JP2000112393A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents
プラズマディスプレイ装置Info
- Publication number
- JP2000112393A JP2000112393A JP10278887A JP27888798A JP2000112393A JP 2000112393 A JP2000112393 A JP 2000112393A JP 10278887 A JP10278887 A JP 10278887A JP 27888798 A JP27888798 A JP 27888798A JP 2000112393 A JP2000112393 A JP 2000112393A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pdp
- silicon sheet
- plasma display
- display device
- impact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 PDPを構成するガラスを衝撃による割れか
ら保護する技術を提供する。 【解決手段】 2枚のガラス板等からなるPDP5を後
筐体2bにボス6等で保持して筐体に収納して、前筐体
2aの表示窓1aにテレビ映像等を表示するプラズマデ
ィスプレイ装置1を構成する。PDP5の表示面前面に
は、PDPの保護や電磁波の遮蔽のために強化ガラス等
からなる保護パネル3を付設する。そして、この保護パ
ネル3とPDPの間に透明なシリコンシート4を挟持す
る構造として、PDPが衝撃を受けたときに、その衝撃
をシリコンシートで吸収するとともに、保護パネルを通
して分散させる。
ら保護する技術を提供する。 【解決手段】 2枚のガラス板等からなるPDP5を後
筐体2bにボス6等で保持して筐体に収納して、前筐体
2aの表示窓1aにテレビ映像等を表示するプラズマデ
ィスプレイ装置1を構成する。PDP5の表示面前面に
は、PDPの保護や電磁波の遮蔽のために強化ガラス等
からなる保護パネル3を付設する。そして、この保護パ
ネル3とPDPの間に透明なシリコンシート4を挟持す
る構造として、PDPが衝撃を受けたときに、その衝撃
をシリコンシートで吸収するとともに、保護パネルを通
して分散させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDP(Plasma D
isplay Panel)を構成するガラスの割れ防止を図ったプ
ラズマディスプレイ装置に関する。
isplay Panel)を構成するガラスの割れ防止を図ったプ
ラズマディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプラズマディスプレイ装置では、
熱応力等の観点から、PDPを構成するガラスの背面を
格子状のフレーム等を接着して保持していた。しかし、
格子状のフレームでは、PDPのガラス面と部分的に貼
着する構造となるため、PDPに衝撃が加わったときに
応力が集中して割れが発生するおそれがあった。またP
DPの前面は表示面となるため簡単に補強をすることが
困難であった。
熱応力等の観点から、PDPを構成するガラスの背面を
格子状のフレーム等を接着して保持していた。しかし、
格子状のフレームでは、PDPのガラス面と部分的に貼
着する構造となるため、PDPに衝撃が加わったときに
応力が集中して割れが発生するおそれがあった。またP
DPの前面は表示面となるため簡単に補強をすることが
困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、PDPを構成するガラスを衝撃に
よる割れから保護する技術を提供することを目的とす
る。
鑑みなされたもので、PDPを構成するガラスを衝撃に
よる割れから保護する技術を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】PDP(Plasma Display
Panel)を用いてテレビ映像等を表示するプラズマディ
スプレイ装置において、PDPの表示面前面に付設した
PDPの保護等をする強化ガラス等の保護パネルとPD
Pの間に透明なシリコンシートを挟持する構造とする。
Panel)を用いてテレビ映像等を表示するプラズマディ
スプレイ装置において、PDPの表示面前面に付設した
PDPの保護等をする強化ガラス等の保護パネルとPD
Pの間に透明なシリコンシートを挟持する構造とする。
【0005】シリコンシートの表面には、微細な凹凸を
設けて、ニュートンリングの発生を防止する。
設けて、ニュートンリングの発生を防止する。
【0006】保護パネルとシリコンシートの間又は、及
びシリコンシートとPDPの間には、光線を散乱するエ
マルジョンを充填する。
びシリコンシートとPDPの間には、光線を散乱するエ
マルジョンを充填する。
【0007】保護パネルとシリコンシートの間又は、及
びシリコンシートとPDPの間には、シリコン樹脂を充
填する。
びシリコンシートとPDPの間には、シリコン樹脂を充
填する。
【0008】保護パネルとシリコンシートの間又は、及
びシリコンシートとPDPの間は、接着剤若しくは粘着
剤により貼着する。
びシリコンシートとPDPの間は、接着剤若しくは粘着
剤により貼着する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て、図を用いて説明する。図1は、本発明によるプラズ
マディスプレイ装置の1実施例の要部の(A)正面図、
(B)側断面図(同図c−c断面)である。2枚のガラ
ス板等からなるPDP5を後筐体2bにボス6等で保持
して筐体に収納して、前筐体2aの表示窓1aにテレビ
映像等を表示するプラズマディスプレイ装置1を構成す
る。PDP5の表示面前面には、PDPの保護や電磁波
の遮蔽のために強化ガラス等からなる保護パネル3を付
設する。そして、この保護パネル3とPDPの間に透明
なシリコンシート4を挟持する構造として、PDPが衝
撃を受けたときに、その衝撃をシリコンシートで吸収す
るとともに、保護パネルを通して分散させる。
て、図を用いて説明する。図1は、本発明によるプラズ
マディスプレイ装置の1実施例の要部の(A)正面図、
