JP2000113673A - 半導体記憶装置とそのデータ転送方法 - Google Patents

半導体記憶装置とそのデータ転送方法

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JP2000113673A
JP2000113673A JP10279638A JP27963898A JP2000113673A JP 2000113673 A JP2000113673 A JP 2000113673A JP 10279638 A JP10279638 A JP 10279638A JP 27963898 A JP27963898 A JP 27963898A JP 2000113673 A JP2000113673 A JP 2000113673A
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dram
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Yasuki Yamamoto
康樹 山本
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    • G06F12/0802Addressing of a memory level in which the access to the desired data or data block requires associative addressing means, e.g. caches
    • G06F12/0893Caches characterised by their organisation or structure

Abstract

(57)【要約】 【課題】 行単位の多くのデータを高速に転送可能にし
た半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 主メモリのDRAMと副メモリとなるS
RAMとを備え、前記DRAMとSRAM間でデータの
転送を可能にした半導体記憶装置において、DRAMメ
モリセル111−1〜111−nとこのDRAMメモリ
セルのデータを読み出し且つデータを書込むためのセン
スアンプ112−1〜112−nとからなる一対のDR
AMメモリアレイ部を複数設けると共に、SRAMメモ
リアレイ部120を少なくとも1組設け、前記複数のD
RAMメモリアレイ部とSRAMメモリアレイ部とをデ
ータ転送用のバスTBL−N1、T1〜TBL−Nm、
Tmを介して接続したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置と
そのデータ転送方法に係わり、特に、行単位のデータ又
は(1/n)行単位の多くのデータを高速に転送可能に
した半導体記憶装置とそのデータ転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大容量メインメモリに対する高速化、高
周波数対応化への要求は年々増すばかりであるが、従来
のメインメモリであるDRAMをその要求通りに性能向
上させることは困難である。そこでメインメモリ内部に
高速メモリを搭載することが考えられる。このように構
成することで外部とのデータ授受は高速メモリ部で対応
し、メモリ容量についてはDRAM部で対応すること
で、即ち、メインメモリ内部の多層化により高速化と大
容量化の両方を達成することができる。
【0003】しかし、高速メモリ部の動作サイクルに対
し、DRAM部の動作サイクルは遅い。従って高速メモ
リ部とDRAM部間のデータ転送ビット数を増すことで
一度に多くのデータを高速メモリ部とDRAM部間でや
りとりできるようにし、その動作速度のギャップを無く
す必要がある。また、高速メモリ部の容量はDRAM部
の容量よりもきわめて小容量しか搭載できないので、そ
の高速メモリを有効に使用するには、DRAM部のデー
タと高速メモリ部間でいづれのデータもデータ転送が行
える様にすることが必要である。
【0004】これらの要求を達成するためには、DRA
M部の多数のセンスアンプと多数の高速メモリセルとを
接続する必要があり、従ってその接続線は長大となり配
線の持つ容量が大きくなる。高速メモリ部からDRAM
部のビット線を介してDRAMセルまでデータ転送を行
おうとすると、高速メモリ部での駆動能力を大きくする
