す
ることにより、荷載置部が揺動腕と一体に揺動して水平
姿勢から傾斜姿勢に切り替えられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1〜図8に基づいて説明する。図6〜図8に示すよ
うに、1は本30(荷の一例)を無端状の搬送経路2に
沿って搬送する搬送装置である。上記搬送経路2は、上
下一対の直線経路部3a,3bと、両直線経路部3a,
3bの端部間に連続する上下方向の半円状にカーブした
反転経路部4a,4b(湾曲経路部の一例)とで形成さ
れている。
【0012】上記搬送装置1は、搬送経路2に沿って循
環走行自在な複数のキャリア5(移動体の一例)と、こ
れらキャリア5を走行させる左右一対の走行駆動装置6
a,6bとを備えている。このうち、各キャリア5の一
側方に位置する一方の走行駆動装置6aは、搬送経路2
の前後両端部に位置する第1スプロケット7,8と、こ
れら第1スプロケット7,8間に巻回される第1チェン
9とで構成されている。同様に、各キャリア5の他側方
に位置する他方の走行駆動装置6bも、第2スプロケッ
ト10,11と第2チェン12とで構成されている。ま
た、上記一方の走行駆動装置6aと他方の走行駆動装置
6bとは前後方向に距離Lだけずらして設けられてい
る。
【0013】上記各スプロケット7,8,10,11は
床側に設置された固定フレーム体13に取付けられてお
り、この固定フレーム体13には、前部のスプロケット
7,10を同期して回転駆動させるモータ(図示せず)
が設けられている。
【0014】上記各キャリア5は第1チェン9と第2チ
ェン12との間に位置しており、キャリア5の一側部の
後端と第1チェン9とが連結ピン14を介して連結さ
れ、他側部の前端と第2チェン12とが連結ピン15を
介して連結されている。尚、上記連結ピン14と連結ピ
ン15との前後距離は上記距離Lと一致している。
【0015】図4,図5に示すように、上記各キャリア
5は、左右一対の側部部材16と、両側部部材16間に
設けられた平板状の支持部材17とで構成されている。
この支持部材17の上面は、本30を載置可能な荷載置
面18(荷載置部の一例)として形成されている。ま
た、上記支持部材17は、左右一対の支軸19を介し
て、左右方向軸心20を中心に揺動自在な状態で、両側
部部材16に取付けられている。尚、上記一方の連結ピ
ン14は一方の側部部材16に設けられ、他方の連結ピ
ン15は他方の側部部材16に設けられている。
【0016】また、図1〜図3に示すように、搬送装置
1には、キャリア5が反転経路部4a,4bを通過する
際、上記支持部材17を各反転経路部4a,4bの内側
へ傾斜する傾斜姿勢に切り替えて保持する姿勢切り替え
手段22が備えられている。
【0017】すなわち、上記姿勢切り替え手段22は各
反転経路部4a,4bに沿って半円状に配設された反転
部案内レール23(案内部材の一例)と、左右いずれか
一方の支軸19の外端部に取付けられかつ上記支持部材
17と一体に左右方向軸心20を中心に揺動する揺動腕
24と、この揺動腕24の遊端部に設けられかつ上記反
転部案内レール23に案内される遊転自在な案内ローラ
25(案内輪の一例)とで構成されている。
【0018】上記反転部案内レール23はチャンネル形
状に形成されており、図1,図2に示すように、上記案
内ローラ25が反転部案内レール23に案内されて揺動
腕24が揺動することによって、支持部材17が傾斜姿
勢A,Bに切り替えられて傾斜姿勢A,Bに保持され
る。尚、図3に示すように、上記反転部案内レール23
と揺動腕24と案内ローラ25とは、キャリア5の左右
一方の側部部材16の外側方に位置しており、さらに、
反転経路部4bにおいて第2スプロケット11の内側方
に位置している。
【0019】また、図2,図4,図5に示すように、各
直線経路部3a,3bに沿って、チャンネル形状の水平
な直線部案内レール28が配設され、キャリア5が直線
経路部3a,3bを通過する際、案内ローラ25が直線
部案内レール28に案内されて揺動腕24が揺動するこ
とによって、支持部材17が水平姿勢Cに切り替えられ
て水平姿勢Cに保持される。尚、上記直線部案内レール
28の端部は反転部案内レール23の端部に連結されて
連続している。
