JP2000113155A - Icカード - Google Patents

Icカード

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JP2000113155A
JP2000113155A JP27742998A JP27742998A JP2000113155A JP 2000113155 A JP2000113155 A JP 2000113155A JP 27742998 A JP27742998 A JP 27742998A JP 27742998 A JP27742998 A JP 27742998A JP 2000113155 A JP2000113155 A JP 2000113155A
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Shoji Aoyanagi
祥二 青柳
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Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ICカードの運用システムの弱点に付け入る不
正行為、例えばICカードを故意に破壊して高額の残額
保証を請求する不正に対する対策を含むICカードのセ
キュリティ向上。 【解決手段】カード基材に複数の情報点4が配置されて
おり、その情報点の組み合わせが個々のICチップ6を
特定する情報を有している。従って、IC破壊時等でも
ICカードを正確に識別でき、不正に偽造されたICカ
ード等を排除できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高いセキュリティ
ーを有することを要求されるICカードにおいて高度な
不正防止が可能なICカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理量、高い機密保持性等の
観点から、磁気記録方式のプリペイドカード、乗車券、
定期券等に代わってICカードが普及しつつある。一般
にICカードは、プラスチックシートに絵文字等が印刷
した表裏基材間に、メモリーチップや、その制御を行う
マイクロプロセッサーのようなICチップ等の電子部品
が実装され接着剤等で一体化されカード状に形成されて
いる。用途によって、コンデンサー、アンテナコイル、
外部端子等の部品も内蔵または接合され非接触、接触用
等に用いられる。更に表裏に視覚的に判読できるロット
ナンバーやカードの管理番号等のカードを特定できる情
報がレーザやエンボスマーク等で刻印されて使用されて
いる。
【0003】ICカードは高機能、高性能化が進み暗号
処理による認証機能や記憶容量が大であるため多目的に
用途展開ができる等の利点から、電子商取引等の高度の
セキュリテイ性が求められる分野に採用され始めてい
る。しかしながらIC化で得られるセキュリテイ性を越
えて、更に高度な解読、複製、なりすまし等の防止策も
求められ、IC回路の解読や動作解析等から暗号鍵等の
重要な情報を得ようする解読行為にたいしては、異常電
源に反応しない対策、規格以外のクロック信号に対処す
る等の防御機能をIC本体に付加する提案がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ICカードの運用シス
テムの弱点に付け入る不正行為、例えばICカードを故
意に破壊して高額の残額保証を請求する不正に対する対
策もICカードシステムのセキュリティ上の重要な課題
と考えられる。すなわち、IC自体に高度なセキュリテ
イ性の暗号化関数のアルゴリズムを保持させたとして
も、ICが故意に破壊され、メモリに残された残額デー
タか゛読めない場合、システムに残された残額データへ
のアクセスが正しく行われることが重要になる。従来は
ICカード表面に刻印されたカード番号等の視学的情報
がシステムへのアクセスに利用されているが、これらの
文字等で表記する方法等は偽造対策が十分とられている
とは言えない。
【0005】本発明の目的は、ICカードのICが破壊
された時でも、ICカードを特定でき、容易なシステム
への不正アクセスを極力なくした、簡便で、かつ高いセ
キュリテイー性を有するICカードを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るICカード
は、カード基材に複数の情報点が配置されており、その
情報点の組み合わせが個々のICチップを特定する情報
を有していることを特徴とする。前記情報点がICカー
