JP3775929B2 - 半導体記憶装置とその制御方法 - Google Patents

半導体記憶装置とその制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体記憶装置とその制御方法に係わり、特に、選択行の一部へのデータ転送を行うことを可能にした半導体記憶装置とその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
大容量メインメモリに対する高速化、高周波数対応化への要求は年々増すばかりであるが、従来のメインメモリであるDRAMをその要求通りに性能向上させることは困難である。そこでメインメモリ内部に高速メモリを搭載することが考えられる。このように構成することで外部とのデータ授受は高速メモリ部で対応し、メモリ容量についてはDRAM部で対応することで、即ち、メインメモリ内部の多層化により高速化と大容量化の両方を達成することができる。
【0003】
しかし、高速メモリ部の動作サイクルに対し、DRAM部の動作サイクルは遅い。従って、高速メモリ部とDRAM部間のデータ転送ビット数を増すことで一度に多くのデータを高速メモリ部とDRAM部間でやりとりできるようにし、その動作速度のギャップを無くす必要がある。
したがって、従来は図12、図13のようにDRAM部のセンスアンプ1行と高速メモリとしてのSRAM部のセル1行を対応させることで一度に多数のデータ授受を行うことができる機能を持たせてきた。この形式において、SRAM部からDRAM部へのデータ転送動作の高速化のために、転送時にはDRAM部センスアンプの電源/GNDのどちらかもしくは両方の供給を停止するという方法がある。
【0004】
しかし、この転送動作の高速化を行うことができるのはDRAM部センスアンプとSRAM部セルが一対一に対応した状態となる場合のみであり、DRAM部センスアンプ行の一部のみにデータ転送を行う場合には、データ転送されないDRAM部センスアンプのデータ(DRAM部セルデータ)を保証することが困難となる。
【0005】
そこで、同一行にデータ転送される部分と転送されない部分が混在している場合、センスアンプとDRAMセル部及びデータ転送回路間の接続を図14のような構成とすることでデータ転送を行っている。ここではSRAM部からDRAM部センスアンプへ行データ転送を高速に行うために、DRAM部センスアンプ行の一部にデータ転送を行う場合は、それぞれのセンスアンプ電源/GNDを分離して設置し、これらを別々にコントロールする。即ち、転送時には、転送されるセンスアンプ電源/GND供給を停止し、簡単にセンスアンプ部のデータ書き換えが行われるようにする。転送されないセンスアンプの電源/GNDは通常に供給されつづけるため、隣接のセンスアンプでデータ転送が行われてもそのノイズによりデータに影響を受けることはない。
【0006】
しかし、この制御を行うためには複数のセンスアンプ電源/GND供給線またはその制御信号線を設置しなければならず、センスアンプの占有面積増加は避けられない。
このように、同一ワードにより選択されるセル行の一部にのみデータ転送する場合、セルデータをセンスアンプで増幅する前に転送した場合には、その隣接のデータ転送しないセルのデータはビット線間容量により破壊される可能性があり、また、セルデータをセンスアンプで増幅した後に行った場合には、ビット線がフル振幅されておりさらにセンスアンプによる駆動を受け続けるため非常に転送データが書き込みにくくなるという欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を改良し、特に、選択行の一部へのデータ転送を行うことを可能にし、しかも、データ転送時には小さい能力でセンスアンプを駆動することで、データ転送の際の書込みを容易にすると共に、隣接のデータ転送のされないビット線のデータを確実に保持し、データの破壊を防止する新規な半導体記憶装置とその制御方法を提供するものである。
【0008】
又、本発明の他の目的は、SRAM部からDRAM部へのデータ転送を高速に行うことを可能にした新規な半導体記憶装置とその制御方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記した目的を達成するため、基本的には、以下に記載されたような技術構成を採用するものである。