【0020】また、図6,図8に示すように、上記搬送
経路2の側方には、下部の直線経路部3bに沿って走行
しているキャリア5の荷載置面18に向けて本30を投
入する複数の投入装置31と、払出し部材32によって
上記キャリア5から払出された本30を受け取って搬送
装置1の外側方へ取り出す複数のシュート33とが設置
されている。
【0021】上記払出し部材32は、搬送経路2の直線
経路部3a,3bの上方に前後複数設けられており、図
5,図6に示すように、複数本の下向きの歯34を有す
るくま手状に形成され、上記歯34が搬送中の本30に
当接する突出位置Pと本30の上方へ退避する退避位置
Qとの間を上下方向へ揺動する。尚、上記歯34の揺動
はシリンダ装置(図示せず)によって行われる。また、
上記払出し部材32によって払出された本30は、後続
するキャリア5との間から落下し、上記シュート33で
受けられる。
【0022】以下に、上記構成における作用を説明す
る。図6,図7に示すように、モータによりスプロケッ
ト7,10を同期回転させることで、第1および第2チ
ェン9,12が一方向へ回動し、各キャリア5が搬送経
路2に沿って走行する。
【0023】そして、本30は、投入装置31によって
キャリア5の荷載置面18に投入されて載置され、キャ
リア5の走行によって搬送される。キャリア5が直線経
路部3a,3b上を移動している際には、図2,図4,
図5に示すように、案内ローラ25が直線部案内レール
28に案内されて、支持部材17が水平姿勢Cに保持さ
れている。そして、図1,図3に示すように、キャリア
5が下部の直線経路部3b上から前後一方の反転経路部
4aに進入した際、案内ローラ25が下部の直線部案内
レール28から前後一方の反転部案内レール23に案内
されて揺動腕24が斜め上方へ揺動することにより、支
持部材17が揺動腕24と一体に揺動して水平姿勢Cか
ら傾斜姿勢Aに切り替えられる。
【0024】これにより、図1に示すように、荷載置面
18が上記反転経路部4aの内側へ傾斜するため、荷載
置面18に載置された本30が反転経路部4aを通過す
る際の遠心力によってキャリア5から飛び出してしまう
ことを防止できる。
【0025】その後、キャリア5が上記反転経路部4a
から上部の直線経路部3a上に進入した際、案内ローラ
25が上記前後一方の反転部案内レール23から上部の
直線部案内レール28に案内されて、揺動腕24が斜め
上方から水平方向へ揺動することにより、支持部材17
が揺動腕24と一体に揺動して傾斜姿勢Aから水平姿勢
Cに切り替えられ、水平姿勢Cに保持される。これによ
り、荷載置面18も水平に保持されるため、荷載置面1
8上に載置された本30を払出し部材32で確実に払出
すことができる。
【0026】さらに、図2,図3に示すように、キャリ
ア5が上部の直線経路部3a上から前後他方の反転経路
部4bに進入した際、案内ローラ25が上部の直線部案
内レール28から前後他方の反転部案内レール23に案
内されて揺動腕24が斜め下方へ揺動することにより、
支持部材17が揺動腕24と一体に揺動して水平姿勢C
から傾斜姿勢Bに切り替えられる。
【0027】これにより、図2に示すように、荷載置面
18が上記反転経路部4bの内側へ傾斜するため、荷載
置面18に載置された本30が反転経路部4bを通過す
る際の遠心力によってキャリア5から飛び出してしまう
ことを防止できる。
【0028】また、キャリア5が上記反転経路部4bか
ら下部の直線経路部3b上に進入した際、案内ローラ2
5が上記前後他方の反転部案内レール23から下部の直
線部案内レール28に案内されて、揺動腕24が斜め下
方から水平方向へ揺動することにより、支持部材17が
揺動腕24と一体に揺動して傾斜姿勢Bから水平姿勢C
に切り替えられ、水平姿勢Cに保持される。これによ
り、荷載置面18も水平に保持されるため、本30を投
入装置31から荷載置面18に確実に投入することがで
き、さらに、荷載置面18上に載置された本30を払出
し部材32で確実に払出すことができる。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態を図9〜
図12に基づいて説明する。すなわち、第2の実施の形
態における姿勢切り替え手段51は、第1の実施の形態