ドの外見からは目視識別できないことが好ましい。前記
情報点はカード基材中に配置されており、その情報点が
書き換え不能であることも好ましい。前記情報点は所定
の情報列に沿ってカード基材中に配置されていることも
好ましい。前記情報点が磁性材料により形成されていて
も良い。前記情報点の材質の密度の相違によって情報を
記録しても良い。前記情報点の有する電気的性質の相違
によって情報を記録しても良い。前記情報点の有する光
学的性質の相違によって情報を記録しても良い。前記情
報点が以上の磁性材料、密度の相違する材質、電気的性
質の相違する材料、光学的性質の相違する材料のいずれ
かの組み合わせによって形成しても良い。前記情報点が
セキュリティラベルを介して被覆されても良い。前記情
報点がセキュリティラベル自体に載せられ、該セキュリ
ティラベルに被覆されても良い。前記カード基材が積層
されたプラスチックまたは紙類であっても良い。結局、
ICカードを特定する情報をIC以外のICカードの部
分に付与している。
【発明の実施の形態】本発明のICカード基材では、カ
ード基材に複数の情報点が配置されている。後の読み出
しをセンサー等で行うことを考えると所定の情報列に沿
ってそれらの複数の情報点が配置されているほうが好ま
しい。その情報列は少なくとも1本が設けられており、
2本以上を設けてもよい。情報列はICチップを特定す
る情報を有し、表裏より容易に書換え不能なように、か
つ目視判別できないようにカード内層部に設けるほうが
好ましい。内層部に設けられた場合は特に情報列を検出
して読取ることができるセンサーを用いる。例えば、磁
気的、光学的、電気的なセンサー等を用いて、電気的性
質の相違を、電気量(静電容量)パターン、誘電率パタ
ーン等の変化として捉える。電気的性質や磁気的性質の
相違は電磁気パターンの変化として、磁気センサー等で
捉える。密度の相違はX線透過パターンやγ線透過パタ
ーンの変化として、放射線センサー等で捉える。光学的
性質の相違は単なる色の違いから蛍光、燐光、吸収スペ
クトルの違い等をレーザ光吸光、反射パターン、周波数
パターン等を検出して情報として捉える。また、ICが
破壊されて使用不能になっているのであれば、そのカー
ドを破壊しても、実際上何ら経済的に損失は無いので、
カードの特定部位を切断または溶融等させて、その部分
に上記のような情報点を設けておくことも可能である。
この場合、一度、切断、溶融等をおこなった場合はカー
ドの表や裏の模様印刷等が破壊されて再生不可能なよう
にしておくことが好ましい。たとえばセキュリティラベ
ルを当該部分に張り付けておくことや熱で非可逆的に変
色する色素物質を特定箇所に使用しておく等が考えられ
る。同様な考え方で、単にセキュリティラベルそのも
の、または他のシート等の部材で情報点を設けた部分を
覆い、そのシートを剥ぐことができないようにセキュリ
ティラベルでシートの周囲に貼付する。このような場合
は、セキュリティラベルを剥がして、または他のシート
を剥がして初めて、情報点の情報を読めるようにしてお
くことになる。このような場合、セキュリティラベルが
ICカードの外部に露出していても良いが、使用中には
がれるおそれが有る場合は、内層側、例えば、保護シー
トの内側等にセキュリティラベルが貼られるようにして
もよい。また、セキュリティラベルのラベルの基材側お
よび/または剥がす側に以上のような情報点を設けるこ
とも良い。このようにセキュリティラベルを使用して情
報点を被覆し、読取りできなくすることをセキュリティ
ラベルを介して被覆すると表現する。このようなセキュ
リティラベルとは改ざん防止用ラベルとも呼ばれ、次の
ような性質のラベルまたは被覆のことをいう。一旦貼り
つけてあるところから剥がすと、再度貼ることができな
くなるラベル。剥がすと、被着体の強力にはりついてい
るラベル基材側と分離し、文字が浮きだすラベル。被覆
をつめ等でこすると情報を読める、くじ等に使用されて
いる銀白色等の被覆も使用可能である。
【0007】かかる情報列をICカードの偽造判定用の
固有情報として外部の記憶装置などに記憶しておけば、
必要時に磁気ヘッド等のセンサー類でICカードの所定
の領域を走査し、例えば磁気パターン等を検出して、得
られた信号とあらかじめ記憶しておいたICチッフ゜の
ID情報とを比較照合することにより、容易に偽造の判
定をすることができる。偽造判定用の固有情報は、端末
の読取り再生機器に記憶しておいてもよく、また読取り
再生器からネットワークを通じて別の装置に記憶しても
よい、またICカード自体に記憶しても良い。記憶内容
