JP2000118361A - 機能性ワイパーブレード - Google Patents

機能性ワイパーブレード

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JP2000118361A
JP2000118361A JP10294197A JP29419798A JP2000118361A JP 2000118361 A JP2000118361 A JP 2000118361A JP 10294197 A JP10294197 A JP 10294197A JP 29419798 A JP29419798 A JP 29419798A JP 2000118361 A JP2000118361 A JP 2000118361A
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JP
Japan
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wiper blade
silicone rubber
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water
glass surface
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JP10294197A
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English (en)
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Makoto Ishii
誠 石居
Ryutaro Hidaka
隆太郎 日高
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Soft99 Corp
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Soft99 Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S2001/3827Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element
    • B60S2001/3829Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element characterised by the material of the squeegee or coating thereof

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天然ゴムを主原料とする従来のワイパーブ
レードではどうしても十分に満足できなかった耐熱性、
耐寒性、耐薬品性、耐オゾン性などについての問題点を
解決し、同時に、車両ガラス面に水の膜が残らないよう
に雨粒を拭き取る機能を有し、それにもかかわらず車両
ガラス面との間で良好な摺動性を発揮し得る機能性ワイ
パーブレードを提供する。 【解決手段】 シリコーンゴム組成物の成形体でなり、
シリコーンゴム組成物には、表面にブリードアウトし得
る量の撥水剤が含まれている。撥水剤にはシリコーンオ
イルを用いることができ、その含有率はシリコーンゴム
100部に対し0.1〜10部である。成形体の表面
に、摩擦係数を低下させるための表面処理又はコーティ
ングを施しておくことが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機能性ワイパーブ
レード、詳しくは、車両ガラス面との摺動性を改善する
機能や、車両ガラス面に撥水性を付与することのできる
機能などを備えた機能性ワイパーブレードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワイパーブレードでは、車両ガラ
ス面とワイパーブレードとの界面に薄い水の膜を形成す
ることによって良好な視界を得るようにしている。車両
ガラス面に薄い水の膜を形成させるためには、車両ガラ
ス面と摺動するワイパーブレードのリップ部を極微少の
水が通り抜ける必要があるので、そのリップ部は、極微
少の水を通過させ得る程度に粗面になっていなければな
らない。また、ワイパーブレードのリップ部を通り抜け
る極微少の水は、ワイパーブレードと車両ガラス面との
摺動性にも影響を及ぼす。
【0003】しかし、通常の条件下で車両ガラス面が一
様な濡れ状態になることは稀であり、カーワックスや路
面からのアスファルト成分、排気ガス、大気中の汚れな