即ち、本発明に係わる半導体記憶装置の第1態様は、
DRAMとSRAMとを備え、前記DRAMとSRAM間でデータの転送を可能にした半導体記憶装置において、
前記DRAMは、一つのバンクにおいて、同一の行線上に前記SRAMからのデータ転送される列と、データ転送されない列を有し、前記データ転送される列のセンスアンプと前記データ転送されない列のセンスアンプに対して同じ電源を供給すると共に、前記電源の電源供給の能力を制御する制御回路を設け、前記SRAMのデータをDRAMへデータへ転送する際、前記制御回路の電源供給の能力を低減し、転送終了後、前記制御回路の電源供給能力を高めるように制御することを特徴とするものであり、
又、第2態様は、
DRAMとSRAMとを備え、前記DRAMとSRAM間でデータの転送を可能にした半導体記憶装置において、
前記DRAMは、一つのバンクにおいて、同一の行線上に前記SRAMからのデータ転送される列と、データ転送されない列を有し、前記データ転送される列のセンスアンプと前記データ転送されない列のセンスアンプに対して同じ電源を供給する為の電源供給の能力が低い第1の回路と、電源供給の能力が高い第2の回路とを設け、前記SRAMのデータをDRAMへデータへ転送する際、前記第1の回路で前記DRAMのセンスアンプを駆動し、転送終了後、前記第2の回路で前記DRAMのセンスアンプを駆動することを特徴とするものであり、
又、第3態様は、
前記転送する際、セル部のビット線とセンスアンプ近傍のビット線とを切り離すように構成したことを特徴とするものであり、
又、第4態様は、
前記SRAMからDRAMへのデータの転送は、(1/n)行単位(nは1以上の整数)で転送することを特徴とするものである。
【0010】
又、本発明に係わる半導体記憶装置の制御方法の第1態様は、
DRAMとSRAMとを備え、前記DRAMとSRAM間でデータの転送を可能にした半導体記憶装置の制御方法において、
前記DRAMは、一つのバンクにおいて、同一の行線上に前記SRAMからのデータ転送される列と、データ転送されない列を有し、前記データ転送される列のセンスアンプと前記データ転送されない列のセンスアンプに対して同じ電源を供給し、前記SRAMのデータをDRAMへデータへ転送する際、前記DRAMのセンスアンプを電源供給能力が低い状態にしてデータを転送し、転送終了後、前記DRAMのセンスアンプの電源供給能力を高くすることを特徴とするものであり、
又、第2態様は、
前記データを転送する際、DRAMのセル部のビット線と前記センスアンプ近傍のビット線とを切り離すことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる半導体記憶装置は、
DRAMとSRAMとを備え、前記DRAMとSRAM間でデータの転送を可能にした半導体記憶装置において、
前記DRAMのセンスアンプの電源供給の能力を制御する制御回路を設け、前記SRAMのデータをDRAMへデータへ転送する際、前記制御回路の電源供給の能力を低減し、書込み終了後、前記制御回路の電源供給能力を高めるように制御するものである。
【0012】
従って、データ転送時には小さい能力でセンスアンプを駆動することで、データ転送の際の書込みを容易にすると共に、隣接のデータ転送のされないビット線のデータを確実に保持し、データの破壊を防止する。
【0013】
【実施例】
以下に、本発明に係わる半導体記憶装置とその制御方法の具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。
図6は、本発明に係わる半導体記憶装置とその制御方法の具体例の構造を示す図であって、図6には、
DRAMとSRAMとを備え、前記DRAMとSRAM間でデータの転送を可能にした半導体記憶装置において、
前記DRAMのセンスアンプDSAの電源供給の能力を制御する制御回路151〜154を設け、前記SRAMのデータをDRAMへデータへ転送する際、前記制御回路の電源供給の能力を低減し、書込み終了後、前記制御回路の電源供給能力を高めるように制御する半導体記憶装置が示されている。
【0014】
以下に、本発明を更に詳細に説明する。
図1は本発明の一具体例による半導体記憶装置の全体の構成を概略的に示すブロック図である。図1において、半導体記憶装置100は、主メモリとしてDRAM部101、副メモリとしてSRAM部102、DRAM部101とSRAM部102との間でデータ転送を行うための双方向データ転送回路103を有している。
