JP2014130194A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】狭額縁化と、透明前面板の安定保持の両立を図る。
【解決手段】表示装置は、表示パネル4と表示パネル4の前面側に設けられた透明前面板1と、表示パネル4と透明前面板1の間に設けられた接着部材を有し、透明前面板1が接着部材のみにより表示パネル4に固定される。例えば、接着部材は、表示パネル4の非表示領域内に設けられた第1接着部材6と、表示パネル4の表示領域内に設けられた第2接着部材3を有し、これらにより、透明前面板1が表示パネル4に接着保持される。
【選択図】図3
【解決手段】表示装置は、表示パネル4と表示パネル4の前面側に設けられた透明前面板1と、表示パネル4と透明前面板1の間に設けられた接着部材を有し、透明前面板1が接着部材のみにより表示パネル4に固定される。例えば、接着部材は、表示パネル4の非表示領域内に設けられた第1接着部材6と、表示パネル4の表示領域内に設けられた第2接着部材3を有し、これらにより、透明前面板1が表示パネル4に接着保持される。
【選択図】図3
Description
本発明は表示装置に関する。より詳しくは、表示装置の透明前面板の固定方法を工夫することにより、表示装置の額縁を狭くすることの可能な表示装置に関する。
近年、テレビ等に代表される表示装置において、表示パネルを保護する目的や表示装置の前面全体を一枚のカバーガラスで覆うデザイン(一枚ガラスデザイン)を実現するために、表示パネルの表面側には、透明前面板が設けられている。
図4に従来の表示装置100の透明前面板の支持構造の一例を示す。図4は、表示装置100の厚み方向の周囲近傍の部分断面を表す。
図4を参照して、表示装置100は、外枠部材2と、LCDやPDPなどの表示パネル4と、表示パネル保持部材5と、アクリルやガラスなどの材質からなる透明前面板1とを備える。
表示パネル4は、表示パネル保持部材5と図示しない粘着シートにより固定されている。次に、外枠部材2は、表示パネル保持部材5と図示しないネジ止め固定されている。さらに、透明前面板1の外周は、外枠部材2と両面テープ7で固定されている。また、表示パネル4は、実際に画像を表示する表示領域41とその外周部分であって配線等が配置される非表示領域42に分かれる。また、透明前面板1の上には表示パネル4の非表示領域42を隠すために黒色印刷されたフィルム9が貼られている。そして、フィルム9が貼られた領域が表示装置100の額縁に相当する。すなわち、表示パネル4の表示領域41の外周から表示装置100の最外形までの領域が額縁に相当する。
上記従来の技術では、図4に示すように透明前面板1は表示パネル4のさらに外側に位置している外枠部材2を用いて両面テープ7を介して固定されているが、両面テープ7の接着力だけで透明前面板1を保持するには、接着面積を十分に確保する必要がある。このため、昨今市場から要求が高い狭額縁デザイン(表示装置の額縁を狭くするデザイン)の実現において、従来の構成では限界がある。
上記従来の課題を解決する為に、本発明の表示装置は、表示パネルと前記表示パネル前面側に設けられた透明前面板と、前記表示パネルと前記透明前面板の間に設けられた接着部材を有し、前記透明前面板が前記接着部材のみにより前記表示パネルに固定されることを特徴とする表示装置とした。
本発明の表示装置によれば、透明前面板を表示パネルに直に貼り付けて、保持させるので、表示パネルの外側にある外枠部材との接着が不要となり、外枠部材との接着面積を考慮する必要がなくなることから、表示装置の額縁幅を小さくできる。
以下本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
(構成)
図1は本実施形態にかかる表示装置10の正面図であり、図2は表示装置10の断面図であり、図3は表示装置10の部分断面図である。
(構成)
図1は本実施形態にかかる表示装置10の正面図であり、図2は表示装置10の断面図であり、図3は表示装置10の部分断面図である。
表示装置10は、表示パネル4、透明前面板1、表示パネル保持部材5、および外枠部材2を有する。表示装置10は、表示パネル4に映像を表示させる装置である。
表示パネル4としては、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、有機ELディスプレイ(OLED)などが挙げられる。本実施形態では、代表的な例として、プラズマディスプレイパネルを例示する。PDPは、前面板と背面板の2枚のガラスで構
成される。前面板と背面板との周縁部は封着材で封着され、前面板と背面板との間には放電空間が形成されている。また、表示パネル4外周部には、映像が表示されない非表示領域42が存在する。
成される。前面板と背面板との周縁部は封着材で封着され、前面板と背面板との間には放電空間が形成されている。また、表示パネル4外周部には、映像が表示されない非表示領域42が存在する。
