JP2000118581A - エアゾール容器用感温変色キャップ - Google Patents

エアゾール容器用感温変色キャップ

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JP2000118581A
JP2000118581A JP10291709A JP29170998A JP2000118581A JP 2000118581 A JP2000118581 A JP 2000118581A JP 10291709 A JP10291709 A JP 10291709A JP 29170998 A JP29170998 A JP 29170998A JP 2000118581 A JP2000118581 A JP 2000118581A
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cap
color
temperature
heat
discoloration
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JP10291709A
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Yutaka Tsukamoto
豊 塚本
Toshifumi Sadakane
利文 定兼
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Japan Metals and Chemical Co Ltd
Original Assignee
Japan Metals and Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温下に曝されて内圧上昇したエアゾール容
器が、爆発又は爆発炎上等の誘発事故を防止するため、
事前に警告指示するエアゾール容器用感温変色キャップ
を提供する。 【解決手段】 高圧ガスを充填したキャップ付きエアゾ
ール容器において、感温変色剤を施した前記キャップ
が、高温下に曝されて温度上昇−内圧上昇変化に連動し
て変色表示するエアゾール容器用感温変色キャップであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアゾール容器用感温
変色キャップに関し、より詳しくは、各種のエアゾール
容器が、高温下に曝されて温度が上昇し、その結果内圧
が上昇することによって爆発又は爆発炎上等の誘発事故
を引き起こす危険性を、キャップが変色することによっ
て事前に警告指示するエアゾール容器用感温変色キャッ
プに関するものである。
【0002】
【従来の技術】軽量・小型のボンベ型容器に噴射用高圧
ガスを充填したエアゾール製品は、指先で押すだけの簡
単な操作で、目的の箇所に必要量の目的内容物を噴射で
きる便利さから、日常生活で広く利用されているもので
ある。特に、最近のモータリゼーションの社会にあっ
て、自動車用エアゾール製品は、多種に及んでいる。例
えば、フロントガラスの曇り止め、ガラス磨き、車内消
臭剤、シートクリーナー、タイヤ・レザー保護剤、パン
ク修理剤、防錆・潤滑剤、補修用塗料等を挙げるこがで
きる。また、オートキャンプ、アウトドアスポーツ等に
関連して、携帯用のガスコンロ用燃料ボンベや、その他
家庭用スプレー殺虫剤、スプレー式染髪剤及びスプレー
式整髪剤等のエアゾール製品を挙げることもできる。
【0003】ところが、このように手軽で便利である反
面、エアゾール製品は、噴射剤として高圧ガスを充填し
たボンベ型容器であるため、その使用・保管方法によっ
ては、爆発(又は破裂)事故を起こす危険性を有してい
る。また、このように噴射剤に使用されている高圧ガス
の多くは、LPG(液化石油ガス)であり、次いで、L
PGとDME(ジメチルエーテル)の混合ガス或いはC
2 が使用されている。その他に、LPGとフロン−1
42b、フロン−22とフロン−142b等の混合ガス
が使用されている。このうち、噴射剤として多く使用さ