どが付着し、白くぼけたような曇った状態になったり油
膜が形成されたりする。こうなると、満足のいく視界の
確保が難しく、また、ワイパーブレードにがた付きやビ
ビリが生じて円滑な摺動性が得られなくなる。
【0004】一方、従来のワイパーブレードは、それに
要求される平均的物性をバランスよく備えているという
点とコスト的な面とから天然ゴムを主原料とするものが
多かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、天然ゴムに
は、耐熱性、耐寒性、耐薬品性(耐溶剤性や耐油性など
を含む)、耐オゾン性などの個別の特性に関して、合成
ゴムに比べて劣るという欠点がある。そのため、天然ゴ
ムを主原料とする従来のワイパーブレードは、耐熱性、
耐寒性、耐薬品性、耐オゾン性などに関してそれほど好
ましいものであるとは言えず、また、それらの個別の物
性に劣っている点がワイパーブレードに要求される諸機
能をも著しく低下させているという問題があった。
【0006】本発明は、天然ゴムを主原料とする従来の
ワイパーブレードではどうしても十分に満足できなかっ
た耐熱性、耐寒性、耐薬品性、耐オゾン性などのいくつ
かの問題点を解決すると同時に、車両ガラス面に水の膜
が残らないように(形成しないように)雨粒を拭き取る
機能(払拭性)を有し、それにもかかわらず車両ガラス
面との間で良好な摺動性を発揮し得る機能性ワイパーブ
レードを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る機能性ワイ
パーブレードは、シリコーンゴム組成物の成形体でなる
というものである。
【0008】本発明のように、ワイパーブレードにシリ
コーンゴム組成物を使用すると、シリコーンゴム組成物
自体に備わっている特性によって、耐熱性、耐寒性、耐
薬品性、耐オゾン性が天然ゴムを主原料とする従来品と
比較して数段向上する。
【0009】たとえば、夏場では、自動車のボンネット
付近の温度が70〜90℃と非常に高温になることがあ
るので、天然ゴムを主原料とする従来のワイパーブレー
ドでは比較的早期に軟化が起こって良好な状態での使用
を続けることが困難になりやすいけれども、シリコーン
ゴム組成物を用いた本発明に係る機能性ワイパーブレー
ドでは、シリコーンゴム組成物自体がその温度に対して
十分な耐熱性を有することから使用上何らの心配もな
い。
【0010】また、冬場の寒冷地では、ボンネット付近
の温度は−40℃近くの極低温になることがあるので、
天然ゴムを主原料とする従来のワイパーブレードでは比
較的早期に脆化が起こって良好な状態での使用を続ける
ことが困難になりやすいけれども、シリコーンゴム組成
物を用いた本発明に係る機能性ワイパーブレードでは、
シリコーンゴム組成物自体がその温度に対して十分な耐
寒性を有することから使用上何らの心配もない。
【0011】さらに、耐オゾン性についてみると、天然
ゴムを主原料とする従来のワイパーブレードは、天然ゴ
ムの性質上、耐オゾン性に極端に劣る点が最も弱い点で
あるといえる。そのため、天然ゴムに老化防止剤や耐オ
ゾン性を持つ薬品(物性改良剤)を充填することによっ
て耐オゾン性を向上させようとすることが試みられてき
たのであるが、そのようにすると、天然ゴム自体に備わ
っている他の物性が損なわれるおそれがある。しかし、
シリコーンゴム組成物を用いた本発明に係る機能性ワイ
パーブレードでは、シリコーンゴム組成物自体が耐オゾ
ン性に優れているので、従来のように物性改良剤を余分
に添加する必要がなく、その結果、シリコーンゴム組成
物に備わっている他の物性を損なうおそれはなくなる。
【0012】さらに、天然ゴムを主原料とする従来のワ
イパーブレードは、天然ゴム自体の性質により耐溶剤性
や耐薬剤性に乏しい。しかし、シリコーンゴム組成物を
用いた本発明の機能性ワイパーブレードは、シリコーン
ゴム組成物自体の性質により、耐溶剤性や耐薬品性に非
常に優れたものとなり、近年のカーケミカル用品類の発
達に伴ってワイパーブレードに要求されるようになって
きた耐溶剤性や耐薬品性についても満足の得られるもの
となる。
【0013】以上より、シリコーンゴム組成物の成形体
でなる本発明の機能性ワイパーブレードでは、従来のワ
イパーブレードの欠点であった高温時での軟化、低温時
での脆化、周囲の環境による劣化といった使用時期や使
用場所、使用環境などによるワイパーブレードの物性の
変化がほとんど無いに等しくなり、長期に亘って初期性
能が持続されるようになる。また、耐溶剤性や耐薬品性
などの物性が従来品に比べて数段向上する。
【0014】一方、ワイパーブレードの摺動性、つまり
ワイパーブレードの摩擦係数に関してみると、従来のワ
イパーブレードは、車両ガラス面上の水が切れたときや
