JP2000118293A - 自動車用ヘッドランプのオートレベリング装置 - Google Patents

自動車用ヘッドランプのオートレベリング装置

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JP2000118293A
JP2000118293A JP10291891A JP29189198A JP2000118293A JP 2000118293 A JP2000118293 A JP 2000118293A JP 10291891 A JP10291891 A JP 10291891A JP 29189198 A JP29189198 A JP 29189198A JP 2000118293 A JP2000118293 A JP 2000118293A
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abnormality
driving
motor
headlamp
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Atsushi Toda
敦之 戸田
Hideaki Takeuchi
秀彰 竹内
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 オートレベリング用アクチュエータの故障
時、該アクチュエータの駆動を自動停止させ、故障のな
い側のアクチュエータを使い適正に近いレベリングを行
い得る自動車用ヘッドランプのオートレベリング装置。 【解決手段】 夫々のアクチュエータ10L,10Rの
駆動で光軸Lが車体に対し上下に傾動する左右1対のヘ
ッドランプ1L,1Rと、10L,10Rの駆動を同時
に制御する制御ユニット16と、車速検出手段12、車
両ピッチ角検出手段14と、10L,10Rの異常検出
手段20L,20Rとを備え、ユニット16はランプ光
軸が路面に対し常に一定の傾斜状態となるように、検出
ピッチ角に基づき、10L,10Rの駆動を制御すると
共に、異常検出手段20L,20Rによりアクチュエー
タの異常が検出されれば、異常のアクチュエータの駆動
を停止し、正常な方の駆動をそのまま制御することで、
できるだけ適正に近いレベリングを行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピッチ角検出手段
により検出した車両の前後方向の傾斜(以下、ピッチ角
という)に基づいて、光軸傾動調整用のアクチュエータ
を駆動制御することで、ヘッドランプの光軸をピッチ角
相当相殺する方向に自動的に傾動調整(以下、オートレ
ベリングという)する自動車用ヘッドランプのオートレ
ベリング装置に係り、特に、光軸傾動調整用のアクチュ
エータに異常が生じた場合に、アクチュエータの駆動を
自動的に停止するフェールセーフ機能を備えたオートレ
ベリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のヘッドランプでは、例えば、光
源を挿着したリフレクターがランプボディに対し水平傾
動軸周りに傾動可能に支持されるとともに、アクチュエ
ータによってリフレクター(ヘッドランプ)の光軸が水
平傾動軸周りに傾動できる構造となっている。
【0003】そして、従来のオートレベリング装置とし
ては、ピッチ角検出手段や車速センサーやこれらからの
検出信号に基づいてアクチュエータの駆動を制御する制
御部等を車両に設けて構成され、ヘッドランプ(リフレ
クター)の光軸が路面に対し常に一定の状態となるよう
に調整するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のオート
レベリング装置では、アクチュエータが故障した場合の
対策は何も設けられておらず、問題となっていた。即
ち、アクチュエータが故障して動かなくなった場合に
は、光軸はそのままの位置に固定され、光軸が望ましい
レベリング位置より上向きに固定された場合は、運転者
にとっては視認性がよいが、対向車にとってはまぶしい
ため危険である。逆に、光軸が下向きに固定された場合
は、対向車に迷惑をかけないが、視認距離が短く、障害
物の発見が遅れて危険である。
【0005】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は、オートレベリング用アクチュ