れているLPG、DME及びフロン−142bは、常温
常圧で何れも可燃性のガスであり、特にLPGは非常に
燃えやすいことから、エアゾール容器の多くは、爆発と
同時に炎上する危険性をはらんでいる。
【0004】また、このようなボンベ型容器のエアゾー
ル製品は、噴射剤種によってその製品圧(内圧)が異な
るが、通常は、温度20℃で内圧が2.2〜5.2(kg/c
m2) である。その温度が35〜50℃に変化するだけで
内圧は3〜10(kg/cm2) に上昇する。従って、温度上
昇と内圧上昇とが連動して変化するエアゾール製品に
は、製品を使用・保管するに際しては、「温度40℃以
上になる場所に置かないこと」が警告表示されている。
【0005】また、一般的に、エアゾール製品の容器の
耐圧性は、通常は、製品圧の1.5倍値の13.7〜24
(kg/cm2、実測値)で容器は変形し、さらに、内圧が製
品圧の1.8倍値の17〜25(kg/cm2、実測値)に上昇
すると爆発(破裂)するものである。従って、一般にエ
アゾール製品は、高温に曝されると容器の温度が上昇
し、これに連動して内圧が上昇して爆発事故を引き起こ
すものである。
【0006】ところで、従来から、日常生活において
は、温度変化に誘発されて起きる事故が種々知られてい
る。例えば、自動車ラジエーターの過熱キャップによる
熱傷、絶縁被覆電線の過熱漏電火災、或いは冬季の路面
凍結による自動車スリップ事故等が挙げられる。またこ
れらの事故を未然に防止するために、温度変化によって
変色する感温変色剤を用いて、間接的に事故防止を警告
する対策が提案されている。
【0007】すなわち、実開平6−14438号公報に
は、一定以上の温度になると可逆的に変色し、手を触れ
ると熱傷する危険を表示する示温塗料を塗布した自動車
用のラジエーターキャップが記載されている。また、特
開平6−111863号公報には、絶縁樹脂被覆電線の
加熱漏電や、火災事故を防止するために、電線端子部に
絶縁性端子キャップを被せて、このキャップに一定温度
以上で変色する可逆性又は非可逆性の示温材料(例え
ば、呈色性色素のクリスタルバイオレットラクトン
(青)と顕色剤のビスフェノールAからなるマイクロカ
プセル)が施され、目視により被覆樹脂の過熱状態を確
認できる該端子キャップが記載されている。さらに、特
開平7−268818号公報には、冬季の路面凍結を警
告表示するため、温度が低下し、設定温度を境に表示色
を変化する可逆性示温材料と表示部背面に保冷効果のあ
る蓄熱材を備えた道路標識が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、日常
生活で身近に利用されているエアゾール製品は、常に周
囲の温度環境によって爆発を誘発する危険性をはらんで
いる。従って、このようなエアゾール製品の容器の爆発
又は爆発炎上等の誘発事故を、未然に警告指示(又は防
止)できる簡単且つ確実な手段が、従来から要望されて
いた。
【0009】例えば、夏の炎天下に長時間駐車された自
動車の車内温度は、フロント及びリヤーウインドガラス
越しに直射日光が当たるダッシュボードやリヤパッケー
ジトレイでは、90℃を超え、座席シートでも80℃に
も上昇する。従って、自動車用エアゾール製品には、車
内で直射日光に当たらない場所に保管するか、フロント
ウインドーやリヤウインドーの近辺、又は座席上に置か
ないことが表示されている。また、最も温度の低いトラ
ンクルーム内でも40〜55℃になることから、特に夏
場においては、自動車の車内は、エアゾール製品にとっ
ては、常に爆発を誘発する危険性をはらみ、相当な注意
を要する極めて危険な場所である。
【0010】また、既に述べているように多くのエアゾ
ール製品は、高圧・可燃性ガスを充填したボンベ型容器
である。従って、上述のような夏期の自動車内などの特
殊な状況に限らず、四季を通して、ストーブやコンロ等
の暖房及び火気のそばなど、温度が40℃以上になると
ころに置かないように、容器に表示されている。
【0011】そこで、本発明者等は、噴射剤にLPGを