車両ガラス面が撥水状態になっているときには、水によ
る潤滑性が発揮されにくくなるため、ワイパーブレード
と車両ガラス面の摩擦抵抗が大きくなってワイパーブレ
ードにビビリや鳴きといった現象が発生する。ところ
が、本発明に係る機能性ワイパーブレードのように、滑
性に優れた樹脂であるシリコーンゴム組成物が用いられ
ていると、そのワイパーブレードに付与される滑性によ
ってビビリや鳴きが抑えられる。本発明の範囲内におい
て、ワイパーブレードのビビリや鳴きを抑える手段とし
ては、ワイパーブレードの表面層を一部改良する方法も
採用することが可能である。たとえば、シリコーンゴム
組成物の成形体の表面にフッ素樹脂をコーティングした
り、シリコーンゴム組成物の成形体の表面に電子線照射
処理を行うといった手段がある。これらの手段で、ワイ
パーブレードの車両ガラス面に対する摩擦係数を低下さ
せ、車両ガラス面上で摺動性のよいワイパーブレードと
することは、ビビリや鳴きを防ぐ方法として好ましい方
法である。
【0015】本発明に係る機能性ワイパーブレードで
は、上記シリコーンゴム組成物が、表面にブリードアウ
トし得る量の撥水剤を含有していることが望ましい。
【0016】このような機能性ワイパーブレードによる
と、車両ガラス面上でその機能性ワイパーブレードを摺
動させることによって、機能性ワイパーブレードの表面
にブリードアウトした撥水剤が車両ガラス面に付着して
撥水剤の薄い膜(撥水膜)を一様に形成する。また、何
らかの条件で車両ガラス面上の撥水膜が一時的にあるい
は局部的に不均一になったとしても、機能性ワイパーブ
レードとの摺動によってその箇所に撥水膜が再び形成さ
れるので、その不均一性が修復される。その結果、車両
ガラス面上の撥水膜が常に一様に保たれ、撥水膜の部分
的なギラつき現象がなくなる。その上、車両ガラス面上
にいちいち手作業で撥水処理を行う必要がなくなり、た
とえば、雨天時であっても本発明の機能性ワイパーブレ
ードを作動させているだけで自然と車両ガラス面上の撥
水処理が行われる。
【0017】この点に関し、従来は、車両ガラス面上の
撥水処理は、撥水処理液を用いてすべて手作業で行なわ
れていた。このような従来の撥水処理によると、一時的
には良い結果が得られるけれども、撥水処理を手作業で
行わねばならない面倒があり、また、一旦形成された撥
水膜が、車両走行中のゴミや砂、その他の物と衝突した
りワイパーブレードなどとの摩擦による研磨作用を受け
たりして局部的に破壊され、撥水膜に穴があくという事
態を生じやすい。そのような事態が起こると、車両ガラ
ス面上に撥水部分と親水部分ができてしまい、撥水膜が
非常に不均一となってしまい、運転者からは見ずらい視
界となってしまう。
【0018】また、本発明に係る機能性ワイパーブレー
ドを装備した車両では、車両ガラス面が自然にいつも撥
水状態に保たれるので、走行運転中ならば、雨天時に車
両ガラス面に付着した雨滴を排除する作用が良好に発揮
されるだけでなく、吹雪時などでも、車両ガラス面上を
雪がすべり落ちるので、雪が車両ガラス面にこびり付く
ことを防ぐ作用が発揮される。駐車中ならば、たとえ雪
がガラス面上にいくら積もっていようが、本発明に係る
機能性ワイパーブレードを作動させることにより、その
雪をすぐに拭き払ってしまうことができる。霜について
も同じことが言える。
【0019】この点に関し、駐車中などにワイパーブレ
ードを作動させ続けない限り雪の車両ガラス面上への付
着が顕著に起こり、一旦付着した雪はワイパーブレード
を作動させただけでは容易に取り除くことができないの
で、従来は、面倒であっても車両ガラス面上の雪を手作
業で取り除くことを余儀なくされていた。また、寒冷地
では、車両ガラス面上の霜対策として、面倒であって
も、車両ガラス面に毛布等の織布を被せることにより、
霜が車両ガラス面上に直接降りない様にしていたのであ
る。
【0020】本発明の機能性ワイパーブレードに用いる
シリコーンゴムには一般市販品であるシリコーンゴムコ
ンパウンドを用いることが可能である。この種のシリコ
ーンゴムには、たとえば、ジメチルシリコーンゴム、フ
ェニルシリコーンゴム、ビニルシリコーンゴム、メチル
ビニルフェニルシリコーンゴム、メチルフェニルシリコ
ーンゴム、フッ化シリコーンゴムなどがあるけれども、
これらに限定されるものではなく、他の種類のシリコー
ンゴムを用いることも可能である。シリコーンゴムはワ
イパーブレードに適する物性を有していることが必要で
ある。具体的には、硬度45〜70°(JIS)、引張
り強さ65〜120Kgf/cm2 、伸び200/70
0%、引裂き強さ5〜50Kgf/cm(JIS A
型)、圧縮永久歪3〜30(200度/4時間)という
物性を満たすシリコーンゴムを使用することが好まし
