JP2000112561A - クロック信号生成回路 - Google Patents

クロック信号生成回路

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JP2000112561A JP10288332A JP28833298A JP2000112561A JP 2000112561 A JP2000112561 A JP 2000112561A JP 10288332 A JP10288332 A JP 10288332A JP 28833298 A JP28833298 A JP 28833298A JP 2000112561 A JP2000112561 A JP 2000112561A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部からの主クロック信号とその反転遅延信号
から主クロック信号に同期する副クロック信号を生成す
る際、主クロック信号のハイレベル又はロウレベル幅が
反転遅延時間より短い場合にも副クロック信号の信号幅
が一定であるようにする。 【解決手段】システムクロック信号CLK1のハイレベ
ル期間を遅延回路部30の遅延時間以上に延ばす、保持
回路部20を設ける。保持回路部の非反転の遅延ゲート
チェーン中に、ORゲート25,27を含む複合ゲート
を設ける。主クロック信号CLK1のハイレベル幅がN
ANDゲート21〜NANDゲート22の4段分以上で
あれば、ゲートチェーン出力信号S28のハイレベルを
12段分迄延ばすことができる。反転遅延用の遅延回路
部30のゲートチェーン中に、NANDゲート31,3
2を含む複合ゲートを設ける。遅延回路部は、NAND
ゲート31〜NANDゲート37の4段分の短時間でリ
セットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック信号生成
回路に関し、特に、外部から主クロック信号を与えられ
て、与えられた主クロック信号とその主クロック信号の
反転遅延信号とを用いて、与えられた主クロック信号の
立上がりに同期して立ち上がる、一定の信号幅を有する
副クロック信号を生成する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のクロック信号生成回路は、例え
ばパーソナルコンピュータに採用されているシンクロナ
スDRAMを搭載したメモリシステムにおける上記DR
AMなどのような、搭載されているシステム(この場合
は、メモリシステム)で用いられるクロック信号(シス
テムクロック信号)に同期して動作するデバイス(同、
シンクロナスDRAM)に、そのデバイスの動作に必要
なクロック信号を上記システムクロック信号から生成し
て供給する用途などに用いられる。
【0003】従来のクロック信号生成回路の一例の回路
図を図8に示す。図8を参照して、この図に示すクロッ
ク信号生成回路は、外部から入力されるシステムクロッ
ク信号CLK1を波形整形するレシーバ回路1と、波形
整形された内部信号S10を取り込み、所定の時間遅延
させると同時に反転させて反転遅延信号S50として出
力する遅延回路50と、内部信号S10と反転遅延信号
S50とを入力してそれらのNAND論理信号を出力す
る2入力NANDゲートと、そのNANDゲートの出力
信号を反転して副クロック信号CLK2cとして出力す
るインバータバッファとからなっている。入力のクロッ
ク信号CLK1には、一例として上に述べたシンクロナ
スDRAMを搭載したメモリシステムなどから、そのメ
モリシステムで用いられているシステムクロック信号が
与えられる。生成された副クロック信号CLK2cは、
上述のシンクロナスDRAMに動作の時間的基準信号と
して出力される。
【0004】尚、NANDゲートとその次段のインバー
タバッファとで論理的にはANDゲートを構成している
ので、以後の説明では、上記NANDゲートとインバー
タバッファとを併せて、ANDゲート2として扱う。ま
た、上述の遅延回路50におけるように特に意図的に信
号を遅延させる場合以外は、回路中の信号伝播に遅延は
ないものとする。上記ANDゲート2及びレシーバ回路
1における信号遅延もないものとする。尚また、以下に
述べる回路の動作説明から明らかなように、レシーバ回
路1は、動作原理上は、特になくてもかまわない。
【0005】このクロック信号生成回路は、以下のよう
に動作する。回路のタイミング図を示す図9を参照し
て、この回路の初期状態(時刻t10以前の状態)で
は、システムクロック信号CLK1、従って内部信号S
10はロウレベル、反転遅延信号S50はハイレベル、
出力の副クロック信号CLK2cはロウレベルになって
いる。この状態で時刻t10に内部信号S10がロウレ
ベルからハイレベルに立ち上がると、ANDゲート2の
一方の入力が直ちにハイレベルに遷移する。このとき、
ANDゲート2のもう一方の入力である反転遅延信号S
50は、まだハイレベルのままである。従って、AND
ゲート2のAND論理出力である副クロック信号CLK
2cは、内部信号S10のハイレベルへの立上がりと同
時に、ロウレベルからハイレベルに立ち上がる。
【0006】その後、遅延回路50における11段分の
遅延時間td後の時刻t11に、内部信号S10が遅延
回路50の出力点に達すると、反転遅延信号S50がハ
イレベルからロウレベルに立ち下がる。この反転遅延信
号S50の立下がりにより、ANDゲート2の一方の入
力がロウレベルになるので、ANDゲートの出力副クロ
ック信号CLK2cは、ハイレベルからロウレベルに立
ち下がる。
【0007】最後に、システムクロック信号のハイレベ
ル幅によって決まる或る時刻t12に、内部信号S10
がハイレベルからロウレベルに立ち下がると、それから
遅延時間tdだけ遅れた時刻t13に反転遅延信号S5
0がロウレベルからハイレベルに立ち上がって、回路が
初期状態に戻る。
【0008】このように、外部から与えられたシステム
クロック信号CLK1とそのシステムクロック信号の反
転遅延信号S50とから、システムクロック信号CLK
1の立上がりタイミングに同期して立ち上がり、ハイレ
ベル幅が遅延時間tdに等しい副クロック信号CLK2
cが生成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】工業的見地からは、一
つのクロック信号生成回路は或る一つのシステムに専用
のものであるより、多種のシステムに適用できる汎用の
ものであることが、好ましい。量産効果による低コスト
化或いは供給の安定化などの点で有利であるからであ
る。ところが、上述した従来のクロック信号生成回路に
おいては、システムクロック信号CLK1のハイレベル
幅が短い場合或いはロウレベル幅が短いときに、正常な
タイミング(システムクロック信号の立上がりタイミン
グ)で立ち上がらずに遅れて立ち上がったり、或いは正
常に立ち上がっても遅延時間tdを待たずに立ち下がっ
てしまうなどのことが生じる場合がある。そのため、シ
ステム換言すればそのシステムで用いられるシステムク
ロック信号によっては、生成された副クロック信号のハ
イレベル幅が所定の幅にならないことがあって、各種の
システムに対する適応性の点で改善すべき点が残されて
いる。以下に、その説明を行う。
【0010】図9に示すタイミング図を再び参照して、
上述した時刻t10から時刻t13迄の動作は、クロッ
ク信号生成回路を適用して立上がりタイミング、ハイレ
ベル幅とも正常な副クロック信号を生成可能な或るシス
テム(Aシステムと記す)における動作である。このA
システムで動作中のシステムクロック信号CLK1と反
転遅延信号S50のレベル遷移のタイミングを時系列的
に表すと、 システムクロック信号CLK1の立上がり(時刻t1
0) 反転遅延信号S50の立下がり(時刻t11) システムクロック信号CLK1の立下がり(時刻t1
2) 反転遅延信号S50の立上がり、初期状態への復帰
(時刻t13) となる。すなわち、内部信号S10つまりシステムクロ
ック信号CLK1の立上がり、立下がりと反転遅延信号
S50の立下がり、立上がりとが、二つの信号が噛み合
うように交互に行われていて、システムクロック信号C
LK1のハイレベル幅が遅延回路50での遅延時間td
より大きくなっている。そして、次のサイクルは、前の
サイクルの終段で反転遅延信号S50がハイレベルに復
帰し、遅延回路50が初期状態にリセットされてから実
行される。
【0011】次に、図9中の時刻t20から時刻t23
に、従来のクロック信号生成回路を、システムクロック
信号CLK1のハイレベル幅が遅延時間tdより短かい
