JPH10210181A - 通信開始処理システム - Google Patents

通信開始処理システム

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Publication number
JPH10210181A
JPH10210181A JP9315041A JP31504197A JPH10210181A JP H10210181 A JPH10210181 A JP H10210181A JP 9315041 A JP9315041 A JP 9315041A JP 31504197 A JP31504197 A JP 31504197A JP H10210181 A JPH10210181 A JP H10210181A
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JP
Japan
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communication
connection
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line
personal computer
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JP9315041A
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Hidekazu Hirai
英一 平井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信開始処理システムに関し、通信相手との
相互通信を行う処理において、通信相手同士の通信コス
ト負担を平等化することを目的とする。 【解決手段】 仲介処理手段5は公衆回線3を用い、ネ
ットワークサービスプロバイダを経由して確立された通
信路4を通じて利用者端末からの接続要求を受けると、
他の利用者端末との接続先情報の受け渡しを行う。通信
処理手段2a,2bは他の利用者端末から公衆回線3に
より仲介処理手段5を介してまたは直接に接続に関する
情報の通知があると、そこで一旦回線を切断し、通知情
報に含まれる制御情報に従って接続処理手段1a,1b
を起動するとともに、通知情報をもとに通信路4の接続
要求先へ回線再接続の処理を行う。これにより、通信処
理手段2a,2bはそれぞれ自分から通信路4に接続し
に行った状態で相互通信を行うので、通信相手同士の通
信コスト負担は平等になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信開始処理システ
ムに関し、特に利用者端末の間で相互通信を開始させる
通信開始処理システムに関する。
【0002】今日のネットワーク、特にインターネット
の普及に伴い、利用者端末であるコンピュータ装置の通
信処理に対してますます高度かつ多岐にわたる利用形態
が求められている。その利用形態の一つとして、公衆回
線などの通信回線を通じて対戦するような通信ゲームに
おける一対一の相互通信処理がある。
【0003】
【従来の技術】従来より、公衆回線に接続され、その公
衆回線を通じてアクセスすることにより相互通信を希望
する利用者を会員登録し、相互通信を希望する利用者に
は登録された会員を通信相手として紹介するような仲介
サービスを行うサーバがある。ここで、会員同士の一対
一の相互通信処理をしようとする場合には、利用者は、
まず、自分のコンピュータ装置を利用してそのサーバに
アクセスすることにより、登録されている会員の電話番
号などの情報を取得する。次いで、取得した電話番号に
対し利用者が直接公衆回線により電話をかけ、相手とつ
ながったら、互いのコンピュータ装置を接続することに
よって、相互通信を開始することができるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の通信開
始処理では、公衆回線で直接相手先に接続するため、回
線費用はすべて発信者側の負担となる。したがって、会
員同士の相互通信でありながら回線費用負担が発信者側
の一方に偏ることになるので、特に通信相手との距離が
離れている場合、発信者側の回線費用が嵩むことにな
り、大幅なコスト負担の不平等が生じているという問題
点があった。
【0005】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、通信相手との相互通信を行う処理におい
て、通信相手同士の通信コスト負担を平等化することが
できる通信開始処理システムを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は上記目的を達成す
る本発明の原理説明図である。本発明の通信開始処理シ
ステムは、複数の(図では二つの)利用者端末のそれぞ
れにおいて相互通信に必要な接続処理を行う接続処理手
段1a,1bと、各利用者端末を公衆回線3に接続する
ための通信処理手段2a,2bと、公衆回線3およびこ
の公衆回線3に回線中継装置を経由して確立される通信
路4に接続されて利用者端末間の相互通信のための接続
の仲介を行う仲介処理手段5とから構成されている。通
信処理手段2a,2bは他の利用者端末からの接続要求
の着信を待ち受けており、着信があると、接続要求に含
まれる制御情報に従って接続処理手段1a,1bを起動
し、かつ接続要求に含まれる接続先情報をもとに公衆回
線3から回線中継装置を経由して接続された通信路4の
接続要求先へ回線再接続の処理を行う機能を有してい
る。仲介処理手段5は通信路4を通じて利用者端末から
の接続要求を受け付けると、その接続要求に指定されて
いた利用者端末に接続要求を送出する処理を行う機能を
有している。
【0007】上記構成において、接続処理手段1aおよ
び通信処理手段2aは回線を切断して仲介処理手段5か