透明前面板1は、表示パネル4を保護する目的や一枚ガラスデザインを実現するために表示パネル4の前面側に設けられており、表示パネル4に表示される文字や画像などを明瞭に目視できるために、高い透明性を有している。その材料は、アクリル系樹脂やポリカーボネート系樹脂、ガラスなどから選択することができる。表示パネル4の表示領域より外側にあたる透明前面板1の外周部には、PDPの各画素を駆動するための信号線等の目隠し等のために黒色印刷されたフィルム9が貼付されている。そして、このフィルム9が貼られた領域が表示装置10の額縁に相当する。
透明前面板1は、表示パネル4に対して直に接着ざれ、保持されている。例えば、透明前面板1は、表示パネル4外周部の非表示領域42のみに設けられた第1接着部材6を介して表示パネル4と直に接着することで、保持することができる。この第1接着部材6は、黒色のフィルム9により隠れる領域にあるため特に透明性を有する必要はなく、透明前面板1を保持することができるだけの接着力を有するように材料選定すればよい。また、第1接着部材6は、透明前面板1と表示パネル4の線膨張の違いにより発生する応力を緩和できるようシリコン系の弾性接着剤であることが望ましい。
透明前面板1は、上記第1接着部材6に加え、表示パネル4の表示領域41内に設けられた第2接着部材3を介して表示パネル4と接着保持される。第2接着部材3は、表示パネル4の表示領域41内に設けられるため、透明性を有する必要があり、さらに透明前面板1や表示パネル4の屈折率とほぼ同じ屈折率を有する材料であることが望ましい。その様な材料を第2接着部材3として用いることで、表示パネル4表面や透明前面板1裏面で生じる界面反射を抑制することができ、結果、視認性向上につながる。
上記2種類の接着部材は、透明前面板1の保持に必要な接着力を有する様に選定したものを使用する。例えば、第1接着部材6に強粘着を、第2接着部材3に弱粘着なる接着部
材を選ぶといったことも可能であり、その組み合わせを適切に選択することで、接着部材のコスト最適化を図ることができる。
材を選ぶといったことも可能であり、その組み合わせを適切に選択することで、接着部材のコスト最適化を図ることができる。
表示パネル保持部材5は、表示パネル4の背面側に設けられ、図示しない粘着シートを介して表示パネル4と接着保持されている。また、表示パネル保持部材5は、(図示しない)スタンドに対してネジ止め固定され、スタンドが置かれた台に対して略垂直に保持されている。すなわち、表示パネル4は表示パネル保持部材5を介してスタンドにより保持されている。また、表示パネル保持部材5は(図示しない)バックキャビネットによりその背面が覆われる。
外枠部材2は、いわゆるフロントキャビネットとも呼ばれるものであり、表示パネル4の側面部全周を覆うように配置され、表示パネル保持部材5に対してネジ止め固定されている。また、本実施の形態では、外枠部材2は透明前面板1を保持する必要がないことから、背景記述欄で述べた表示装置100のように両面テープ7は貼られておらず、透明前面板1と離間して設けられている。
ただし、表示装置内部への水侵入対策として、透明前面板1と外枠部材2の間に弾性部材8が介在して配置されている。弾性部材8は、止水性能の高いスポンジ材料であることが望ましい。
(作用効果)
本実施の形態にかかる表示装置の作用効果を説明する。
本実施の形態にかかる表示装置の作用効果を説明する。
第一に、本実施の形態にかかる表示装置は、表示パネル4を有する。加えて、表示パネルを保護する透明前面板を有する。加えて、透明前面板1は表示パネル4に対して、表示パネル4外周部の非表示領域のみに設けられた第1接着部材6を介して直に接着保持されている。
これにより、透明前面板1の保持は維持しながら、表示装置の額縁を狭くすることができる。具体的には、透明前面板1を表示パネル4外形よりも外側に設けられた外枠部材2に対して接着固定する必要がなく、その接着面積の確保が不要なため、狭額縁化が実現できる。
第二に、本実施の形態にかかる表示装置は、透明前面板1を第1接着部材に加え、表示パネル4の表示領域内に設けられた第2接着部材3を介して表示パネル4と接着保持されている。
上記2種類の接着部材は、例えば、透明前面板1の保持に必要な接着力を有する様に、第1接着部材に強粘着を、第2接着部材に弱粘着なる接着部材を、選択することで、接着部材のコスト最適化を図ることができる。
第三に、本実施の形態にかかる表示装置は、表示パネル4背面側に配置され、表示パネル4に対して粘着シートにより固定された表示パネル保持部材5を有する。加えて、表示パネル4側面を覆い、表示パネル保持部材5に対してネジ止め固定された外枠部材2を有する。透明前面板1と外枠部材2は離間して設けられている。このようにすると、外枠部材2は容易に取り外すことができるため、修理しやすい構成を実現できる。
