JP2000114752A - 電気素子配置ボックス - Google Patents

電気素子配置ボックス

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JP2000114752A
JP2000114752A JP10284954A JP28495498A JP2000114752A JP 2000114752 A JP2000114752 A JP 2000114752A JP 10284954 A JP10284954 A JP 10284954A JP 28495498 A JP28495498 A JP 28495498A JP 2000114752 A JP2000114752 A JP 2000114752A
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Kiyoko Miyoshi
きよ子 三好
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気素子と配線との接続部の絶縁処理をより
一層確かなものとすることができる電気素子配置ボック
スを提供する。 【解決手段】 電気素子配置ボックス10は、樹脂製の
透明カバー1と樹脂製の台座部2とから成る。台座部2
上に設けられた一対の端子21上には電気素子としての
バイパスダイオード4が配置されている。透明カバー1
は箱型形状を成しており、その箱内側を前記台座部2に
向けてこれに装着されることによって前記バイパスダイ
オード4及び端子21を収容する樹脂注入空間が形成さ
れる。樹脂注入空間内への樹脂の注入の様子は、透明カ
バー1を通して目視することができるので、樹脂の注入
不足や注入偏りによる非封止箇所の発生を防止でき、バ
イパスダイオード4の絶縁樹脂封止の確実性を高めるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気素子を収容す
るとともに当該電気素子と配線との接続を行う電気素子
配置ボックスに関するものであり、例えば、太陽電池装
置を窓或いは扉又はトップライト(天窓、採光屋根)と
する太陽電池窓/扉/トップライトの枠内設置用として
利用される。
【0002】
【従来の技術】太陽電池装置は、ガラス基板上に透明電
極、半導体活性層を含む半導体膜、及び金属電極を積層
した太陽電池セルをカスケード接続し、所定の電圧を取
り出せるようにしたものである。このような太陽電池装
置は、屋上や敷地に設置されるほか、透光性を有するよ
うに形成してビルディングや住宅などの窓や扉などに設
置されることもある。前者のような設置を行う場合は、
電力取出配線とバイパスダイオードとを接続した端子ボ
ックスを太陽電池装置の裏面側に設置しておけばよいの
であるが、後者のような設置を行うときには、一般に、
透光性の太陽電池装置を窓/扉/トップライト枠に組み
込む際に、この太陽電池装置から引き出されている電力
取出配線にバイパスダイオード及び渡り配線を圧着端子
等で直付けし、この接続部分に絶縁テープを十分に巻回
し、前記バイパスダイオード等を前記窓/扉/トップラ
イト枠内に収容するといった手法が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、窓や扉
は人が触れる機会も多いことから、前記配線接続におけ
る絶縁処理をより一層確かなものとすることが望まれ
る。また、前記バイパスダイオードと配線との接続作業
あるいはこれらの交換作業を迅速且つ確実に行い得る構
造が求められている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の電気素子配置
ボックスは、電気素子と配線との接続を行わせるための
端子が設けられた台座部と、この台座部に装着される透
明カバーとから成り、前記台座部に前記透明カバーが装
着されることで少なくとも前記電気素子を囲う樹脂注入
空間が形成されることを特徴とする。
【0005】上記の構成においては、樹脂注入空間内に
樹脂を注入することによって前記電気素子は樹脂封止さ
れるから、絶縁テープを電気素子と配線との接続部分に
巻回する構成に比べて長期に渡る絶縁を維持することが
可能になる。更に、樹脂注入空間内への樹脂の注入の様
子は、透明カバーを通して目視できるので、樹脂の注入
不足や注入偏りによる非封止箇所の発生を防止すること
ができ、電気素子の樹脂封止の確実性を高めることがで
きる。
【0006】前記透明カバーと前記台座部とに各々二か
所ずつ樹脂注入口が形成されているとともに、前記樹脂
注入口は取り除くことが可能な蓋部によって当初は非開