充填したエアゾール容器を用いて、温度変化と容器の内
圧変化を調べたところ、20℃で内圧が2.8〜3.6(kg
/cm2)であった容器が、60℃では8〜10(kg/cm2
に上昇し、80℃では13〜16(kg/cm2)に上昇した
ことが判明した。既に述べたようにエアゾール容器の多
くは、内圧が17(kg/cm2)を超えると爆発する。従っ
て、本発明者等は上記の研究から、エアゾール容器が、
高圧ガスを充填したボンベ型の密閉容器であることに鑑
みると、この容器が置かれた場所の温度が80℃を超え
ると、爆発を引き起こす危険が極めて大きいという知見
を得た。また、本発明者等は、ボンベ型のエアゾール製
品にあっては、殆どの人が、それを目視した瞬間に、容
器が置かれている状態の如何にかかわらず、エアゾール
容器のキャップ部分に注目することに着眼した。このよ
うな状況から本発明者等は、エアゾール容器のキャップ
に感温変色剤を施すことが、使用者に危険を知らせる上
で効果的であることを見出した。本発明はかかる知見に
基いて完成したものである。本発明の目的は、日常生活
においてエアゾール製品を使用・保管するに当たって、
エアゾール容器が加温されて、該容器の内圧が上昇して
爆発又は爆発炎上を起こす前に、この誘発事故を未然に
防止するために、該容器を肉眼で目視することによっ
て、該容器が置かれている温度環境を簡単に予知できる
エアゾール容器を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、高
圧ガスを充填したキャップ付きエアゾール容器におい
て、感温変色剤を施された前記キャップが、高温下に曝
されて温度上昇−内圧上昇変化に連動して変色表示する
ことを特徴とするエアゾール容器用感温変色キャップを
提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】既に述べているようにエアゾール
製品の多くは、噴射剤として高圧ガスを充填したボンベ
型のエアゾール容器である。このエアゾール容器が高温
下に曝されて温度上昇するに伴い、この温度変化に連動
して、容器内圧も上昇変化する。本発明においては、エ
アゾール容器本体に感温変色剤を施した感温変色キャッ
プが嵌着されているが、上述したような温度変化時に
は、この感温変色剤の変色設定温度40〜80℃を境に
キャップが変色する。その結果、このように温度上昇−
内圧上昇変化に連動して変色表示する本発明のエアゾー
ル容器用キャップは、間接的であるがエアゾール容器の
内圧が5〜13(kg/cm2)に上昇し、容器が爆発を誘発
する危険(又は容器の爆発臨界値圧)に近づいているこ
とを事前に警告指示していることになるのである。
【0014】そこで、既に述べたように、容器に充填し
た噴射剤の種類によって異なるが、通常、エアゾール容
器は、内圧が13.7〜24〔(kg/cm2)、実測値〕で変
形し、さらに、17〜25〔(kg/cm2)、実測値〕で爆
発する。従って、本発明においては、キャップが変色し
て表示する上記の設定温度では、エアゾール容器が、爆
発の危険性のある状態におかれていることになり、該キ
ャップの変色は、確実に爆発を警告指示していることに
なる。また、本発明のように、エアゾール容器のキャッ
プを変色させることは、取扱者に非常に認識しやすく、
その結果、エアゾール容器の爆発又は爆発炎上等の誘発
事故を、確実に且つ簡単に警告指示することができ、従
来から要望されていた趣旨に叶うものである。
【0015】また、本発明においては、エアゾール容器
の温度上昇−内圧上昇変化に連動して、容器本体に嵌着
されているキャップを、二段階に分けて変色表示するこ
ともできる。例えば、変色設定温度を40〜60℃で変
色させてキャップの色調あるいは色濃度を変化させ、更
に温度が上昇して60℃を超えて80℃前後となった時
点で、再度キャップの色調あるいは色濃度を変化させる
など、キャップに施す感温変色を二段階にするものであ
る。このように該キャップを所定の設定温度を境に二段
階にわたって変色させることによって、上記したエアゾ