エータに故障があった場合には、故障した側のアクチュ
エータの駆動を自動的に停止するとともに、故障してい
ない側のアクチュエータを使ってできるだけ適正に近い
レベリングを行うことの可能な自動車用ヘッドランプの
オートレベリング装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するために、請求項1に係わる自動車用ヘッドランプの
オートレベリング装置においては、左右それぞれのアク
チュエータの駆動によりそれぞれの光軸が車体に対し上
下に傾動する左右一対のヘッドランプと、前記左右一対
のアクチュエータの駆動を同時に制御する単一の制御ユ
ニットと、車両の速度を検出する車速検出手段と、車両
のピッチ角を検出するピッチ角検出手段と、を備え、前
記制御ユニットは、検出されたピッチ角に基づいて、ヘ
ッドランプの光軸が路面に対し常に一定の傾斜状態とな
るようにアクチュエータの駆動を制御する自動車用ヘッ
ドランプのオートレベリング装置であって、前記それぞ
れのアクチュエータには、アクチュエータの異常を検出
する異常検出手段が設けられ、前記異常検出手段を介し
てアクチュエータの異常が検出されたときは、異常の検
出された側のアクチュエータの駆動だけを停止させるよ
うに構成したものである。異常のあるレベリング用アク
チュエータを備えた側のヘッドランプの光軸は、アクチ
ュエータの駆動の制御が停止されることで、望ましい適
正位置とは異なる所定位置に固定されるが、他方のヘッ
ドランプが適正にレベリングされるので、左右のヘッド
ランプの光軸が固定される場合に比べて、視認距離が短
くなる度合および対向車へのグレア光となる度合が少な
い。請求項2においては、請求項1に記載の自動車用ヘ
ッドランプのオートレベリング装置において、前記制御
ユニットが、前記異常検出手段からの信号に基づいてア
クチュエータの異常の有無を判別し、異常ありと判断し
たときは、アクチュエータの駆動を停止させるべくアク
チュエータに駆動停止信号を出力するように構成したも
のである。制御ユニットがアクチュエータの異常の判別
とアクチュエータの駆動停止を行うので、オートレベリ
ングシステムの構成部品点数が少なく、構成が簡潔とな
る。請求項3においては、請求項1に記載の自動車用ヘ
ッドランプのオートレベリング装置において、前記アク
チュエータは、アクチュエータ本体であるモータと、前
記モータの駆動量を検出する位置検出手段と、前記制御
ユニットからの信号と位置検出手段からの信号に基づい
てモータの駆動をフィードバック制御するモータドライ
バーとから構成したものである。アクチュエータに内蔵
されたモータドライバーがモータをフィードバック制御
するので、それだけ制御ユニットで処理する情報が少な
い。従って、制御ユニットの負荷が少なく、制御ユニッ
トに要求される機能も少なくなる。請求項4において
は、請求項3に記載の自動車用ヘッドランプのオートレ
ベリング装置において、前記アクチュエータに、 モー
タの駆動を停止させる駆動停止回路を設け、前記異常検
出手段がアクチュエータの異常を検出したときに、前記
駆動停止回路が作動するようにしたものである。異常検
出手段においてモータの異常が検出されると、 モータ
を停止させるべく駆動停止回路が作動し、即ち、アクチ
ュエータ自体がフェールセーフ機能を備え、それだけ制
御ユニットの機能は少なくなる。請求項5においては、
請求項1〜4のいずれかに記載の自動車用ヘッドランプ
のオートレベリング装置において、前記異常検出手段が
アクチュエータの異常を検出したときに、これを運転者
に知らしめる表示手段を前記オートレベリング装置に設
けるようにしたものである。表示手段は、運転者にヘッ
ドランプのオートレベリングが機能していないことを知
らせる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、実
施例に基づいて説明する。
【0008】図1〜図3は、本発明の一実施例を示すも
ので、図1は、本発明の第1の実施例である自動車用ヘ
ッドランプのオートレベリング装置の全体構成図、図2
は、同装置の制御ユニットによるフローチャートを示す
図、図3はアクチュエータ異常検出制御ステップおよび
アクチュエータ異常処理ステップの詳細なフローを示す
