JP2000114655A - サブマウントミラー方式面型レーザ - Google Patents
サブマウントミラー方式面型レーザInfo
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Abstract
ーザの提供すること。 【解決手段】 任意の角度をもつマイクロミラーを傾斜
マウントの上に搭載することにより、所望の角度に光を
取り出すことを可能とし、小型化と低コスト化を同時に
達成する。特に、安価に供給される立方晶あるいはZi
ncblendeの(100)just基板を用い、形
成された54°の(111)面ミラーと18°の傾斜を
もつマウントとを組み合わるか、あるいはサブマウント
の裏面に18°の傾斜を形成することにより、実効的に
小型、低コストの垂直取り出しミラーを形成する。ま
た、立方晶あるいはZincblendeの(100)
18°オフ基板利用した場合には、従来は利用していな
かった63°(111)面を利用することができ、36
°の傾斜をもつマウント組み合わせるか、あるいはサブ
マウントの裏面に36°の傾斜を形成することにより、
実効的に小型、低コストの垂直取り出しミラーを形成す
る。
Description
わり、マイクロミラーによって、共振器方向と異なる方
向、特に垂直方向に出力光を取り出す半導体レーザ装置
に関する。
型レーザを他の光学コンポーネント、例えば光ファイバ
と結合させるには、出射側近傍にレンズなどの光結合系
や導波路、あるいは直接光ファイバを配さなくてはなら
ない。そのため出射側には駆動用ICや受光素子、ある
いは他の発光素子などを配すことができず、設計の自由
度が小さくなってしまう。また、これら素子を同じ基板
上に集積化し、更なる小型化を追求する場合には、この
ことはより大きな制約となってしまう。特にレーザを高
密度に集積化し、アレイ化した場合には、この配線等の
制約は顕著になる。一方、基板と垂直な方向に光を取り
出す面発光レーザでは、基板上に光路が設定されないの
で、基板上での配線、集積化に関して、自由度が大き
く、小型化や低コスト化に有利である。特に、近年、光
加入者系システムの実現を目指し、光伝送システム低コ
スト化の研究が盛んに展開されているが、口径の大きな
プラスチックファイバ(POF)を用いれば、送信光源
となる半導体レーザと光ファイバとをレンズを用いずに
直接光結合させることが可能になり、部品点数の削減を
はかることができる。この場合、ファイバ端面と基板と
が平行に近い方が、モジュールとしての体積低減に寄与
することができ、また、送受信を1本のファイバで行う
場合には、レーザと受光素子とを基板内で集積化する必
要が生じ、いずれの場合も面発光レーザが有利となる。
このことは、光ピックアップに対しても同様にメリット
となる。さらに、従来の光伝送システムでは、光源に、
やはり面発光素子である発光ダイオード(LED)を用
いており、データの大容量化に伴い、光源をより高速な
レーザに変更した場合でも、面発光レーザであれば既存
の技術、インフラを容易く活用することが可能で、技術
の立ち上げ時間の短縮、さらにはコストの低減に大きく
資することができる。
面発光レーザ(VCSEL)の研究が盛んに行われ、サ
ブミリアンペアという低しきい値のものまで開発されて
いる。しかしながら、光通信で有用な長波長帯において
は、屈折率差の大きい材料系がないため高反射率のミラ
ーが形成できなかったり、材料に固有な非発光成分が多
いなどの材料的な制約から、良好な面発光レーザの報告
はない。
SEL)の検討もなされているが、このレーザでは出射
する放射モード光が導波路方向に対し2つのピークを持
つという問題がある。これを改善するために、複数の位
相シフト構造を導波路に作り付けることが提案されてい
る。しかし、この場合の放射モード光の発光近視野像
は、矩形状のパターンであり、ファイバの固有モードで
あるガウス分布とはかけ離れているため極めて結合効率
が悪く、また、軸ずれに対するトレランスも小さかっ
た。さらにこれを改善するために、回折格子の周期より
も長い領域にわたって位相を徐々にシフトさせる概略対
称分布の位相シフト構造により、放射モードの導波路方
向の発光出力パターンをガウス分布に近づける工夫も考
案されている。しかしながら、垂直出射光とは別に共振