ール容器に対する警告をより的確に指示できる。しかも
一段目の変色が予備的な警告を指示することになり、よ
り安全性を確保しながら、更なる危険の警告を二段目で
指示でき、極めて好都合である。
【0016】また、本発明においては、このような警告
指示をより確実にするために、本発明による上記一段又
は二段階変色表示による警告指示に組合わせて、更に、
必要に応じて、この変色によってキャップの色濃度を低
減させて、該キャップを半透明の淡色(又は無色)にす
るに伴い、色濃度の低減(退色)前には目視できなかっ
たキャップ内部又は内側に表示された、例えば「危険」
なる文字を透視するような表示を工夫することも有効で
ある。
【0017】このように周囲の温度変化で変色又は退色
(あるいは増色)させる本発明に使用される感温変色剤
は、特に限定されるものではないが、好ましくは、常温
で発色しているキャップに施された感温変色剤の色調あ
るいは色濃度が、所定の温度範囲以上で変化し、且つこ
の所定の温度範囲以下では、またもとの色調あるいは色
濃度に戻るように、この感温変色を可逆的に施すことが
できるものが好都合である。このような感温変色剤とし
ては、従来から一般的に公知である(A)の無色又は淡
色の電子供与性呈色性色素であるロイコ色素に、ロイコ
色素を発色させる(B)の電子受容性化合物の顕色剤を
組合わせたものを使用することができる。
【0018】このようにしてキャップに施される感温変
色剤の色調としては、(A)ロイコ色素に、(B)顕色
剤を組合わせて発色させた赤,青,黄,橙,桃,紫,
緑,茶,黒等のほとんどの任意の色調を選んで使用する
ことができる。また、このように(A)ロイコ色素に
(B)顕色剤を組合わせて発色する色調は、一般的には
(A)ロイコ色素に依存し、またその色濃度は(B)顕
色剤に依存するとされている。そこで、本発明において
用いる感温変色剤は、これらを組合わせて発色させた色
調を、上記した所定の変色設定温度を境に、効果的に変
化させるものであればよい。そのために、もし、温度上
昇に伴って退色するような変色を実現する場合には、
(A)ロイコ色素に(B)顕色剤を組合わせ、更にこれ
に(C)減色剤(エステル類)を組合わせることが好ま
しい。本発明においては、これらをそれぞれ別個に添加
させて使用することができるが、これらを扱うハンドリ
ング性からすると、好ましくは、これら三者を予め混合
した感温変色剤の組成物として使用することが好都合で
ある。そこで、本発明に使用する感温変色剤としては、
その使用目的によって以下に挙げる(A)ロイコ色素、
(B)顕色剤及び(C)減色剤から、適宜に選んで予め
混合させて得られる感温変色剤組成物を使用すればよ
い。
【0019】〔(A)ロイコ色素〕感温変色剤組成物に
用いる(A)ロイコ色素は、特に限定されず、一般に公
知のものが使用できる。例えばクリスタルバイオレット
ラクトン(青)、3,3',3''−トリス(p−ジメチル
アミノフェニル)フタリド(青紫)、マラカイトグリー
ンラクトン(緑)、3,3’−ビス(p−ジメチルアミ
ノフェニル)フタリド(緑)、ローダミンBラクタム
(赤)、3,6−ジメトキシフルオラン(黄)、3,3
−ジプトキシフルオラン(黄)、3 −シクロヘキシルア
ミノ−6 −クロロフルオラン(橙)、ジエチルアミノベ
ンゾフロオラン(桃)、8 −ジエチルアミノ−6 −メチ
ル−7 −アニリノフルオラン(黒)、3 −ジエチルアミ
ノ−6 −メチル−7 −フェニルアミノフルオラン(黒)
などの置換フェニルメタン及びフルオラン誘導体、各種
のスピロラン類(黄褐〜赤緑)、インドリルフタリド系
色素(青〜緑)等を挙げることができる。これらのロイ
コ色素の一種又は二種以上を組合わせて用いることがで
きるものである。本発明においては、感温変色剤組成物
の常温での色調が、変色設定温度40〜80℃を境に一
段又は二段階に変化するようにロイコ色素の一種又は二
種を適宜に組合わせて使用することができる。
【0020】〔(B)顕色剤〕本発明においては、ロイ