らの着信を待ち受けているとし、接続処理手段1bおよ
び通信処理手段2bは仲介処理手段5へ接続要求を送出
するものとする。
【0008】ここで、接続処理手段1bおよび通信処理
手段2bが公衆回線3および通信路4を介して仲介処理
手段5に接続し、接続処理手段1aと接続したいという
接続要求を通知すると、仲介処理手段5は、接続要求の
情報の中の通信処理手段2aの電話番号に電話をかけ、
接続処理手段1aに対して接続処理手段1bへの接続情
報を通知する。この場合、接続処理手段1bへの接続情
報は、接続処理手段1bが仲介処理手段5に接続された
時点で、仲介処理手段5が取得するようにしている。ま
た、接続処理手段1bは通信路4に接続したまま接続処
理手段1aからの接続を待ち受けるようにしている。次
に、接続処理手段1aは仲介処理手段5から通知された
接続情報の電話番号に電話をかけ、回線中継装置を経由
して通信路4に接続し、通信処理手段2bに接続するよ
うにしている。
【0009】これにより、通信処理手段2a,2bはそ
れぞれ自分から通信路4に接続しに行った状態で相互通
信を行うことになるので、通信相手同士の通信コストを
それぞれ平等に負担することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明するが、まず、本発明の概略について説
明する。
【0011】図1は本発明の原理説明図である。本発明
の通信開始処理システムは、それぞれの利用者端末にお
いて相互通信に必要な接続処理を行う接続処理手段1
a,1bと、各利用者端末を公衆回線3に接続する通信
処理手段2a,2bと、公衆回線3およびこの公衆回線
3から回線中継装置を経由して確立される通信路4に接
続されて利用者端末間の相互通信のための接続の仲介を
行う仲介処理手段5とから構成されている。
【0012】ここで、公衆回線3は、アナログまたはデ
ィジタルの電話回線網、CATV、衛星回線などの回線
であって、通信路4に接続するためのアクセス回線であ
るとともに各通信処理手段2a,2b間での直接通信も
行い得る交換回線を示している。通信路4は、一般には
インターネットを示し、ネットワークサービスプロバイ
ダと呼ばれる回線中継装置により公衆回線3にアクセス
ポイントで接続された別の交換回線を示している。
【0013】仲介処理手段5は、一般にはインターネッ
ト上のサーバを示し、接続処理手段1aと接続処理手段
1bとの間で通信を開始する時の仲介処理を行う。ま
た、接続処理手段1aは、仲介処理手段5からの接続先
の情報の着信を待ち受ける側を示し、取得した接続先情
報に基づき接続処理を行う通信ソフトウェアを示してい
る。通信処理手段2aは、接続処理手段1aと一体とな
って通信処理を行うモデム、TA(Terminal
Adapter)などの装置を示している。接続処理手
段1bは仲介処理手段5へ接続要求を送出する側を示
し、接続処理手段1aと相互通信を行うための接続要求
を送出する処理を行う。そして、通信処理手段2bは通
信処理手段2aと同じく接続処理手段1bと一体となっ
て通信処理を行う。
【0014】この通信開始処理システムによれば、接続
処理手段1bが通信処理手段2b、公衆回線3を用い、
回線中継装置を経由した通信路4を介して仲介処理手段
5へ接続要求を通知する。すると、仲介処理手段5は接
続要求の情報の中の通信処理手段2aの電話番号に電話
をかけ、接続処理手段1aに対して接続処理手段1bへ
の接続情報(アクセスポイントの電話番号、IPアドレ
ス、ポート番号など)を通知する。この場合、接続処理
手段1bのIPアドレスは、接続処理手段1bが仲介処
理手段5に接続された時点で、仲介処理手段5が取得す
るようにしている。この間、接続処理手段1bは通信路
4に接続したままであり、接続処理手段1aからの接続
を待ち受けている。次に、接続処理手段1aは、仲介処
理手段5から通知された接続情報をもとにアクセスポイ
ントの電話番号に電話をかけて通信路4に接続すること
により、通信路4に接続したまま待ち受けている接続処
理手段1bと接続され、通信を開始することが可能にな
る。
【0015】これにより、接続処理手段1a,1bは、
ネットワークサービスプロバイダが提供する公衆回線3
の最寄りのアクセスポイントに接続し、インターネット
上で相互通信を行うことが可能となる。接続処理手段1
aは仲介処理手段5から通知後、公衆回線3の最寄りの
アクセスポイントに接続し直すので、両者の相互通信の
ための通信コストはそれぞれ平等に負担することにな
る。
【0016】次に、本発明の実施の形態を、接続の相手
先が特定されているときの通信開始処理に適用した場合
を例にして説明する。図2は第1の実施の形態の構成お
よび動作説明を示す図である。図2において、利用者に
よって操作される第1のパーソナルコンピュータ(以
下、パソコンと記す。)11aがあり、これに通信装置
12aが接続されている。同様に、別の利用者によって
操作される第2のパソコン11bがあり、これに通信装
置12bが接続されている。通信装置12a,12bは
公衆回線網13に接続され、さらにネットワークサービ
スプロバイダが提供するアクセスポイントを通じてイン
ターネット14に接続することができる。インターネッ
ト14上にはサーバ15が設けられている。このサーバ
15は仲介処理部16を備えており、また、公衆回線網
13にも直接接続されている。
【0017】ここで、通信相手として第1のパソコン1
1aがあらかじめ特定されていて、第2のパソコン11
bから接続要求を出す場合の処理の概要をまず説明す
る。まず、第2のパソコン11bは、矢印21で示した
ように、サーバ15の仲介処理部16に依頼して接続要
求を出したことを第1のパソコン11aに通知してもら
い、インターネット14には接続したまま待機し、仲介
処理部16との接続を終了する。次に、仲介処理部16
は公衆回線網13を通じて第1のパソコン11aの通信