器外軸方向に進む光は損失になので、根本的に損失の大
きなレーザとなってしまい、端面発光型レーザほどには
低しきい値化できない。
よって面型化すれば、反射率の高いDBRが難しい長波
においても、十分しきい値の低いレーザが供給可能であ
り、また、そのビーム形状も楕円でこそあるが、ガウシ
アンビームであり、ファイバとの結合もGCSELより
優れている。また、技術自体が熟成しており、新規の材
料にも適用しやすい。
(100)基板が用いられるが、この場合にはミラー面
となる(111)面の傾きは54°になってしまう。垂
直方向に光を取り出すためには45°ミラーが必要であ
り、そのため、9°オフの基板を用い(111)面が4
5°になるようにしている。しかし、溝状にエッチング
して45°ミラーを形成したもう一方の(111)面は
63°の傾きとなり、垂直取り出しミラーには用いるこ
とができない。このため、マイクロミラーを併せ持つシ
リコンサブマウントの単位ウェハ当たりの作製数は減少
し、コストはそれだけ上昇してしまう。しかも、サブマ
ウント自体も不要な面を備えているため、大型化してし
まうという問題を抱えていた。さらに、サブマウント上
の電極面と大口径ファイバ面とが平行になるため戻り光
の影響も無視できない。ここでは垂直取り出しについて
述べたが、任意の方向に光を取り出すことも、既存の安
価なウェハ(オフ角と結晶面方位が決まっている)を用
いる限りは難しい。
型、低コストが要求される端面発光型レーザーのマイク
ロミラーによる面発光化においては、シリコンの(10
0)9°オフ基板を用いて作製した(111)面を反射
面とするマイクロミラーでは、不要な面が同時に形成さ
れるため、作製数を上げることができず、さらなる低コ
スト化は難しかった。また、サブマウント自体も大きく
なるため不要な面を削除しない限り、それ以上小型化す
ることもできなかった。
で、その目的とするところは、任意の角度をもつマイク
ロミラーを傾斜マウントの上に搭載することにより、所
望の角度に光を取り出すことを可能とし、小型化と低コ
スト化を同時に達成する端面発光型レーザーを供給する
ことにある。特に、安価に供給される立方晶あるいはZ
incblendeの(100)基板を用い、形成され
た54°の(111)面ミラーと18°の傾斜をもつマ
ウントとを組み合わせて、実効的に45°反射ミラーを
もつレーザを供給することにある。さらに、立方晶ある
いはZincblendeの(100)9°オフ基板を
用いた場合には、従来は利用していなかった63°(1
11)面を36°の傾斜をもつマウント組み合わせて、
実効的に垂直取り出しミラーを構成することにある。さ
らに、このように傾斜マウントを用いれば、反射面(P
OF端面など)と再反射面となる電極面とを非平行にす
ることができ反射戻り光の影響も低減できる。なお、同
様な効果は、サブマウントそのものの裏面に傾斜を付け
ることでも得られる。
に本発明は、次のような構成を採用している。
るマイクロミラーを併せ持つレーザサブマウント上に搭
載した半導体レーザの軸方向がベースユニット(マウン
トまたはフレーム)に対してある一定の角度をもって固
定できるようベースユニットに傾斜が形成されている
か、あるいはサブマウントの裏面に傾斜が形成され、そ
の傾斜と結晶面の角度とによって任意の方向へ搭載半導
体レーザの光を取り出せるように構成されていることを
特徴とする。
incblendeタイプの(100)基板からなり、
エッチングによって得られた(111)結晶面をミラー
面に用いたレーザサブマウントを搭載半導体レーザの軸
方向から18°傾けてベースユニットに固定することに
より面発光化してなることを特徴とする。
いはZincblendeタイプの(100)x°オフ
基板からなり、エッチングによって得られた54+x°
傾いた(111)結晶面をミラー面に用いたレーザサブ
マウントを搭載半導体レーザの軸方向から9+x°傾け
てベースユニットに固定して面発光化してなることを特
徴とする。
マウントおよび搭載半導体レーザを同一基板上に形成す
ることにより、一体型の極めて小型の面型レーザを提供
してなることを特徴とする。
ザが水平から大きく傾いた場合には、反射ミラーからの
反射光がレーザ上面でけられやすくなるが、これは、レ
ーザとミラー面との間に溝を挿入し、レーザー上面とミ
ラー面との距離をとることにより、回避できる。