図である。
【0009】図1における符号1(1L,1R)は、同
一構造の左右一対の自動車用ヘッドランプで、ランプボ
ディ2の前面開口部に前面レンズ4が組付けられて灯室
Sが画成されている。灯室S内には、光源であるバルブ
6を挿着した放物面形状のリフレクター5が、水平傾動
軸(図1における紙面と垂直な軸)7周りに傾動するよ
うに支持されるとともに、アクチュエータ17(17
L,17R)によってリフレクター5をそれぞれ傾動調
整できるように構成されている。アクチュエータ17
(17L,17R)は、アクチュエータ本体であるステ
ッピングモータ10(10L,10R)と、このステッ
ピングモータ10(10L,10R)を駆動させるモー
タドライバ18(18L,18R)とから構成されてい
る。
【0010】そして、ヘッドランプのオートレベリング
装置は、ヘッドランプ1(1L,1R)のそれぞれの光
軸Lを上下方向に傾動調整するアクチュエータ17(1
7L,17R)と、アクチュエータ本体であるモータ1
0(10L,10R)の異常を検出するアクチュエータ
異常検出センサー20(20L,20R)と、ヘッドラ
ンプ点灯スイッチ11と、車両の速度を検出する車速検
出手段である車速センサー12と、車両のピッチ角検出
手段の一部を構成する車高センサー14と、車速センサ
ー12や車高センサー14からの信号に基づいて、車両
速度や車両のピッチ角を演算するとともに、ヘッドラン
プの点灯と消灯を判別し、予め設定されている条件に従
って、演算したピッチ角データに基づいた量だけモータ
10(10L,10R)を駆動させるための制御信号を
モータドライバ18(18L,18R)に出力する制御
ユニットであるCPU16と、 CPU16に接続され
たタイマー13とから構成されている。なお、CPU1
6は、演算した車両ピッチ角データ等の記憶する記憶部
であるRAMを備えている。
【0011】また、CPU16は、アクチュエータ異常
検出センサー20(20L,20R)からの信号に基づ
いて、モータ10(10L,10R)に異常があるか否
かを判別し、異常がある場合にはモータ10(10L,
10R)の駆動を停止させるための駆動停止信号をモー
タドライバ18(18L,18R)に出力するととも
に、アクチュエータの異常を光学的に表示する表示手段
である警告灯30(30L,30R)を点灯させる機能
も備えている。
【0012】CPU16では、車速センサー12からの
信号が入力すると、この入力信号に基づいて、車両速度
および加速度を演算し、車両が停車しているか走行して
いるかを判別し、また走行中であれば、予め入力されて
いる条件に基づいて安定走行時か否かを判別する。
【0013】また、CPU16では、車高センサー14
からの信号が入力すると、サスペンションの変位量に相
当するこの信号から、車両の前後方向の傾斜(ピッチ
角)を演算する。なお、車両のピッチ角は、車高センサ
ーが前輪および後輪の双方に設けられている2センサー
方式の場合には、前後の車高の変位量と車両のホイール
ベース間距離から求まり、前輪または後輪の一方にのみ
設けられている1センサー方式の場合には、車高の変化
量から推測できる。そして、CPU16は、このピッチ
角を打ち消す方向に、左右のヘッドランプ1(1L,1
R)の光軸Lをそれぞれ所定量傾動させるべくモータド
ライバ18(18L,18R)に出力する。
【0014】特に、車両の停車時には、原則として車両
の適正なピッチ角を検出することができるので、まず停
車時の車両ピッチ角データに基づいてモータ10(10
L,10R)の駆動が制御される。
【0015】また、CPU16は、車高センサー14か
らの信号を検出する際に、停車中では、外乱がないこと
から、比較的速いサンプリングタイムで演算を行い、走
行中では、外乱を排除するために、車速が基準値以上
で、加速度が基準値以下で、しかもこの状態(車速が基
準値以上で、加速度が基準値以下の状態)が一定時間以
上継続している場合にのみ、車両のピッチ角を演算する
ようになっている。
【0016】即ち、路面の凹凸等といった外乱となる要
素の多い悪路では、30km/h以上の速度では走行で
きず、車両の姿勢が変わる急加減速を除くためには、
0.5m/s2以下の加速度に限定することが適切であ
る。したがって、速度30km/h以上で、加速度0.