い。
【0021】上記シリコーンゴムはプレス加硫される。
加硫剤には一般市販品を用いることができる。この種の
加硫剤には、たとえば、ベンゾイルパーオキサイド、ビ
ス−2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、ター
シャリブチルパーベンゾエイト、ジクロルパーオキサイ
ド、ジターシャリブチルパーオキサイド、p−モノクロ
ルベンゾイルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,
5ビス(t−ブチルパーオキシ)−ヘキサン、金属塩含
有付加型加硫剤などがあるけれども、これらに限定され
るものではなく、他の種類の加硫剤を用いることも可能
である。
【0022】本発明に係る機能性ワイパーブレードに用
いる撥水剤には、ジメチルシリコーンオイル、メチルフ
ェニルシリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイ
ル、メチルスチレン変性シリコーンオイル、オレフィン
変性シリコーンオイル、フッ素変性シリコーンオイル、
メルカプト変性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコ
ーンオイル、高級脂肪酸変性シリコーンオイル、カルナ
バ変性シリコーンオイル、ラジカル反応性シリコーンオ
イル、アミド変性シリコーンオイル、アミン変性シリコ
ーンオイル、環状シリコーンオイルなどのシリコーンオ
イルがあるけれども、これらに限定されない。また、シ
リコーンオイルは、上掲のものの1種だけを用いても、
2種以上のものを混合して用いてもよい。
【0023】本発明に係る機能性ワイパーブレードは、
上記撥水剤がシリコーンオイルであり、かつ、そのシリ
コーンオイルがシリコーンゴム100部に対し0.1〜
10部含有されていることが望ましい。撥水剤としての
シリコーンオイルの量が0.1部より少ないと、シリコ
ーンゴム中より撥水剤がブリードしてこなくなり、車両
ガラス面に対して撥水剤として働かないおそれがある。
また、10部より多いとシリコーンゴムからのブリード
アウト量が多くなりすぎて車両ガラス面上で油膜を形成
し、その油膜が視界を低下させる原因になるおそれがあ
る。好ましい量は0.5〜8部である。
【0024】本発明に係る機能性ワイパーブレードは、
リップ部などに表面処理を施さなくても、ワイパーブレ
ードに要求される耐熱性、耐寒性、耐オゾン性、耐薬品
性などの物性や性質を備え、しかも、ワイパーブレード
の表面から撥水剤をブリードアウトする機能を発揮す
る。しかしながら、表面処理を行っていないシリコーン
ゴム組成物の成形体では一般に摩擦抵抗が大きすぎる傾
向があり、車両ガラス面に対する良好な摺動性が得られ
ない場合もあるので、何らかの表面処理を行なって車両
ガラス面に対する摩擦係数を低下させ、ワイパーブレー
ドとしてのスムーズな摺動性を得ることが望ましい。
【0025】そこで、上記成形体の表面に、摩擦係数を
低下させるための表面処理又はコーティングを施してお
くことが望ましい。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明に係る機能性ワイパーブレ
ードは、たとえば次に説明する方法に従って製造するこ
とができる。上掲のシリコーンゴムから選ばれる所望の
シリコーンゴムコンパウンド100部に対し上掲の加硫
剤から選ばれる所望の加硫剤を0.5〜5.0部を加え
てロール上でよく混練し、その混練中に、上掲の撥水剤
から選ばれる1種又は2種以上の撥水剤をシリコーンゴ
ムコンパウンド100部に対し0.1〜10部好ましく
は0.5〜8部加える。この後、これらの混合物である
シリコーンゴム組成物をシート状に押し出すことによっ
て予備成形した後、金型プレス上で約15分間、165
℃前後で一次加硫する。その後一次加硫の終わった予備
成形品(半成形品)を約4時間、200℃前後で二次加
硫する。金型プレスの代わりに、射出成形や押出し成形
を行ってもよい。
【0027】この方法で成形し二次加硫を行うことによ
って得られた本発明に係る機能性ワイパーブレードは、
リップ部などに表面処理を施さなくても、ワイパーブレ
ードに要求される耐熱性、耐寒性、耐オゾン性、耐薬品
性などの物性や性質を備え、しかも、ワイパーブレード
の表面から撥水剤をブリードアウトする機能を発揮す
る。しかしながら、この二次加硫後の成形体では一般に
摩擦抵抗が大きすぎる傾向があり、車両ガラス面に対す
る良好な摺動性が得られない場合もあるので、何らかの
表面処理を行なって車両ガラス面に対する摩擦係数を低
下させ、ワイパーブレードとしてのスムーズな摺動性を