をもつマイクロミラーを傾斜マウントの上に搭載するこ
とにより、所望の角度に光を取り出すことを可能とし、
小型化と低コスト化を同時に達成する端面発光型レーザ
ーを供給することができる。
incblendeの(100)基板を用い、形成され
た54°の(111)面ミラーと18°の傾斜をもつマ
ウントとを組み合わせるか、あるいはサブマウントの裏
面に18°の傾斜を形成することにより、垂直取り出し
ミラーを形成し、低コストのレーザを供給することがで
きる。
方晶あるいはZincblendeの(100)9°オ
フ基板を用いて作製した、従来は利用していなかった6
3°(111)面と36°の傾斜をもつマウント組み合
わせるか、あるいはサブマウントの裏面に36°の傾斜
を形成することにより垂直取り出しミラーを形成し、低
コストのレーザを供給することができる。
ーザサブマウントおよび搭載半導体レーザを同一基板上
に一括形成することにより素子サイズを著しく低減し、
それらによって、低コストのレーザを供給することがで
きる。
受光素子(PD)や駆動用ICを集積することが容易で
あり、送受信系全体のサイズを大幅に低減するだけでは
なく、位置合わせ精度を向上させ、配線によるインピー
ダンスを低減することも可能となる。
形態によって説明する。
1)の第1の実施形態に係わる半導体レーザ装置の概略
構造を示す断面図であり、図1(a)はサブマウント形
状、図1(b)はサブマウントをマウントに搭載した形
態を示す。
からなるサブマウントであり、水酸化カリウム水溶液の
異方性エッチングによって(100)方向と54°の角
度を持つ(111)面113が形成され、反射率を上げ
るため金が蒸着してある。この場合、トレンチ状に異方
性エッチングを施しており、113と対称な(111)
面114が得られ、この面を持つサブマウント112も
そのどちらも同様な手法でマイクロミラー化できる。サ
ブマウント111、112はダイシングあるいはへき開
によって分離する。
を持つサブマウント111上にレーザ115を搭載し、
さらにこれをベースユニットとなるマウント116に搭
載し、全体として面発光化した構造を示す。マウントに
は、水平面から18°の傾斜面117が形成されてお
り、サブマウントを上載することにより、レーザ115
の出力を垂直上向きに取り出すことが可能となってい
る。このとき、上記傾斜部をV溝状としておけば、チッ
プキャリアにもなっているサブマウント111をこの溝
に挿入することにより、ほぼ自動的に位置合わせが可能
となる。この溝はエッチング、切削等によって形成す
る。
イバ端面を介してレーザに帰還する戻光を考えた場合、
サブマウント上面118での反射光が垂直方向に対して
36°の角度で反射されるため、戻り光を低減すること
が可能となる。
Siを用いたが、この代りに例えば化合物半導体を用い
てもよく、さらに反射材料としては金を用いたが、この
代わりに、銀やあるいは誘電体多層膜を用いても良い。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施することができる。
1)の第2の実施形態に係わる半導体レーザ装置の概略
構造を示す断面図である。
にシリコン(111)面をマイクロミラーにもつ面発光
レーザであり、同一部分は同一番号(下2桁)を付し、
その詳しい説明を省略する。
ントへの搭載の仕方が異なる。つまり、第1の実施形態
では、マウント116上に傾斜面117を形成すること
により垂直方向の面型化を図ったが、本実施例では、サ
ブマウント211の裏面を18°傾斜させて研磨し、水
平面219を有するマウント216に搭載することによ
り、第1の実施形態と同様に光を垂直方向に取り出すこ
とを可能としたものである。
ておけば、チップキャリアにもなっているサブマウント
211をこの段差に合わせることにより、ほぼ自動的に
位置合わせが可能となる。
としてSiを用いたが、この代りに例えば化合物半導体
を用いてもよく、さらに反射材料としては金を用いた
が、この代わりに、銀やあるいは誘電体多層膜を用いて
も良い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施することができる。
1)の第3の実施形態に係わる半導体レーザ装置の概略
構造を示す図である。
にシリコン(111)面をマイクロミラーにもつ面発光