或るシステム(Bシステムと記す)に適用したときのタ
イミング図を示す。この場合は、入力のシステムクロッ
ク信号CLK1のハイレベル幅が狭く、システムクロッ
ク信号つまり内部信号S10がロウレベルからハイレベ
ルに立ち上がった(時刻t20)後、遅延時間tdだけ
遅れて反転遅延信号S50がハイレベルからロウレベル
に立ち下がる(時刻t22)前に、システムクロック信
号CLK1がハイレベルから再度ロウレベルに戻る(時
刻t21)。図9を参照して、時刻t20に内部信号S
10がロウレベルからハイレベルに立ち上がると、Aシ
ステムにおけると同じ経過を経て、同時に出力副クロッ
ク信号CLK2cがロウレベルからハイレベルに立ち上
がる。また、遅延時間td後の時刻t22に、反転遅延
信号S50がハイレベルからロウレベルに立ち下がる。
【0012】一方、時刻t22に反転遅延信号S50が
立ち下がる前、すなわち遅延回路50に入力された内部
信号S10が遅延回路50の出力点に達する前の或る時
刻t21に、内部信号S10がハイレベルからロウレベ
ルに立ち下がる。すると、その内部信号S10の立下が
りによってANDゲート2の一方の入力がロウレベルに
なるので、ANDゲート2のAND論理出力である副ク
ロック信号CLK2cは、内部信号S10の立下がりと
同時に、ハイレベルからロウレベルに立ち下がる。ま
た、内部信号S10の立下がりに応じて、内部信号S1
0が立ち下がってから遅延時間td後の時刻t23に、
反転遅延信号S50がロウレベルからハイレベルに立ち
上がって、初期状態に復帰する。
【0013】このBシステムでは、先ず始めにシステム
クロック信号CLK1が立ち上がり(時刻t20)、立
ち下がった(時刻t21)後、次に反転遅延信号S50
が立ち下がり(時刻t22)、立ち上がる(時刻t2
3)というように、二つの信号CLK1,S50はずれ
て重なることがない。そして、生成される副クロック信
号CLK2cは、時刻t20にシステムクロック信号C
LK1の立上がりに同期して正常に立ち上がりはするも
のの、立ち下がるときは、所定の立下がり時刻t22つ
まり反転遅延信号S50の立下がりタイミングよりも前
の時刻t21に、システムクロック信号CLK1の立下
がりに同期して立ち下がってしまう。その結果、得られ
る副クロック信号CLK2cは、立ち上がりタイミング
こそ正常であるものの、ハイレベル幅は所定の幅tdよ
り短く、しかもそのハイレベル幅はシステムクロック信
号CLK1のハイレベル幅によって変わるものになって
しまう。
【0014】これに対し、図9中の時刻t30から時刻
t35に、従来のクロック信号生成回路を、システムク
ロック信号CLK1のロウレベル幅が遅延時間tdより
短かい或るシステム(Cシステムと記す)に適用したと
きのタイミング図を示す。この場合は、システムクロッ
ク信号CLK1のロウレベル幅が狭く、システムクロッ
ク信号CLK1がハイレベルからロウレベルに立ち下が
った(時刻t30)後、遅延時間tdだけ遅れて反転遅
延信号S50がロウレベルからハイレベルに立ち上がる
(時刻t32)前に、システムクロック信号CLK1が
ロウレベルからハイレベルに立ち上がる(時刻t3
1)。図9を参照して、このシステムの場合、前のサイ
クルの終段で、時刻t30にシステムクロック信号CL
K1がハイレベルからロウレベルに立ち下がる直前の各
信号CLK1、S10、S50、CLK2cの状態は、
前述したAシステムにおける時刻t12直前の各信号の
状態と同じくなっている。すなわち、システムクロック
信号CLK1はハイレベル、反転遅延信号S50はロウ
レベル、副クロック信号CLK2cはロウレベルになっ
ている。この状態で、先ず、前のサイクルの終段で、時
刻t30にシステムクロック信号CLK1、従って内部
信号S10がハイレベルからロウレベルに立ち下がる
と、ANDゲート2の一方の入力がロウレベルとなる。
このとき、前述したようにANDゲート2のもう一方の
入力である反転遅延信号S50は元々ロウレベルになっ
ているので、ANDゲート2のAND論理出力である副
クロック信号CLK2cは、ロウレベルのままで変化し
ない。そして、上記内部信号S10のハイレベルからロ
ウレベルへの遷移に応じて、遅延時間td後の時刻t3
2に、反転遅延信号S50がロウレベルからハイレベル
に立ち上がる。
【0015】一方、時刻t32に反転遅延信号S50が
立ち上がる前、すなわち遅延回路50に入力された内部
信号S10が遅延回路50の出力点に達する前の或る時
刻t31に、一旦ロウレベルに下がった内部信号S10
が、再度、ハイレベルに立ち上がる。ところが、この時
刻t31には、ANDゲート2の一方の入力である反転
遅延信号S50はまだロウレベルのままであるので、A
NDゲート2のAND論理出力である副クロック信号C
LK2cは、ロウレベルをそのまま維持している。その
後、時刻t32に反転遅延信号S50がハイレベルに遷
移すると、ANDゲート2の二つの入力が共にハイレベ
ルになるので、ANDゲート2の出力副クロック信号C
LK2cは、反転遅延信号S50のハイレベルへの遷移
に同期して、ロウレベルからハイレベルに立ち上がる。
その後、時刻t31における内部信号S10の立上がり
から遅延時間td後の時刻t33に、反転遅延信号S5
0がハイレベルからロウレベルに立ち下がる。そして、
その反転遅延信号S50のレベル遷移に同期して出力副
クロック信号CLK2cもハイレベルからロウレベルに
立ち下がって、元の状態に復帰する。
【0016】このCシステムでは、最初にシステムクロ
ック信号CLK1が立ち下がり(時刻t30)、立ち上
がった(時刻t31)後、次いで反転遅延信号S50が
立ち上がり(時刻t32)、立ち下がる(時刻t33)
というように、二つの信号CLK1,S50は、ずれて
重なることがない。そして、生成される副クロック信号
CLK2cは、時刻t33つまり反転遅延信号S50の
立下がりタイミングに正常に立ち下がりはするものの、
立ち上がるときは、所定の立上がり時刻t31つまりシ
ステムクロック信号CLK1の立上がりよりも後の時刻
t32に、反転遅延信号S50の立上がりに応じて漸く
立ち上がる。その結果、得られる出力副クロック信号C
LK2cは、立上がりは正常のタイミングより遅れ、ハ
イレベル幅は所定の幅tdより短く、しかもそのハイレ
ベル幅がシステムクロック信号CLK1のハイレベル幅
によって変わるものになってしまう。
【0017】上述のように、図8に示す従来のクロック
信号生成回路は、入力のシステムクロック信号CLK1
のハイレベル幅或いはロウレベル幅が遅延信号50での
遅延時間tdより短いものである場合、立上がり或いは
立下がりのタイミングが所定のタイミングからずれた、
ハイレベル幅の狭い副クロック信号CLK2cしか生成
することができず、多様なシステムクロック信号に対す
る汎用性に欠けると言える。
【0018】従って本発明は、外部から与えられる主ク
ロック信号とその主クロック信号の反転遅延信号とを用
いて、上記外部から与えられる主クロック信号の立上が
りに同期し、信号幅が一定の副クロック信号を生成する
クロック信号生成回路であって、外部から与えられる主
クロック信号のハイレベル幅或いはロウレベル幅が反転
遅延時間より短い場合にも、所定の信号幅で所定のタイ
ミングに立ち上がる副クロック信号を生成可能な、汎用
性の高いクロック信号生成回路を提供することを目的と
するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック信号生
成回路は、外部から与えられる主クロック信号を反転さ
せ遅延させる反転遅延手段を備え、前記主クロック信号
とその反転遅延信号とのAND論理信号を生成すること
により、前記主クロック信号の第1のレベルから第2の
レベルへの遷移に同期して第1のレベルから第2のレベ
ルに遷移し、前記反転遅延信号の第2のレベルから第1
のレベルへの遷移に同期して第2のレベルから第1のレ
ベルに遷移する副クロック信号を生成するクロック信号
生成回路において、前記第1のレベルから遷移した後の
主クロック信号の第2のレベルを、少なくとも前記反転
遅延手段における遅延時間以上に保持せしめる保持手段
を設けたことを特徴とする。
【0020】或いは、前記反転遅延手段に、これを前記
主クロック信号の第2のレベルから第1のレベルへの遷
移又は反転遅延手段が出力する反転遅延信号の第2のレ
ベルから第1のレベルへの遷移により、反転遅延手段に
おける遅延時間より短い時間で、強制的に、初期状態に
復帰させるリセット手段を設けたことを特徴とする。
【0021】又は、上記構成の保持手段と上記構成の反