口状態とされているのが望ましい。ここで、電気素子配
置ボックスの設置場所或いは設置態様によっては、透明
カバー側から樹脂を注入する方が容易な場合と、台座部
側から樹脂を注入する方が容易な場合とがあり、注入し
易い側において前記蓋部を除去して樹脂注入を行うこと
ができる。また、各側で樹脂注入口は二つあるから、注
入し易い方の注入口を選べるとともに、一つの注入口か
ら樹脂を注入するとき、他の注入口は空気抜き穴として
機能するから、樹脂注入空間内への樹脂の注入を円滑に
行うことができる。また、もしこのときに台座部側の樹
脂注入口が開口していたとすると、当該樹脂注入口から
樹脂が漏れ出てしまうことがあるが、蓋部にて非開口状
態とされているので、樹脂の漏れ出しは発生しないこと
になる。また、透明カバー側において一か所を開口して
注入口とし、台座部側においても一か所を開口して空気
抜き穴とすることが望ましい場合も有り得るが、このよ
うな場合にも対応することが可能である。
【0007】前記透明カバーには、前記端子に接続され
る配線を透明カバー内から外部に引き出すための配線挿
通穴が形成されており、この配線挿通穴には配線と配線
挿通穴との隙間を埋め得る弾性部材が装着されるのがよ
い。これによれば、配線挿通穴を通しての配線の外部へ
の引出しと前記配線挿通穴を通しての樹脂の漏れ出し防
止や水等の侵入抑制を図ることができる。
【0008】前記透明カバーには、前記端子に接続され
る配線を透明カバー内から外部に引き出すための配線挿
通穴と、前記端子における配線接続部側の空間と電気素
子接続部側の空間とを仕切る仕切り部と、前記配線接続
部側の空間内にネジ回しを挿通させるための開口部と、
が形成されていてもよい。これによれば、前記電気素子
接続部と電気素子のみが樹脂封止され、端子の配線接続
部は樹脂封止されないから、例えば太陽電池装置を交換
するときの配線のやり直しが容易になる。しかも、配線
接続部は透明カバーにより包囲されているから、作業中
に手が配線接続部に触れるといった事態も確実に防止で
きる。
【0009】前記台座部の端子に接続された電気素子の
極性を示すことができるように前記透明カバーに標示部
を形成しておくのが望ましい。樹脂注入後は電気素子は
見えなくなるから、例えば太陽電池装置の交換で当該太
陽電池装置から電気素子配置ボックスを切り離した後
に、当該ボックス内で電気素子がどのような極性で配置
されているのかを確認できないことが生じて新たな太陽
電池装置を極性を誤って配線してしまうおそれがある。
透明カバーに標示部が形成されていれば、かかる不具合
の発生を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、この発明
の実施の形態を図1乃至図3に基づいて説明する。図1
はこの実施の形態の電気素子配置ボックス10を示した
分解斜視図である。この電気素子配置ボックス10は、
樹脂製の透明カバー1と樹脂製の台座部2とから成って
いる。台座部2上には、その長手方向に所定の間隔をお
いて一対の端子21が配置されている。端子21は、台
座部2の上面に位置する配線接続部21aと、台座部2
の上面より少し上方に位置する電気素子接続部21bと
を有し、前記の配線接続部21a側でねじ22によって
台座部2に固定される。そして、この端子21の電気素
子接続部21b上にバイパスダイオード4のリード部を
配置させ、このリード部を例えば半田によって接続固定
している。この電気素子配置ボックス1が例えば図3に
示すように太陽電池窓(天窓)31の枠32内に配置さ
れる場合、端子21の配線接続部21aには、太陽電池
装置30における電力取出配線5および渡り配線6が接
続されることになる。
【0011】また、台座部2には、その下面から上面側
に抜ける樹脂注入口24,24が二つ形成されている。
この樹脂注入口24の一端側(上面側あるいは下面側)
には容易に取り去ることができる蓋部が設けられてお
り、当初は非開口状態となっている。この蓋部の構造
は、透明カバー1の蓋部と同様である。透明カバー1の
蓋部については後述する。台座部2の長手方向に平行な
二側面には、二つずつ合計4つの係止溝23が形成され
ている。この係止溝23に透明カバー1の係止突起13
が係合することで透明カバー1が台座部2に固定され
る。
【0012】透明カバー1は箱型形状を成しており、そ
の箱内側を前記台座部2に向けてこれに装着されること
によって前記バイパスダイオード4及び端子21を収容
する樹脂注入空間が形成される。透明カバー1の上面部
には、樹脂注入口12が二つ形成されている。この樹脂
注入口12は、図2に示しているように、蓋部12aに