としては、たとえばカードの種類、用途、ユーザー名や
発行元などを示す固定情報を、かかる情報点の検出有り
無しの2種の信号の組み合わせて等にデータ化し、更に
暗号化してもよい。
【0008】ICカード内部に、ICチップを特定でき
る、IDナンバー等の情報を、カード基材中に隠して保
持する方法しては、センサーにて識別可能な材料をパタ
ーン状に設け、例えばカード内に挿入する基材シート上
に塗工、電子写真法、インクジェット、パターン吹き付
け、マーキング、バーコード印刷、型付け、貼り付け、
転写、打抜き、掘削等により情報列を形成して設けた
後、このシートをICカード内にICカード用内蔵電子
部品とともに成形一体化して収める。
【0009】本発明のカード基材は積層されたプラスチ
ックシートまたは紙類とすることができる。用途的に広
範囲のものが利用でき、コスト的にも有利な紙基材が好
ましい。かかる紙基材の原料のパルプは特に限定されな
いが、通常用いられる針葉樹クラフトパルプ、広葉樹ク
ラフトパルプ等の化学パルプ、GP,TMP,MP等の
機械パルプ、麻、ケナフ等の非木材原料から得られるパ
ルプ、古紙パルプ、合成パルプ等を用いる用いることが
できる。
【0010】紙以外としてはプラスチックフィルムが利
用でき、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン
等の各種ポリオレフィン類、ポリカーボネイト、PET
等各種ポリエステル類、ABS、ポリメタクリレート等
の各種アクリル樹脂類、各種レーヨン類、各種ナイロン
類等を単独または組み合わせて用いることができる。
【0011】上記センサーにて検出可能な物理信号の発
生源材料としては磁性材料、不透明顔料、導電材料、発
光材料、吸光材料である。
【0012】磁性材料としては、特に限定されないが、
保磁力が100エルステッド以下、好ましくは50エル
ステッド以下の低保持力磁性材料が好ましい。例えば、
飽和磁化50emu/g以上の鉄、ニッケル、コバルト
等の金属およびパーマロイ、センダスト、ステンレス等
の合金、鉄アモルファス合金、Mn―Znフェライト、
Ni―Znフェライト、等の磁性材料が望ましい。これ
らは蒸着や、塗工、印刷により設け、センサートラック
上に、例えば磁性材料が有り、無し等の情報形成化処理
する。
【0013】不透明性の高い顔料としては、金属類、金
属酸化物、例えば、銅箔、アルミ箔、酸化チタン、硫酸
バリウム、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化アルミニウ
ム等の無機化合物があげられる。紫外線吸収剤として
は、サルチル酸系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾ
ール系等の化合物が挙げられる。紫外線蛍光材料として
は、ジアミノスチルベンジスルホン酸系、イミダゾール
系、クマリン系、トリアゾール系、カルバゾール系、ピ
リジン系、ナフタル酸系、イミダゾロン系等の化合物近
赤外吸収剤としてはイアニン系、ナフトキノン系、フタ
ロシアニン系があげられる。その他、リン光顔料、蛍光
顔料等があげられる。
【0014】これらの識別材料を塗料化してパターン状
に塗布して情報を形成する。これらの塗料化の調製方法
は、上記材料を粉体化使用し、公知の製造方法に従い、
例えば水、有機溶剤等を、分散媒として、ボールミル、
サンドグラインダー、アトライター等の攪拌、粉砕機等
を使用してアクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル
樹脂等のバインダー、さらに分散剤、湿潤剤、帯電防止
剤、可塑剤、滑剤、消泡剤、可塑剤、を同時に、または
別々に縣濁、分散、溶解する等の処理方法で調製され
る。
【0015】かかる識別材料の塗料を情報に形成する方
法は、パターン状の情報点を形成できるものであればよ
い。例えば間歇塗布が可能な、電磁弁への電気信号の入
り切りで上記材料を含有した塗料の塗布時間が制御でき
る様式が使用できる。塗布パターンの形状としてはバー
コード状の矩形パターンに塗布できる吐出ノズル形式の
ガンタイプが好ましい。ノズルの形状としてはクリアラ
ンス0.1〜5mm、幅1〜50mmの矩形状がより好
ましい。
【0016】その他に情報に形成する方法として、予め
基材に識別材料を箔状シート材に、ラミネートし、また
は塗料化して全面に、又はパターン上に塗布、電子写真
法または印刷して設けた後、必要であればパターン以外
の領域をパンチ穴明け、レーザ掘削、放電破壊、高周波
破壊、等の加工により識別信号の有りなしの組み合せわ