コ色素を発色させる(B)顕色剤は、特に限定されず、
一般的に公知のものを使用することができる。例えば、
フェノール類として、フェノール,m−クレゾール,p
−クレゾール,p−ノニルフェノール,o−フェニルフ
ェノール,p−フェニルフェノール,ビスフェノール
A,ビスフェノールF,レゾルシン,ピロガロール,カ
テコールなどがあり、オキシ芳香族カルボン酸類とし
て、サリチル酸,p−オキシ安息香酸,p−オキシ安息
香酸メチル,サリチル酸メチル,レゾルシン酸,没食子
酸,没食子酸ブチル,タンニン酸などがあり、カルボン
酸として、フタル酸,ピロメリット酸,トリメリット
酸,ラウリン酸,ステアリン酸等を挙げることができ
る。本発明では、これらの顕色剤の1種又は2種以上を
組み合わせて使用することができる。また、本発明にお
いては顕色剤として、無機化合物であって、固体酸を有
する酸性白土等のスメクタイト粘土鉱物を酸処理して得
られる多孔質で且つ微粉状の活性ケイ酸を必要に応じ
て、単独又は上記有機顕色剤に併用して使用することが
できる。
【0021】〔(C)減色剤〕また、上述するようにロ
イコ色素と顕色剤とを組合わせて発色する色調を、所定
の変色設定温度を境に可逆的に退色させる(C)減色剤
としては、例えば、脂肪族カルボン酸のアルキルエステ
ルとして、カプリル酸オクチル,カプリル酸デシル,カ
プリル酸ミリスチン,カプリル酸セチル,ラウリン酸エ
チル,ラウリン酸デシル,ラウリル酸ラウリル,ラウリ
ン酸ミスチリン,ラウリン酸セチル,ラウリン酸ステア
リル,ミリスチン酸メチル,ミリスチン酸デシル,ミリ
スチン酸ラウリル,ミリスチン酸セシル,パルミチン酸
メチル,パルミチン酸デシル,パルミチン酸ラウリル,
パルミチン酸セチル,パルミチン酸ステアリル,ステア
リン酸メチル,ステアリン酸ブチル,ステアリン酸オク
チル,ステアリン酸ステアリルを挙げることができ、分
子内に少なくとも1種の芳香族環を有するエステルとし
て、酢酸フェニル,酢酸2,3,4−トリメトキシフェ
ニル,ラウリン酸ペンタクロロフェニル,ステアリン酸
フェニル,ステアリン酸p−メチルフェニル,パルミチ
ン酸フェニル,パルミチン酸p−メチルフェニル,パル
ミチン酸p−ビフェニル,アセチルグライヤコール、脂
肪族カルボン酸とアリール置換アルカノールのエステル
として、アクリル酸−2,4,6−トリプロモフェニ
ル,メタクリル酸−2,4,6−トリプロモフェニルを
挙げることができ、芳香族カルボン酸と脂肪族アルコー
ルとのエステルとして、安息香酸オクチル,安息香酸ラ
ウリル,安息香酸オレイル,p−メチル安息香酸ステア
リル,p−メチル安息香酸セチル,p−t−ブチル安息
香酸ミリスチル,p−メトキシ安息香酸セシル,p−ク
ロロ安息香酸エチル,p−クロロ安息香酸セシル,p−
メチル安息香酸ミリスチン,トルイル酸エチル,p−オ
キシ安息香酸メチル,p−ステアロキシ安息香酸メチ
ル,ベンゾイル安息香酸メチル,フタル酸ジメチル,フ
タル酸ジオクチル,フタル酸ジデシル,イソフタル酸ジ
ヘプチル,イソフタル酸ノニル,テレフタル酸オクチ
ル,テレフタル酸ジデシルを挙げることができ、芳香族
カルボン酸とフェノールのエステルとして、安息香酸フ
ェニル,テレフタル酸ジフェニルを挙げることができ、
芳香族カルボン酸とアリール置換アルカノールのエステ
ルとして、安息香酸ベンジル,安息香酸フェニルエチル
を挙げることができ、アリール置換アルカノールと脂肪
族アルコールのエステルとして、ベンジル酸ラウリル,
ベンジル酸ミリスチルを挙げることができ、芳香族アル
コールと脂肪族カルボンのエステルとして、パルミチン
酸β−ナフチル,ジヒドロキシナフタレンジステアレー
ト等を挙げるこができる。本発明においては、これら減
色剤(エステル類)の1種又は2種以上を組合わせて使
用することができる。
【0022】本発明において上記のように使用される減
色剤のエステルは、後述するようにキャップ自体の素材
及びこれに関連して選択される感温変色剤組成物の施す
方法等によって、適宜に選択される。例えば、該組成物