【0015】
DRAM部101は、行及び列からなるマトリックス状に配列された複数のダイナミック型メモリセルDMCを備えるDRAMアレイ110と、内部アドレス信号iA0〜iA13からDRAM行選択信号とバンク選択信号を出力するDRAM行制御回路115と、DRAM行選択信号iADR0〜iADR12とバンク選択信号iAD13を受けてDRAMアレイ110の対応行を選択するDRAM行デコーダ113と、内部アドレス信号iA5とiA6からDRAM列選択信号を出力するDRAM列制御回路116と、DRAM列制御回路116の出力であるDRAM列選択信号iADC5とiADC6を受けて対応列を選択するDRAM列デコーダ114を有する。さらにDRAMアレイ110は、メモリセル部111と、選択されたDRAMセルに保持されたデータを検知し増幅するセンスアンプ112を備える。またDRAMアレイ110はバンクと呼ばれる複数のブロックに分割されており、本具体例では2つのバンクA,バンクBに分割され、バンク選択信号iAD13によりバンクが選択される。
【0016】
SRAM部102は、行及び列からなるマトリックス状に配列された複数のスタティック型メモリセルSMCを備えるSRAMアレイ120と、内部アドレス信号iA0〜iA3からSRAM行選択信号iASR0〜3を発生するSRAM行制御回路124と、SRAM行選択信号iASR0〜iASR3を受けて分割されたSRAMセル群(本具体例では行毎に分割されたセル群)の選択を行うSRAM行デコーダ121と、内部アドレス信号iA0〜iA3及びiA4〜iA13からSRAM列選択信号を発生するSRAM列制御回路122と、SRAM列選択信号iASC4〜iASC10により列選択を行うSRAM列デコーダ123を有する。
【0017】
更に、外部入力信号を受けて半導体記憶装置内の動作を制御する動作制御回路150と外部とのデータ入出力の制御をするデータ制御回路160を有する。
この具体例では主記憶部にDRAMを用い副記憶部にSRAMを用いているが、本発明はこれに制限されることはない。
図2はこの発明の一例を示す半導体記憶装置のアレイ配置を概略的に示すアレイレイアウト図である。このアレイ配置の構成においては、DRAMアレイ全体をDRAMアレイ110−1とDRAMアレイ110−2に2分割し、この2つのDRAMアレイの間にSRAMアレイ120とSRAM列デコーダ123が設けられる。これによりDRAMアレイ110−1と110−2に隣接するDRAM行デコーダ113で選択されるDRAMのどの行上のセル群でも、SRAMアレイ120に隣接するSRAM行デコーダ121で選択されるSRAMの行上のセル群との間でデータの転送ができ、ダイレクトマッピング方式、セットアソシアティブ方式のマッピング方式を可能としている。
【0018】
データ転送を行うデータ転送バス線はTBL、DRAMアレイ110−1とDRAMアレイ110−2とSRAMアレイ120とSRAM用列デコーダ123を横断するように配置される。本具体例ではDRAMアレイ110−1とDRAMアレイ110−2はそれぞれバンクAとバンクBに対応する。
このデータ転送バス線TBLの配置を模式的に示したのが図3である。データ転送バス線TBLは、各列毎にDRAMアレイの複数(n行)のセンスアンプとSRAMアレイを接続するように複数(m対)並列に配置される。
【0019】
図4には図2の構成に加えて、DRAMアレイ110−1、110−2とSRAMアレイ120の間に転送選択回路131を設け、データ転送バス線TBLが選択的に接続されるように構成している。この構成により、DRAMアレイ110−1、110−2を選択する信号を使用して動作しない側のDRAMアレイのデータ転送バス線を切り離すことができ、データ転送時の充放電電流の低減やデータ転送の高速化の効果が得られる。図2と同様に、図4の場合も、DRAMアレイ110−1とDRAMアレイ110−2はそれぞれバンクAとバンクBに対応する。
【0020】
なお、DRAMアレイをさらに分割して、データ転送バス線に接続するための転送選択回路を更に設けてもよい。また、SRAMアレイをさらに分割して、データ転送バス線に接続するための選択回路を設けてもよい。
図1に示したDRAM部とデータ転送回路の具体的な構成を図5に示す。