必要があり、又、非常に長い転送時間を要するようにな
る。
【0005】そこで、高速メモリ部から転送されてくる
データを微少振幅としDRAM部センスアンプで増幅さ
せてDRAMセルに書き込む方式とすることでデータ転
送を行うことになる。そのためには被転送されるDRA
M部のビット線を転送前にバランス/プリチャージさせ
るか、または被転送ビット線のセンスアンプによる増幅
をあらかじめ行わないようにしておくというような制御
が必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、行単位の多くのデ
ータを高速に転送可能にした新規な半導体記憶装置とそ
のデータ転送方法を提供するものである。本発明の他の
目的は、一つの転送用のバスに複数のDRAMと少なく
とも1つのSRAMを接続することで、前記転送用のバ
スの配線容量を大きくし、この容量に電荷を充電するこ
とで、データを転送するようにした新規な半導体記憶装
置とそのデータ転送方法を提供するものである。
【0007】本発明の他の目的は、データを読み出しな
がら、同時に転送を可能にした新規な半導体記憶装置と
そのデータ転送方法を提供するものである。更に、本発
明の他の目的は、転送スピードを向上すると共に、転送
タイミングの自由度を高め、使い勝手を向上した新規な
半導体記憶装置とそのデータ転送方法を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に係わる半
導体記憶装置の第1態様は、DRAMとSRAMとを備
え、前記DRAMとSRAM間でデータの転送を可能に
した半導体記憶装置において、DRAMメモリセルとこ
のDRAMメモリセルのデータを読出し且つデータを書
込むためのセンスアンプとからなる一対のDRAMメモ
リアレイ部を複数設けると共に、SRAMメモリアレイ
部を少なくとも1組設け、前記複数のDRAMメモリア
レイ部とSRAMメモリアレイ部とをデータ転送用のバ
スを介して接続したことを特徴とするものであり、又、
第2態様は、前記のDRAMメモリアレイ部とデータ転
送用のバスとの接続を選択するための転送選択回路を、
前記のDRAMメモリアレイ部とデータ転送用のバスと
の間に設けたことを特徴とするものであり、又、第3態
様は、前記SRAMメモリセルには、少なくとも前記S
RAMメモリセル内のデータを読み出すためのビット線
と、前記SRAMメモリセル内のデータを読出し前記D
RAMへ転送するためのデータ転送線とが接続され、こ
のデータ転送線は前記データ転送用のバスに接続するこ
とを特徴とするものであり、又、第4態様は、前記ビッ
ト線とデータ転送線とは、選択的に前記SRAMメモリ
セルに接続するように構成したことを特徴とするもので
ある。
【0009】又、本発明に係わる半導体記憶装置のデー
タ転送方法の第1態様は、DRAMとSRAMとを備
え、前記DRAMとSRAMとをデータ転送用のバスで
接続し、データの転送を可能にした半導体記憶装置のデ
ータ転送方法において、前記転送元のRAMから転送先
のRAMへデータ転送を行う際、前記転送元のRAM内
の電荷を前記データ転送用のバスに転送し、その後、デ
ータ転送用のバスに充電された電荷を前記転送先のRA
Mのビット線に転送することでデータを転送することを
特徴とするものであり、又、第2態様は、前記SRAM
のメモリセルには、少なくとも前記メモリセル内のデー
タを読み出すためのビット線と、前記メモリセル内のデ
ータを読出し且つ前記DRAMへ転送するためのデータ
転送線とが接続され、このデータ転送線を前記データ転
送用のバスに接続することでデータの転送を行い、同時
に、前記ビット線を介してメモリセル内のデータを外部
回路に読み出すことを特徴とするものであり、又、第3
態様は、前記転送元のRAM内の電荷を前記データ転送
用のバスに転送した後、前記転送元のRAMとデータ転
送用のバスとの接続を解除することを特徴とするもので
あり、又、第4態様は、前記データ転送用のバスに充電
された電荷を前記転送先のRAMのビット線に転送した
後、前記データ転送用のバスと前記転送先のRAMとの
接続を解除することを特徴とするものであり、又、第5
態様は、前記転送元のRAMはSRAMであることを特
徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係わる半導体記憶装置
は、DRAMとSRAMとを備え、前記DRAMとSR
