JP2000115403A - ネットワークシステムの制御方法 - Google Patents

ネットワークシステムの制御方法

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JP2000115403A
JP2000115403A JP27714898A JP27714898A JP2000115403A JP 2000115403 A JP2000115403 A JP 2000115403A JP 27714898 A JP27714898 A JP 27714898A JP 27714898 A JP27714898 A JP 27714898A JP 2000115403 A JP2000115403 A JP 2000115403A
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JP
Japan
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server device
user
data terminal
telephone number
connection
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JP27714898A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohito Kajiwara
智仁 梶原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが無用に通信料金を負担せずに済むネ
ットワークシステムの制御方法を提供することを目的と
している。 【解決手段】 新しい電子メールなどの配信情報を受信
したユーザに対して、サーバ装置がその旨を通知し、ユ
ーザ側では、着信検出した際にサーバ装置の通知用電話
番号が通知されると、自端末ユーザ宛の配信情報が着信
したと認識して、サーバ装置へ発呼してダイアルアップ
接続し、配信情報を受信するので、無駄なダイアルアッ
プ動作を抑制することができ、通信コストを抑制するこ
とができるという効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発信者番号通知サ
ービス機能を備えたアナログ網に接続されるデータ端末
装置、および、そのデータ端末装置が上記アナログ網を
介してダイアルアップ接続して必要な情報をやりとりす
るサーバ装置からなるネットワークシステムの制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、個人がインターネットへ接続す
る場合、インターネットサービスプロバイダと呼ばれる
接続業者を利用することが多く、その接続形態として
は、インターネットサービスプロバイダとの間の接続を
常時維持するいわゆる常時接続と、必要に応じてインタ
ーネットサービスプロバイダへデジタル網ISDNやア
ナログ網PSTNなどの公衆網を利用して間欠的に接続
するいわゆるダイアルアップ接続の2つの接続形態があ
る。
【0003】そして、ユーザがインターネットを利用す
る電子メールを利用する場合、ユーザは、任意の時刻
に、ユーザが利用するデータ端末装置を用いてインター
ネットサービスプロバイダへダイアルアップ接続し、そ
のユーザがアカウントを有するメールサーバ装置へ、自
分宛の電子メールの受信状況などを問い合わせ、新着の
電子メールがある場合には、その電子メールを取得する
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来方法では、電子メールを受信しようとしてユーザが
インターネットサービスプロバイダへダイアルアップ接
続し、メールサーバ装置に電子メールの受信状況を問い
合わせたとき、新着の電子メールが受信されていない場
合には、そのときのユーザのインターネットサービスプ
ロバイダへのダイアルアップ接続は、意味のないものと
なり、かかる場合には、通信料金が無駄になると言う不
具合を生じていた。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、ユーザが無用に通信料金を負担せずに済むネ
ットワークシステムの制御方法を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、発信者番号通
知サービス機能を備えたアナログ網に接続されるデータ
端末装置、および、そのデータ端末装置が上記アナログ
網を介してダイアルアップ接続して必要な情報をやりと
りするサーバ装置からなるネットワークシステムの制御
方法において、上記サーバ装置は、ユーザの識別名とそ
のユーザが使用するデータ端末装置へ発呼するための電
話番号を登録するとともに、あるユーザへ配信する情報
を新たに受信すると、そのユーザに対応して登録してい
る電話番号へ発呼する一方、上記データ端末装置は、着
呼検出した際にアナログ網より通知された電話番号が、
上記サーバ装置の登録電話番号である場合には、その着
呼を無視するとともに、上記サーバ装置の接続用電話番
号を用いて上記サーバ装置へ発呼し、上記サーバ装置に
ダイアルアップ接続し、上記サーバ装置より上記新たな
配信情報を受信する一方、上記サーバ装置は、いずれか
のデータ端末装置よりダイアルアップ接続要求される
と、そのときの接続ユーザに対応して記憶している配信
情報を、そのデータ端末装置へ送信するようにしたもの