図5において、DRAM部101は行列状に配置された複数のダイナミック型メモリセルDMCを持つ。メモリセルDMCは1個のメモリトランジスタN1と1個のメモリキャパシタC1を含む。メモリキャパシタC1の対極には、一定の電位Vgg(1/2Vcc等)が与えられる。さらにDRAM部101は、行状にDRAMセルDMCが接続されるDRAMワード線DWLと、それぞれ列状にDRAMセルDMCが接続されるDRAMビット線DBLを持つ。ビット線はそれぞれ相補的な対で構成されている。DRAMセルDMCはワード線DWLとビット線DBLの交点にそれぞれ設置される。またDRAM部101は、ビット線DBLに対応したDRAMセンスアンプDSAを持つ。
【0021】
センスアンプDSAは、対になったビット線間の電位差を検知し増幅する機能を持ち、センスアンプ制御信号DSAP及びDSANにより動作制御される。ここではDRAMアレイは×8ビットの2バンク構成の64Mビットであるため、ワード線はDWL1〜DWL8192を持ち、ビット線はDBL1〜DBL512を持ち、センスアンプはDSA1〜DSA512を持つ。これは1バンクの×1ビット分の構成である。
【0022】
DRAM部101はバンク選択信号iAD13とDRAM内部行アドレス信号iADR0〜iADR12に基づきワード線DWL1〜DWL8192の選択を行うためDRAM行デコーダ113と、内部アドレス信号iA0〜iA13に基づきDRAM内部行アドレス信号iADR0〜iADR12及びバンク選択信号iAD13を発生するDRAM行制御回路115とを備えている。
【0023】
また、DRAM部101はDRAMビット線選択回路DBSWを持ち、DRAM列デコーダ114より発生するDRAMビット線選択信号DBS1〜DBS4により4対のビット線から1対のビット線を選択し、データ転送回路103を介してデータ転送バス線TBLとの接続を行う。さらに、DRAM列デコーダ114にて使用されるDRAM列アドレス信号iADC5とiADC6を発生するDRAM列制御回路116を備える。
【0024】
図6にセンスアンプとメモリセル部111及びデータ転送回路103との接続部の構成を示す。転送線TBLまたはデータ転送回路103からの信号は、DRAMビット線選択回路DBSWを介して列選択信号DBSにより選択されたビット線と接続される。センスアンプはセンスアンプ制御信号DSAP、DSANにより制御され、そのセンスアンプ制御信号はセンスアンプ制御回路151〜154により供給される。ここではセンスアンプ制御回路151と152はDSAPの供給を行い、センスアンプ制御回路153と154はDSANの供給を行うものとする。又、図6は、DRAM列選択は2系統、センスアンプ制御回路は1信号に付き2台の例を示しているが、この数に制限されるものではない。本構成では、センスアンプ内やセルアレイ内に追加される配線や回路は存在しないため、占有面積の増加はほとんど無い。
【0025】
図7は図1に示すSRAM部、データ転送回路、データ入出力端子間の具体的構成の一例を示す図であり、外部データ入出力端子DQの1ビット分に対する構成を抽出して示している。なおこの例は、16KビットのSRAMアレイを有した、×8ビット構成についての例であるが、本発明はこれに制限されることはなく主記憶部の構成との組み合わせを含めて、様々な構成においても同様のことが実現できる。
【0026】
SRAMメモリセルSMCは図8に一例を示すように、フリップフロップ回路(本例ではフリップフロップ回路だがスタティックにデータを記憶する回路であればこれに制限されるものではない)の両端にDRAM部からくるデータ転送バス線TBLと接続するための接続回路312と、SRAMビット線SBLと接続するための接続回路313と、DRAMセルとSRAMセルとの間でデータ転送を行う際、前述したデータ転送バス線との接続回路を活性化させるSRAMセルデータ転送用行選択信号TWL1〜TWL16及び、SRAMセルに対して読み出しまたは書き込みを行う際、前述したSRAMビット線SBLとの接続回路を活性化させるSRAMセル読み書き用行選択信号SWL1〜SWL16を発生するSRAM行デコーダ123と、そのSRAM行デコーダ123に入力されるSRAM内部行アドレス信号iASR0〜iASR3を、内部アドレス信号iA0〜iA3とSRAM部制御信号とに基づき発生させるSRAM行制御回路124とを有する。