AM間でデータの転送を可能にした半導体記憶装置にお
いて、DRAMメモリセルとこのDRAMメモリセルの
データを読出し且つデータを書込むためのセンスアンプ
とからなる一対のDRAMメモリアレイ部を複数設ける
と共に、SRAMメモリアレイ部を少なくとも1組設
け、前記複数のDRAMメモリアレイ部とSRAMメモ
リアレイ部とをデータ転送用のバスを介して接続したこ
とを特徴とするものである。
【0011】そして、前記転送元のRAMから転送先の
RAMへデータ転送を行う際、前記転送元のRAM内の
電荷を前記データ転送用のバスに転送し、その後、デー
タ転送用のバスに充電された電荷を前記転送先のRAM
のビット線に転送することでデータを転送するものであ
るから、行単位の多くのデータを高速に転送可能にし
た。
【0012】
【実施例】以下に、本発明に係わる半導体記憶装置とそ
のデータ転送方法の具体例を図面を参照しながら詳細に
説明する。図1〜3は、本発明に係わる半導体記憶装置
の具体例の構造を示す図であって、これらの図には、D
RAMとSRAMとを備え、前記DRAMとSRAM間
でデータの転送を可能にした半導体記憶装置において、
DRAMメモリセル111−1〜111−nとこのDR
AMメモリセルのデータを読出し且つデータを書込むた
めのセンスアンプ112−1〜112−nとからなる一
対のDRAMメモリアレイ部を複数設けると共に、SR
AMメモリアレイ部120を少なくとも1組設け、前記
複数のDRAMメモリアレイ部とSRAMメモリアレイ
部とをデータ転送用のバスTBL−N1,T1〜TBL
−Nm,Tmを介して接続した半導体記憶装置が示され
ている。
【0013】以下に、本発明を更に詳細に説明する。図
1は本発明の一具体例による半導体記憶装置の全体の構
成を概略的に示すブロック図である。図1において、半
導体記憶装置100は、主メモリとしてDRAM部10
1、副メモリとしてSRAM部102、DRAM部10
1とSRAM部102との間でデータ転送を行うための
双方向データ転送回路103を有している。
【0014】DRAM部101は、行及び列からなるマ
トリックス状に配列された複数のダイナミック型メモリ
セルを備えるDRAMアレイ110と、内部アドレス信
号iA0〜iA13からDRAM行選択信号とバンク選
択信号を出力するDRAM行制御回路115と、DRA
M行選択信号iADR0〜iADR12とバンク選択信
号iAD13を受けてDRAMアレイ110の対応行を
選択するDRAM行デコーダ113と、内部アドレス信
号iA5とiA6からDRAM列選択信号を出力するD
RAM列制御回路116と、DRAM列制御回路116
の出力であるDRAM列選択信号iADC5とiADC
6を受けて対応列を選択するDRAM列デコーダ114
を有する。さらにDRAMアレイ110は、メモリセル
部111と、選択されたDRAMセルに保持されたデー
タを検知し増幅するセンスアンプ112を備える。また
DRAMアレイ110はバンクと呼ばれる複数のブロッ
クに分割されており、本具体例では2つのバンクA,バ
ンクBに分割され、バンク選択信号iAD13によりバ
ンクが選択される。
【0015】SRAM部102は、行及び列からなるマ
トリックス状に配列された複数のスタティック型メモリ
セルを備えるSRAMアレイ120と、内部アドレス信
号iA0〜iA3からSRAM行選択信号iASR0〜
3を発生するSRAM行制御回路124と、SRAM行
選択信号iASR0〜iASR3を受けて分割されたS
RAMセル群(本具体例では行毎に分割されたセル群)
の選択を行うSRAM行デコーダ121と、内部アドレ
ス信号iA0〜iA3及びiA4〜iA13からSRA
M列選択信号を発生するSRAM列制御回路122と、
SRAM列選択信号iASC4〜iASC10により列
選択を行うSRAM列デコーダ123を有する。
【0016】更に、外部入力信号を受けて半導体記憶装
置内の動作を制御する動作制御回路150と外部とのデ
ータ入出力の制御をするデータ制御回路160を有す
る。この具体例では主記憶部にDRAMを用い副記憶部
にSRAMを用いているが、本発明はこれに制限される
ことはない。図2はこの発明の一例を示す半導体記憶装
置のアレイ配置を概略的に示すアレイレイアウト図であ
る。このアレイ配置の構成においては、DRAMアレイ
全体をDRAMアレイ110−1とDRAMアレイ11