における姿勢切り替え手段22と異っており、左右方向
軸心20を中心にして支持部材17を揺動させるシリン
ダ装置52と、このシリンダ装置52のピストンロッド
53の先端部と左右いずれか一方の支軸19の外端部と
を連結する連結杆54と、各反転経路部4a,4bの始
端部および終端部を検出する検出装置とで構成されてい
る。
【0030】上記シリンダ装置52は、キャリア5の一
方の側部部材16の外側面に取付けられており、上記検
出装置での検出に応じて駆動される。尚、図11に示す
ように、シリンダ装置52のピストンロッド53が突出
位置Xまで突出した場合、支持部材17が揺動して傾斜
姿勢Aに切り替えられ、退入位置Yまで退入した場合、
支持部材17が逆方向に揺動して他の傾斜姿勢Bに切り
替えられ、突出位置Xと退入位置Yとの中間位置Zまで
出退した場合、支持部材17が水平姿勢Cに切り替えら
れる。
【0031】また、上記検出装置は、複数の光電スイッ
チを用いたものであり、前後一方の反転経路部4aの始
端部に配設された第1始端部検出用投光器56と、反転
経路部4aの終端部に配設された第1終端部検出用投光
器57と、前後他方の反転経路部4bの始端部に配設さ
れた第2始端部検出用投光器58と、反転経路部4bの
終端部に配設された第2終端部検出用投光器59と、各
キャリア5に設けられた第1および第2検出用受光器6
0,61とで構成されている。
【0032】尚、上記第1検出用受光器60はキャリア
5の左右一方の側部部材16に取付けられ、上記第1始
端部検出用投光器56と第1終端部検出用投光器57と
は、第1検出用受光器60の位置に応じて、左右一方に
配置されている。また、上記第2検出用受光器61はキ
ャリア5の左右他方の側部部材16に取付けられ、上記
第2始端部検出用投光器58と第2終端部検出用投光器
59とは、第2検出用受光器61の位置に応じて、左右
他方に配置されている。
【0033】以下に、上記構成における作用を説明す
る。キャリア5が下部の直線経路部3b上から前後一方
の反転経路部4aに進入した際、キャリア5の第1検出
用受光器60が第1始端部検出用投光器56からの放射
光を受けるため、キャリア5が上記反転経路部4aに進
入したことが検出される。これにより、シリンダ装置5
2のピストンロッド53が突出位置Xまで突出し、支持
部材17が傾斜姿勢Aに切り替えられる。
【0034】その後、キャリア5が反転経路部4aを通
過し、反転経路部4aから上部の直線経路部3aに進入
した際、キャリア5の第1検出用受光器60が第1終端
部検出用投光器57からの放射光を受けるため、キャリ
ア5が反転経路部4aから上部の直線経路部3aに進入
したことが検出される。これにより、シリンダ装置52
のピストンロッド53が突出位置Xから中間位置Zまで
退入し、支持部材17が傾斜姿勢Aから水平姿勢Cに切
り替えられる。
【0035】さらに、キャリア5が上部の直線経路部3
a上から前後他方の反転経路部4bに進入した際、キャ
リア5の第2検出用受光器61が第2始端部検出用投光
器58からの放射光を受けるため、キャリア5が上記反
転経路部4bに進入したことが検出される。これによ
り、シリンダ装置52のピストンロッド53が退入位置
Yまで退入し、支持部材17が水平姿勢Cから他の傾斜
姿勢Bに切り替えられる。
【0036】その後、キャリア5が反転経路部4bを通
過し、反転経路部4bから下部の直線経路部3bに進入
した際、キャリア5の第2検出用受光器61が第2終端
部検出用投光器59からの放射光を受けるため、キャリ
ア5が反転経路部4bから下部の直線経路部3bに進入
したことが検出される。これにより、シリンダ装置52
のピストンロッド53が退入位置Yから中間位置Zまで
突出し、支持部材17が他の傾斜姿勢Bから水平姿勢C
に切り替えられる。
【0037】上記第1および第2の実施の形態では、図
6に示すように、搬送経路2を、上下一対の直線経路部
3a,3bと、両直線経路部3a,3bの端部間に連続
する反転経路部4a,4bとで縦回りに形成している
が、左右一対の直線経路部と、両直線経路部の端部間に
連続する反転経路部とで水平回りに形成したものであっ
てもよい。
【0038】上記第1および第2の実施の形態では、荷
の一例として本30を挙げたが、本30に限ったもので