5m/s2以下という状態が3秒以上継続することを条
件に、車両のピッチ角を演算することで、突発的な異常
値が検出されたり、その影響を受けにくいようになって
いる。
【0017】また、CPU16は、点灯スイッチ11が
ONかOFFかを判別し、点灯スイッチ11がONされ
ている場合に限り、モータ10(10L,10R)を駆
動するべくモタドライバ18(18L,18R)に出力
する。
【0018】また、CPU16は、アクチュエータ異常
検出センサー20(20L,20R)からの信号を、予
め入力設定されている条件と比較して異常か否かを判別
し、異常と判別したときには、異常が検出された側のモ
ータが駆動しないようにモータ停止信号をモータドライ
バ18に出力するとともに、異常が検出されない側のモ
ータの駆動制御はそのまま継続して行うようになってい
る。
【0019】アクチュエータ異常検出センサー20とし
ては、例えば、リフレクター等の駆動部が凍結したり、
事故で破損したりすること等によりモータの駆動がロッ
クされて、ロック電流が流れモータを焼失するおそれが
あるため、モータのロック状態を検出するモータロック
検出回路があり、また、電源電圧が低下した結果、モー
タのトルクが低下してロック電流が流れるおそれがある
ため、モータの電源電圧を検出する電源低電圧検出回路
がある。また、電源電圧が上がった結果、モータのコイ
ル電流が上がり、モータが焼損するおそれがあるため、
電源高電圧検出回路がある。さらに、CPU16とモー
タドライバ17間で信号がショートして光軸が上向きと
なるおそれがあり、制御ユニット・アクチュエータ間信
号ショート検出回路等がある。
【0020】次に、制御ユニットであるCPU16によ
るモータ10の駆動の制御を、図2,3に示すフローチ
ャートに従って説明する。
【0021】まず、ステップ100では、ヘッドランプ
点灯スイッチ11からの信号によって、点灯か否かが判
別される。NO(消灯)の場合は、ステップ100に戻
り、YES(点灯)の場合は、ステップ102に移行す
る。ステップ102では、車速センサー12からの信号
によって、停車時か否かが判別され、YES(停車時)
であれば、ステップ104において、一定時間、例えば
10秒経過したか否か判別される。そして、NOの場合
(10秒以上経過していない場合)は、停車とみなされ
ず、ステップ100に戻り、YES(10秒以上経過)
の場合は、停車とみなされて、ステップ106に移行
し、車高センサー14からの信号に基づいて停車時のピ
ッチ角θ1が演算されるとともに、この演算したピッチ
角θ1を記憶部であるRAMに記憶する。そして、アク
チュエータ異常判別制御ステップ130(アクチュエー
タ異常処理ステップ131)を経て、ステップ108に
移行する。
【0022】アクチュエータ異常判別制御ステップ13
0では、後で詳しく説明するが、アクチュエータ異常検
出センサー20(20L,20R)からの信号に基づい
て、制御ユニット16がモータ10(10L,10R)
の駆動に異常があるか否かを判別し、異常がなければ、
ステップ112に移行して、RAMに記憶されている停
車時のピッチ角θ1相当だけモータ10(10L,10
R)を駆動させるべくモータドライバ18(18L,1
8R)に出力し、ステップ100に戻る。これにより、
左右のヘッドランプ1(1L,1R)が同時にレベリン
グされる。
【0023】一方、ステップ130において、異常があ
れば、アクチュエータ異常処理ステップ131に移行
し、制御ユニット16は、異常のあるモータドライバ1
8にモータ10の駆動を停止させる(モータ10を駆動
させない)停止信号を出力するとともに、警告灯30を
点灯させた後、ステップ112に移行する。このため、
ステップ108において、モータドライバー18は異常
のあるモータ10を駆動させることができず、モータに
異常のあるヘッドランプは、レベリングされないことと
なる。また、運転者は、警告灯30により、オートレベ
リングが作動しないことを確認できる。
【0024】一方、ステップ102において、NO(走
行時)の場合は、ステップ120に移行し、フラグがセ
ットされているか否かを判別する。即ち、ステップ10
8において、安定走行時のピッチ角に基づいてすでにレ
ベリングした場合には、フラグがセットされることにな
るが、ステップ120において、NOの場合(フラグが
セットされていない場合、即ち、まだ安定走行時のピッ
チ角に基づいてモータ駆動させていない場合)には、ス
テップ122に移行し、車速が基準値(30km/h)
を越えているか否かが判別され、YES(30km/h
を越える場合)であれば、ステップ124において、加