装置12aに接続に関する情報を通知する(矢印2
2)。通信装置12aは情報を受けると、第1のパソコ
ン11a内の所定のアプリケーション処理を起動し、仲
介処理部16より受けた情報をそのアプリケーション処
理に通知する(矢印23)。第1のパソコン11aのア
プリケーション処理は通知された情報をもとにインター
ネット14に接続し、ここで待機している第2のパソコ
ン11bと接続する(矢印24)。これで、第1のパソ
コン11aと第2のパソコン11bとの相互通信が可能
になる(矢印25)。これにより、第1のパソコン11
aおよび第2のパソコン11bはインターネット14を
介して相互に接続され、接続するための回線費用はネッ
トワークサービスプロバイダまでの公衆回線費用をそれ
ぞれが負担することになる。
【0018】次に、第2のパソコン11bから接続要求
を出して第1のパソコン11aとの相互通信が開始され
るまでの処理の流れの詳細を説明する。図3は第1の実
施の形態の処理の流れの詳細を示すフローチャートであ
る。最初に、第2のパソコン11bは、サーバ15に接
続するための回線接続の処理を行い(S1)、インター
ネット14のアクセスポイントに接続する。次いで、第
2のパソコン11bは、第1のパソコン11aへの接続
要求を送出すると(S2)、サーバ15の仲介処理部1
6はその接続要求を受信する(S3)。このとき、通知
される電文には、第1のパソコン11aの接続先情報
(電話番号など)、第1のパソコン11aの制御情報
(第1のパソコン11a側で起動するアプリケーション
ソフトウェア名、アプリケーション処理のパラメータ名
など)および第2のパソコン11bへの接続時のポート
番号が含まれている。また、第2のパソコン11bは接
続要求通知後、サーバ15の仲介処理部16との接続を
終了し、インターネットに接続したまま、第1のパソコ
ン11aからの接続を待ち受けることになる。
【0019】サーバ15の仲介処理部16は、第2のパ
ソコン11bが接続されたときの第2のパソコン11b
のIPアドレスを取得する(S4)。次いで、第2のパ
ソコン11bから受け取った情報をもとに第1のパソコ
ン11aの接続先に電話をかけて情報を通知する(S
5)。このとき、第1のパソコン11aに対して、イン
ターネットのアクセスポイントの電話番号、第2のパソ
コン11bのIPアドレス(またはURL:Unifo
rm Resource Locator)、ポート番
号、および第2のパソコン11bから受け取った第1の
パソコン11aの制御情報を通知する。なお、インター
ネットのアクセスポイントの電話番号に関しては、第1
のパソコン11a側で独自に持っているアクセスポイン
トの電話番号を使用してもよい。この場合には、インタ
ーネットのアクセスポイントの電話番号を第1のパソコ
ン11aに通知しないようにするか、通知されても第1
のパソコン11aではそれを使用しないようにすればよ
い。
【0020】通信装置12aは、サーバ15の仲介処理
部16からの着信を待ち受けている。着信があると、通
信装置12aは、仲介処理部16からの情報を受信する
(S6)。次に、通信装置12aは、まず、仲介処理部
16から受け取った制御情報に基づき、第1のパソコン
11aに対してアプリケーション処理の起動指示を出す
(S7)。すると、第1のパソコン11aは起動指示に
応答してアプリケーション処理を起動する(S8)。こ
のとき、第1のパソコン11aの電源をONにするとい
う処理を行ってもよい。続いて、通信装置12aは、第
1のパソコン11aに制御情報を受け渡す(S9)。第
1のパソコン11aはその制御情報を受けて(S1
0)、第2のパソコン11bのIPアドレス、ポート番
号、アクセスポイントの電話番号および他のパラメータ
をそのアプリケーション処理に受け渡す。なお、アプリ
ケーション処理は、通信装置12aからの起動指示に従
って起動されるが、常時第1のパソコン11a内で起動
されている形態でもよい。
【0021】次に、第1のパソコン11aは、通知され
た第2のパソコン11bのアクセスポイントの電話番号
による回線接続指示を出す(S11)。通信装置12a
は回線接続指示を受けてインターネット14のアクセス
ポイントに回線接続する(S12)。続いて、第1のパ
ソコン11aは、第2のパソコン11bへの接続指示を
出すと(S13)、通信装置12aは第2のパソコン1
1bのIPアドレス、ポート番号の電文受け渡しを行い
(S14)、これを受けて第2のパソコン11bは接続
受付を行う(S15)。これにより、第1のパソコン1
1aと第2のパソコン11bとが接続され、両者の間で
相互通信が可能になる。
【0022】なお、第2のパソコン11b側の通信装置
12bは電文の受け渡しだけを行うので、このフローチ
ャートでは省略してある。次に、本発明の実施の形態
を、接続の相手先が特定されているときの別の通信開始
処理に適用した場合を例にして説明する。
【0023】図4は第2の実施の形態の構成および動作
説明を示す図である。図4において、図2で示したもの
と同一の要素は同一の符号で示し、その詳細な説明は省
略する。
【0024】ここでは、通信相手として第1のパソコン
11aがあらかじめ特定されていて、第2のパソコン1
1bから接続要求を出す場合の通信開始処理の概要を図
4を参照して説明する。
【0025】最初に、第2のパソコン11bが公衆回線
網13を通じて直接第1のパソコン11aの通信装置1
2aに接続に関する情報を通知する(矢印31)。続い
て、第2のパソコン11bはサーバ15の仲介処理部1
6に第1のパソコン11aとの接続を希望している旨を
通知して、第1のパソコン11aが仲介処理部16に接
続されるのを待ち受ける(矢印32)。通信装置12a
は第2のパソコン11bから通知された情報を基に第1
のパソコン11aの所定のアプリケーション処理を起動
し、第2のパソコン11bより受けた情報をそのアプリ