よって当初は非開口状態となっている。蓋部12aの周
囲は薄肉に形成されており、少しの衝撃を与えることで
蓋部12aは樹脂注入口12から外れるようになってい
る。また、透明カバー1の長手方向に直交する二側面に
は、前記端子21に接続される配線5,6を前記樹脂注
入空間から外部に引き出すための配線挿通穴14が形成
されている。各配線挿通穴14には、ゴムキャップ部材
3が装着される。このゴムキャップ部材3は厚肉に形成
された縁部とその内側の薄肉部とからなり、この薄肉部
において容易に切り込みを形成することができ、この切
り込みを通して前記配線5,6を引き出せるようになっ
ている。
【0013】また、前記台座部2の端子21に接続され
たバイパスダイオード4の極性を示すことができるよう
に前記透明カバー1の長手方向の一方の端の上面には第
1標示部15が形成されており、他方の端の上面には第
2の標示部16が形成されている。例えば、上記の第1
の標示部15を赤色塗料の塗布により形成し、第2の標
示部16を青色塗料の塗布により形成し、赤色の側がプ
ラス、青色の側がマイナスというようにして、上記バイ
パスダイオード4が見えなくてもその極性が分かるよう
なっている。勿論、このような色標示に限らず、記号標
示等で極性を示すこともできる。
【0014】次に、電気素子配置ボックス10の取付作
業を例示する。図3のごとく電気素子配置ボックス10
を太陽電池窓31の窓枠32内に配置する場合は、太陽
電池装置30から引き出されている電力取出配線5およ
び渡り配線6を端子21の配線接続部21aに接続す
る。バイパスダイオード4については、現場で装着する
か又は予め装着しておく。次に、例えば透明カバー1側
から樹脂を注入するのであれば、蓋部12aを取り除い
て透明カバー1を台座部2に装着し、更に配線挿通穴1
4にゴム部材3を装着し、このゴム部材3の切り込みか
ら配線5,6を引き出す。その後、樹脂注入口12から
樹脂注入空間内に絶縁性の樹脂を注入していく。そし
て、電気素子配置ボックス10を窓枠32内に収納して
太陽電池窓31の組立てを行う。
【0015】上記バイパスダイオード4は注入された樹
脂によって封止されるので、単に絶縁テープを巻回する
構成に比べて長期に渡る絶縁を確保することが可能にな
る。更に、樹脂注入空間内への樹脂の注入の様子は、透
明カバー1を通して目視することができるので、樹脂の
注入不足や注入偏りによる非封止箇所の発生を防止で
き、バイパスダイオード4の樹脂封止の確実性を高める
ことができる。
【0016】なお、台座部2側から樹脂を注入するのが
容易なのであれば、樹脂注入口24の蓋部を取り去って
当該注入口を開口すればよい。また、透明カバー側およ
び台座部側にそれぞれ樹脂注入口が二つあるから、これ
ら二つのうち注入し易い方の注入口を選べるとともに、
一つの注入口から樹脂を注入するときには他の注入口は
空気抜き穴として機能するので、樹脂注入空間内への樹
脂の注入を円滑に行うことができる。また、注入する側
とは反対の側でも樹脂注入口が開口していたとすると、
当該樹脂注入口から樹脂が漏れ出てしまうことがある
が、反対の側では蓋部にて注入口は非開口状態とされた
ままであるから、樹脂の漏れ出しは発生しない。
【0017】また、透明カバー1側において一か所を開
口して注入口とし、台座部2側においても一か所を開口
して空気抜き穴とすることが望ましい場合も有り得る
が、このような場合にも対応することができる。また、
透明カバー1の配線挿通穴14には、薄肉に形成されて
容易に切り込みを形成できるゴムキャップ部材3が装着
されるので、前記配線挿通穴14を通しての配線5,6
の外部への引出しと前記配線挿通穴14を通しての樹脂
の漏れ出し防止を図ることができる。
【0018】また、太陽電池装置30を交換するときに
は、この太陽電池装置30と電気素子配置ボックス10
とを切り離すために電力取出配線5を切断し、新たな太
陽電池装置の電力取出配線を上記ボックス10から出て
いる上記切断された電力取出配線5に圧着端子などを用
いて接続することになる。このとき、当該ボックス10
内のバイパスダイオード4の極性マークは注入された樹
脂により見えないため、反対の極性に配線してしまうお
それがある。この実施の形態においては、バイパスダイ
オード4の極性を示す標示部15,16を透明カバー1
に形成しているので、かかる不具合の発生を防止するこ
とができる。
【0019】(実施の形態2)次に、この発明の第2の
実施の形態を図4に基づいて説明する。なお、実施の形
態1と同様の機能を有する部材には同一の符号を付記し
ている。図4に示しているように、透明カバー1の長さ
は、台座部2よりも短く、端子21,21における電気