転遅延手段とを共に設け、保持手段に上記反転遅延手段
の出力信号によってリセットする手段を設けたことを特
徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の
実施の形態に係るクロック信号生成回路の回路図であ
る。図2は、動作時のタイミング図である。図1を参照
して、この図に示すクロック信号生成回路は、遅延回路
部30と保持回路部20とを備えている。遅延回路部3
0は、インバータ33に始まってインバータ38に終わ
る11段のゲートチェーンを備えている。このゲートチ
ェーンは遅延時間tdDの反転遅延チェーンとして働く
ものであって、その遅延時間tdDが、生成される副ク
ロック信号CLK2aのハイレベル幅を決める。ゲート
チェーンは、その途中に、2入力NANDゲート31と
その前段の2入力ORゲート35とからなる複合ゲート
及び、2入力NANDゲート32とその前段の2入力O
Rゲート37とからなる複合ゲートの、二つの複合ゲー
トを含んでいる。
【0023】これら複合ゲートは、前のサイクルの終段
でシステムクロック信号CLK1つまり内部信号S10
がハイレベルからロウレベルに復帰したとき、次のサイ
クルに備えて、遅延回路部30の出力である反転遅延信
号S38を、ゲートチェーンでの11段の遅延時間td
Dより短い時間で速やかにハイレベルに引き上げ、また
ゲートチェーン中の信号S34,S36を速やかにロウ
レベルに引き下げて、遅延回路部30をシステムクロッ
ク信号CLK1がロウレベルのときの状態に初期化する
(遅延回路部30をリセットする)。これらリセット用
複合ゲートによって、外部から与えられるシステムクロ
ック信号CLK1のロウレベル幅がゲートチェーンでの
遅延時間tdDより短いときでも、次のサイクルの開始
(前のサイクルの後半でハイレベルからロウレベルに戻
ったシステムクロック信号CLK1が、次にロウレベル
からハイレベルに立ち上がる)迄の間に、予め遅延回路
部30をリセットしておくことができる。
【0024】尚、後に述べる回路動作の説明から明らか
なように、遅延回路部30の出力信号S38は、内部信
号S10の反転遅延信号とはパルス幅が異なる信号とな
ることがあって、厳密には必ずしも内部信号S10の反
転遅延信号そのものにはならないのであるが、先に述べ
た従来のクロック信号生成回路との対比を明確にすると
いう説明の都合上、以後の説明においては、遅延回路部
30の出力信号S38を、便宜的に反転遅延信号と記す
ことにする。
【0025】保持回路部20は、インバータ23に始ま
ってインバータ28に終わる8段のゲートチェーンを備
えている。このゲートチェーンは遅延時間tdHの非反
転遅延チェーンとして働き、その途中に、2入力NAN
D21とその前段の2入力ORゲート25とからなる複
合ゲート及び、2入力NAND22とその前段の2入力
ORゲート27とからなる複合ゲートの、二つの複合ゲ
ートを含んでいる。これら複合ゲートは、サイクルの初
めにシステムクロック信号CLK1がロウレベルからハ
イレベルに立ち上がると、ゲートチェーン最終段の出力
信号S28を速やかにハイレベルに立ち上げる。また、
その立ち上がった信号S28のハイレベルを、遅延回路
部における遅延時間tdD以上に保たせる。これによ
り、システムクロック信号CLK1のハイレベル幅が遅
延回路部30での遅延時間tdDより短い場合でも、生
成される副クロック信号CLK2aのハイレベル幅を遅
延回路部での遅延時間tdDにまで延ばし、所定のハイ
レベル幅にする。ゲートチェーン中の複合ゲートは、更
に、サイクルの後半で遅延回路部の出力である反転遅延
信号S38がハイレベルからロウレベルに下がるのに応
じて、その反転遅延信号S38が次のサイクルに備えて
ハイレベルに復帰する前に、ゲートチェーン最終段の出
力信号S28を、速やかにハイレベルからロウレベルに
引き下げる。もしこのようにせず、保持回路部の信号S
28がハイレベルのままであると、遅延回路部の出力反
転遅延信号S38が次のサイクルに備えてハイレベルに
リセットされると、副クロック信号CLK2aが、入力
のシステムクロック信号CLK1がロウレベルからハイ
レベルになるのを待たずに直ちにハイレベルに立ち上が
るという誤動作が生じるからである。
【0026】以下に、このクロック信号生成回路の動作
を、システムクロック信号CLK1のハイレベル幅及び
ロウレベル幅が共に長い場合、ハイレベル幅が狭い場
合、ロウレベル幅が狭い場合に分けて、説明する。初め
に、本実施の形態に係るクロック信号生成回路を、シス
テムクロック信号CLK1のハイレベル幅、ロウレベル
幅が共に、遅延回路部30での遅延時間tdDより長い
システム(Aシステム)に適用した場合の動作について
説明する。図2を参照して、回路の初期状態(時刻t1
0以前の状態)では、システムクロック信号CLK1は
ロウレベルに、遅延回路部30の出力信号S38はハイ
レベルに、保持回路部20内のゲートチェーン出力信号
S28はロウレベルになっている。この状態で、時刻t
10にシステムクロック信号CLK1つまり内部信号S
10がロウレベルからハイレベルに立ち上がると、保持
回路部20の最終段の2入力ORゲート29では、一方
の入力である信号S10がハイレベルになるので出力が
直ちにハイレベルに遷移し、その後段のANDゲート2
の一方の入力がハイレベルになる。このとき、ANDゲ
ート2のもう一方の入力である遅延回路部からの反転遅
延信号S38は未だハイレベルのままである。従って、
ANDゲート2は二つの入力が共にハイレベルになる。
その結果、ANDゲート2のAND論理出力である副ク
ロック信号CLK2aは、時刻t10にシステムクロッ
ク信号CLK1がハイレベルへ立ち上がるのと同時に、
ロウレベルからハイレベルに立ち上がる。
【0027】一方、保持回路部20内では、複合ゲート
を構成する各NANDゲート21,22の一方の入力で
ある遅延回路部からの反転遅延信号S38がハイレベル
になっている。この状態で、時刻t10に内部信号S1
0がロウレベルからハイレベルに立ち上がると、それと
同時に、複合ゲートを構成する各ORゲート25,26
は一方の入力がハイレベルになるので、ハイレベルの信
号を出力する。その結果、ゲートチェーン内の信号S2
4は、時刻t10からインバータ23入力点〜インバー
タ24出力点の2段分の時間遅れて、時刻t11にロウ
レベルからハイレベルに立ち上がる。信号S26は、N
ANDゲート21入力点〜インバータ26出力点の4段
分の時間遅れで、ハイレベルに立ち上がる。ゲートチェ
ーン最終段の出力信号S28は、NANDゲート22入
力点〜インバータ28出力点の2段分の時間遅れて、時
刻t11にハイレベルに立ち上がる。
【0028】又、遅延回路部30では、出力反転遅延信
号S38がハイレベルであるので、このハイレベルの信
号S38を一方の入力とする複合ゲートの各2入力OR
ゲート35,37は、ハイレベルの信号を出力してい
る。従って、インバータ33〜インバータ38のゲート
チェーンは、反転遅延チェーンとして働く。
【0029】そこで、時刻t10に内部信号S10がハ
イレベルに立ち上がると、インバータ33入力点〜イン
バータ34出力点の2段分の遅延時間後の時刻t11
に、信号S34がロウレベルからハイレベルに立ち上が
る。この信号S34のハイレベルへのレベル遷移を受け
て、時刻t11からNANDゲート31入力点〜インバ
ータ36出力点の4段分の遅延時間後の時刻t12に、
信号S36がハイレベルに立ち上がる。更に、その信号
S36のハイレベルへのレベル遷移に応じて、時刻t1
2からNANDゲート32入力点〜インバータ38出力
点の5段分の遅延時間後の時刻t13に、反転遅延信号
S38がロウレベルに立ち下がる。すると、出力段のA
NDゲート2においては、一方の入力である反転遅延信
号S38がロウレベルになるので、その反転遅延信号S
38の時刻t13におけるロウレベルへの立下がりと同
時に、出力の副クロック信号CLK2aがハイレベルか
らロウレベルに立ち下がる。
【0030】また、時刻t13に遅延回路部の出力反転
遅延信号S38がロウレベルに立ち下がると、保持回路
部20内のリセット用複合ゲートを構成する2入力NA
NDゲート21,22は双方とも、一方の入力がロウレ
ベルになる。その結果、インバータ26の出力信号S2
6は、時刻t13からNANDゲート21入力点〜イン
バータ26出力点の4段分の時間遅れて、ロウレベルに
下がる。インバータ28の出力信号S28は、時刻t1
3からNANDゲート22入力点〜インバータ28出力
点の2段分の遅延時間後の時刻t15に、ロウレベルに
下がる。