0−2に2分割し、この2つのDRAMアレイの間にS
RAMアレイ120とSRAM列デコーダ123が設け
られる。これによりDRAMアレイ110−1と110
−2に隣接するDRAM行デコーダ113で選択される
DRAMのどの行上のセル群でも、SRAMアレイ12
0に隣接するSRAM行デコーダ121で選択されるS
RAMの行上のセル群との間でデータの転送ができ、ダ
イレクトマッピング方式、セットアソシアティブ方式の
マッピング方式を可能としている。
【0017】データ転送を行うデータ転送バス線はTB
L、DRAMアレイ110−1とDRAMアレイ110
−2とSRAMアレイ120とSRAM用列デコーダ1
23を横断するように配置される。本具体例ではDRA
Mアレイ110−1とDRAMアレイ110−2はそれ
ぞれバンクAとバンクBに対応する。このデータ転送バ
ス線TBLの配置を模式的に示したのが図3である。デ
ータ転送バス線TBLは、各列毎にDRAMアレイの複
数(n行)のセンスアンプとSRAMアレイを接続する
ように複数(m対)並列に配置される。
【0018】図4には図2の構成に加えて、DRAMア
レイ110−1、110−2とSRAMアレイ120の
間に転送選択回路131を設け、データ転送バス線TB
Lが選択的に接続されるように構成している。この構成
により、DRAMアレイ110−1、110−2を選択
する信号を使用して動作しない側のDRAMアレイのデ
ータ転送バス線を切り離すことができ、データ転送時の
充放電電流の低減やデータ転送の高速化の効果が得られ
る。図2と同様に、図4の場合も、DRAMアレイ11
0−1とDRAMアレイ110−2はそれぞれバンクA
とバンクBに対応する。
【0019】なお、DRAMアレイをさらに分割して、
データ転送バス線に接続するための選択回路を更に設け
てもよい。また、SRAMアレイをさらに分割して、デ
ータ転送バス線に接続するための選択回路を設けてもよ
い。図1に示したDRAM部とデータ転送回路の具体的
な構成を図5に示す。図5において、DRAM部101
は行列状に配置された複数のダイナミック型メモリセル
DMCを持つ。メモリセルDMCは1個のメモリトラン
ジスタN1と1個のメモリキャパシタC1を含む。メモ
リキャパシタC1の対極には、一定の電位Vgg(1/
2Vcc等)が与えられる。さらにDRAM部101
は、行状にDRAMセルDMCが接続されるDRAMワ
ード線DWLと、それぞれ列状にDRAMセルDMCが
接続されるDRAMビット線DBLを持つ。ビット線は
それぞれ相補的な対で構成されている。DRAMセルD
MCはワード線DWLとビット線DBLの交点にそれぞ
れ設置される。またDRAM部101は、ビット線DB
Lに対応したDRAMセンスアンプDSAを持つ。
【0020】センスアンプDSAは、対になったビット
線間の電位差を検知し増幅する機能を持ち、センスアン
プ制御信号DSAP及びDSANにより動作制御され
る。ここではDRAMアレイは×8ビットの2バンク構
成の64Mビットであるため、ワード線はDWL1〜D
WL8192を持ち、ビット線はDBL1〜DBL51
2を持ち、センスアンプはDSA1〜DSA512を持
つ。これは1バンクの×1ビット分の構成である。
【0021】DRAM部101はバンク選択信号iAD
13とDRAM内部行アドレス信号iADR0〜iAD
R12に基づきワード線DWL1〜DWL8192の選
択を行うためDRAM行デコーダ113と、内部アドレ
ス信号iA0〜iA13に基づきDRAM内部行アドレ
ス信号iADR0〜iADR12及びバンク選択信号i
AD13を発生するDRAM行制御回路115とを備え
ている。
【0022】また、DRAM部101はDRAMビット
線選択回路DBSWを持ち、DRAM列デコーダ114
より発生するDRAMビット線選択信号DBS1〜DB
S4により4対のビット線から1対のビット線を選択
し、データ転送回路103を介してデータ転送バス線T
BLとの接続を行う。さらに、DRAM列デコーダ11
4にて使用されるDRAM列アドレス信号iADC5と
iADC6を発生するDRAM列制御回路116を備え
る。
【0023】図6は図1に示すSRAM部、データ転送
回路、データ入出力端子間の具体的構成の一例を示す図
であり、外部データ入出力端子DQの1ビット分に対す
る構成を抽出して示している。なおこの例は、16Kビ
ットのSRAMアレイを有した、×8ビット構成につい