素子接続部21b,21bの間隔よりも少し長くなって
いる。従って、この透明カバー1を台座部2に装着する
と、バイパスダイオード4及び端子21の電気素子接続
部21bは樹脂注入空間内に位置するが、端子21の配
線接続部21aは樹脂注入空間の外に位置することにな
る。また、電気素子接続部21bを跨ぐことになる前記
の透明カバー1の部分に電気素子接続部21bの厚みに
対応した切欠き部19が形成してあり、透明カバー1と
台座部2との密着が確保されるようになっている。
【0020】上記の構成であれば、バイパスダイオード
4及び端子21の電気素子接続部21bを樹脂封止でき
る一方、端子21の配線接続部21aを樹脂封止させな
いでおこくことができ、配線5,6の取り付け及び取り
外しに制約が無くなることから、太陽電池装置や配線の
交換作業が容易になる。
【0021】(実施の形態3)次に、この発明の第3の
実施の形態を図5に基づいて説明する。なお、実施の形
態1と同様の機能を有する部材には同一の符号を付記し
ている。図5に示しているように、透明カバー1内に
は、樹脂注入空間を形成することになる仕切り板18,
18が形成されている。この仕切り板18,18の配置
間隔は、端子21,21における電気素子接続部21
b,21bの間隔よりも少し長い。従って、この透明カ
バー1を台座部2に装着すると、バイパスダイオード4
及び電気素子接続部21bは仕切り板18,18による
樹脂注入空間の内側に位置する。一方、配線接続部21
aは樹脂注入空間の外に位置するものの、透明カバー1
によって囲われることになる。配線接続部21aの上方
に位置することになる透明カバー1の上面部分には、前
記ねじ22を回すネジ回しを挿通させるための開口部1
7が形成されている。また、電気素子接続部21bを跨
ぐことになる前記の透明カバー1の部分に電気素子接続
部21bの厚みに対応した切欠き部が形成してあり、透
明カバー1と台座部2との密着が確保されるようになっ
ている。
【0022】上記の構成によれば、バイパスダイオード
4と端子21の電気素子接続部21bのみが樹脂封止さ
れ、端子21の配線接続部21aは樹脂封止されないか
ら、太陽電池装置30を交換するときの配線のやり直し
が容易になる。しかも、前記端子21の配線接続部21
aは透明カバー1により包囲されるから、作業中に手が
端子21に触れるといった事態も確実に防止できる。
【0023】また、ゴムキャップ部材3を配線挿通穴1
4に装着した場合には、配線挿通穴14を通しての配線
5,6の外部への引出しと配線挿通穴14を通しての水
等の侵入抑制を図ることができる。なお、前記ねじ22
を回すネジ回しを挿通させるための開口部17にゴム等
から成る蓋を装着して水等の侵入防止を図るようにして
もよい。
【0024】以上説明した実施の形態においては、電気
素子配置ボックスを太陽電池窓の枠に配置する形態を示
したが、これに限らず、太陽電池扉や太陽電池トップラ
イト(天窓、採光屋根)の枠内に配置してもよいし、こ
れら以外のものに設けてもよいものである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電気素子は樹脂によって封止されるので、単に絶縁
テープを電気素子と配線との接続部分に巻回する構成に
比べて長期に渡る絶縁を確保することが可能になる。更
に、樹脂注入空間内への樹脂の注入の様子は、透明カバ
ーを通して目視することができるので、電気素子の樹脂
封止の確実性を高めることができる。
【0026】樹脂注入口を前記透明カバーと前記台座部
とに各々二か所ずつ形成し、容易に取り去ることができ
る蓋部にて当初は非開口状態とする構成であれば、注入
し易い方の側から樹脂を注入することができ、更に、樹
脂注入口は各々の側にあるから、注入し易い方を選べる
とともに、その選んだ側の二つの注入口のうち一つから
樹脂を注入するとき、他の注入口は空気抜き穴として機
能するから、樹脂注入空間内への樹脂の注入を円滑に行
うことができる。また、樹脂を注入する側とは反対の側
の樹脂注入口は、蓋部にて非開口状態とされるので、樹
脂の漏れ出しは発生しない。
【0027】透明カバーの配線挿通穴に弾性部材が装着
される構成であれば、配線挿通穴を通しての配線の外部
への引出しと前記配線挿通穴を通しての樹脂の漏れ出し
防止、或いは前記配線挿通穴を通しての配線の外部への
引出しと前記配線挿通穴を通しての水等の侵入抑制を図
ることができる。
【0028】透明カバーに仕切り部を設けた構成であれ
ば、端子の電気素子接続部側と電気素子のみが樹脂封止
され、端子の配線接続部側は樹脂封止されないから、例
えば太陽電池装置を交換するときの配線のやり直しが容