【0031】次に、時刻t13に反転遅延信号S38が
ハイレベルからロウレベルに立ち下がった後の或る時刻
t14に、システムクロック信号CLK1、従って内部
信号S10がハイレベルからロウレベルに立ち下がる。
このとき既に、遅延回路部の反転遅延信号S38がロウ
レベルに下がっているので、遅延回路部内のリセット用
複合ゲートを構成する2入力ORゲート35,37は双
方とも、二つの入力が共にロウレベルになり、出力がロ
ウレベルに下がる。これにより、複合ゲートの2入力N
ANDゲート31,32の出力はいずれも、内部信号S
10の立下がりと同時に、ロウレベルに遷移する。その
結果、ゲートチェーン内の信号S34は、時刻t14に
おける内部信号S10のロウレベルへの遷移から、イン
バータ33入力点〜インバータ34出力点の2段分の時
間遅れて、ロウレベルに立ち下がる。信号S36は、時
刻t15からNANDゲート31入力点〜インバータ3
6出力点の4段分の時間遅れで、ロウレベルに立ち下が
る。遅延回路部の出力反転遅延信号S38は、NAND
ゲート32入力点〜インバータ38出力点の5段分の時
間遅後の時刻t16に、ロウレベルからハイレベルに立
ち上がる。これにより、遅延回路部30がリセットされ
る。
【0032】以上の一連の動作の結果、時刻t10に外
部から与えられるシステムクロック信号CLK1の立上
がりに同期して立ち上がり、時刻t16に遅延回路部か
らの反転遅延信号S38の立下がりによって立ち下がる
クロック信号であって、ハイレベル幅が、遅延回路部3
0内のインバータ33入力点からインバータ38出力点
に至る11段のゲートチェーンでの遅延時間tdDに等
しい副クロック信号CLK2aが生成される。
【0033】次に、本実施の形態に係るクロック信号生
成回路を、システムクロック信号CLK1のハイレベル
幅が遅延回路部30における遅延時間tdDより短いシ
ステム(Bシステム)に適用した場合の動作について、
説明する。図2を参照して、回路の初期状態(時刻t2
0以前の状態)では、システムクロック信号CLK1は
ロウレベルに、遅延回路部30の出力反転遅延信号S3
8はハイレベルに、保持回路部20内のゲートチェーン
最終段の出力信号S28はロウレベルになっている。こ
の状態で、時刻t20にシステムクロック信号CLK
1、従って内部信号S10がロウレベルからハイレベル
に立ち上がると、Aシステムにおけると同じ過程を経
て、副クロック信号CLK2aが、内部信号S10の立
上がりと同時にロウレベルからハイレベルに立ち上が
る。
【0034】また、保持回路部20内でも、Aシステム
におけると同じ過程を経て、時刻t20からインバータ
23入力点〜インバータ24出力点の2段分の遅延時間
後の時刻t21に、ゲートチェーン内の信号S24がロ
ウレベルからハイレベルに立ち上がる。信号S26は、
時刻t20からNANDゲート21入力点〜インバータ
26出力点の4段分の時間遅れて、ハイレベルに立ち上
がる。ゲートチェーン最終段の出力信号S28は、時刻
t20からNANDゲート22入力点〜インバータ28
出力点の2段分の時間後の時刻t21に、ハイレベルに
立ち上がる。
【0035】一方、遅延回路部30では、Aシステムに
おけると同様にして、時刻t20からインバータ33入
力点〜インバータ34出力点の2段分の遅延時間後の時
刻t21に、ゲートチェーン内の信号S34がロウレベ
ルからハイレベルに立ち上がる。続いて、時刻t21か
らNANDゲート35入力点〜インバータ36出力点の
4段分の遅延時間後の時刻t23に、信号S36がロウ
レベルからハイレベルに立ち上がる。更に、時刻t23
からNANDゲート32入力点〜インバータ38出力点
の5段分の遅延時間後の時刻t25に、ゲートチェーン
最終段の出力信号である反転遅延信号S38が、ハイレ
ベルからロウレベルに立ち下がる。そして、後述するよ
うに、時刻t25に反転遅延信号S38がロウレベルに
変化するときは既に、内部信号S10がロウレベルに下
がっているので、リセット用複合ゲートの2入力ORゲ
ート37は二つの入力が共にロウレベルになり、出力が
ロウレベルになる。その結果、反転遅延信号S38は、
時刻t25からNANDゲート32入力点〜インバータ
38出力点の5段分の時間後の時刻t27に、再びハイ
レベルに復帰する。このとき、保持回路部20内では、
ゲートチェーン最終段の出力信号S28が、時刻t25
における反転遅延信号S38のロウレベルへの立下がり
に応じて、NANDゲート22入力点〜インバータ28
出力点の2段分の時間後の時刻t26に、ハイレベルか
らロウレベルに立ち下がっている。
【0036】ここで、保持回路部におけるゲートチェー
ン最終段の出力信号S28のハイレベルからロウレベル
への立下がりは、時刻t25から2段分の時間遅れた時
刻t26に行われるのに対し、遅延回路部での反転遅延
信号S38のロウレベルからハイレベルへの再立上がり
は、時刻t25から5段分の時間遅れた時刻t27に行
われる。従って、遅延回路部の反転遅延信号S38が次
のサイクルに備えてハイレベルに復帰する時刻t27に
は、保持回路部のゲートチェーン最終段の出力信号S2
8は、その前の時刻t26に既にロウレベルにリセット
されており、ORゲート29の出力はロウレベルになっ
ていることになる。従って、時刻t27に反転遅延信号
S38がハイレベルにリセットされても、出力の副クロ
ック信号CLK2aはロウレベルのままで、ハイレベル
に立ち上がってしまうという誤動作は起こらない。
【0037】次に、時刻t25に反転遅延信号S38が
ロウレベルに変化する以前、すなわち前の段階でロウレ
ベルからハイレベルに変化した内部信号S10の変化
が、遅延回路部初段のインバータ33の入力点からゲー
トチェーン最終段のインバータ38の出力点に達する前
の或る時刻t22に、システムクロック信号CLK1、
従って内部信号S10がハイレベルからロウレベルに立
ち下がる。但し、後に説明するように、時刻t20〜時
刻t22迄の時間つまりシステムクロック信号CLK1
のハイレベル幅は、ゲートチェーンのNANDゲート2
1入力点〜インバータ26出力点の4段分以上の時間で
あることが必要である。この条件の下で、時刻t22に
内部信号S10がロウレベルに変化する。このとき、遅
延回路部の出力反転遅延信号S38はハイレベルであ
る。従って、保持回路部20内のゲートチェーンは、内
部信号S10がロウレベルに下がることによって、遅延
チェーンとして働く。その結果、ゲートチェーン内の信
号S24は、時刻t22における内部信号S10のロウ
レベルへの変化からインバータ23入力点〜インバータ
24出力点の2段分の時間後の時刻t24に、ハイレベ
ルからロウレベルに下がる。続いて、時刻t24からN
ANDゲート21入力点〜インバータ26出力点の4段
分の時間後に、信号S26がハイレベルからロウレベル
に変化する。ゲートチェーン最終段の出力信号S28
は、その後さらにNANDゲート22入力点〜インバー
タ28出力点の2段分の時間ハイレベルを保ち得るので
あるが、その前に反転遅延信号S38がハイレベルから
ロウレベルへ立ち下がるので、その立下がりに応じて、
時刻t25からNANDゲート22入力点〜インバータ
28迄の2段分の時間後の時刻t26に、ロウレベルに
下がる。いずれにせよ、保持回路部20のゲートチェー
ン最終段の出力信号S28は、遅延回路部の反転遅延信
号S38がハイレベルの間はずっと、ハイレベルを保
つ。従って、保持回路部20の最終段のORゲート29
は、一方の入力である内部信号S10は既にロウレベル
に下がっているものの、もう一方の入力であるゲートチ
ェーンの出力信号S28が未だハイレベルを保ったまま
であるので、反転遅延信号S38がハイレベルの間、ハ
イレベルの信号を出力し続ける。その結果、ANDゲー
ト2では、一方の入力である反転遅延信号S38がハイ
レベルである間ずっと、他方の入力であるORゲート2
9の出力もハイレベルであることになり、結局、AND
ゲートの出力である副クロック信号CLK2aは、立下
がりが遅延回路部の反転遅延信号S38の立下がりによ
って決まる信号となる。
【0038】以上の一連の動作の結果、外部から与えら
れるシステムクロック信号CLK1のハイレベル幅が遅
延回路部30での遅延時間tdDより短い場合でも、上
記システムクロック信号CLK1の立上がりに同期して
立ち上がり、ハイレベル幅が遅延回路部30での遅延時
間tdDに等しい、所定の副クロック信号CLK2aが
生成される。
【0039】上述のBシステムにおける動作の場合は、
時刻t20にシステムクロック信号CLK1がハイレベ