得ることが望ましい。摩擦係数を低下させる方法には、
シリコーンゴムコンパウンド中に潤滑性に優れたパウダ
ーを練り込む方法があるが、この方法は成形体の他の物
性に著しい悪影響を与えるおそれがあるため、あまり好
ましい方法とは言えない。好ましい方法としては、フッ
素コーティング剤やシリコーン系コーティング剤を直接
ワイパーブレードのリップ部に塗布する方法や、それら
のコーティング剤の中に、さらに二硫化モリブデン、グ
ラファイト、窒化ホウ素、フッ化黒鉛、PTFE(ポリ
テトラフルオロエチレン)、シリコーンパウダー、シリ
コーンゴムパウダー、ナイロンパウダーなどの固体油滑
剤を添加したものをワイパーブレードのリップ部に塗布
する方法がある。具体的にはポリフロンTFEタフコー
トエナメル(ダイキン工業社製)、ダイエルラテックス
(ダイキン工業社製)、ダイフリーMS(ダイキン工業
社製)、セパコート(信越化学工業社製)、Sコート
(信越化学工業社製)、シルマーク(信越化学工業社
製)、シルコート(信越化学工業社製)から選ばれる変
性改質剤を塗布使用すればよいが、これに限定されな
い。塗布方法としてはハケ塗りでもスプレー塗りでもデ
ィピングでもよい。
【0028】化学的、物理的にワイパーブレード表面を
変性改質させる方法もある。具体的には、EB照射処理
やα線照射処理を行えばよい。
【0029】
【実施例】以下に(1)〜(8)で説明する処方に従っ
て発明品1〜4と比較品1〜4とを製作した。
【0030】(1)発明品1 シリコーンゴムコンパウンドKE−961−u(信越化
学工業社製)100部に対して加硫剤c−8(2,5−
ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)−ヘ
キサン系、信越化学工業社製)2部を加え、さらに撥水
剤として、KF−96−50cs(ジメチルシリコーン
オイル、信越化学工業社製)0.5部をロール上で混練
して、4mm厚にシート出しした後、165℃で15分
間一次加硫を行い、その後200℃で4時間二次加硫を
行なってシリコーンゴム組成物の成形体を得た。その
後、この成形体のリップ部両面にダイエルラテックスD
PA−362(ダイキン工業社製)をスプレーしてコー
ティングした後、100℃で30分間硬化させた。これ
を発明品1とした。発明品1の物性は次の通りであっ
た。 硬度(JIS) 65° 引張り強さ 70kgf/cm2 伸び 260% 引裂き強さ 10kgf/cm(JIS A型) 圧縮永久歪 13(200℃、4時間)
【0031】(2)発明品2 シリコーンゴムコンパウンドKE−9611−u(信越
化学工業社製)100部に対して加硫剤c−8(2,5
−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)−
ヘキサン系、信越化学工業社製)2部を加え、さらに撥
水剤として、KF910(高級脂肪酸変性シリコーンオ
イル、信越化学工業社製)2部をロール上で混練して、
4mm厚にシート出しした後、165℃で15分間一次
加硫を行い、その後200℃で4時間二次加硫を行なっ
てシリコーンゴム組成物の成形体を得た。その後、この
成形体のリップ部両面にポリフロンTFEタフコートエ
ナメル(Tc−7400)100部に対して二硫化モリ
ブデン10部を加え、ハケで塗布後、180℃で30分
間硬化させた。これを発明品2とした。発明品2の物性
は次の通りであった。 硬度(JIS) 65° 引張り強さ 75kgf/cm2 伸び 300% 引裂き強さ 8kgf/cm(JIS A型) 圧縮永久歪 3.0(180℃、22時間)
【0032】(3)発明品3 シリコーンゴムコンパウンドKE−561−u(信越化
学工業社製)を全量で100部に対して、加硫剤c−1
9A(白金触媒系、信越化学工業社製)0.5部を加
え、さらにc−19B(架橋剤、信越化学工業社製)
2.5部を加え、撥水剤として、X−22−819(フ
ッ素変性シリコーンオイル、信越化学工業社製)8部を
ロール上で混練して、4mm厚にシート出しした後、1
65℃で15分間一次加硫を行い、その後200℃で4
時間二次加硫を行なって成形体を得た。その後、この成
形体のリップ部両面をシルマークTM(信越化学工業社
製)の液中でディピング塗布した後、150℃で10分
間乾燥させた。これを発明品3とした。発明品3の物性
は次の通りであった。 硬度(JIS) 65° 引張り強さ 106kgf/cm2 伸び 604% 引裂き強さ 31kgf/cm(JIS A型) 圧縮永久歪 14(180℃、22時間)
【0033】(4)発明品4 シリコーンゴムコンパウンドKE−961−u(信越化
学工業社製)を全量で100部に対し、加硫剤c−8