ての例であるが、本発明はこれに制限されることはなく
主記憶部の構成との組み合わせを含めて、様々な構成に
おいても同様のことが実現できる。
【0024】SRAMメモリセルSMCは図7に一例を
示すように、フリップフロップ回路(本例ではフリップ
フロップ回路だがスタティックにデータを記憶する回路
であればこれに制限されるものではない)の両端にDR
AM部からくるデータ転送バス線TBLと接続するため
の接続回路312と、SRAMビット線SBLと接続す
るための接続回路313を有しており、DRAMセルと
SRAMセルとの間でデータ転送を行う際、前述したデ
ータ転送バス線との接続回路を活性化させるSRAMセ
ルデータ転送用行選択信号TWL1〜TWL16と、S
RAMセルに対して読み出しまたは書き込みを行う際、
前述したSRAMビット線SBLとの接続回路を活性化
させるSRAMセル読み書き用行選択信号SWL1〜S
WL16を発生するSRAM行デコーダ123と、その
SRAM行デコーダ123に入力されるSRAM内部行
アドレス信号iASR0〜iASR3を、内部アドレス
信号iA0〜iA3とSRAM部制御信号に基づき発生
させるSRAM行制御回路124を有する。勿論、SR
AMセルデータ転送用行選択信号TWLと、SRAMセ
ル読み書き用行選択信号SWLは共通にすることも可能
である。また、SRAMビット線SBLは、ビット線の
平衡化やプリチャージを行うSRAMビット線制御回路
303と、データ入力線SIOとSRAMビット線SB
Lを導通させるSRAM列選択回路304を有してお
り、このSRAM列選択回路304に入力する選択信号
SSL1〜SSL128を発生するSRAM列デコーダ
121と、そのSRAM列デコーダ121に入力するS
RAM内部列アドレス信号iASC4〜iASC10
を、内部アドレス信号iA0〜iA13とSRAM部制
御信号により発生するSRAM列制御回路122を有し
ている。ここでSRAMビット線制御回路303は、S
RAMビット線SBLのレベルを検知し増幅するセンス
アンプ回路を有してもよい。さらにデータ入出力線SI
Oは外部データ入出力端子DQと、データ入出力回路3
08及びリード/ライトアンプ307を介して接続され
ている。データ入出力線SIOについては、ライト用と
リード用に分離しても構わない。
【0025】また、SRAMセルに対する読み出し動作
もしくは書き込み動作は、データ転送を行う転送バス線
TBLと読み出しを行うSRAMビット線SBLをそれ
ぞれ備えているため、データ転送動作に関係なく外部回
路へ読み出しを行うことが可能である。SRAMメモリ
セルSMCの具体例を図8及び図9に示す。
【0026】これらの構成において、SRAMアレイか
らDRAMアレイにデータ転送(リストア転送という)
を行う際に、SRAMセルの電荷をデータ転送バス線T
BLに渡すことで、データをSRAMセルからデータ転
送バス線TBLへ転送する。又、データ転送バス線TB
LからDRAM部への書き込みも、上記と同様な方法で
行う。このような転送方式を用いることで、データ転送
バス線を駆動するSRAMセルのトランジスタサイズを
小型化することができる。
【0027】この方式では従来のようにセンスアンプに
よるデータ増幅後に転送を行う必要やビット線プリチャ
ージを行った後に転送を行う必要はなく、転送線への充
電やセンスアンプへの書き込みの転送タイミングに制限
を受けない。さらに、SRAMセルはデータ転送バス線
TBLに差電位を付けた後にはリストア転送動作とは無
関係となり、従って、他の動作(外部からの読み出し/
書き込みなど)を行うことができるためアクセスの高速
化を図ることができる。
【0028】また、図4のように、転送選択回路131
を備えている場合には差電位を付けた後に選択回路13
1を動作させることでリストア動作を行っている側のD
RAMアレイとSRAMアレイを切り離すことができ
る。このため、SRAMアレイは先のデータ転送を行う
DRAMアレイとは別に他のバンクのDRAMアレイに
対する転送動作を開始でき、別々のDRAMアレイへの
連続した転送が可能になり、転送速度を上げることがで
きるようになる。即ち、あるバンクとSRAM部間の転
送の直後に他のバンクとSRAM部間の転送を行う場合
(バンクピンポン動作)の動作速度を上げることができ
る。
【0029】次に、本具体例のメモリ動作について、図
10〜12のタイミング図を用いて説明する。SRAM