ルに立ち上がると、その立上がりからNANDゲート2
1入力点〜インバータ26出力点の4段分の時間遅れ
て、ゲートチェーン内の信号S26がハイレベルに立ち
上がって、複合ゲートのORゲート27の一方の入力が
ハイレベルになる。従って、その後システムクロック信
号CLK1がロウレベルに下がっても、ゲートチェーン
最終段の信号S28はハイレベルを保ち続ける。結局、
ゲートチェーン最終段の信号S28のハイレベルは、時
刻t22にシステムクロック信号CLK1がロウレベル
に下がってゲートチェーンが遅延チェーンとして働くよ
うになった後、インバータ23入力点〜インバータ24
出力点の2段分+NANDゲート21入力点〜インバー
タ26出力点の4段分+NANDゲート22入力点〜イ
ンバータ28出力点の2段分の計8段分の時間、つま
り、時刻t20から見れば、システムクロック信号CL
K1の最低4段分のハイレベル幅を加えた12段分の時
間、ハイレベルを保ち得る。但し、実際には、時刻t2
0から11段分の遅延時間tdD後の時刻t25に遅延
回路部の反転遅延信号S38がハイレベルからロウレベ
ルに立ち下がるのに応じて、時刻t25からNANDゲ
ート22入力点〜インバータ28出力点の2段分の遅延
時間後の時刻t26に、ロウレベルに下がる。これは、
前述したように、遅延回路部からの反転遅延信号S38
が次のサイクルに備えて再度ハイレベルに立ち上がる時
刻t27の前に、予め、ANDゲート2の一方の入力で
ある保持回路部のゲートチェーン最終段の出力信号S2
8をロウレベルに引き下げておくためである。
【0040】このように、本実施の形態に係るクロック
信号生成回路においては、保持回路部20内に設けたゲ
ートチェーンにより、一旦ハイレベルに立ち上がったゲ
ートチェーン最終段の出力信号S28のハイレベル幅
を、遅延回路部30の反転遅延時間tdD以上に引き延
ばしている。システムクロックCLK1のハイレベル幅
は最低4段分の時間であればよく、信号S28のハイレ
ベルは反転遅延信号S38がロウレベルに立ち下がって
から2段分の時間後まで、ハイレベルを保つ。
【0041】また、遅延回路部のゲートチェーン内に設
けたNANDゲート32により、時刻t25に一旦ハイ
レベルからロウレベルに立ち下がった反転遅延信号S3
8を、NANDゲート32入力点〜インバータ38出力
点の5段分の遅延時間で、再度ハイレベルに引き上げて
いる(時刻t27)。これにより、本来11段分の時間
を要する反転遅延信号S38のリセットを5段分の時間
に速めている。
【0042】更に、保持回路部のゲートチェーン内に設
けたNANDゲート22により、反転遅延信号S38が
ハイレベルからロウレベルに下がったとき(時刻t2
5)、その遅延反転信号S38が次のサイクルに備えて
再度ハイレベルに立ち上がる(時刻t27)前に、予め
保持回路部のゲートチェーン最終段の出力信号S28を
ロウレベルに引き下げて、誤動作を防いでいる。
【0043】次に、本実施の形態に係るクロック信号生
成回路を、システムクロック信号CLK1のロウレベル
幅が遅延回路部30における遅延時間tdDより短いシ
ステム(Cシステム)に適用した場合の動作について、
説明する。図2を参照して、回路の初期状態(時刻t3
0以前の状態)では、システムクロック信号CLK1は
ロウレベルに、遅延回路部30の出力反転遅延信号S3
8はハイレベルに、保持回路部20内のゲートチェーン
最終段の出力信号S28はロウレベルになっている。こ
の状態で、時刻t30にシステムクロック信号CLK
1、従って内部信号S10がロウレベルからハイレベル
に立ち上がると、Aシステムにおけると同じ過程を経
て、副クロック信号CLK2bが、内部信号S10の立
上がりと同時にロウレベルからハイレベルに立ち上が
る。次いで、Aシステムにおけると同様に、遅延回路部
での11段分の遅延時間後のt31に、反転遅延信号S
38がハイレベルからロウレベルに立ち下がるのに応じ
て、副クロック信号CLK2aもロウレベルに下がっ
て、所定の立ち上がりタイミング、所定のハイレベル幅
の副クロック信号CLK2aが出力される。又、反転遅
延信号S38がロウレベルへ遷移することによって、保
持回路部内のNANDゲート21,22がいずれもロウ
レベルを出力するので、ゲートチェーン内の信号S26
は、時刻t31からNANDゲート21入力点〜インバ
ータ26出力点の4段分の時間遅れて、ロウレベルに立
下がる。信号S28は、NANDゲート22入力点〜イ
ンバータ28出力点の2段分の時間遅れて、ロウレベル
に立ち下がる。
【0044】一方、内部信号S10は時刻t31以降も
ハイレベルのままであるので、遅延回路部のゲートチェ
ーン内の信号S34及び信号S36はハイレベルを保
ち、反転遅延信号S38はロウレベルを保ち続ける。保
持回路部内の信号S24も、ハイレベルを保つ。
【0045】この状態で、次に、或る時刻t32に、シ
ステムクロック信号CLK1、従って内部信号S10が
ハイレベルからロウレベルに立ち下がる。すると、保持
回路内の信号S24は、インバータ23入力点〜インバ
ータ24出力点の2段分の時間遅れで時刻t32に、ま
た、遅延回路部内の信号S34は、インバータ33入力
点〜インバータ34出力点の2段の時間遅れで、時刻t
32にロウレベルに立ち下がる。一方、遅延回路部内の
各複合ゲートでは、各ORゲート35,37のいずれに
おいても、二つの入力が共にロウレベルになる。従っ
て、ゲートチェーン内の信号S36は、NANDゲート
31入力点〜インバータ36出力点の4段分の時間遅れ
た時刻t34に、ロウレベルに下がる。また、反転遅延
信号S38は、NANDゲート32入力点〜インバータ
38出力点の5段分の時間遅れた時刻t35に、ハイレ
ベルに反転する。これで、保持回路部20及び遅延回路
部とも、時刻t35までの間に初期状態に戻る。
【0046】その後、或る時刻t36にシステムクロッ
ク信号CLK1、従って内部号S10がロウレベルから
ハイレベルに立ち上がる。すると、副クロック信号CL
K2aが、時刻t30におけるシステムクロック信号の
立上がり時と同じ動作で、システムクロック信号の立上
がりに同期してハイレベルに立ち上がる。更に、遅延回
路部での11段分の遅延時間後の時刻t37に、ハイレ
ベルからロウレベルに立ち下がる。これにより、システ
ムクロック信号CLK1の立上がりに同期して立上が
り、ハイレベル幅が11段分の時間の所定の副クロック
信号CLK2aが出力される。
【0047】このように、本実施の形態においては、時
刻t32におけるシステムクロック信号のロウレベルへ
の立下がりから、時刻t36のハイレベルへの立上がり
の間に、遅延回路部内の信号S36をロウレベルに、反
転遅延信号S38をハイレベルに、保持回路部内の信号
S24をロウレベルに遷移させて、遅延回路部30及び
保持回路部20をリセットしている。リセットに要する
時間は、時刻t32から時刻t35までの5段分の時
間、すなわち、内部信号S10がロウレベルに変化して
から、複合ゲートのNANDゲート32入力点〜インバ
ータ38出力点の5段分をへて、ゲートチェーンの出力
反転遅延信号S38がハイレベルに変化する迄の時間で
ある。
【0048】本実施の形態に係るクロック信号生成回路
では、遅延回路部のゲートチェーン内に設けたリセット
用複合ゲートで内部信号S10と反転遅延信号S38と
のAND論理を演算することにより、本来11段分の時
間を要する遅延回路部のリセットを、NANDゲート3
2入力点〜インバータ38出力点の5段分の遅延時間に
短縮している。これにより、システムクロック信号CL
K1のロウレベル幅が短い場合にも、システムクロック
信号の立上がりに同期して立ち上がり、遅延回路部での
遅延時間tdDと同じハイレベル幅を持つ所定の副クロ
ック信号CLK2aを生成することができる。
【0049】尚、これまでは、保持回路部20と遅延回
路部38の両方を備える例について述べたが、本発明は
これに限られるものではない。以下に述べるいくつかの
例のように、保持回路部20又は遅延回路部38のいず
れか一方を設けるだけでも、従来のクロック信号生成回
路より、各種システムに対する適応性を向上させること
ができる。
【0050】図3に、保持回路部21だけを備えるクロ
ック信号生成回路の回路図を示す。この回路の場合は、
システムクロック信号CLK1のハイレベル幅が、AN
Dゲート25出力点〜インバータ26出力点迄の4段分
の時間以上であれば、ゲートチェーン最終段の出力信号
S28のハイレベルを、システムクロック信号のハイレ
ベル幅W+ゲートチェーンの遅延時間8段分まで延ば
し、遅延回路50での11段分の遅延時間以上にでき