第四に、本実施の形態にかかる表示装置は、透明前面板1と外枠部材2の間に介在する弾性部材8を有する。このようにすると、表示装置内部を隠蔽できる。また、透明前面板1と外枠部材2の間に介在する隙間のばらつきを吸収することができる。
本発明の表示装置は、一例としてプラズマディスプレイパネル(PDP)または液晶パネ
ルを備えた表示装置において適用できる。
ルを備えた表示装置において適用できる。
1 : 透明前面板
2 : 外枠部材
3 : 第2接着部材
4 : 表示パネル
5 : 表示パネル保持部材
6 : 第1接着部材
7 : 両面テープ
8 : 弾性部材
9 : フィルム
10: 本実施形態にかかる表示装置
41: 表示領域
42: 非表示領域
2 : 外枠部材
3 : 第2接着部材
4 : 表示パネル
5 : 表示パネル保持部材
6 : 第1接着部材
7 : 両面テープ
8 : 弾性部材
9 : フィルム
10: 本実施形態にかかる表示装置
41: 表示領域
42: 非表示領域
Claims (4)
- 表示パネルと、
前記表示パネル前面側に設けられた透明前面板と、
前記表示パネルと前記透明前面板の間に設けられた接着部材を備え、
前記透明前面板が前記接着部材のみにより前記表示パネルに対して固定され、
前記接着部材が、前記表示パネル外周部の非表示領域のみに設けられた第1接着部材を含むことを特徴とする表示装置。 - 前記接着部材は、
前記表示パネルの表示領域に設けられ、前記透明前面板を前記表示パネルに接着保持し、透明且つ前記第1接着部材よりも弱粘着なる第2接着部材を含むことを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 前記表示パネルの背面側に設けられ、該表示パネルに対して粘着シートにより固定された表示パネル保持部材と、
前記表示パネルの側面を覆い、該表示パネル保持部材に対してネジ止め固定された外枠部材を備え、
前記透明前面板と、前記外枠部材が離間して設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。 - 前記透明前面板と前記外枠部材の間に介在する弾性部材を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012287107A JP2014130194A (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012287107A JP2014130194A (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | 表示装置 |
Publications (1)
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---|---|
JP2014130194A true JP2014130194A (ja) | 2014-07-10 |
Family
ID=51408650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012287107A Pending JP2014130194A (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | 表示装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2014130194A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016042755A1 (ja) * | 2014-09-19 | 2016-03-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 表示装置 |
JPWO2016098181A1 (ja) * | 2014-12-16 | 2017-04-27 | 三菱電機株式会社 | 表示装置 |
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JP2020505630A (ja) * | 2017-01-09 | 2020-02-20 | オッポ広東移動通信有限公司 | ディスプレイ画面組立品、ディスプレイ画面組立品を組み立てるための方法、および電子デバイス |
-
2012
- 2012-12-28 JP JP2012287107A patent/JP2014130194A/ja active Pending
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JP7423645B2 (ja) | 2019-02-19 | 2024-01-29 | 広州視源電子科技股▲分▼有限公司 | 表示モジュール、表示装置及びその組み立て方法 |
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