を塗料に含有させて塗布する方法では特に限定する必要
がないが、特に練り込み方法でキャップの樹脂に施す場
合には、成形後のブリードを抑制させる観点から、その
融点は高めのものが好適である。
【0023】そこで、キャップの素材がプラスチックで
あって、該キャップに感温変色剤組成物を練込み方法で
施して得られた本発明による感温変色キャップについ
て、該キャップの一段変色及び二段変色について、以下
に具体的に説明する。 〔一段変色の感温変色キャップ〕ポリエチレンを基材樹
脂に用いて一段変色の感温変色プラスチックキャップを
調製する。混練温度約220℃のスクリュー式シリンダ
ーに予め淡黄色に着色した該樹脂100重量部当たり、
ロイコ色素、顕色剤及び減色剤からなる赤色の感温変色
剤組成物を5〜15重量部を練り込み、溶融させた後、
シリンダー先端部のノズルから、温度約20℃の金型に
射出させてキャップ自体の色調が赤色の感温変色キャッ
プを得る。 〔二段変色の感温変色キャップ〕ポリエチレンを基材樹
脂に用いて二段変色の感温変色プラスチックキャップを
調製する。混練温度約220℃のスクリュー式シリンダ
ーに予め淡桃色(ピンク色)に着色した該樹脂100重
量部当たり、ロイコ色素、顕色剤及び減色剤からなる常
温で青色の感温変色剤組成物を2.2重量部とロイコ色
素、顕色剤及び減色剤からなる常温で水色の感温変色剤
組成物を8.8重量部とを練り込み溶融させた後、シリ
ンダー先端部のノズルから、温度約20℃の金型に射出
させてキャップの色調が、濃青紫色の感温変色キャップ
を得る。
【0024】また、本発明に使用されるキャップ自体の
素材としては、プラスチック、スチール及びアルミニウ
ムなどから選ばれた少なくとも1種を使用することがで
きる。これらの素材を用いた本発明のエアゾール容器用
感温変色キャップは、これらのキャップの素材によっ
て、感温変色剤組成物を該キャップに施す方法として、
下記(1)〜(3)等の方法から適宜に選択することが
できる。すなわち、(1)キャップ自体の素材が、プラ
スチックであって、通常の公知の成形方法で、該キャッ
プの成形時に、感温変色剤組成物をその樹脂に練込む方
法、(2)キャップ自体の素材が、プラスチック、スチ
ール及びアルミニウムの少なくとも1種であって、その
キャップの表面に、感温変色剤組成物を含有する樹脂塗
料を塗布する方法、及び(3)キャップ自体の素材が、
プラスチック、スチール及びアルミニウムの少なくとも
1種であって、そのキャップの表面に、感温変色剤組
成物を練込んだ樹脂シート又は該組成物を内填する紙
シート及び該組成物を含有する塗料を塗布した紙シー
トを貼付ける方法等を挙げることができる。本発明にお
いては、このようにキャップの素材によっても感温変色
剤組成物の施し方が異なり、しかも既に上述するように
該組成物の変色設定温度によっても、該組成物の施し方
も異なることから、これら(1)〜(3)の方法の何れ
がより好適であるかは一概に特定されないが、本発明に
おいては、好ましくは、これらのなかでも感温変色キャ
ップを製造するコストが、低廉である上記(1)の練込
み方法がより好適に使用される。
【0025】そこで、(1)の練込み方法においてキャ
ップ自体に使用される樹脂としては、特に限定されない
が、熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂から適宜に選ぶこと
ができる。熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレ
ン,ポリプロピレン,ポリスチレン,塩素化ポリエチレ
ン,ポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビニリデン,ポリビニル
ブチラール,ポリ−4−メチルペンテン−1,ABS樹
脂,ポリアクリル,アクリロニトリル−スチレン樹脂,
熱可塑性ポリウレタン,ポリブテン−1等を挙げること
ができる。また、熱硬化性樹脂としては、不飽和ポリエ
ステル樹脂,エポキシ樹脂,フェノール樹脂,ユリア樹