速度が基準値(0.5m/s2)未満か否かが判別され
る。ステップ124において、YES(0.5m/s2
未満)であれば、ステップ116において、車速が30
km/hを越え、かつ加速度が0.5m/s2未満の状
態が所定時間(3秒)以上経過しているか否かが判別さ
れる。そして、ステップ126において、YES(この
状態が3秒以上経過している場合)であれば、ステップ
128に移行し、安定走行時のピッチ角θ2が演算さ
れ、記憶部であるRAMにこのピッチ角θ2を記憶する
とともに、アクチュエータ異常判別制御ステップ130
(アクチュエータ異常処理ステップ131)を経て、ス
テップ108に移行する。
【0025】アクチュエータ異常判別制御ステップ13
0については、前記したように、アクチュエータ異常検
出センサー18(18L,18R)からの信号に基づい
て、制御ユニット16がモータ10(10L,10R)
の駆動に異常があるか否かを判別し、異常がなければ、
ステップ108に移行して、RAMに記憶されている安
定走行時のピッチ角θ2相当だけモータを駆動させるべ
くモータドライバ18(18L,18R)に出力し、フ
ラグをセットするとともに、ステップ100に戻る。こ
れにより、左右のヘッドランプ1(1L,1R)が同時
にレベリングされる。
【0026】安定走行時の車両姿勢は停車時の車両姿勢
とほぼ同一で、検出が容易で、しかもそのピッチ角θ2
は、停車時のピッチ角θ1とほぼ同一であるため、安定
走行時のピッチ角θ2に基づいてアクチュエータ(モー
タ10)の駆動を制御しても、全く問題ない。特に、停
車時のピッチ角θ1は、車両が縁石に乗り上げた状態で
停車している場合には、誤ったピッチ角が検出されるこ
とになるが、走行時に、停車時のピッチ角を安定走行時
のピッチ角θ2で補正する(安定走行時のピッチ角θ2
基づいてアクチュエータの駆動を制御する)ことで、停
車時の誤ったピッチ角データに基づくレベリングが回避
されることになる。
【0027】一方、ステップ130において、異常があ
れば、アクチュエータ異常処理ステップ131に移行
し、制御ユニット16は、異常のあるモータドライバ1
8にモータ10の駆動を停止させる(モータ10を駆動
させない)停止信号を出力するとともに、警告灯30を
点灯させた後、ステップ108に移行する。このため、
ステップ108において、モータドライバー18は異常
のあるモータを駆動させることができず、モータに異常
のあるヘッドランプは、レベリングされないことにな
る。
【0028】また、ステップ120において、YESの
場合(プラグがセットされている場合、即ち、既に、ス
テップ108において走行時のピッチ角θ2に基づいて
レベリングした場合のように、走行時にピッチ角を補正
している場合)や、ステップ122、124、126に
おいて、それぞれNOの場合(車速が基準値30km/
h以下の場合、加速度が基準値0.5m/s2以上の場
合、この状態が3秒以上経過していない場合)には、い
ずれの場合も、モータ10の駆動を制御することなくス
テップ100に戻る。
【0029】次に、アクチュエータ本体であるステッピ
ングモータ10(10L,10R)に異常があった場合
に、アクチュエータの駆動を停止させるアクチュエータ
異常判別制御ステップ130およびアクチュエータ異常
処理ステップ131の詳細なフローを、図3に基づいて
説明する。
【0030】まず、ステップ132では、アクチュエー
タ異常検出センサー20Rからの信号を予め設定されて
いる許容値と比較し、右側のヘッドランプ1Rのレベリ
ング用モータ10Rに異常があるか否かが判別される。
そして、NO(異常なし)の場合は、ステップ136に
移行し、アクチュエータ異常検出センサー18Lからの
信号を予め設定されている許容値と比較し、左側のヘッ
ドランプ1Lのレベリング用モータ10Lに異常がある
か否かが判別される。そして、ここでもNO(異常な
し)の場合は、ステップ108に移行し、ステップ10
6で演算しRAMに記憶されている停車時のピッチ角θ
1(またはステップ128において演算しRAMに記憶
されている安定走行時のピッチ角θ2)に基づいてモー
タ10R,10Lを制御させるべくモータドライバ18
R,18Lに出力し、ステップ100に戻る。
【0031】即ち、左右のヘッドランプのレベリング用
モータ10L,10Rのいずれにも異常がない場合に
は、左右のヘッドランプ1L,1Rが同時にレベリング
される。なお、安定走行時のピッチ角θ2に基づいてモ
ータ10L,10Rの駆動を制御した場合は、前記した
ようにフラグをセットする。
【0032】一方、ステップ132において、YES
