JP2000117298A - 環境汚染物質処理方法およびその装置 - Google Patents

環境汚染物質処理方法およびその装置

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JP2000117298A
JP2000117298A JP10290986A JP29098698A JP2000117298A JP 2000117298 A JP2000117298 A JP 2000117298A JP 10290986 A JP10290986 A JP 10290986A JP 29098698 A JP29098698 A JP 29098698A JP 2000117298 A JP2000117298 A JP 2000117298A
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environmental pollutants
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Junichiro Arai
潤一郎 新井
Yoshio Amimoto
吉雄 網本
Hitoshi Imaizumi
仁志 今泉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温、高圧の設備を用いることなく、環境汚
染物質を効率よく、かつ低コストで分解し、無毒化す
る。 【解決手段】 処理対象物質と好熱菌とを混合した状態
で好熱菌を増殖させることにより微生物分解処理を行う
微生物分解槽1と、環境汚染物質を含む処理対象物質を
微生物分解槽1に供給する処理対象物質供給部2と、微
生物分解槽1の内容物を好熱菌の増殖に適した温度に昇
温させるボイラ5と、微生物分解槽1で微生物分解処理
が施された結果物を凍結し、所定時間経過後に融解する
凍結融解槽6と、凍結融解処理によって離水された水分
を取り出す真空脱水機7とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、好熱菌を用いて
環境汚染物質の処理を行う新規な環境汚染物質処理方法
およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、有害、かつ難分解性のダイオ
キシン関連物質を安全、かつ効率的に分解し、無毒化す
ることが強く要請されている。もちろん、他の環境汚染
物質についても同様の要請がある。
【0003】このような要請を満足させるための方法と
して、従来から、完全燃焼法、熱分解処理法、飛灰溶融
処理法、光分解法、超臨界水法、微生物分解法が提案さ
れている。
【0004】完全燃焼法は、ゴミなどの焼却時に、焼却
のための燃焼ガスを高温雰囲気に保ってダイオキシン関
連物質の発生を抑制する方法である。
【0005】熱分解処理法は、低酸素雰囲気で加熱する
ことにより、ダイオキシン関連物質を脱塩素化・水素化
する方法である。
【0006】飛灰溶融処理法は、1300〜1500℃
の高温下でフライアッシュを溶融する方法である。
【0007】光分解法は、紫外線を照射することにより
ダイオキシン関連物質を脱塩素化する方法である。
【0008】超臨界水法は、超臨界水と酸化剤とを用い
てダイオキシン関連物質を酸化する方法である。
【0009】微生物分解法は、通常の温度で活性が高い
微生物(例えば、PCB分解菌)を用いてダイオキシン
関連物質(例えば、PCB)を分解する方法である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】完全燃焼法は、ダイオ
キシン関連物質の発生を抑制することができるが、既に
発生したダイオキシン関連物質を分解処理することはで
きない。したがって、環境中の環境汚染物質の量を十分
には低減することができない。
【0011】熱分解処理法は、反応速度が遅く、反応所
要時間が長くなるので、この反応所要時間の間、低酸素
雰囲気が維持できなくなる可能性が高い。そして、低酸