易になる。しかも、この端子の配線接続部側は透明カバ
ーにより包囲されているから、作業中に手が端子に触れ
るといった事態も確実に防止できる。
【0029】透明カバーに標示部を形成した構成であれ
ば、太陽電池装置の交換等に際してその配線を反対の極
性に施してしまうといった不具合が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1の電気素子配置ボック
スを示す分解斜視図である。
【図2】図1の電気素子配置ボックスの透明カバーに形
成された樹脂注入口および蓋部を示した断面図である。
【図3】図1の電気素子配置ボックスが組み込まれた太
陽電池窓の斜視図である。
【図4】この発明の実施の形態2の電気素子配置ボック
スを示す分解斜視図である。
【図5】この発明の実施の形態3の電気素子配置ボック
スを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 透明カバー 2 台座部 3 ゴムキャップ部材 4 バイパスダイオード 5 電力取出配線 6 渡り配線 10 電気素子配置ボックス 12 樹脂注入穴 12a蓋部 14 配線挿通穴 15 第1標示部 16 第2標示部 17 開口部 18 仕切り板 21 端子 21a配線接続部 21b電気素子接続部 22 ねじ
フロントページの続き (72)発明者 三好 一輝 大阪府交野市倉治5丁目7番8号 司電機 産業株式会社内 Fターム(参考) 4E353 AA06 AA18 AA19 BB02 CC01 CC04 CC11 CC32 DD01 DR01 DR41 EE03 GG01 GG15 GG20 GG24 4E360 AB01 AB12 BA03 BA15 BC04 BD02 BD05 CA02 EA05 EA11 EA25 EA27 ED13 ED22 EE02 EE07 GA33 GA47 GA53 GB95 GC08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気素子と配線との接続を行わせるため
    の端子が設けられた台座部と、この台座部に装着される
    透明カバーとから成り、前記台座部に前記透明カバーが
    装着されることで少なくとも前記電気素子を囲う樹脂注
    入空間が形成されることを特徴とする電気素子配置ボッ
    クス。
  2. 【請求項2】 前記透明カバーと前記台座部とに各々二
    か所ずつ樹脂注入口が形成されているとともに、前記樹
    脂注入口は取り除くことが可能な蓋部によって当初は非
    開口状態とされていることを特徴とする請求項1に記載
    の電気素子配置ボックス。
  3. 【請求項3】 前記透明カバーには、前記端子に接続さ
    れる配線を透明カバー内から外部に引き出すための配線
    挿通穴が形成されており、この配線挿通穴には配線と配
    線挿通穴との隙間を埋め得る弾性部材が装着されるよう
    になっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の電気素子配置ボックス。
  4. 【請求項4】 前記透明カバーには、前記端子に接続さ
    れる配線を透明カバー内から外部に引き出すための配線
    挿通穴と、前記端子における配線接続部側の空間と電気
    素子接続部側の空間とを仕切る仕切り部と、前記配線接
    続部側の空間内にネジ回しを挿通させるための開口部
    と、が形成されていることを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の電気素子配置ボックス。
  5. 【請求項5】 前記台座部の端子に接続された電気素子
    の極性を示すことができるように前記透明カバーに標示
    部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の電気素子配置ボックス。
  6. 【請求項6】 太陽電池パネル窓/扉/トップライトの
    枠内に組み込めるように構成されていることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電気素子配
    置ボックス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9768600B1 (en) 2016-03-18 2017-09-19 Yazaki Corporation Branch box
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