ケーション処理に通知する(矢印33)。第1のパソコ
ン11aは通知された情報をもとにインターネット14
に接続し、通信装置12aから受け取った情報を基にサ
ーバ15の仲介処理部16に接続する(矢印34)。こ
れで、仲介処理部16を経由して第1のパソコン11a
と第2のパソコン11bとが接続され、両者間の相互通
信が可能になる(矢印35)。この場合も、第1のパソ
コン11aおよび第2のパソコン11bはそれぞれイン
ターネット14を介して相互に接続され、接続するため
の回線費用はネットワークサービスプロバイダまでの公
衆回線費用をそれぞれが負担することになる。
【0026】次に、第2のパソコン11bから接続要求
を出して第1のパソコン11aとの相互通信が開始され
るまでの処理の流れの詳細を説明する。図5は第2の実
施の形態の処理の流れの詳細を示すフローチャートであ
る。最初に、第2のパソコン11bは、公衆回線網13
を通じて直接第1のパソコン11aの通信装置12aへ
回線接続を行う(S21)。通信装置12aの着信が確
認されると(S22)、続いて、第2のパソコン11b
は接続要求情報を通知し(S23)、通信装置12aは
その情報を受信する(S24)。接続要求情報には、サ
ーバ15のIPアドレス(またはURL)、仲介処理部
16のポート番号、第1のパソコン11aの制御情報が
納められている。このとき、アクセスポイントの電話番
号を同時に通知してもよい。
【0027】次に、第2のパソコン11bは、通信装置
12aとの回線を切断し(S25)、インターネット1
4のサーバ15のアクセスポイントに回線接続を行い
(S26)、サーバ15の仲介処理部16に接続して第
1のパソコン11aとの接続要求を送出し、第1のパソ
コン11aが仲介処理部16に接続されるのを待ち受け
る(S27)。サーバ15の仲介処理部16は、第2の
パソコン11bからの着信を受け、着信後に第2のパソ
コン11bから第1のパソコン11aと通信を行いたい
旨の接続要求を受け付ける(S28)。
【0028】一方、通信装置12aは第2のパソコン1
1bから受け取った制御情報に基づき、第1のパソコン
11aに対してアプリケーション処理の起動指示を出す
と(S29)、第1のパソコン11aは起動指示に応答
してアプリケーション処理を起動する(S30)。この
とき、第1のパソコン11aの電源をONにするという
処理を行ってもよい。続いて、通信装置12aは、第1
のパソコン11aに制御情報を受け渡す(S31)。第
1のパソコン11aはその制御情報を取得する(S3
2)。このときの電文は、サーバ15のIPアドレス、
仲介処理部16のポート番号、アクセスポイントの電話
番号および他のパラメータを含み、第1のパソコン11
aのアプリケーション処理に受け渡される。なお、アプ
リケーション処理は、通信装置12aからの起動指示に
従って起動されるが、常時第1のパソコン11a内で起
動されている形態でもよい。
【0029】次に、第1のパソコン11aは、回線接続
指示を出し(S33)、通信装置12aはその回線接続
指示を受けてインターネット14のアクセスポイントに
回線接続を行う(S34)。第1のパソコン11aは、
通信装置12aから受け取ったIPアドレス、ポート番
号をもとにサーバ15の仲介処理部16に接続要求を出
す(S35)。これを受けて、通信装置12aは電文受
け渡しを行うが、同時に第2のパソコン11bと通信を
行いたい旨の情報も一緒に仲介処理部16に通知する
(S36)。
【0030】仲介処理部16はステップS28にて第2
のパソコン11bからの接続要求を受け付けており、第
2のパソコン11bは仲介処理部16に接続されたまま
になっているので、仲介処理部16は第1のパソコン1
1aから応答があると、第1のパソコン11aと第2の
パソコン11bとを接続して、相互通信をすることがで
きる状態にする(S38)。これにより、第1のパソコ
ン11aおよび第2のパソコン11bは相互通信処理が
可能になる。なお、この場合の相互通信処理は、仲介処
理部16を介在して行うようにしたが、仲介処理部16
が第1のパソコン11aおよび第2のパソコン11bに
相手のIPアドレス、ポート番号を通知し、その後は直
接第1のパソコン11aおよび第2のパソコン11b間
で通信を行うようにしてもよい。
【0031】次に、本発明の実施の形態を、接続の相手
先が特定されていないときの通信開始処理に適用した場
合を例にして説明する。図6は第3の実施の形態の構成
および動作説明を示す図である。図6において、図2で
示したものと同一の要素は同一の符号で示し、その詳細
な説明は省略する。この図6によれば、サーバ15の仲
介処理部16は、接続を要求したときに通信相手がいな
い場合に登録しておく登録部17を新たに備えている。
【0032】ここでは、通信相手として接続しようとす
るパソコンが特定されていない場合の通信開始処理であ
って、まず、あるパソコンがサーバ15の仲介処理部1
6に接続要求を登録しておき、その登録の次に接続要求
が来たパソコンを通信相手とするものである。この処理
は特に通信ゲームの対戦相手を決める場合に有用であ
る。この通信相手が特定されていないときの通信開始処
理の概要を図6を参照して説明するが、この実施の形態
では、第1のパソコン11aが最初に接続要求を出し、
次に、第2のパソコン11bが接続要求を出すものとす
る。
【0033】最初に、第1のパソコン11aがインター
ネットのアクセスポイントに接続し、サーバ15の仲介
処理部16に接続要求を通知して(矢印41)、一旦回
線を切断する。仲介処理部16は第1のパソコン11a
の接続要求を登録部17に登録する。次に、第2のパソ
コン11bがインターネットのアクセスポイントに接続
し、サーバ15の仲介処理部16に接続要求を通知する
(矢印42)。このとき、第2のパソコン11bは通信
相手の条件を同時に通知しておく。そして、第2のパソ
コン11bはインターネットに接続したまま通信相手ま