せ情報に加工する。
【0017】そのほか磁性塗料の場合は、塗工の際、永
久磁石や、磁気ヘッド、磁気記録の磁力の作用による、
ウオーターマークのような磁気パターンによって情報を
形成しても良い。
【0018】本発明の塗布パターン含有基材は白色隠蔽
層化処理を施してもよい。カードの所定の表面に種々の
表面塗工を行って良い。例えば有色系の磁性材料等は表
裏より目視判別を困難にするため、あらかじめ白色顔料
で処理してから塗料化しても良い、またパターン形成
後、その表面を白色隠蔽層化処理を施してもよい。磁性
粉の粒径は0.1〜500μm、さらに望ましくは10
〜100μmである。
【0019】また、情報列はその積層された2枚のシー
ト類の対向面の一方に形成されているものとすることが
好ましい。この場合、情報列が基材中に固定されている
ため、使用に伴って、検出センサーの摩擦により磁気パ
ターンが表面から脱落するなど信号源が変化する恐れが
ない、情報点を変造しようとする場合カード基材を分断
しなければならず、完全なる復元が容易にできない。
【0020】識別材料が磁気材料による場合は、カード
の表裏印刷等の影響を受けずに出力が検出できるため、
特に好ましい。さらに磁性材料に残留磁界をもたない低
保磁力磁性材料用いれば、マグネチックビュワーではそ
の磁性バターンを読み取ることができないため、高いセ
キュリテイー性を確保することができるようになる。ま
た情報点の磁束密度、形状、大きさ、繰り返し間隔よっ
ては、磁気パターンを深層に設けても出力検出は容易に
なる。また、磁気パターンを磁気センサーの走査面の厚
み方向、走査方向及び直角方向に十分大きくとれば、カ
ード表面より内部に磁気発生源が存在しても出力強度
や、走査トラックがずれる問題は生じない。偽造防止効
果は低下するが、高保持力磁性材料も使用できる。
【0021】本発明の磁気パターンからなる情報は、バ
イアス磁界中で磁気ヘッド、ホール素子、MR素子、コ
イル等の磁気的センサーを用いて検出することができ
る。センサーとしては1種あるいは複数の種類のセンサ
ーを併用することも可能である。検出センサーは被検出
物の一部を走査するように配置してもよく、磁気パター
ンの情報列の数に合わせて複数の箇所、または全面を走
査するように配置してもよい。
【0022】この基材に光照射をし、その透過光により
磁性パターンが認識できる場合には、光を透過しない材
料、例えば屈折率の高い顔料でかつ非磁性の材料にて、
磁性パターンと同一形状のダミーパターンを磁性パター
ン中に混在させて形成することが好ましい。仮に、透過
光により情報パターンを認識することができたとして
も、このダミーパターンが含まれていることにより、透
過光パターンによっては本当の磁性パターンによる情報
を認識することができず、高いセキュリテイー性を確保
することができる。
【0023】光学的な透過光の異なる材料をパターン状
に組み合わせ、透過光の強弱を識別情報列とすることが
できる。かかる情報列を、金属顔料等の、高密度材料や
オレフィン類等の低密度材料を組み合わせにより形成
し、透過光や軟質X線の透過パターンにより、情報を読
み出すことができる。また導電材料と絶縁材料の組み合
わせ、かかる基材の電気的な物性値の検出パターンを情
報として読み出すことができる。またジイモニウム系化
合物やリン光化合物をパターン状に設け、かかる基材の
近赤外光の吸収、発光等の光学的検出パターンを情報と
して読み出すことができる。
【0024】本発明によつて得られた情報列含有シート
は、印刷、裁断等の工程を経て、ICカード用基材とし
て用いることができる。
【0025】ICカード化として積層一体化処理は、例
えばラミネーター装置やシートプレス装置、射出成形装
置によって行なうことができる。予め情報列のみを含有
するシートを得、これをIC用の内蔵電気部品を支持す
る基材シートとして使用してよい。またシート上に設け
た情報列を内側になるようICカードにラミネートし、
外側に一層のシートが積層されるように一体化する。又
は情報列が外側になる場合は、強固な保護層を形成する
ことが好ましい。
【0026】
【実施例】(実施例1)本発明の一実施例の正面図と構
成を示す断面図を図1および図2に示した。図1はIC
カードの正面図、図2はICカードの構成を示す組み立
て前の断面図である。図1および図2に示されるよう
に、厚さ100μmの乳白PETフィルム2上に、情報
列mに沿って、一定の間隔で繰り返されて配置される情
報点のうち、磁気パターンにより情報を形成する情報点
に、ノズル方式の塗布ガンによりアトマイズ法のセンダ