(異常あり)の場合は、ステップ134において、右側
のヘッドランプのモータドライバー18Rに停止信号を
出力するとともに、警告灯30Rを点灯させ、ステップ
136に移行する。そして、ステップ136において
も、YES(異常あり)の場合は、ステップ138にお
いて、左側のヘッドランプのレベリング用モータ10L
に停止信号を出力するとともに、警告灯30Lを点灯さ
せ、ステップ108に移行する。そして、ステップ10
8では、モータドライバ18L,18RにCPU16か
らのモータ駆動停止信号がそれぞれ入力されるため、モ
ータ10L,10Rは駆動されず、左右のヘッドランプ
1L,1Rはいずれもレベリングされず、それぞれの光
軸は固定状態となる。
【0033】また、ステップ132において、YES
(異常あり)で、ステップ136において、NO(異常
なし)の場合は、ステップ134において、CPU16
は右側のヘッドランプのモータドライバ18Rに停止信
号を出力するとともに、警告灯30Rを点灯させる。こ
のため、ステップ108において、左側のヘッドランプ
1Lは適正にレベリングされるが、右側のヘッドランプ
1Rはレベリングされることなく、その光軸が固定され
る。
【0034】また、ステップ132において、 NO
(異常なし) で、ステップ136において、 YES
(異常あり)の場合は、ステップ138において、CP
U16は左側のヘッドランプのモータドライバ18Lに
停止信号を出力するとともに、警告灯30Lを点灯さ
る。このため、ステップ108において、右側のヘッド
ランプ1Rは適正にレベリングされるが、左側のヘッド
ランプ1Lはレベリングされることなく、その光軸が固
定される。
【0035】なお、異常があるためヘッドランプのレベ
リングが停止した後、異常がなくなれば、ステップ13
2,ステップ136を経てステップ108に至り、両ヘ
ッドランプ1L,1Rは適正にレベリングされることに
なるので、安全上、何ら問題ない。
【0036】このように本実施例では、アクチュエータ
本体であるステッピングモータ10(10L,10R)
に異常があった場合に、異常のあるモータだけを停止
し、正常に作動するモータは継続して駆動を制御するよ
うに構成されている。このため、モータに異常がある側
のヘッドランプはレベリングされず、その光軸は所定位
置に固定状態となるが、モータが正常に作動する他のヘ
ッドランプは適正にオートレベリングされるので、運転
者にとっては、それほど視認距離が低下するものではな
く、一方、対向車にとっては、それほどまぶしくはなら
ないので、走行上の安全が確保される。
【0037】また、前記実施例におけるアクチュエータ
異常判別制御ステップ130(アクチュエータ異常処理
ステップ131)からアクチュエータの駆動ステップ1
08に至る処理フロー(図3参照)を、図4に示すよう
な処理フローで構成してもよい。
【0038】即ち、まず、ステップ142では、アクチ
ュエータ異常検出センサー20Rからの信号に基づい
て、右側のヘッドランプ1Rのレベリング用モータ10
Rの異常の有無を判別する。そして、NO(異常なし)
の場合は、ステップ144に移行し、アクチュエータ異
常検出センサー20Lからの信号に基づいて、左側のヘ
ッドランプ1Lのレベリング用モータ10Lの異常の有
無を判別する。そして、ここでもNO(異常なし)の場
合は、ステップ146,148において、ピッチ角θ1
(またはピッチ角θ2)に基づいてモータ10R,10
Lを制御させるべくモータドライバ18R,18Lに出
力し、ステップ100に戻る。
【0039】また、ステップ144において、YES
(左側のヘッドランプのレベリング用モータ10Lに異
常あり)の場合は、ステップ150において、左側のヘ
ッドランプのモータドライバー18Lに停止信号を出力
するとともに、左側警告灯30Lを点灯させる。そし
て、ステップ152に移行し、ピッチ角θ1(またはピ
ッチ角θ2)に基づいて、右側のヘッドランプ1Rにお
けるモータ10Rを制御させるべくモータドライバ18
Rに出力し、ステップ100に戻る。
【0040】一方、ステップ142において、YES
(右側のヘッドランプ1Rのレベリング用モータ10R
に異常あり)の場合は、ステップ154において、アク
チュエータ異常検出センサー18Lからの信号に基づい
て、左側のヘッドランプ1Lのレベリング用モータ10
Lの異常の有無を判別する。そして、NO(異常なし)
の場合は、ステップ156に移行し、右側のヘッドラン
プのレベリング用モータ10Rに停止信号を出力すると
ともに、右側警告灯30Rを点灯させる。そして、ステ