部からDRAM部へのデータ転送(リストア転送)のう
ち、まず図10に示したDRAM行選択前にデータ転送
バス線TBLを充電を行う方式について述べる。ワード
線選択DWLに先行してSRAMセル行選択がなされ、
データ転送バス線TWLへSRAMセルのデータを伝達
する。ある程度データ転送バス線TWL間の差電位が付
いたならばSRAMセルとデータ転送バス線TWL間の
接続を止め、その後データ転送回路TSW、DRAMビ
ット選択回路DBSWを介してDRAM部ビット線との
接続を行い、データ転送バス線TBLの容量とビット線
DBLの容量との容量結合により、データ転送バス線T
BLに差電位の形で蓄えられた転送データをDRAM部
ビット線DBLに書き込む。書き込み後にデータ転送バ
ス線との接続を閉じ、センスアンプによる転送データの
増幅が行われ、同時にセルへも書き込まれリストア転送
が終了する。ここでデータ転送バス線TBLとDRAM
部ビット線DBLを接続するタイミング(データ転送活
性化信号TEがONするタイミング)は、図10のセン
スアンプ活性化後でも、図11のワード線選択後でも、
又、図12のワード線選択前でも行うことができる。
【0030】次に、図13に示したDRAM行選択後に
データ転送バス線の充電を行う方式について述べる。ワ
ード線選択DWL及びセンスアンプによるセルデータ増
幅DSE選択後にSRAMセル行選択を行い、データ転
送バス線TBLへSRAMセルデータを伝達する。ある
程度データ転送バス線間の差電位が付いたならばSRA
Mセルとデータ転送バス線間の接続を止め、その後デー
タ転送回路TSW、DRAMビット選択回路DBSWを
介してビット線DBLとの接続を行い、転送線差電位の
形で蓄えられた転送データをビット線DBLに書き込
む。書き込み後にデータ転送バス線との接続を閉じ、セ
ンスアンプによる転送データの増幅が行われ、同時にセ
ルへも書き込まれる。
【0031】図14に示したリストア転送動作時におい
て、図12の転送動作のようにDRAMビット選択回路
DBSWによるデータ転送バス線とビット線との接続を
行う前に、ビット線のバランスやプリチャージを行うな
らば、確実なデータ転送に必要なデータ転送バス線の差
電位を減らすことができ、SRAMセルによるデータ転
送バス線の駆動時間を削減することができる。また同様
に従来の様に転送時にセンスアンプ電源/GNDの供給
を停止することでも、確実なデータ転送に必要なデータ
転送バス線の差電位を減らすことができ、SRAMセル
によるデータ転送バス線充電時間を削減することができ
る。本発明ではこれらのビット線のバランス/プリチャ
ージやセンスアンプ電源/GNDの停止を行っても行わ
なくても、容量結合による転送データの書き込みが可能
であるため、転送に関する制御タイミングの自由度が高
くなっている。
【0032】なお、図15〜17は従来のタイミングで
ある。
【0033】
【発明の効果】本発明に係わる半導体記憶装置とそのデ
ータ転送方法は、上述のように構成したの、行単位の多
くのデータを高速に転送可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる半導体記憶装置のブロック図で
ある。
【図2】二つのDRAMアレイとSRAMセルとをデー
タ転送バスを介して接続した状態を示す図である。
【図3】m対のデータ転送バス線でDRAMとSRAM
を接続した状態を示す図である。
【図4】転送選択回路を設けた例を示す図である。
【図5】DRAM部を示すブロック図である。
【図6】SRAM部を示すブロック図である。
【図7】SRAM部を示すブロック図である。
【図8】SRAM部を示すブロック図である。
【図9】SRAM部を示すブロック図である。
【図10】転送動作を示すタイミング図である。
【図11】転送動作を示すタイミング図である。
【図12】転送動作を示すタイミング図である。
【図13】転送動作を示すタイミング図である。
【図14】転送動作を示すタイミング図である。
【図15】従来の転送動作を示すタイミング図である。
【図16】従来の転送動作を示すタイミング図である。
【図17】従来の転送動作を示すタイミング図である。
【符号の説明】