である。
【0007】また、発信者番号通知サービス機能を備え
たアナログ網に接続されるデータ端末装置、および、そ
のデータ端末装置が上記アナログ網を介してダイアルア
ップ接続して必要な情報をやりとりするサーバ装置から
なるネットワークシステムの制御方法において、上記サ
ーバ装置は、ユーザの識別名とそのユーザが使用するデ
ータ端末装置へ発呼するための電話番号を登録するとと
もに、あるユーザへ配信する情報を新たに受信すると、
そのユーザに対応して登録している電話番号へ発呼する
一方、上記データ端末装置は、着呼検出した際にアナロ
グ網より通知された電話番号が、上記サーバ装置の登録
電話番号である場合には、その着呼を無視するととも
に、上記サーバ装置の接続用電話番号を用いて上記サー
バ装置へ発呼し、上記サーバ装置にダイアルアップ接続
し、上記サーバ装置より上記新たな配信情報を受信する
一方、上記サーバ装置は、いずれかのデータ端末装置よ
りダイアルアップ接続要求されると、そのときの接続ユ
ーザに対応して新たな配信情報を記憶している場合に限
り、その新たな配信情報をそのデータ端末装置へ送信す
るようにしたものである。
【0008】また、発信者番号通知サービス機能を備え
たアナログ網に接続されるデータ端末装置、および、そ
のデータ端末装置が上記アナログ網を介してダイアルア
ップ接続して必要な情報をやりとりするサーバ装置から
なるネットワークシステムの制御方法において、上記サ
ーバ装置は、ユーザの識別名とそのユーザが使用するデ
ータ端末装置へ発呼するための電話番号を登録するとと
もに、上記データ端末装置は、上記アナログ網を介して
データのやりとりを行うための通信アダプタと、上記サ
ーバ装置へダイアルアップ接続して必要な情報をやりと
りする機能を備えたデータ処理装置からなり、上記サー
バ装置は、あるユーザへ配信する情報を新たに受信する
と、そのユーザに対応して登録している電話番号へ発呼
する一方、上記通信アダプタは、着呼検出した際にアナ
ログ網より通知された電話番号が、上記サーバ装置の登
録電話番号である場合には、その着呼を無視するととも
に、上記データ処理装置を起動して、上記サーバ装置か
ら発呼された旨を通知し、上記データ処理装置は、上記
サーバ装置の接続用電話番号を用いて上記通信アダプタ
により上記サーバ装置へ発呼し、上記サーバ装置にダイ
アルアップ接続し、上記サーバ装置より上記新たな配信
情報を受信する一方、上記サーバ装置は、いずれかのデ
ータ端末装置よりダイアルアップ接続要求されると、そ
のときの接続ユーザに対応して記憶している配信情報
を、そのデータ端末装置へ送信するようにしたものであ
る。
【0009】また、前記サーバ装置は、インターネット
を介して電子メールをやりとりするとともに、前記配信
する情報は、電子メールである。また、前記ユーザの識
別名は、ユーザのメールアドレスである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例にかかる通信シ
ステムを示している。
【0012】同図において、インターネットサービスプ
ロバイダISPは、発信者番号通知サービス機能を備え
たアナログ網PSTNに接続されているデータ端末装置
TEを、インターネットINETへと接続するための機
能を有するものであり、ローカルエリアネットワークL
ANに接続されている接続用サーバ装置SC、メールサ
ーバ装置SM、ネームサーバ装置SNなどの各種サーバ
装置、ゲートウェイ装置GW、および、モデム装置MM
などからなる。
【0013】接続用サーバ装置SCは、アナログ網PS
TNを介し、データ端末装置TEより発呼され、データ
端末装置TEとの間で所定のダイアルアップ接続手順を
実行し、データ端末装置TEを自ネットワークのホスト
装置として受け付け、そのデータ端末装置TEがインタ
ーネットINETへ接続できるようにするためのもので
ある。
【0014】メールサーバ装置SMは、電子メールの集
配および転送動作を行うためのものであり、ネームサー
バ装置SNは、ホスト名に対応するIPアドレスを検索
するドメイン・ネーム・サービスを提供するためのもの
であり、ゲートウェイ装置GWは、ローカルエリアネッ
トワークLNをインターネットINETへ接続するため
のものである。
【0015】また、モデム装置MMは、アナログ網PS
TNを用いてデータをやりとりするためのものであり、
自動発信機能を備えた網制御装置機能を内蔵している。
【0016】また、データ端末装置TEは、アナログ網
PSTNを介してデータをやりとりするための通信アダ
プタADと、データ処理機能を備えたパーソナルコンピ
ュータ装置PCから構成されている。
【0017】図2は、パーソナルコンピュータ装置PC
の構成の一例を示している。
【0018】同図において、CPU(中央処理装置)1
は、このパーソナルコンピュータ装置PCの動作機能を
実行するためのものであり、ROM(リード・オンリ・
メモリ)2は、CPU1が起動時などに実行する処理プ
ログラムなどを記憶するためのものであり、RAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)3は、CPU1のワークエ
リアなどを構成するためのものであり、時計回路4は、
現在時刻情報を出力するためのものである。
【0019】磁気ディスク装置5は、パーソナルコンピ
ュータ装置PCの動作を制御するための基本ソフトウェ
アや、インターネットサービスプロバイダISPへダイ