(2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルパーオ
キシ)−ヘキサン系、信越化学工業社製)2部を加え、
さらに撥水剤として、KF99(メチルハイドロジエン
ポリシロキサン、信越化学工業社製)5部をロール上で
混練して、4mm厚にシート出しした後、165℃で1
5分間一次加硫を行い、その後200℃で4時間二次加
硫を行なって成形体を得た。その後、この成形体のリッ
プ部両面にEB(電子線)照射処理を行った。その時の
照射線量は20Mrads(メガラット)で、照射回数
はリップ部両面に各2回ずつ照射した。これを発明品4
とした。発明品4の物性は次の通りであった。 硬度(JIS) 65° 引張り強さ 70kgf/cm2 伸び 262% 引裂き強さ 10kgf/cm(JIS A型) 圧縮永久歪 13(200℃、4時間)
【0034】(5)比較例1 天然ゴム60部、SBR(日本合成ゴム社製)40部に
対して、亜鉛華3号5部、ステアリン酸1部、プロセス
オイル10部、カーボンブラック50部、粉末パラフィ
ン1.5部、老化防止剤ノクラック(大内新興化学工業
社製)2部、加硫促進剤ノクセラ(大内新興化学工業社
製)1.8部、硫黄2.0部を加え、さらに撥水剤とし
て、KF−96−50cs(ジメチルシリコーンオイ
ル、信越化学工業社製)1部を6インチロール上で混練
し、4mm厚にシート出し後、150℃で10分間加硫
して、成形体を得た。これを比較例1とした。比較例1
の物性は次の通りであった。 硬度(JIS) 60° 引張り強さ 160kgf/cm2 伸び 350% 引裂き強さ 20kgf/cm(JIS A型) 圧縮永久歪 19(80℃、72時間)
【0035】(6)比較例2 シリコーンゴムコンパウンドKE−961−u(信越化
学工業社製)を全量で100部に対して加硫剤c−8
(2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルパーオ
キシ)−ヘキサン系、信越化学工業社製)2部を加え、
さらに撥水剤として、X−22−819(フッ素変性シ
リコーンオイル)5部をロール上で混練して、4mm厚
にシート出しした後、165℃で15分間一次加硫を行
い、その後200℃で4時間二次加硫を行なって成形体
を得た。リップ部両面には、表面処理もコーティングも
行なわなかった。これを比較例2とした。比較例2の物
性は次の通りであった。 硬度(JIS) 64° 引張り強さ 70kgf/cm2 伸び 265% 引裂き強さ 10kgf/cm(JIS A型) 圧縮永久歪 13(200℃、4時間)
【0036】(7)比較例3 シリコーンゴムコンパウンドKE−561−u(信越化
学工業社製)を全量で100部に対して、加硫剤c−1
9A(白金触媒系、信越化学工業社製)0.5部を加
え、さらにc−19B(架橋剤、信越化学工業社製)
2.5部を加え、撥水剤として、KF99(メチルハイ
ドロジエンポリシロキサン、信越化学工業社製)15部
をロール上で混練して、4mm厚にシート出しした後、
165℃で15分間一次加硫を行い、その後200℃で
4時間二次加硫を行なって成形体を得た。その後、この
成形体のリップ部分両面にダイエルラテックスGL−1
52(ダイキン工業社製)をハケで塗布後、150℃で
30分間硬化させた。これを比較例3とした。比較例3
の物性は次の通りであった。 硬度(JIS) 62° 引張り強さ 106kgf/cm2 伸び 600% 引裂き強さ 31kgf/cm(JIS A型) 圧縮永久歪 14(180℃、22時間)
【0037】(8)比較例4 シリコーンゴムコンパウンドKE−9611−u(信越
化学工業社製)100部に対して、加硫剤c−8(2,
5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)
−ヘキサン系、信越化学工業社製)2部を加え、さらに
撥水剤として、KF−96−50cs(ジメチルシリコ
ーンオイル、信越化学工業社製)0.05部をロール上
で混練して、4mm厚にシート出しした後、165℃で
15分間一次加硫を行い、その後200℃で4時間二次
加硫を行なって成形体を得た。その後、この成形体のリ
ップ部両面に、Sコート58(信越化学工業社製)10
0部に対してグラファイト15部を加えたものをスプレ
ーして、150℃で30分間硬化させた。これを比較例
4とした。比較例4の物性は次の通りであった。 硬度(JIS) 60° 引張り強さ 72kgf/cm2 伸び 220% 引裂き強さ 8kgf/cm(JIS A型) 圧縮永久歪 3.1(180℃、22時間)
【0038】次に、発明品1〜4と比較例1〜4とを用
いて以下に説明する評価試験を行った。
【0039】〔試験方法〕JIS D−5710の4.