る。従って、生成される副クロック信号CLK2aの立
下がりタイミングは、遅延回路50の出力反転遅延信号
S50のハイレベルからロウレベルへの立下がりタイミ
ングに一致し、所定のパルス幅となる。更に、システム
クロック信号がロウレベルに下がるとき、保持回路部2
1の信号S28は、システムクロック信号の立下がりか
ら8段の遅延時間でハイレベルからロウレベルに立ち下
がるのに対し、遅延回路の出力反転遅延信号S50は、
11段分の遅延時間でロウレベルからハイレベルに立ち
上がる。つまり、保持回路部21は、遅延回路50がリ
セットされるのに先立ってリセットされているので、遅
延回路のリセットによって副クロック信号が再度ハイレ
ベルに立ち上がってしまうという誤動作は生じない。上
述の図3に示す例では、保持回路部21にはこれを反転
遅延信号S50によって強制的にリセットする手段を設
けなかったが、図4に示す例のように、保持回路部20
にリセット用NANDゲート21,22を設け、反転遅
延信号S50で強制的にリセットできるようにすれば、
より確実に誤動作を防止できる。図3又は図4に示すク
ロック信号生成回路によれば、Aシステムに加えて、シ
ステムクロック信号CLK1のハイレベル幅が狭いBシ
ステムにも対応できるので、Aシステムにしか対応でき
ない従来のクロック信号生成回路に比べ、各種システム
への適応性が高まる。
【0051】一方、図5に、従来のクロック信号生成回
路に対し、遅延回路だけを図1に示す遅延回路部30に
替えた例の回路図をしめす。この例によれば、既に述べ
たように、本来11段分の時間を要する遅延回路部のリ
セットを5段分の時間に短縮できるので、Aシステムに
加えて、システムクロック信号CLK1のロウレベル幅
が狭いCシステムにも対応できる。従って、Aシステム
にしか対応できない従来のクロック信号生成回路に比
べ、各種システムへの適応性が高まる。
【0052】次に、本発明の第2の実施の形態に係るク
ロック信号生成回路について説明する。図6は、第2の
実施の形態に係るクロック信号生成回路の回路図であ
る。図7は、動作時のタイミング図である。図6を参照
して、本クロック信号生成回路は、保持回路部20に替
えてラッチ回路40を備えている点が、図1に示す第1
の実施の形態に係るクロック信号生成回路と異なってい
る。ラッチ回路40は、出力段のANDゲート2の出
力、つまり生成した副クロック信号CLK2bを、イン
バータ3、インバータ4の2段の縦列接続を介して、O
Rゲート29の一方の入力点に帰還させる構成である。
【0053】以下に、本クロック信号生成回路の動作に
ついて、図7に示すタイミング図を用いて説明する。始
めに、本クロック信号生成回路を前述のAシステムに適
用したときの動作について、述べる。図7を参照して、
この回路の初期状態(時刻t40以前の状態)では、シ
ステムクロック信号CLK1、従って内部信号S10は
ロウレベル、遅延回路部30のゲートチェーン内の信号
S34,36はロウレベル、反転遅延信号S38はハイ
レベル、副クロック信号CLK2bはロウレベル、ラッ
チ回路40内の信号S4はロウレベルである。この状態
で、時刻t40にシステムクロック信号CLK1、従っ
て内部信号S10がロウレベルからハイレベルに立ち上
がる。すると、ラッチ回路内のORゲート29の一方の
入力がハイレベルになり、ORゲート29からのOR論
理出力がハイレベルになる。このとき、ANDゲート2
のもう一方の入力である反転遅延信号S38は未だハイ
レベルであるので、ANDゲート2の出力である副クロ
ック信号CLK2bが、ハイレベルに立ち上がる。次い
で、その副クロック信号CLK2bのハイレベルへの遷
移から、インバータ3入力点〜インバータ4出力点の2
段分の遅延時間の後に、ラッチ回路40のORゲート2
9のもう一方の入力がハイレベルに立ち上がる。これに
より、副クロック信号CLK2bは、遅延回路部からの
反転遅延信号S38がハイレベルにある間ずっと、OR
ゲート29のもう一方の入力である内部信号S10のレ
ベルには関わりなく、ハイレベルにラッチされる。
【0054】その後、遅延回路部での11段分の遅延時
間tdD後の時刻t41に、遅延回路部のゲートチェー
ンに入力された内部信号S10がゲートチェーン最終段
のインバータ38の出力点に到達すると、反転遅延信号
S38がハイレベルからロウレベルに立ち下がる。これ
により、ラッチ回路40がリセットされ、副クロック信
号CLK2bがロウレベルに立ち下がる。
【0055】更にその後、或る時刻t42にシステムク
ロックCLK1、従って内部信号S38がハイレベルか
らロウレベルに立ち下がる。すると、遅延回路部内で
は、複合ゲートの各ORゲート35,37における内部
信号S10と反転遅延信号S38のOR論理出力がロウ
レベルになる。これにより、先ず、ゲートチェーン内の
信号S34が、インバータ33入力点〜インバータ34
出力点の2段分の時間遅れで、ハイレベルからロウレベ
ルに遷移する。次に、信号S36が、NANDゲート3
1入力点〜インバータ36出力点の4段分の時間後の時
刻t43に、ハイレベルからロウレベルに遷移する。最
後に、反転遅延信号S38が、NANDゲート入力点〜
インバータ38出力点の5段分の時間遅れで、ロウレベ
ルからハイレベルに遷移して、遅延回路部30がリセッ
トされる。
【0056】この一連の動作の結果、システムクロック
信号CLK1の立ち上がりに同期して立ち上がり、遅延
回路部30での反転遅延時間tdDに等しいハイレベル
幅を持つ所定の副クロック信号CLK2bが出力され
る。
【0057】次に、本クロック信号生成回路を前述のB
システムに適用したときの動作について、述べる。図6
を参照して、時刻t50にシステムクロック信号CLK
1がロウレベルからハイレベルに立ち上がると、先に述
べたAシステムにおけると同じ経過を経て、副クロック
信号CLK2bが同時刻t50に、システムクロック信
号CLK1の立ち上がりに同期して立ち上がる。
【0058】その後、遅延回路部のゲートチェーン初段
のインバータ33に入力された内部信号S10がゲート
チェーン最終段のインバータ38の出力点に達する以前
のある時刻t51に、システムクロック信号CLK1、
従って内部信号S10がハイレベルからロウレベルに立
ち下がる。このとき、時刻t50から時刻t51迄の時
間が、ラッチ回路40でのインバータ3入力点〜インバ
ータ4出力点の2段分の時間以上であればラッチ回路4
0が作動するので、ラッチ回路の出力である副クロック
信号CLK2bは、内部信号S10がロウレベルに下が
ってもハイレベルを保つ。
【0059】次いで、時刻t50にゲートチェーンに入
力された内部信号S10が、時刻t52にゲートチェー
ン最終段のインバー38の出力点に達すると、反転遅延
信号S38がハイレベルからロウレベルに立ち下がる。
これにより、ラッチが解除され、副クロック信号CLK
2bは同時刻t52に、ロウレベルに下がる。更に、遅
延回路部内の複合ゲートでは、2入力ORゲート37に
おける内部信号S10と反転遅延信号S38のOR論理
出力がロウレベルになる。これにより、NANDゲート
32入力点〜インバータ38出力点の5段分の遅延時間
後の時刻t54に、反転遅延信号S38がロウレベルか
ら再度ハイレベルに立ち上がる。一方、ラッチ回路40
では、時刻t52に反転遅延信号S38がロウレベルに
遷移し、これによって同時刻t52に副クロック信号C
LK2bがロウレベルに遷移するのに応じて、時刻t5
2からインバータ3入力点〜インバータ4出力点の2段
分の遅延時間後の時刻t53に、ORゲート29の一方
の入力である副クロック信号CLK2bの遅延信号S4
がハイレベルからロウレベルに立ち下がる。これによ
り、ラッチ回路内のORゲート29における信号S4と
内部信号S10のOR論理出力が、ロウレベルに遷移す
る。その結果、時刻t54に遅延回路部30がリセット
され、反転遅延信号S38が次のサイクルに備えて再度
ハイレベルに遷移するときは、その前の時刻t53に、
ORゲート29の出力が既にロウレベルになっているこ
とになる。従って、反転遅延信号S38の再立上がりに
よって、副クロック信号CLK2bが所定のタイミング
とは異なるタイミングでハイレベルに変化してしまうと
いう誤動作は、生じない。
【0060】このように、このクロック信号生成回路に
おいては、システムクロック信号CLK1のハイレベル
幅が遅延回路部での遅延時間tdD以下のときでも、イ
ンバータ3入力点〜インバータ4出力点の2段分の遅延
時間以上であれば、所定のタイミング、ハイレベル幅の
副クロック信号CLK2bを生成できる。