アルアップ接続して電子メールをやりとりするための通
信ソフトウェアや、それ以外の各種のアプリケーション
プログラムなどを記憶するとともに、種々のデータを記
憶するためのものであり、CD−ROMドライブ装置6
は、CD−ROMに記憶されている各種データを読み取
るためのものである。
【0020】入力制御部7は、キーボード装置8および
画面指示装置9の操作情報などを入力するためのもので
ある。また、キーボード装置8は、所定のキー入力を行
うためのものであり、画面指示装置9は、表示画面中の
座標を指示したり、種々の操作を入力するためのもので
ある。
【0021】表示制御部10は、画面表示装置11の表
示画面の内容を制御するためのものであり、サウンド制
御部12は、スピーカ13から出力する種々のサウンド
情報を処理するためのものであり、外部インターフェー
ス回路14は、通信アダプタADと接続して、種々のデ
ータをやりとりするためのものである。
【0022】これらのCPU1、ROM2、RAM3、
時計回路4、磁気ディスク装置5、CD−ROMドライ
ブ装置6、入力制御部7、表示制御部10、および、外
部インターフェース回路14は、内部バス15に接続さ
れており、こられの各要素間のデータのやりとりは、主
としてこの内部バス15を介して行われている。
【0023】図3は、通信アダプタADの構成例を示し
ている。
【0024】同図において、CPU21は、このパーソ
ナルコンピュータ装置PCの動作機能を実行するための
ものであり、ROM22は、CPU21が起動時などに
実行する処理プログラムなどを記憶するためのものであ
り、RAM23は、CPU21のワークエリアなどを構
成するためのものである。
【0025】モデムユニット24は、アナログ網PST
Nを介してデータをやりとりするとともに、発信者番号
通知手順において発ID等(後述)を受信するためのも
のであり、網制御装置25は、この通信アダプタADを
アナログ網PSTNへ接続するためのものであり、自動
発着信機能を備えている。
【0026】また、外部インターフェース回路26は、
パーソナルコンピュータ装置PCお接続して、種々のデ
ータをやりとりするためのものである。
【0027】これらのCPU1、ROM2、RAM3、
モデムユニット24、網制御装置25、および、外部イ
ンターフェース回路26は、内部バス27に接続されて
おり、これらの要素間のデータのやりとりは、主として
この内部バス27を介して行われている。
【0028】ここで、アナログ網PSTNの発信者番号
通知サービスについて説明する。
【0029】この発信者番号通知サービスを受けている
回線では、加入者線交換機は、ID受信端末に対して、
図4に示すようなシーケンスで発呼動作を行う。
【0030】すなわち、加入者線交換機は、まず、回線
L1,L2を極性反転した後に、所定のID受信端末起
動信号を送出する。これにより、ID受信端末は、一次
応答信号として直流ループを形成する。
【0031】このようにして、ID受信端末が一次応答
すると、加入者交換機は、発ID(発信者電話番号)等
を所定信号形式(後述)のモデム信号(例えば、V.2
3モデム信号)により送出し、ID受信端末は、そのモ
デム信号を受信すると、受信完了信号として直流ループ
を断する。
【0032】このようにして、ID受信端末が発IDを
受信完了すると、加入者線交換機は、所定の呼出信号を
送出し、ID受信端末は、呼出信号に応答して二次応答
信号として直流ループを形成し、それにより、加入者交
換機は、回線L1,L2を復極し、それ以降は、通常の
通話(通信)動作が行われる。
【0033】このような、発呼シーケンスにおいて、発
ID等を送出する際のモデム信号の信号形式の一例を図
5に示す。
【0034】この信号形式は、情報メッセージのヘッデ
ィングの開始を示す制御信号SOH、交換機から端末へ
の情報送出のためのヘッダ、テキストの開始およびヘッ
ディングの終了を示す制御信号STX、送信情報の内容
が発信者番号通知サービスであることを通知するための
サービス種別、後続のパラメータ(1)〜パラメータ
(n)までの総バイト数を示すためのメッセージ内容
長、送信情報の内容をなすパラメータ(1)〜パラメー
タ(n)、テキストの終わりを示す制御信号ETX、お
よび、誤り検出符号CHKを順次配列したものである。
なお、おのおのの制御信号の直前には、所定の透過モー
ド用制御信号DLEが付加されている。
【0035】また、おのおののパラメータは、パラメー
タの種別をあらわすパラメータ種別情報と、情報内容の
バイト数をあらわす情報内容長情報と、送信する情報
(この場合は、発信者番号)をあらわす情報内容長情報
からなる。
【0036】なお、おのおのの制御信号は、1語7ビッ
ト長のデータからなる。
【0037】以上の構成で、メールサーバ装置SMは、
登録されているユーザのメールアドレスについて、新た
に電子メールを受信した旨を通知するときの通知先の電
話番号を、図6に示すような通知先電話番号テーブルに
登録している。なお、この通史先電話番号テーブルは、
登録されているそれぞれのユーザに対して1つずつ形成
される。
【0038】そして、メールサーバ装置SMは、いずれ
かのユーザ宛の電子メールを受信すると、そのユーザの
メールアドレスが登録されている通知先電話番号テーブ
ルを検索して、その通知先電話番号テーブルに登録され
ている通知先電話番号を取り出し、その通知先電話番号
をモデム装置MMへ送出して、宛先ユーザが使用するデ