勿論、SRAMセルデータ転送用行選択信号TWLと、SRAMセル読み書き用行選択信号SWLは共通にすることも可能である。また、SRAMビット線SBLは、ビット線の平衡化やプリチャージを行うSRAMビット線制御回路303と、データ入出力線SIOとSRAMビット線SBLを導通させるSRAM列選択回路304を有しており、このSRAM列選択回路304に入力する選択信号SSL1〜SSL128を発生するSRAM列デコーダ121と、そのSRAM列デコーダ121に入力するSRAM内部列アドレス信号iASC4〜iASC10を、内部アドレス信号iA0〜iA13とSRAM部制御信号により発生するSRAM列制御回路122を有している。ここでSRAMビット線制御回路303は、SRAMビット線SBLのレベルを検知し増幅するセンスアンプ回路を有してもよい。さらにデータ入出力線SIOは外部データ入出力端子DQと、データ入出力回路308及びリード/ライトアンプ307を介して接続されている。データ入出力線SIOについては、ライト用とリード用に分離しても構わない。
【0027】
また、SRAMセルに対する読み出し動作もしくは書き込み動作は、データ転送を行う転送バス線TBLと読み出しを行うSRAMビット線SBLをそれぞれ備えているため、データ転送動作に関係なく外部回路へ読み出しを行うことが可能である。
SRAMメモリセルSMCの具体例を図9及び図10に示す。
【0028】
次に、上記した構成において、SRAMアレイからDRAMアレイにデータ転送(リストア転送)を行う際の動作について説明する。
まず、図11の様にセルデータをセンスアンプにて増幅後にリストア転送を行う場合について述べる。リストア転送を行うときにはセルデータの増幅後であり、セルデータに基づいてDRAMのビット線の差電位は十分開いている。SRAMアレイからの転送データは、転送線TBLまたはデータ転送回路103からの信号線により、ビット線選択回路DBSWで列選択信号DBS1により選択されたビット線DBL1へと伝えられる。この時、センスアンプ活性化信号DSE2はセンスアンプ制御回路152および154の動作を停止させ、制御信号DSAPは制御回路151、制御信号DSANは制御回路153によってのみ駆動される。
【0029】
これにより、センスアンプの能力が落ち、転送データの書き込みが容易になり、転送速度が上がる。そして、選択されたビット線のデータが転送データに書き直された後にセンスアンプ制御回路152および154は動作を開始させることで、転送データの増幅とDRAMセルへの書き込みが行われる。
この転送方式では、転送するビット線間のバランスおよびプリチャージを行う必要はなく、その分の制御が簡素化され、リストア転送に全体に要する時間も短縮される。
【0030】
また、リストア転送動作時にセンスアンプとメモリセル部間の接続信号TGの制御を行うことでさらに転送速度を上げることができる。
隣接の転送を行わないビット線は、すでに転送前に十分差電位が付いていることとセンスアンプ制御回路151と153からの駆動を受けているため、隣接のビット線の転送データ書き込みによる影響はない。
【0031】
転送時にセンスアンプ制御回路の片側を停止させるのではなく、センスアンプ制御回路151と152及び153と154の切り替えを行うことで制御信号DSAP、DSANの駆動能力を変化させてもよい。
セルデータをセンスアンプにて増幅する前にリストア転送する場合には、センスアンプでの駆動能力には依存しないため、特に従来との差はない。
【0032】
【発明の効果】
本発明に係わる半導体記憶装置とその制御方法は、上述のように構成したので、選択行の一部へのデータ転送を行うことが可能にし、しかも、データ転送時には小さい能力でセンスアンプを駆動することで、データ転送の際の書込みを容易にすると共に、隣接のデータ転送のされないビット線のデータを確実に保持し、データの破壊を防止する。
【0033】
従って、データを破壊することなく、高速に選択行の一部へデータを転送することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる半導体記憶装置のブロック図である。
【図2】二つのDRAMアレイとSRAMセルとをデータ転送バスを介して接続した状態を示す図である。
【図3】m対のデータ転送バス線でDRAMとSRAMを接続した状態を示す図である。
【図4】転送選択回路を設けた例を示す図である。