【0061】次に、本クロック信号生成回路を前述のC
システムに適用したときの動作について、述べる。図6
を参照して、時刻t60にシステムクロック信号CLK
1がロウレベルからハイレベルに立ち上がると、先に述
べたAシステムにおけると同じ経過を経て、副クロック
信号CLK2bが、時刻t60に、システムクロック信
号CLK1の立ち上がりに同期してハイレベルに立ち上
がり、時刻t61に、反転遅延信号S38のハイレベル
からロウレベルへの遷移に同期してロウレベルに立ち下
がる。これにより、立ち上がりタイミング及びハイレベ
ル幅とも所定の副クロック信号CLK2bが出力され
る。
【0062】その後、或る時刻t62にシステムクロッ
ク信号CLK1がハイレベルからロウレベルに立ち下が
ると、先に述べたAシステムでの時刻t42〜時刻t4
3における動作と同じ過程を経て、5段分の時間で、時
刻t64に遅延回路部30をリセットできる。そして、
時刻t65に始まる次のサイクルでも、Aシステムにお
ける時刻t40〜時刻t41における動作と同様にし
て、所定の立ち上がりタイミング、ハイレベル幅の副ク
ロック信号CLK2bが生成される。
【0063】本実施の形態に係るクロック信号生成回路
の場合も、遅延回路部30として図8に示す従来のクロ
ック信号生成回路における遅延回路50を用いても、前
述したと同じ理由により、各種システムに対する適応性
は従来よりも高い。この場合は、Aシステムに加えて、
システムクロック信号CLK1のハイレベル幅が狭いB
システムにも対応できる。
【0064】尚、これまでの第1の実施の形態又は第2
の実施の形態に係るクロック信号生成回路では、保持回
路部20、遅延回路部30のゲートチェーン内にリセッ
ト用複合ゲートをそれぞれ二つずつ設けた例について述
べたが、複合ゲートの数はこれに限られるものではな
い。複合ゲートの数を増せばそれぞれの回路部20,3
0をリセットするのに要する時間は短くなり、特性は向
上する。しかしながら、回路が複雑になる。一方、複合
ゲートの数を少なくすれば、リセットに要する時間は長
くなるものの、回路は簡単になる。複合ゲートの数は、
クロック信号生成回路に要求される性能によって適宜選
択すればよい。
【0065】
【発明の効果】本発明のクロック信号生成回路は、外部
から与えられるシステムクロック信号を反転させ遅延さ
せる反転遅延手段を備え、システムクロック信号とその
反転遅延信号とのAND論理信号を生成することによ
り、システムクロック信号のロウレベルからハイレベル
への遷移に同期してロウレベルからハイレベルに立ち上
がり、反転遅延信号のハイレベルからロウレベルへの遷
移に同期してハイレベルからロウレベルに立ち下がる副
クロック信号を生成するクロック信号生成回路に対し、
ロウレベルから遷移した後の上記システムクロック信号
のハイレベルを、少なくとも反転遅延手段における遅延
時間以上に保持せしめる保持手段を有している。
【0066】これにより本発明によれば、システムクロ
ック信号のハイレベル幅が、反転遅延手段における遅延
時間より短いようなシステムに対しても、所定の立上が
りタイミング、所定のハイレベル幅の副クロック信号を
生成することができ、各種システムに対する適応性を高
めることができる。
【0067】本発明のクロック信号生成回路は、又、上
記反転遅延手段に、これをシステムクロック信号のハイ
レベルからロウレベルへの遷移又は反転遅延手段が出力
する反転遅延信号のハイレベルからロウレベルへの遷移
により、反転遅延手段における遅延時間より短い時間
で、強制的に、初期状態に復帰させるリセット手段を有
している。
【0068】これにより本発明によれば、システムクロ
ック信号のロウレベル幅が、反転遅延手段における遅延
時間より短いようなシステムに対しても、所定の立上が
りタイミング、所定のハイレベル幅の副クロック信号を
生成することができ、各種システムに対する適応性を高
めることができる。
【0069】本発明のクロック信号生成回路は、更に、
上記構成の保持手段と上記構成の反転遅延手段とを共に
有し、保持手段に上記反転遅延手段の出力信号によって
強制的にリセットする手段を備えている。
【0070】これにより本発明によれば、システムクロ
ック信号のハイレベル幅が反転遅延手段における遅延時
間より短いようなシステム及び、システムクロック信号
のロウレベル幅が反転遅延手段における遅延時間より短
いようなシステムのいずれに対しても、所定の立上がり
タイミング、所定のハイレベル幅の副クロック信号を生
成することができ、各種システムに対する適応性をより
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るクロック信号
生成回路の回路図である。
【図2】図1に示すクロック信号生成回路のタイミング
チャートを示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るクロック信号
生成回路の第2例の回路図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るクロック信号
生成回路の第3例の回路図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るクロック信号
生成回路の第4例の回路図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るクロック信号
生成回路の回路図である。
【図7】図6に示すクロック信号生成回路のタイミング
チャートを示す図である。
【図8】従来のクロック信号生成回路の一例の回路図で
ある。
【図9】図8に示すクロック信号生成回路のタイミング
チャートを示す図である。
【符号の説明】
1 レシーバ回路 2 ANDゲート 3,4,23,24,26,28,33,34,36,
38 インバータ 20,21 保持回路部 25,27,29,35,37 ORゲート 30 遅延回路部 40 ラッチ回路 50 遅延回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から与えられる主クロック信号を反
    転させ遅延させる反転遅延手段を備え、前記主クロック
    信号とその反転遅延信号とのAND論理信号を生成する
    ことにより、前記主クロック信号の第1のレベルから第
    2のレベルへの遷移に同期して第1のレベルから第2の
    レベルに遷移し、前記反転遅延信号の第2のレベルから
    第1のレベルへの遷移に同期して第2のレベルから第1
    のレベルに遷移する副クロック信号を生成するクロック
    信号生成回路において、 前記第1のレベルから遷移した後の主クロック信号の第
    2のレベルを、少なくとも前記反転遅延手段における遅
    延時間以上に保持せしめる保持手段を設けたことを特徴
    とするクロック信号生成回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクロック信号生成回路に
    おいて、 前記保持手段に、これを前記反転遅延手段が出力する反
    転遅延信号の第2のレベルから第1のレベルへの遷移に
    より、強制的に、初期状態に復帰させるリセット手段を
    設けたことを特徴とするクロック信号生成回路。
  3. 【請求項3】 外部から与えられる主クロック信号を反
    転させ遅延させる反転遅延手段を備え、前記主クロック
    信号とその反転遅延信号とのAND論理信号を生成する
    ことにより、前記主クロック信号の第1のレベルから第
    2のレベルへの遷移に同期して第1のレベルから第2の
    レベルに遷移し、前記反転遅延信号の第2のレベルから
    第1のレベルへの遷移に同期して第2のレベルから第1
    のレベルに遷移する副クロック信号を生成するクロック
    信号生成回路において、 前記反転遅延手段に、これを前記主クロック信号の第2
    のレベルから第1のレベルへの遷移又は反転遅延手段が
    出力する反転遅延信号の第2のレベルから第1のレベル
    への遷移により、反転遅延手段における遅延時間より短
    い時間で、強制的に、初期状態に復帰させるリセット手
    段を設けたことを特徴とするクロック信号生成回路。
  4. 【請求項4】 外部から与えられる主クロック信号を反
    転させ遅延させる反転遅延手段を備え、前記主クロック
    信号とその反転遅延信号とのAND論理信号を生成する
    ことにより、前記主クロック信号の第1のレベルから第
    2のレベルへの遷移に同期して第1のレベルから第2の