スト(粒径30μm)を含むエチレン酢酸ビニルラテッ
クス塗料を流れ方向1mm、幅方向5mmのバーコード
状パターンに塗布して磁性パターン4を形成した。図
中、点線でパターンと同様に矩形で示した部分は磁気パ
ターンが形成されない空白の部分である。
【0027】上記磁気パターン含有PETフィルム2を
非接触ICカード部5の表面にポリエステル系感熱接着
剤シート3を用いて磁気パターン部を内側になるよう接
着し一体化ICカード7を得た。非接触ICカード部内
部にはICチップ6およびアンテナ等が収納されてい
る。
【0028】この磁気パターン情報列含有のICカード
表面をバイアス磁界で外部印加をかけながらリングヘッ
ドタイプの磁気センサーで走査したところ、図3に示さ
れるように、センダストによる磁性パターン4の位置に
対応して明確な出力が得られたが、カード表面からは磁
気パターンは識別できなかった。
【0029】(実施例2)実施例1で得た磁気パターン
情報列に代わってモリブデン/ネオジウム系のリン光顔
料を用いて情報列を形成しICカードを得た。これに5
00nmまたは1000nmの光を当てたときのみ、980
nm部分に発光パターンが得られた。
【発明の効果】ICカードのIC以外の部分にICカー
ドを識別できる情報を与えることができた。従って、I
C破壊時等でもICカードを正確に識別でき、不正に偽
造されたICカード等を排除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICカードの一実施例の正面図。
【図2】ICカードの構成を示す組み立て断面図。
【図3】ICカードを磁気センサーで走査した際に得ら
れた出力信号。
【符号の説明】
4 磁性パターン 5 ICカード部 6 ICチップ 7 ICカード

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード基材に複数の情報点が配置されてお
    り、その情報点の組み合わせが個々のICチップを特定
    する情報を有していることを特徴とするICカード。
  2. 【請求項2】前記情報点がICカードの外見からは目視
    識別できないことを特徴とする請求項1に記載のICカ
    ード。
  3. 【請求項3】前記情報点はカード基材中に配置されてお
    り、その情報点が書き換え不能であることを特徴とする
    請求項1または2に記載のICカード。
  4. 【請求項4】前記情報点は所定の情報列に沿ってカード
    基材中に配置されていることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか一項に記載のICカード。
  5. 【請求項5】前記情報点が磁性材料により形成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載
    のICカード。
  6. 【請求項6】前記情報点の材質の密度の相違によって情
    報を記録することを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    一項に記載のICカード。
  7. 【請求項7】前記情報点の有する電気的性質の相違によ
    って情報を記録することを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか一項に記載のICカード。
  8. 【請求項8】前記情報点の有する光学的性質の相違によ
    って情報を記録することをことを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか一項に記載のICカード。
  9. 【請求項9】前記情報点が前記請求項5〜8のいずれか
    に記載された材料を組み合わせて形成されていることを
    特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のICカ
    ード。
  10. 【請求項10】前記情報点がセキュリティラベルを介し
    て被覆されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか
    一項に記載のICカード。
  11. 【請求項11】前記カード基材が積層されたプラスチッ
    クまたは紙類であることを特徴とする請求項1〜10の
    いずれか一項に記載のICカード。
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