ップ158に移行し、ピッチ角θ1(またはピッチ角
θ2)に基づいてモータ10Lを制御させるべくモータ
ドライバ18Lに出力し、ステップ100に戻る。
【0041】また、ステップ154において、YES
(左側のヘッドランプ1Lのレベリング用モータ10L
に異常あり)の場合は、ステップ160、162におい
て、左右のヘッドランプ1L,1Rのモータドライバー
18L、18Rに停止信号を出力するとともに、左右の
警告灯30L、30Rを点灯させ、ステップ100に戻
る。
【0042】その他は、前記第1の実施例と同一であ
り、その重複した説明は省略する。
【0043】図5は、本発明の第3の実施例であるヘッ
ドランプのオートレベリング装置の全体構成図である。
【0044】この第3の実施例では、アクチュエータ1
17(117L,117R)が、DCモータ110(1
10L,110R)とモータ110(110L,110
R)の駆動を制御するモータドライバ118(118
L,118R)とから構成されるとともに、モータドラ
イバ118(118L,118R)は、位置検出手段で
あるポテンショメータ112(112L,112R)か
らの位置データに基づいて、CPU16から入力される
ピッチ角データにポテンショメータ112(112L,
112R)からのこの位置データが近づくように、DC
モータ110(110L,110R)をフィードバック
制御するように構成されている。
【0045】また、アクチュエータ117(117L,
117R)に設けられたアクチュエータ異常検出回路1
20(120L,120R)は、モータドライバ118
(118L,118R)等から入力されるモータ電流、
ポテンショ電圧、ピッチ角データ、電源電圧等のデータ
に基づいて、DCモータ110(110L,110R)
が正常に作動しているか否かを判別し、異常と判断した
場合には、出力停止回路122(122L,122R)
を作動させて、モータドライバ112(112L,11
2R)にモータ駆動停止信号を出力するように構成され
ている。
【0046】したがって、本実施例の制御ニット16
は、前記第1,第2の実施例における制御ユニットであ
るCPU16のように、モータの異常状態を判別する機
能を備える必要はなく、機能が少なくて済む分、低価格
のものでよい。また、CPU16とアクチュエータ11
7(117L,117R)間における信号が少ないた
め、両者間のハーネスの本数も少なくて済む。
【0047】なお、前記実施例において、安定走行時の
ピッチ角を検出するための条件として、速度30km/
h以上、加速度0.5m/s2以下、これらが3秒以上
継続することを要求しているが、これらの数字は例示で
あって、これに限られるものではない。
【0048】また、前記実施例では、アクチュエータの
異常を知らせる表示手段として警告灯30を示したが、
ブザー等の音声表示装置であってもよい。また、前記実
施例では、車体に固定されるランプボディ2に対しリフ
レクター5が傾動可能に設けられているリフレクター可
動型のヘッドランプにおけるオートレベリングについて
説明したが、車体に固定されるランプハウジングに対し
ランプボディ・リフレクターユニットが傾動可能に設け
られているユニット可動型のヘッドランプにおけるオー
トレベリングについても同様に適用できる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る自動車用ヘッドランプのオートレベリング装置
によれば、運転者にとっては、ある程度の視認距離が得
られるとともに、対向車にとっては、それ程のグレア光
とはならないので、走行の安全が確保される。請求項2
によれば、オートレベリングシステムの構成が簡潔とな
って、それだけ自動車への搭載が容易である。請求項3
によれば、アクチュエータ内部において、モータがフィ
ードバック制御されるので、制御ユニットによるアクチ
ュエータの制御はオープンループ制御で足り、制御ユニ
ットを機能の少ない低価格なものでまかなうことができ
るとともに、制御ユニットとアクチュエータ間のハーネ
ス数も少なくてできる等、オートレベリングシステム全
体を安価に提供できる。請求項4によれば、アクチュエ
ータ自体がフェールセーフ機能を備えているので、制御
ユニットはさらに低機能のものを使用できる。請求項5
によれば、運転者が表示手段によってヘッドランプのオ
ートレベリングの故障を直ちに認識できるので、それな
りの対処をとることができ、走行の安全が一層確保され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプのオートレベリング装置の全体構成図