【図5】DRAM部を示すブロック図である。
【図6】本発明のDRAMのセンスアンプとその制御回路を示すブロック図である。
【図7】SRAM部を示すブロック図である。
【図8】SRAM部を示すブロック図である。
【図9】SRAMセル部を示すブロック図である。
【図10】SRAMセル部を示すブロック図である。
【図11】転送動作を示すタイミング図である。
【図12】従来技術によるDRAMとSRAMを接続した状態を示す図である。
【図13】従来技術を示す図である。
【図14】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
101 DRAM部
102 SRAM部
103 データ転送回路
110 DRAMアレイ
111 DRAMメモリセル部
112 センスアンプ
120 SRAMアレイ
131 転送選択回路
151〜154 センスアンプ制御回路
303 SRAMの制御回路
304 SRAMの列選択回路
DBL DRAMのビット線
DWL DRAMのワード線
DMC DRAMのメモリセル
DSA DRAMのセンスアンプ
DSAP、DSAN DRAMのセンスアンプの制御信号
DBSW DRAMビット線選択回路
SMC SRAMのメモリセル
SBL SRAMのビット線
TBL SRAMのデータ転送バス線、データ転送バス線
TWL SRAMのデータ転送用行選択信号
SWL SRAMの読み書き用信号

Claims (6)

  1. DRAMとSRAMとを備え、前記DRAMとSRAM間でデータの転送を可能にした半導体記憶装置において、
    前記DRAMは、一つのバンクにおいて、同一の行線上に前記SRAMからのデータ転送される列と、データ転送されない列を有し、前記データ転送される列のセンスアンプと前記データ転送されない列のセンスアンプに対して同じ電源を供給すると共に、前記電源の電源供給の能力を制御する制御回路を設け、前記SRAMのデータをDRAMへデータを転送する際、前記制御回路の電源供給の能力を低減し、転送終了後、前記制御回路の電源供給能力を高めるように制御することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. DRAMとSRAMとを備え、前記DRAMとSRAM間でデータの転送を可能にした半導体記憶装置において、
    前記DRAMは、一つのバンクにおいて、同一の行線上に前記SRAMからのデータ転送される列と、データ転送されない列を有し、前記データ転送される列のセンスアンプと前記データ転送されない列のセンスアンプに対して同じ電源を供給する為の電源供給の能力が低い第1の回路と、電源供給の能力が高い第2の回路とを設け、前記SRAMのデータをDRAMへデータへ転送する際、前記第1の回路で前記DRAMのセンスアンプを駆動し、転送終了後、前記第2の回路で前記DRAMのセンスアンプを駆動することを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 前記転送する際、センスアンプとメモリセル部間の接続信号TGの制御を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記SRAMからDRAMへのデータの転送は、選択行の一部について行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の半導体記憶装置。
  5. DRAMとSRAMとを備え、前記DRAMとSRAM間でデータの転送を可能にした半導体記憶装置の制御方法において、
    前記DRAMは、一つのバンクにおいて、同一の行線上に前記SRAMからのデータ転送される列と、データ転送されない列を有し、前記データ転送される列のセンスアンプと前記データ転送されない列のセンスアンプに対して同じ電源を供給し、前記SRAMのデータをDRAMへデータへ転送する際、前記DRAMのセンスアンプを電源供給能力が低い状態にしてデータを転送し、転送終了後、前記DRAMのセンスアンプの電源供給能力を高くすることを特徴とする半導体記憶装置の制御方法。
  6. 前記データを転送する際、センスアンプとメモリセル部間の接続信号TGの制御を行うことを特徴とする請求項5記載の半導体記憶装置の制御方法。
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