ータ端末装置TEへ発呼する。
【0039】それにより、宛先ユーザが使用するデータ
端末装置TEでは、通信アダプタADが着呼検出し、上
述した発信者番号通知手順を実行して、発信者番号を受
信する。
【0040】ここで、通信アダプタADは、あらかじめ
登録されているインターネットサービスプロバイダIS
Pの通知用電話番号と、受信した発信者番号とを比較
し、それらが一致した場合には、インターネットサービ
スプロバイダISPより着信した旨をパーソナルコンピ
ュータ装置PCへ通知する。なお、通知用電話番号と、
受信した発信者番号が一致しなかった場合には、その着
呼を無視する。
【0041】パーソナルコンピュータ装置PCでは、通
信アダプタADよりインターネットサービスプロバイダ
ISPより着信した旨が通知されると、あらかじめ登録
されているインターネットサービスプロバイダISPの
接続用サーバ装置SCの電話番号へ発呼し、接続用サー
バ装置SCが着信応答すると、所定のダイアルアップ手
順を実行し、インターネットサービスプロバイダISP
への接続が完了すると、メールサーバ装置SMに対し
て、電子メールの受信チェックを要求する。
【0042】それにより、メールサーバ装置SMでは、
そのときに受信チェックを要求されたユーザのメールア
ドレスに対して、電子メールを受信しているときには、
その受信している電子メールを、そのときの要求元のデ
ータ端末装置TEに対して送信する。
【0043】したがって、新しい電子メールを受信した
ユーザは、自分宛の電子メールを取得することができ、
適宜な電子メール処理プログラム(いわゆる、メーラー
ソフト)により、受信した電子メールの内容を閲覧する
ことができる。
【0044】図7は、データ端末装置TEの通信アダプ
タADが着信検出時に実行する処理の一例を示してい
る。
【0045】通信アダプタADは、着信検出することを
監視しており(判断101のNOループ)、着信検出し
て判断101の結果がYESになると、アナログ網PS
TNより発信者番号が通知されるかどうかを調べる(判
断102)。
【0046】上述した発信者番号通知手順により、発信
者番号が通知された場合で、判断102の結果がYES
になるときには、そのときに通知された発信者番号を取
得し(処理103)、その取得した発信者番号と、あら
かじめ登録されているインターネットサービスプロバイ
ダISPの通知用電話番号が一致するかどうかを調べる
(判断104)。
【0047】取得した発信者番号と、あらかじめ登録さ
れているインターネットサービスプロバイダISPの通
知用電話番号が一致した場合で、判断104の結果がY
ESになるときには、そのときの着信には応答せず(処
理105)、着信動作が終了するまで待ち(判断106
のNOループ)、着信動作が終了して、判断106の結
果がYESになると、パーソナルコンピュータ装置PC
に対して、インターネットサービスプロバイダISPよ
り着信した旨を通知する(処理107)。
【0048】また、取得した発信者番号と、あらかじめ
登録されているインターネットサービスプロバイダIS
Pの通知用電話番号が一致しない場合で判断104の結
果がNOになる場合、または、着信検出時にアナログ網
PSTNより発信者番号が通知されずに判断102の結
果がNOになるときには、そのときの着呼を無視して
(処理108)、この動作を終了する。
【0049】図8は、通信アダプタADからインターネ
ットサービスプロバイダISPより着信した旨が通知さ
れたときに、パーソナルコンピュータ装置PCが実行す
る処理の概略例を示している。
【0050】まず、あらかじめ登録されているインター
ネットサービスプロバイダISPの接続用サーバ装置S
Cの電話番号へ発呼し(処理201)、接続用サーバ装
置SCが着呼応答すると所定のダイアルアップ接続処理
を実行し(処理202)、それにより、インターネット
サービスプロバイダISPへの接続が完了すると、メー
ルサーバ装置SMから電子メールを取得する(処理20
3)。
【0051】電子メールの取得を終了すると、回線を復
旧する(処理204)。
【0052】なお、この後、宛先ユーザは、取得した電
子メールをメーラソフトで閲覧する。
【0053】図9は、メールサーバ装置SMが新着メー
ルを受信した場合の処理の一例を示している。
【0054】メールサーバ装置SMは、新着メールがあ
ると(判断301の結果がYES)、その新着電子メー
ルの宛先メールアドレスに対応した通知電話番号を通知
先電話番号テーブルを参照して探し(処理302)、そ
れにより、通知電話番号を取得できた場合には(判断3
03の結果がYES)、その通知電話番号へモデム装置
MMを用いて発呼する(処理304)。
【0055】そして、上述した発信者番号通知手順に必
要な所定の時間を経過するまで待ち(処理305)、そ
の所定の時間を経過すると、モデム装置MMにより回線
を復旧させて(処理306)、判断301へ戻る。
【0056】また、そのときの新着電子メールのアドレ
スに対応した通知電話番号を取得できずに、判断303
の結果がNOになるときには、判断301へと戻る。
【0057】このようにして、本実施例では、新しい電
子メールを受信したユーザに対して、メールサーバ装置
SMがその旨を通知し、ユーザのデータ端末装置TEで
は、着信検出した際にインターネットサービスプロバイ
ダISPの通知用電話番号が通知されると、自端末ユー
ザ宛の電子メールが着信したと認識して、インターネッ