101 DRAM部 102 SRAM部 103 データ転送回路 110 DRAMアレイ 111 DRAMメモリセル部 112 センスアンプ 120 SRAMアレイ 131 転送選択回路 303 SRAMの制御回路 304 SRAMの列選択回路 DBL DRAMのビット線 DWL DRAMのワード線 DMC DRAMのメモリセル DSA DRAMのセンスアンプ DSAP、DSAN DRAMのセンスアンプの制御信
号 DBSW DRAMビット線選択回路 SMC SRAMのメモリセル SBL SRAMのビット線 TBL SRAMのデータ転送バス線、データ転送バス
線 TWL SRAMのデータ転送用行選択信号 SWL SRAMの読み書き用信号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DRAMとSRAMとを備え、前記DR
    AMとSRAM間でデータの転送を可能にした半導体記
    憶装置において、 DRAMメモリセルとこのDRAM
    メモリセルのデータを読出し且つデータを書込むための
    センスアンプとからなる一対のDRAMメモリアレイ部
    を複数設けると共に、SRAMメモリアレイ部を少なく
    とも1組設け、前記複数のDRAMメモリアレイ部とS
    RAMメモリアレイ部とをデータ転送用のバスを介して
    接続したことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記のDRAMメモリアレイ部とデータ
    転送用のバスとの接続を選択するための転送選択回路
    を、前記のDRAMメモリアレイ部とデータ転送用のバ
    スとの間に設けたことを特徴とする請求項1記載の半導
    体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記SRAMメモリセルには、少なくと
    も前記SRAMメモリセル内のデータを読み出すための
    ビット線と、前記SRAMメモリセル内のデータを読出
    し前記DRAMへ転送するためのデータ転送線とが接続
    され、このデータ転送線は前記データ転送用のバスに接
    続することを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】 前記ビット線とデータ転送線とは、選択
    的に前記SRAMメモリセルに接続するように構成した
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 DRAMとSRAMとを備え、前記DR
    AMとSRAMとをデータ転送用のバスで接続し、デー
    タの転送を可能にした半導体記憶装置のデータ転送方法
    において、 前記転送元のRAMから転送先のRAMへデータ転送を
    行う際、前記転送元のRAM内の電荷を前記データ転送
    用のバスに転送し、その後、データ転送用のバスに充電
    された電荷を前記転送先のRAMのビット線に転送する
    ことでデータを転送することを特徴とする半導体記憶装
    置のデータ転送方法。
  6. 【請求項6】 前記SRAMのメモリセルには、少なく
    とも前記メモリセル内のデータを読み出すためのビット
    線と、前記メモリセル内のデータを読出し且つ前記DR
    AMへ転送するためのデータ転送線とが接続され、この
    データ転送線を前記データ転送用のバスに接続すること
    でデータの転送を行い、同時に、前記ビット線を介して
    メモリセル内のデータを外部回路に読み出すことを特徴
    とする請求項5記載の半導体記憶装置のデータ転送方
    法。
  7. 【請求項7】 前記転送元のRAM内の電荷を前記デー
    タ転送用のバスに転送した後、前記転送元のRAMとデ
    ータ転送用のバスとの接続を解除することを特徴とする
    請求項5又は6記載の半導体記憶装置のデータ転送方
    法。
  8. 【請求項8】 前記データ転送用のバスに充電された電
    荷を前記転送先のRAMのビット線に転送した後、前記
    データ転送用のバスと前記転送先のRAMとの接続を解
    除することを特徴とする請求項7記載の半導体記憶装置
    のデータ転送方法。
  9. 【請求項9】 前記転送元のRAMはSRAMであるこ
    とを特徴とする請求項5乃至8の何れかに記載の半導体
    記憶装置のデータ転送方法。
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