【図2】同装置の制御ユニットのフローチャートを示す
【図3】アクチュエータ異常検出制御ステップおよびア
クチュエータ異常処理ステップの詳細なフローを示す図
【図4】本発明の第2の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプのオートレベリング装置の要部である制御ユニット
(CPU)のフローチャートを示す図
【図5】本発明の第3の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプのオートレベリング装置の全体構成図 L ヘッドランプの光軸 S 灯室 1(1L,1R) ヘッドランプ 2 ランプボディ 4 前面レンズ 5 リフレクター 6 光源であるバルブ 10(10L,10R) アクチュエータ本体であるス
テッピングモータ 11 点灯スイッチ 12 車速検出手段である車速センサー 13 タイマー 14 ピッチ角検出手段の一部を構成する車高センサー 16 制御ユニットであるCPU 17(17L,17R) アクチュエータ 18(18L,18R) モータドライバ 20(20L,20R) アクチュエータ異常検出セン
サー 30(30L,30R) 警告灯 110(110L,110R) アクチュエータ本体で
あるDCモータ 112(112L,112R) 位置検出手段であるポ
テンショメータ 117(117L,117R) アクチュエータ 120(120L,120R) アクチュエータ異常検
出回路 122(122L,122R) 出力停止回路 130 アクチュエータ異常判別制御ステップ 131 アクチュエータ異常処理ステップ θ1 停車時のピッチ角 θ2 安定走行時のピッチ角

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右それぞれのアクチュエータの駆動に
    よりそれぞれの光軸が車体に対し上下に傾動する左右一
    対のヘッドランプと、前記左右一対のアクチュエータの
    駆動を同時に制御する単一の制御ユニットと、車両の速
    度を検出する車速検出手段と、車両のピッチ角を検出す
    るピッチ角検出手段と、を備え、前記制御ユニットは、
    検出されたピッチ角に基づいて、ヘッドランプの光軸が
    路面に対し常に一定の傾斜状態となるようにアクチュエ
    ータの駆動を制御する自動車用ヘッドランプのオートレ
    ベリング装置であって、前記それぞれのアクチュエータ
    には、アクチュエータの異常を検出する異常検出手段が
    設けられ、前記異常検出手段を介してアクチュエータの
    異常が検出されたときは、異常の検出された側のアクチ
    ュエータの駆動だけが停止されることを特徴とする自動
    車用ヘッドランプのオートレベリング装置。
  2. 【請求項2】 前記制御ユニットは、前記異常検出手段
    からの信号に基づいてそれぞれのアクチュエータの異常
    の有無を判別し、異常ありと判断したときは、アクチュ
    エータの駆動を停止させるべくアクチュエータに駆動停
    止信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の自
    動車用ヘッドランプのオートレベリング装置。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータは、アクチュエータ
    本体であるモータと、前記モータの駆動量を検出する位
    置検出手段と、前記制御ユニットからの信号と位置検出
    手段からの信号に基づいてモータの駆動をフィードバッ
    ク制御するモータドライバーとから構成されたことを特
    徴とする請求項1に記載の自動車用ヘッドランプのオー
    トレベリング装置。
  4. 【請求項4】 前記アクチュエータには、 モータの駆
    動を停止させる駆動停止回路が設けられ、前記異常検出
    手段がアクチュエータの異常を検出したときに、前記駆
    動停止回路が作動することを特徴とする請求項3に記載
    の自動車用ヘッドランプのオートレベリング装置。
  5. 【請求項5】 前記オートレベリング装置には、前記異
    常検出手段がアクチュエータの異常を検出したときに、
    これを運転者に知らしめる表示手段が設けられたことを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動車用ヘ
    ッドランプのオートレベリング装置。
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