トサービスプロバイダISPへ発呼してダイアルアップ
接続し、電子メールを受信するので、無駄なダイアルア
ップ動作を抑制することができ、通信コストを抑制する
ことができる。
【0058】ところで、上述したように新しい電子メー
ルを受信したときの通知を、全てのユーザが希望すると
は限らない。そこで、インターネットサービスプロバイ
ダISP側に、例えば、図10に示すようなユーザ登録
情報を記憶しておき、ユーザ毎に通知希望の有無を記憶
しておく。
【0059】ここで、ユーザ登録情報は、ダイアルアッ
プ時のユーザを識別するためのユーザID(メールアド
レスの一部)、ユーザを認証するためのパスワード、ユ
ーザ固有の各種設定情報、通知電話番号、および、通知
希望フラグからなる。なお、メールアドレスは、ユーザ
IDとインターネットサービスプロバイダISPのドメ
イン名とを組み合わせることで、一意に生成(例えば、
「(ユーザID)@(ドメイン名)」など。)すること
ができるので、このユーザ登録情報は、図6の通知先電
話番号テーブルの内容を含んでいる。
【0060】そして、接続用サーバ装置SCで着信検出
したときには、図11に示すような処理を実行して、通
知希望を設定したユーザとそれ以外のユーザで、それぞ
れに対応した動作を実行する。
【0061】まず、インターネットサービスプロバイダ
ISPでは、着信検出することを監視しており(判断4
01のNOループ)、着信検出して判断401の結果が
YESになると、アナログ網PSTNより発信者番号が
通知されるかどうかを調べる(判断402)。
【0062】上述した発信者番号通知手順により、発信
者番号が通知された場合で、判断402の結果がYES
になるときには、そのときに通知された発信者番号を取
得し(処理403)、その取得した発信者番号と一致す
る通知電話番号が登録されているユーザ登録情報を検索
し(処理404)、そのユーザ登録情報の通知希望フラ
グがセットされていて、通知希望があるかどうかを調べ
る(判断405)。
【0063】通知希望がある場合で、判断405の結果
がYESになるときには、メールサーバ装置SMによ
り、そのユーザ宛の新着の電子メールが保存されている
かどうかを調べ(判断406)、新着の電子メールが保
存されていない場合で、判断406の結果がNOになる
ときには、そのときの着信に応答せず(処理407)、
判断401へと戻る。
【0064】それにより、新着の電子メールが保存され
ていないユーザのダイアルアップ接続は、発呼の段階で
失敗するので、それ以上の通信料金が課金されるような
事態を回避することができる。
【0065】また、新着の電子メールが保存されている
場合で、判断406の結果がYESになるとき、発呼側
ユーザが通知希望をしていない場合で判断405の結果
がNOになるとき、および、アナログ網PSTNから発
呼者番号が通知されない場合で、判断402の結果がN
Oになるときには、接続用サーバ装置SCにより着信応
答処理を実行して回線接続し(処理408)、所定のダ
イアルアップ応答処理を実行してユーザの認証と接続を
実行する(処理409)。
【0066】したがって、発呼側ユーザが番号通知を拒
否した場合、発呼側ユーザが新着の電子メールの通知を
要求していない場合、および、発呼側ユーザへの新着の
電子メールが保存されている場合には、通常の接続動作
が実行され、それにより、発呼側ユーザは、所定のダイ
アルアップ接続〜データ通信を実行することができる。
【0067】それ以降は、そのユーザのデータ端末装置
TEが通信終了するまで待ち(判断410のNOルー
プ)、通信狩猟して判断410の結果がYESになる
と、回線を復旧して(処理411)、判断401へ戻
る。
【0068】このようにして、本実施例では、電子メー
ルの通知希望を設定したユーザが、新たな電子メールが
受信されていないにも関わらず、インターネットサービ
スプロバイダISPへ接続要求した場合、その接続要求
にかかる発呼動作は失敗するので、ユーザが無駄に通信
料金を負担するような事態を、未然に回避することがで
きる。
【0069】図12は、本発明の他の実施例にかかるパ
ーソナルコンピュータ装置PCの構成の一例を示してい
る。なお、同図において図2と同一部分および相当する
部分には、同一符号を付している。
【0070】同図において、CPU(中央処理装置)1
は、このパーソナルコンピュータ装置PCの動作機能を
実行するためのものであり、ROM(リード・オンリ・
メモリ)2は、CPU1が起動時などに実行する処理プ
ログラムなどを記憶するためのものであり、RAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)3は、CPU1のワークエ
リアなどを構成するためのものであり、時計回路4は、
現在時刻情報を出力するためのものである。
【0071】磁気ディスク装置5は、パーソナルコンピ
ュータ装置PCの動作を制御するための基本ソフトウェ
アや、インターネットサービスプロバイダISPへダイ
アルアップ接続して電子メールをやりとりするための通
信ソフトウェアや、それ以外の各種のアプリケーション
プログラムなどを記憶するとともに、種々のデータを記
憶するためのものであり、CD−ROMドライブ装置6
は、CD−ROMに記憶されている各種データを読み取
るためのものである。
【0072】入力制御部7は、キーボード装置8および
画面指示装置9の操作情報などを入力するためのもので
ある。また、キーボード装置8は、所定のキー入力を行