はなく、他の物品でもよいが、特に偏平な形状の物品の
搬送と仕分けに適している。
【0039】また、上記第2の実施の形態では、シリン
ダ装置52を用いて支持部材17を揺動させて傾斜姿勢
A,Bと水平姿勢Cとに切り替えているが、シリンダ装
置52の代りにモータを用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、移動
体が湾曲経路部を通過する際、荷載置部が姿勢切り替え
手段によって水平姿勢から傾斜姿勢に切り替えられ、荷
載置部を傾斜姿勢にした状態で移動体が湾曲経路部上を
移動するため、荷載置部に載置された荷が湾曲経路部を
通過する際の遠心力によって移動体から飛び出してしま
うことを防止できる。
【0041】また、本第2発明によれば、移動体が湾曲
経路部を通過する際、案内輪が案内部材に案内されて揺
動腕が揺動することにより、荷載置部が揺動腕と一体に
揺動して水平姿勢から傾斜姿勢に切り替えられる。これ
により、荷載置部を傾斜姿勢にした状態で移動体が湾曲
経路部上を移動するため、荷載置部に載置された荷が湾
曲経路部を通過する際の遠心力によって移動体から飛び
出してしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における搬送装置の
キャリアが前後一方の反転経路部を通過する際の動きを
示す側面図である。
【図2】同、搬送装置のキャリアが前後他方の反転経路
部を通過する際の動きを示す側面図である。
【図3】同、搬送装置の姿勢切り替え手段の構成を示す
平面図である。
【図4】同、搬送装置のキャリアの平面図である。
【図5】同、搬送装置のキャリアと払出し部材との正面
図である。
【図6】同、搬送装置の主な構成を示す概略側面図であ
る。
【図7】同、搬送装置の主な構成を示す概略平面図であ
る。
【図8】同、搬送装置の全体の平面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における搬送装置の
姿勢切り替え手段の構成を示す平面図である。
【図10】同、搬送装置のキャリアと払出し部材との正
面図である。
【図11】同、搬送装置の姿勢切り替え手段の側面図で
あって、図9における姿勢切り替え手段をD−D方向か
ら見た図である。
【図12】同、搬送装置のキャリアが反転経路部を通過
する際の動きを示す側面図である。
【図13】従来の搬送装置のキャリアが反転経路部を通
過する際の問題点を説明するための側面図である。
【符号の説明】
1 搬送装置 2 搬送経路 4a,4b 反転経路部(湾曲経路部) 5 キャリア(移動体) 18 荷載置面(荷載置部) 22 姿勢切り替え手段 23 反転部案内レール(案内部材) 24 揺動腕 25 案内ローラ(案内輪) 30 本(荷) 51 姿勢切り替え手段 A,B 傾斜姿勢 C 水平姿勢

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲経路部を有する搬送経路に沿って荷
    を搬送する搬送装置であって、上記搬送経路に沿って移
    動自在な移動体が設けられ、上記移動体に、荷を載置す
    る荷載置部が設けられ、上記荷載置部は水平姿勢と湾曲
    経路部の内側へ傾斜する傾斜姿勢とにわたり揺動自在に
    構成され、上記移動体が湾曲経路部を通過する際、荷載
    置部を傾斜姿勢に切り替える姿勢切り替え手段が設けら
    れていることを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 姿勢切り替え手段は、湾曲経路部に沿っ
    て配設された案内部材と、荷載置部と一体に揺動する揺
    動腕と、上記揺動腕の遊端部に設けられかつ上記案内部
    材に案内される案内輪とを備え、上記案内輪が案内部材
    に案内されて揺動腕が揺動することにより、荷載置部が
    傾斜姿勢に切り替えられることを特徴とする請求項1記
    載の搬送装置。
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Cited By (1)

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