素雰囲気が維持できなくなれば、逆にダイオキシン関連
物質が生成されてしまう。もちろん、低酸素雰囲気を確
実に維持すれば、ダイオキシン関連物質の発生を抑制す
ることができるが、既に発生したダイオキシン関連物質
を分解処理することはできない。したがって、環境中の
環境汚染物質の量を十分には低減することができない。
【0012】飛灰溶融処理法は、著しい高温が要求され
るだけでなく、溶解後に凝集回収プロセスが必要にな
り、コストが嵩んでしまう。
【0013】光分解法は、紫外線照射のエネルギー効率
が悪いので、コストが嵩んでしまうだけでなく、十分な
ダイオキシン関連物質の脱塩素化処理を達成できない。
【0014】超臨界水法は、高圧の設備を必要とし、コ
ストが嵩んでしまう。
【0015】微生物分解法は、ダイオキシン関連物質の
分解を行わせるに当たって、塩素置換体の数が多くなる
に伴って分解効率が悪くなるので、ダイオキシン関連物
質の種類によっては十分な分解処理を達成することがで
きなくなってしまう。
【0016】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、高温、高圧の設備を用いることなく、環
境汚染物質を効率よく、かつ低コストで分解し、無毒化
することができる環境汚染物質処理方法およびその装置
を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の環境汚染物質
処理方法は、環境汚染物質を含む検体に対して好熱菌を
添加して加熱し、増殖させる方法である。
【0018】請求項2の環境汚染物質処理方法は、環境
汚染物質を含む検体に対して、凍結処理および融解処理
を所定時間を隔てて施す凍結融解処理をさらに行う方法
である。
【0019】請求項3の環境汚染物質処理方法は、凍結
融解処理により離水した水分を分離する処理をさらに行
う方法である。
【0020】請求項4の環境汚染物質処理装置は、凍結
処理時に発生する熱を用いて加熱処理を行う方法であ
る。
【0021】請求項5の環境汚染物質処理装置は、環境
汚染物質を含む検体に対して好熱菌を添加する添加手段
と、好熱菌が添加された検体を加熱し、増殖させる加熱
増殖手段とを含むものである。
【0022】請求項6の環境汚染物質処理装置は、環境
汚染物質を含む検体に対して、凍結処理および融解処理
を所定時間を隔てて施す凍結融解処理手段をさらに含む
ものである。
【0023】請求項7の環境汚染物質処理装置は、凍結
融解処理により離水した水分を分離する水分分離処理手
段をさらに含むものである。
【0024】請求項8の環境汚染物質処理装置は、前記
加熱増殖手段として、凍結処理時に発生する熱を用いて
加熱処理を行うものを採用するものである。
【0025】
【作用】請求項1の環境汚染物質処理装置であれば、環
境汚染物質を含む検体に対して好熱菌を添加して加熱
し、増殖させるのであるから、好熱菌に適した加熱条件
下では好熱菌の増殖速度が早いことに起因してダイオキ
シン、PCB等の環境汚染物質の分解速度が大きくな
り、高温、高圧の設備を用いることなく、環境汚染物質
を効率よく、かつ低コストで分解することができる。ま
た、好熱菌に適した加熱条件下では他の細菌が死滅し、
しかも、加熱を停止して常温まで温度が低下すれば、好
熱菌は増殖しないか、もしくは増殖速度が著しく遅いの
であるから、処理後の検体を環境中に廃棄し、もしくは
再利用した場合における生態系、人体に及ぼす悪影響を
無くすることができる。
【0026】請求項2の環境汚染物質処理方法であれ
ば、環境汚染物質を含む検体に対して、凍結処理および
融解処理を所定時間を隔てて施す凍結融解処理をさらに
行うのであるから、請求項1の作用に加え、環境汚染物
質がバクテリアなどを含んでいる場合であっても、好熱
菌による分解処理によって細胞膜を破壊した後に凍結融
解処理を施すことにより水分を離水することができる。
【0027】請求項3の環境汚染物質処理方法であれ
ば、凍結融解処理により離水した水分を分離する処理を
さらに行うのであるから、請求項2の作用に加え、離水
した水分を分離することができる。