たは仲介処理部16からの返答を待ち受ける。仲介処理
部16は登録部17を検索し、第1のパソコン11aが
通知された条件に合致するとすれば、公衆回線網13を
介して第1のパソコン11aに第2のパソコン11bか
ら接続要求が来たという情報を通知する(矢印43)。
通信装置12aは仲介処理部16から通知された情報を
もとに第1のパソコン11aの所定のアプリケーション
処理を起動し、第2のパソコン11bより受けた情報を
そのアプリケーション処理に通知する(矢印44)。第
1のパソコン11aは仲介処理部16から通知された情
報をもとにインターネット14に接続し、サーバ15の
仲介処理部16に再接続する(矢印45)。これで、仲
介処理部15を経由して第1のパソコン11aと第2の
パソコン11bとが接続され、両者の相互通信が可能に
なる(矢印46)。この場合も、第1のパソコン11a
および第2のパソコン11bはそれぞれインターネット
14を介して相互に接続され、接続するための回線費用
はネットワークサービスプロバイダまでの公衆回線費用
をそれぞれが負担することになる。
【0034】次に、第1のパソコン11aが最初に接続
要求を出し、次に第2のパソコン11bが接続要求を出
した場合に、第1のパソコン11aと第2のパソコン1
1bとの相互通信が開始されるまでの処理の流れの詳細
を説明する。
【0035】図7は第3の実施の形態の処理の流れの詳
細を示すフローチャートである。まず、第1のパソコン
11aが回線接続指示を出すと(S41)、通信装置1
2bは回線接続を行い、インターネットのアクセスポイ
ントに接続する(S42)。第1のパソコン11aは、
接続要求を送出すると(S43)、通信装置12bがサ
ーバ15の仲介処理部16への電文の受け渡しをする
(S44)。仲介処理部16は第1のパソコン11aか
らの接続要求を受信する(S45)。このとき、第1の
パソコン11aからの電文には接続要求以外に接続相手
の条件も同時に含められている。接続要求通知後、第1
のパソコン11aは回線断の指示を出し(S46)、通
信装置12bは一旦回線を切断する(S47)。回線切
断後、第1のパソコン11a自体の電源をOFFにして
もよい(S48)。また、サーバ15の仲介処理部16
は第1のパソコン11aの接続要求を受信後、第1のパ
ソコン11aを登録部17に登録する(S49)。
【0036】次に、第2のパソコン11bが回線接続の
処理をすることでインターネットのアクセスポイントに
接続し(S50)、接続要求をサーバ15の仲介処理部
16に送出する(S51)。このとき、接続相手の条件
も同時に通知する。サーバ15の仲介処理部16は、第
2のパソコン11bからの接続要求を受信後(S5
2)、登録部17に既に登録されているパソコンの中
で、接続条件の合致したパソコンを探し(S53)、合
致しなければ、次の接続要求待ちとなり、合致すれば、
そのパソコンを通信相手とする。この場合、第1のパソ
コン11aおよび第2のパソコン11bの接続条件が合
致したものとする。条件が合致した場合には、第2のパ
ソコン11bは、インターネットに接続したまま、通信
相手または仲介装置からの返答を待ち受ける。
【0037】次に、仲介処理部16は、公衆回線網13
を介して第1のパソコン11aに接続し、第2のパソコ
ン11bから接続要求が来たことを通知した後(S5
4)、公衆回線網13の回線を切断する(S55)。こ
のとき、仲介処理部16は、第2のパソコン11bから
の接続要求の他、第1のパソコン11aに対する制御情
報を同時に送出してもよいし、第2のパソコン11bの
IPアドレスなどの相手先接続情報を同時に送ってもよ
い。
【0038】通信装置12aは、仲介処理部16からの
通知を受け取り(S56)、通知された情報に第1のパ
ソコン11aに対する制御情報があれば、その制御情報
に従った処理、ここでは起動処理の指示を行う(S5
7)。このとき、第1のパソコン11aの電源をONに
する指示を行ってもよい。
【0039】第1のパソコン11aは、通信装置12a
からの起動指示に従って、必要なら、第1のパソコン1
1aの電源をONにし、そしてアプリケーション処理を
起動する(S58)。続いて、通信装置12aは、第1
のパソコン11aに制御情報を受け渡す(S59)。第
1のパソコン11aはその制御情報を取得する(S6
0)。このときの電文は、アプリケーション処理のパラ
メータである。
【0040】次に、第1のパソコン11aは、仲介処理
部16から通知された情報に基づき回線接続指示を出し
(S61)、通信装置12aはその回線接続指示を受け
てインターネット14のアクセスポイントに回線接続
し、仲介処理部16に再接続する(S62)。その後、
第1のパソコン11aは、第2のパソコン11bとの接
続要求を出す(S63)。通信装置12aは第2のパソ
コン11bとの接続要求の電文を仲介処理部16に受け
渡す(S64)。
【0041】仲介処理部16は、第1のパソコン11a
から第2のパソコン11bとの接続要求を受け付けると
(S65)、接続要求を出した後インターネットに接続
したまま待ち受けとなっている第2のパソコン11b
と、第1のパソコン11aとの間で相互通信処理ができ
る状態にする(S66)。これにより、第1のパソコン
11aおよび第2のパソコン11bは相互通信処理が可
能になる。なお、この場合の相互通信処理は、仲介処理
部16を介在して行うようにしたが、仲介処理部16が
第1のパソコン11aおよび第2のパソコン11bに相
手のIPアドレス、ポート番号を通知し、その後は直接
第1のパソコン11aおよび第2のパソコン11b間で
通信を行うようにしてもよい。
【0042】次に、本発明の実施の形態を、制御情報が
パソコンに保持されているときの通信開始処理に適用し
た場合を例にして説明する。図8は第4の実施の形態の
構成および動作説明を示す図である。図8において、図
2で示したものと同一の要素は同一の符号で示し、その