うためのものであり、画面指示装置9は、表示画面中の
座標を指示したり、種々の操作を入力するためのもので
ある。
【0073】表示制御部10は、画面表示装置11の表
示画面の内容を制御するためのものであり、サウンド制
御部12は、スピーカ13から出力する種々のサウンド
情報を処理するためのものであり、外部インターフェー
ス回路14は、通信アダプタADと接続して、種々のデ
ータをやりとりするためのものである。また、外部イン
ターフェース回路14は、通信アダプタADから電源オ
ンが指令されると、電源ユニット30に電源オンを通知
する。
【0074】電源ユニット30は、パーソナルコンピュ
ータ装置PCが電源オンされている場合には、常時供給
電源PS1と主電源PS2をパーソナルコンピュータ装
置PCに供給し、パーソナルコンピュータ装置PCが電
源オフされている場合には、常時供給電源PS1のみを
パーソナルコンピュータ装置PCに供給し、さらに、パ
ーソナルコンピュータ装置PCが電源オフされている際
に外部インターフェース回路14より電源オンが通知さ
れると、主電源PS2をパーソナルコンピュータ装置P
Cに供給するものである。
【0075】ここで、常時供給電源PS1は、外部から
の電源オン要因を監視する構成要素(この場合は、外部
インターフェース回路14)を駆動するためのものであ
る。また、主電源PS2が供給開始されると、パーソナ
ルコンピュータ装置PCの全体が電源オン状態となり、
パーソナルコンピュータ装置PCは、起動されて初期状
態から動作を実行する。
【0076】これらのCPU1、ROM2、RAM3、
時計回路4、磁気ディスク装置5、CD−ROMドライ
ブ装置6、入力制御部7、表示制御部10、および、外
部インターフェース回路14は、内部バス15に接続さ
れており、こられの各要素間のデータのやりとりは、主
としてこの内部バス15を介して行われている。
【0077】図13は、この場合にデータ端末装置TE
の通信アダプタADが着信検出時に実行する処理の一例
を示している。
【0078】通信アダプタADは、着信検出することを
監視しており(判断501のNOループ)、着信検出し
て判断501の結果がYESになると、アナログ網PS
TNより発信者番号が通知されるかどうかを調べる(判
断502)。
【0079】上述した発信者番号通知手順により、発信
者番号が通知された場合で、判断502の結果がYES
になるときには、そのときに通知された発信者番号を取
得し(処理503)、その取得した発信者番号と、あら
かじめ登録されているインターネットサービスプロバイ
ダISPの通知用電話番号が一致するかどうかを調べる
(判断504)。
【0080】取得した発信者番号と、あらかじめ登録さ
れているインターネットサービスプロバイダISPの通
知用電話番号が一致した場合で、判断504の結果がY
ESになるときには、パーソナルコンピュータ装置PC
に対して電源オンを指令する(処理505)。
【0081】また、取得した発信者番号と、あらかじめ
登録されているインターネットサービスプロバイダIS
Pの通知用電話番号が一致しない場合で判断504の結
果がNOになる場合、または、着信検出時にアナログ網
PSTNより発信者番号が通知されずに判断502の結
果がNOになるときには、そのときの着呼を無視して
(処理506)、この動作を終了する。
【0082】図14は、この場合に、データ端末装置T
Eのパーソナルコンピュータ装置PCが電源オン直後の
起動時に実行する処理の一例を示している。
【0083】電源オンされると、まず、所定の初期化処
理を実行し(処理601)、そのとき電源オンが、外部
インターフェース回路14を介して通信アダプタADか
ら電源オンが指令された着信起動であるかどうかを調べ
る(判断602)。
【0084】判断602の結果がYESになるときに
は、あらかじめ登録されているインターネットサービス
プロバイダISPの接続用サーバ装置SCの電話番号へ
発呼し(処理603)、接続用サーバ装置SCが着呼応
答すると所定のダイアルアップ接続処理を実行し(処理
604)、それにより、インターネットサービスプロバ
イダISPへの接続が完了すると、メールサーバ装置S
Mから電子メールを取得する(処理605)。
【0085】電子メールの取得を終了すると、回線を復
旧する(処理606)。次いで、通常の処理へ移行す
る。また、判断602の結果がNOになるときには、処
理603〜606を実行せず、それ以降の処理へと移行
する。
【0086】このようにして、本実施例では、インター
ネットサービスプロバイダISPより、新着情報が通知
された場合に、パーソナルコンピュータ装置PCを起動
して、パーソナルコンピュータ装置PCにより電子メー
ルを取得させるようにしているので、例えば、夜間に新
着電子メールが受信された場合でも、電子メールを迅速
に取得でき、便利である。
【0087】ところで、この場合、通信アダプタAD
は、インターネットサービスプロバイダISPから発呼
されると、そのときの着呼を無視し、パーソナルコンピ
ュータ装置PCを起動し、このときに起動されたパーソ
ナルコンピュータ装置PCが、インターネットサービス
プロバイダISPへダイアルアップ接続して、電子メー
ルを取得するようにしているが、通信アダプタADがイ
ンターネットサービスプロバイダISPから発呼される
と、そのときの呼接続を維持し、パーソナルコンピュー
タ装置PCを起動し、維持されている呼接続を用いて、
TCP/IPの接続動作および電子メールを取得するよ