2の拭き性能、同7.2の拭き性能試験の項目を利用し
て試験を行なった。7.2の図3に示されている装置を
使用してテストした。なお、装置のガラス表面を親水化
させ撥水しなくするために、試験開始前に、油膜取りク
リーナー(商品名「油膜ねこそぎクリーナ」:(株)ソ
フト99コーポレーション)でガラス面のクリーニング
を行なった。
【0040】試験結果を表1〜表6に示してある。表1
〜表6では、評価項目を、円滑作動の可否、著しいビビ
リ及び異常音の有無、拭き性能(水滴の拭き残しライン
の数)とし、また、ガラス表面の撥水状態を、初期、摺
動後25万回、摺動後50万回後に評価した。また、そ
れぞれの初期のガラスが撥水化するまでの時間を求め
た。
【0041】表1〜表6中、円滑作動の可否については
「可」を○、「否」を×として、ビビリの有無について
は「有」を×、「無」を○として、異常音の有無につい
ては「有」を×、「無」を○とした。
【0042】ガラスの撥水状態については、ガラス面上
で円形の水玉および視界良好のものを○、ゆがんだ水玉
および視界のあまり良好でないものを△、水玉とならな
いものおよび視界のわるいものを×で示し、ガラス表面
の撥水状態とした。
【0043】拭き性能に関しては、JIS D−571
0「4.2拭き性能」の項目に準じて調査した。JIS
D−5710「4.2拭き性能」の項目は、ブレード
及びアームの拭き性能について規定し、円滑に作動し、
著しいビビリ及び異常音がなく水滴の拭き残しラインの
数が下記に示す値以下のものを合格としている。
【0044】 〈Mゾーン本〉 ヘアライン ヘビアライン ワイドライン 初期の拭き性能 3 1 0 耐久試験後の拭き性能 5 2 0
【0045】 〈Sゾーン本〉 ヘアライン ヘビアライン ワイドライン 初期の拭き性能 5 2 0 耐久試験後の拭き性能 7 3 2
【0046】なおJIS D−5710 4.2の備考
1〜3によると、Mゾーン、Sゾーン、ヘアライン、ヘ
ビアライン、ワイドラインは、それぞれ以下のように定
義されている。
【0047】「Mゾーン」とは、ワイパーのブレードが
往復してできる面積のうち、ブレードの中心点から両端
への1/4ずつの部分の拭き面積。「Sゾーン」とは、
Mゾーン以外の拭き範囲。「ヘアライン」とは、幅0.