【0028】請求項4の環境汚染物質処理装置であれ
ば、凍結処理時に発生する熱を用いて加熱処理を行うの
であるから、請求項2または請求項3の作用に加え、特
別に加熱源を設ける必要がなく、構成を簡単化すること
ができる。
【0029】請求項5の環境汚染物質処理装置であれ
ば、添加手段によって、環境汚染物質を含む検体に対し
て好熱菌を添加し、加熱増殖手段によって、好熱菌が添
加された検体を加熱し、増殖させて、環境汚染物質の分
解を行うことができる。
【0030】したがって、好熱菌に適した加熱条件下で
は好熱菌の増殖速度が早いことに起因してダイオキシ
ン、PCB等の環境汚染物質の分解速度が大きくなり、
高温、高圧の設備を用いることなく、環境汚染物質を効
率よく、かつ低コストで分解することができる。また、
好熱菌に適した加熱条件下では他の細菌が死滅し、しか
も、加熱を停止して常温まで温度が低下すれば、好熱菌
は増殖しないか、もしくは増殖速度が著しく遅いのであ
るから、処理後の検体を環境中に廃棄し、もしくは再利
用した場合における生態系、人体に及ぼす悪影響を無く
することができる。
【0031】請求項6の環境汚染物質処理装置であれ
ば、環境汚染物質を含む検体に対して、凍結処理および
融解処理を所定時間を隔てて施す凍結融解処理手段をさ
らに含むのであるから、請求項5の作用に加え、環境汚
染物質がバクテリアなどを含んでいる場合であっても、
好熱菌による分解処理によって細胞膜を破壊した後に凍
結融解処理を施すことにより水分を離水することができ
る。
【0032】請求項7の環境汚染物質処理装置であれ
ば、凍結融解処理により離水した水分を分離する水分分
離処理手段をさらに含むのであるから、請求項6の作用
に加え、離水した水分を分離することができる。
【0033】請求項8の環境汚染物質処理装置であれ
ば、前記加熱増殖手段として、凍結処理時に発生する熱
を用いて加熱処理を行うものを採用するのであるから、
請求項2または請求項3の作用に加え、特別に加熱源を
設ける必要がなく、構成を簡単化することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明の環境汚染物質処理方法およびその装置の実施の形
態を詳細に説明する。
【0035】図1はこの発明の環境汚染物質処理装置の
一実施態様を示す概略図である。
【0036】この環境汚染物質処理装置は、汚泥(処理
対象物質)と好熱菌とを混合した状態で好熱菌を増殖さ
せることにより微生物分解処理を行う微生物分解槽(加
熱増殖手段)1と、濃縮槽から供給される汚泥(処理対
象物質)を一時的に収容して汚泥攪拌機2aによって攪
拌し、汚泥ポンプ2bによって所定量づつ微生物分解槽
1に供給する汚泥供給槽2と、微生物分解槽1において
微生物分解処理が施された結果物が、ポンプ1aおよび
バルブ1bを介して所定量づつ供給されることにより、
微生物分解処理が施された結果物を凍結し、所定時間経
過後に融解する(例えば、40℃程度で加熱融解する)
凍結融解槽6と、凍結融解処理によって離水された水分
を取り出す真空脱水機(脱水部)7とを有している。な
お、凍結融解槽6は2つ設けられているとともに、熱交
換器6aが各凍結融解槽6に設けられている。そして、
各熱交換器6aは、それぞれバルブ6dを介して凝縮器
6b、蒸発器6cと選択的に接続され、しかも、凝縮器
6b、蒸発器6cが排他的に一方の熱交換器6aに接続
されている。また、6eは冷媒を熱交換器6aから凝縮
器6bに導くためのポンプである。
【0037】また、凝縮器6bにおける冷媒の凝縮に伴
って昇温した水などの温度をさらに上昇させて微生物分
解槽1の加熱を行わせ、微生物分解槽1の内容物を好熱
菌の増殖に適した温度(例えば、20℃〜95℃)に昇
温させるボイラ5を有している。
【0038】なお、7aは凍結融解槽6の内容物を真空
脱水機7に供給するポンプ、7bは濾布洗浄水を真空脱
水機7に供給するポンプ、7cは真空脱水機7により離
水された水分が供給される濾液槽、7dは真空脱水機7
に濾布洗浄水を供給することにより濾布を洗浄した結果