レーザであり、同一部分は同一番号(下2桁)を付し、
その詳しい説明を省略する。第1の実施形態とは、受光
素子(PD)や受信用、送信用回路(IC)を集積化
し、光源を含む集積化素子としてある点が異なる。
C、322は送信用ICである。このようにPDやIC
を集積化する場合には、光源の面型化は、素子全体の小
型化にとって重要であり、また、配線を短くできるので
インピーダンス低減等メリットも大きい。さらに図のよ
うに、PD、ICをサブマウントであるSi(100)
基板に直接作り込めば、45°マイクロミラーに用いる
9°オフの(100)基板を用いる場合とは異なり、通
常と同じ条件で作製可能となるので、あらたに作製条件
出しをする必要も無く、コストおよび信頼性の点で有利
である。
く、受光部を持っているので、一体型光ピックアップや
ファイバを伝送媒体に用いた送受信素子として用いるこ
とができる。
2)の第4の実施形態に係わる半導体レーザ装置の概略
構造を示す断面図であり、図4(a)はサブマウント形
状、図4(b)はサブマウントをマウントに搭載した形
態を示す。
にシリコン(111)面をマイクロミラーにもつ面発光
レーザであり、同一部分は同一番号(下2桁)を付し、
その詳しい説明を省略する。
して(100)just基板の代りに9°オフ基板を用
いた点が異なる。
°オフ基板からなるサブマウントであり、水酸化カリウ
ム水溶液の異方性エッチングによって(100)方向と
63°の角度を持つ(111)面413が形成され、反
射率を上げるため金が蒸着してある。この場合、トレン
チ状に異方性エッチングを施しており、反対側には45
°の角度をもつ(111)面414が得られ、この面を
持つサブマウント412は傾斜マウントと組み合わせる
ことなく面発光化に供することができる。サブマウント
411、412はダイシングあるいはへき開によって分
離する。
を持つサブマウント411上にレーザ415を搭載し、
さらにこれをマウント416に搭載し、全体として面発
光化した構造を示す。マウントには、水平面から36°
の傾斜面417が形成されており、サブマウントを上載
することにより、レーザ415の出力を垂直上向きに取
り出すことが可能となっている。このとき、上記傾斜部
はV溝状となっており、チップキャリアにもなっている
サブマウント411をこの溝に挿入することにより、ほ
ぼ自動的に位置合わせが可能となる。
イバ端面を介してレーザに帰還する戻光を考えた場合、
サブマウント上面418での反射光が垂直方向に対して
72°の角度で反射されるため、戻り光を低減すること
が可能となる。この効果は、レーザ光をレンズでファイ
バに結合させる場合により、大きくなる。
面417を形成することにより垂直方向の面型化を図っ
たが、サブマウントの裏面を36°傾斜させて研磨した
場合も、同様に光を垂直方向に取り出すことができる。
としてSiを用いたが、この代りに例えば化合物半導体
を用いてもよく、さらに反射材料としては金を用いた
が、この代わりに、銀やあるいは誘電体多層膜を用いて
も良い。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施することができる。
3)の第5の実施形態に係わる半導体レーザ装置の概略
構造を示す図であり、図5(a)はサブマウント一体型
レーザ、図5(b)はそれをマウントに搭載した状態を
示す。
とは異なり、サブマウント基板上にレーザを同時形成し
てある。
フ基板よりなるサブマウントであり、その上にInGa
AlP系の赤色レーザ515を形成する。通常この系の
レーザでは、自然超格子の形成を防ぐため、オフ基板が
用いられる。レーザ端面523、524はエッチングで
形成されている。この端面と向かい合う形でマイクロミ
ラー面525をエッチングで形成し、電気的な絶縁性を
確保するためSiO2を成膜したのちAuをコートして
マイクロミラーとする。ただし、このミラー面の基板面
に対する傾斜角度は一般に45°にはなっていない。そ
こで、第1の実施例同様、マウント516に対してサブ
マウント一体型レーザを傾けて固定すれば、垂直光取り
出しの面発光レーザを作製することができる。この場
合、第1〜第4の実施形態とは異なり、基板面に垂直な
面内での傾斜、つまりサブマウントの1軸回転だけでは
なく、2軸回転が必要になる。
面を形成すれば、へき開工程を経ることなくレーザー共