詳細な説明は省略する。この図8によれば、パソコン5
0は、制御情報取得部51、制御情報識別子(ID)と
制御情報との対応表である対応情報記憶部52、および
接続処理部53を備えており、通信装置60に接続され
ている。
【0043】制御情報取得部51は他のパソコンから通
知される制御情報として制御情報識別子70を受け取る
と、受け取った制御情報識別子70をキーにして対応情
報記憶部52を参照し、パソコン50の制御情報を取得
する。接続処理部53は制御情報取得部51から受け取
った制御情報をもとに接続処理を行う。
【0044】上述の第1ないし第3の実施の形態では、
第1のパソコン11aを制御する情報は基本的に他のパ
ソコンから通知されていたが、本実施の形態では、パソ
コン50の制御情報は自己のパソコン50側の対応情報
記憶部52に保持してあり、他のパソコンからは制御情
報識別子70のみを受け取るようにしてある。パソコン
50は受け取った制御情報識別子70をもとに対応情報
記憶部52を検索し、対応する制御情報を取得し、接続
処理部53はその制御情報に基づいて処理を行うように
している。
【0045】次に、他のパソコンまたはサーバ15の仲
介処理部16などの他の装置から接続要求の通知を受け
るときの処理の例について説明する。図9は接続要求が
通知されるときの構成および動作説明を示す図である。
図9によれば、パソコン80は通信装置82に接続さ
れ、通信装置82は公衆回線網13を介して他のパソコ
ンまたはサーバ15の仲介処理部16などの他の装置9
0に接続されている。
【0046】ここで、他の装置90からの呼び出しに応
じて回線を接続する場合の処理の概要を説明する。ま
ず、他の装置90から呼出し信号が発信される(矢印1
11)。発信された呼び出し信号が通信装置82によっ
て受信されると、通信装置82はパソコン80に対し起
動/呼出通知を行う(矢印112)。パソコン80で
は、起動/呼出通知を受けると、所定のアプリケーショ
ン処理を起動し、続いて、呼出し音を発行する(矢印1
13)。この呼出し音に応答して、パソコン80の操作
者100はパソコン80に対して接続指示を行う(矢印
114)。パソコン80はその接続指示を受けて、通信
装置82に接続指示を出すと(矢印115)、通信装置
82は回線接続を行い、他の装置90への接続を行うこ
とになる(矢印116)。
【0047】次に、他の装置から接続要求の通知を受け
るときの処理の流れの詳細について説明する。図10は
他の装置から接続要求の通知を受けるときの処理の流れ
の詳細を示すフローチャートである。最初に、他の装置
90から呼出し信号を発信する(電話回線の場合、通信
装置82の電話番号に電話をかける)(S71)。通信
装置82は他の装置90からの呼出し信号(電話回線の
場合、呼出し音)を受けると(S72)、パソコン80
に対して起動指示および呼出し受信を通知し(S7
3)、回線接続状態(電話回線の場合は、会話ができる
オフフック状態)に移る前に、パソコン80から回線接
続状態にしてよいかどうかの指示を待つ。
【0048】パソコン80では起動指示および呼出し受
信の通知を受けると、まず、接続処理を行うアプリケー
ション処理が起動され(S74)、続いて呼出し音を発
行する(S75)。この呼出し音の発行はパソコン80
に内蔵または外部接続されたスピーカを通じて行われ
る。操作者100は、呼出し音を受けることにより(S
76)、呼出しが来たことを認識する。その後、パソコ
ン80の操作者100はキーボード入力などして、回線
接続状態に移るように回線接続の指示する(S77)。
パソコン80では、パソコン80の操作者100から回
線接続の指示を受けると(S78)、その接続指示を通
信装置82に伝える(S79)。通信装置82では、パ
ソコン80から回線接続指示を受け取ると(S80)、
回線接続処理をして他の装置90と回線を接続状態にす
る(S81,S82)。ここで、通信装置82は回線接
続指示を出すと(S83)、他の装置90では、指示受
取りがあるかどうかをチェックしており(S84)、通
信装置82からの回線接続指示を受け取ると、回線を切
断し、パソコン80からの回線再接続に備える(S8
5,S86)。
【0049】なお、他の装置90は、呼出し信号を発信
した後、経過時間をチェックしており(S87)、も
し、呼出し信号を送っても、一定時間の間に、回線接続
状態にならない場合は、処理を中断するようにしてい
る。
【0050】さらに、本発明の別の実施の形態として、
パソコンと通信装置とを一体化することができる。すな
わち、上述の実施の形態では、パソコンと通信装置は別
の装置として示したが、これらを一つの装置に一体化し
て接続開始処理を行うようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、少なく
とも二つの利用者端末の間で相互通信処理を開始させる
ときに、公衆回線経由で他の利用者端末から接続要求を
受けたのち、一旦回線を切断し、最寄りのアクセスポイ
ントに接続し直して互いにインターネット上で相互に接
続するように構成した。このため、インターネットでの
相互通信において、お互いが最寄りのアクセスポイント
に接続した状態で相互通信が可能となるため、通信相手
同士の通信コスト負担を平等化できるという効果を奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】第1の実施の形態の構成および動作説明を示す
図である。
【図3】第1の実施の形態の処理の流れの詳細を示すフ
ローチャートである。
【図4】第2の実施の形態の構成および動作説明を示す
図である。
【図5】第2の実施の形態の処理の流れの詳細を示すフ
ローチャートである。
【図6】第3の実施の形態の構成および動作説明を示す
図である。
【図7】第3の実施の形態の処理の流れの詳細を示すフ
ローチャートである。