(B)側断面図(同図c−c断面)である。2枚のガラ
ス板等からなるPDP5を後筐体2bにボス6等で保持
して筐体に収納して、前筐体2aの表示窓1aにテレビ
映像等を表示するプラズマディスプレイ装置1を構成す
る。PDP5の表示面前面には、PDPの保護や電磁波
の遮蔽のために強化ガラス等からなる保護パネル3を付
設する。そして、この保護パネル3とPDPの間に透明
なシリコンシート4を挟持する構造として、PDPが衝
撃を受けたときに、その衝撃をシリコンシートで吸収す
るとともに、保護パネルを通して分散させる。
【0010】図2は、本発明によるプラズマディスプレ
イ装置の1実施例のPDP部分の側断面図である。PD
P5と保護パネル3の間に挟持するシリコンシート4の
表面には、ミクロン単位の微細な凹凸4aを設けて、保
護パネル3とシリコンシートの間等での干渉光によるニ
ュートンリングの発生を防止する。なお、保護パネル3
とシリコンシート4の間又は、及びシリコンシート4と
PDP5の間には、透明なシリコン樹脂を充填して、シ
リコンシート4とPDP5の間または、シリコンシート
4と保護パネル3の間の熱抵抗を低減して、PDPの表
示面の均熱化を図ることもできる。
イ装置の1実施例のPDP部分の側断面図である。PD
P5と保護パネル3の間に挟持するシリコンシート4の
表面には、ミクロン単位の微細な凹凸4aを設けて、保
護パネル3とシリコンシートの間等での干渉光によるニ
ュートンリングの発生を防止する。なお、保護パネル3
とシリコンシート4の間又は、及びシリコンシート4と
PDP5の間には、透明なシリコン樹脂を充填して、シ
リコンシート4とPDP5の間または、シリコンシート
4と保護パネル3の間の熱抵抗を低減して、PDPの表
示面の均熱化を図ることもできる。
【0011】図3は、本発明によるプラズマディスプレ
イ装置の別の実施例のPDP部分の側断面図である。P
DP5と保護パネル3の間にシリコンシート34を挟持
する。保護パネル3とシリコンシート34の間又は、及
びシリコンシート34とPDP5の間には、ミクロン単
位の金属粒子等を乳濁して光線を散乱するエマルジョン
34aを充填して、ニュートンリングの発生を防止す
る。このエマルジョンは、透明なプラスチック系接着剤
等に金属粒子等を乳濁した接着剤若しくは粘着剤とし
て、保護パネルに貼着して構成することで、組立時での
取り扱いを容易にすることができる。なお、シリコンシ
ート34の板厚は、一例として2mm程度とすることが
できる。
イ装置の別の実施例のPDP部分の側断面図である。P
DP5と保護パネル3の間にシリコンシート34を挟持
する。保護パネル3とシリコンシート34の間又は、及
びシリコンシート34とPDP5の間には、ミクロン単
位の金属粒子等を乳濁して光線を散乱するエマルジョン
34aを充填して、ニュートンリングの発生を防止す
る。このエマルジョンは、透明なプラスチック系接着剤
等に金属粒子等を乳濁した接着剤若しくは粘着剤とし
て、保護パネルに貼着して構成することで、組立時での
取り扱いを容易にすることができる。なお、シリコンシ
ート34の板厚は、一例として2mm程度とすることが
できる。
【0012】
【発明の効果】PDP(Plasma Display Panel)を用い
てテレビ映像等を表示するプラズマディスプレイ装置に
おいて、PDPの表示面前面に付設したPDPの保護等
をする強化ガラス等の保護パネルとPDPの間に透明な
シリコンシートを挟持する構造とすることで、PDPが
衝撃を受けたときでも、シリコンシートで吸収、保護パ
ネルに伝達するため、PDPを構成するガラスを衝撃に
よる割れから保護することが可能となる。また、熱伝導
の良いシリコンシートにより、PDPの表示面の均熱化
が図られるとともに、放熱も促進される。
てテレビ映像等を表示するプラズマディスプレイ装置に
おいて、PDPの表示面前面に付設したPDPの保護等
をする強化ガラス等の保護パネルとPDPの間に透明な
シリコンシートを挟持する構造とすることで、PDPが
衝撃を受けたときでも、シリコンシートで吸収、保護パ
ネルに伝達するため、PDPを構成するガラスを衝撃に
よる割れから保護することが可能となる。また、熱伝導
の良いシリコンシートにより、PDPの表示面の均熱化
が図られるとともに、放熱も促進される。
【図1】本発明によるプラズマディスプレイ装置の1実
施例の要部の(A)正面図、(B)側断面図(同図c−
c断面)である。
施例の要部の(A)正面図、(B)側断面図(同図c−
c断面)である。
【図2】本発明によるプラズマディスプレイ装置の1実
施例のPDP部分の側断面図である。
施例のPDP部分の側断面図である。
【図3】本発明によるプラズマディスプレイ装置の別の
実施例のPDP部分の側断面図である。
実施例のPDP部分の側断面図である。
1 プラズマディスプレイ装置 1a 表示窓 2a 前筐体 2b 後筐体 3 保護パネル 4 シリコンシート 4a 凹凸 5 PDP 6 ボス 34 シリコンシート 34a エマルジョン
Claims (5)
- 【請求項1】 PDP(Plasma Display Panel)を用い
てテレビ映像等を表示するプラズマディスプレイ装置に
おいて、PDPの表示面前面に付設したPDPの保護等
をする強化ガラス等の保護パネルとPDPの間に透明な
シリコンシートを挟持する構造とすることを特徴とした
プラズマディスプレイ装置。 - 【請求項2】 シリコンシートの表面には、微細な凹凸
を設けることを特徴とした請求項1記載のプラズマディ
スプレイ装置。 - 【請求項3】 保護パネルとシリコンシートの間又は、
及びシリコンシートとPDPの間には、光線を散乱する
エマルジョンを充填することを特徴とした請求項1記載
のプラズマディスプレイ装置。 - 【請求項4】 保護パネルとシリコンシートの間又は、
及びシリコンシートとPDPの間には、シリコン樹脂を
充填することを特徴とした請求項2記載のプラズマディ
スプレイ装置。 - 【請求項5】 保護パネルとシリコンシートの間又は、
及びシリコンシートとPDPの間は、接着剤若しくは粘
着剤により貼着することを特徴とした請求項1記載のプ
ラズマディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10278887A JP2000112393A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | プラズマディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10278887A JP2000112393A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | プラズマディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000112393A true JP2000112393A (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=17603492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10278887A Pending JP2000112393A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | プラズマディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000112393A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1339082A1 (en) * | 2002-02-25 | 2003-08-27 | Asahi Glass Company Ltd. | Impact-resistant film for flat display panel, and flat display panel |
WO2004051349A1 (en) * | 2002-12-02 | 2004-06-17 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Display mounting |
EP1283106A4 (en) * | 2001-03-15 | 2005-12-14 | Mitsui Chemicals Inc | LAMINATED BODY AND DISPLAY DEVICE USING THE LAMINATED BODY |
EP1876508A2 (en) * | 2006-07-06 | 2008-01-09 | Keymat industrie S.P.A. | Support and protection device for a flat screen display, such as an LCD display |
JP2010008473A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-01-14 | Citizen Holdings Co Ltd | 表示装置 |
US7667782B2 (en) | 2004-11-22 | 2010-02-23 | Funai Electric Co., Ltd. | Liquid crystal display device capable of restraining deformation of a cabinet by heat |
-
1998
- 1998-09-30 JP JP10278887A patent/JP2000112393A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1283106A4 (en) * | 2001-03-15 | 2005-12-14 | Mitsui Chemicals Inc | LAMINATED BODY AND DISPLAY DEVICE USING THE LAMINATED BODY |
US7163739B2 (en) | 2001-03-15 | 2007-01-16 | Mitsui Chemicals, Inc. | Laminate and display apparatus using the same |
EP1339082A1 (en) * | 2002-02-25 | 2003-08-27 | Asahi Glass Company Ltd. | Impact-resistant film for flat display panel, and flat display panel |
WO2004051349A1 (en) * | 2002-12-02 | 2004-06-17 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Display mounting |
US7667782B2 (en) | 2004-11-22 | 2010-02-23 | Funai Electric Co., Ltd. | Liquid crystal display device capable of restraining deformation of a cabinet by heat |
EP1876508A2 (en) * | 2006-07-06 | 2008-01-09 | Keymat industrie S.P.A. | Support and protection device for a flat screen display, such as an LCD display |
EP1876508A3 (en) * | 2006-07-06 | 2008-03-12 | Keymat industrie S.P.A. | Support and protection device for a flat screen display, such as an LCD display |
JP2010008473A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-01-14 | Citizen Holdings Co Ltd | 表示装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050131 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070828 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071218 |