5mm以下のごく細かい筋状のふき残し。「ヘビアライ
ン」とは、幅1mm以下の細かい筋状のふき残し。「ワ
イドライン」とは、幅1〜20mm程度までの帯状のふ
き残し(ヘアライン及びヘビアラインが数本集まったも
の並びに薄い膜状の拭き残しも含む」。
【0048】また、「耐久試験後の拭き性能」における
耐久試験後とは、50万回往復作動(摺動)時を示すも
のである。
【0049】JIS D−5710に基づく拭き性能の
評価は、Mゾーンの本数Xと、Sゾーンの本数Yとを横
に並べてXYと表した。たとえば、Mゾーンの本数Xが
0で、Sゾーンの本数Yが0であれば「00」Mゾーン
の本数Xが0で、Sゾーンの本数Yが1であれば「0
1」などとして表した。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
【表3】
【0053】
【表4】
【0054】
【表5】
【0055】
【表6】
【0056】次に、表1〜6を参照して本発明に係る機
能性ワイパーブレードを評価する。
【0057】(1)表1〜3により、シリコーンゴム組
成物の成形体でなり、かつ、リップ部の表面に摩擦係数
を低下させるための表面処理又はコーティングが施され
ている発明品1〜4は、いずれも、初期には勿論、50
万回の摺動でも円滑作動が可能であり、ビビリや異常音
も発生していない。これに対し、天然ゴムを主原料とす
る比較例1は、初期から50万回の摺動において、円滑
作動が不可能であり、ビビリや異常音も発生している。
また、比較例2は、発明品1〜4と同様にシリコーンゴ
ムを主原料とするものではあるけれども、リップ部両面
に摩擦係数を低下させるための表面処理やコーティング
が施されていないために、初期から50万回の摺動にお
いて、円滑作動が不可能であり、ビビリや異常音を発生
している。
【0058】このことより、発明品1〜4のように、シ
リコーンゴム組成物の成形体でなるワイパーブレードに
おいても、その成形体の表面に、摩擦係数を低下させる
ための表面処理又はコーティングが施されていると、長
期に亘る円滑作動が可能であり、ビビリや異常音も発生
しないことが判る。
【0059】(2)拭き性能に関し、発明品1〜4は、
50万回の摺動でヘアライン数がMゾーン及びSゾーン
において3以下であり、これは耐久試験後の拭き性能に
ついてのヘアライン数の合格数であるMゾーンの5以
下、Sゾーンの7以下の範囲を満たすものである。ま
た、ヘビアライン数がMゾーン及びSゾーンにおいて2
以下であり、これは耐久試験後の拭き性能についてのヘ
ビアライン数の合格数であるMゾーンの2以下、Sゾー
ンの3以下の範囲を満たすものである。ワイドライン数
についても同様である。比較例1〜4についても、50
万回の摺動でヘアライン数がMゾーン及びSゾーンにお
いて3以下であり、これは耐久試験後の拭き性能につい
てのヘアライン数の合格数であるMゾーンの5以下、S
ゾーンの7以下の範囲を満たすものではあるけれども、
発明品1〜4に比べるとヘアライン数が2倍程度に増加
しており、この点から、発明品1〜4は比較例1〜4に
比べて拭き性能に著しく優れていることが判る。ヘビア
ライン数についても同様の傾向が見られる。
【0060】(3)発明品1〜4はガラスの表面が撥水
化するまでの時間は、長いものでも15分(発明品1)
であり、他の発明品では7〜10分という短時間であ
る。また、ガラスの撥水状態に関し、発明品1〜4は5
0万回の摺動によってもその撥水状態が損なわれていな
い。これは、発明品1〜4の機能性ワイパーブレードか
ら撥水剤がブリードアウトして撥水性が保たれることに
よると考えられる。これに対し、比較例1〜4では、ガ
ラスが撥水性を持っていないために、初期においてすで
に視界がある程度妨げられ、50万回の摺動ではすべて
の比較例において視界が悪くなる傾向が現れている。
【0061】以上より、発明品1〜4では、長期に亘っ
て円滑作動が持続され、ビビリや異常音が発生しにく
く、拭き性能やガラスの撥水状態も長期に亘って良好に
保たれることが判る。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
天然ゴムを主原料とする従来のワイパーブレードではど
うしても十分に満足できなかった耐熱性、耐寒性、耐薬
品性、耐オゾン性などについての問題点が解決され、同
時に、車両ガラス面に水の膜が残らないように雨粒を拭
き取る機能を有し、それにもかかわらず車両ガラス面と
の間で良好な摺動性を発揮することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコーンゴム組成物の成形体でなるこ
    とを特徴とする機能性ワイパーブレード。
  2. 【請求項2】 上記シリコーンゴム組成物が、表面にブ
    リードアウトし得る量の撥水剤を含有している請求項1
    に記載した機能性ワイパーブレード。
  3. 【請求項3】 上記撥水剤がシリコーンオイルであり、
    かつ、そのシリコーンオイルの含有率がシリコーンゴム
    100部に対し0.1〜10部である請求項2に記載し
    た機能性ワイパーブレード。
  4. 【請求項4】 上記成形体の表面に、摩擦係数を低下さ
    せるための表面処理又はコーティングが施されている請
    求項1ないし請求項3のいずれかに記載した機能性ワイ
    パーブレード。
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