うにしてもよい。ただし、その場合、モデム装置MMで
はなく接続用サーバ装置SCがデータ端末装置TEへ発
呼する必要がある。
【0088】なお、上述した実施例では、インターネッ
トサービスプロバイダISPへダイアルアップ接続する
とともに、インターネット上のメールサーバ装置SMか
ら電子メールを取得する場合について本発明を適用して
いるが、それ以外の場合、例えば、インターネットファ
クシミリ装置からの情報の配信についても、本発明を同
様にして適用することができる。
【0089】また、上述した実施例の説明では、詳細な
説明は省略しているが、インターネットを利用する電子
メールのやりとり、メールサーバ装置SMへの接続動
作、接続用サーバ装置SCとの間で実施するダイアルア
ップ接続動作などは、それぞれIETF(Intern
et Engineering Task Forc
e)というインターネットに関する技術内容をまとめて
いる組織から発行されているRFC(Request
For Comments)文書により規定されてい
る。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
新しい電子メールなどの配信情報を受信したユーザに対
して、サーバ装置がその旨を通知し、ユーザ側では、着
信検出した際にサーバ装置の通知用電話番号が通知され
ると、自端末ユーザ宛の配信情報が着信したと認識し
て、サーバ装置へ発呼してダイアルアップ接続し、配信
情報を受信するので、無駄なダイアルアップ動作を抑制
することができ、通信コストを抑制することができると
いう効果を得る。
【0091】また、サーバ装置では、新着情報の通知希
望が設定されているユーザに対しては、新着の配信情報
が保存されていない場合、ダイアルアップ接続を拒否す
るので、ユーザのダイアルアップ接続動作は発呼の段階
で失敗し、その結果、それ以上の通信料金が課金される
ような事態を回避することができるという効果も得る。
【0092】また、サーバ装置より、新着情報が通知さ
れた場合に、データ処理装置を起動して、データ処理装
置により電子メールを取得させるようにしているので、
例えば、夜間に新着電子メールが受信された場合でも、
電子メールを迅速に取得でき、便利であるという効果を
得る。
【0093】また、新しい電子メールを受信したユーザ
に対して、メールサーバ装置SMがその旨を通知し、ユ
ーザのデータ端末装置TEでは、着信検出した際にイン
ターネットサービスプロバイダISPの通知用電話番号
が通知されると、自端末ユーザ宛の電子メールが着信し
たと認識して、インターネットサービスプロバイダIS
Pへ発呼してダイアルアップ接続し、電子メールを受信
するので、無駄なダイアルアップ動作を抑制することが
でき、通信コストを抑制することができるという効果も
得る。
【0094】また、インターネットサービスプロバイダ
ISPより、新着情報が通知された場合に、パーソナル
コンピュータ装置PCを起動して、パーソナルコンピュ
ータ装置PCにより電子メールを取得させるようにして
いるので、例えば、夜間に新着電子メールが受信された
場合でも、電子メールを迅速に取得でき、便利であると
いう効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる通信システムを示し
たブロック図。
【図2】本発明の一実施例にかかるパーソナルコンピュ
ータ装置PCの構成の一例を示したブロック図。
【図3】本発明の一実施例にかかる通信アダプタADの
構成例を示したブロック図。
【図4】発信番号通知サービスを受けている回線におけ
る発呼動作シーケンスの一例を示すタイミングチャー
ト。
【図5】発ID等を送出する際のモデム信号の信号形式
の一例を示した概略図。
【図6】通知先電話番号テーブルの一例を示した概略
図。
【図7】データ端末装置TEの通信アダプタADが着信
検出時に実行する処理の一例を示したフローチャート。
【図8】通信アダプタADからインターネットサービス
プロバイダISPより着信した旨が通知されたときに、
パーソナルコンピュータ装置PCが実行する処理の概略
例を示したフローチャート。
【図9】メールサーバ装置SMが新着メールを受信した
場合の処理の一例を示したフローチャート。
【図10】ユーザ登録情報の一例を示した概略図。
【図11】インターネットサービスプロバイダISPの
処理の他の例を示したフローチャート。
【図12】本発明の他の実施例にかかるパーソナルコン
ピュータ装置PCの構成の一例を示したブロック図。
【図13】データ端末装置TEの通信アダプタADが着
信検出時に実行する処理の他の例を示したフローチャー
ト。
【図14】データ端末装置TEのパーソナルコンピュー
タ装置PCが電源オン直後の起動時に実行する処理の一
例を示したフローチャート。
【符号の説明】
TE データ端末装置 PC パーソナルコンピュータ装置 AD 通信アダプタ ISP インターネットサービスプロバイダ SM メールサーバ装置 SC 接続用サーバ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/66 H04L 11/20 B 5K101 12/54 101B 12/58 13/00 307Z 29/08 H04M 1/57 Fターム(参考) 5B089 GA12 GA31 HA02 JA31 KA16 KB06 LA13 5K030 GA20 HA06 HB00 HC01 HD03 JT02 KA01 LD13 5K033 AA04 BA04 CB08 DA05 5K034 AA14 AA17 BB06 CC01 DD03 EE12 EE13 FF01 FF13 5K036 DD33 DD48 EE01 5K101 KK02 KK16 LL01 PP03 PP10 RR11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信者番号通知サービス機能を備えたア