脂,メラミン樹脂,ポリカーボネート,ポリアミド,ア
セタール樹脂,ポリエチレンテレフタレート,ポリイミ
ド樹脂等を挙げることができる。ところで、感温変色剤
組成物に使用されるロイコ色素は、一般的に耐熱性があ
まり高くないことから、練り込み方法で該キャップを成
形する樹脂としては、好ましくは、成形温度が比較的に
低い樹脂が選択され、しかもコスト的に低廉な汎用樹脂
であるポリチレン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビニル及
びポリスチレン等が好適に使用される。また、感温表示
による警告指示をより確実にする手段として、感温変色
に組合わせて「危険」文字を表示させる場合には、キャ
ップ自体の樹脂、貼付けシートの樹脂及び塗布する塗料
の結合剤樹脂等は透明又は半透明の樹脂がより好適であ
る。
【0026】本発明に使用されるプラスチック製キャッ
プには、感温変色剤組成物の発色性及び感温変色性等を
損なわない限りにおいて、必要に応じて、染料,蛍光顔
料,体質顔料を添加することができる他、通常、プラス
チック成形体に添加される添加剤である、例えば、紫外
線吸収剤,紫外線安定剤,酸化防止剤,老化防止剤,可
塑剤,滑剤等を添加することができる。また、本発明に
おいては、(1)の練込み方法で感温変色剤組成物をキ
ャップに施す方法には、既に上述するように射出成形に
よる以外に、押出し成形、ブロー成形、圧縮成形、真空
成形等の公知の成形方法による練込み方法も好適に使用
される。
【0027】また、本発明においては、感温変色剤組成
物を上述する(2)の塗布方法によってキャップに施す
に当たっては、該キャップは、プラスチック製でも、そ
の他のスチール製及びアルミニウム製でも又はこれらを
組合わせて得られる何れかのキャップであってもよい。
このような(2)の塗布方法に用いられる感温変色剤組
成物を含有する塗料としては、従来から一般的に使用さ
れている結合剤樹脂を用いた塗料であればよく、その結
合剤樹脂として、例えば、塩化ビニル樹脂,酢酸ビニル
樹脂,アクリル樹脂,エポキシ樹脂,フェノール樹脂,
ウレタン樹脂,アルキド樹脂,変性アルキド樹脂,熱硬
化アミノアルキド樹脂,熱硬化アクリル樹脂,不飽和ポ
リエステル樹脂等から適宜に使用することができる。ま
た、本発明に用いるこれらの塗料には、感温変色剤組成
物の発色性及び感温変色性等を損なわない限り、必要に
応じて、例えば、染料,蛍光顔料,体質顔料,タレ止め
剤,沈降防止剤,分散剤,増粘剤,紫外線吸収剤,紫外
線安定剤,酸化防止剤等を添加させることができる。
【0028】また、本発明においては、(3)の貼付け
る方法によって感温変色剤組成物をキャップに施す方法
では、該キャップ自体の素材がプラスチックでも、その
他のスチール及びアルミニウムでも又はこれらを組合わ
せた何れの素材からなるキャップであってもよい。この
キャップの表面に、感温変色剤組成物を施したシートを
貼付けるに当たって、本発明においては、上述する感
温変色剤組成物を練込んだ樹脂シート又は該組成物を
内填した紙シ─ト及び該組成物を含有する塗料を塗布
した紙シートの何れも使用することがきる。そこで、
の樹脂シートについては、上記する熱可塑性樹脂及び熱
硬化性樹脂の軟質配合による樹脂組成物をシート状に成
形して用いることができる。また、の内填紙シートに
ついては、原紙としてパルプ紙及び合成紙の何れかに感
温変色剤組成物を含有させた内填紙を用いることができ
る。さらに、の塗布紙シートについて、塗布する感温
変色剤組成物を含有する塗料として水性及び油性の何れ
も使用することができる。
【0029】
【実施例】本発明は、以下の実施例において更に詳しく
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0030】実施例1 ペレット状のポリエチレン樹脂90重量部と松井色素化
学(株)製のCHROMICOLOR Pink(37)(商品名)7.5重量
部及びCHROMICOLOR Turquoise Blue(47)(商品名)2.5