【図8】第4の実施の形態の構成および動作説明を示す
図である。
【図9】接続要求が通知されるときの構成および動作説
明を示す図である。
【図10】他の装置から接続要求の通知を受けるときの
処理の流れの詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1a,1b 接続処理手段 2a,2b 通信処理手段 3 公衆回線 4 通信路(インターネット) 5 仲介処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 15/08 H04L 11/20 102A

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者端末が公衆回線を用い、回線中継
    装置を経由した通信路を確立し、当該通信路にて少なく
    とも2者の利用者端末の間で相互通信を開始させる通信
    開始処理システムにおいて、 利用者端末に設けられて通信相手との相互通信に必要な
    接続処理を行う接続処理手段と、 利用者端末と公衆回線との間に接続され、他の装置から
    の制御電文の着信があると、前記制御電文に含まれる制
    御情報に従って前記接続処理手段を起動するとともに、
    前記制御電文に含まれる接続先情報をもとに前記公衆回
    線から回線中継装置を経由した通信路の接続要求先へ回
    線再接続を行う通信処理手段と、 前記公衆回線および通信路に接続され、前記通信路を通
    じて利用者端末からの接続要求を受け付けると、前記接
    続要求に指定された利用者端末の前記通信処理手段に対
    し前記他の利用者端末の制御情報および接続先情報を含
    む制御電文を送出する仲介処理手段と、 を備えていることを特徴とする通信開始処理システム。
  2. 【請求項2】 前記通信処理手段は、前記制御電文に含
    まれる制御情報を基に前記利用者端末の電源を投入する
    電源投入手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    通信開始処理システム。
  3. 【請求項3】 前記通信処理手段は、仲介処理手段の接
    続先情報を公衆回線を介して前記他の利用者端末から直
    接着信されると、前記接続先情報をもとに前記仲介処理
    手段へ接続要求を通知するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の通信開始処理システム。
  4. 【請求項4】 仲介処理手段は、前記回線中継装置を経
    由した通信路を通じて利用者端末からの接続要求を受け
    付けて登録するとともに、前記通信路を通じて受け付け
    た他の利用者端末からの接続要求に応じて既に登録され
    ている利用者端末の前記通信処理手段に対し前記他の利
    用者端末の制御情報および接続先情報を前記公衆回線を
    通じて送出するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の通信開始処理システム。
  5. 【請求項5】 利用者端末の接続要求は通信相手の条件
    を含み、条件の満足する登録利用者端末にのみ制御情報
    および接続先情報を通知するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の通信開始処理システム。
  6. 【請求項6】 前記接続処理手段は、制御情報識別子と
    制御情報との対応関係を記憶した対応情報記憶手段と、
    他の装置から制御電文を受けると前記制御電文に含まれ
    る制御情報識別子をもとに前記対応情報記憶手段を参照
    し、接続処理に必要な制御情報を取得する制御情報取得
    手段とを有することを特徴とする請求項1記載の通信開
    始処理システム。
  7. 【請求項7】 利用者端末が公衆回線を用い、回線中継
    装置を経由した通信路を確立し、当該通信路にて少なく
    とも2者の利用者端末の間で相互通信を開始させる通信
    開始処理システムの仲介装置において、 第1の利用者端末より、第2の利用者端末への接続要求
    を受信すると、公衆回線を用いて、前記接続要求に含ま
    れる情報に従い、該当する第2の利用者端末に対して前
    記回線中継装置を経由した通信路を確立させるための要
    求を送出する仲介処理手段を備えたことを特徴とする仲
    介装置。
  8. 【請求項8】 利用者端末と公衆回線との間に接続さ
    れ、利用者端末が公衆回線を用い、回線中継装置を経由
    した通信路を確立し、当該通信路にて少なくとも2者の
    利用者端末の間で相互通信を開始させる通信開始処理シ
    ステムの通信処理装置において、 前記回線中継装置を経由した通信路の確立の要求を公衆
    回線を介して受信すると、接続されている利用者端末の
    接続処理手段を起動させるとともに、前記回線中継装置
    を経由した通信路の確立を行う通信処理手段を備えたこ
    とを特徴とする通信処理装置。
  9. 【請求項9】 前記通信処理手段は、他の装置からの接
    続先情報および制御情報の情報通知を受け付ける受付手
    段と、前記情報通知を受け付けると、前記接続先情報に
    指定された通信回線の接続要求先へ回線再接続を行う発
    信手段と、前記制御情報に従って利用者端末の接続処理
    手段を起動する起動手段とを備えていることを特徴とす
    る請求項8記載の通信処理装置。
  10. 【請求項10】 前記通信処理手段は、前記制御情報を
    基に利用者端末の電源を投入する電源投入手段をさらに
    備えていることを特徴とする請求項9記載の通信処理装
    置。
  11. 【請求項11】 利用者が操作することにより公衆回線
    を用い、回線中継装置を経由した通信路を確立し、当該