    ナログ網に接続されるデータ端末装置、および、そのデ
    ータ端末装置が上記アナログ網を介してダイアルアップ
    接続して必要な情報をやりとりするサーバ装置からなる
    ネットワークシステムの制御方法において、 上記サーバ装置は、ユーザの識別名とそのユーザが使用
    するデータ端末装置へ発呼するための電話番号を登録す
    るとともに、あるユーザへ配信する情報を新たに受信す
    ると、そのユーザに対応して登録している電話番号へ発
    呼する一方、 上記データ端末装置は、着呼検出した際にアナログ網よ
    り通知された電話番号が、上記サーバ装置の登録電話番
    号である場合には、その着呼を無視するとともに、上記
    サーバ装置の接続用電話番号を用いて上記サーバ装置へ
    発呼し、上記サーバ装置にダイアルアップ接続し、上記
    サーバ装置より上記新たな配信情報を受信する一方、 上記サーバ装置は、いずれかのデータ端末装置よりダイ
    アルアップ接続要求されると、そのときの接続ユーザに
    対応して記憶している配信情報を、そのデータ端末装置
    へ送信することを特徴とするネットワークシステムの制
    御方法。
  2. 【請求項2】 発信者番号通知サービス機能を備えたア
    ナログ網に接続されるデータ端末装置、および、そのデ
    ータ端末装置が上記アナログ網を介してダイアルアップ
    接続して必要な情報をやりとりするサーバ装置からなる
    ネットワークシステムの制御方法において、 上記サーバ装置は、ユーザの識別名とそのユーザが使用
    するデータ端末装置へ発呼するための電話番号を登録す
    るとともに、あるユーザへ配信する情報を新たに受信す
    ると、そのユーザに対応して登録している電話番号へ発
    呼する一方、 上記データ端末装置は、着呼検出した際にアナログ網よ
    り通知された電話番号が、上記サーバ装置の登録電話番
    号である場合には、その着呼を無視するとともに、上記
    サーバ装置の接続用電話番号を用いて上記サーバ装置へ
    発呼し、上記サーバ装置にダイアルアップ接続し、上記
    サーバ装置より上記新たな配信情報を受信する一方、 上記サーバ装置は、いずれかのデータ端末装置よりダイ
    アルアップ接続要求されると、そのときの接続ユーザに
    対応して新たな配信情報を記憶している場合に限り、そ
    の新たな配信情報をそのデータ端末装置へ送信すること
    を特徴とするネットワークシステムの制御方法。
  3. 【請求項3】 発信者番号通知サービス機能を備えたア
    ナログ網に接続されるデータ端末装置、および、そのデ
    ータ端末装置が上記アナログ網を介してダイアルアップ
    接続して必要な情報をやりとりするサーバ装置からなる
    ネットワークシステムの制御方法において、 上記サーバ装置は、ユーザの識別名とそのユーザが使用
    するデータ端末装置へ発呼するための電話番号を登録す
    るとともに、上記データ端末装置は、上記アナログ網を
    介してデータのやりとりを行うための通信アダプタと、
    上記サーバ装置へダイアルアップ接続して必要な情報を
    やりとりする機能を備えたデータ処理装置からなり、 上記サーバ装置は、あるユーザへ配信する情報を新たに
    受信すると、そのユーザに対応して登録している電話番
    号へ発呼する一方、 上記通信アダプタは、着呼検出した際にアナログ網より
    通知された電話番号が、上記サーバ装置の登録電話番号
    である場合には、その着呼を無視するとともに、上記デ
    ータ処理装置を起動して、上記サーバ装置から発呼され
    た旨を通知し、上記データ処理装置は、上記サーバ装置
    の接続用電話番号を用いて上記通信アダプタにより上記
    サーバ装置へ発呼し、上記サーバ装置にダイアルアップ
    接続し、上記サーバ装置より上記新たな配信情報を受信
    する一方、 上記サーバ装置は、いずれかのデータ端末装置よりダイ
    アルアップ接続要求されると、そのときの接続ユーザに
    対応して記憶している配信情報を、そのデータ端末装置
    へ送信することを特徴とするネットワークシステムの制
    御方法。
  4. 【請求項4】 前記サーバ装置は、インターネットを介
    して電子メールをやりとりするとともに、前記配信する
    情報は、電子メールであることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2または請求項3記載のネットワークシステ
    ムの制御方法。
  5. 【請求項5】 前記ユーザの識別名は、ユーザのメール
    アドレスであることを特徴とする請求項4記載のネット
    ワークシステムの制御方法。
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