    レベルに遷移し、前記反転遅延信号の第2のレベルから
    第1のレベルへの遷移に同期して第2のレベルから第1
    のレベルに遷移する副クロック信号を生成するクロック
    信号生成回路において、 前記第1のレベルから遷移した後の主クロック信号の第
    2のレベルを、少なくとも前記反転遅延手段における遅
    延時間以上に保持せしめる保持手段を設け、 前記反転遅延手段に、これを前記主クロックシステムの
    第2のレベルから第1のレベルへの遷移又は反転遅延手
    段が出力する反転遅延信号の第2のレベルから第1のレ
    ベルへの遷移で、反転遅延手段における遅延時間より短
    い時間で、強制的に、初期状態に復帰させるリセット手
    段を設け、 前記保持手段に、これを前記反転遅延信号の第2のレベ
    ルから第1のレベルへの遷移で、前記反転遅延手段のリ
    セットに先立って、強制的に、初期状態に復帰させるリ
    セット手段を設けたことを特徴とするクロック信号生成
    回路。
  5. 【請求項5】 信号を反転させ遅延させる反転遅延用の
    ゲートチェーンを含む反転遅延手段と、 信号を非反転で遅延させるゲートチェーンであって、中
    間にゲートチェーン中を伝播する信号を一方の入力とす
    る2入力ORゲートが挿入された保持遅延用のゲートチ
    ェーンを含む保持手段と、 出力段の2入力ANDゲートとを備え、 外部から与えられる主クロック信号を、前記反転遅延用
    ゲートチェーン及び前記保持遅延用ゲートチェーンの入
    力点並びに前記保持遅延用ゲートチェーン中のORゲー
    トの他方の入力点に入力し、 前記出力段のANDゲートに、前記保持遅延用ゲートチ
    ェーンの出力信号と前記主クロック信号とのOR論理信
    号及び前記反転遅延用ゲートチェーンの出力信号の二つ
    の信号を入力して、 前記ANDゲートの生成するAND論理信号を、副クロ
    ック信号として外部へ出力するクロック信号生成回路。
  6. 【請求項6】 信号を反転させ遅延させる反転遅延用の
    ゲートチェーンを含む反転遅延手段と、 信号を非反転で遅延させるゲートチェーンであって、中
    間にゲートチェーン中を伝播する信号を一方の入力とす
    る2入力ORゲートとその2入力ORゲートの出力信号
    を一方の入力とする2入力NANDゲートとからなるリ
    セット用複合ゲートが挿入された保持遅延用のゲートチ
    ェーンを含む保持手段と、 出力段の2入力ANDゲートとを備え、 外部から与えられる主クロック信号を、前記反転遅延用
    ゲートチェーン及び前記保持遅延用ゲートチェーンの入
    力点並びに前記リセット用複合ゲートの2入力ORゲー
    トの他方の入力点に入力し、 前記反転遅延用ゲートチェーンの出力信号を前記リセッ
    ト用複合ゲートの2入力NANDゲートの他方の入力点
    に入力し、 前記出力段のANDゲートに、前記保持遅延用ゲートチ
    ェーンの出力信号と前記主クロック信号とのOR論理信
    号及び前記反転遅延用ゲートチェーンの出力信号の二つ
    の信号を入力して、 前記ANDゲートの生成するAND論理信号を、副クロ
    ック信号として外部へ出力するクロック信号生成回路。
  7. 【請求項7】 信号を反転させ遅延させる反転遅延用の
    ゲートチェーンを含む反転遅延手段と、 2入力のORゲートと前記2入力ORゲートの出力信号
    を一方の入力とする出力段の2入力ANDゲートを有
    し、前記ANDゲートが生成するAND論理信号の非反
    転遅延信号を前記2入力ORゲートの一方の入力点に戻
    すことにより、前記ANDゲートの他方の入力に応じ
    て、前記AND論理信号をラッチし又はラッチを解除さ
    れるラッチ手段とを備え、 外部から与えられる主クロック信号を、前記反転遅延用
    ゲートチェーンの入力点及び前記ラッチ手段の2入力O
    Rゲートの他方の入力点に入力すると共に、前記反転遅
    延用ゲートチェーンの出力信号を前記出力段のANDゲ
    ートの他方の入力点に入力して、 前記ANDゲートが生成するAND論理信号を、副クロ
    ック信号として外部へ出力するクロック信号生成回路。
  8. 【請求項8】 信号を反転させ遅延させるゲートチェー
    ンであって、中間に2入力ORゲートとそのORゲート
    の出力信号を一方の入力としゲートチェーン中を伝播す
    る信号を他方の入力とするNANDゲートとからなるリ
    セット用複合ゲートが挿入された反転遅延用のゲートチ
    ェーンを含む反転遅延手段と、 出力段の2入力ANDゲートとを備え、 外部から与えられる主クロック信号を前記反転遅延用ゲ
    ートチェーンの入力点及び前記出力段のANDゲートの
    一方の入力点に入力し、前記反転遅延用ゲートチェーン
    の出力信号を前記出力段のANDゲートの他方の入力点
    に入力すると共に、前記リセット用複合ゲートの2入力
    ORゲートに前記主クロック信号及び前記反転遅延用ゲ
    ートチェーンの出力信号の二つの信号を入力して、 前記出力段のANDゲートが生成するAND論理信号
    を、副クロック信号として外部へ出力するクロック信号
    生成回路。
  9. 【請求項9】 信号を反転させ遅延させるゲートチェー
    ンであって、中間に2入力ORゲートとそのORゲート
    の出力を一方の入力としゲートチェーン中を伝播する信
    号を他方の入力とするNANDゲートとからなるリセッ
    ト用の第1の複合ゲートが挿入された反転遅延用のゲー
    トチェーンを含む反転遅延手段と、 信号を非反転で遅延させるゲートチェーンであって、中
    間にゲートチェーン中を伝播する信号を一方の入力とす
    る2入力ORゲートとその2入力ORゲートの出力を一
    方の入力とする2入力NANDゲートとからなるリセッ
    ト用の第2の複合ゲートが挿入された保持遅延用のゲー
    トチェーンを含む保持手段と、 出力段の2入力ANDゲートとを備え、 外部から与えられる主クロック信号を、前記反転遅延用
    ゲートチェーン及び前記保持遅延用ゲートチェーンの入
    力点、前記第2の複合ゲートの2入力ORゲートの他方
    の入力点及び前記第1の複合ゲートの2入力ORゲート
    の一方の入力点に入力し、 前記反転遅延用ゲートチェーンの出力信号を前記第2の
    複合ゲートの2入力NANDゲートの他方の入力点及び
    前記第1の複合ゲートの2入力ORゲートの他方の入力
    点に入力し、 前記出力段のANDゲートに、前記保持遅延用ゲートチ
    ェーンの出力信号と前記主クロック信号とのOR論理信
    号及び前記反転遅延用ゲートチェーンの出力信号の二つ
    の信号を入力して、 前記ANDゲートの生成するAND論理信号を、副クロ
    ック信号として外部へ出力するクロック信号生成回路。
  10. 【請求項10】 信号を反転させ遅延させるゲートチェ
    ーンであって、中間に2入力ORゲートとそのORゲー
    トの出力を一方の入力とし、ゲートチェーン中を伝播す
    る信号を他方の入力とするNANDゲートとからなるリ
    セット用複合ゲートが挿入された反転遅延用のゲートチ
    ェーンを含む反転遅延手段と、 2入力のORゲートとその2入力ORゲートの出力を一
    方の入力とする出力段の2入力ANDゲートを有し、前
    記ANDゲートが生成するAND論理信号の非反転遅延
    信号を前記2入力ORゲートの一方の入力点に戻すこと
    により、前記ANDゲートの他方の入力に応じて前記A
    ND論理信号をラッチし又はラッチを解除されるラッチ
    手段とを備え、 外部から与えられる主クロック信号を前記反転遅延用ゲ
    ートチェーンの入力点と前記ラッチ手段の2入力ORゲ
    ートの他方の入力点に入力し、前記反転遅延用ゲートチ
    ェーンの出力信号を前記出力段のANDゲートの他方の
    入力点に入力すると共に、前記リセット用複合ゲートの
    2入力ORゲートに、前記主クロック信号及び前記反転
    遅延用ゲートチェーンの出力信号の二つの信号を入力し
    て、 前記出力段のANDゲートが生成するAND論理信号
    を、副クロック信号として外部へ出力するクロック信号
    生成回路。
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