物が供給されるタンク、7eは濾液槽7cに接続された
真空ポンプ、7fは濾液槽7cの水分を濾水井に送るポ
ンプ、7gはタンク7dの内容物を汚泥池に送るポンプ
である。
【0039】また、図1には図示していないが、好熱菌
を微生物分解槽1に供給する好熱菌供給部と、水分量、
好熱菌増殖のための栄養分(例えば、グルコース)を調
節すべく培養液を微生物分解槽1に供給する培養液供給
部とを有している。
【0040】前記加熱部5は、凝縮器6bから出される
廃熱を利用するものであるが、廃熱を利用しないもので
あってもよい。
【0041】前記好熱菌としては、例えば、好熱菌の中
からスクリーニングしたビフェニル資化菌(ビフェニル
資化菌の中から選択された好熱菌、または遺伝子組み替
えで得られた好熱菌)が採用される。ただし、より高い
温度(50〜95℃、好ましくは60±3℃)が好適温
度である好熱菌(高熱菌)として、バシルス属、サーマ
ス属のものを採用してもよく、余り高くない温度(20
〜50℃、好ましくは37±3℃)が好適温度である好
熱菌(中熱菌)として、ジュードモナス属、アヘロモバ
クター属のものを採用してもよい。
【0042】上記の構成の環境汚染物質処理装置の作用
は次のとおりである。
【0043】処理対象物質供給部2によって、環境汚染
物質を含む処理対象物質(汚泥、土壌、焼却残滓など)
を微生物分解槽1に供給するとともに、好熱菌供給部
(図示せず)によって、好熱菌を微生物分解槽1に供給
する。そして、必要に応じて培養液供給部(図示せず)
によって、水分量、好熱菌増殖のための栄養分(例え
ば、グルコースなど)を調節すべく培養液を微生物分解
槽1に供給する。具体的には、通常の汚泥の場合には水
分添加が不要であるが、焼却炉の灰などは好熱菌を増殖
させるために水分添加が必要である。また、栄養分とし
てグルコースなどを添加すれば、好熱菌の増殖を早くす
ることができる。
【0044】この状態で、ボイラ5によって、微生物分
解槽1の内容物を好熱菌の増殖に適した温度に昇温させ
れば、好熱菌が増殖し、環境汚染物質の微生物分解を行
わせることができる。ここで、好熱菌の増殖速度は、大
腸菌の環境温度を35℃に設定した場合に倍化時間(ポ
ピュレーションダブリングタイム)が20分程度である
のに対し、好熱菌の中からスクリーニングしたビフェニ
ル資化菌の環境温度を65℃に設定した場合に倍化時間
が5分以内であるから、ダイオキシン、PCBなどの分
解速度が大きく、著しく効率よく微生物分解を達成する
ことができる。もちろん、処理対象物質にバクテリアが
含まれている場合には、微生物分解によって細胞壁を破
壊することができる。また、好熱菌の増殖温度に設定す
ることにより、好熱菌以外の細菌は死滅する。したがっ
て、これらの細菌に起因する生態系、人体への影響を防
止することができる。
【0045】次いで、微生物分解槽1で微生物分解処理
が十分に施された結果物を凍結融解槽6に供給して、先
ず結果物を凍結し、所定時間経過後に、例えば40℃程
度で加熱して融解すると、凝固した固形分と離水した水
分とに分離される。ここで、分離された水分には好熱菌
が含まれているので、真空脱水機7により水分を取り出
して再び微生物分解槽1に供給することにより、好熱菌
を再利用することができる。
【0046】また、微生物分解槽1における微生物分解
処理と、凍結融解槽6における凍結融解処理とを行う回
数は1回だけであってもよいが、必要に応じて複数回で
あってもよい。
【0047】以上のようにして微生物分解処理、および
凍結融解処理が行われ、しかも水分除去処理が行われた
結果物は廃棄され、または資源として再利用される。こ
の場合において、環境汚染物質は無毒化されているとと
もに、好熱菌は常温雰囲気下では全く、もしくは殆ど増
殖しないので、生態系、人体に影響を及ぼす危険性はな
い。
【0048】上記の説明から明らかなように、凍結融解
処理だけではバクテリアなどの水分を離水させることが
できないが、好熱菌による微生物分解処理を併用するこ
とにより、このような場合にも十分な離水効果を達成で