振器を形成できるので、そのままの状態でレーザの特性
評価が可能となり、評価の簡便化につながる。また、へ
き開工程に起因する歩留まりの低減を改善することがで
きる。
の角度をもつマイクロミラーを傾斜マウントの上に搭載
することにより、所望の角度に光を取り出すことを可能
とし、小型化と低コスト化を同時に達成する面発光レー
ザーを供給することができる。
incblendeの(100)just基板を用い、
形成された54°の(111)面ミラーと18°の傾斜
をもつマウントとを組み合わせれば、2つの(111)
の両方をミラーに供すことが可能となる。また、立方晶
あるいはZincblendeの(100)18°オフ
基板を用いた場合には、従来無駄になっていた63°
(111)面ミラーを36°の傾斜をもつマウントと組
み合わせることにより、垂直取り出しミラーとして利用
可能になる。結果として位置合わせが簡便でかつ低コス
トのミラーを供すことができ、安価な面発光レーザを供
給することができる。
の概略構造を示す断面図である。
の概略構造を示す断面図である。
の概略構造を示す断面図である。
の概略構造を示す断面図である。
の概略構造を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体レーザをマウントし、該半導体レ
ーザから出射されたレーザ光の光路を屈曲させるマイク
ロミラーを併せ持つレーザサブマウントを有する半導体
レーザ装置において、該マイクロミラーが結晶からな
り、ミラー面には結晶面を用いることを特徴とする半導
体レーザ装置であって、該レーザサブマウントを搭載半
導体レーザのストライプ軸方向とベースユニットが平行
にならないように該ベースユニットに固定したサブマウ
ントミラー方式面型レーザ。 - 【請求項2】 請求項1において、マイクロミラーが立
方晶あるいはZincblendeタイプの(100)
基板であって、しかも<110>方向にx°オフした基
板からなり、基板表面に対して54+x°傾いた(11
1)結晶面をミラー面に用いたレーザサブマウントを搭
載半導体レーザの軸方向から(9+x)×2°傾けてベ
ースユニットに固定することにより垂直方向に光を取り
出すサブマウントミラー方式面型レーザ。 - 【請求項3】 請求項1において、マイクロミラーおよ
び搭載半導体レーザが同一基板上に形成された一体型の
サブマウントミラー方式面型レーザ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10278766A JP2000114655A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | サブマウントミラー方式面型レーザ |
US09/408,122 US6487224B1 (en) | 1998-09-30 | 1999-09-29 | Laser diode assembly |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10278766A JP2000114655A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | サブマウントミラー方式面型レーザ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000114655A true JP2000114655A (ja) | 2000-04-21 |
JP2000114655A5 JP2000114655A5 (ja) | 2005-03-03 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10278766A Pending JP2000114655A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | サブマウントミラー方式面型レーザ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6487224B1 (ja) |
JP (1) | JP2000114655A (ja) |
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