    通信路にて少なくとも2者の間で相互通信を開始させる
    通信開始処理システムの接続処理装置において、 公衆回線を通じて通信処理手段が受信した他の利用者か
    らの接続要求に基づく呼出し信号により起動される起動
    手段と、 前記起動手段による起動後、利用者に対して呼出し信号
    の受信を通知する呼出し受信通知手段と、 前記呼出し受信通知手段からの通知に応答した利用者か
    らの接続指示を受取る指示受取り手段と、 利用者からの接続指示に従って前記通信処理手段に回線
    接続の指示を出力する接続指示出力手段と、 を備えていることを特徴とする通信開始処理システムの
    接続処理装置。
  12. 【請求項12】 利用者端末が公衆回線を用い、回線中
    継装置を経由した通信路を確立し、当該通信路にて少な
    くとも2者の利用者端末の間で相互通信を開始させる通
    信処理開始方法において、 第1の利用者端末は公衆回線を通じて第2の利用者端末
    からの接続要求を受信することによって前記接続要求か
    ら制御情報を取得し、 取得した制御情報で第1の利用者端末の接続処理手段を
    起動し、 前記第2の利用者端末は接続要求を送出後、公衆回線を
    用い、回線中継装置を経由した通信路を確立し、 前記第1の利用者端末は前記制御情報に基づいて公衆回
    線を用い、回線中継装置を経由した通信路を確立して当
    該通信路を介し前記第2の利用者端末と相互接続する、 ことを特徴とする通信処理開始方法。
  13. 【請求項13】 前記第2の利用者端末は、第1の利用
    者端末への接続要求を前記通信路を通じて仲介処理手段
    へ送出する場合、前記接続要求の送出後、前記通信路に
    接続したままにすることを特徴とする請求項12記載の
    通信処理開始方法。
  14. 【請求項14】 前記第2の利用者端末は、第1の利用
    者端末への接続要求を公衆回線を通じて第1の利用者端
    末へ直接送出する場合、前記接続要求の送出後、前記回
    線中継装置を経由した通信路に再接続するようにしたこ
    とを特徴とする請求項12記載の通信処理開始方法。
  15. 【請求項15】 利用者端末にて通信相手との相互通信
    に必要な接続処理を行う接続処理手段と、他の装置から
    接続要求の制御電文の着信があると、前記制御電文に含
    まれる制御情報に従って前記接続処理手段を起動すると
    ともに、前記制御電文に含まれる接続先情報に指定され
    た接続要求先へ回線再接続を行う通信処理手段とを有す
    るプログラムを格納した記憶媒体。
  16. 【請求項16】 他の装置から接続要求の制御電文の着
    信を受け付ける着信手段と、前記制御電文の着信がある
    と、前記制御電文に含まれる接続先情報に指定された接
    続要求先へ回線再接続を行う発信手段と、前記制御電文
    に含まれる制御情報に従って利用者端末の接続処理手段
    を起動する起動手段と、前記制御情報を基に利用者端末
    の電源を投入する電源投入手段とを有するプログラムを
    格納した記憶媒体。
  17. 【請求項17】 利用者端末から公衆回線を用い、回線
    中継装置を経由した通信路を通じて接続要求を受け付け
    ると、他の利用者端末に対し前記公衆回線を通じて制御
    情報および接続先情報を含む接続要求を送出する手段
    と、前記利用者端末および他の利用者端末を前記通信路
    を通じて相互接続させる手段とを有するプログラムを格
    納した記憶媒体。
JP9315041A 1996-11-19 1997-11-17 通信開始処理システム Withdrawn JPH10210181A (ja)

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JP9315041A JPH10210181A (ja) 1996-11-19 1997-11-17 通信開始処理システム

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JP30760596 1996-11-19
JP8-307605 1996-11-19
JP9315041A JPH10210181A (ja) 1996-11-19 1997-11-17 通信開始処理システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003027859A1 (fr) * 2001-09-21 2003-04-03 E-Jan Net Co. Serveur de soutien des connexions, terminal, systeme de soutien des connexions, procede de soutien des connexions, programme de communication et programme de soutien des connexions
WO2004075479A1 (ja) * 2003-02-19 2004-09-02 Victor Company Of Japan Limited 制御情報の伝送方法、中継サーバ、及び被制御装置
US9231907B2 (en) 2011-11-28 2016-01-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Method for establishing connection between communication apparatuses, communication apparatus, and server apparatus

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