きるので、凍結融解処理の適用範囲を拡大することがで
きる。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明は、好熱菌に適した加熱
条件下では好熱菌の増殖速度が早いことに起因してダイ
オキシン、PCB等の環境汚染物質の分解速度が大きく
なり、高温、高圧の設備を用いることなく、環境汚染物
質を効率よく、かつ低コストで分解することができ、ま
た、好熱菌に適した加熱条件下では他の細菌が死滅し、
しかも、加熱を停止して常温まで温度が低下すれば、好
熱菌は増殖しないか、もしくは増殖速度が著しく遅いの
であるから、処理後の検体を環境中に廃棄し、もしくは
再利用した場合における生態系、人体に及ぼす悪影響を
無くすることができるという特有の効果を奏する。
【0050】請求項2の発明は、請求項1の効果に加
え、環境汚染物質がバクテリアなどを含んでいる場合で
あっても、好熱菌による分解処理によって細胞膜を破壊
した後に凍結融解処理を施すことにより水分を離水する
ことができるという特有の効果を奏する。
【0051】請求項3の発明は、請求項2の効果に加
え、離水した水分を分離することができるという特有の
効果を奏する。
【0052】請求項4の発明は、請求項2または請求項
3の効果に加え、特別に加熱源を設ける必要がなく、構
成を簡単化することができるという特有の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の環境汚染物質処理装置の一実施態様
を示す概略図である。
【符号の説明】
1 微生物分解槽 5 ボイラ 6 凍結融解槽 7 真空脱水機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今泉 仁志 大阪府大阪市北区中崎西2丁目4番12号 梅田センタービル ダイキン工業株式会社 内 Fターム(参考) 4D004 AA02 AA36 AA41 AB06 AB07 AC05 CA13 CA19 CB02 CC07 4D059 AA03 AA09 AA15 BA01 BA22 BA56 BE14 BF10 CA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境汚染物質を含む検体に対して好熱菌
    を添加して加熱し、増殖させることを特徴とする環境汚
    染物質処理方法。
  2. 【請求項2】 環境汚染物質を含む検体に対して、凍結
    処理および融解処理を所定時間を隔てて施す凍結融解処
    理をさらに行う請求項1に記載の環境汚染物質処理方
    法。
  3. 【請求項3】 凍結融解処理により離水した水分を分離
    する処理をさらに行う請求項2に記載の環境汚染物質処
    理装置。
  4. 【請求項4】 凍結処理時に発生する熱を用いて加熱処
    理を行う請求項2または請求項3に記載の環境汚染物質
    処理方法。
  5. 【請求項5】 環境汚染物質を含む検体に対して好熱菌
    を添加する添加手段(3)と、好熱菌が添加された検体
    を加熱し、増殖させる加熱増殖手段(1)(5)とを含
    むことを特徴とする環境汚染物質処理装置。
  6. 【請求項6】 環境汚染物質を含む検体に対して、凍結
    処理および融解処理を所定時間を隔てて施す凍結融解処
    理手段(6)をさらに含む請求項5に記載の環境汚染物
    質処理装置。
  7. 【請求項7】 凍結融解処理により離水した水分を分離
    する水分分離処理手段(7)をさらに含む請求項6に記
    載の環境汚染物質処理装置。
  8. 【請求項8】 前記加熱増殖手段(5)は、凍結処理時
    に発生する熱を用いて加熱処理を行うものである請求項
    6または請求項7に記載の環境汚染物質処理装置。
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Cited By (3)

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