重量部を配合して充分に溶融混練後、温度20℃の金型
に押出し成形して、外径が24mmで、高さ28mm、
厚さ1.2mmのキャップ状試験片を調製した。このキャ
ップ状試験片について加熱変色試験を行ったところ、約
40℃まではえび茶色を呈し、約40℃で黄緑色に変色
し、さらに約60℃で黄色に変色した。
【0031】実施例2 ペレット状のポリエチレン樹脂90重量部と松井色素化
学(株)製のCHROMICOLOR Green(37)(商品名)9重量部
及びCHROMICOLOR Gold Orange(47)(商品名)1重量部を
配合して充分に溶融混練後、温度20℃の金型に押出し
成形して、外径が24mmで、高さ28mm、厚さ1.2
mmのキャップ状試験片を調製した。このキャップ状試
験片について加熱変色試験を行ったところ、約40℃ま
では濃緑色を呈し、約40℃で橙色に変色し、さらに約
60℃で黄色に変色した。
【0032】実施例3 ペレット状のポリエチレン樹脂90重量部と松井色素化
学(株)製のCHROMICOLOR Fast Blue(37)(商品名)2重
量部及びCHROMICOLOR Turquoise Blue(47)(商品名)8
重量部を配合して充分に溶融混練後、温度20℃の金型
に押出し成形して、外径が24mmで、高さ28mm、
厚さ1.2mmのキャップ状試験片を調製した。このキャ
ップ状試験片について加熱変色試験を行ったところ、約
40℃までは濃青紫色を呈し、約40℃で赤紫色に変色
し、さらに約60℃でピンク色に変色した。
【0033】実施例4 ペレット状のポリエチレン樹脂90重量部と松井色素化
学(株)製のCHROMICOLOR Gold Orange(37)(商品名)7.
5重量部及びCHROMICOLOR Turquoise Blue(47)(商品
名)2.5重量部を配合して充分に溶融混練後、温度20
℃の金型に押出し成形して、外径が24mmで、高さ2
8mm、厚さ1.2mmのキャップ状試験片を調製した。
このキャップ状試験片について加熱変色試験を行ったと
ころ、約40℃までは赤茶色を呈し、約40℃で紫色に
変色し、さらに約60℃でピンク色に変色した。
【0034】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明による
感温変色キャップをボンベ型エアゾール容器のキャップ
に用いることにより、キャップに施した感温変色剤によ
る変色表示は、従来から課題であったエアゾール製品が
80℃を超える温度下に曝されて爆発又は爆発炎上を誘
発する危険を、使用者に確実に且つ簡単に、しかも未然
に防止する警告指示として知らせることができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧ガスを充填したキャップ付きエアゾ
    ール容器において、感温変色剤を施された前記キャップ
    が、高温下に曝されて温度上昇−内圧上昇変化に連動し
    て変色表示することを特徴とするエアゾール容器用感温
    変色キャップ。
  2. 【請求項2】 温度上昇−内圧上昇変化に連動して、上
    記キャップが二段階に変色表示することを特徴とする請
    求項1記載の変色キャップ。
  3. 【請求項3】 上記キャップが、プラスチック,スチー
    ル及びアルミニウムから選ばれた少なくとも1種の材料
    からなる請求項1記載の変色キャップ。
  4. 【請求項4】 上記感温変色剤が、キャップに練込まれ
    ていることを特徴とする請求項1記載の変色キャップ。
  5. 【請求項5】 上記感温変色剤が、キャップに塗布され
    ていることを特徴とする請求項1記載の変色キャップ。
  6. 【請求項6】 上記感温変色剤が、キャップに貼付けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の変色キャッ
    プ。
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